ことがらが 数珠のごとくに 繋がって さらに楽しや歴史書読めば
ことがらが 数珠のごとくに 繋がって さらに楽しや歴史書読めば
晴れやかな 気持ちで食す 朝ごはん 検査結果に異常の無くて
花はまだ 開花せねども 語り合う 男女七人ランチをともに
モーニング セット食すは 内視鏡 検査終えての駅前カフェで
シューマンの「ライン」聴きつつ 冬の日の 思い浮かべる信濃の川を
夕暮れの あかねの空を ながめつつ 両手でつかむコーヒーカップを
為政者が 正義と叫ぶ その先に かならずありやあまたのいくさ
クリスマス ローズの花の 咲き初むり 春を告げます武蔵の丘に
クリスマス ローズの花の 咲き初むる あたまを下げてはにかむように
アルバムを 見ながら思う 若き日の 澄んだひとみの見つめる未来
ドリップに 熱湯そそぐ この朝は ひかりサンサン弥生九日
歴史書に アンダーラインを 引きながら 熟読します受験生のごと
少々の ケチャップのせて 食します 春の甘さのロールキャベツを
学校に おいでよなんて 簡単に 言っちゃいけない玄関先で・教職時代
この朝の 窓のひかりを 呼び込んで 息深く吐く三月十日
あこがれた メリーホプキン 聴きながら 窓の雨見る冬の日の午後
今にして 思えばわれの 目に浮かぶ 岬をめぐる能登の旅路が
早春の ひかり満ちたる 日曜は 家事にいそしむ掃除洗濯
掃除終え 清き部屋にて ペンを持ち 記すとしよう三十一文字を
本当に 温故知新に なるのかな 自学自習の歴史書読めば
韓国の ソウルで何を しているか 友のLINEで楽しむ旅路
朝食は 和でも洋でも 美味しくて ありがたきかな日々の体調
あの頃は 白いチョークで すらすらと 板書していた明日の予定を
歌詠みを はじめて十年 もう何も 浮かびやしないこころ乾いて
可憐なる セツブンソウが 咲き初むり ひかり満ちたる秩父の里は
三回の 病い乗り越え 今があり コーヒーすする生きるあかしに
病歴を 語れば皆も 食いついて にぎわう今日の友だちLINEは
新聞を めくれば朝が はじまって お茶を飲もうかカフェを飲もうか
若き日の ローマの路地の バールにて 立ち飲みをしたエスプレッソを
空青き つくばの峰に ひかり差す 友のLINEで目覚める朝は
未熟なる 二十歳のわれを 追いかけて「なごり雪」聴く曇天の午後
問題と 課題のちがい 考えて 板書すすめた算数授業
日本史に うといわたしに 関心を 呼びこみました明日香の旅は
早春の ひかりの海を 窓に見て 下田に向かう踊り子号で・伊豆の下田
日曜の 朝日歌壇を 読むにつけ 妙に納得選者の意図を
民宿の ような朝食 生卵・海苔に梅干し・ホカホカご飯
リビングに 差しこむ朝の ひかり受け 上がるテンション今日も日曜
さて今日は わが誕生日 中華にて 十年ぶりの北京ダックを
ふるさとは 迎えてくれる いついつも 弥彦の山も信濃の川も
バースデー 祝うかのよう 路地に咲く 色とりどりのアネモネの花
親戚の 人らと語る 宴席で あらためて知る父のルーツを
ふるさとの 弥彦の山を 窓に見て 電車はすすむ越後平野を
のんびりと 街を歩いて カフェに入り ひとりで過ごす贅沢時間
コーヒーを 飲めるよろこび ドリップに 熱湯そそぐ冷たい朝に
キャンパスの 螺旋階段 くるくると 登れば富士が見えるのでした・学生時代
関心も 興味も無かった 日本史に 少し目覚める七十にして
めずらしく 歌が浮かんで 書き止める 一首一首に想いを込めて
新聞の 日曜歌壇を 読みながら 寒さをしのぐ朝のしょうが湯
早春の 伊豆の河津の さくら花 訪ねてみたい踊り子号で
立ち止まり こころ静かに ながむれば 呼びかけてくる丘の白梅
新しき ことがらを知る またひとつ 終わることなし知の探求は
コーヒーと チョコのバランス ほどほどに 読書がすすむ冬の日の午後
札幌の 雪像を観る LINEにて 友だちからのコメント添えて
小説を 読むかのごとく 世界史の 教科書を読む一日かけて
降る雪の 音無き音を 聞きながら 一首を詠う午後のリビング
わたしへの 褒美のように 降る雪よ 窓を開けては部屋にとり込む
正義とは 危ういものよ 銃声が 聞こえてきます紛争地から
風情ある 雪を見ながら 雪国の 人の苦労がひとみに浮かぶ
雪雲を ながめながめて 安息を 告げるとしようあらゆる神に
暖房費 ちょっと気にして 雪の日は フルで動かすエアコン・ストーブ
明日は雪 寒さをしのぐ この夜に カップ麺へと熱湯そそぐ
おかわりの コーヒーなんと 三杯目 友と語らう三年ぶりに
曇り日の 今日は日曜 なにをする 読書三昧静かに座して
わざわいを 鬼が背負って 逃げて行く きょうは節分二月の三日
織りなって つながる歴史 和と洋の アナログなれど書物を読めば
トンネルを 抜けるとわれは 自由への 空に向かって飛び立つのです
スーパーの 裏の小山の 白梅の 花咲き初むる二月一日
