自由なる 会話の中に 道がある 仲間四人とちからを抜いて
自由なる 会話の中に 道がある 仲間四人とちからを抜いて
人生の ひかりと影を 乗り越えて 今を楽しめわが良き友よ
これからの 友のしあわせ 願いつつ 帰路に着きます残暑の道を
さて明日は 迎賓館の 前庭で 仲間四人の午後の紅茶を
「涼風を 部屋に呼びこみ 本を読む」こんな願いを酷暑の朝に
ふるさとの 実家解体 終了の 連絡を待つ彼岸を前に
ほんとうに 来週からは 秋なのか まだまだつづく酷暑の日々に
萩の花 咲くか咲かぬか 迷います 酷暑のつづく彼岸を前に
この暑さ 飽くなき人の 欲望の 結末なのかわれも加害者
ぶりかえす 酷暑の中で カフェを飲む ぐぐっと冷やしシロップ入れて
お彼岸も 近いというのに この暑さ 咲くに咲けないリンドウの花
野良ネコの「プー」がときどき 顔を出す 忘れたころのスマホ画面に
彼岸花 咲くのだろうか 待ち望む 高麗の河原に赤のジュータン
一日に 十二時間の 労働に 調整手当三パーセントで・教職時代
髪の毛を 2センチカット バリカンで 3ミリ刈り上げ秋の気分に
ひまわりは こうべを垂れて いよいよか 秋の兆しのコオロギの鳴く
三回の 大病乗り越え 今がある ラッキーなのかわが人生は
あまりにも 爽やかなので 駅までは 歩いて行こうひと月ぶりに
この朝は 窓を全開 涼風を 部屋によびこむひと月ぶりに
ひとつでも「いいね」がつけば それだけでわたしは詠う次から次に
和にするか 洋にするのか 結局は 洋でまとまるランチの会は
城下町 秋の川越 ランチ会 男女四人の企画を立てる
ようやくに 秋のきざしの この朝は 青き空にてうろこ雲浮く
幹事には ラインを送る「おつかれさま」の 笑顔あふるる同期の会の
さて今日は 嵐の去りて 同期会 男女十人イタリア店で
ふるさとの 友と電話で 語るとき 思い出します十五の春を
繋がれば どこかうれしや この朝も 返歌のありてこころゆたかに
どしゃ降りの 雨に降られて 医者に行く 経過観察足どりおもく
台風の 遠隔豪雨に 日曜の できるだろうか同期の会は
そういえば ゴーヤカーテン 作ったね 校舎の窓に子どもとともに・思い出として
走りきる 停留所まで この足で 信じられない病いの回復
晩夏でも まっすぐ伸びる ひまわりに 謙虚に生きるちからをもらう
グループの LINEを見れば 誠実な 人かどうかはだいたい分かる
曇天の 空をながめて ペンを置く 浮かばぬときは無理をしないで
いついつも いいねをつけて くれる人 ありがたきかなあしたも詠う
続けたる 四十五年 教育は 教えることでおのれが学ぶ
処暑が過ぎ 白露がつづき 秋が来る 咲くのだろうかコスモスの花
レコードで いくども聴きし ブラームス 小さな部屋で針を落として・若き日に
新聞の 旅のコーナー 読むだけで 気分にひたる秋のローマに
朝雲に 秋の気配を 感じつつ メールを送る「元気ですか?」と
どことなく 悲しくなって くるのです 夏の花火の残像観ると
生活を 歌にあらわし 詩にすれば 凡庸なれど美しくなる
高原を みどりの球体 埋め尽くす 嬬恋村のキャベツ畑は・8月25日 東京新聞より
自治会の 祭りのあとの 片づけは 暑きなかにも老人総出で
夕立よ 今日はなんとか 降らないで 年に一度のお祭りだから・団地の夏祭り
たそがれの 今日は団地の 夏祭り 少子高齢残暑のなかで
ふるさとの 実家解体 はじまって さびしき中に責務を果たす
マックでの ホットカフェ・オ・レ 美味しくて 話がはずむ元同僚と
