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との、ごRUN心でござる http://t-tono.seesaa.net/

町の駅伝からフル、ウルトラ、はたまたトレイルランニングと、見境いなく走りまわっている“との”です。

との
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住所
大山町
出身
大山町
ブログ村参加

2013/04/06

  • 近所の小学校のマラソン大会

    6月5日(水)は、近所の小学校のマラソン大会がありました。毎度のことですが、ボランティアセンターを通じて協力依頼を受けます。ただしこの学校の場合は児童と一緒に走るボランティアではなく、コース沿道の監視ボランティア。他の6人のボランティアとともに、これに参加しました。
コースは、学校周りの町道と県道。私の役割は、黄色の交通安全旗を持ってコース上の交差点に立ち、児童たちが安全に走れるように監視・誘導することです。 はじめに、校庭で開会式が行われました。 
 これが終わってから歩いて持ち場の交差点に行き、児童たちの通過を待ちます。というか実は待つ間もなく、現地に着いたら..

  • 2024 えびす・だいこく100Kmマラソン(後半)

    51キロ地点の鹿島エイドへ入る時、エールを送ってくれるおばちゃん・・・いえお姉さんたち。私がカメラを向けると「神様は余裕ですね」と笑っていましたが、いえいえ余裕など全然ありませんとも。
 さて、以前はこの先で勾配のきつい横手林道へ入り、その後に半島北岸を西進してから、さらにもう一つ山越すコースでした。しかしここ数年は、山崩れなどで通れないところがあるようでそちらへは向かわず、比較的アップダウンが少ないルートをジグザグに進み、距離を稼ぎながら半島を横断するように変更されています。新コースは獲得標高が少ないので楽になったように見えるのですが、実際は日射しを遮るものがほどんどなく、..

  • 2024 えびす・だいこく100Kmマラソン(前半)

    5月26日(日)は、『2024えびす・だいこく100Kmマラソン』に参加し、美保関から出雲まで走ってきました。 2年ぶり12回目の参加ですが、この大会には2008年に初めて出場し、2019年には10回目の完走を果たして「えびす・だいこくの神様」の称号を得ています。神様は、次の11回目からは青色の永久ナンバーを付けて走れるのですが、その後の2年間はコロナで開催中止。3年ぶりに開催された一昨年の2022年大会でようやく、神様の印である永久ナンバー「41」を付けて走ることができました。ということで、今回は神様として2度目の参加となります。 ところで、いわゆる「100キロマラソン」..

  • シーズン初の大山登山はとりあえずダブル




    5月20日(月)は、遅ればせながら今シーズン初の大山登山。午前8時50分に、夏山登山道から入っていきました。 五合目に鎮座する「山の神さん」の前では、今シーズンの安全な登山を願い、そっと手を合わせます。 思ったより人は少なく、八号目を過ぎて木道に出てからも、登山者の姿はちらほら。 頂上も、まったく混雑はなし。山頂碑にタッチしてすぐに下山しようとしたのですが、木道工事の資材を運び上げるヘリの飛来時間とバッティング。足止めされた間は避難小屋に入り、2階から作業の様子を伺います。資材は小屋のすぐそばに降ろされるので、ヘリの腹をほぼ真下から見ることができま..

  • ASO VOLCANO TRAIL2024(その4・第3エイドからゴールまで)

    
間もなく日没となり、暗がりの中を険しい登山道へ向かっていきます。 これを登り切ったところは草原のようでしたが、ヘッドライトの明かりが照らし出す範囲はごく狭いため、昼間に感じたような開放感はありません。それどころか、尾根筋のようなところへ出た時は、強烈な風とこれに伴う寒さに襲われます。キャップが飛びそうなので手に持って進みましたが、少し恐怖を感じるほどでした。 これをようやく逃れた頃、視線の先に現れたのは、こちらを向いて立つ大きな牛。コース誘導のマーカーがその先にあるので、行く手を牛に遮られた状態です。迂回して進もうかと思いましたが、牛がどう反応するのか不安で、..

  • ASO VOLCANO TRAIL2024(その3・第1エイドから51キロの第3エイドまで)

    エイドを出てから1キロほど続く舗装路では、エイドで少し食べ過ぎたことと厳しい暑さのためにほどんど歩き。それでもトレイルに入ってからは、ゆっくりながら走り出すことができました。 さらに進み、「進入禁止」の看板の先へと入っていきます。この大会のコースには、牛の放牧や採草をしているエリアが多数含まれますが、そこは家畜伝染病を避けるために通常は、関係者以外が通ることはできません。阿蘇の人たちが極めて大切にしておられるその場所を、この大会に参加した私たちは、例外的に通していただいているのです。本当にありがたいことで、感謝の気持ちを禁じえません。 
 登りはしだいに厳しいもの..

  • ASO VOLCANO TRAIL2024(その2・スタートから21キロの第1エイドまで)

    出走した435人のランナーたちは、スタッフやギャラリーに見送られスタート。500mほど進むと、すぐにトレイルへ入ります。しかし勾配はさほど急ではなく、走れるところも結構ありました。 軽快に進んでいたところ、スタートから3キロほど進んだところで突然の渋滞。足を止められた30人ほどのランナーが一塊りになって、私の前にいました。 どうやら、この林道と交差する水路を越えるのに時間を要しているようです。昨年は、「序盤の渋滞に1時間近く待たされた」というランナーの情報もありましたが、それがこの地点なのでしょう。待たされることを覚悟しましたが、思ったより順調にはけていき、3分..

  • ASO VOLCANO TRAIL2024(その1・プロローグ)

    
 5月11日(土)から12日(日)にかけ、熊本県で開催された『ASO VOLCANO TRAIL2024(阿蘇ボルケーノトレイル2024)』に参加しました。 このレポートは、とても1回や2回で終わりそうにありませんが、結果を早く知りたいという向きもあろうかと思いますので、とりあえずそれを先に書きましょう。なんと私は2位。しかも1位とは、21秒の僅差でありました。
おっと、万が一にも誤解がなきよう付言しますが、これは当然のことながら前からではなく後ろからの順位。つまり私はブービーということです。なお、ゴルフなら当然あるはずのブービー賞が用意されていなかったことは、ちょっと不満です。 ..

  • 詐欺でもサギでもありません

    

 ゴールデンウィーク終盤の5月5日(日)は、気温が29度まで上がる夏日。きっと街は賑わっていたことでしょうが、人混みが嫌いな私は家でダラダラと過ごしておりました。暑いのでランニングもためらっていましたが、それも午後が半分過ぎた頃からは少し和らいできたので、ひとっ走りしてくることにします。 
適度なアップダウンのあるロードをしばらく走り、大山を背後に置く堤の前に差し掛かかった時でした。その周りをを囲む樹々の中に、複数の白い鳥の姿を目にします。コウノトリでした。同時に確認できたのは9羽ですが、数えている間もそれぞれが樹々の枝葉の中へ入ったり出たりしていたので、さらに数羽いた可能性もあります..

  • とある小学校のマラソン大会

    
5月1日(水)は、大山の麓の“とある”小学校で、「春の校内マラソン大会」がありました。児童数が60人くらいと小規模なので、とてもアットホームな学校です。恒例により依頼を受け、われら「だいせんRC」からもメンバー5人が参加。児童たちと一緒に走ります。
 低学年、中学年、高学年の3つのグループに別れて行われ、距離はそれぞれ0.6キロ、1.3キロ、1.8キロ。前のグループが全員ゴールしてから次のスタートとなるので、短めの距離ではありますが、私たちは3回連続で走ることになります。グラウンドには、応援にきた保護者の姿もたくさんありました。
 コースは、学校周りの農道。水が張られた田..

  • 鴨川エコマラソンGWスペシャル(2/2)

    そしてスタート。コースの幅はさほど広くないので、ゆっくりペースで走り出します。 それにしても、鴨川ってこんなに橋が多かったのだと改めて思いました。 スタートから2.5キロ進んだところが北の折り返し。 対抗するランナーと、エールを交換するする光景も見られます。 スタート地点へ帰ってきた時のタイムは28分台で、まずまずというところ。5キロ部門はここでゴールですが、10キロ部門は折り返して再び北へ向かいます。我らハーフ部門のランナーたちは、ここからさらに約2.75キロ先にある、南の折り返し地点を目指して直進します。 南の方へ..

