めずらしく 歌が生まれる この朝は 雨のしずくにこころも揺れる
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今日もまた フォークソングを 口ずさむ 前を向くより後ろを向いて
生き絶えた 五月二日の 早朝の 思い浮かべる野良ネコ「プー」を
庭先に 濃きくれないの 薔薇が咲く 野良ネコ「プー」を偲ぶかのよう
テレビでの ネコ番組を 観るにつけ 思い浮かべる野良ネコ「プー」を
二年ぶり 友といっしょの 外食は 気分開放マスク外して
雨上がり 若葉がかおる この朝は 少しぬるめの新茶を淹れる
このところ スマホ写真を ながめ見て 想いにふける野良ネコ「プー」の
寝る前に 思い出します 野良ネコの「プー」のひとみのするどいひかり
絹さやの 筋を取りつつ 歌を聴く エモーショナルな昭和の曲の
絹さやを サッとあぶらで 炒めたら 甘さきわだつ旬のみどりの
この朝は みどりの風を 呼び込んで 香る緑茶にひと息いれる
野良ネコの「プー」の初七日 日曜日 五月晴れにてお参り行くか
今にでも 野良ネコ「プー」が 顔を出す そんな気がするバラ咲く庭に
ちょこちょこと 浮かんできます 野良ネコの「プー」の面影まぶたの奥に
武蔵野の 大地のかおりの 新茶飲み 願ういつもの「無病息災」
狭山茶の 香りとどける 兄弟に 茶摘みはじまる五月の五日
窓を開け みどりの風と 共に食う ドーナツ2個と朝のコーヒー
愛猫が 逝きて五月の バラが咲く 華やかなれどどこか寂しく
野良ネコの「プー」が 旅立つ 天国へ バラ一輪の五月の朝に
絶対に 忘れはしない 野良ネコの「プー」の命日五月の二日
丹念に お湯を注げば 香り立ち 泡ぷくぷくのキリマンジェロは
さやかなる 五月の朝に コーヒーを 淹れてあじわう窓開けはなち
バラ一輪 咲きし庭にて 生き絶える 天にめしませ野良ネコ「プー」よ
野良ネコの「プー」はみんなに 愛されて 十八年をかしこく生きた
野良ネコの「プー」が亡くなる この朝の ツツジの花の咲く片隅で
教職の 技術無くとも 無心にて 子どもと遊んだあの若き日は
紫陽花の 淡きみどりの 花の芽が 今か今かと梅雨空を待つ
ホイップの クリーム浮かべ 飲むコーヒー ウィーンの街を思い浮かべて
サラサラと 歌が生まれる 窓を開け みどりの風を部屋に呼びこみ
レントゲンに ペースメーカー 映りおり わたしは生きるまだまだ生きる
長谷寺の ぼたん美し 連休に 飛んで行きたい大和の国に
武蔵野の みどりさやかな 茶畑の 新芽を摘むは八十八夜に
横川の 駅のホームで 釜飯を 買いに走った遥かなる日に
レンギョウの 黄色の花を 見るにつけ 想いにふける郷里越後の
はつ夏の 風を呼びこみ Tシャツの 腕をさすれぱみどりがかおる
若き日の 深夜放送 ラジオから 流れる歌を今も忘れず
野良ネコの 縄張り争い 無くなりて「プー」は静かに余生を生きる
雪解けの 信濃の川は 朗々と 流れていずこ日本海へと
残業を 終えて駅での クリームパン 生徒指導に明け暮れた日々
うなされて 目覚めた朝は まず一杯 緑茶を飲んで脳をしずめる
やわらかな 春の空気を 呼び込んで 一首を記す朝のリビング
野良ネコの「プー」は「小雪」と 停戦に 愚かなるのは人間だけか
赤々と ツツジの花が 咲きそろい 春らんまんの根津の神社は根津神社・・・東京都千駄木
レンギョウの 花の黄色が 春告げる 幼きころのふるさとの庭
あらためて 平和の意味を 噛みしめる うたた寝をするこの春の日に
大好きな「悲しき天使」の 原曲は ウクライナと知るあのひまわりの
道ばたの 空き地に咲くは ハルジオン うすくれないの花を揺らして
平和とは なにげなきこと 緑茶飲み 羊羹を食うこの春の日に
茶畑の 匂い引き出す 雨も降り 八十八夜の足音がする
耳鼻科医の 話はとても ていねいで ホッと安心受診を終えて
大和路は いつもなつかし 柿の葉の 寿司をつまんで口に入れれば
斑鳩の 三塔めぐる 旅に出る 古代飛鳥のロマン求めて
武蔵野の 大地の春に 着任し 教職スタートカオスの中で
香り立つ 笹の団子を 食いながら コロナの収束帰郷を願う
シューベルトの ピアノ連弾 聴きながら コーヒー淹れる春はあけぼの
この朝は カルーア垂らし コーヒーを 飲めばスラスラ歌が生まれる
茶畑の 香り豊かな むさしのに 住んで気づけば半世紀経つ
見上げれば ピンクムーンが 顔を出し 春よ春よと夜空に告げる
夕刻の 東の空を 仰ぎみて 願いをかけるピンクムーンに
うつむいて 高二の君は 立っていた 花の舞い散るプラットフォームで
