締め切りが迫ってきて、校正はやや焦っています。湖南省安化県の茶業について、戦前に出版された『支那省別全誌』湖南篇は大変良い参考書です。最近、中国では名前を変更…
お茶が大好き。中国茶、日本茶、日本茶道など書いています。毎月の茶会情報も。中国語、中華料理も
北京生まれ北京育ち。来日してから20年以上経ちます。2児の母。趣味はお茶。また船橋で小さな中国語教室と毎月一度中国茶茶会を運営。今年4月景徳鎮を旅しました。ただいまその様子を掲載中。
班章の茶は班章老寨の茶とは異なる。冰島の茶は冰島老寨の茶とは異なる。大谷翔平と佐々木朗希はどちらも非常に優秀な野球選手だが、前者はトップクラス中のトップであり…
「走筆謝孟諫議寄新茶」 盧仝一 碗 喉 吻 潤、 兩 碗 破 孤 悶。三 碗 搜 枯 腸、 唯 有 文 字 五 千 卷。四 碗 發 輕 汗、 平 生 不…
Date:2024/11/6 昆明から普洱市へ移動。高速電車での移動時間は約2時間半かかる。二等席の料金は154元で、プラス指定席の指定料金20元を加えると…
プーアル茶4大茶区の一つ:普洱茶区(ここの普洱茶区は行政区画の普洱市エリアを指す)プーアル茶は漢字で「普洱茶」と書く。最も有名なプーアル茶産地として、西双版納…
メモ用です。私の参考書第七便が来ました😊今日はお天気が良くて芋乾しに最高です。芋と一緒に本も乾します😅
雲南で食べたキノコ鍋が懐かしくて、芋と一緒にマッシュルームなど乾してみることにしました。乾燥になったら乾し椎茸のようにだしを取ってスープにしようと思っています。
キャンセルがありまして2025年1月25日(土)⇒残席2名 26日(日)⇒残席1名です。(申し込みメール:funabashi_chinese_lesson@y…
今日到着しました。署名は筆で書こうかな。地味で表紙に古樹とか、百年とか全部やめてシンプルな地図のみ。熟茶の紙色は少し濃いめ。主に茶会の教材用です。送料は茶価と…
*「其茶在思茅。本地收取鮮茶時」の訳は「茶は思茅にある。思茅で摘んだ生葉を使い」としたが、この訳について、冒頭の「普洱不産茶」という言葉との矛盾を感じる。他の…
『茶の民族誌』p154引用元@《中国の少数民族》(村松一弥 1973)
『茶の民族誌』p154より転載:「土家族は村松一弥の《中国の少数民族》によると、"解放前には、この地区のトウチャ族の人々は差別民として数々の圧迫をうけたため、…
『茶の民族誌』p134の引用元虞富蓮等「神農架及三峡地区茶樹種質資源考察初報」
『茶の民族誌』p134より(青字は引用)筆者は、1994年4月下旬、湖北省西部の「興山県」を訪問し、自生茶樹の探索を行ったが、案内してくれた茶業技術者は、「こ…
戦時中の日中武漢製茶会社@月刊誌《茶業界》(35-3,1940年)清水俊二氏の文章
武漢製茶株式会社は戦時中の日中合弁会社で、日本側は現金、中国側は土地と機械などを出資して作られたもの。1938年武漢陥落後の設立なので、対等合弁かどうか、詳細…
『茶の民族誌』p148引用元@月刊《茶業界》(1929-11)の「漢口の茶業概説」
《支那各省全誌》と同様、戦前に出版されていた月刊誌《茶業界》も国会図書館デジタルサイトでみることができる。《茶業界》は静岡県茶業組合連合会議所によって1910…
昨日、静岡市手揉み保存会の初揉みが行われました。日本茶をもっと深く知りたいと思い、3,4年前から友人の紹介でこの保存会に入り、それ以来、年に2~3回の手揉み練…
『茶の民族誌』p102引用元《重修南川县志》(四川省重慶市)
2023年8月5日の記事のリブログ。昨年11月に念願の「南川金佛山」の野生大茶樹を見てきました。2月(2025年)の茶会はこの四川南川の大茶樹の話をします。発…
《茶の民族誌》p87引用元@童恩正《古代的巴蜀》(1998)
《茶の民族誌》p87。第ニ章四川・貴州の茶と民族引用元は童恩正氏の《古代的巴蜀》、題35頁。童恩正:(1935-1997)漢族。中国考古学者、SF小説家。「中…