  • 鴨川エコマラソンGWスペシャル(1/2)

    

 身体を鍛えて、環境を守って、エコマラソン! 

4月28日(日)は、京都市であった『鴨川エコマラソンGWスペシャル』に初めて参加し、ハーフマソンを走ってきました。 いきなり余談ですが、京都の「かもがわ」には、「賀茂川」と「鴨川」の二つの表記あります。上流の上賀茂神社や下鴨神社の東を流れているのは「賀茂川」で、これが出町柳を抜け、北東から流れてくる高野川と合流した地点から下流を「鴨川」とする表記するのが一般的です。さらに「鴨川」を「加茂川」とする向きもあるので、厳密には3つの表記があることになります。 行政的には明治政府が旧河川法制度を施行した際、「鴨川」に統一されたの..

  • ピレリ記念日

    
ヨコハマやダンロップより安いから 4月24日はピレリ記念日 この日私は、プリウスの夏タイヤを新しいものに交換するため、久しぶりにイエローハットへ行きました。店頭に山積みされたタイヤはピンからキリまで。選りどり見どりです。 これまで履いていたのはダンロップのルマン(Le Mans)。乗り心地、静粛性、ウエット性能のバランスがとれた製品でした。今回の予定も国産タイヤです。ただし、ちょっとお高いブリヂストンではなく、ヨコハマかダンロップにするつもりでした。 そうしたところ、ヨコハマのECOSの4本セットに付いていたのは47,800円の値札。ダンロップのエナセーブ..

  • 第12回さくらおろち湖トレイルランニングレース(後半)



    さて、ここからが後半の大きな山場。エイド横の駐車場から、急な登りへ取りつきます。 

 だいぶ登ったところにある「見晴らし場」からは、ダム湖を望むことができました。 いやらしい登りはこの後も続きましたが、 ようやく下りに入ってからは、落ち葉の香りが漂うフカフカのトレイルを、気持ちよく駆け抜けます。 「立入禁止」の看板があるところへ誘導された時は、「ここへ入っていいのだろうか?」と一瞬ためらいましたが、去年もそうだったことを思い出し、そのまま進みました。 そして、頭上に渡されたロープを掴みながら、岩の上を渡って渡渉。この時は..

  • 第12回さくらおろち湖トレイルランニングレース(前半)

    

 4月21日(日)は、島根県雲南市であった『第12回さくらおろち湖トレイルランニングレース』に参加しました。 さくらおろち湖下流部の斐伊川流域は、八岐大蛇の神話の舞台。前夜に降り続いた雨は上がったものの空の色はどんよりで、湖を囲む山々に覆い被さる雲の中からは、今にも大蛇が首を出してきそうな気配さえありました。 さて、私がこの大会へ出るのは4回目。8キロのビギナー、17キロのショートもありますが、私は昨年と同じく30キロのロング部門です。コース前半は、小刻みなアップダウンのトレイルにロードが適度に入った感じで、難易度はさほど高くありません。しかし後半は一転してワイルド感が増..

  • 『さくら道国際ネイチャーラン』の終了に想う

    


 『さくら道国際ネイチャーラン』は、名古屋城から金沢兼六園までの列島を横断する250キロの道を、36時間というタイトな制限時間の中で走り抜ける大会です。1994年に1回目が開催され、以来、暴風やコロナで中止になった年もありましたが、30年の長きに渡り、わが国のウルトラマラソンの最高峰にある大会として多くのウルトラランナーが憧れ、目標にしてきました。 [名古屋城] この大会に出場できるのは多い年でも130人ほど。他の大会での記録や意気込みなど書いた書類を提出し、選考を通らなければなりません。これを通過するために、あの有名なギリシャの『スパルタスロン』を完走してきたというラ..

  • 第15回 備中高梁歴史街道マラニック(後半の後半)

    この後はしばらく、小刻みなアップダウンが続く区間。田には水が張られ、近く行われるであろう田植えの準備が着々と進んでいるようです。そしてこの時もまた、心の中であの歌を聴いていました。 ♪ たとえ今は 小さく
 弱い 太陽だとしても 言葉もない 俺たち ひどく暑かった日の 夕立ち と、ここで突然「ゴールまで10Km」の看板が目に入ります。「えっ、もうそれだけなの?」と拍子抜けする私でした。 65.5キロ地点の「たかうね桜公園」エイドには、午後1時40分に到着。
 

ここでは、町内のおばちゃんたちが用意してくださった桜餅をいただきま..

  • 第15回 備中高梁歴史街道マラニック(後半の前半)


    さて、中盤の大きなピークを超えたので、この後は長い下りを一気に下降。ただし、飛ばし過ぎは後のダメージにつながります。まだまだ先は長いので、決して無茶はいたしません。急がず焦らず、慎重に下っていきました。 底まで降りたところではしばし、桜の花びらが敷き詰められた歩道を進みます。これは期間限定の、贅沢なチェリーロードでありましょう。 ここで赤橋を渡って対岸へ。 そしてさらに西進し、コンクリートで塗り固められた沈下橋を渡ります。 この橋のところが40キロ地点となりますが、さらに4キロ先にある折り返し地点を目指して北進。森を抜けてからはほぼ..

  • 第15回 備中高梁歴史街道マラニック(前半)

    
 4月14日(日)は、岡山県高梁市の吹屋ふるさと村を発着点とする『第15回 備中高梁歴史街道マ ラニック』に参加しました。私がこれに出るのは、2年振り3回目となります。 
コースは前回出た時と同じで、その距離は約72キロと程良いもの。しかし、主催者が公表していない累積標高は1,200mから2,500mくらいまで諸説ありますが、前回の私のCOROSによる計測では1,300mあまり。決して容易いものではありません。ラン自体は苦しいものになるでしょうが、エイドのメニューや語らいを楽しみ、そしてコース上にあるたくさんの見どころを堪能しながら、楽しい一日を過ごすことを目標にしました。
 ..

  • 走るしか能のない男ではありません


    「走るしか能のない男」などと陰口を言われている私ですが、実はランではないある運動にも、けっこう力を入れているのです。今回は、そのお話をいたしましょう。 4月6日(土)から15日(月)までの10日間、『春の全国交通安全運動』が実施されています。私は町の交通安全指導員と県の地域交通安全活動推進委員をしているので、運動初日に行われた出発式と車輌による交通安全パレードを皮切りに、期間中は毎日のように啓発活動に参加しています。 そして10日(水)は、運動の一環として「大山町と琴浦町の合同広報活動」が行われました。 会場の「道の駅ポート赤碕」の駐車場には、警察官や交通安全協会員、交通..

  • 紅麹サプリのとばっちり


    それは先週のこと。いつものように朝食後、愛飲している高麗人参茶のパウダーをカップに入れてお湯を注いでいたところ奥方が、「それは?」と怪訝な表情を見せました。 (私)えっ、人参茶だけど。 (奥)そのようなものは止めよ。 (私)なんで? (奥)紅麹で健康被害が出ておる。 (私)これは大丈夫。 (奥)いや、「紅」と書いてある。 (私)はあ・・・? 

そう言われてみれば、この人参茶は紅蔘根というのを原料としているようで、名称は「紅蔘茶」。しかしもちろん紅麹とは何の関係もなく、K林薬品が製造したものでもありません。 
私が人参茶を飲むようになったのは4..

  • 第2回 神島お遍路トレイルマラニック(後半の後半)


    さて、この先を少し進んだところで、マップにはなかった非公式エイドがランナーを迎えてくれます。 ここでは4種のシュークリームのうちから、一つを選ぶことになっていました。私のチョイスは季節限定の「柑橘シュー」。 しかし、これで終わりではなく、隣の二つのテーブルには駄菓子が溢れんばかりに並べられています。スタッフが、「いっぱい取っていってください。お土産袋もありますよ」と言って、ビニール袋まで渡してくれました。私は飴や羊羹、チョコやうまか棒などをこれに詰め、リスタートします。このあとしばらくは半透明の袋を片手に、「私はいったい、何をしにここへ来たんだっけ?」と自問しな..

