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いまじなりぃ*ふぁーむ https://ameblo.jp/mizumaru-gaku/

物書きブログです。エッセイ、詩、短歌、俳句、ショートショート、小説、ギャグ。渾然一体。(^m^)

ショートストーリーの『えとわ(絵と話)』を中心に、ノンジャンルでいろいろ書いています。中・短編小説も公開してありますので、ご一読いただければ幸いです。(^^)

水円 岳
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住所
枚方市
出身
旭川市
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2013/05/06

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  • しもつきのおわりに

    つい先日まで暑い暑いと連日文句を垂れ流していたのに、11月は一転して寒くなりましたね。10月も多忙だったんですが、まだ余裕がありました。でも、11月は人生最…

  • きょじつのはざま

    虚実の狭間に立ってしばし佇む水底の暗みにあって一滴の水もないのだ私は渇いていないが世界が渇いているのだろうか残照が水を飲む焦がされた水は濁りを失う黄金は水に沈…

  • じみなわたし

    季節画像消化のための臨時増刊です。(^^)◇ ◇ ◇「いいなあと思うわけよ」「なにが?」「あの子、生まれつき華があってさー」「しゃあないやん。人それぞれに個…

  • すげー

    ええと。 今日はすげーやつをご紹介したいと思います。 いや、別に褒めるとか感動するとか推すとかではなく。 単にすげーだけなんですけどね。 こいつ、です。 え…

  • なっとくいかーん

    季節画像消化のための臨時増刊です。(^^)◇ ◇ ◇「なあ。俺、どうしても納得いかへんねん」「なににや」「双子みたいにそっくりやねんで。せやけど、あいつはモテ…

  • みずをひく

    《ショートショート 1496》『水を引く』「わざわざセファムから水を引くと申したのか」「さようでございます」「何の意味がある!」 王は苛立っていた。いかな賢臣…

  • いつかがやくか

    若い頃の輝きが一番だと思い込んでいた確かに若くないと輝けないものはあっただが年を経て初めて輝くものがある(チカラシバ)若い頃の輝きも年を経て輝くものもその時代…

  • すぐ

    季節画像消化のための臨時増刊です。(^^)◇ ◇ ◇ 花が咲いたあと、どれくらいで種子が充実するかは植物の種類によって異なりますが、樹木の場合は結構時間がか…

  • とわののはら わたりのとき 5

    第十一話 渡りの刻(5)「二つ目」 間髪入れずに二つ目のノルマが切り出された。「わたしゃ筋金入りの嫌われ者だったから、すり寄ってくるやつなんか誰もいなかった。…

  • とわののはら わたりのとき 4

    第十一話 渡りの刻(4) 俺たちをぐるっと見回した豊島さんが、どすの利いた声で言い切った。「わたしは最後の最後までわたしらしく生きるよ。だけど、あの世には何一…

  • とわののはら わたりのとき 3

    第十一話 渡りの刻(3)「まず。わたしがここにしがみつくと、誰かに家事を全部丸投げしないとならなくなる。一時的に綾瀬さんに手伝ってもらったけど、余生は彼の方が…

  • とわののはら わたりのとき 2

    第十一話 渡りの刻(2) 「さて。豊島さんの様子を見に行くか」 今回ここに来たのは野原をチェックするためではない。陽花に一人……いや独りをちゃんと意識させるこ…

  • とわののはら わたりのとき 1

    第十一話 渡りの刻(1)「お兄ちゃん、ほんとにいいの?」「いい悪いじゃない。こうするしかないだろ」「だって……」「だってもあさってもないって」 表面上は俺に迷…

  • ひゃくにちのなつがおわって

    百日の夏を喰らい尽くしてなお花は咲き誇る百日の夏を飾り続けてなお花は咲き装う百日の夏に耐え続けてなお花は咲き綻ぶ百日の夏が過ぎ去ってなお花は咲き残る 一気に冷…

  • なにがどうなっているんだ?

