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炎のクリエイター日記 https://blog.goo.ne.jp/sugichan_goo

綺麗なものを一眼レフや i Padで撮影し、画像中心で普段の行動を綴る。こだわり料理レシピもご紹介。

どんな素材も、関西風味にクリエイトします。

炎のクリエイター
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住所
大津市
出身
天理市
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2012/11/09

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  • 海老・ロースかつ丼 ~全力飯がレギュラーの新メニュー~

    全力飯のかつやさんから、超久々に新レギュラーメニューが登場した。従来の「かつ丼梅@637円」に、エビフライ2尾@132円✕2を加えただけだが、海老の追加に特別感を感じ、一度は経験の必要アリと注文した。実のところ、今回訪れたのは期間限定メニューをご紹介するためだったが、どうもソース系のタレに嫌気がさして‥‥‥。今月の期間限定メニューは「タレかつ丼」だったが、豚ロース・海老・鶏ささ身など3種フライに、あのタレが沁み込んだものを想像すると、出汁のきいた卵とじの方をチョイスした方が良いかも‥‥‥との思いが頭をよぎった時に海老2尾が、ワシの目に飛び込んできた。要約すると海老≠ささ身の単純数式に置き換わった。新レギュラーメニューの「海老・ロースかつ丼@802円(税込・100円引券)」は、お味の方はまずまず何時ものかつ...海老・ロースかつ丼~全力飯がレギュラーの新メニュー~

  • アップルパイ ~ラム酒かおる紅玉のコンポート~

    津軽の紅玉を、楽天市場でお取り寄せした。今回使うラム酒の風味は、ほろ苦さのなかにもキャラメル感のような甘みがあって‥‥‥この感覚は会社勤めの頃、女性社員の主賓として呼ばれた折、控室にて出して頂いたラム酒が甘くて美味しくて、挨拶にビビッて8杯くらい飲めば出来上がってしまったんでさぁ~大変!そんなラム酒の風味漂う大人のアップルパイを作ってみた。ラム酒の香りが、バニラ・シナモン・ナッツ・ハチミツのような、芳香を放つ感じだったが、問答無用で追いシナモンで更に香りにインパクトを注入した。紅茶は渋いダージリンを合わせて今年も津軽の酸味を堪能する‥‥‥。いつもの作り方で完成させたが、毎度のことながら切り分けるのが異常に難題となる。しかし上出来のアップルパイを、お箸で戴くのは如何にも場違いのような気がする。そうそう女子社...アップルパイ~ラム酒かおる紅玉のコンポート~

  • 剣先イカ ~思い切ってぜんぶ塩辛にする度胸もなし~

    珍しく新鮮な剣先イカが並んでいた。剣先イカと言えば、豊漁だった頃はスルメの代名詞になっていたケンサキだったはず。先輩が連れて行ってくれたお店で、同僚がスルメを注文するのに「ケンサキ」と注文すれば、見事な剣先イカのお刺し身がやってきたのを、間違いだと怒っていたが「それが一般的な剣先イカだ」と、教えてあげた記憶がよみがえってきた。▲剣先イカの塩辛は白ご飯に乗っけると最高▲減塩の塩辛は桃屋さんの半分以下ピ~ンと尖った姿は、剣先と呼んで余りある風貌で、釣り上げた直後は赤→弱ってくると透明→絶命すると白と変化していくんで、場所によってはアカイカやシロイカなどと正反対のような呼び名がある。赤から細胞が見えて透明に変わりゆく剣先イカを思い切って買ってみたのはよいが、塩辛にする踏ん切りがつかないし度胸もない。▲珍しく剣先...剣先イカ~思い切ってぜんぶ塩辛にする度胸もなし~

  • 吉野家の陰謀 ~牛すき鍋膳(肉2倍盛り)に物申す~

    ここへ来て、牛丼御三家は各商品への約30円の値上げに踏み切った。僅かな金額だと思う人も多いだろうが、実は吉野家の場合は同時にステルス値上げも行っているのに気が付いた。昨年暮れの肉2倍盛りの量は、他社の追随を許さないくらいの肉量で、誰もが吉野家の独り勝ちだと思った矢先だった。今年24年の初頭に、無償肉増量キャンペーンを展開した吉野家は、この商品の肉量を肉2倍盛りの65%くらいに抑えてあった。そのキャンペーンの陰には、来る牛すき鍋膳肉2倍盛りの、正規メニューの肉減量を判りにくくするために、お客の目くらまし的な視覚的段階を踏んでいたのだ。早々に無償肉増量キャンペーンの陰謀を見抜いたワシは、それぞれを画像に収めておいたので最後に3種の画像の肉量の変遷を比較して頂きたい。そんな吉野家さんのステルス値上げを暴いたのは...吉野家の陰謀~牛すき鍋膳(肉2倍盛り)に物申す~

  • お祝いじゃない赤飯 ~大好きな赤飯が身近になって感激~

    田舎のお祝い事の時には、近所のお餅屋さんで赤飯を蒸してもらい、一升単位で予約をすれば、デカイ蒸篭(せいろ)を2~3段重ねて、子供心に随分高く重ねてあって倒れはしないかと心配したものだ。周囲から水蒸気がモクモク立ち上り、近寄ると火傷をすると注意を受けたのも懐かしい想い出となっている。赤飯が出来上がると、家族全員でお祝い膳と共に戴いて、さらに向こう三軒両隣りのご近所にも、お裾分けで赤飯を持って行った記憶がある。近所のおばちゃんに渡すと、風習なのか小銭や細かく折りたたんだお札を、紙に包んでワシの半ズボンのポケットにねじ込んでくれたのが超嬉しく、一度は遠慮してお返しする小芝居を経て自分のものになった。ところが現在は、お赤飯の素と言うのをもち米に混ぜ込んで、炊飯器のメニューを赤飯の位置にセットして、あとは炊くだけで...お祝いじゃない赤飯~大好きな赤飯が身近になって感激~

  • うな丼ダブル ~肉厚鰻でボリュウム満点@1100円(税込)~

    最近は鰻が食べたくなると、格安うな丼の「宇奈とと」さんで食べて、ストレスを解消するようにしている。今回は少々贅沢して、たっぷりと味わえる「うな丼W@1100円(税込)」を大盛りにしてもらったので、心ゆくまで堪能することができた。しいて言えば追い飯をしても大丈夫そうだ。しかし、この充実感って言うのはなんだろう?歴史ある逢坂山の、自称日本一のうなぎの「かねよ」さんで戴く鰻(きんし丼@3190円)よりも、食べたという満足感が勝っているのは、宇奈ととさんの肉厚鰻にあるようだ。かねよさんは、きんしと呼ばれる玉子焼きは美味しいが、鰻の蒲焼きはイマイチなのは何に力を入れているのだろう。▲逢坂山は、かねよさんの「きんし丼」▲宇奈ととさんのラインナップバランスよく戴くために、煮詰めたタレを追加して調整した結果、白ご飯も鰻と...うな丼ダブル~肉厚鰻でボリュウム満点@1100円(税込)~

  • 肉ジャガうどん ~主役は、お肉・ジャガ芋・讃岐うどん~

    以前にも書いたことがあるが、肉ジャガの故郷は京都の舞鶴・広島の呉と2候補があり、戦時中は双方ともにバリバリの軍港だったところだ。日本大勝利の第一次世界大戦時の、東郷平八郎元帥がヨーロッパで食べたビーフシチューが忘れられなくなって、軍艦で航行中に炊事当番に作るよう命じたところ食材は揃ったようだ。しかし、最終的な調味料のケチャップ・トマトソースが、用意できなかったため、砂糖・醤油で代用すると「肉ジャガ」みたいになったようで、これが起源のようだ。舞鶴と呉は、お互いに発祥地だと言うことを譲らないようだが、軍港であるがゆえ東郷元帥が立ち寄る機会はどちらもあるので、舞鶴・呉は双方ともに肉ジャガ発祥の地で間違いないようだ。そんな肉じゃがに、讃岐うどんを加えて作ったのが「肉ジャガうどん」で、お鍋から直接に溶き卵で戴く、す...肉ジャガうどん~主役は、お肉・ジャガ芋・讃岐うどん~

  • バームクーヘン豚の生姜焼き ~脂身が甘く美味しい~

    滋賀県にはクラブハリエと言う、焼きたてのバームクーヘンを販売しているお店がある。その洋菓子は両端を綺麗に化粧切りするときに、大量のクズが出来てしまうので、そこに目を付けた藏尾ポークさんが豚の飼育に使いだした。そんな経緯で出来た、超美味しい豚肉の別名をバームクーヘン豚と呼んでいる。特に脂身の部分が甘く感じて美味しいので、どうせならと豚肉料理の王道「生姜焼き」をバームクーヘン豚で作っていこうと思う。ワシはすった生姜のお汁だけで作るような上品なことはしないで、繊維質も何もかもぶっ込んで、オマケに玉ネギのすりおろしもタレに一緒に揉み込んだ。豚の生姜焼きは誰が作っても、それなりに美味しく焼き上がる。豚肉をタレに浸け置く派・焼く直前にタレで揉み込む派・焼き上がる直前にタレを馴染ませる派など、順序は違えどどれも美味しく...バームクーヘン豚の生姜焼き~脂身が甘く美味しい~

  • こってりラーメン+麻婆豆腐 ~来来亭の背脂マシは廃止~

    先日に来来亭の創業感謝祭で、ラーメン一杯が無料になるイベントをご紹介したが、当日に盛況なのかどうか行ってみた。お客がたくさん集まったので、予定より早く開店させる対応は、臨機応変なリカバリーで気がきいていると感じた。ワシは本来の開店時間AM11時に到着で、10番台での整理券を貰ったと同時に注文したので、約10分で順番が回ってきて即できあがってきた。▲九条ネギ多めにおろしニンニクを追加▲麻婆豆腐セットは@380円値上がりしていた▲狙って食べる時の麺の硬さを調整したこれまで注文したことのない「こってりラーメン@880円」+「麻婆豆腐セット白ご飯付き@380円」を選んでみたが、麻婆が薄っぺらいお味で圧倒的に花椒(ほわじゃお)・山椒の類が不足していて、本格的なお味は望めないので、おろしニンニク・ラー油・コショウなど...こってりラーメン+麻婆豆腐~来来亭の背脂マシは廃止~

  • 親子丼 ~丼鉢を両手で挟んで揺するとユラユラ親子丼~

    衆院選小選挙区で、和歌山2区の二階氏のご子息が落選した。苔の生えた昔気質の政治家さんは、地盤・看板・カバンで容易く二世議員を誕生させ、世襲政治を続行させていこうと考えていたのは、今の世の中事情では甘い考えだったようだ。裏金対決で勝ったのは世耕氏で、政治家の親子丼は避けられたが、引き続き裏金政治家は健在ということに。お話が逸れたが、親子丼のCMで「揺すると揺れるのが良い親子丼」と言うくだりが「なか卯」さんにあったが、実際揺らしに行くと揺れなかったのが下の画像。ワシの作った親子丼は、やや揺れる程度に調整した。お鍋を揺することができないIH調理では、丼ものが難しくなったようだ。▲揺れなかった「なか卯さん」の親子丼玉ネギの甘みと、味醂の甘みで旨みを出していくが、お出汁は昆布ベースの鰹出汁としている。ピリッと辛いブ...親子丼~丼鉢を両手で挟んで揺するとユラユラ親子丼~

