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いまじなりぃ*ふぁーむ https://ameblo.jp/mizumaru-gaku/

物書きブログです。エッセイ、詩、短歌、俳句、ショートショート、小説、ギャグ。渾然一体。(^m^)

ショートストーリーの『えとわ(絵と話)』を中心に、ノンジャンルでいろいろ書いています。中・短編小説も公開してありますので、ご一読いただければ幸いです。(^^)

水円 岳
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枚方市
出身
旭川市
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2013/05/06

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  • みじゅくもの

    未熟者という表現は、いいたとえとしては使われませんね。じゃあ未熟者だから悪いのかと言えば、それはどうかな、と。そうでしょう? 誰であっても、熟する前のステー…

  • とわののはら きかん 5

    第十話 帰還(5) ショックでしゃがみこんでしまった綾瀬さんを力任せに野原から引きずり出し、豊島さんが待っているところまで戻る。俺と綾瀬さんのやり取りを見てい…

  • とわののはら きかん 4

    第十話 帰還(4) これまでの豊島さんなら、付き合いが長い俺にすら身の上話なんか絶対にしなかっただろう。だが、孤独に耐える強靭な精神力があっても、一人で生きて…

  • とわののはら きかん 3

    第十話 帰還(3) 鬼のような形相を崩さないまま。それでも豊島さんはきっぱり言った。「あたしは運がよかったんだ」 そのあと豊島さんがだあっとまくしたてた一部始…

  • とわののはら きかん 2

    第十話 帰還(2) 家にいれば、どうしても身の回りのことをこなさなければならない。実際にするしないは別にして、家事山積の中にすっぽり嵌ってしまうとちっとも気が…

  • とわののはら きかん 1

    第十話 帰還(1) 「ふう……俺もトシだな」 少しずつ枯れ草の藁色が混じり始めた野原を見渡し、牧柵に両腕を預けて溜息をつく。 俺は鈍臭いから、同時並行で何かを…

  • すぺしゃりすと

    すぺしゃりすと なんでもできるのが必ずしもいいわけではないのです。一芸に秀でるといわれるように、一つのことをとことん突き詰めるのもまた生き残る道なのですから。…

  • おもいこみって、こわい

    季節画像消化のための臨時増刊です。(^^)◇ ◇ ◇ 生き物中心に写真を撮っていますのでどうしても判じ物は多くなりますが、珍しいものに遭遇する機会はそうそう…

  • まぼろしのいろ

    《ショートショート 1490》『幻の色』 (カラー・ミー 5)「ぐええ、こんがり丸焼けだー」「むー、困ったあ。どうする? モル」「むうう」 イーゼル立ててキャ…

  • くさいものにふた

    臭いものに蓋と言うが、ちゃちな蓋で隠せるような汚点や恥部なら最初から大したもんじゃない。蓋なんざしないで、ちゃんとどぶさらいした方がいい。 そもそも蓋っての…

  • どくしょのーと 290

    読書ノートの290回め。近況と読書状況をちびっと。 長すぎた夏の酷暑がやっと治ったと思ったら、今度は怒涛の繁忙期がやってまいりました。(^^;; 今年はイベ…

  • もとにはもどらない

    昨年の猛暑少雨が今年も続くとは思いませんでした。予想外の事態に慌てたのは我々人間だけではなく、植物も同じなんですよね。 梅雨明け十日どころか二ヶ月以上まとも…

  • かげのいろ

    《ショートショート 1489》『影の色』 (カラー・ミー 4) 影に色なんざあるものかと、父は鼻で笑った。持論にとことんしがみつく人だとわかっていたから、私は…

  • はらにたまる

    言いたいことを言わないのと言えないのは違う。言わないのは我慢だが、言えないのは強制だ。我慢は強弱を自己調整できるが、強制される箝口(かんこう)にはひたすら忍…

  • どくしょのーと 289 ひとそれぞれのどらま

    読書ノートの289回めは、小野寺史宣さんの『今日も町の隅で』(2020年発表。文庫版は角川文庫)です。小野寺さんの近作ですね。電子本での読書。 小野寺さんに…

  • にしかぜのはな

    西風の精が群舞を踊る季節になりました。 外来植物でありながら、まるでずっと昔からそこにいたかのように秋雨に合わせて咲き出すゼフィランセス。夏の終わり、もしく…

  • ほな、いっぷくしよか

    季節画像消化のための臨時増刊です。(^^)◇ ◇ ◇ 例年だともっと虫ネタが多くなるんですが、今夏が極端な高温少雨だったせいか虫の姿がさっぱり見られなくて……

  • おれんじとぴんく

    《ショートショート 1488》『オレンジとピンク』 (カラー・ミー 3) 仕事帰りに立ち寄るショッピングセンターの入り口付近に、小さな花屋のブースがある。一坪…

  • ひがさをしまうまえに

    「そろそろ長かった猛暑も一段落。日傘をしまう前に、ちゃんと広げて乾かしておかないとね」「……そうね」(オオシロカラカサタケ)「この傘には一つもいい思い出がない…

  • しろとび

    季節画像消化のための臨時増刊です。(^^)◇ ◇ ◇ ようやく猛暑が一段落しましたが、七月、八月の暑い最中に撮った中・遠景の画像はもれなく白飛びしていました…

  • どくしょのーと 288 ずれているからたのしいのだ

    読書ノートの288回めは、瀬尾まいこさんの『優しい音楽』(2008年発表。文庫版は双葉文庫)です。瀬尾さんの作品としては比較的初期のものになりますね。 瀬尾…

  • しゅっすい

    出穂。出水ではなく、穂が出ること。 イネ科やカヤツリグサ科などの単子葉植物では、蕾が上がるというより穂が出るという表現の方がしっくりくる。 穂が出るのは好ま…

  • たましいをよびもどす?

    季節画像消化のための臨時増刊です。(^^)「反魂の秘法が存在すると思うかい?」「思いません」「即答だな」「そんなものがあれば、現世が亡者だらけになります」「…

  • まじゅつしぞでぃあすりぶれうすのこととい じゅんぱく2

    シーズン8 第十話 純白(2) 執務室に二人の執事、ソノーとペテルを呼び、対策を話し合うことにする。ドアを閉めて部屋を魔術で封鎖したのち、二人に筆記を禁じた。…

  • まじゅつしぞでぃあすりぶれうすのこととい じゅんぱく1

    シーズン8 第十話 純白(1) そろそろスカラの修了が見え隠れしていたレクトはともかく、こちらに来てスカラに通い始めたばかりのクルムまでもが屋敷を出て鍛冶屋に…

  • あきのばら

    美しい薔薇が春に咲いていれば春の歓びを堪能することができる逞しい薔薇が夏に咲いていれば夏の疲れを癒すことができる健気な薔薇が冬に咲いていれば冬の凍えを和らげる…

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