  • 第2回 神島お遍路トレイルマラニック(後半の前半)

    
 日光寺からは神島外港を目指し、短い急坂を下ります。
 それからアプダウンのあるロードを少し走ると、 ほどなく十夜ヶ橋(とやがばし)のエイドへ到着です。 ここではスタッフさんから、紙コップに入ったゆずのジュースがサッと差し出されます。これを取ると同時に「おはぎをどうぞ」と言われ、これももちろんいただきます。間髪を入れず、「ゆず菓子もいかがですか?」と・・・。ここまでは優しいお言葉に甘えた私です。 しかしテーブルにはさらに、おにぎり、甘夏ゼリーのヨーグルト、パウンドケーキ2種、うめ、甘夏ジャムゼリー、桜もち、甘夏ピールと、美味しそうなも..

  • 第2回 神島お遍路トレイルマラニック(前半)

    


3月31日(日)は、笠岡市の神島(こうのしま)で開催された『第2回 神島お遍路トレイルマラニック』に参加しました。 神島は、かつてはその名の通り島でしたが、1966(昭和41)年に始まった国の干拓事業で本土と陸続きになっています。私は11年前に参加した『べいふぁーむ笠岡マラソン大会』で隣接する地笠岡干拓地は走っていますが、その時はまだ神島のことを知りませんでした。 このマラニックのことは、昨年出た倉敷の走友からの情報で知ったもの。トレイルとマラニックはどちらも好きなので、その両方を冠する大会名にまず惹かれました。これを併せた名称のものは、私にとっては新ジャンル。おまけに「お遍路」..

  • 2024 淡路島一周マラニック(その3・コース後半)

    夜間走で見えるのは、ヘッドライトの灯りが照らし出す狭い範囲に限られます。美しい景色も目障りなものも、その多くを捉えることができなくなり雑念も消えて、意識は走ることだけに集中できます。ほぼ暗黒の中を無心で駆ける時間を、私は嫌いではありません。しかし、そんな経験をすることが最近はあまりなかったため、今回は大事なツボを忘れてしまっていたようです。 夜間走で重要なポイントの一つが、眠気対策。250キロ以上の超ウルトラマラソンや、100マイルのトレイルレースの場合は2晩徹夜のランになるので、その間にはたとえ短くとも効率的に睡眠を取ることが必須です。一方、1晩徹夜のランであれば、眠気を克服して一気に..

  • 2024 淡路島一周マラニック(その2・コース前半)



    まずは島の東側を、海岸線に沿って北上します。 7キロほど進んで、明石海峡大橋が近くなったとき、並走していたランナーが、「私たちが最後尾ですかね?」と聞いてきました。そう言われて振り向いてみると、確かに後方にランナーの姿はありません。しかし、ここまではキロ7分ほどで走ってきており、どちらかと言えば早過ぎると思っていたので、「そうみたいですけど、このペースで十分ですよ」と答えました。
 それから少し進んで島の北端を回り込み、西岸へと入っていきます。しかし相変わらず周りのペースは早く、私は後ろから3番目あたりの順位で走っていました。 ところが20キロくら..

  • 2024 淡路島一周マラニック(その1・スタートまで)

    3月16日(土)から17日(日)にかけて行われた、『2024 淡路島一周マラニック(アワイチ)』へ参加しました。 淡路島の外周約150Kmを右回りに一周するコース、およびこれを走破することは「アワイチ」と言われています。今やサイクリストの聖地となったこのコースの路面には、ところどころにこれを示す表示も描かれています。 「アワイチ」は自転車でやるのが定番ですが、『淡路島一周マラニック』は、自分の足で走って回ろうというもの。自らもウルトラランナーであるダブルさんが主催されている手作りの大会です。初めて参加した昨年はアワイチ正規の右回りでしたが、今回は左回りの逆コースなので違う景..

  • 第29回大社はまゆうマラソン大会


    
3月10日(日)は、出雲市で開催された『第29回大社はまゆうマラソン大会』に参加しました。 私は2回目ですが、前回出たのが2011年なので13年もご無沙汰していたことになります。ゴール後にぜんざいや豚汁が振る舞われるなど、手作り感たっぷりのほのぼのとしたイベントだった記憶がありますがその後、この大会のことは忘れていたというのが正直なところです。しかし昨秋、出雲の走友が「大社はまゆうは美味しいぜんざいが食べれて嬉しい」と言うのを聞いて、「そうだった」と思い出し、久々にエントリーしたというものです。 ところがこの日、受付でいただいたナンバーカードは、「いざジジイ(1322)」。この間の加..

  • 第35回 岡の里名水マラソン大会(アフターは「地獄」を見た話)

    さて、お約束の「地獄」を見た話です。 ゴール後は早々に、車で別府温泉へ移動しました。予約していたホテルは、別府で最大規模のもの。こんな大きなところへ泊まるのは、初めてです。 高台にあるので展望は抜群。眼下に別府の街並みが見下ろせました。 ところで別府に来た目的のメインは温泉でしたが、もう一つ、「地獄を見る」ことも狙っておりました。なにぶん生まれながらの善人なので、死んでも地獄へ行くことはなさそうです。可能であれば生きているうち一度は見ておきたいということで翌日、地獄への招待状と入場券を手に、七つの地獄巡りに出かけたというものです。 はじめに訪れた..

  • 第35回 岡の里名水マラソン大会(後半)

    
 ところで、この大会のエイドはほぼ5キロ毎。水分は水とポカリとかぼすジュース、食べ物はバナナやおにぎり、その他に飴やチョコ等も提供されていました。地元産品のメニューは特にありませんが、必要かつ十分な内容です。私はエネルギー切れにならないよう、バナナや飴を何度かいただきました。 沿道で、桜の花を目にします。ソメイヨシノのように見えましたが、時期的には早すぎるので、早咲きの河津桜だったのかもしれません。 武将の仮装をしたランナーさんを見た時は、前日に散策した岡城跡のことを思い出しました。 とまあこのように、下りで走りが楽になったこともあり、のんびりした..

  • 第35回 岡の里名水マラソン大会(前半)

    
 3月3日(日)は、大分県竹田市で開催された『第35回 岡の里名水マラソン大会』に参加しました。 
初めて訪れた竹田市へは前日に入り、岡城跡を散策。「難攻不落の堅城」と謳われたこの城の石垣は、荒々しく雄大な光景でありながら、どこか哀愁を漂わせています。瀧廉太郎の「荒城の月」は、この城をイメージしたものだそうですが、それも頷ける話だと思いました。 さて、マラソンの種目は私の出たフルの他にハーフと10キロもあり、さらに史跡巡りウォークの部門まであります。全体の定員は2,000名ですが、参加者数はその半分にも満たない980人。同じ日にあった38,000人の『東京マラソ..

  • 正木山・鍵山トレイルラン ミドルコース試走会

    2月23日(祝)は、『正木山・鍵山トレイルラン ミドルコース試走会』に参加しました。コースの距離は21キロで、先日出た12キロのショートコースの試走会と重なっているのは3分の1くらいです。 この日の参加者は13人。午前9時20分に、秦小学校の校門前からコースへ出て行きました。 500mほど進み、石畳神社の鳥居をくぐってトレイルへ入っていきます。 序盤のややきつめな登りをこなし、荒平山城の「二ノ壇」へ。 この後は程良いアップダウンを繰り返し、 麻佐岐神社(まさきじんじゃ)へ到着です。正木山の山頂は、この神社のすぐ裏にあるそうですが、そ..