  • おでん ~IH調理の初仕事は「おでん」2人前~

    最近は肌寒くなって、秋を飛ばして初冬に突入したようで、あったかい食べ物が恋しくなってきた。キッチンは新調したIHで、お初の調理は関東煮こと「おでん」2人前で、食材は在り来たりのものを揃えたが、お出汁だけは拘って、牛スジの下処理から丁寧にスープへの反映ができるよう別鍋で煮込んだ。本編のおでん鍋は、昆布出汁をベースに煮込みに時間がかかるものから放り込んでいく。途中で牛スジ煮込みを合体させたら、全体が馴染むまで煮込むが、沸騰すると濁るので注意しておく必要がある。スープは澄んだまま仕上げるに越したことはない。さぁ~食べようと思えば、ワシがこよなく愛している和辛子を切らしていた。我が家から20歩のファミマに、チューブ和辛子が置いてあるかが大問題だが、あの手のワサビ・ニンニク・紅葉おろしなどが、ズラリと並らび総てがフ...おでん~IH調理の初仕事は「おでん」2人前~

  • 焼肉豚かつ丼 ~牛焼肉と豚ロースカツの合盛丼・全力飯~

    あの庶民の味方だと思っていた、吉野家さん・かつやさんと共鳴するように、いずれも30円程度の値上げに踏み切ったようだ。そうなればライバル店も追随し、庶民の出費は坂をくだる雪玉のように、徐々に大きくなっていく。政治家さんや大手企業の社員さんなら余裕だろうが、ワシの将来には不安を残すことに。そんな折、全力飯のかつやさんから期間限定で「焼肉豚かつ丼@879円(税込・100円引券)」が発売された。これまでの期間限定商品の丼は、700円台だったのに対して、今回の合い盛り丼は800円台と、こちらも値上げの煽りを受けているようだ。※価格はいずれも税込・100円引券使用時。正式名「牛焼肉とロースカツの合い盛り丼」は、タレがよくきいた焼肉に、豚ロースカツにかかってあるソースも、特に濃厚な甘めのソースだった。これに背徳感を感じ...焼肉豚かつ丼~牛焼肉と豚ロースカツの合盛丼・全力飯~

  • ボローニャ風ミートパスタ ~ボロネーゼと言えず「風」とする~

    チャッチャと作って食べておきたい時の即興メニューに、ボロネーゼ風のパスタがある。厳密に言うとミートソースパスタだが、フライパンやボウルの中で、ミートソースとスパゲティを混ぜ合わせているので、ボロネーゼのようになっている。以前からなんと表現すればよい料理名なのか、迷っていたところだった‥‥‥。この日パスタ屋さんの前を歩いていると、ワシの即興パスタとよく似た調理例が画像で展示してある場に出くわした。その名前は「ボローニャ風ミートソースパスタ」となっていた。別にパンチェッタとかがはいった形跡はないので、ボロネーゼを「ボローニャ風」と「風」をくっつけて逃げているようなイメージだった。乾麺のスパゲティを、100均のレンチンで茹でて、普通にミートソースの粗いものをボウル内で混ぜてあるだけなので、パクチーを乗っけて目先...ボローニャ風ミートパスタ~ボロネーゼと言えず「風」とする~

  • 野菜天鶏カツ丼 ~冷凍庫と野菜室のお掃除をかねて~

    最近は食料品の物価が上昇し、令和新撰組の山本氏の演説がズシンと心に響くようになってきた。彼が立ち上げた党は、共産党の8議席を上まわって、なんと9議席を獲得して大躍進した。一口で言うと、れいわの党首である山本氏の独り奔走しての説得力ある演説が、庶民の叫びと同調したのかも知れない。お話が逸れたが、食料品をまとめ買うにも計画性が必要となってきた。鶏肉はお安い時に買ってモモ肉1枚づつ冷凍してあって、冷蔵庫の野菜室には使った残りの野菜や切れ端が出てしまう。そんな折には、残り物の有効利用として、天ぷらやフライで酒のオツマミにでもしてみようと揚げたが‥‥‥。イカ・カボチャ・インゲン・トウモロコシのかき揚げ・さつま芋などは天ぷらに。鶏肉はフライに揚げてチキンカツとした。丼シャリを用意して、まず白ご飯に「なんでもごたれ」を...野菜天鶏カツ丼~冷凍庫と野菜室のお掃除をかねて~

  • お箸から見る景気 ~お寿司屋さんには立派な割り箸~

    先日のこと、この辺りでは評判が良く頑張っている、某お寿司屋さんの折り詰めをお土産でいただいた。一人用の上にぎり寿司であるが、実に細かく気持ちの行き届いた仕事をしていると思ったのは、シマアジの旨みを損なわないよう、柚子コショウと刻みネギが添えてあったのは手始めだった。バブルの頃から継続して繁盛しているのは、何らかの理由があるからで、このお寿司屋さんは細かい気配りだろう。イカの包丁細工は冴えていて決まっているし、ほど良い梅肉も邪魔にはならなかった。まぐろ脂身の濃厚な旨みが上品で、赤身もシッカリした柵から切っつけされていて新鮮さが伺える。ウニの軍艦巻きがフタで圧迫されていたのは誤算だったかも。箸先の超細いものは割烹に適しているが、お寿司を摘まむお箸はぶっとく軽い木質が適している。この手の割りばしは、結構お高く最...お箸から見る景気~お寿司屋さんには立派な割り箸~

  • 来来亭から揚げセット ~創業感謝祭・らーめん無料券配布~

    今年も11月に突入し、残すことあと2箇月となり、改めて早いものだと回想シーンが頭に浮かぶ‥‥‥さして重要なことは何もしていないことが判明し反省しきり。この時期の大盤ぶるまいは、なんと言っても来来亭創業感謝祭の「らーめん無料券配布」の、9日㊏・10日㊐を皆さんにお伝えする。超久々に訪れた来来亭で「こってりラーメン@880円」+から揚げセット@380円を食べながら創業感謝祭を知ったので、ラーメンファンにとっては知り置くべきニュースだろう。しかしラーメンのお味はさて置き、から揚げの立派さと旨さでは、近所のずんどう屋さんより上だと思う。来来亭のから揚げセットは、白ご飯もセット内容の一部で、少々量的にオーバーとなってしまったが、このくらいの量なら勢いで乗り切れそうだ。来来亭のラーメンのお味が、膳所店ではクオリティが...来来亭から揚げセット~創業感謝祭・らーめん無料券配布~

  • うに壺弁当 ~ウニの炊き込みご飯の駅弁~

    最近になって、駅弁ファンにとって願ってもないお店が、京都駅構内で営業している。駅弁の中でワシが食べたかったものは、富山の鱒の寿司はクリアしたので、残るは明石のひっぱりダコ飯・稚内のうに壺弁当となって、峠の釜めし弁当など陶器の壺・釜などに仕立てたお弁当容器は、なぜか人気があるようだ。稚内の「うに壺弁当@1,380円」は、ご当地の名物弁当のなかでも予約が必要だそうだ。現地へ行かずしてこの人気弁当を食べるには、デパートなどの駅弁大会に託すしかなかった。ところが各地の駅弁弁当を扱うお店があるなら、ときどき寄ってみては入荷の確認をするのが京都駅でのルーティーンとなった。そんな折、うに壺弁当を見付けたら買いの一択となる。ウニの炊き込みご飯の上に乗っけた蒸しウニ!ウニはウニの上にウニを乗っけてみたようなウニ尽くし。磯の...うに壺弁当~ウニの炊き込みご飯の駅弁~

  • 咖哩ライス ~ニンジン抜きはサラドレで補填~

    お外でカレーを食べるのには勇気が必要だ。ワシの貧乏舌ときたら、スープカレーは苦手でスパイスカレーは更に苦手ときているので、欧風カレーのお店で食べるしかない。近鉄百貨店内のサンマルコは閉店したし、CoCo壹番屋も好き放題トッピングすると2800円くらいになるのでコスパ最悪でNGとなる。さらにカレーは、お外で食べるとお家へ帰ってもカレーと言う偶然が起こりやすい。カレー食べたい病に追いつめられると、重い腰を上げて自分でカレーライス作りをするのが、意外と丸く収まるようだ。自作と言ってもカレールウをチョイ多めに入れ、2種混ぜることくらいしか策はない。小さい頃から、カレーにニンジンを入れるのは好みでないので、ワシが作る咖哩にはニンジンが滅多にはいらない。そのぶんと言っちゃ~なんだが、サラダドレッシングにニンジン系を使...咖哩ライス~ニンジン抜きはサラドレで補填~

  • 最後の冷麺 ~忘れ去られた冷麺を美味しく戴く~

    10月も下旬に突入して来ると、お昼の直射日光を浴びる場所のみ汗ばむ気候で、朝夕はめっきり冷え込むようになってきた。そんな折忘れ去られた「冷麺」が食糧庫から出てきたので、早速あり合わせの食材で出来るだけ美味しそうに仕上げていくことにする。このまま残すと非常時の物資になりそうだ。麺のタイプは、馬鈴薯のでん粉でつくった韓国冷麺の類で、中華麺の冷やし中華とは違って、シコシコ硬い麺で、ワシの分類では焼肉屋さんの冷麺と言うことになる。いつもが冷麺だと飽きがきてしまうが、冷やし中華タイプと順繰りに食べると夏場は美味しくクリアできる。トッピングには、完熟トマト・ベーコン・ゆで卵・キャベツの千切り・パクチーの新芽部分を盛り付けたが、スープはやや酸味のきいたアッサリ系で、キムチがよく合いそうだ。渡りに舟とはこのことで、真っ赤...最後の冷麺~忘れ去られた冷麺を美味しく戴く~

  • 英勲 蔵開き ~齊藤酒造さんのイベント~

    伏見の銘酒「栄勲」でお馴染みの、齊藤酒造さんが蔵開きのイベントを開催された。蔵開き限定酒販売を始め、鏡開き振る舞い酒・おでんなどの模擬店・キッチンカー・五酒利き酒会・杉玉作り体験・カップ酒と瓶冷酒の販売などで楽しんだが、少々尺足らずでオツマミにも不満が残る蔵開きイベントとなった。会場に到着すると、50分前なのに「番号札24」だったのが、10分程度で長蛇の列に変化していった。想定外の賑わいは、予定より前倒しでの入場を余儀なくされたので、混みそうな有料試飲コーナーへお酒を仕入れに行ったのだが、既に10人並んでおられたのが、15分そこそこで列が50メートルに急増した。有料試飲の価格は、カップでもボトルでも同じワンコイン‥‥‥純米大吟醸栄勲ボトル(300ml)も500円なら、カップ1杯(60ml)も同じ値段で「馬...英勲蔵開き~齊藤酒造さんのイベント~