一ヶ所だけ引用ミスがあった。『雲南事情』には「普洱の八大茶山」のところに「八」が抜けていました。この本、保護期間満了のため、現在国会図書館のデジタル版でみるこ…
解説①普洱茶の発展には二つ重要な節目がある。その1 1384年に明はチエンフン(景洪)に車里宣慰司を置く。普洱茶(普茶)の形成期。「緊団茶」が誕生する。その2…
解釈①檀萃と阮福の関係(ほぼ同じ時代の人) 檀萃(1725年~1801年):安徽省出身の清代の官僚で清乾隆26年(1761)の進士。雲南禄勧県(禄勧イ族ミャオ…
清代官僚・阮福『普洱茶記』日本語訳と大益の「味最釅(酽)」シリーズ
冒頭の「普洱茶名遍天下。味最釅(酽)。京師尤重之」は、ほとんどのプーアル茶関連の書物で必ず引用されると言って良いほどの名句である。大益はこの阮福の「味最釅」に…
”茶産地としての勐臘県は、西双版納傣族自治州の東端にあり、地続きの東側はラオスである。茶産地としての名声は六茶山にあり[原注21]、その中心地が鎮越県であり、…
《茶の民族誌》p23引用元@綾部恒雄《タイ族その社会と文化》
”傣族の分布上、西進した最端が、インドのアッサム地方のアホーム族といわれる民族である....(中略)《タイ族ーその社会と文化》には、アッサムナムラップ近くのプ…
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締め切りが迫ってきて、校正はやや焦っています。湖南省安化県の茶業について、戦前に出版された『支那省別全誌』湖南篇は大変良い参考書です。最近、中国では名前を変更…
諸岡存の『茶経評釈』は、個人的には『茶経』の解釈書の中でも、情報量の豊富さと観察力の鋭さにおいて最も優れていると思う。ただ一つ難点がある――読みづらいのだ。 …
諸岡存氏の『茶経評釈』は大変重宝です。初版は戦時中の1941年。戦時中という、日本を取り巻く厳しい状況の中で、これほど素晴らしい書物が書かれたことには、ただ脱…
民国『湖北通志』巻14舆地志十四 藩封 第585页荆州雍州,此南朝所置。雍州治襄阳。雍州蛮,盘瓠之后也。种落布在諸郡县。訳:荆州と雍州は、南朝によって設置され…
メモです。サイト:中国省别全志(日本)09湖北省 - 道客巴巴 どうやら、日本の大正時代に出た『支那省別全志』は、中国のサイトにすべてアップされているようです…
「土家族の茶に関しては、土家族に限らず湖北省の山地、平地を問わず、「蛮」といわれた諸民族の動向の中から、土家族としての姿を見出さねばならない。『古代長江中游的…
"土家族の油茶については、恩施県地方に多く分布しているが、鄂西東部の長陽県方面の土家族にはみることができない。これについて、『土家族風俗志』には”茶,土家族生…
"しかし、前述の恩施県五峯郷の製茶法をみても、土家族固有の伝統的な製茶法とは思えない。つまり、土家族の茶は、土家族が住みつく前の民族による茶を継承しているので…
p64。『桐君録』についての解釈です。推定では、東晋から5世紀頃にかけて成立した書物ですが、後世には伝わらず、すでに散佚しています。諸岡氏によれば、この時代の…
巴山峽川は最も古い茶産地の一つであり、陸羽も訪ねたと推定されている。この地域は、湖北省巴東県から長江三峽を経て四川省川南の群山に至る一帯を指す。 巴山︰湖北省…
訳者注原書にはいくつか誤記があります。「転监年间」は「天監年間」の誤り、「任日方」は「任昉」、「【述昇记】」は「【述異記】」の誤記です。ここに訂正いたします。…
湖南省の「永順彭氏土司」については、『茶の民族誌』(p.154–155)に簡単な記載がある。土家族は地理的には、主に以下の地域に分布している: 湖南省・永順…
夕食はそばのジャンジャン面でした。
大豊町の碁石茶。摩訶不思議なお茶です。動画は2023年の夏でした。
中国の第7回人口普査(2020年)の統計によると、瑶族は言語、習俗、信仰の違いにより、4つの支系に分類される。すなわち、瑶語支系、苗語支系、侗水語支系、漢語方…
