清子は粥作りの名人で、殊に老和尚直伝・極上茶で仕上げる茶粥は絶品であった。夫、良人を支え続けた清子であったが、夫が急逝し、いよいよ故郷の秋田へ引き上げること…
お茶が大好き。中国茶、日本茶、日本茶道など書いています。毎月の茶会情報も。中国語、中華料理も
北京生まれ北京育ち。来日してから20年以上経ちます。2児の母。趣味はお茶。また船橋で小さな中国語教室と毎月一度中国茶茶会を運営。今年4月景徳鎮を旅しました。ただいまその様子を掲載中。
清子は粥作りの名人で、殊に老和尚直伝・極上茶で仕上げる茶粥は絶品であった。夫、良人を支え続けた清子であったが、夫が急逝し、いよいよ故郷の秋田へ引き上げること…
近所のスーパーはまだ紫蘇を販売していました。今年の最後の紫蘇ジュースかな。仕上げに生姜と棗も入れてこの夏を乗り越えて行きたいです。
大豊町山間部の集落。撮影:20250628 碁石茶の産地である高知県大豊町から帰宅して、早くも三、四日が経ちました。大豊町を初めて訪れたのは2017年のこと。…
今日四国の旅から戻りました。ドアを開けると中国からの書籍段ボールは二つも玄関にありました。留守の時、主人が受け取ってくれたようです。今日関東地方が雨なので明日…
志々島いせやは碁石茶流通史の中に貴重な1ページではないでしょうか、上田さんはもう故人になり、現在いせやの建物は志々島を訪ねる方々の休憩所になっています。佳き時…
曇りで夕陽を見ることが出来なかったが、静かなさめうら湖の景色を堪能しました。レストランから眺めもご馳走でした。20250702の撮影。夕食も美味しかったです。
高見島森田さんの碁石茶粥。案内してくださったKさんに感謝感謝。おかげさまで大変収穫の多い1日でした。8月の茶会に碁石茶粥を作ります。😅
今日の碁石茶一次発酵終了後に感じた、甘酸っぱく酒粕のような匂いは安化黒毛茶を発酵させる時の匂いに、大変似ていた。この匂いは酸味のある果実系の香りすら感じる。長…
高知県大豊町での滞在はもう一週間過ぎました。まだまだ家に帰りません😀(一応主人の許可を頂いています😊😅)さて8月茶会の追加日は決定しました。8月9日土曜日です…
碁石茶の製造はピークを迎えています。
『茶の民族誌』p.171の引用元:『支那省別全誌 』第十巻・湖南省(1918)
締め切りが迫ってきて、校正はやや焦っています。湖南省安化県の茶業について、戦前に出版された『支那省別全誌』湖南篇は大変良い参考書です。最近、中国では名前を変更…
諸岡存の『茶経評釈』は、個人的には『茶経』の解釈書の中でも、情報量の豊富さと観察力の鋭さにおいて最も優れていると思う。ただ一つ難点がある――読みづらいのだ。 …
『茶の民族誌』p167-168引用元:諸岡存『茶経評釈』卷二②
諸岡存氏の『茶経評釈』は大変重宝です。初版は戦時中の1941年。戦時中という、日本を取り巻く厳しい状況の中で、これほど素晴らしい書物が書かれたことには、ただ脱…
『茶の民族誌』p162の引用元:『湖北通志』巻14雍州蛮は盤瓠の子孫や
民国『湖北通志』巻14舆地志十四 藩封 第585页荆州雍州,此南朝所置。雍州治襄阳。雍州蛮,盘瓠之后也。种落布在諸郡县。訳:荆州と雍州は、南朝によって設置され…
メモです。サイト:中国省别全志(日本)09湖北省 - 道客巴巴 どうやら、日本の大正時代に出た『支那省別全志』は、中国のサイトにすべてアップされているようです…
「土家族の茶に関しては、土家族に限らず湖北省の山地、平地を問わず、「蛮」といわれた諸民族の動向の中から、土家族としての姿を見出さねばならない。『古代長江中游的…
"土家族の油茶については、恩施県地方に多く分布しているが、鄂西東部の長陽県方面の土家族にはみることができない。これについて、『土家族風俗志』には”茶,土家族生…