  • 石山肉割烹 NIKUKAPPO ~内容がリニューアルされて~

    久々に長男が家族ともどもやってきたが、わが家はちょうどリフォームに突入して5日目で、キッチンで何かを作るとかはNGどころか大混乱の真っ最中。そんな理由もあって、長男がお肉屋さん「石山肉割烹NIKUKAPPO」に誘ってくれたので、本日のお惣菜お弁当の刑は免除になった。▲肉割烹の三種ステーキ▲肉割烹のローストビーフ久々の石山肉割烹さんは、低温調理のステーキと言うかローストビーフに近い状態で出されてくるが、周囲がスパイシーに焼きあげられているので、ふたつの中道を行く感じでワシは高評価だった。しかしコロナの影響もモロに受けて、ランチ弁当を出されたりお昼はウナギ屋さんに間貸ししたりで、売り上げ面でご苦労されていたのは承知している。▲お通しは、オクラのお浸し・鶏皮のから揚げ・ローストビーフ▲天ぷらの盛り合わせ、茄子天...石山肉割烹NIKUKAPPO~内容がリニューアルされて~

  • カボチャの天麩羅 ~ゴロゴロ野菜のサラダも付けて~

    徐々に近づいてきたハロウィンだが、連想するのはやはりカボチャで、この時期には甘みが引き立つ旬なので、カリッとタイプのカボチャ天婦羅にしてみた。天ぷらがお野菜に感化され、シナっとなるのを嫌い別皿に盛ってみた。お野菜をゴロゴロに切るのは、持ち味の旨みを感じやすくするためだ。お野菜の中ではトップクラスと言われるカボチャに含まれるビタミンEの効能は、細胞を若く保つ抗酸化作用ほか、心疾患・脳卒中・癌予防・疲労回復強壮・免疫力アップ・貧血血行不良改善・冷え性・むくみ・便秘予防・美肌保持・アンチエイジング・乾燥肌など、身体に欠かせない栄養素が豊富に含まれているので、出来れば摂取したいものだ。余談であるが、末っ娘の双子の赤ちゃんは、お陰さまでスクスク育っている。しかし、ご飯・おむつ交換・お風呂・お出掛けなど、ふたり一緒に...カボチャの天麩羅~ゴロゴロ野菜のサラダも付けて~

  • 鶏そば醤油のワンタン麺 ~伊の屋さんの大きなワンタン~

    昔ながらの中華そばを彷彿させる、伊の屋さんのラーメンは、マスターいわく国産食材に拘って、澄んだ白湯スープの「鶏そば醤油ラーメン@980円」が売れ筋のようだ。昨年の春頃に開店されたお店で、白木のカウンターから受けるイメージは、スタンド割烹のような店内だった。昨年の10月に訪れて、純粋なお味を知りたくて「鶏そば醤油ラーメン」のトッピング無しを注文したところ、どうにもこうにもワンタン好きのワシの気持ちに火がつきそうになった。しかしジッと我慢の醤油ラーメンをすすったが、今回は二回目の訪問となるので、迷わず「ワンタン@200円」をトッピングしてもらったが、少し微妙に硬く感じたのはエースコックの食い過ぎか?澄んだ薄味の醤油ラーメンは、鶏油でコクを出しているのは去年のまんまのお味を守っておられた。ワシの好みになるよう、...鶏そば醤油のワンタン麺~伊の屋さんの大きなワンタン~

  • お茄子の糠漬け ~シッカリめに漬けて、古代色の瑠璃紺を出す~

    現在育てている糠床は、もっとも簡単なキュウリの古漬けを漬けるためのものだが、珍しいもの好きのワシが中途半端に手を出した食材がある。そのなかでも美味しく漬かったものには、水菜・エリンギ・生姜などがあって、やや甘い判断基準だったかもだが、それなりに最高の漬かり具合いだった。一生勉強一生青春(みつを)ところがお茄子を糠漬けた日にゃ~何故か生ゴミのようになった。お味はまずまずも、色がグレーからドドメ色に変色しているのがショックだった。古代色で言うと、どうせなら基本通りの「瑠璃紺」は青インク色に仕上がって欲しかった。仏教界では瑠璃紺を気高い伝統色とし、仏さまの髪色などを表現され「瑠璃」は仏教七宝となっている。そんな事で糠床の改良プロジェクトが始まった。マメに今の糠床に新米の糠と石垣の塩を混ぜ合わせ、鉄分を含ませるよ...お茄子の糠漬け~シッカリめに漬けて、古代色の瑠璃紺を出す~

  • 戻り鰹のタタキ ~高知ひろめ市場のお味が忘られず~

    高知と言えば、何を差し置いても鰹のタタキが無ければ始まらない。春にはアッサリ系の初鰹があがり、秋には脂ののった戻り鰹が楽しめる。高知の台所であるひろめ市場のお味が忘られず、海洋深層水から摂った塩タタキ専用のお塩をお取り寄せしていた。今回は良い色だったから、ついつい手が出たスーパーの鰹のタタキだったが‥‥‥。実は高知へ行くまでは、塩よりも旭ポンズで食べると間違いないし、確実にお味も上を行くと考えていた。ところがドスコイ?どっこい現地の「明神丸さん」で戴くと、鰹は圧倒的に塩で食べる方が美味しかったのだ。お寿司屋さんで、イキって塩でお寿司を食っている奴とは、意味合いが違うのは解って頂きたい。近所のスーパーの「鰹のタタキ」だが、ひろめ市場と比較すれば、最初から勝負にならないのは想定していた。周囲の白っぽいところが...戻り鰹のタタキ~高知ひろめ市場のお味が忘られず~

  • 甘い柿 ~郷土は天理の刀根早生(とねわせ)~

    郷土の天理には、日本最古の道「山の辺の道」があり、小高い丘の上から大和三山である、香具山(かぐやま)・畝傍山(うねびやま)・耳成山(みみなしやま)がポッコリ浮かび上がる。その近場には奈良の特産物である柿畑が広がっているが、ある年の台風で大きな被害を受け壊滅状態になり、柿農家さんたちは荒れ果てた柿畑を目の当たりにして絶望の淵に立たされた。そんななか、折れてしまった柿の木から芽が吹いたので、生産者(利根さん)が希望の芽と考え、その木を接ぎ木して育てた結果「刀根早生(とねわせ)」という品種が生まれたそうだ。この渋柿は種がないタイプで、渋抜きの技術が進んでいる昨今では、二酸化炭素で一気に処理することで、他の柿よりも糖度で上まわり、超甘くジューシーな柿が出来上がったそうだ。柿が色づくと医者が青くなる‥‥‥柿の栄養価...甘い柿~郷土は天理の刀根早生(とねわせ)~

  • 牛丼御三家 ~牛丼の将来と、第三次牛丼戦争勃発か?~

    男性がコスパ優先で外食するのなら「牛丼屋さん」が行きつく終着駅だろう。先日から吉野家さんでは、秋の牛丼祭と称して300円台での牛丼販売が始まれば、すき家うし丼・松屋の牛めしも形は違えど値引きで応戦販売するようだ。しかしここに来て、牛肉の質・一切れの大きさ・タレのお味などで、ワシの見解として牛丼戦争には程遠く吉野家さんのひとり勝ちとなりそうだ。▲吉野家さんの、新スタミナ超特盛丼(追飯付)▲吉野家さん秋の新作ラインナップオリジナル牛丼以外の分野でも、吉野家さんの牛鍋膳・月見丼シリーズは反響があるようで新メニュー「牛すい」もおもしろい試みかも。すき家さんもCMに熱がはいってきた「タンドリーカレー@790円」や、松屋さんのラーメン二郎系の「牛めし松二郎@790円」はPRのポスターみたく山盛りの迫力がなく、ペペロン...牛丼御三家~牛丼の将来と、第三次牛丼戦争勃発か?~

  • 山掛けオクラまぐろ丼 ~天ぷら蕎麦は二八の福井蕎麦~

    ここ最近は、生マグロの切り落としのお値段さえ、ノーマルなお刺身とグラムあたり同等のお値段設定なのは理解に苦しむ。それなら普通にお刺身の方に狙いを変更し、細かく切って盛りつけるのが当然の措置だろう。山掛けオクラまぐろ丼に、醤油・煮切り味醂のタレをぶっ掛けて仕上げる。先日の、二八福井蕎麦の生切りが少し残っていたので、鰹出汁のアツアツに大海老天ぷら蕎麦をまぐろ丼に合わせてみた。ご飯ものの丼にアツアツの蕎麦は超相性が良い。お蕎麦には七色唐辛子で味変し、まぐろ丼は山葵でピリリとアクセントをきかせると相乗効果で抜群のランチに。ネバネバ食材の総合的な効果のなかに、山芋とろろはマンナンなどの食物繊維や、ビタミンB1・ビタミンEが含まれており、腸内環境を整えて便秘解消の効果が期待できる。さらにオクラにはビタミンK・ペクチン...山掛けオクラまぐろ丼~天ぷら蕎麦は二八の福井蕎麦~

  • 鶏むね肉のサラダ ~ヘルシー一番! 胡麻ドレッシング~

    先日から、美味しいものイコール脂がのったものの方程式(勝手に決めている)で、色々と食べてきたので、ここらでヘルシー優先の「鶏むね肉のサラダ」を胡麻ドレッシングで仕上げていくことに。鶏むね肉を塩麴で浸け込んだものを、塊ごとジップロック袋タイプに入れて簡易真空パックして中火でボイルした。簡易真空パックとは、袋タイプのジップロックに塩麴処理した鶏肉をいれて、ボウルに水を張ってジプロックを綴じずにそうろと水に沈めていく。袋から空気が抜けるので、すかさずジップロックに封をする要領で、真空パックが一丁出来上がり。低温加熱だと鶏チャーシューのようにレア気味に仕上がるが、今回はシットリ感溢れる鶏肉ボイル。お皿にサラダ水菜を敷き詰めて、鶏むね肉を裂いて並べて乗っけていく。上からカイワレ大根をパラパラ散らして、胡麻ドレッシン...鶏むね肉のサラダ~ヘルシー一番!胡麻ドレッシング~

  • KFCランチ ~モンちゃんとカーネルオジサン~

    当Gooブログの初回←クリックするとリンクします。に、モンちゃん(3歳)が登場してから早や12年。題材は当時を偲んで、同じKFCと言うことで先日のランチにはKFCフライドチキン2個をチョイスした。多分店内で見たと思うのだが、食べたい部位がルールに沿って希望できると言うことだ。このシステムはあまり希望者が無いので、普通に石頭の店員でなければ、何でも通ってしまうので指定すべきだと思う。無論この話は、オリジナルチキンのことを指しているのだが、柚子コショウ味・ピリ辛味など、KFC側も新商品の開発に躍起になっているが、オリジナルチキンを超えるのは永遠に出現しないだろう‥‥‥だろうと思う、ような気がする。(笑)鶏の体形を表現した部位のメニューを見付けたのでご参考までに。▲わかりやすい部位のメニューを見付けた▲カーネル...KFCランチ~モンちゃんとカーネルオジサン~