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出雲かんべの里トレイルワーク&からすてんぐコース10周ラン


    2月18日(日)は、松江市の「出雲かんべの里」のトレイルワークに参加しました。 作業は、参加した8人が2つの班に分かれて行われましたが、私の班は2か月前に「近自然工法」で整備した箇所の仕上げ。具体的には、前回の整備で登山道の滑りやすい斜面に間伐材を置いて階段状にしたのですが、そのままでは木材が地面より少し浮いたような形になっているため、この間を埋めていくものです。 [作業前の当該箇所] この部分を土だけで埋めようとするとかなりの量が必要になるので、まずは現地にある間伐材や倒木を集めてきて裁断し、この間に詰めていきます。 私の役割は森へ入って枝を拾い、これを鋸で切って補修..

  • 正木山・鍵山トレイルラン ショートコース試走会

    3連休最終日の2月12日(月)は、『正木山・鍵山トレイルラン ショートコース試走会』に参加しました。 
今年が三回目となる『正木山・鍵山トレイルラン』の本番は、3月31日に開催が予定されており、部門はショート(12Km)、ミドル(20Km)、ロング(32Km)の3つ。私はこの大会の一回目と二回目に、ロング部門へ出ています。コースはとてもよく整備されており、エイドの配置も適切。主催者の強い熱意が感じられる運営で、安心して走れる大会という印象を持っています。 今回も出たいところではありますが、同じ日に開催される他の大会へエントリーしているため、こちらへは参加できません。その代わりというわけ..

  • UTMT 2024


    『UTMT』とは決して『UTMB』の姉妹大会などではなく、『UTMF』の誤植でもありません。これは、岡山市にある備前国総社宮の裏山でひっそりと開催されている、『アーバントレイル龍ノ口(Urban Trail Mt.Tatsunokuchi)』の略称なのです。 そういえば、あのUTMBが数年前に『Ultra Trail』を商標登録したため、この呼称を使っていた他の大会は名称変更を余儀なくされました。かように了見が狭いUTMBのことなので、もし『UTMT』の存在に気づけば、必ずイチャモンをつけてくることでしょう。その時は、「UTMTの“UT”は、“Ultra Trail”ではなく“Urban..

  • 大雪後の状況確認ちょことラン

    

 先週後半は、この冬一番の寒波が日本列島に襲来。ここ山陰を含む日本海側も大荒れで、わが家の周りも40cmを超す積雪となりました。 昨シーズンも同じくらい積もったことがあり、その時はいつでも車が出せるようにと、敷地内や周辺の道路の雪かきに汗を流して3時間。そうしたところひどい腰痛になり、3週間も走ることができませんでした。これに懲りたので今回は、新聞と郵便の配達が来れる程度の歩き道を敷地内につけただけでしまいます。この間、土曜と日曜日に雪上のウォーキングを少ししましたが、それ以外は買い物にも行かず、まるでご隠居さんみたいな生活を送りました。 それでも月曜日と火曜日は、少しだ..

  • 壺瓶山往復の予定が孝霊山に寄り道ロンリーマラニック(2/2)

    
 
さて、先客さんはこの後、登って来た佐摩山経由の登山道で下山するとのこと。しかし、私は目的地が坪瓶山なので、長田集落に続く北側の登山道を下っていきます。 ところが、こちら側は登ってきたルートより積雪が多く踏み跡も無いので、だいぶ難儀をしそうな予感。少しだけ気持ちに迷いが生じましたが、「まあ、遭難することはなかろう」と、そのまま行きました。 生い茂る熊笹を見ているうちに、「クマが出るのではないか」と心配になりましたが、この時期なのでやつらは冬眠しているはず。出てくることはないでしょう。 と思ったところで、握りこぶしほどの大きさの足跡を発見。登りの途中で見た小動物のそれらと..

  • 壺瓶山往復の予定が孝霊山に寄り道ロンリーマラニック(1/2)



    1月14日(日)は、道の駅「大山恵の里」から壺瓶山(つぼかめやま)往復のぼっちランをしようと、午前9時前にスタートしました。 壺瓶山は米子市の淀江平野にある丘のような独立峰で、標高はたった114mと低山の中の低山。この山を縦断するルートは全線舗装されていてトレイル区間はありません。しかし、広域農道か農免農道を経由していけば道中にも多少のアップダウンがあり、距離も往復30キロ弱でロードのトレーニングにはほどよいコース。空は快晴で気温も10度を下らない予報なので、この時期の山陰にしては比較的良いコンディションの中で走れそうです。 
ペースは、キロ8分から9分くらいのスローなもの..

  • 新春八社巡りロンリーマラニック(2/2)

    
 
さて、次に立ち寄ったのは6社目の塩津(しおつ)神社。鳥居の右側には、「宝暦拾三癸未九月吉祥日」と刻字された社号標。その隣にある大きな常夜灯の刻字は「大正三年三月建」。静かな佇まいの中にも歴史と風格、そして地域の人たちの厚い信仰心を感じとることができました。

 この後はしばらく国道9号線を東進してから左折して日本海の方へ少し進み、7社目の日御碕(ひのみさき)神社へ入ります。 日御碕神社といえば、出雲市大社町にあるものが有名ですが、中山地区御崎にあるこの神社も同じ名前。実はこの神社は、天長年間(824〜834年)に出雲の日御碕神社の御分霊を鎮祭し、当時はその古..

  • 新春八社巡りロンリーマラニック(1/2)

    初詣は元旦にウォーキングを兼ね、わが家からさほど遠くない4社のお宮さんを梯子して回り、すでに済ませておりました。ところがこのところ、お隣の琴浦町にある神崎(かんざき)神社が、大変な人気スポットになっているとのニュースを耳にします。その社殿には芸術品とも言われる龍の彫刻が施されていることから、辰年の今年はがぜん注目を集め、なんと観光バスが立ち寄るほどの騒ぎになっているそうです。 実は以前にここを奥方同伴で訪れたことはあるのですが、なにぶんミーハーなので、それなら今年も行ってみようと思い立ちました。
そしてどうせ行くなら今回はランで、ついでに道中にある神社も回ればさらにご利益が期待できそう。..

  • 2024 大山町元旦マラソン

    
1日は、わが町大山町の『元旦マラソン』でした。
 このイベントは、私も所属する「だいせんRC」の主管事業なので、一応スタッフとしての参加です。と言っても受付などはない自由参加の形態なので、準備は看板を設置したりする程度。私の仕事は、ばらばらと集まってくる参加者を待つのが主でした。
なお、従来は6キロ部門と2キロ部門のマラソンだけでしたが、今年から2キロのウォーキング部門も新設されています。
 開会時間が始まる午前10時には、会場の名和神社駐車場に100人くらいの参加者が集っており、主催者の挨拶とブリーフィングが簡単になされました。 これが終わると参加者は全員..

  • 39(サンキュー)マラソン2023




    12月24日(日)は、『39(サンキュー)マラソン2023』に参加しました。これは一年間元気に走れたことに感謝して、皆生温泉のOUランドから江島大橋往復の約39キロを走ろうというもの。年末恒例の仲間内のイベントでしたが、コロナによる中止が続き、今回は4年振りの開催です。私は5回目の参加でした。 さてこの日、皆生温泉のOUランドの駐車場に集結したランナーは13人。初参加のメンバーもあったので、自己紹介もありました。 ちなみに私はこの日、顔の上半分だけ鳥取県のマスコットキャラクター「トリピー」に変身し、自信のない素顔を隠しての参戦です。 スタートの予定時刻は午前9..

  • 年末の特別警戒取締まり出動式

    

12月17日(日)は、琴浦大山警察署で『年末の特別警戒取締まり出動式』が行われました。これは、年の瀬に起こりがちな事件や事故の発生を防ぐために行われる、特別警戒取締まりの開始を宣言するものです。私は町の防犯パトロール隊員としてこれに参加しました。
 警察署の建物に入ったところには、琴浦大山警察署のマスコットキャラクター「琴浦大山なし奉行」の姿。「被害なし、事故なし、違反なし!」をモットーとするなし奉行は、住民がピンチになった時にどこからともなく現れて、その安全と安心を守ってくれる正義のヒーローなのです。皆様、危険を感じた時は「なしぶぎょ〜〜〜お!」と、空に向かって叫びましょう。きっと..

