「春を待つ」つぎつぎと朝が来る冬の夜を越えて春の宵を呼んでいつか、かの人は消えた知らぬ間に天まで届いたあの大樹の先端を追って一瞬の空白が無限の余白を埋め尽くす同じように誰かが去った抜け殻になってしまった少しだけ狭くなった世界走ってしまった焦ってしまった未知の存在で迷ってしまった悩んでしまった無知の状態で呼び戻そう、すべてを頼りないただの呼吸わかっているけど甲斐ないただの鼓動わかっているから悲しくなれないなら寂しくなくて幸せでなくて楽しくもなくてそれなら消え去ってしまえ無価値だからうねった長い道の果てに希望の未来があるのなら這ってでも目指すけれど足元に咲いた一輪の花がちっぽけな勇気を配って諦めた陽がもう一度昇るそして何とか一日が回るそんな毎日をただ過ごすぐっと君が言葉を飲み込んだその一瞬の空白が無限の余白を埋め尽...春を待つ
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