  • 二八蕎麦と野菜の天ぷら ~関西人は蕎麦に無頓着で~

    少しお話が前後するが、リフォーム前のキッチンで蕎麦を茹でた。蕎麦の原料は、寒い気候のからっ風が吹くなか、痩せた土地でも美味しい蕎麦が育つ‥‥‥逆に気候が温和な土地では良い蕎麦が育たない。関東から見て北側・日本海側・高地などでスクスク育つ蕎麦が、華のお江戸で蕎麦を細く切る食文化「蕎麦切り」が流行し、誰もがお気軽に昼食に夜食にと蕎麦切りをすすったと記録が残っている。関西の近くで蕎麦処と言えば、兵庫県の出石では皿そば・福井では地元の在来種福井そば・少し距離はあるが長野の信州蕎麦などが頭に浮かぶ。しかしどの産地も結構遠いなか、福井は比較的近距離で地元在来種の蕎麦を、清らかな水と空気のもとで栽培され、味が濃く香りが良い仕上がりとなっている。3年連続「おいしいそば産地大賞」を授賞の裏付けもあって言ったもの勝ちではない...二八蕎麦と野菜の天ぷら~関西人は蕎麦に無頓着で~

  • 海老ちらし寿司 ~お安いバナメイエビを使って豪華に~

    キッチンの流し台を少し直してもらおうと、リフォームを手掛ける会社のモデルルームを見せてもらいに行ってきた。新しいシステムや新製品を見ていると、キッチンをIH・食洗器・整水器に替えるのもひっくるめて、全体をリフォームしたくなってきたと同時に、お風呂も洗面所もリフォームに踏み切っちまった。リフォームなんて予定していたわけじゃ無し、予算が無かったので無金利100回ローンを組んでみた。考えてみれば8年以上のローンになり、回数がビッグモーターのローンみたいだが、違うのは無金利と言うところだけ。新婚時代の新築の家では、相方がキッチンを見てリアルなママゴトだと言ってのけたが、新築の現キッチンからリフォームは3回目となるママゴト道具が揃ったと喜ぶ顔が見れたのは良かった。しかし今日から工事が始まり、キッチンがまるで使えなく...海老ちらし寿司~お安いバナメイエビを使って豪華に~

  • チーズハンバーグ ~芽キャベツの使い過ぎに注意~

    あくまでも好みの問題だが、何故かハンバーグにチーズはNGで、使わないようにしていた。今回は限定解除と言うことで、ソースを絡ませ煮込んで馴染ませるときに、上からピザ用のチーズを乗っけてフタをしてトロケさせる「チーズ煮込みハンバーグ」ってことにした。それと、キャベツの間引きだと思っていた「芽キャベツ」を放り込んで一緒に煮込んでみた。見ための芽キャベツは、超可愛いながらも分類上は列記としたキャベツの仲間で、ワシを含めて多くの男性諸氏は、キャベツの赤ちゃんじゃないか?とかキャベツの間引きでは?と思われがちだと思う。しかし、あるからと言って多く入れ過ぎるのは、自然と飽きがくるのは当然のことなので使う数には要注意。幸か不幸か、芽キャベツがたくさん入っているので、濃厚なチーズの参戦も当たり前に美味しい方向へと引き上げて...チーズハンバーグ~芽キャベツの使い過ぎに注意~

  • 大盛から揚げ ~〆ご飯にはチキン南蛮丼へ追いマヨ~

    サクサク衣の鶏から揚げを二度揚げで作って、目の前のお皿に大盛で積まれても、こう言う時に貧乏性はから揚げの衣から食べる傾向にある。衣を少し齧ってビールで流し込む。二回目にかぶりつく場合はケチな真似はしないで、ガブッと行くとジューシーな鶏モモ肉から肉汁が滴り落ちる‥‥‥。事のあらましは、あるラーメン屋さん2周年記念の、から揚げ2個サービスが引き金になった。「から揚げ食べたい」というワシの思いを、全面的にラーメン屋さんに託したのが失敗だった。いつものレギュラーサイズよりも小ぶりなものが‥‥‥小っちゃ!いったん火がついたから揚げへの執着心は抑えきれないので、自分で作って満足いくまで食って食って食いまくれるくらいの量を作ろうとなったのだ。そして最後の仕上げには「チキン南蛮丼」で〆ようと思う。丼シャリの上には、ふわふ...大盛から揚げ~〆ご飯にはチキン南蛮丼へ追いマヨ~

  • 焼き餃子は天理の名物 ~留守番モンちゃんに家庭用防犯カメラ~

    知人のお薦めもあって、家庭用防犯カメラを導入した。数か所に防犯カメラを設置して、家のようすがどうなっているのか、携帯アプリでチェックできるお馴染みのシステムだ。実家があった近くのお墓参りに行って、天理の名物餃子を3人前食って帰ってくるのに、これまではモンちゃんを連れて行ってたのだが‥‥‥。ここ最近は車に乗っているだけで、何やらドッと疲れて眠りこけるモンちゃん。往復約120キロの道のりは、何時しか大変な負担になっていたのを、最近やっと気づいたっていうことだ。ここは寂しさはあるものの、敢えてお留守番してもらうしかないようだ。天理からアプリで覗くと、たびたび下の画像のように玄関ドアに向かって立ち尽くすモンちゃんだった。さて故郷の天理にある「大陸珍味天雅」は、昔は天串(豚トロの串揚げ)・焼きシウマイ・豚まん、そし...焼き餃子は天理の名物~留守番モンちゃんに家庭用防犯カメラ~

  • 大鯵フライ ~タルタルソースをたっぷりと~

    近所のスーパーは滋賀県人ご用達の平和堂。曜日によって大きめの鯵フライが、パン粉まで塗した状態で販売しているので、以前に買って揚げたところ、鯵の白身はしっとりして、大きさの点でボリュウム抜群なんで、青魚で家族にはアレルギーがあるので食べられないが、自分のぶんだけ2尾リピートして買うことにしている。鯵には脳を活性化させる効果がある、ドコサヘキサエン酸(DHA)が豊富に含まれているので、最近忘れっぽくなったワシの記憶力に「喝!」を入れるためには絶好の食物かも知れない。もちろん認知症防止にも良いだろう。相方なんぞは、このDHAをサプリで摂ろうとすると、実際に鯵を食べたような蕁麻疹が襲ってくるようだ。タルタルソース作りは、ノーマルなものと同様で特になにもないが、通常ピクルスを刻んで入れてあるところを、ワシは自家製の...大鯵フライ~タルタルソースをたっぷりと~

  • 駅弁ますの寿し ~トロます使用・きときとのお土産~

    富山へ行く友人に「お土産なにがいい?」って聞かれると、普通に「ますの寿し」だけが頭をよぎったので素直に伝えておいた。脂ののったトロますを使ったもので、生々しい酢〆の状態がワシの好みなことも、お店は味の笹義が良いことも伝えておいた。そう言えば、おわら風の盆で有名な八尾にも、美味しいキトキトの鱒寿司があったことも思い出した。富山弁で「きときと」とは新鮮・ピチピチみたいな意味だときく。▲▼笹の葉をめくると白いシャリが見えたので、慌てて裏返したが‥‥‥笹を開いてめくった時に「ますの身が乗っかってない~」って驚かされるのが味の笹義の「ますの寿し」で、実はご飯の下に「ます」が敷いてある形となっている。お店が試行錯誤を繰り返した結果、わずかながらもご飯にサーモンのドリップが沁み込むのを防ぐアイデアを使ってあるようだ。従...駅弁ますの寿し~トロます使用・きときとのお土産~

  • 豚テキ ~四日市が発祥のB級グルメをアレンジ~

    先日は「秘密のケンミンSHOW極」で、三重県は四日市発祥の「豚テキ」が紹介されていた。簡単に説明すると、豚肩ロースをぶ厚く切って、向こう側10ミリくらい残して、15ミリくらいに切っていくと、全体像が野球のグローブのような形になったのを、頃合いまで焼いてゴロゴロにんにく3個をウスターソースと共にザッと煮込んであるソースと絡ませる。自分なりに四日市豚テキを再現したものが下の画像。▲四日市流の豚テキを忠実に再現してみた▲俺流の豚テキは、豚ロース肉使用すでに完成されたコテコテの四日市豚テキをアレンジするが、ワシの場合は豚ロースを塩麴に馴染ませるために少し寝かせ、後はスパイス系のニンニク・ブラックペッパー・ローズソルト・乾燥バジルを塗して、オリーブオイルたっぷりで焼いていくのがポイント。下味は塩麴でしっとりコクが付...豚テキ~四日市が発祥のB級グルメをアレンジ~

  • 酸辣湯麺 ~担々麺のように豚挽き肉を乗っけてみた~

    お店で食べても、超美味しいお店とそうでないお店がキッパリと線引きできるのが酸辣湯麺(サンラータンメン)だと感じている。酢によって酸味を効かせた中華スープに、唐辛子・胡椒の辛味を追加したチョイと風変わりなお味で、食材は豚肉・青梗菜・ニンジン・モヤシ・タケノコ・椎茸・エノキ茸などを使っている。仕上げには、スープに水溶き片栗粉で餡を掛けて、溶き卵をまわし入れかき玉汁のような仕上がりにする要領で‥‥‥生麺ながらインスタントの袋麺に、ここまで技を使わねばならない酸辣湯麺って、手強い麺料理だと何時もながら思ってしまう。酸辣湯麺は「スーラータンメン」と読んでも正解のようだ。この袋麺は生協で買ったものだが、袋裏面の作り方を読めば、ここまで説明してきたことと同等のことが書かれてあると思う。書かれてあることを推測しながらのご...酸辣湯麺~担々麺のように豚挽き肉を乗っけてみた~

  • 里芋のお惣菜 ~田舎のオヤツは里芋の蒸かし芋~

    子連れ狼では、可愛い大吾郎がさと芋の葉を傘代わりに、父である拝一刀を待つ構図にずいぶん感動を感じたものだ。一刀の名文句に「われら親子、冥府魔道に生きるもの風の向くまま薫るまま」そんな勇ましい言葉とは裏腹に、里芋の大きな葉っぱの陰から見える大吾郎の不安げな顔‥‥‥。本日は和風的な里芋のお惣菜だが、山形での芋煮会でもわかるが意外と牛肉ともよく合う。使用食材は、里芋・牛肉・冬瓜・ネギなどを煮込むと、美味しい芋煮ができ上がる。里芋のねっとり感がイイ感じに影響して、全体が美味しくグレードアップすることも実証済みだ。そう言えば田舎のオヤツでは、里芋の蒸かし芋はホクホクと塩だけで芋の持ち味を楽しんだものだ。久々に作ってみたが、じゃが芋やさつま芋では、皆さん蒸して「蒸かし芋」にするが、里芋を使っている人はあまり聞かない。...里芋のお惣菜~田舎のオヤツは里芋の蒸かし芋~