中尊寺 金色堂の 御仏を しばし見つめる上野の杜で・上野 国立博物館で
そこはかと 香りをはなつ 蝋梅の 開花むかえる一月末日
やわらかに からだがホッと あたたまる 一月朝にしょうが湯飲めば
本当に 良いのでしょうか 人間は 母のキツネの自問で終わる・新美南吉 手袋を買いにより
ゆず味噌を つけて食する ふろふきの 大根うまし冬の食卓
武蔵野の 大地は今日も 冬なれど 朝日昇りてかがやき満ちる
微かなる 梅の匂いを 感じつつ そぞろ歩くは田無神社を・田無神社・・・東京 龍神様
権力に とりこまれたる 芸人の 笑いはなぜかはかなく消える
ばらばらな 時がひとつに 繋がれば 好きになります日本の歴史
エアコンの 音を聞きつつ 白湯を飲む ひかりが欲しい午前五時半
武蔵野は 今日も快晴 被災地に とどけてほしい春のひかりを
野良ネコの「プー」といえども 手を合わせ しずかにいのる遺影を立てて
コンパクト 仏壇なれど 手を合わせ 静かにいのる亡きちちははに
たとえその 稚拙なれども 次々と 浮かぶ短歌にこころは晴れる
よみがえる 忘れかけてた 親交が 元同僚のグループLINEで
気を入れる 寝ぼけまなこの わたくしに アイスクリームを一口食んで
とりあえず ビリージョエルを 聞くとする 何も浮かばぬ一月二十日
初春の 真白き富士を ながむれば 精気がもどるへこむわたしに
穏やかに 朝がはじまる トーストに イチゴのジャムをたっぷり塗って
コロナ明け 新年会は イタリアン 笑顔はじけるわれと仲間は
ようやくに 中学程度の 学力が ついてきました70にして
友からの 穏やかなりし 初春の LINEがとどく畑びらきの
和洋中 三周まわりて バイキング カロリーオーバーホテルの朝は
今朝もまた 野良ネコ「プー」が いるような そんな気がする冬の散策
学ぶこと なぜか楽しや 一冊の 本から入る新たな知識
コーヒーと ミルク半々 ホットにて 泡も楽しむ午後のリビング
お茶店で 油を売って 一時間 病い・くすりに保険の話
おしゃべりが とても上手な ネコでした 今日も遺影にお花をかざる
さて今日は 鏡開きの 餅を食う 和洋折衷チーズを乗せて
トンネルを 抜けるとそこは ふるさとの 舞い散る雪の越後平野よ
二十歳には 二十歳の夢と あこがれを 胸にいだいてパリまで飛んだ
はじめから あこがれなんて ありません カリスマだけの教師になんて
思い出を 自由自在に 散りばめて 振りむき振りむき二十歳にもどる
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ことがらが 数珠のごとくに 繋がって さらに楽しや歴史書読めば
晴れやかな 気持ちで食す 朝ごはん 検査結果に異常の無くて
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歴史書に アンダーラインを 引きながら 熟読します受験生のごと
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この朝の 窓のひかりを 呼び込んで 息深く吐く三月十日
あこがれた メリーホプキン 聴きながら 窓の雨見る冬の日の午後
今にして 思えばわれの 目に浮かぶ 岬をめぐる能登の旅路が
早春の ひかり満ちたる 日曜は 家事にいそしむ掃除洗濯
掃除終え 清き部屋にて ペンを持ち 記すとしよう三十一文字を
本当に 温故知新に なるのかな 自学自習の歴史書読めば
せつせつと 歌うイルカの「なごり雪」聴けばドラマがひとみに浮かぶ
新宿の 御苑をあるく 一万歩 しだれ桜をながめながめて
いついつも 職員室の 夕刻に 栄養ドリンク飲む若者は
剪定を されても負けず さくら咲く わがマンションの並木通りに
振りかえる ことなどなくて ただ前を じっと見ていた二十歳のわれは
いくつかの 病乗り越え 今があり ホッと息つく芽吹きの朝に
拓郎の 青春フォークを 聞きながら コーヒー淹れる雨降る朝に・拓郎・・・吉田拓郎
原点は 二十歳のわれの 感性の 今なおつづくこころの旅は
正門の さくらの花を 目に映し 楽しき職場に別れを告げる・退職の日
なにひとつ 浮かばぬときは 風呂に入り 足を伸ばしてあたまを空に
おかえりと 見上げるように 玄関の 写真に映るネコのひとみは
三千歩 朝の散策 軽やかに 春風わたる並木の道を
放課後に しゃべり続ける 教え子の 居場所はどこにつのる心配・教職時代
カザルスの バッハを求め 新宿の 名曲喫茶「ランブル」に入る・学生時代・カザルス・・・チェリスト
南より 春雨つよく 打ちつけて 花粉をしずめ喉をうるおす
すれちがう 春風わたる 茶畑で 野良ネコ「プー」のかの面影と
角館 しだれ桜の 武家屋敷 訪ねてみるか四月の末に
風の鳴く 午前三時に 目が覚めて 一首を記すひとりの部屋で
わが歌が 二万を越える 継続が いつのまにやら惰性となりて
お立ち台 インタビューにて 震災を 目にて語りき佐々木朗希は