chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
  • 自転車の縦横無尽春キャンパス

    キャンパスの広さが日本一という北大。学内を歩いて動くには少し広すぎて、自転車がほぼ必需品だ。四月の入学生を迎えると、一気に自転車の数が増える。一二年生が同時に…

  • 晴れやかに鍵を受け取る新入生

    4月は新入生の時期だ。遠くからやってきた大学の新入生は大学寮に入るか、食事付きの学生会館、学生用のアパートなどに入居する。今でも少しは昔風の下宿屋もあるようだ…

  • 逃げ水と駆けっこするかカバ子カバ

    暖かくなって、道路に逃げ水が見えることがある。特に自動車で郊外の直線道路を走っていると前方に逃げ水が見え、いくら走っても追いつくことはない。蜃気楼には追い付け…

  • 一匹をはさみ二人の月朧

    MLBに挑戦し7年目の大谷翔平選手、世界最高額でドジャースに移籍し、愛犬デコピンに引き続き、結婚した新婦を御披露目したが、それまでの相棒の通訳水原一平氏が違法…

  • 清明の空へ校歌の広がりぬ

    春分の日から15日目、4月の5日ころが24節気の清明に当たるらしい。いよいよ本格的な春となり、空気もさわやか、やる気も満々の季節だ。様々な学校の入学式も盛りと…

  • 春霞薄墨にまた水を差す

    去年の春分の日には、札幌の降雪量は0センチとなっていたが、今年はまだ雪が降り積もっている。春はすぐそこだが、本格的な春には遠い。しかし空気は間違いなく春の到来…

  • 貝塚の見上げる高さ蜆貝

    日本全国の汽水域や淡水域で蜆貝が取れる。調べてみると、淡水域ではマシジミ、汽水域ではヤマトシジミ、琵琶湖では固有種のセタシジミが取れるらしい。縄文時代の昔から…

  • 母恋ふる寺山修司虎落笛

    殯は本葬の前に棺を仮置きする儀式だが、昔はその周りを竹などの籬で囲ったらしい。転じて、その竹などの囲いに寒風が吹きつけ、ぴゅーぴゅー、ヒューヒューなるのを虎落…

  • 春を待つ肩肘の螺子弛めつつ

    たまに大雪も降るが次第に春らしい日差しとなってきた。以前はスキーによく行っていたので、雪が降ると大いに喜んだものだが、寄る年波のせいか雪かきが大儀となり、「春…

  • 三寒は犬四温は猫と遊びけり

    北海道はまだまだ雪の中、二月に入り札幌雪祭りの期間だが、少しずつ春の兆しが感じられる日がある。三寒四温とは言いえて妙だ。まさに、♪犬は喜び庭駆け回り、猫はこた…

  • 豪雪や太郎次郎は耐えるのみ

    今年の札幌の降雪量は、12月中はそれほど多くなかったが、一月に入ってからはよく降り積もり平年並みの量になった。この何年間は節約のために屋根と玄関前のアプローチ…

  • 七草粥がん養生と言い聞かす

    どうもがん体質らしく、この十数年の間に膀胱がん、大腸がん、甲状腺腫、そして胸腺がんにかかってしまった。いずれのがんもほぼ早期発見で外科的に摘出でき、抗ガン剤や…

  • 初詣三社巡りてお札受く

    PCの調子が思わしくなく、画像の取り込みができなかったのでこのブログも中断していましたが、ようやく復活。細々と続けていきます。毎年、初詣には近くの相馬神社に行…

  • 沢庵漬やをら取り出す古ノート

    最近は少しづつ数は減ってきたが、やはり沢庵漬けをつける。洗い大根をすだれ状に紐に縛り壁際に垂らして干す。「への字」くらいにしなるほど乾いたら、いよいよ塩と糠で…

  • 水を抜くそれでお終い冬囲い

    冬囲いは北国の風物詩の一つだ。各家庭でも、自治体などが管理する公園でも、庭木・樹木に冬囲いをするのが通例だ。樹木が寒さに負けないように菰をかけたり、雪の重さで…

  • 街路樹の剪り詰められてそぞろ寒