  • 串かつ屋さんの出汁巻き ~面倒なコース選び~

    大阪の串かつ屋さんと言えば、西成の新世界・通天閣界隈のお店を連想するが、最近ではソース二度づけ禁止ルールの名物は、感染症などの関係で姿を消した。ところが、大阪西成発祥の「串カツの田中」と言うお店が、大阪名物として全国進出しているらしいが、滋賀県にも複数あってソコソコの集客をしているので、懐かしさに翻弄されて飲み友達と予約を入れてみた。予約する時点でのコース選びは、飲み放題@2080円・食べ放題@2980円のコースで、人数限定・制限時間アリで飲み放のみ選んでおいたが、その時点ではお初の経験なんでコース選びは難題だった。お店で選ぶ一人@600円を支払って飲みものを半額にするコースは、一週間有効で3杯で元がとれるそうだが、2杯と言う女性もいて迷うこと必至で、ワシは迷った挙句のプラン600円にした。軽る~い気持ち...串かつ屋さんの出汁巻き~面倒なコース選び~

  • 彩り根菜の酢豚 ~色彩のバランスは栄養のバランス~

    タイトルが示すとおり、偉そうに野菜の栄養を語っているが、ワシ自身の苦手なニンジンを始め、各種お野菜に含まれている栄養素はサプリから採っている。野菜嫌いと言えど、食べないわけではないので、サプリはあくまでも補助的に考えるようにと心掛けていると同時に、最後は実際に食べて栄養素を摂取するのが一番だとも理解している。甘酢餡が大好きなワシは、酢豚のリメイクでは普通は考えない「天津飯」に使うことが恒例になっている。今回は間もなく漬かる自家製紅生姜を、切らしているが出来上がるのが楽しみだ。今回は辛抱して三つ葉を刻んで乗っけてみたが、これもアリってことで〆ご飯として楽しむ。先日の我が家のワンの続報だが、高齢犬ながらなんとか胃腸の不調から持ち直したものの、彼女のためにワシが始めたことは、ドッグフードを熱湯でふやかせて冷まし...彩り根菜の酢豚~色彩のバランスは栄養のバランス~

  • 七輪で炭火焼肉 ~テラスで七輪に紀州備長炭で焼肉~

    自宅で焼肉を楽しみたいときは、出来ればホットプレートよりも、テラスに出て七輪に備長炭をいこして、炭火焼き牛肉でビールを楽しみたいものだ。お肉に外気をあてて焼くと、余計な水分は飛んでしまって濃厚な美味しさが期待できるし、紀州備長炭での遠赤効果が期待できるので、想定どおり美味しい焼き肉が味わえる。基本ワシは焼きを浅く、ミディアムレアくらいを好みとしているが、焼きもって自分で判断できるので、最高の状態で食べられるのがお気に入り。ロース肉でありながら、交雑種であるため近江牛の良いところが霜降りとなって現れている。※交雑種とは乳牛と和牛の掛け合わせとなっている。和牛の霜降り系は、脂がよくのっているので、若い頃のように次から次へとエンドレスに食べられない状態にある。従って徐々に、焼き鳥に移行していくコースに持ち込んだ...七輪で炭火焼肉~テラスで七輪に紀州備長炭で焼肉~

  • アップルパイ風 ~ロッテリアからヒントを得て春巻き~

    奈良市内に住んでいる頃は、毎朝ほぼ5時前ころからマウンテンバイクに跨って、新大宮~三条通り~興福寺~奈良公園~若草山~東大寺大仏殿の横の石段を一気にくだり~三条通り~ロッテリアの交差点を曲がるまでが、ワシのサイクリングコースだった。今と比べると、ずいぶん健康的なことを早朝からやっていたものだと感心する。▲手作りアップルパイは春巻き風に作った▲今年の紅玉も待ち遠しいそんなロッテリアが近所なこともあって、小腹が空く子供たちを連れて立ち寄ったこともあった。ワシは決まって「シナモンアップルパイ」のアツアツを注文したこともあった。当時からロッテリアでは、独特なアップルパイの形があって、ワシには春巻きの皮で巻いてるように見えた。▲ロッテリアのシナモンアップルパイが春巻きに見えた10月上旬にもなると、いよいよ紅玉の季節...アップルパイ風~ロッテリアからヒントを得て春巻き~

  • ホタルイカ ~釜揚げ・生食・天ぷら・沖漬け~

    ホタルイカと言えば、唯一食べても罰せられない天然記念物だと、ワシ自身は認識していた。しかし正しい見解と言えば、海の表面を光りながら浮遊する幻想的な夜景が天然記念物であって、ホタルイカの個体そのものは捕獲もアリだし、食べられもするようだ。旬の4月ごろに富山湾に行って、バケツで掬い倒して獲るのがワシの10ある「夢」のひとつとなっている。▲ホタルイカの釜揚げはぷりっぷりホタルイカは、富山湾の風物詩として有名だが、実は富山を越え兵庫県の浜坂港が日本一の水揚げ量を誇っている。浜坂産のホタルイカは、富山産に比べて小粒だが、淡白でプリプリした食感が特徴だ。ホタルイカも寄生虫を稀に持っている個体があるので、生で食べるときには冷凍処理をしてからとなる。ホタルイカの、釜揚げ・生食・天ぷら・沖漬けをご紹介する。▲ホタルイカの生...ホタルイカ~釜揚げ・生食・天ぷら・沖漬け~

  • 秋野菜の天ぷら ~トウモロコシ・お茄子・サヤエンドウなど~

    この時季なのか?逆にこの暑さで、甘く育ったのか?ここんとこのトウモロコシが妙に甘すぎる。先日はトウモロコシご飯や、トウモロコシとグリーンアスパラのピカタなどをご紹介したが、本日は秋野菜の代表として、トウモロコシと茄子とサヤエンドウなどのお野菜の天ぷらをご紹介する。お野菜も良いのになると、甘く感じてしまうのはテレビの食レポさん達の意見と同じだが、番組のレポーターなどは口に入れた瞬間に、大袈裟に言うから嘘くさいのが先にたつ。流通の出荷では少し若い頃を見計らって収穫するが、お百姓さんの収穫は木から栄養分を受けながら実り完熟したものであるから、当然スーパーの製品とは違って、甘く美味しいと言うことになるのだ。サラダにも、トウモロコシは使えるので、マカロニサラダに使ってみることに。当然主役は夏野菜のトマトが大半を占め...秋野菜の天ぷら~トウモロコシ・お茄子・サヤエンドウなど~

  • 夏野菜の冷麺 ~お野菜はアヒージョにしてトッピング~

    関西はそれなりの残暑で例年通りだが、関東は酷暑が未だに続いているし、線状降水帯の大荒れ天気でニュースを見ていても雹(ヒョウ)まじりの嵐が凄まじい。今年もヒートアイランド現象で、ひんやりとしたご飯を食べたくなると、ついつい「冷やし中華」や「冷麺」に頼ってしまう。今日は食の方面からも避暑ができる「冷麺」を作っていこうと思う。冷麺もゴムゴムの実のような、あまりにも硬いものは最近影を潜め、日本人が食べやすいように、小麦粉中華そばとの中道を行くみたいな麺が売れ筋となっている。夏野菜カレーに入れるようなお野菜に拘って食材を集め、ズッキーニ・茄子・エリンギ・パプリカ・サニーレタス・ニンニクなどを、オリーブオイルで素揚げして夏野菜のアヒージョを乗っけた。お弁当用スープジャーに、生卵と熱湯を入れての半熟卵づくりは、適度な時...夏野菜の冷麺~お野菜はアヒージョにしてトッピング~

  • 秋の海鮮カツ丼 ~全力飯の「かつや」さんから期間限定~

    食欲の秋に、海鮮を味わう「秋の海鮮フライ定食@879円(税込)」が発売されたと同時に「秋の海鮮カツ丼@835円(税込)」も、期間限定で発売されている。お値段の差額から考えて、定食の方が断然お得なイメージだが、丼にしか見いだせない魅力は、かつや特製の丼つゆと卵とじがどちらに転ぶかがポイント。※いずれも100円引券を使用してのお値段を表記。海鮮カツ丼のフライは、広島産の牡蠣フライ2匹を始め、海老フライ2尾・帆立フライ一匹を、丼の上に配置してあるクオリティを、楽しみたいがゆえに丼をチョイスして注文している。さらに、お出汁のきいた丼つゆと卵とじのフライとのコラボや、三つ葉の香りを愉しむことを優先したいと思っていたところ、今回の盛り付けは何とか納得いくクオリティだった。一方の定食はウスターソースなり、マヨネーズなり...秋の海鮮カツ丼~全力飯の「かつや」さんから期間限定~

  • アツアツばら寿司 ~トータル4食752円は納得のコスパ~

    久々に酢めしが食べたくなったが、にぎり寿司を食べに行く予算はないので、関東風に言えばちらし寿司で、関西で言うところの「ばら寿司」これを作ることにした。食材は控えめに、必要不可欠な食材を業務スーパーで買ってきて、チョイとすし太郎ぉ~みたいにサクッと作る‥‥‥おっと!太郎じゃなく「五目ちらしの素」だった。▲トータル4食752円はコスパが良い■節約ばら寿司の材料(3合)・五目ちらしの素:175円・ちりめん雑魚:272円・京風出汁巻き:148円・キュウリ:88円・カニカマ:69円※海苔とお米は家にあったものを使用。・計:752円▲大森屋のバリバリ職人は今までにない特許製法の海苔▲ばら寿司には不向きで、まんまオツマミが正解錦糸卵を焼くのは面倒なんで、真空パックの京風出汁巻きを買って、スライスして刻んで錦糸卵のように...アツアツばら寿司~トータル4食752円は納得のコスパ~

  • 鶏そば ~奈良の麺屋NOROMA 草津イオン店~

    草津のイオンに、奈良の京終にある「麺屋NOROMA」が開店していた。奈良から天理へ向かうJRの万葉まほろば線の駅名は、京終(きょうばて)・帯解(おびとけ)・櫟本(いちのもと)から天理を越えて、巻向(まきむく)など、読みにくい古代的な駅名が並んでいる。ワシは中学・高校の間にテリトリーとなっていたので慣れているが、他県の人には読めないかもで。お話しを戻すが、草津イオンのラーメン屋さん枠には、越後無尽蔵さんがはいっていたところで、季節限定の「椎茸餡かけラーメン」は密かに気に入っていたのだが‥‥‥。その空き店舗に奈良の有名店「麺屋NOROMA」さんが開店していたので、店員さんに聞いて売れ筋の「鶏そば@1000円」と「チャーシュー丼@350円」とを注文してみた。イオンでお家賃が高いのかコスパが悪かったが、スープは納...鶏そば~奈良の麺屋NOROMA草津イオン店~

