山田竹系氏の『四国風土記』。リンクはこちら⇒1962年の碁石茶紹介である。「碁石茶とは珍しい名前である。四国の茶どころ、高知県の大豊村が、この碁石茶のわが国唯…
お茶が大好き。中国茶、日本茶、日本茶道など書いています。毎月の茶会情報も。中国語、中華料理も
北京生まれ北京育ち。来日してから20年以上経ちます。2児の母。趣味はお茶。また船橋で小さな中国語教室と毎月一度中国茶茶会を運営。今年4月景徳鎮を旅しました。ただいまその様子を掲載中。
成田空港T2。いろいろ準備して昨夜殆ど寝ていない。とはいえ今全然眠くない。今の曲。
曹洞宗の開祖道元禅師の言葉で、人と逢うことからすべては始まるという。「誰」と出逢うかではなく、出逢いそのものは貴重なことだろうね。明日からまた雲南へ。 写真は…
”茶の湯名言中国語訳:上をそそうに、下を律儀に、これを信念とする(表面粗陋内在细腻)”
山上宗二記「茶湯者覚悟十躰」の最初の言葉です。実はこの記事は私のブログアクセス数のベスト5に入ります。良いお言葉ですね。茶名を頂いた時の茶室の設え。もう十年近…
ネガティブな感情の正体を知る。「その耆欲深き者は、その天機浅し 」(其耆欲深者其天機浅ー荘子・大宗師)、学ぶ姿勢と和敬清寂を忘れずにと自分に言い聞かせている。…
『茶の民族誌』p305より"『霞浦県史』によると、茶業について「上東中東下西上西小南,各区皆有種茶,多于山園種之。迥不及福鼎玉琳之‘大白毫’,寿寧之‘烏龍’。…
朝、野球の試合を見ながら主人と一服。お茶は鹿児島霧島山麓で育った品種茶「さえみどり」。渋みが弱め。茶漉しを使っていないので湯にすこし粉が入るが、ぜんぜん気にな…
アマゾンで購入した中国のSimカード。注文して翌日に届くというアマゾン配達のスビート感が素晴らしいです。中国国内で通信をする時、主にこれを使っています。来週か…
今日は中国語レッスンの日です。。小人数のクラスですが、生徒さん達は殆ど20年ほど前から習っているメンバー達。こんな長くお付き合いをしていると、もう家族同様です…
日時:2024年12月7日(土)と8日(日)時間帯:13:30-16:30場所:津田沼駅より徒歩3,4分、長野建設ビル2階。テーマ:雲南茶樹の種類について(野…
朱自振《茶史初探》(1996)p179青字。中国語。 「...(前略)把这两种茶类(红茶和乌龙茶)定为起源福建,这是对的,但称其始于清朝,未免就有点过迟。因…
現代版『茶経』といわれている書籍、《中国茶経》は茶の百科事典的な存在である。総編集者は陳宗懋chen-zong-mao。中の各章の執筆者は各分野の専門家。p…
安渓烏龍茶起源の従来説②林馥泉氏の《烏龍茶及包種茶製造学》(1956)
p7 ニ 安渓茶史略述(原文。中国語。青字)「武夷山在福建茶区是属北路茶、安渓茶是属南路茶。安渓以産鉄観音聞名於世、以論茶史没有武夷茶的久遠、以論茶的品質亦够…
安渓烏龍茶起源の従来説①陳椽氏《茶業通史》(2018第2版)紅茶が先青茶は後の説
安渓烏龍茶の起源について何となくもやもやをする気がして、関係資料をもう一度整理することにした。そしてまず福建省烏龍茶ではなく安渓の半発酵茶だけ絞って従来説を…
《茶の民族誌》p272-273,p295@《安溪県志》两个版本(中文)引用出处
补充(20241015):怕自己在确认时有所疏漏,今天又对照《中国茶叶历史资料续辑》(1991朱自振)中的《安溪县志》,做了确认。朱自振也是引用了两个版本,明…
《茶の民族誌》page293関連:呂錫生「畲族迁移考略」呂錫生「畲族迁移考略」原文:“経過唐,宋,元三朝,畲族人民在与漢族人民的長期接触過程中,生産有了発展,…