初めての ひとりの旅は 能登半島 秋の海原みさきめぐりて・二十歳の思い出
夕暮れの 風に吹かれて パトロール 困難校での生徒指導は・思い出として
ひときれの レモンをふくみ また歩く 若かりし日の槍への道を・槍・・・北アルプス 槍ヶ岳
どことなく 秋の気配を 感じつつ 窓を開ければコウロギの鳴く・8月21日午後8時 コウロギの初鳴き
心臓の ペースメーカー 異常無く 足かろやかに病院を出る
高原は マツムシソウが 咲くだろう むらさき色にいちめん染めて
十年間 かけて改善 神経痛 一歩一歩にちからを込めて
この朝は コメント返歌の うれしくて どこかつながる名も無き人と
ふと見れば 暑さに負けぬ ひまわりが まっすぐ伸びるほほえみながら
なにげなく バス停までを 小走りに できるよろこびささやかながら
ジェノサイド 信長・秀吉・ネタニアフ 歴史を観れば和も洋も無く
台風の 過ぎ去り日の 灼熱の 青き空にはふと違和感を
ピーヨピヨ ピーヨピヨって 歌います 名も無き鳥がわがベランダで
真理とは あるのでしょうか デカルトの ごときうたがう絶えぬ戦火に
なにひとつ 浮かばぬときは ペンを置き しばし見つめる流れる雲を
父親は 由美子に贈る コスモスを たった一輪出征前に・小4国語教科書 ひとつの花より
ひまわりの 種を蒔きます コスモスの 種を蒔きますこころの中に・今日は終戦記念日
ひたすらに 愛を求めて 蝉の鳴く 午前四時半夜明けの空に
さて明日は お盆の帰省 ふるさとの 時の流れがしずかに止まる
パレスチナ 選手はガザに 思いはせ パリで走るは800メートル
見上げれば 青き空あり 平和とは いったい何か考える日が8月15日終戦記念日
寂しくも 実家解体 その前に 目に焼きつけるお盆の帰省
かならずや お盆に帰る ふるさとに 台風来ても地震あっても
しっかりと 歩くよろこび かみしめて 今日も行きます駅のカフェまで
スランプに なってもいいよ 大谷よ だってあなたも人間だから
コメントや「いいね」が付けば 嬉しくて 今日も詠えばあしたも詠う
この夏は 茅の輪くぐりて 邪気払う 田無神社の境内に入り
いついつも 返歌くださる 人のいて われは歌詠むよろこび満ちて
レトロなる 喫茶店にて いただくは アイスコーヒー少し甘めで
少しでも できたよろこび かけ足が 十年ぶりに痺れのとれて
適温で あれば朝から 蝉の音が 聞こえてきます並木通りに
立秋と 思えぬ暑さ ソーメンを 冷たくすするランチタイムに
ジェノサイド 断固反対 長崎の 市長に対しエールを送る
為政者の「パンとサーカス」いつの世も テレビつければ金、金、金と
フォロワーが 少し増えたら うれしくて 詠う意欲が湧いてくる朝
主任制 手当をめぐる 闘争に 明け暮れていたあの若き日は
みずからの 道はみずから 決めるもの 振りかえりつつ今は悔いなく
次々と 浮かんで消える 青春の ひかりと影を追い求めても
ちから込め 歩くよろこび 少しずつ 足の痺れがとれてくる夏
いついつも 青い空にて いて欲しい ヒロシマしかりナガサキしかり
いじめでも 不登校でも 教員の ちからだけではどうにもならぬ
酒飲めず 運転できぬ 最低の おとこと言われただ笑うのみ
マンションの 網戸に附きし アブラゼミ 二匹でハモる夏の夕暮れ
エアコンが 壊れぬように 祈りつつ しばし待つのみ秋のおとずれ
ふるさとの お米がとどく コシヒカリ 甘い越後の新米なのだ
若き日の 子どもと過ごす 教室は 楽しかったねドラマのようで