  • 肝をツブス ~鶏肝を煮込んで、ペースト状と微塵切りに~

    先日から、我が家のワンが体調不良に陥ったのだが、14歳と言う年齢を考えるとキモを潰すようなことではない。食べてもリバースするので、そのうちに何も食べなくなって、明らかに元気がなくなっていった。既に老犬の部類なので、体調を崩すと元に戻るのが遅くなっている。ここは鶏肝の煮込みでも食べさせてみようと決め、余ったものはワシがおこぼれ頂戴した。▲肝のタレ焼きをビールで戴く▲レア感覚の肝を塩焼きに仕上げ、ごま油と刻みネギ鶏の肝を1パック買ってくると、肝と心臓がはいっていたので、双方共に二つに割って、血の塊りや汚れを塩水で洗い流し、下処理を進めたが「肝」は7割方を、アルコールを飛ばした酒・鰹出汁・砂糖で煮込んで、煮あがると肝の半分は微塵切りに、残り半分はペースト状にして肝を潰す、ビオフェルミン1錠~2錠を混ぜてやると、...肝をツブス~鶏肝を煮込んで、ペースト状と微塵切りに~

  • へそ曲がり ~その実態はオツマミのチキンスティック~

    高知で20年以上も販売され続けているロングセラー商品「へそ曲がり」は、「それ食べたことがある」って言う人は、きわめて少数だと思う。ワシに至っては、高知発祥と言えば「鰹の塩タタキ」を始め「芋ケンピ」や「ちくキュウ」などは知っているが、一度としてこの名前を聞いたことが無かった。商品名のイメージから受ける印象は、性格が素直でないうえに、ひねくれていて気むずかしい鶏肉スティック?国産鶏ムネ肉の皮を取り除き、スティック状にカットし、下味をつけたあとパン粉をまぶした商品で、少量の油でサッと揚げると、クネクネと形状が曲がりくねる「へそ曲がり」は、ビールのオツマミに最高となる。見かけは一瞬、イカゲソかと思ってしまうほどくねっているが、胸肉はヘルシーで適度なシットリ感もあって、下味が付いているので揚げるだけで美味しい。改...へそ曲がり~その実態はオツマミのチキンスティック~

  • ニラ餃子 ~手づくり餃子にはビールが美味しい~

    本日は手づくりで楽しむニラ餃子をビールで戴く。関東でのお話しだが、餃子・シウマイなどの天津系を、ご飯のオカズとして食べる方が意外と多いのは、崎陽軒のシウマイ弁当が、お弁当部門ナンバーワンであることが、それらを証明している。「関西人はお好み焼きをオカズとして、ご飯と一緒に食べるのは可笑しい」と、こんな発言さえも飛び出す始末で。先日テレビのワイドショーで「餃子を見ると白ご飯に乗っけたくなる」と完璧に餃子をオカズと見ている関東の芸能人がおられた。ワシは他人の食に関しては意見も批判もないが、第三者からとやかく言われる筋合いもない。ご飯にチョコレート・コンデンスミルクをぶっ掛けても、ご本人がお好きなら大いに楽しむべきだろう。ワシの好みは、あくまでも餃子にはビール、ビールには餃子と言う図式が成り立つ。シウマイであるな...ニラ餃子~手づくり餃子にはビールが美味しい~

  • 湖舟のうな牛 ~鰻のかば焼きと近江牛ステーキ重~

    石山寺の山門前近くにある、鰻屋さん「湖舟(こしゅう)」は、昭和36年創業の老舗料理屋さんで、鰻のほかにも「元祖しじみ釜飯」との2本立てで集客されているようだ。最近は、すき家さんのうな牛から、鰻と牛肉の双方を盛ってある「うな牛重」というのが料理屋さんでも大流行し、湖舟さんの場合は、鰻と近江牛のコラボ@3600円となっている。鰻の美味しさはお手の物だが、びわ湖産の天然うなぎも運が良ければ戴けるようで是非チャレンジしてみたいものだ。老舗鰻屋湖舟さんの「うな牛重」には、パリッと香ばしい鰻の蒲焼きと、近江牛のステーキもレア感覚で盛り付けてある豪華版。4種のおばんざい・しじみ汁・香の物がセットになっている。珍しいものでは、うなぎ釜めし・志じみ釜飯のセットなども豪華で他では食べられない逸品だと思うし、ストレートに巨大う...湖舟のうな牛~鰻のかば焼きと近江牛ステーキ重~

  • 島らっきょう ~沖縄のラッキョウをお土産に~

    沖縄には地元ならではの美味しいものがある。ナマ黒マグロのお刺身や、30センチ強のシータイガー海老など豪快な魚介類や、赤身のアメリカンビーフは比較的早めに味わうことになる。そろそろ飽きがきたときには、沖縄独自のものに目が行くもので、ヤギのお刺身ヒージャーやヤギ汁、小型のアグー豚のステーキからホルモンにいって、〆のなか身汁(豚ホルモン汁)などに手が伸びる。長逗留になると、どうしてもアッサリ系のオツマミに行くようで、島らっきょう・海ぶどう・もずくなども注文している自分がいる。各種チャンプルに行く前に、沖縄独自のラッキョウの品種「島らっきょう」なども風味があって持ち味が美味しい。本州のラッキョウに比べると、小型で香味が強い気がする。島らっきょうは、天ぷら・甘酢漬け・酢味噌和えなどで、取り敢えず的なオツマミとして注...島らっきょう~沖縄のラッキョウをお土産に~

  • 味噌ラーメン ~塩元帥のラーメンは「塩」だけじゃない~

    店名が塩元帥というから「天然塩ラーメン@836円(税込)★星3.5個」が一番だと思っていたが、噂話ながら塩元帥で一番美味しいラーメンは醤油だと小耳に挟んだ。噂に違わぬ「濃口醤油ラーメン@957円(税込)★星3.5個」であったが、元々のベースのスープが美味しいので、総合的にイケてるってことだろう。こうなれば「味噌ラーメン@968円(税込)」はどうかな?と興味が湧いてきたので、早速と注文してみたが、結論から言うと褒められたものでもなかった。味噌ラーメンに使っているトッピングも、ミスマッチで相性が良いとは言えない状態だった。他のラーメン同様に柚子も漏れなくきかせているがイマイチ。しかし塩元帥さんは、ランチセットがコスパ的に優れていて、ニンニク・キムチはサービスとなっている。白ご飯@無料・自家製マヨのチャーマヨ丼...味噌ラーメン~塩元帥のラーメンは「塩」だけじゃない~

  • 至高の親子丼 ~鶏肉は酒蒸しに仕上げてアッサリ系~

    我々の時代には、給与が現金から振り込みになって、当時はどこか頼りなく感じて、現金の持つ札ヂカラと言うか、現ナマの魅力が削がれたなどとため息をついたものだ。それが今般、ペイペイ(PayPay)での給与支払いが、厚生労働大臣から許可が下りたそうだ。ソフトバンクは早速20万までの給与が今月から支払われ、本格的なキャッシュレス決済の時代に突入したようだ。さて電子マネーとは関係ない「親子丼」をご紹介。作る際のコツと言うかポイントは、有名人気店の紹介や、テレビの料理番組では、卵の半熟具合いで決まるように紹介されているケースが多い。半熟具合いも大事なことだが、今回のポイントはご飯にかける煮詰めつゆと、卵とじに使うカツオ出汁とのW丼つゆの起用でお味を底上げしていこうと思う。左下くらいに、白ご飯が顔をのぞかせているが、タレ...至高の親子丼~鶏肉は酒蒸しに仕上げてアッサリ系~

  • 梅乃宿トマト酒 ~コーンとアスパラのピカタ~

    梅酒から始まり、最高傑作の梅酒黒ラベルを造られた「梅乃宿酒造」さんの蔵は奈良にある。さらに、あらごしシリーズの梅酒・みかん・柚子・林檎・桃・レモン・パイン・ジンジャーなど、次から次へと日本酒系のリキュール(果実酒)を発売されている。この度トマトを発売されたようで、濃厚なトマトはトロットロのトトロ状態で、しかもお酒であるからして普通に食前酒とさせたもらった。果実酒は全部が濃厚で、日本酒の方向でアレンジされている。ワシの好みのあらごし柚子などは、居酒屋プレーンの素サワーを、あらごし柚子酒で割ると、お酒をお酒で割っているので、アルコールのまわりも2倍早く、ウキウキ気分に速攻でなれる。そして後ろに黄色いものも見えるが、焦点があってないのでおしぼりと間違った人もおられるだろう。実のところ黄色いブツは、新鮮で超甘いト...梅乃宿トマト酒~コーンとアスパラのピカタ~

  • 冷凍ラーメン ~お家で楽しむ、ラーメン横綱~

    京都の南区で、屋台からスタートした「ラーメン横綱」さんは、京都に本店を構えつつ全国にチェーン展開しておられる老舗店だ。過去には近所にもあったが、残念ながら撤退されてからはこのお味と遠ざかっていた。看板メニューは、深いコクが特徴の豚骨醤油ラーメンで、そのお味を冷凍麺にスープと共に纏め上げたものが、キンレイから発売されていた。▲▼ラーメン横綱の豚骨醤油が上手に再現されているお水が不要な上に、冷凍スープ・麺をそのままお鍋に放り込み、火加減の調整だけで最後まで仕上げていく優秀な商品「冷凍ラーメン横綱@約320円~380円」となっている。スープが凍ったまんまなんで、それが溶けるまで弱火でコトコトやると、液体に戻ったら一気に強火に変えて、麺が自分の好みの硬さになるまでグツグツやると出来あがり。▲キンレイから出ている冷...冷凍ラーメン~お家で楽しむ、ラーメン横綱~

  • 天理のイタリアン ~お世話になったシェフが退職~

    奈良での飲み会をしている、天理のイタリアンことラ・チェーロさん。長きに渡って、毎回コース料理を作ってくれたシェフさんが退職されるそうだ。予算に限りがあるとか、それでいて飲み放題が良いとか、大人数がはいれる個室を占領するとか‥‥‥各種要望に応えて頂いて随分お世話になった。今回がお世話になる最後で、独立されるなり他店へ行かれるなり、フィールドが変わっても頑張って頂きたいものだ。牛肉が乗っかったサラダから、生ハムメロン・スズキのカルパッチョ・キッシュ・フランクフルト・フライドオニオンがきいたパスタなどが、今回のコースとなっていた。メイン料理が見当たらない気もするが、量が多いので今回はパックに詰めてもらって、参加者に進めると返事が返ってこなかったので、ワシが持って帰えることにした。次回からは、量を少なく高価な食材...天理のイタリアン~お世話になったシェフが退職~