陸羽の『茶経』については言うまでもなく世界で初の茶の専門書として知られている。実は『茶経』の他、陸羽がいくつかの書籍も書いており、現在その大分部は散佚されてい…
2022年栽培面積と総生産量(福建省の茶生産)茶の生産量は52万トン。茶種別生産量。2000年までは緑茶の生産量は青茶より多かったが、十年後烏龍茶の好調だろう…
2020年まで:福建省の総人口は4154万。内漢民族は4042万、総人口の97%以上を占めている。最大少数民族は畲族で約37.5万。総人口の一割程である。少数…
《茶の民族誌》page287関連:福鼎太姥山大茶樹~1957年郭元超調査内容の真相は
前回の続き昨日と今日、太姥山大茶樹の母樹についてもうすこし調べた。そして分かったことはやはり今の報道とはちょっと違った真相があった。《茶樹品種志》に記載された…
《茶の民族誌》page287「福鼎の白毛茶」について青字は引用「福鼎県は、福建省の最東端に位置し、東境に浙江省にあたり、その浙江省に連なる山間地に茶産業が開か…
『茶の民族誌』p282の引用元:烏龍茶起源の話と鄭学檬等「論宋代福建山区経済的発展」
『茶の民族誌』p282より”福建省の茶産地の形成は「論宋代福建山区経済的発展」の茶葉の項に「茶葉是山区首要的経済作物,制茶則是重要的手工業部門。関於宋代閩茶(…
チベット高原から流れてくる瀾滄江は南流して雲南省内に入り、臨滄市雲県北部で大きなカーブして更に南流し、普洱市、西双版納を通過して、勐臘県を境にラオスとミャンマ…
20240714紅河州蒙自市滞在時の記録。 前回の続き。 紅河州滞在の時、秦さんが自分会社の茶山と生産現場を案内してくださった。ここに地元の在来種もあるが、主…
『茶の民族誌』p279の引用元:徐暁望の「清代福建武夷茶生産考証」
「清代福建武夷茶生産考証」には、「清代、武夷茶进入世界市场,武夷茶生产开始迅猛发展。道光时建阳人徐経説:其时建人以武夷所产出易于粤、亦甚寥寥。其後招集粤人聚於…
”安渓から、武夷山に至る間に、沙県(現在の三明市沙県区)があるが、『沙県志』には「沙邑茶有两种,一名乌龙,一名红边,制乌龙则用火烘,制红边则须日晒,制法略异」…
The major ethnic minorities in China①Hani people
The major ethnic minorities in China①Hani people. Jun images@20240713-14。哈尼族的茶与…
『茶の民族誌』p278-279引用元:民国30年【崇安新県志】第19巻物産・武夷茶
”烏龍茶のような半発酵茶には、武夷山地区では閩北水仙茶があり、半発酵茶としてこれが安渓県に導入されたことは、推測できるが、武夷山の茶を物語っている、『崇安新県…
《茶の民族誌》page273@安渓縣内の茶産地「常楽」と「崇信、崇善」
天一閣藏明代嘉靖《安溪県志 》"閩南地方の茶は、福建省の茶史としては近世のものではあるが、日本においては「鉄観音」の名のもと、烏龍茶産地として、中国を代表する…
入秋了。早上阵雨,立即停了。大太阳当空,千叶地区27度,好热。这些日子边为11月的旅行做准备,边整理笔记,还有就是校对译书。上午散步回家后开始校对,主要是核对…
2024/7雲南茶山訪問@プラン族の食知恵、酸茶だけではない~老曼峨村で納豆を発見
2024/7雲南茶山訪問@プラン族の食知恵、酸茶だけではない~老曼峨村で納豆を発見2024/7/17老曼峨村ある布朗族の友人の家にて。前回の続き 老曼峨村を訪…