『茶の民族誌』p154、159の引用元:《土家族簡史》(1986)
"しかし、前述の恩施県五峯郷の製茶法をみても、土家族固有の伝統的な製茶法とは思えない。つまり、土家族の茶は、土家族が住みつく前の民族による茶を継承しているので…
p64。『桐君録』についての解釈です。推定では、東晋から5世紀頃にかけて成立した書物ですが、後世には伝わらず、すでに散佚しています。諸岡氏によれば、この時代の…
『茶の民族誌』p158の引用元:『湖北通志』巻11「巴東眞香茗也」という出典
巴山峽川は最も古い茶産地の一つであり、陸羽も訪ねたと推定されている。この地域は、湖北省巴東県から長江三峽を経て四川省川南の群山に至る一帯を指す。 巴山︰湖北省…
『茶の民族誌』p158引用元:施海根《中国名茶図譜》緑茶篇(1995)
訳者注原書にはいくつか誤記があります。「転监年间」は「天監年間」の誤り、「任日方」は「任昉」、「【述昇记】」は「【述異記】」の誤記です。ここに訂正いたします。…
『茶の民族誌』p154引用元:王承尧等《土家族土司簡史》(1991)
湖南省の「永順彭氏土司」については、『茶の民族誌』(p.154–155)に簡単な記載がある。土家族は地理的には、主に以下の地域に分布している: 湖南省・永順…
『茶の民族誌』p133-152引用元:《支那省別全誌》湖北省茶関係
夕食はそばのジャンジャン面でした。
大豊町の碁石茶。摩訶不思議なお茶です。動画は2023年の夏でした。
『茶の民族誌』p127-130の引用元:1990版の《贵州瑶族》
中国の第7回人口普査(2020年)の統計によると、瑶族は言語、習俗、信仰の違いにより、4つの支系に分類される。すなわち、瑶語支系、苗語支系、侗水語支系、漢語方…
『茶の民族誌』p126の引用元:《三都水族自治県概況》水族の茶
水族の茶に関する研究報告はほとんど存在しない。『茶の民族誌』第2章では記述が少ないものの、貴重な分析が含まれている。引用元は、1986年に刊行された『三都水族…
今日一枚ほぐして、今年の蟒蛇菁晒青毛茶と飲み比べてみようと。香りが良いですね。
貴州省にもう一つ土着民族はコーラオ族。このコーラオ族もベトナムの少数民族の一つです。ベトナム語はNgười Cờ Lao / 𠊛旗勞。動画はベトナム北部、ハザ…
『茶の民族誌』p123-124の引用元:王偉等《布依族》(1991)布依族の飲食習俗と茶
夕食は「排骨玉米湯」(スペアリブとトウモロコシスープ)でした。
ベトナム北部にあるライチョウ省・イエンバイ省・ラオカイ省の3省にまたがるホアンリエンソン山脈は、かつてこの山脈のエリアにホアンリエンソン省があった。ホアン・リ…
布依族概略人口:2021年に発表された第7回国勢調査(人口普査)の結果によると、布依族の人口は3,576,752人、約358万人である。そのうち、貴州省に27…
ペトナムの民族:ボイ族(Bo Y, 中国のプイ族、布依族)の動画
ボイ族(Bố Y族)は、古代の駱越を祖先とする民族である。言語や起源、習俗、服装などが中国の布依族に近いため、ベトナム北部の布依族ともみなされることがある。ベ…
『茶の民族誌』p117の引用元③《黔西南布依族苗族自治州概况》&チャの起源の地域
"さらに黔西南布依族苗族自治県(州)についてみると「経済作物中甘蔗有14个品种,油菜20多个品种,落花生有7个品种,芝麻有5个品种,(中略)茶叶有18个品种」…
『茶の民族誌』p122の引用元:凌純声等《湘西苗族調査報告》における苗族の飲食
凌純声、芮逸夫著《湘西苗族調査報告》は中国のサイトで読むことができる。(クリックしてください)出版は1978年 南天書局。 引用は頁74の苗族飲食部分の二行と…