水族の茶に関する研究報告はほとんど存在しない。『茶の民族誌』第2章では記述が少ないものの、貴重な分析が含まれている。引用元は、1986年に刊行された『三都水族…
今日一枚ほぐして、今年の蟒蛇菁晒青毛茶と飲み比べてみようと。香りが良いですね。
貴州省にもう一つ土着民族はコーラオ族。このコーラオ族もベトナムの少数民族の一つです。ベトナム語はNgười Cờ Lao / 𠊛旗勞。動画はベトナム北部、ハザ…
撮影:20240514 撮影場所:潮州鳳凰単叢博物館内(潮州鎮) 鳳凰単叢茶が好きな方だったら「宋種」というお茶をご存じだと思います。「宋種」は単叢茶の中で…
潮州古城はおいしい食べ物がたくさんある。「お勧めの店がありますか」と炭起こしを教えてくれた鳳凰単叢茶店の若店長に聞いたら美食街にある「瀛洲獅頭鵝」の店がよいと…
潮州古城の城楼ー広済楼。明の洪武三年(西歴1370年)に建てられ、600年以上の歴史を持つ。撮影:20240513
撮影:20240513 撮影場所:潮州古城牌坊街【茶山酒肆】店。綺麗な若い女性(店長?!)が潮州工夫茶の炭起こし方を教えてくれた。 その日学んだこと:①使う炭…
2024中国茶産地訪問⑩武夷山から潮州へ潮州古城を散策@20240513武夷山から潮州への移動は電車を使った。潮州は潮州古城牌坊街の近くにある民宿ー「梅香居」…
前回のつづき~2024中国茶産地訪問⑨武夷山市下梅村訪ねた日は小雨で写真はあまり積極的に撮らず。武夷山の下梅村は武夷山市武夷街道の管轄で武夷山市の中心部に位置…
(2024)7月月茶会の内容日時:7月6日土曜日と7月7日日曜日午後13:30~場所:船橋中央公民館内容:前半→《茶の民族誌》第1章雲南と周辺国のヤオ族の茶(…
2024中国茶産地訪問⑧武夷山星村鎮に美しい畲族村ー黎前村 武夷山滞在の三日目、すこし時間があったので武夷山風景区、即ち武夷山正岩茶地区からすこし離れたところ…
引き続き5月の中国茶産地訪問のレポートです。前回のつづき。 今回の武夷茶訪問は武夷山に三日間滞在した。滞在した日の夜は2回ほど陳永霖先生のお店&茶室をお邪魔し…
お茶請けその一:上海空港で購入した「五香豆」。北京で生活をしていた小さい頃によく食べたおやつ。日本にはいかり豆のようなおつまみはあるが、この「五香豆」は日本の…
本日の茶譜20240601-02① 冷茶:石古坪烏龍茶(荒茶)これは先月石古坪村を訪ねた時、村の茶農家・藍逸森さんの家で購入したもの。まだ荒茶の段階でこれか…
6月の月茶会は【《茶の民族誌》を読む】の2回目でした。今回は前月(2024年5月)の中国茶産地、武夷山と潮州の訪問報告に併せ、第5章福建北苑団茶、武夷山烏龍茶…
武夷山の茶師の中に劉という苗字の方が多い。中国国家級非物質文化遺産・武夷岩茶制作技芸伝承人、劉宝順氏(商品名は「幔亭」)、同じく伝承人劉国英氏(商品名は「岩上…
劉斌さんのお店でお茶を飲んでいたらグループの方が御当地の名物おやつ「光餅」を買ってきた。ぴりっと辛口でサクサクと薄いせんべいの食感。これは美味しかった。撮影:…
2024中国茶産地訪問④武夷山茶人劉斌氏の「武夷山郷愁記憶館」撮影:20240511武夷山滞在2日目。武夷山茶人劉斌氏の案内で「武夷山郷愁記憶館」を見学。この…
Date:20240510建甌市にて。県級市。つもり行政レベルは「県」。人口42万。建甌市に半日ほど滞在し、宋代点茶方式を復元する宋茶北苑·建州宋式点茶伝習所…
2024中国茶産地訪問②友人と落ち合わせして建甌へ前回の続き~本来なら高鐵の武夷山北駅を降り、そこでタクシーを拾い、武夷山北駅から約12㎞の所にある武夷山観光…
2024/5中国茶産地訪問①日本から武夷山への乗り継ぎ 日本から武夷山に行くには、いろいろルートがありますが、私は成田ー上海まで飛行機(上海で一泊)、翌日上海…
☆再度掲載☆ 昨日無事帰国しました。予定をしていた臨滄地方訪問はスケジュールの関係で今回行くことを辞めましたが、他の日程は武夷山ー潮州(鳳凰山、石古坪村)ー…
建瓯に向かっています@20240510