  • 煮魚はカラス鰈 ~輸入魚なのに和食が美味しい~

    和風なお惣菜が似合うカラス鰈は、実のところ北方の冷たい海域の底で育った深海魚の仲間で、アメリカ・カナダ・ロシアなどの沿岸が漁場となっている。獲れたてを冷凍加工のうえ輸入されているものが大半で、国産のものは超少ない扱いとなっている。身は軟らかいので食べやすく、脂がのった白身魚は老若男女から好まれている。唐揚げ・ソテー・ムニエルなどの選択肢があるが、和的にカラス鰈の煮魚がワシの好みとなっている。ナマ臭みを抜くために生姜・ネギなどの香味野菜と一緒に煮込む方が多いなか、ワシの手法は煮汁の半分に日本酒を使うことで臭みをとっている。身が崩れないように、タンパク質を固める作用がある梅干しと一緒に煮込むと煮崩れはない。日本酒・水を半々にして砂糖・昆布出汁の素を調合して、中火で煮込んで甘みが沁みると、醤油を追加してキッチン...煮魚はカラス鰈~輸入魚なのに和食が美味しい~

  • 鶏チキンカツ ~田舎盛りからオーロラソース~

    数日前からの曇天は迷走台風10号のせいで、予報でも東海方面へ進むのか滋賀方面に進むのか、予想がつきにくい状態に今もある。進路予想内にいるワシとしても、地盤の緩い危険地域におられる方も、どちらにしても行き場所の失ったマンモス的台風など、一気に過ぎ去ってくれることを切望する。さて台風10号の進路予想にもはいっている福井には、名物のひとつに「ソースかつ丼」があって、フタなど閉まらずともよい的な量で、15cmはフタが浮いていた。カツの仕様は、衣の厚さがぶ厚くお肉は究極に薄っぺらく叩いて下ごしらえしてあって、豚だか鶏だか判別しにくくなっている。申し訳程度に、鶏皮がチョロっと混ざっていたので「チキンカツだ」と判断したのはソースかつ丼の人気店「ふくしん」さんだった。鶏モモ肉を削ぎ切りにし、下味のスパイスをすり込んで、肉...鶏チキンカツ~田舎盛りからオーロラソース~

  • 味玉ラーメン ~ずんどう屋2周年クーポン8月は餃子4個~

    我が家の近くに、姫路発祥のずんどう屋さん大津店が出来て、早くも2年が経過した。このラーメン屋さんは、背脂系濃厚豚骨ラーメンが売りで、年間5000円程度のお食事で、スマホアプリ会員ランクがブロンズとなって、1年間に渡ってラーメンには毎回替玉サービスを行使できるようになっている。先月に配布された大津店2周年サービスクーポン券は、3箇月に渡ってある種のサービスが受けられることになっている。先月はチャーハンだったので、今月はと見てみると餃子4個だった。今回使えるサービスは餃子4個と替玉1玉となるわけだ。ラーメンはレギュラー的なものに、味玉がプラスされたものをチョイスした。濃厚豚骨に背脂多めで、麺は硬めで替玉も硬めで同時に注文した。2周年クーポンの餃子4個も合わせたら、立派なラーメン定食となっている。メニューに表記...味玉ラーメン~ずんどう屋2周年クーポン8月は餃子4個~

  • ガパオライス ~タイの伝統料理を白ご飯にぶっ掛ける~

    簡単にガパオライスの説明をするならば、ガパオとはバジルと言う意で、タイのナンプラー(魚醤)などで、甘辛く味付けをした鶏挽き肉に、バジルを加えて炒めて、ご飯に乗っけたものみたいな定義がある。タイの伝統的料理であるパッガパオガイ(パッ=炒める・ガパオ=バジル・ガイ=鶏肉)みたいに食材の説明から察することができる。今回ご紹介の自家製ガパオライスは、タイのパッガパオガイとイタリアのミートソースを足して二で割ったようなものをぶっ掛けることに決めた。白ご飯にミートソース系のものをぶっ掛け、茹で卵・レタス・ミニトマト・パルメザンチーズを塗したバジルなどを、このお料理の装飾として脇に添えることにした。味付けとしては、ミートソースを醤油系に寄せていくのに、元々甘辛く調整するパッガパオガイを崩していけば、鶏肉を豚挽き肉に、玉...ガパオライス~タイの伝統料理を白ご飯にぶっ掛ける~

  • 豚の冷しゃぶ ~決めたレシピは持たず、臨機応変に対応~

    今年の夏は、エアコンの故障というアクシデントに見舞われ、お陰で熱中症も初めて経験したが、発熱は伴ったものの幸い重症には至らなかった。結果的に命拾いしたようだが、そんな暑さもここ数日影を潜めている。エアコン無しでも眠れる日があったが、何がなんでもエアコンで空調してしまうという考えはワシには無い。比較的涼しい夜には潔くエアコンは作動させずだが、暑くて眠れない夜にはエアコンで快適に冷やし就寝する。そんなエアコンのお世話になる日のご飯は、暑さを少しでも和らげてくれる「豚の冷しゃぶ」なんてメニューが、実に美味しく感じる。サラダドレッシンの胡麻ダレ系・フルーティー系、旭ポンズなどをローテーション的にまわして冷しゃぶを楽しむことにしている。すり下ろした玉ネギ・塩麴などを豚肉に塗したり、冷蔵庫で寝かすことで豚肉は柔らかく...豚の冷しゃぶ~決めたレシピは持たず、臨機応変に対応~

  • 鰻がザックザクはいったうな牛 ~鰻屋さんが作ったうな牛~

    既に数回はご紹介しているが、ウナギを美味しく格安で戴けるお店「宇奈とと」さんから、期間限定で新メニューが発売された。キャッチフレーズに鰻屋がつくった「うな牛@1200円(税込)」とPRされており、大盛は無料で盛ってくれるようだ。ちなみに最低価格の「うな丼@590円(税込)」も格安で食べることができる。そう言えば今年二度目の、土用の丑の日には熱中症で鰻を食べられなかったのもあって、今更ながらとも思ったが格安うな丼を食べに行ってきた。初見では、大盛り指定のはずが意外と少なそうで、上に乗っかる鰻・牛丼のタネが少なく感じたけれど、食べていくほどに、少々小さくカットされた鰻のかば焼きが意外とザックザクはいっているのに気が付いた。牛丼のタネの味付けが、甘めで旨みの深さが容易に感じることができる。むしろ白ご飯に乗っける...鰻がザックザクはいったうな牛~鰻屋さんが作ったうな牛~

  • ちらし寿司 ~ハマグリのお吸い物~

    ん十年を生きてきて、今年の夏は一番暑いと思っているのはワシだけだろうか?確かに、新調したエアコンや、車に乗ってカーエアコンを使うと速攻で涼しくなってくれるものの、道路を歩いていると下からの熱気で一瞬クラッとなる気さえする。足元に熱気があるので、背丈の低いワンちゃんのお散歩は、早朝か夜となるが合わせるのは至難の業となっている。台風10号が気温をやや下げてくれそうなのは有難いが、各地に突風や線状降水帯などの被害が出るので、諸手を挙げて喜ぶわけには行かない。晩ご飯も熱気があるキッチンに長時間立っているのは勘弁で、火を使うのは玉子焼きくらいの「ちらし寿司」を作ることにした。錦糸卵・新生姜の酢漬け・海老・イクラ・貝割れ・刻み海苔・ミニトマトなど、お好みに合わせて食材をチョイス。しゃり(酢めし)には、タマノイ「すしの...ちらし寿司~ハマグリのお吸い物~

  • 鶏もも肉のチーズ焼き ~持ち味で美味しく戴く~

    比較的アッサリ系の鶏肉は、削ぎ切りにしてから下味をつけて、チーズを乗っけてクルリンと巻いて、追いチーズ・白ワインで蒸し焼きにしていく。パカ~ンと開いても困るんで、爪楊枝で止めておくとスムーズに行くようだ。ある程度蒸し焼きにしていくと、形が決まってしまうので、爪楊枝は抜いて食べやすくしておくのがベストの「鶏もも肉のチーズ焼き」のご紹介。溶けたチーズと、肉汁・白ワインの旨みソースとして、お皿に盛ってからチョイ掛けしておくと、トロトロに溶けたチーズを美味しく戴くために、賞味期限1分みたいなことになる。ゆっくり食べて、チーズが固まっても、これはまたこれで美味しいのでレモンをぶっ掛け鶏の持ち味で戴く。お嫌いな人も多いなか、ワシは鶏の皮も大好きで、強火でカリッと仕上げ、あくまでも浅めに焼いて‥‥‥言うのは容易いが、非...鶏もも肉のチーズ焼き~持ち味で美味しく戴く~

  • イナゴの佃煮 ~友人の長野みやげは~

    虫の嫌いな方は画像に注意!ここ最近のワイドショーなどでは、日本の食料自給率が38%(2023年度)と計算され、約60%は海外からの輸入に頼らなければ、全国民のお腹は満たせないと深刻な食糧危機を訴えている。国産家畜の飼料も輸入なので、これも計算式にいれてしまうと、実に自給率は20%を切ってくるようだ。▲イナゴのお土産は探さない買えない貴重品▲イナゴを山盛り取り皿にドンドン減っていくこの食糧危機を乗り越えるには、食べられる昆虫類の栄養価に注目するしかないようで、他の食物よりも栄養価は群を抜いている。従って全国民の補助食としての導入が望ましいようだ。そんな折、友人から長野土産に「イナゴの佃煮」をいただいた。あまり気色の良いものでは無いが、食べると香ばしくて、変なクセや臭いなどはないので意外と食べやすい。▲よく見...イナゴの佃煮~友人の長野みやげは~

  • 天理のラーメン ~元祖スタミナラーメンの彩華~

    子供の頃から慣れ親しんだ、故郷天理のB級グルメである「元祖スタミナラーメン(大盛)@1150円(税サ込)」をご紹介。当時は夕方の17時開店のため、小学生としては家を空けることは出来ない時間帯で、食べに行きたいが行けば親からの大目玉を喰らう可能性を秘めていた。昔は屋台での営業で、その頃と比べるとお味は変わったものの、二階堂と天理の中間点である岩室辺りで、本店として営業されている。屋台のお店も天理インター辺りで営業されているが、こちらは昔の味に近しい気がする。本店は今ふうに、タッチパネルの端末での注文となっていて、つい目が行ったので「から揚げ(3個)@220円」も追加した。簡単に言えば、甘みのある白菜を、豚肉・ニラ・ニンジン・ニンニク・辣醤(ラージャン)・鶏油で炒めたものをスープでのばしてベースにしている。昔...天理のラーメン~元祖スタミナラーメンの彩華~