『茶の民族誌』p120の引用元:林恵祥《中国民族史》(1937)
民国時代に出版された林恵祥の《中国民族史》(1937)は、すぐに日本語に翻訳され、《支那民族史》の書名で1940年に刊行された。林恵祥(りん けいしょう、Lí…
昨日航空便で中国からきました。11冊です。ほとんどが古本なので、今日はきれいに拭いて、半日ほど日向に干してから本棚に並べた。少数民族のお茶について知れば知るほ…
以前購入した宜興茶壺(黄降坡泥)、容量は110㏄。いろいろな黒茶を試してみた末、最終的に落ち着いたのは煎茶でした。出水口は日本の急須のように細かくないため、深…
"貴州省に早くから住んでいた民族は、漢代の「西南夷」と呼ばれた古代の稲作民族であり、「井の中の蛙大海を知らず」の名言を残した「夜郎国」などが原形となてきたわけ…
"貴州省には十五民族がおり、チベット系民族として彝族、羌族(チャン族)、白族、それに近い民族として蒙古族、満族、それに西方からの回族、最も多いのが稲作民族の傣…
『茶の民族誌』p117の引用元②《黔東南苗族侗族自治州概况》
黔東南・黔南・黔西南の三つの自治州があります。その地理的な位置関係は、以下の地図をご覧ください(百度地図より編集)。地図をクリックすると拡大表示されますこちら…
『茶の民族誌』p117より(引用は青字)貴州省各地の茶をみると、《黔南布依族苗族自治県概况》(現在は自治州)には前述の都匀毛尖を筆頭にして、独山高寨茶、長順古…
『続黔書(ぞくけんしょ)』は清代好気の地誌所。著者の張澍(ちょう じゅ 1781-1847)は清代、貴州玉屏県の知事。こちらのサイトで読むことができる。《中国…
おはようございます。暦上で2025年の梅雨入りは6月11日(水曜日)ですね。千葉は今日は晴れていたので、お天気の良いうちに朝のウォーキングをしてきました。しば…
『茶の民族誌』p115の引用元:清・道光年間の『遵義府志』(1841)。頁382。字が読みづらい。校正の際には、中国貴州省・遵義市編纂委員会弁公室発行の『遵義…
『茶の民族誌』p113引用元:『新修支那省別全誌』貴州省(下)(1940年代の貴州緑茶)
確認すみ。『茶の民族誌』頁112-113の内容は『新修支那省別全誌』貴州省(下)の53頁を引用している。おかげで「石阡茶」について大変印象に残った。石阡茶は…
『茶の民族誌』p112引用元:『支那省別全誌』貴州省(1920年代の都匀紅茶製造)
『茶の民族誌』の各章では、『支那省別全誌』および『新修支那省別全誌』の資料が頻繁に引用されている。前者は1920年前後、後者は1940年代に刊行されたもので、…
『茶の民族誌』p111引用元:『新修支那省別全誌』貴州省(上)石阡茶
My中国語訳:贵州几乎各县都产茶,比如石阡自古以出名茶而闻名,清末年间该县的茶叶已达年度约20万余斤的数额。石阡茶南路取道镇沅运至湖南,北路通过乌江水路运至…
『茶の民族誌』p108-109の引用元:『新修支那省別全誌』第四巻貴州省(上)
**********************************『新修支那省別全誌』第四巻貴州省編の発行は1943年。こちらのリンクで見ることができる。新…
東京駅は混んでいましたが、名古屋行きの新幹線は空いていました。
【安化黒茶】2008年白沙渓・百両茶削り。心がざわつくような華やかな香りもなく、渋みも感じられない。17年という歳月の中で、百両茶の内部にはどのような変化が…
2011千両茶。桃源大葉種。安化黒茶にも大葉種があります。
メモです。雲南省博物館にて撮影20231112
2025社前六堡茶2種(アクタイ有りと無し)試飲(前半。外観鑑定練習)