  • 出雲かんべの里トレイルワーク#35

    
12月16日(土)は。松江市の「出雲かんべの里」で行われた、『出雲かんべの里トレイルワーク#35』に参加しました。 これは、2020年にここで初めて開催されて私も参加した100マイルトレイルレース『からすてんぐ100』を契機に、これを主催したHITOYAMAさんの呼びかけで、毎月行われているトレイル整備の活動です。今回で35回目となるこの活動に私が参加したのは数えるほどですが、この間、急な斜面を切ってステップをつけたり、水はけの悪い箇所への暗きょ排水管の埋設、スズメバチトラップの製作と設置、まき割りなど、色々な作業を経験しました。 

[スズメバチトラップの設置] 
 さ..

  • 【追求第4弾】「ゴジラの背」の近くに設置された看板の撤去を望む

    ※ この記事は、2023年10月12日に発信したものの再掲です。 =============== 10月12日(木)は、確認したいことがあり、およそ1年ぶりにゴジラの背へ。しかし残念ながら、あまり楽しい登山にはなりませんでした。それは決して、現地にただよう霧のせいではなかったはずです。 昨年の6月、大山国立公園の特別地域内である当地に、個人が無断で看板を設置されました。この「違法看板」は現地の厳しい風雪に耐えられなかったようで、雪解けの時期に倒壊し、現在は草木の間にその無残な姿を晒しています。この間、当地の管理者である鳥取県などの行政機関から繰り返し撤去指導が行われた..

  • 今シーズンの大山山頂は23回で終了

    

12月9日(土)は大山夏山登山道へ。大山は11月13日に初冠雪がありましたが、同時に大山寺でも40センチもの初積雪。この時は山頂付近で積雪80センチとの情報もあり、雪山へは行かない慎重居士の私なので、今季はもう登れないかもしれないと思っていました。 [初冠雪の大山(11月13日・皆生大橋から)] しかしその後、スキー場のゲレンデの雪も消えたようなので、「行けるところまでいってみよう」と思い立ったものです。 なお、早朝は登山道の凍結が予想されたことから、午前10時前の遅いスタートにしました。この日はどうせ走れないと思ったので、いつもはトレランモードにするCOROSを登山..

  • マイカップは紙パック

    
 近年のトレイルやマラニックでは、マイカップを必携装備とされることが多くなりました。私が初めてこれを意識したのは、『山口萩往還マラニック』でこれが必携となり、参加賞としてザックにつけられる軽いアルミ製のカップをもらった時だったと記憶しています。 

[萩往還のアルミ製カップ] 
以降、これを使うこともありましたが、他のランナーが紙コップを帽子に洗濯バサミでつけているのを真似て、これを使った時期がしばらくありました。しかし、紙コップは風を受けて飛んでしまったり、トレイルでは木の枝に触れて落ちることがあるのが難点です。 そうしていたところ、2016年にUTMBへ参加した際、こ..

  • 第2回さくらおろち湖トレイループランニング(その2)

    ということで2周目に。いきなりのえぐい登りをこなすと、以下同文。 この回を終えた時のタイムは、25分でした。まだ元気です。 3周目を走っていると、チームの部だと思いますが、早くも4周目に入ったランナーに追い越されます。
 この回を終えたところで38分ちょい。まずまずペースを維持しています。 以下同文で4周目を終え、5周目に入って序盤を喘ぎながら登っている時でした。これもチームの部でしょうが、小さな女の子が軽快な走りで、この爺さんを“ひょい”と抜き去っていきました。そしてその小さな背中は、あっと言う間に遠ざかっていったのです。「すごーい..

  • 第2回さくらおろち湖トレイルプランニング(その1)

    

 11月26日(日)は、島根県雲南市で行われた『第2回さくらおろち湖トレイルプランニング』へ参加しました。 
この『トレイルプランニング』は、同じ主催者により4月に開催される『さくらおろち湖トレイルランニングレース』に向けた体験イベントという位置付けで、昨年から始まったものです。私は本番のトレイルランニングレースには過去3回出ていますが、プランニングは初参加でした。これは1周約1.3kmの特設コースを、制限時間内に何周走れるかを競うもので、ソロの部と2〜5人のリレーで繋ぐチームの部があり、それぞれ1時間または2時間の制限時間内での周回数を競うものです。私はソロで2時間の部門へエントリー..

  • MacBook Pro 2台持ち


    恐ろしいことが起きました。それは9月末のこと、MacBook Proで文書を作成していたたところ突然、ディスプレイに「バッテリーの残量低下。すぐに充電してください」というメッセージが現れました。見ると、バッテリーの残量が、わずか「5%」になっています。 
私は常にアダプターに繋いで使っているのですが、Macとアダプターの接続部分を見ると、通電しているときに点灯するはずのランプが点いていません。コードが外れているのかと思いましたが、アダプタのコードは正しく接続されています。そこで、コードを抜き差ししたり、パソコンを再起動させてみましたが、状態は変わりません。 どうしてよいかわ..

  • 心臓パワーアップの代金はプリウス1台分

    このほど町の健康対策課から、「国民年金保険医療費についてのお知らせ」が送られてきました。これは、病院などでかかった医療費の総額と、自己負担額を知らせてくれるもので、今回は今年4月から7月までのものです。 その中には、4月に山陰労災病院へ5日間入院し、心臓のアブレーション手術を受けた分もありました。これを見たところ、なっ、な、なんと「にひゃくななじゅうごまんえ〜ん」。275万円ですぞ。びっくりして、危うく心臓が止まるところでした。 それは、昨年11月のある日の午後のこと。心拍数が突然、通常の2倍くらいに跳ね上がったのです。異常な動悸は1時間くらいで治まりましたが、..

  • OSJ KAMI 100はDNS




    11月4日(土)から5日(日)にかけ、兵庫県香美町で『OSJ KAMI 100』が開催されました。 私はブログで、この大会には「家庭の都合で出られない」と言ったかと思えば、「予定が変わり、もしかしたら出るかもしれない」と前言を翻したりしておりました。このレースには、初めて開催された2年前に出場して完走はしたものの、あまりにもキツかったので2回目の昨年はパス。今年もこれに出る勇気がなかなか湧いてこず、当日の予定が空くことになってからも、定員オーバーで締め切られれることを願いながら、ひっそりと様子を見ていました。 しかし締め切りの2日前にサイトを覗いたところ、依然として募集中。出ない口実が..

  • 第10回 花背トレイルラン(後半)


    オグロ坂峠から峰床山(みねとこやま)の山頂までは1キロぐらいとのことでしたが、落ち葉が降り積もるその登りは、はじめはなだらかだったものの、しだいにその斜度を増していきます。 路傍の木に掲げられていたのは、「走り切ったら、ツライ上りも良い想い出」というメッセージ。そりゃあそうでしょうけど・・・いえ、反論はしません。
 息が上がり始めた頃に山頂へ。 見はるかす展望は少し霞んでいましたが、はるか先まで連なる山々の光景を、しっかりと脳裏に焼き付けました。
 ここからは下り基調ながら、小さなアップダウンを繰り返すコース。いつしか北山杉の木立の中..

  • 第10回 花背トレイルラン(前半)

    
 10月29日(日)は、京都市花背の「山村都市交流の森」を発着点として開催された『第10回 花背トレイルラン』に参加しました。 会場へは市内から車で向かいましたが、「京の奥座敷」と言われる鞍馬を過ぎ、車のすれ違いに気を遣わなけらばならない狭い道路をさらに30分ほど走り、ようやく到着。京都丹波高原国定公園内にあって豊かな森林に包まれた花背は、「京の隠れ家」とでも言うべき所だと思いました。 さて、レースはSコース(距離42キロ・累積標高2,400m)、Aコース(25キロ・1,400m)、Bコース(16キロ・800m)の3部門あります。Sコースはサブ3ランナーでなければ完走が難し..