拓郎で 目覚め拓郎で 終わりたる わが青春のひかりと影は・拓郎・・・吉田拓郎
ポツポツと ツツジの花が 咲き出して 春がかけ寄る駅前通り
すずらんの 白き花咲く ふるさとに 想いをはせる四月の朝に
ヨーグルトに かけて食べよう この朝に 煮詰めたばかりのイチゴのジャムを
黒飴を ひとつふたつと 口に入れ 緑茶を飲めば朝がひろがる
千円で カット十分 理髪終え 気分一新春の雨降る
野良ネコの「プー」は時おり つめを出す 親しき中にも野生忘れず
思慮深く ひとつひとつを 確かめて 手がたく生きる野良ネコ「プー」は
この朝も クリスマスローズは うつむいて 恥じらうように春雨に咲く
ツンデレで 吾をとりこに する「プー」は 野良のネコです十八年も
はつ夏の 風に吹かれて 三千歩 花のみずきの並木の道を
薄紅の みずきの花の 木の下を そぞろ歩いて駅前カフェへ
桜から みずきの花に うつろいて 今日はポロシャツ汗ばむ陽気
瀕死から 奇跡の復活 野良ネコの プーのひとみがきらりとひかる
咲き初むる 赤の水木の 並木には はつ夏かおる四月の十日
しおらしく 鳴いて辛さを うったえる 余命みじかき野良ネコ「プー」は
探しても 野良ネコ「プー」は 見あたらず はたして生きているのでしょうか
野良ネコの「プー」はそれでも 愛想ふる はかなき命近づきつつも
家ネコを こばみつづけて 十八年 野良ネコ「プー」の清きプライド
今日もまた フォークソングを 聴きながら 想いにふける二十歳の頃の
教職の スタートあれは 新年度 四月一日むさしのの地に
三月の 末日今宵 風呂に入り フーと息吐く手足を伸ばし
野良ネコの「プー」はまなこを 蘭として 戦闘体制「小雪」に対し
ひたすらに 健康第一 願いつつ あゆむ満開桜の道を
川沿いの 桜の道を 一万歩 満ちたる花を目に焼きつけて
春雨の 上がりし朝に 陽を入れて ひとり茶を飲む今日も日曜
花びらは くれないうすく 咲き初めて とりこまれゆく空の青さに
園庭の 空の青さに 映えたるは 濃きくれないの修善寺桜
桜木の 花のベンチに 座りつつ 青き空見る二度も三度も
あと何年 生きるだろうか 野良ネコの「プー」の行く末案じる春に
富よりも つばさがほしい 上京し 自由な空に飛び立つわれは
行く春を 惜しむがごとき なごり雪 二十二歳の上野の駅で
十七年 家なく芸なく 首輪なく 野良のネコたる「プー」のしあわせ
上京の われのひとみの 奥底に ひかりあふるる未来予想図
やわらかに 春を知らせる 武蔵野の 花だいこんのむらさきの花
雪解けの 野辺のれんげに つつまれて 遊びほうけた小二の春は
診察を 終えて街路に 出て見ると すくっと立ちぬ白モクレンが
クリスマス ローズの白き 花咲きて 狭き庭にも春風が吹く
モクレンの 白き花咲く 大木が ラインでとどく春風乗せて
ブラックの コーヒー飲めば ほのぼのと 夜の明けたる春のリビング
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めずらしく 歌が生まれる この朝は 雨のしずくにこころも揺れる
至福なる コーヒー一杯 飲み終えて 今日がはじまる梅雨寒の朝
紫陽花の 花のつぼみが 雨に濡れ 梅雨入りまじかの武蔵野の丘
ドリップの しずく一滴 コーヒーの 5月の朝の夢から覚めて
梅雨時も 茶畑に住む 野良ネコの「プー」に会うのが日々のよろこび
紫陽花の 花色づきて しとしとと 梅雨がはじまるめぐみの雨の
床屋にて かがみに映る 短髪の われを見つめる休日の朝
薔薇の庭 眺めてあゆむ 散歩道 五月の風に身をゆだねつつ
やわらかな 春のひかりの 茶畑で ネコは昼寝のあくびをしたり
遠足の むすびの海苔の 色艶で 貧富が分かる子どもながらに・小学校時代の思い出
山肌の あかるさ徐々に 増してゆき 五月の風が吹きぬける朝
ピノキオの 木彫玩具を 見るたびに 思い出しますフィレンツェの街
薫風を 窓に呼びこみ 歌を詠む 日曜朝のすがしきあたま
はつ夏の みどりの風を 肌に受け 木道あゆむ仕事をわすれ
同僚と 薔薇を観ながら 会食の 誘いことわる寂しいけれど
断捨離の ほうびに寿司を 食いましょう マグロにタイにアナゴにウニも
根つめて 断捨離すれば ごみ袋 二十個超える二時間あまりで
路地裏の 道をめぐりて 見つめれば ほのかに色づくあじさいの花
水芭蕉の 白き花咲く 尾瀬沼の 木道あゆむ遠き思い出
ボッタクリ 男爵バッハの ネーミング 座布団一枚ワシントンポストに
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