外観鑑定:2025社前六堡茶2種(アクタイ有りと無し) ①六堡鎮農家茶。渥堆なしの荒茶。国家基準(GB)外。いわゆる六堡茶の荒茶(※)。それほどよれていなく、…
大昔、北京帰省の時購入した大理南澗茶廠の土林甲級沱茶。 100gの既製品で、時間とと共に少し水分が飛びました。今は99g。 少し削って小分けにして保存します…
ジンポー族(景頗族)についての紹介は少ない。ジンポー族の茶についての研究レポートはゼロに近い。ページ数が多くないが、『茶の民族誌』にジンポー族の茶について論じ…
《茶の民族誌》p18-20引用元@台湾総督府殖産局『印度支南半島ノ茶業』(1938)
昨日、「農林水産政策研究所」の図書館に行ってきました。1938年出版された『印度支那半島ノ茶業』は国会図書館にはなく、所蔵は「農林水産政策研究所中央合同庁舎第…
雨亭茶話⑩黒茶成分の話@「各種中国茶製品に含まれるteadenol類の含量調査」論文を再読
この分析は2012年の『日本食品化学学会誌』に掲載され、その内容の一部を抜粋します。分析サンプルは"分析には中国で生産されている各種茶製品(雲南省産プーア…
”タイ北部茶「ミェンmieng」(ミャンmiang)の茶摘みについての書物1930~1940年”
酸茶(日本では乳酸菌茶)のルーツを追い求めて、気づけば長い年月が流れていました。まだまだわからないことが山ほどあります。
産地:雲南省臨滄茶区。勐庫東半山にある村。村の名前は梁子村(主にラフ族の集落)。海抜2000m。特徴:近年「小冰島」と呼ばれ、甘みのある滋味を持つ。人気が出始…
《茶の民族誌》p17,78-79引用元@《緬甸の自然と民族》1944年頃のミャンマーの茶
”精霊信仰の黒傣族には、同じ傣族でも仏教の進行が見られず、茶より檳榔が日常生活に活きている。こうした実情を見ると、茶と仏教の結びつきは強く、それに加えて漢文化…
『茶の民族誌』p78の引用元:《景頗族社会歴史調査》(一)そしてジンポー族の2度煮茶製法
中国の少数民族である景頗(ジンポー)族は、日本語では「チンポー族」あるいは「ジンポー族」とも呼ばれ、現在は中国国内の雲南省西部、徳宏タイ・景頗族自治州を中心に…
『茶の民族誌』p69の引用元@松本信廣《日本民族文化の起源》卷2
国会図書館デジテルコレクションのオンライサイトで読める。⇒日本民族文化の起源 第2巻 (古代の舟.日本語と南方語) - 国立国会図書館デジタルコレクション(要…
十年前に友人が作った勐宋茶区の生餅。今の生餅によく見られる「新工芸」茶とは異なり、落ち着いた香りで、渋みもかなりやわらぎ、とても美味しい。寝る前なので、茶葉は…
抽出時間:1煎目20秒。2煎目30秒。3煎目30秒。小さい頃飲んだ酸梅湯のような酸味でした。
2025年の秋に第2回「黒茶展示会」を開催する予定です(同じ場所で)。詳細はまたゆっくりご案内します。****************************…
2016年に書いた文章をリブログします。*****************************************::新茶の季節。日本茶の新茶はすぐ買…
産地:雲南省シーサンパンナ州勐臘県瑶区瑶族郷苗旧寨村・蟒蛇箐エリア。行政区画上は勐臘県瑶区に属するが、地理的には易武鎮に近いため、俗に「易武蟒蛇箐茶」とも呼ば…
日本ではこれから新茶の季節を迎えますが、雲南では春茶の収穫がほぼ終了しました。私は毎年、味見程度ですが、晒青毛茶の新茶を送っていただいています。一昨日届いたの…
黒茶には種類が多くこれはただの一例、湖南黒茶の場合です。以前の黒茶講座時の資料をすこしだけ載せます。小規模の生産者の茯茶保管(熟成)部屋。時々一本取り出して開…
『茶の民族誌』p249の引用元: 薩支輝「特区少数民族発展経済的思路」(1995)
