とき号に 乗って帰省の ふるさとは コシのヒカリの田園地帯
禅宗は 弁証法に 似ていると 歴史家は言うほんとだろうか?
オレンジの 色に染まりし さくらの葉 われは見つめる秋の夕暮れ
「同額に 下戸の反乱 忘年会」妙に納得時事川柳に・東京新聞の
夕映えの 富士をながめて 深呼吸 穏やかであれ今日もあしたも
四時半の「ふるさと」流れ 日も暮れる 今日のしあわせ噛みしめながら
空青き 秩父おろしは あるけれど 住んでよかった冬の武蔵に
ふるさとの 名も無き温泉 宿にして 姉らと語る夜のふけるまで
ふるさとの 空き家解体 滅失の 登記済ませた晩秋の午後
先生の においのしない 先生を 初めて知ったあの出張で・現役の頃
わが歌に 関心寄せる 人のあり 今朝の返歌でうるおうわれは
気が向いた 時に詠えと 友に言う こころのゆれるその瞬間に
コーヒーと ミルク半々 カフェ・オ・レは 朝の定番トースト添えて
遠足や 修学旅行の 先導は いつもわたくし自信無いのに・現役の頃
長旅の 人生だから つかれたら 羽をやすめる秋の海見て
朝夢は 中途半端で 目が覚める 終わってないよ九九の授業は
運転を しないと決めた わたくしは 今日も助手席秋のドライブ
ランチにて 話のはずむ 日曜日 男女十人元同僚と
こんな日は こころを空に 歌を詠む 小春日和の月曜の午後
奥多摩の 雲なき空を ながめつつ 車ははしる檜原村を
空青き 小春日和の 日曜に コーヒーすする川のほとりで
トンネルを 抜けるとそこは 晩秋の 雲立ちこめるわがふるさとよ
ふるさとの 実家の更地の 前に立ち 思いにふける秋雨の午後
ふるさとの 温泉浸かり 眼下には 紅葉の映える越後の丘に
解体の 更地の家に 明日帰る 待っているのは防草シート
野良ネコの「プー」の面影 追い求め 花をたむける今日も遺影に
家事やれば なぜかこころが 洗われる トイレ掃除に洗濯干しと
もう冬が 来たというのか リビングの 窓に結露が流れてる朝
運勢と 四コマ漫画を 先に読む 朝の新聞一面はあと
小学の 英語・道徳・総合と 内容減らし教員増やせ
クリスマス シーズン前に 華やかな ポインセチアの出荷はじまる・11月19日 東京新聞より
すずらんの 白が好きだと 告げる人 いつも謙虚で落ちついている
あたたかな 十一月の 日曜は ポロシャツで行くカフェまでの道
それなりに 詠う意欲が 湧き出でる 短歌ブログのフォロワー増えて
続けるか 続けないかの 夢を見る 教職離れ五年もたつが
愛猫の「プー」が枕に あらわれて 記憶にせまる午前三時に
なんとなく インクの匂い するような 新聞を読む至福の朝は
あらためて 知った歴史の 楽しさよ ひとりで学ぶ十六世紀を
心臓の 検査結果に 異常無く てくてくあゆむ夕空ながめ
しあわせは すぐそこにある「青い鳥」窓を開ければ秋の秩父が
秋草が 日に照らされて かがやけば 穏やかなりし今日の一日
ふるさとの 空き家解体 申請に 帰るとしよう秋の越後に
喜んで くれただろうか 歌三首 友に贈りし結婚祝い
更にまた わがふるさとは 遠くなり 実家解体更地になりて
茶を飲めば 話がすすむ 一時間 店主と交わす世間話で
新聞を 隅から隅まで 読み終えて 今日がはじまる午前五時半
秋色の うすむらさきの りんどうを 二人に贈る花束にして・友の結婚に際し
あたらしい 鏡のような 秋空は 二人をつつみ二人を祝う・友の結婚に際し
四コマの 漫画を読んで ホッとする 今朝の新聞一面パスか
新聞を 今朝は楽しく 読めません 返り咲きたるドナルド・トランプ
教員の なり手無きこと 分かります クレーム処理に追い立てられて
一冊で 同時に学ぶ 日本史と 世界の歴史七十過ぎて
二杯目の ホットコーヒー かきまぜて しばしながめる駅前広場
このわれを 認めてくれる 人もいる 秋色の風爽やかに吹く
何も無き 日曜それは いいものだ のんびり過ごすコーヒー淹れて
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とき号に 乗って帰省の ふるさとは コシのヒカリの田園地帯
南風 吹きて雨降る この夜は なぜか落ちつくこころの奥が
咲いている ノウゼンカズラの 花房が 暑さに負けず朱色に染まり
咲いている 虞美人草の 一輪が 午後の日差しをたっぷり浴びて
ふるさとは きっと実りの コシヒカリ すくすく育て越後の里に
かならずや 選挙の前に 電話あり 同級生より律儀なほどに
涼しさに 胸おどらせた 蓼科の 山荘泊まる林間学校※引率として
駅前の ビタミンカラーの 花を観て 夏を乗りきる酷暑の日々の
この朝は 花を見つける 旅に出る わずか五分の小さな旅に
天高く 咲いていますよ ひまわりは 午前四時半花の散歩に
病院の 玄関横に 薔薇が咲く 赤白ピンク色をそろえて
北からの 涼しき風を 呼び込めば 一首が浮かぶエアコン無しで
清らかに そっと咲きたる 白百合の 花一輪をスマホにかざす
陽に映えて 真っ赤に燃える ハマナスの 花一輪をスマホにかざす
流行の ファーストよりも 共生を 願うわたしはいつのいつでも
見つければ スマホかざして 花を撮る 名もなき花も名のある花も
降りてくる 歌が自然に 降りてくる 天の国からわたしの胸に
トンカツの 定食食べる 夕食に「孤独のグルメ」観るかのように
ステントや ペースメーカー 入れながら それでも生きるしぶとく生きる
ひまわりの ようにまっすぐ ひらきます 今日もあしたもあさってまでも
歌詠みは わが体調の バロメータ 今日は詠めそう一首二首へと
柏崎 刈羽原発 再稼働 めざす東電背後に何が
めずらしく 目覚めすっきり この朝は 咳も止まりて麦茶がうまい
カナカナと 梅雨の晴れ間の 夕暮れに 鳴いてすがしきひぐらしの音
清涼な 風を呼びこみ 歌を詠む 冷えたサイダー机の横に
発熱と 喉の痛みに 2リットル ペットボトルの麦茶を空に
学びとは 探究心と 好奇心 歴史にはまる七十過ぎて
テレビでの 野球観戦 大リーグ 午前二時半目をこすりつつ
寝汗かき 体温下がる この朝は 体調優れごはんがうまい
咲きほこる 奈良大和路の ハスの花 訪ねてみたい藤原京に
むせかえる 喉の辛さに 耐えかねて 口に入れこむ塩飴二つ
ベトナムの コーヒーを飲む 練乳と 氷を入れてかき混ぜながら
アメリカン エスプレッソと それぞれに 味わい深きコーヒーの味
一時間 帰省切符の 購入に ならぶみどりの窓口前に
コロナでの 抗体検査の 陰性に ホッと息つく診察室で
ファシズムが あっと言う間に 舞い降りる 東京都知事選挙の夜に
挽きたての コーヒー一杯 飲む朝は われにとっての極楽浄土
午前四時 返歌三首に 目が覚めて 思い深めるあの夏の日を
論破など しなくていいよ お互いに 平行線でもより穏やかに
富士山が 蜃気楼のごと 立ち上がる ここは武蔵野七月の朝