  • やすぎランニングフェスティバル2023

    10月22日(日)は、安来市で開催された『やすぎランニングフェスティバル2023』に参加しました。 安来市では以前、『なかうみマラソン全国大会』が開催されており、私も最長のハーフ部門に7回参加しました。ゲストや参加賞が豪華で、MCが盛り上げる会場には多くの出店が並ぶ賑やかさ。おまけに走った後は、市内にいくつかある温泉施設で使える入浴券を使って湯治と、3,500円という格安な参加費で一日中楽しめるものでした。しかし、5,000人もの参加者が集いランナーズの「大会100選」にも選ばれたこの大会も、残念なことにコロナ禍を理由として2019年の第15回を最後に終了してしまいます。 『やすぎラン..

  • 秘境奥島根やさかウルトラマラニック in 浜田 2023(その3)

    59キロ地点の第8エイドでいただいたのは、有機JAS認定のブルーベリーを使ったジャムサンドと、ブルーベリーサイダー。ちなにみ、どちらも「ゆきこの瞳」という商品名で流通しているそうです。 63キロ地点の第9エイドでは、有機甘酒をいただきました。なお、ここには有機トマトのジュースもあったのですが、残念ながらそれが入るだけの胃袋の隙間はもはやありませんでした。
 ところでこのあたりは、5キロで300mほど標高を上げる後半で一番の山場。ランナーの多くは歩いています。私は、走りに時々歩きを入れながら進みました。 68キロ地点の第10エイドで提供されていたのは..

  • 秘境奥島根やさかうるとらマラニック(その2)


    エイドを出た後は、200mあまり標高を上げます。小降りになった雨は、その後は時々降る程度でした。 [ ] そして、29キロ地点の第4エイドへ。ここではシリアル風のチョコポンをいただきます。 [ ] 33キロ地点の第5エイドは、前泊したふるさと体験村。 [ ] ここでいただいたのは「ピザ」・・・と思っていたのですが、後でメニューを見たら「クレープ」となっていました。私はその違いがよく分かりませんが、メチャクチャ美味しかったことは確かです。なお、メニュー表にはなかった蒸かし芋もいただきました。 [ ] なんだか食べ物のことばかり書いている..

  • 秘境奥島根やさかウルトラマラニック in 浜田 2023(その1)


    10月15日(日)は、島根県浜田市の弥栄(やさか)町で開催された『秘境奥島根やさかウルトラマラニック in 浜田 2023』に参加しました。 弥栄町は、浜田市の南側に位置する典型的な中山間地の農村で旧弥栄村。「平成の大合併」で浜田市弥栄町となっています。大会HPには、「信号もコンビニもない、何もない田舎」と謳われていました。現地には前日に車で向かいましたが、道の駅を見つけるたびに立ち寄っていので、浜田の市街地に入ったところで日没を迎えてしまいます。そこから弥栄までは30分ほどでしたが、その間にはほとんど街灯もなく、心細いドライブ。宿に着いた時は、ほっとしたものです。 [前泊したふる..

  • そーじのわ


    三連休中日の10月8日(日)は、「そーじのわ」に参加しました。 「そーじのわ」とは、私の住む大山町の名和地区のまちづくり団体である「なわのわ」が、活動拠点として使っている元保育所の建物「なわほ」の掃除をするイベントで、毎月第2日曜日と第3木曜日に行われています。
私はこの団体に設立前から関わってきましたが、この3年間ほどはコロナで活動が大幅に制約されたこともあってやや疎遠になっていました。それでも、せめて掃除くらいは貢献したいと思っているのですが、このところ日曜日はランのイベントに行くことが多く、また不定期なパートではあるものの一応は仕事もしているので、都合がつかないことがたびがび。その..

  • 若狭路トレイルラン2023(その3:アフターは永平寺と恐竜博物館)

    さて、福井に来ることはめったにないので、翌日は観光を楽しむことにします。 ということで、25日(月)の午前中は大本山永平寺を訪ねました。この寺は、寛元2年(1244年)に、曹洞宗の宗祖道元によって開かれた禅の修行道場。今も多くの修行僧がここで修行に励んでいるそうです。修行僧にカメラを向けることは禁じられているので写真には撮れませんが、境内を足早に行き交う若いお坊さんの姿に、その雰囲気を感じとることができました。 境内には、たくさんの殿堂楼閣が建ち並んでいます。 [永平寺全景図 ] その中央にあるのは、山の斜面に沿うように連なった山門、中雀門、仏殿、法堂。 ..

  • 若狭路トレイルラン2023(その2:第2エイドからゴールまで)

    このエイドを出てからもなお3キロほど、アップダウンを繰り返しながら標高を上げていきます。上りではほとんどのランナーが歩いていましたが、私はほぼ走り続けました。この時のパワーの源は、間違いなくへしこでありましょう。 さらにこの後、苦手な下りに転じてからも絶好調は続きます。2キロで300mほど標高を落とす急な下りも、パワー全開で駆け降りました。私の気配を背後に感じたのか、前を行くランナーの何人もが足を止めて道を空けてくれたのですが、そんな経験は初めてのこと。神様、仏様、へしこ様。私はその絶大な効果に、畏怖さえ覚えたのであります。 山を下りてからはしばらく舗装路を走り..

  • 若狭路トレイルラン2023(その1・スタートから第2エイドまで)

    9月23日(日)は、福井県若狭町の食見(しきみ)海水浴場を発着点にして開催された『若狭路トレイルラン2023』に参加しました。
 この大会にはロング(距離43Km・累積標高2368m・制限時間9時間)、ミドル(32Km・1756m・7時間)、ショート(15Km・791m・5時間)の3部門あります。長い方が好きな私は、完走率が70%以上なら通常はそちらへ挑むことにしています。ロングの完走率は、2017年が85%、2018年は不開催で2019年が76%、2020年と2021年は不開催で2022年は86%。したがって、私の基準に照らせばそちらを選ぶべきところでしたが、今回はあえてミドルにしてお..

  • 「ゴジラの背」の近くに設置された看板のその後のその後

    ※ この記事は、2023年5月30日にFBで発信したものの再掲です。 = = = = = = = = = = = 昨年の6月、大山国立公園の特別地区内にある「ゴジラの背」の近くに、自然公園法に違反して個人が無許可で看板を設置されました。設置者は10月に、当地の管理者である鳥取県から「当該地は国有林内であり、公有地の不法占有に該当する」として撤去するよう強い指導を受けたにもかかわらず、これに従っておられません。 情報によれば、看板は雪解けの時期に倒壊し草木に覆われて見えにくくなっているようですが、今も現地に放置されたまま。大山を愛する私の山仲間たちは、とても心を痛めています。 言..

  • 大山キャリーアップ

    9月17日(日)は『大山キャリーアップ』に参加し、木道を修繕するための桟木(さんぎ)を博労座から山頂まで運びました。 大山の“キャリーシリーズ”には、今までに2回参加したことがあります。初めて参加したのは2008年の『頂上トイレ汚泥キャリーダウン』でした。この時は、頂上避難小屋のトイレに溜まったの汚泥を人力で担ぎおろそうというもので、いわば「ウンコ担ぎおろし隊」とでもいうべきもの。なお、誤解の無いように申し添えますが、ウンコ・・・いや汚泥は、きっちりと蓋がされた2リットルのボトルに入れられた状態で、担ぎ隊員に臭いや汚れがつくことは一切ありませんでした。
 また、2018年に参加した『大..

  • もしかしたら本番に出るかもしれない『KAMI 100』のコース試走2回目(後半)

    この区間は、はじめは走りやすいトレイルと思わせるものの、 しだいにアップダウンのきつい登山道へと誘導されていきます。
 岩がゴロゴロする谷も、何度か渡りました。 前回は岩の上を歩かざるをえなかったこの現場には、その後へ重機が入ったようで、人一人は歩けるだけのスペースが確保されています。 また、先日は流されていた丸木橋はすでに復旧されており、この日はその上を歩いて渡ることができました。 整然と植林された杉林を前回は撮りそこないましたが、この日はなんとかものにします。 こうして午後2時20分に、ようやく兎和野..