松下智先生が石古坪村を訪ねたことを記録した記事。1993年当時の石古坪村は、一人当たりの年間収入が2500元と記録されており、昨年私が目にした裕福な石古坪の光…
『茶の民族誌』p220-221引用元:光緒20年《鬱(郁)林州志》に記載されている「茶泡」
「....更に泡茶は女人の製したもので、冬瓜を薄く切り、大きさ2寸位四角か圓となしそれに花木虫魚等の形を鏤刻し、白糖に漬け、日に晒して乾かし貯へたもので、来客…
昨年(2024年)に開催した黒茶展示会の様子を、少しだけアップします。日本茶インストラクター協会千葉支部の役員の方々や悠々茶館のメンバー達のおかげで大盛況でし…
『茶の民族誌』p217引用元:田曙嵐氏の『広西旅行記』の象県瑶族茶記述
金秀の西隣りの「象州」の茶については、確たる瑶族の茶の記述があった。それは:「瑶族と茶のかかわりについては、『広西旅行記』の随所に記録されており、『茶経』に記…
午後の一服休憩。 八角亭的冰島・糯伍小方磚(2022年生)香り:☆☆☆まろやかさ(甘み):☆☆☆☆渋み:☆☆ 糯伍(ヌオウー)は双江県勐庫鎮の北部に位置し、…
『茶の民族誌』p194引用元:『江華瑶族自治権概況』(1985)
今年3月に江華県を訪れたばかりで、江華県のヤオ族集落ー千年瑶寨は大変印象に残った。
昨日、旅のお茶の第二弾が届いた。旅の後半に訪れた農家の茶がほとんどで、箱を開けると、あの時、あの家であの農家の人が笑いながら語ってくれた話が、ふとよみがえった…
(2025年3月)中国茶旅レビュー⑯茶陵県のお茶企業といえば
前回のつづき(2025年3月)中国茶旅レビュー⑯茶陵県のお茶企業といえば 茶陵県に行くまでは、「茶陵の茶といえば雲陽山に茶の木がある」という程度の知識しかなか…
昨日、中国から船便で発送したお茶の荷が、ついに到着いたしました。3月には、茶陵と炎陵県の緑茶、石山茶、龍渣村ヤオ族の茶、そして江華県のヤオ族の「江華苦茶」な…
(2025年3月)中国茶旅レビュー⑭茶陵県にある南宋時代の防御城壁
前回のつづき。(2025年3月)中国茶旅レビュー⑭茶陵県にある南宋時代の防御城壁悠久の歴史を誇る茶陵県には、歴史書にも登場する雲陽山のほか、南宋時代の城壁や鉄…
金平県の正式名称は金平ミャオ族ヤオ族タイ族自治県。この古茶樹の場所は金平ミャオ族ヤオ族タイ族自治県馬鞍底郷鶏窝寨というヤオ族の集落に位置する。以前の関連記事2…
(2025年3月)中国茶旅レビュー⑬茶陵県訪問~神農の故郷、雲陽山の茶樹探訪
前回のつづき。(2025年3月)中国茶旅レビュー⑬茶陵県訪問~雲陽山の古茶樹を探す Date:20250313茶陵県の雲陽山を訪れた日は小雨が降っていた。宿泊…
炎陵県滞在の感想まとめ20250309-12 1宿:炎陵県には3泊滞在した。宿泊先は「炎陵和一麗呈酒店」を利用した。部屋やエレベーター前のスペースが広々として…
(2025年3月)中国茶旅レビュー⑩炎陵県の茶産地といえば「大院」~台湾茶農の話
前回の続き(2025年3月)中国茶旅レビュー⑧炎陵県の茶産地といえば「大院」~台湾茶人の話動画は炎陵県大院にある海抜1600mの亀龍窩茶園にて。2025年3月…
(2025年3月)中国茶旅レビュー⑨炎陵県中村瑶族郷ヤオ族の集落、龍渣村
前回のつづきやっとたどり着いた炎陵県のヤオ族集落ーー中村瑶族郷・龍渣村。書きたい内容は山ほどあるが、ここでは5000文字の感想文を省略して写真と簡単な解説で紹…
(2025年3月)中国茶旅レビュー⑧炎陵県中村瑶族郷梅岡村での発見~
前回のつづき日時:2025年3月10日の撮影。翌日、計劃通りに、炎陵県にある唯一の少数民族の郷ーー中村瑶族郷を訪れた。県の中心地から中村瑶族郷までは車で約く5…