    札幌の街路樹はニセアカシア、桜、イチョウ、プラタナスナナカマドなど様々な種類の木が植えられているが、冬を迎える前に強めの剪定がされる。雪が積もって枝が折れたり…

  • 音すべて吸い尽くし舞う雪虫よ

    秋も深まり、雪虫(綿虫)が飛び交う季節となった。今年の雪虫の出現はとてつもなく大量で、場所によっては、先が見えなくなるほどの虫、虫、虫、虫。 いったいどこから…

  • 暮れの秋狭庭ちょっぴり狭くなる

    あれほど暑かった夏が去り、一気に秋になったと思えばもう山々には雪が降り、北海道では市街部でも雪が降るとか。一気に秋も深まった。日本の四季のうち春と秋が極端に短…

  • 受け口の小振り秋刀魚のすまし顔

    大衆魚ともてはやされた秋刀魚が今年も不漁のようだ。取れても小型のものが多く、脂ののった大型のものは少なく、焼き秋刀魚が庶民の食卓に上ることも少なくなった。寂し…

  • 散策路旧知のごとき秋の蜂

    あれほど暑かった夏も過ぎ去り、いつの間にか秋となった。大雪山ではもう初雪が降ったとか。元気に飛び回っていた蠅も蜂も次第に勢いを失ってきた。いつもの散歩道を歩い…

  • 赤とんぼよくぞ日本に生まれけり

    日本は蜻蛉が多いせいか、古くは「秋津洲(あきつしま)」と呼ばれていたらしい。赤とんぼは体が赤くなる蜻蛉の総称でアキアカネがその代表だ。アキアカネは体が赤くなる…

  • 大声を上げて抗え敬老日

    長引くコロナ禍で日本人の平均寿命の伸びがすこし鈍ったようだが、それでも男女とも世界でトップの寿命の国であることは間違い。しかし、老人が大事にされているわけでは…

  • 萩の風しなやかに行くレトリバー

    長毛のゴールデンレトリバーは、もともとはその名の通り、狩猟犬で、撃ち落とされた鳥を回収する(レトリーヴする)大型の犬種だ。大変おとなしく主人に忠実、今では盲導…

  • ほどほどの出来で御の字ズッキーニ

    プランターで作っているズッキーニが、今年は好調だ。もともとズッキーニには雄花と雌花があり、初めのころは雌花が咲くが、その時には雄花はなかなか咲かない。だから、…

  • 朝顔の上り詰めたる夢の果て

    今年も朝顔が元気に屋根から降ろした紐に絡みながら上に向かって登っている。適当なところで先端を切ってやらないと、とことん上へ上へと上り詰める。最初咲いていた下の…

  • 竪琴の音やビルマの夏の骨

    今年も8月6日、9日の原爆の日と8月15日の終戦記念日を迎えることとなった。戦後78年たった現在なおいまだ核兵器廃絶はならず、唯一の被爆国である日本政府は建前…

  • 夏の夢冥界を行くオルフェウス

    連日暑い日が続く。これまで地球温暖化という言葉をこれまで繰り返し使ってきたが、今やそれを超えて地球灼熱化の時代に入ったと国連事務総長が言った。そんな寝にくい夜…

  • まくわ瓜手押しポンプに水を差す

    今どきは、ほぼ全国的に上水道が整備されていて、蛇口をひねると水が出るが、以前の日本は都市部を含めて手押しポンプで生活水をくみ上げていた。子供のころは風呂の水を…

  • この夏も来る父母祖父母音もなく

    まだ母が健在のころには、夏になると毎年のように兄弟姉妹が子連れで集まり比較的涼しい北海道で過ごしたものだ。そのために寝具が大量に用意されていたが、母もなくなり…

  • 真夏日や腹で息する犬も猫も

    何度も書くがやはり地球温暖化のせいだろう。西日本での集中豪雨と土石流などの被害が連日のように報道され、さらに全国各地で異常な高温が続いている。昔の北海道では3…

ブログリーダー」を活用して、ちゃみ己堂さんをフォローしませんか?

ハンドル名
ちゃみ己堂さん
ブログタイトル
若原正己の絵手紙日記
フォロー
若原正己の絵手紙日記

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用