『茶の民族誌』p268-269の引用元:小葉田淳《史説日本と南支那》(1942)
*アメブロ(このブログのプロバイダー)は最近故障または不具合が多いです。もし操作の不具合があったら、多分ニ三日すれば改善されると思います。ご不便おかけし申し訳…
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山田竹系氏の『四国風土記』。リンクはこちら⇒1962年の碁石茶紹介である。「碁石茶とは珍しい名前である。四国の茶どころ、高知県の大豊村が、この碁石茶のわが国唯…
清子は粥作りの名人で、殊に老和尚直伝・極上茶で仕上げる茶粥は絶品であった。夫、良人を支え続けた清子であったが、夫が急逝し、いよいよ故郷の秋田へ引き上げること…
近所のスーパーはまだ紫蘇を販売していました。今年の最後の紫蘇ジュースかな。仕上げに生姜と棗も入れてこの夏を乗り越えて行きたいです。
大豊町山間部の集落。撮影:20250628 碁石茶の産地である高知県大豊町から帰宅して、早くも三、四日が経ちました。大豊町を初めて訪れたのは2017年のこと。…
今日四国の旅から戻りました。ドアを開けると中国からの書籍段ボールは二つも玄関にありました。留守の時、主人が受け取ってくれたようです。今日関東地方が雨なので明日…
志々島いせやは碁石茶流通史の中に貴重な1ページではないでしょうか、上田さんはもう故人になり、現在いせやの建物は志々島を訪ねる方々の休憩所になっています。佳き時…
曇りで夕陽を見ることが出来なかったが、静かなさめうら湖の景色を堪能しました。レストランから眺めもご馳走でした。20250702の撮影。夕食も美味しかったです。
高見島森田さんの碁石茶粥。案内してくださったKさんに感謝感謝。おかげさまで大変収穫の多い1日でした。8月の茶会に碁石茶粥を作ります。😅
今日の碁石茶一次発酵終了後に感じた、甘酸っぱく酒粕のような匂いは安化黒毛茶を発酵させる時の匂いに、大変似ていた。この匂いは酸味のある果実系の香りすら感じる。長…
高知県大豊町での滞在はもう一週間過ぎました。まだまだ家に帰りません😀(一応主人の許可を頂いています😊😅)さて8月茶会の追加日は決定しました。8月9日土曜日です…
碁石茶の製造はピークを迎えています。
締め切りが迫ってきて、校正はやや焦っています。湖南省安化県の茶業について、戦前に出版された『支那省別全誌』湖南篇は大変良い参考書です。最近、中国では名前を変更…
諸岡存の『茶経評釈』は、個人的には『茶経』の解釈書の中でも、情報量の豊富さと観察力の鋭さにおいて最も優れていると思う。ただ一つ難点がある――読みづらいのだ。 …
諸岡存氏の『茶経評釈』は大変重宝です。初版は戦時中の1941年。戦時中という、日本を取り巻く厳しい状況の中で、これほど素晴らしい書物が書かれたことには、ただ脱…
民国『湖北通志』巻14舆地志十四 藩封 第585页荆州雍州,此南朝所置。雍州治襄阳。雍州蛮,盘瓠之后也。种落布在諸郡县。訳:荆州と雍州は、南朝によって設置され…
メモです。サイト:中国省别全志(日本)09湖北省 - 道客巴巴 どうやら、日本の大正時代に出た『支那省別全志』は、中国のサイトにすべてアップされているようです…
「土家族の茶に関しては、土家族に限らず湖北省の山地、平地を問わず、「蛮」といわれた諸民族の動向の中から、土家族としての姿を見出さねばならない。『古代長江中游的…
"土家族の油茶については、恩施県地方に多く分布しているが、鄂西東部の長陽県方面の土家族にはみることができない。これについて、『土家族風俗志』には”茶,土家族生…