(2025年3月)中国茶旅レビュー⑦炎陵県には名茶がない?!天堂茶を知る
前回のつづき。炎陵県の「農貿市場」で売られているお茶。全体的な印象はかなり低ランクの緑茶または烏龍茶。この地域は台湾烏龍茶の品種が導入されており、商品のランク…
前回のつづき。前回の内容は(2025年3月)中国茶旅レビュー⑤江西省吉安県から湖南省株洲市炎陵県へ移動する**************************…
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清子は粥作りの名人で、殊に老和尚直伝・極上茶で仕上げる茶粥は絶品であった。夫、良人を支え続けた清子であったが、夫が急逝し、いよいよ故郷の秋田へ引き上げること…
近所のスーパーはまだ紫蘇を販売していました。今年の最後の紫蘇ジュースかな。仕上げに生姜と棗も入れてこの夏を乗り越えて行きたいです。
大豊町山間部の集落。撮影:20250628 碁石茶の産地である高知県大豊町から帰宅して、早くも三、四日が経ちました。大豊町を初めて訪れたのは2017年のこと。…
今日四国の旅から戻りました。ドアを開けると中国からの書籍段ボールは二つも玄関にありました。留守の時、主人が受け取ってくれたようです。今日関東地方が雨なので明日…
志々島いせやは碁石茶流通史の中に貴重な1ページではないでしょうか、上田さんはもう故人になり、現在いせやの建物は志々島を訪ねる方々の休憩所になっています。佳き時…
曇りで夕陽を見ることが出来なかったが、静かなさめうら湖の景色を堪能しました。レストランから眺めもご馳走でした。20250702の撮影。夕食も美味しかったです。
高見島森田さんの碁石茶粥。案内してくださったKさんに感謝感謝。おかげさまで大変収穫の多い1日でした。8月の茶会に碁石茶粥を作ります。😅
今日の碁石茶一次発酵終了後に感じた、甘酸っぱく酒粕のような匂いは安化黒毛茶を発酵させる時の匂いに、大変似ていた。この匂いは酸味のある果実系の香りすら感じる。長…
高知県大豊町での滞在はもう一週間過ぎました。まだまだ家に帰りません😀(一応主人の許可を頂いています😊😅)さて8月茶会の追加日は決定しました。8月9日土曜日です…
碁石茶の製造はピークを迎えています。
締め切りが迫ってきて、校正はやや焦っています。湖南省安化県の茶業について、戦前に出版された『支那省別全誌』湖南篇は大変良い参考書です。最近、中国では名前を変更…
諸岡存の『茶経評釈』は、個人的には『茶経』の解釈書の中でも、情報量の豊富さと観察力の鋭さにおいて最も優れていると思う。ただ一つ難点がある――読みづらいのだ。 …
諸岡存氏の『茶経評釈』は大変重宝です。初版は戦時中の1941年。戦時中という、日本を取り巻く厳しい状況の中で、これほど素晴らしい書物が書かれたことには、ただ脱…
民国『湖北通志』巻14舆地志十四 藩封 第585页荆州雍州,此南朝所置。雍州治襄阳。雍州蛮,盘瓠之后也。种落布在諸郡县。訳:荆州と雍州は、南朝によって設置され…
メモです。サイト:中国省别全志(日本)09湖北省 - 道客巴巴 どうやら、日本の大正時代に出た『支那省別全志』は、中国のサイトにすべてアップされているようです…
「土家族の茶に関しては、土家族に限らず湖北省の山地、平地を問わず、「蛮」といわれた諸民族の動向の中から、土家族としての姿を見出さねばならない。『古代長江中游的…
"土家族の油茶については、恩施県地方に多く分布しているが、鄂西東部の長陽県方面の土家族にはみることができない。これについて、『土家族風俗志』には”茶,土家族生…
"しかし、前述の恩施県五峯郷の製茶法をみても、土家族固有の伝統的な製茶法とは思えない。つまり、土家族の茶は、土家族が住みつく前の民族による茶を継承しているので…