    本当に、何がどうなっているんでしょうねえ……。「月に叢雲ってのを描こうと思ったんだ」「とてもそうは見えないよ。そもそも月はどこに行った?」「ツキに見放された…

  • ちょこっとあなうんす

    11月に入ってからめっちゃめちゃ業務多忙になっており、ありとあらゆるアクティビティが低下しています。読書にも創作にもまともに時間が割けない状態なので、記事は…

  • かれてからがほんばんだ

    枯れるとおしまいになるって嘆くやつが本当に多い。 違うよ。枯れてからが本番さ。(アオギリ)「さあ、いい感じに帆が膨らんだ。出発するぞ!」「船長、乗客が誰もい…

  • おちつぶひろい

    おこぼれに与るってのはおもしろくない言われ方だ。 俺たちゃ何も預けてないよ。 あんたが放棄したものをただ粛々と食い尽くすだけさ。(キジバト) ドバトの連中と…

  • ゆうれいか

    《ショートショート 1495》『幽霊化』「また落ちちゃったよ……」 隣に座ったあんちゃんががっくり肩を落としていたから、気の毒に思って慰める。「にいちゃん、試…

  • ありえないいろ

    ありえない色? その認識はおかしいよ。 だって、あんたはその色を実際に見ている。見た上で、ありえないって言ってるんだろ?(アスパラガス) ありえない赤? 何…

  • せんすがない

    「なんだ、その妙ちきりんな格好は?」「和服だよ。日舞を習い始めたんだ」「おまえが日舞だあ? 太陽が西から昇るな」「じゃかあしい! 日本の伝統芸能を学んでどこが…

  • てーぶる

    それはかつて一本の大樹だった。テーブルではなかったし、テーブルにはなりえなかった。 時の連鎖を断ち切られた今、何かを載せる静かなテーブルになっている。 どれ…

  • ずるずる

    季節画像消化のための臨時増刊です。(^^)(フジ)「いつまでもしがらみをずるずる引っ張るから、にっちもさっちも行かなくなるんだよ。ばっさり切り捨ててしまえば…

  • しわよせ

    《ショートショート 1494》『皺寄せ』「まあたかよう」「たまらんわ」「いい加減にしろって」 課内がぼやきと恨み節で真っ黒けになっている。もちろん、俺も芯まで…

  • はきだす

    吐き出したくても 吐き出せない時は雲を吐き出している 空を見る思う存分 吐き出しても吐き出された雲は すぐに消えるそんな風に 消えてくれるのならいつでも なん…

  • どくしょのーと 294 あいをさがして、あいをうしなう

    読書ノートの294回めは、野中柊さんの『きみの歌が聞きたい』(2006年発表。文庫版は角川文庫)です。 野中さんについてはこれまで『銀の糸』と『参加型猫』の…

  • ぞろぞろぞろ

    「すっかり寒くなったが、暑いよりはずっとましだ。みんなで観光に行こうぜ」「おお、いいな。行こう行こう」「旅は道連れだ。あの世までー」「誰だ! ろくでもないこと…

  • しろをかくす

    《ショートショート 1493》『白を隠す』 白は決して派手な色じゃないけど、埋没してしまう色でもない。特に白の周りを濃い色が取り囲んでいる時、白は浮き上がって…

  • なかなかじゅくさない

    いや、実ってはいるんだけどさ。 なかなか熟さないんだよ。 忍の一字だなあ……。(デコポン)「熟すとおいしくなるんだよー。デコポンのでべそはおいしさの印さ」「…

  • うもれる

    季節画像消化のための臨時増刊です。(^^)(ヒガンバナ)「美人であれば、どこにいても目立つというものでもないさ。大勢の人に埋れれば美のアピールは届かなくなる…

  • どくしょのーと 293 どこまでもじっけんなのである

    読書ノートの293回めは、森博嗣さんの『議論の余地しかない』(2002年発表。文庫版は講談社文庫)です。森さんの比較的初期の作品になるのかな。 森さんの著作…

  • むれる

    群れる。あまりいいイメージは持たれないが、事実として我々は群れる生き物である。(ドバト) 群れ集まっているものに、共通の目的や意思が存在しているとは限らない…

  • しゃっきんのしょうもん

    ストック画像消化のための臨時増刊です。(^^)◇ ◇ ◇「おうおう、あんちゃん。おまえ、俺らからどれだけカネ借り続けてるかわかってんのか? おらあ!」「わか…

  • まじゅつしぞでぃあすりぶれうすのこととい けいこく2

    シーズン8 第十一話 警告(2)「のう、イルガ、ペテル。サクソニアのグレアム皇太子が、鳩で急を報せてきたのを覚えておるか?」「はい。でも、鳩を扱えるのは王家も…

  • まじゅつしぞでぃあすりぶれうすのこととい けいこく1

    シーズン8 第十一話 警告(1) 収穫祭が終わると、ケッペリアは日を追うごとに冬の装いに変わってゆく。吹き渡る風に冷たい角が立ち、収穫の終わった畑からもうもう…

  • ふさぐ、おおう、とじる、かくす

    どれほど生い茂っても。 光の通い路を全て塞ぐことはできない。 どれほど手と腕を広げても。 地にあるもの全てを覆うことはできない。 どれほど緻密に縫い合わせて…

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