"しかし、前述の恩施県五峯郷の製茶法をみても、土家族固有の伝統的な製茶法とは思えない。つまり、土家族の茶は、土家族が住みつく前の民族による茶を継承しているので…
紅河洲はまた行く予定があり、メモとして移動ルートを記しておく。 今年で2回目の紅河洲。紅河洲の高鐵駅は紅河駅となっており、蒙自市内にある。深圳で一泊をしてから…
日本から昆明までは直行便がなくはないが、本数が少ない上、物凄く高い。私は殆ど経由便を利用している。昆明行きの中国東方航空は運賃激安と言われ、深圳航空なども時々…
今日の午後に成田から雲南へ出発です。今回は十日ほど滞在します。今まで行ったことのない巴達山とその近くの布朗族ハニ族の村に行く予定です。老班章と老曼峨も三度目の…
2024年8月一回のみ日時:8月4日日曜日午後13:30~解散自由。場所:船橋市中央公民館第6集会室(テーブル席)内容:前半:『茶の民族誌』第一章の三と7月雲…
プーアル茶産地としての紅河州金平県(正確に金平ミャオ族ヤオ族タイ族自治県)は殆ど無名である。雲南はどこも茶樹があるから金平にもあるでしょうね、という程度の感想…
旅は楽しそうで孤独です。7/12-24雲南滞在となります。
班章老寨のお茶と老曼峨の古樹(単株)の味を理解するため今回すこし変わったやり方で淹れました(写真なし。参加者のみの体験にしておきます。)班章老寨のお茶は荒茶、…
今回の熟茶の2品は硬めの「宜良祥龍茶廠」の熟茶(2015)と香港茶芸軒の「棗香餅」(2006)。後者の熟餅はフワッとしていて手で解せます。熟茶を上手に淹れるの…
昨日の月茶会の熟茶急須は今日お留守にしてもらって今日は違う急須を使います。
解した2015年陳升金班章を7g購入。7gで現地で2000円。送料などを考えたらその場合かな。商品はこちら今の相場は日本円で11万。とても買えない。樹齢300…
2020年プーアル生餅:原料は紅河州金平県瑶族村―鶏窩寨周辺500年樹齢の古茶樹。海抜1200-1800m。蝶々の谷として有名。味がマイルドで香りもよい生餅。…
7月の茶会は布朗山系のお茶。名立たる班章山のお茶や雲南周辺国ラオスのプーアル茶を用意していますが、このお茶も時間があったらとても飲んでほしいお茶の一つです。こ…
7月月茶会には試しに「止語時間」を持ちたいと思います。やり方は参加する時の楽しみに取っておきたいのでここでふせておきます。今日2023の班盆老寨生餅を試飲しま…
今日の昼下がりの一服。以前天竜に行った時購入した栗崎園(春野町)の秋葉山熟成茶。もう賞味期限が過ぎたが、一応お茶専用の冷蔵庫があるので保管に自信ありやや中国茶…
2024中国茶産地訪問⑰鳳凰鎮烏崬村李仔坪の茶樹撮影:20240515 撮影場所:鳳凰鎮烏崬村李仔坪地区烏崬山の天池から降りて李仔坪という小さな集落に寄った。…
撮影:20240515 撮影場所:広東省潮州市潮安区鳳凰鎮鳳西村大庵自然村にある太平寺 鳳凰山の「太平寺」はかねてから鳳凰単叢のゆかりの地であることを知ってい…
撮影:20240515 場所:広東省潮州市潮安区鳳凰鎮鳳西村大庵自然村(古饒平県管轄) 潮州では3泊した。一泊は潮州市内で二泊は潮州市の北東部にある鳳凰鎮の…
撮影:20240514 撮影場所:潮州鳳凰単叢博物館内(潮州鎮) 鳳凰単叢茶が好きな方だったら「宋種」というお茶をご存じだと思います。「宋種」は単叢茶の中で…
潮州古城はおいしい食べ物がたくさんある。「お勧めの店がありますか」と炭起こしを教えてくれた鳳凰単叢茶店の若店長に聞いたら美食街にある「瀛洲獅頭鵝」の店がよいと…