  • もしかしたら本番に出るかもしれない『KAMI 100』のコース試走2回目(前半)

    
9月13日(水)は、『KAMI 100』のコースを試走しました。私にとっては、先月ワイチさんと2人でやったのに続き、シーズン2回目となります。 今回はワイチさんとテッシーさんと私の3G(爺)で日程を合わせて計画しましたが、 ワイチさんの呼びかけに応じてその友達のウッちゃんとつんちゃんという2人のGも追加参戦。試走会は時代遅れの3Gから高速大容量の5Gにバージョンアップされ、華々しく開催されたというものです。 [左からワイチさん・との・つんちゃん・ウッちゃん・テッシーさん] さて、当日はハチ北高原スキー場から午前7時にスタートの予定でした。5Gはその10分前には顔を揃えて..

  • OSJ安達太良山トレイル50K(エピローグ:岳温泉のこと)

    ところで今回の遠征は、私にとって初めての東北入りでした。足はJRなので、まずは何年かぶりの東京駅へ。私のような田舎者からみれば、どっちを向いても都会です。 東北新幹線に乗るのは、もちろん初めて。車輌は「はやぶさ」でした。 ♪♪ Hey Hey Hey 夢の街 東京、Hey Hey Hey あこがれの東京・・・。失礼、車窓の風景に、年甲斐もなく興奮してしまいました。 さて、この稿の本題は岳温泉なので、いきなりではありますが、ここで前泊と後泊した岳温泉に飛びましょう。 「岳温泉」の看板のところから、山の方へ向かってなだらかに伸びる通りが温泉街の中心..

  • OSJ安達太良山トレイル50K(その3:第2関門から第3関門まで)

    ふたたび登山道へ入った後も、しばらくは強い陽射しに虐められます。この時点の気温は28度だったようですが、体感的には30度を超えているように思いました。 14時55分に鬼面山(きめんざん)を通過。標高を上げていくにつれて陽射しを遮る雲も掛りだし、いくぶんか救われました。 ここから箕輪山への登りは急勾配の上、その状況はゴロゴロの岩の上を駆けたり、 笹藪の中を通り抜けたりと変化に富み、かなり手こずるものでした。 そうして15時55分に、この日2度目の箕輪山山頂へ到着します。次の第3関門は、ここから900m近く標高を下げた塩沢温泉スキー場で、..

  • OSJ 安達太良山トレイル50K(その2:第1関門から第2関門まで)

    なお、このエイドでは水、コーラ、麦茶、岳温泉名物のくろがね焼きと温泉まんじゅうが提供されていました。しかし、OSJの大会の多くがそうであるように、ご飯や麺類、パンなどは、この大会で出される予定はありません。私はジェルの類は苦手なので、一日中走り続けるレースでは必ず固形物を摂ることにしています。時刻は午前11時だったので、そろそろ補給をしておいた方がよかろうと、ここで腰を下ろすとバックパックからおにぎりを取り出し、いただいた麦茶と一緒にこれを食べました。
体の水分が枯渇しそうになっていたのか、おにぎりを食べた後も水や麦茶を何杯もお代わり。そのために、このエイドでの滞在時間は、私としては長めの..

  • OSJ安達太良山トレイル50K(その1:スタートから第1関門まで)

    9月3日(日)は、福島県の岳温泉(だけおんせん)の塩沢温泉スキー場を発着点として開催された『OSJ安達太良山トレイル50K』に参加しました。 この大会を初めて意識したのは、2010年に同じシリーズレースの『OSJ氷ノ山山系トレイル50マイル』で完走を果たし、会場内の施設の風呂で汗を流していたときのことです。そばにいたランナーが知人と思われるランナーに、「どの大会のコースが一番好きか?」と聞きました。「あだたらやま」という即答に対して尋ねた方も、「僕もあだたらやま。あそこは本当にいいね」と言ったのです。この会話を聞いていた私の脳裏に、「あだたらやま」という言葉が刷り込まれました。 さらに..

  • 本番は出ないのに『KAMI 100』のコース試走


    9月23日(水)は、走友のワイチさんと2人で、『OSJ KAMI 100』のコースを試走しました。 KAMI 100は初めて開催された一昨年に、実際は約112kmもある「100K部門」に出て、ワイチさん共々完走しています。しかし、昨年は家庭の用事で不参加。今年も家庭の都合で11月の本番には出られないので、エントリーはしていません。 100K部門の場合は、距離約37kmで累積標高差約1,800mのコースを3周するのですが、ゴールの制限時間は25時間とタイト。今でも2年前のことを回顧するのはためらわれるほど、きついレースでありました。正直言うと、家庭の都合を口実にあの苦しさから逃れられるこ..

  • Backyard Ultra 12 hours(三瓶山オーバーナイトラン)

    8月19日(土)の午後9時から翌20日(日)の午前9時にかけて、三瓶山の西の原で『Backyard Ultra 12 hours』が行われ、私も参加しました。
「Backyard Ultra」とはアメリカ発祥のレースで、参加者は1時間ごとに6,706メートルのコースを走り、これを1時間以内に走り切ることが出来なければ失格となります。本来のBackyard Ultraの場合は、「ラストサムライ」と呼ばれる最後の走者一人になるまで終わらない、いわば無制限一本勝負。この競技は世界各地に広がりつつあり、三瓶では2021年に初めて開催され、本年も11月23日に予定されています。ちなみに三瓶大会のラス..

  • iPhoneは水没して黒から赤へ

    それは、1週間前の金曜日のことでした。このところ猛暑の日々が続いていますが、珍しく曇りがちな天気だったので、久しぶりに20キロあまりのロード走。途中で何度か小雨に遭いますが、むしろ快適なシャワーランと、その時は思っていました。 帰宅して、ウエストポーチからスマホを入れていたZiplocを取り出したところ、チャックの隙間から雨が入ったのか、なんとなく中が湿気っている感じです。しかし、今までも汗で同じような状態になったことがたびたびありましたし、私のiPhone7は防水のはずなので気にはしませんでした。 しかし、COROSからデータを転送するためスマホを起動させたところ、画面が..

  • かんべの里・夏の森まつり2023

    8月5日(土)は松江市の「出雲かんべの里」で、HITOYAMAさん主催による『夏の森まつり2023』が開催されました。
 このイベントは昨年までは2日間に渡って行われ、初日の土曜日がオリエンテーリングで、日曜日がトレイルランニングというスケジュールになっており、私は例年、日曜日のトレランだけボランティアスタッフとして参加しています。ところが、今年は1日で両方のプログラムが実施されることになったので、初めてオリエンテーリングも含めてのお手伝いとなりました。 [かんべの里のからすてんぐ] スタッフ集合時間は、例年より1時間早い午前6時半。てんぐの森の入り口にテントを立てたり、..

  • 北山宍道湖強化練習会 2023夏


    Shigeruさん主宰の仲間内イベント『北山宍道湖強化練習会 2023夏』が、7月29日(土)から30日(日)にかけて行われました。 コースは、島根半島西端の日御碕から出雲北山を東に約23キロ縦走し、続いて穴道湖を時計回りに一周する約62キロのロードを走ってから再び北山に入り、帰ってくるもの。総距離約108キロ、累積標高差は約3,900mというハードな仕様です。ちなみにこの練習会は年2回、夏と冬におこなわれています。私は初めて参加した昨年1月の冬大会で全コースを走破したものの、24時間の制限時間に20分間に合わず、完走は叶いませんでした。 [コース図] そして今回は、..

  • 御来屋漁港の夏まつり


    私の実家がある大山町の御来屋漁港で、7月22日(土)に恵比寿神社の宵宮祭が行われました。港の道路にはたくさんの露店が並び、浴衣姿の人たちが行き交います。 コロナで中止が続いていた花火大会も4年ぶりに復活し、3000発の花火が夏の夜空を彩りました。ちなみに、港湾道路から打ち上げ場所までは、最短で200mしかありません。以前は、頭上からパラパラと火の粉が落ちてくることもありました。もしかしたら、日本一間近に見られる花火大会かもしれません。 そして翌23日(日)は、恵比寿神社の例大祭。
 神主さんは祝詞をあげた後、関係者と一緒に漁船に乗り込み..