p64。『桐君録』についての解釈です。推定では、東晋から5世紀頃にかけて成立した書物ですが、後世には伝わらず、すでに散佚しています。諸岡氏によれば、この時代の…
紅河洲はまた行く予定があり、メモとして移動ルートを記しておく。 今年で2回目の紅河洲。紅河洲の高鐵駅は紅河駅となっており、蒙自市内にある。深圳で一泊をしてから…
日本から昆明までは直行便がなくはないが、本数が少ない上、物凄く高い。私は殆ど経由便を利用している。昆明行きの中国東方航空は運賃激安と言われ、深圳航空なども時々…
今日の午後に成田から雲南へ出発です。今回は十日ほど滞在します。今まで行ったことのない巴達山とその近くの布朗族ハニ族の村に行く予定です。老班章と老曼峨も三度目の…
2024年8月一回のみ日時:8月4日日曜日午後13:30~解散自由。場所:船橋市中央公民館第6集会室(テーブル席)内容:前半:『茶の民族誌』第一章の三と7月雲…
プーアル茶産地としての紅河州金平県(正確に金平ミャオ族ヤオ族タイ族自治県)は殆ど無名である。雲南はどこも茶樹があるから金平にもあるでしょうね、という程度の感想…
旅は楽しそうで孤独です。7/12-24雲南滞在となります。
班章老寨のお茶と老曼峨の古樹(単株)の味を理解するため今回すこし変わったやり方で淹れました(写真なし。参加者のみの体験にしておきます。)班章老寨のお茶は荒茶、…
今回の熟茶の2品は硬めの「宜良祥龍茶廠」の熟茶(2015)と香港茶芸軒の「棗香餅」(2006)。後者の熟餅はフワッとしていて手で解せます。熟茶を上手に淹れるの…
昨日の月茶会の熟茶急須は今日お留守にしてもらって今日は違う急須を使います。
解した2015年陳升金班章を7g購入。7gで現地で2000円。送料などを考えたらその場合かな。商品はこちら今の相場は日本円で11万。とても買えない。樹齢300…
2020年プーアル生餅:原料は紅河州金平県瑶族村―鶏窩寨周辺500年樹齢の古茶樹。海抜1200-1800m。蝶々の谷として有名。味がマイルドで香りもよい生餅。…
7月の茶会は布朗山系のお茶。名立たる班章山のお茶や雲南周辺国ラオスのプーアル茶を用意していますが、このお茶も時間があったらとても飲んでほしいお茶の一つです。こ…
7月月茶会には試しに「止語時間」を持ちたいと思います。やり方は参加する時の楽しみに取っておきたいのでここでふせておきます。今日2023の班盆老寨生餅を試飲しま…
今日の昼下がりの一服。以前天竜に行った時購入した栗崎園(春野町)の秋葉山熟成茶。もう賞味期限が過ぎたが、一応お茶専用の冷蔵庫があるので保管に自信ありやや中国茶…
2024中国茶産地訪問⑰鳳凰鎮烏崬村李仔坪の茶樹撮影:20240515 撮影場所:鳳凰鎮烏崬村李仔坪地区烏崬山の天池から降りて李仔坪という小さな集落に寄った。…
撮影:20240515 撮影場所:広東省潮州市潮安区鳳凰鎮鳳西村大庵自然村にある太平寺 鳳凰山の「太平寺」はかねてから鳳凰単叢のゆかりの地であることを知ってい…
撮影:20240515 場所:広東省潮州市潮安区鳳凰鎮鳳西村大庵自然村(古饒平県管轄) 潮州では3泊した。一泊は潮州市内で二泊は潮州市の北東部にある鳳凰鎮の…
撮影:20240514 撮影場所:潮州鳳凰単叢博物館内(潮州鎮) 鳳凰単叢茶が好きな方だったら「宋種」というお茶をご存じだと思います。「宋種」は単叢茶の中で…
潮州古城はおいしい食べ物がたくさんある。「お勧めの店がありますか」と炭起こしを教えてくれた鳳凰単叢茶店の若店長に聞いたら美食街にある「瀛洲獅頭鵝」の店がよいと…
潮州古城の城楼ー広済楼。明の洪武三年(西歴1370年)に建てられ、600年以上の歴史を持つ。撮影:20240513