白百合の 甘きにおいに 誘われて ふらりと入る裏の小道に
夕暮れの あかねの雲を 眺めつつ 夏のかおりの枝豆を食う
ダヴィンチの 受胎告知を 思い出す 野辺に咲きたる白百合見れば
歴史には 表もあれば 裏もある 世界遺産の佐渡金山も
白ゆりの 花咲き初むる 八月の 三日土曜日酷暑に負けず
二次会は いつも喫茶で コーヒーを 酒の飲めない男がひとり
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自由なる 会話の中に 道がある 仲間四人とちからを抜いて
人生の ひかりと影を 乗り越えて 今を楽しめわが良き友よ
これからの 友のしあわせ 願いつつ 帰路に着きます残暑の道を
さて明日は 迎賓館の 前庭で 仲間四人の午後の紅茶を
「涼風を 部屋に呼びこみ 本を読む」こんな願いを酷暑の朝に
ふるさとの 実家解体 終了の 連絡を待つ彼岸を前に
ほんとうに 来週からは 秋なのか まだまだつづく酷暑の日々に
萩の花 咲くか咲かぬか 迷います 酷暑のつづく彼岸を前に
この暑さ 飽くなき人の 欲望の 結末なのかわれも加害者
ぶりかえす 酷暑の中で カフェを飲む ぐぐっと冷やしシロップ入れて
お彼岸も 近いというのに この暑さ 咲くに咲けないリンドウの花
野良ネコの「プー」がときどき 顔を出す 忘れたころのスマホ画面に
彼岸花 咲くのだろうか 待ち望む 高麗の河原に赤のジュータン
一日に 十二時間の 労働に 調整手当三パーセントで・教職時代
髪の毛を 2センチカット バリカンで 3ミリ刈り上げ秋の気分に
ひまわりは こうべを垂れて いよいよか 秋の兆しのコオロギの鳴く
三回の 大病乗り越え 今がある ラッキーなのかわが人生は
あまりにも 爽やかなので 駅までは 歩いて行こうひと月ぶりに
この朝は 窓を全開 涼風を 部屋によびこむひと月ぶりに
ひとつでも「いいね」がつけば それだけでわたしは詠う次から次に
野良ネコの「チャチャ」の動画を 観るにつけ 思い出します野良ネコ「プー」を
眺めれば 眺めるほどに 関東の 一望できるつくば山頂・思い出として
高気圧 張り出し残暑 のこるなか 秋の虫鳴く午前四時半
手の焼いた 卒業生を 送り出し なみだでかすむあの小学校
一首二首 詠めばリズムを 思い出し ノートに向かうスランプ抜けて
湯を落とし 淹れたるコーヒー 香り立つ 朝のひかりのいつものカップに
サルスベリ 花のくれない 一輪の さびしき中によろこびのあり
涼風を 部屋に呼びこむ この朝は 台風過ぎし九月九日
このところ 詠うペースの 落ちてきて 待ちのぞむのは秋の到来
踏まれても 踏まれても尚 生きかえる 黄花コスモス残暑に負けぬ
九月でも まだまだ続く 暑さゆえ 朝から食すアイスクリームを
ふるさとの 家の処分に 四苦八苦 時間かかりて費用もかかる
のんびりと 歌詠むことは 贅沢と あらためて知る職を離れて
なにひとつ 生まれやしない 暑き日は ひとり静かにアイスティー飲む
身近なる 生活にこそ 道はある 残暑厳しき九月の初日
午前四時 スーパームーンを 西に見て プラスチックのゴミ袋持つ
校庭の ポプラの高木 登りつつ 遠く弥彦の山をながめる・小学生時代・弥彦の山・・・新潟平野の山
しあわせを 運んでくれた 野良ネコの「プー」は今でもこころの隅に
自ずから 働く時間を 増やしてた 子のためと言ういつわりに負け・教職の現役の頃
新米の 教師としての 一年は 何が何だか分からなかった・1975年