  • 第41回全日本トライアスロン皆生大会(2/2)

    スイムとバイクのリレーゾーンへは、ランの私が入ることはできません。したがってその様子を直接見てはいませんが、泰朗さんはリレー部門の区間25位となる1時間12分51秒でスイムを終え、清人さんへアンクルバンドを引き継ぎます。 バイクの選手は、リレーゾーンからロードを出るまではバイクを引いて行かなければなりません。そして、会場の外に設置されたゲートを過ぎたところで、初めてバイクへの乗車を許されます。私は清人さんのスタートシーンを撮るつもりで、ここに待機してカメラを構えていました。 しかし次々とやってくる選手で混み合う中、残念ながらその姿を見落としたようで清人さんの勇姿を捉えること..

  • 第41回全日本トライアスロン皆生大会(1/2)

    7月16日(日)は、『第41回全日本トライアスロン皆生大会』が開催されました。私はこの大会に、エイドのスタッフとしてたぶん20回くらいは出たと思います。また、7年前に町の交通安全指導員を拝命してからは、バイクコースとなる町内の道路での交通誘導をするよう指示を受け、コロナで開催中止となった2年間を除き毎年これを遂行してきました。 

[例年は交通安全指導員をしている私] そういう長い関わりがありながら、これに選手として出ることは、まったく考えたことがありません。なぜなら、水泳は高校生の時にスポーツテストで一度も息継ぎをせず、人生最長距離の25mを泳ぎ切ったことが唯一の自慢。ま..

  • 2023 バーチャルなわのわさんぽ


    大山町では数年前から旧小学校区単位で地区のまちづくり組織が作られ、地域の活性化に取り組んでいます。私の住む名和地区でも「なわのわ」という組織が、廃園となった元保育所の施設「なわほ」を拠点に、「夏の花火大会」「秋祭り」などのイベントや、木工やそば打ちなどのワークショップなどを開催しているほか、各種のサークル活動もここで行われています。 [なわほ] さて、その活動の一環として、名和地区の名所や史跡を巡る『なわのわさんぽ』が3年前から毎年実施されています。そしてその際は毎回、私がコースを設定し、案内役もつとめています。 ということで、今年も7月9日(日)に『なわのわさんぽ』が行..

  • 「ゴジラの背」の近くに設置された看板のその後



    ※ この記事は、2022年12月7日に投稿したものの再掲です。 = = = = = = = = = = = 9月10日にこのブログで、『「ゴジラの背」の近くに設置された看板の撤去を望む』という記事を発信しました(アドレスは下記)。あれから3か月が経過。私はこの間、あの奇態な看板を二度と見たくないので現地へ行っていませんが、情報によれば11月28日現在、撤去はなされていないそうです。 前回の記事に記したとおり、このエリアに看板等を設置することは法律で規制されていますが、この看板は無許可で設置されたものです。ありのままの自然に触れたくて山へ入っている私などにとっては、はな..

  • 第11回 姫ボタル・瀞川平トレイルラン(2/2)

    さてこの後は急な下りがありますが、それを過ぎると比較的なだらかなアップダウンがしばらく続きます。ここは快適に走り、気分もアゲアゲ。 そして下り基調の林道を抜け、 約19キロ地点の「とちのき村エイド」へ到着です。すでにコースの6割ほどを辿っており、気持ちも楽になりました。ここではいつもスープが提供されるので楽しみしていましたが、この日もオニオンスープを美味しくいただきます。
少し遅れて入ったワイチさんもこのスープを賞味したことは、言うまでもありません。 ここを出てしばらく行ったところに、崖崩れの現場がありました。城の石垣にでもなりそうな四角い岩がラン..

  • 第11回 姫ボタル・瀞川平トレイルラン(1/2)

    7月2日(日)は、兵庫県の香美町村岡で開催された『第11回 姫ボタル・瀞川平トレイルラン』へ参加しました。3回連続で、4回目の出場になります。 コースは3つありますが、今回も一番長い「山賊ドえりゃあコース」を走りました。距離は32キロで、累積標高差は公表されていませんが、昨年は他の方の情報から約1,700mとブログに記していました。しかし今回、私のCOROSでの測定結果は1,950m。コースは昨年とごく一部変わっていたようですが、これほどの差がつくはずはないのでおそらく測定の誤差。COROSを信頼して、約2,000mということにしておきます。
 さて、昨年の成績が総合50位..

  • 山頂シングルばかりでまだ6回

    昨年はこの時期に、『山頂トリプルでもまだシーズン14回』というタイトルのブログ記事を発信しています。それに倣って今回のタイトルをつけるとすれば、『山頂シングルばかりでまだ6回』ということになります。 それはさておき、とりあえず6月27日(火)に行った今シーズン6回目の大山登山の報告をいたします。この日は、午前中は晴れ曇りで午後は雨という予報。山頂に少し雲がかかっているのを見てから、午前8時に夏山登山道へ入りました。 午後は雨予報だったためか、この時期にしては人の姿はまばら。登山道のエゾアジサイが目を引きます。
 6合目から見る北壁もやや霞んでおり、その稜線は雲..

  • 3人de大山トレイルラン練習会


    6月17日(土)は、大山寺から一向平キャンプ場を往復する約25キロのトレイルを走りました。 メンバーはケンちゃんとハマちゃん、それに私の3人です。ハマちゃんは走友から紹介されたランナーで、この日が初対面。年は私よりいくつか若いケンちゃんよりも、さらに一回りほど少なく、しかもイケメンです。かなり早い方と聞いていましたが、なんと米子鳥取間駅伝を走ったこともあるというエリートランナーさんでした。 [半顔との・強面ケンちゃん・イケメンハマちゃん] 

 さて当日は、午前8時に博労座の大山ナショナルパークセンター前からスタートし、まずは大山寺参道へ。これに続く大神山神社の参道の途中か..

  • 2023ゼロ大山初夏


    海から大山山頂そして海へ・・・。
6月10日(土)は、海抜ゼロの大山町の福尾海岸から標高1,709mの大山山頂を往復する『2023ゼロ大山初夏』へ参加しました。このイベントは走友のHideさん主催の仲間内企画ですが、私は3年前に初めて出たところ病みつきになり、今回は3年連続3回目の参加です。 実はHideさんはこの春から大阪に転勤になったので、今年は開催されないのではないかと心配していました。ところがなんと、彼はこのイベントを開催するためにわざわざ帰郷し、やってくれたのです。本当に感謝しかありません。 [Hideさん] さて、スタート前にランナーたちは円陣となり、海岸の丸..

  • Nagi Peaks Tough Trail Challenge 2023(後半)


    エイドを出てからは標高591mの大別当山と、尾根続きにある標高746mの八巻山を登ります。それぞれに中世の山城が築かれていたため、史跡保存のためにあえて周辺の登山道は整備がされていないそうです。 これを超えたところで、樹木が伐採されたハゲ山の林道へ。ここは昨年も確かに走ったのですが、これほどまで殺伐とした風景ではなかったように記憶しています。 これを過ぎ、29キロ地点の蛇淵の滝エイドの通過が12時27分でした。関門時刻は午後1時なので余裕は33分。途中で失速してDNFとなった昨年の記録は参考にしまいと、あえて見ないで来ていたので定かではなかったものの、これよりも..

  • Nagi Peaks Tough Trail Challenge 2023(前半)

    
 6月4日(日)は、津山市勝北スポーツ公園を発着点として開催された『Nagi Peaks Tough Trail Challenge 2023』に参加しました。57Kmのチャレンジコースと32Kmのミドルコースがありますが、私はチャレンジです。 この大会には、初めて出た4年前の第2回大会で完走していますが、このときのコースは現在より5Km短いものでした。以降コロナで中止が続いた後、3年ぶりに開催された昨年の大会では、中盤に目眩を起こして走れなくなり、無念のDNF。この悔しさから、今回は「絶対完走」を心に期していました。 しかし、現地に着いたのが受付締め切りギリギリの時間で、装備の準備に..

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