  • マカロニサラダ ~無性に欲しくなった秘密の食べ方~

    先ずは何から作りだしたのかと言うと、マカロニサラダが無性に食べたくなったので最優先で作ることにしたが、ミニトマト・キュウリ・ハム・トウモロコシなどが揃っていたので、意外と速攻で作ることができた。茹で卵があれば味わいに深みが増しそうも、これは面倒なんで却下することに。実はマカロニサラダに、ウスターソースとテーブルコショーを、色が変わるほどぶっ掛けてオツマミ・ご飯のオカズにするのがワシの好みだが‥‥‥。あまりお行儀のよいものでは無いので、翌日のひとりランチの時に楽しむようにしている、言わば家族には内緒の秘密の食べ方となる。茹でブロッコリーも付け合わせたが、栄養素が多く含まれる軸の部分を、超柔らかく出来たので、モンちゃんにも少々お裾分けしてあげた。さてメインのお惣菜が未だ決まらないのは異例のことで、本来なら逆に...マカロニサラダ~無性に欲しくなった秘密の食べ方~

  • 真イカの一夜干し ~この旨みを味わえるのはアト数年かと~

    大のイカ好きであるワシは、年に一回は稚内の水産物卸売問屋「魚奏」から、真イカの一夜干しをお取り寄せする。今年も同じサイズのものを見ると、PRのキャッチフレーズでは特大サイズと表記されているが、去年の大きさと比較して6割~7割の大きさに縮んでいた。価格は去年のまんま据え置きらしいが、追加注文しようと思えば判断が難しいが、さらにサイズが小さくなって値上がりしているようだ。海水温の温暖化でイカの漁場がかなり北方の方に移動していて、過去にあった豊漁は今後望めない。そう言えば昔は、那覇でしか食べられなかったオジサンが、今や和歌山の卸売市場でセリに掛かっているようだ。皆さんもイカのサイズが小さくなっているのを、お買い物で気付いておられるだろう。ワシが好みの一夜干しのイカのサイズときたら、65cmほどあったものが40c...真イカの一夜干し~この旨みを味わえるのはアト数年かと~

  • 天カスとじ丼 ~コスパ最強! 気分とお味だけは天丼~

    若かりしかけ出しの頃には、生活費に困ると「天カスとじ丼」のお世話になっていた。永年のブランクをおいて久々に作るが、懐かしさが先立って少し火にかけ過ぎ天かすがふやけたようだ。天ぷらを自分で揚げると、必ず菜箸で溶いたてんぷら粉だけをピシャッピシャッと油へ放り込み、天カスを揚げておくのが下準備となる。これを冷凍で残しておくのがポイントだ。本日は丼つゆでお揚げを煮込んで、冷凍の天カスを放り込んで卵とじに仕上げ、丼のタネとする「天カスとじ丼」をご紹介。この丼を作らないとなると、うどんに入れて楽しむことができるので無駄にはならない。お揚げさんがはいっているので「キツネ丼」の要素もあって面白いことになってきた。関東風に呼ぶと「キツネタヌキ卵とじ丼」とややこしいことになるが、タネは無いものの天カスと卵で天とじ丼のお味は出...天カスとじ丼~コスパ最強!気分とお味だけは天丼~

  • 失敗作の海苔弁 ~全力飯かつやさんとは、相性が悪いのか?~

    全力飯のかつやさんから、期間限定で海苔弁が発売された。二種類の仕様があり、海苔弁・梅=海老フライ・アジフライ・から揚げ・カニクリームコロッケが盛ってある@645円(税サ・100円引券)と、海苔弁・竹=海老フライ・アジフライ・から揚げ・豚カツ80gロースが盛ってある@861円(税サ・100円引券)と言う内訳だった。のり弁当に関しては、ワシも色々興味を持って調べた時期もあったが、総合的に元祖のり弁のHottoMotto弁当を推すが、のり弁タルタル弁当のオリジン弁当はコスパ面では最強で、とうとう自分でオリジナルのり弁を作ってしまう凝りようだった。そんなところへ全力飯からの海苔弁発売には、大いに気になって興味が湧いて買ってきた。ところが何やらシンプルで、見た感じがアッサリし過ぎているのが何か「変!」でシゲシゲと眺...失敗作の海苔弁~全力飯かつやさんとは、相性が悪いのか?~

  • 牡蠣の酒蒸し ~冷凍庫にあった殻付きの牡蠣~

    冷凍庫で眠っていた殻付きの牡蠣は、カウンターの魔術師さんに頂いたもので、気付いた勢いで「牡蠣の酒蒸し」にしようと思う。大層に酒蒸しと書いたが、何のことはなくお皿に殻付きの牡蠣を並べて、大きい貝殻を下にすると、旨み汁が流れ出さないようできるので、あとはお酒を注ぎラップをかけて600Wレンチン5分~6分で貝殻が開く状態に。小さい方の蓋をひとつずつ取り、お汁がこぼれないように盛り付けの台座に使えば、比較的綺麗に盛り付けられるだろう。酒蒸しに使うお酒は「奥飛騨原水ひやおろし」で、このお酒は酒蒸し用のお酒と魔術師さんから一緒に貰ったもので、多分期限切れのお酒だろうけどセットしてくれてあるのは気がきいている。▲このように並べて日本酒を注ぎラップしてレンチン▲酒蒸しに使うお酒は、奥飛騨原水ひやおろしポイントは牡蠣を加熱...牡蠣の酒蒸し~冷凍庫にあった殻付きの牡蠣~

  • ハムカツ ~つけ合わせに鶏かつ2枚~

    昭和中期くらいからあるお惣菜で、プレスされたハムをフライに揚げた「ハムカツ」が、洋食屋さんや飲食店さんから生まれたものではなく、町のお肉屋さんが始めたような、極めて生活密着型お惣菜と言うことだ。そう言えば、ワシの若い頃には既に売っていた記憶があるが、現在の既製品と違った形のハムカツをご紹介。ハムカツのバリエーションとして、薄切りのハムをカツに仕上げるオーソドックスなタイプや、8ミリくらいに厚切りにしたハムでボリュウム感あふれるものにするとか、どちらも美味しく好みで意見が別れるところだろう。ワシの提案はプレスハムを3枚~5枚重ねたまんまでフライに揚げていく、題してミルフィーユハムカツ。ミルフィーユ状のアイデアは、食感としてハムが超柔らかく感じるし、お味も克明に舌で感じることができる。ワシの場合は、ご飯よりド...ハムカツ~つけ合わせに鶏かつ2枚~

  • 体調不良とおじや ~生まれて初めて経験した症状~

    大和(奈良)には、ご先祖様をお迎えする日とする7日盆という風習がある。従って前日の6日には、水回りのお掃除・お墓参りを済ませ、お盆準備の最終仕上げをして準備万端整うこととなる。お花・墓掃除グッズを準備して、奈良へ向かいつつも前日から胃腸の調子が悪いと不安だったワシだが、運転中に急に吐き気を催したのちに悪寒が走って震えだした。思慮深い相方の助言どおり道半ばでUターンして延期した。▲農薬誤飲・熱中症からも救ってくれたオカン流おじや熱を計れば39℃近くあって、胃腸の調子が悪く嘔吐やシモの方からも賑やかなことで、食欲がまったくわかないので、自分の中では新型コロナと予想した。不幸なことに猛暑でエアコンが壊れたのを皮切りに、取り付け工事が予定より4日遅れたことで、随分体力を持っていかれたような気がする。しかし5類にな...体調不良とおじや~生まれて初めて経験した症状~

  • 牛麦とろ丼 ~麦とろ御膳よりも、丼のほうがワシ好み~

    先日の吉野家さんでは、夏季限定販売の「牛皿麦とろ御膳@767円(税込)」の、もち麦を白ご飯に入れ替えてもらったのをお初で注文した。分析してみると、ご飯お替り自由・ひや汁は付かないリスクを抱えているが「牛麦とろ丼@657円(税込)」の方には、必要なものだけ盛られた食に対するロマンがある気がする。しかし牛麦とろ丼では「オクラ」と「とろろ」が目立っているので、無性にワサビが欲しくなるのは、自然な流れだろうか?牛肉ととろろの間に、紅生姜を押し込むように配置して、センターに唐辛子をたっぷりぶっ掛けると男のロマン準備完了ってことで美味しく戴く。現在実施中の、吉野家さんキャンペーンを利用するならば、夜ご飯を吉野家で食べると翌日の吉野家各店舗で使える200円引きクーポンをゲットできる。前日との併せ技一本で「牛麦とろ丼」を...牛麦とろ丼~麦とろ御膳よりも、丼のほうがワシ好み~

  • 徳山冷麺 ~氷結スープがエアコン無しの部屋に心地良し~

    ん十年以前に「徳山冷麺」を、大きな勘違いから山口県徳山市の冷麺と言うんで、地元では贔屓も加味して、メガヒット商品だろうと取り寄せてみた。普通の冷やし中華の小麦粉麺ではなく、加工でんぷん+小麦粉の混合麺で、ワシが言うところの焼き肉屋の冷麺と、冷やし中華との中道をいくものだった。ところが徳山冷麺とは、大阪鶴橋にある徳山物産から販売している「冷麺」で、山口県の徳山とは何ら関係なかったのだ。さらに山口県の徳山市は、20年ほど以前に市町村が合併していて、既に跡形もなくなっていたのだった。なるほど、そう言えば徳山って聞く機会が無くなって随分と日が経っているように思える。そんな徳山冷麺のスープは、本場の水キムチの味をアレンジしたもので、当然唐辛子のキムチとの相性はすこぶる良くて、ロースハム・ゆで卵・きゅうり・トマトもト...徳山冷麺~氷結スープがエアコン無しの部屋に心地良し~

  • 豚の生姜焼き ~野菜サラダの上から盛り付け~

    数々ある豚の生姜焼きレシピだが、ワシの場合は必ず使うものとして、脂身多めの豚バラ肉・おろし生姜・玉ネギなどで、おろし生姜まじりのタレをどの段階で絡ませるのかは豚肉の厚さにも関係する。玉ネギひとつでもスライスか串切りかで大きく食感が変わるので、この二つの要素を決めてから、焼き具合いを決めるのが良いだろう。豚の生姜焼きに大きな失敗はないが、タモリの伝説の生姜焼きとか、知り合いのマスターなどでも、自分の作るレシピが最高だとか聞くが、大層この上ない自慢話に過ぎない。決して疎かにしてはいけないポイントは、豚のお肉を焼き過ぎないことの一点だと心得ている。小麦粉を軽く豚肉に塗しタレが絡みやすいようにするのも有効で、また玉ネギ・リンゴなどのすりおろしや、塩麴・砂糖を使って豚肉を柔らかくするのも、ひとつのレシピかも知れない...豚の生姜焼き~野菜サラダの上から盛り付け~

  • 鮑と牛のステーキ ~三重産あわびと、アンガス牛~

    タイトルが安モンの観光ホテルのようになったが、アンガス牛のステーキをホットプレートで焼くみたいな、作り手にとっては一番の手抜き調理となるところだったが、出張で三重へ行っていた友人から鮑を頂いたので、ステーキで鮑と牛の共演となった。お肉はサッサと焼きあがってくれるが、鮑に火を通すのは少々大変そうだ。生きたまんま残酷焼きで、酒蒸し気味に焼いて行く方針だが、隠し包丁でマンゴーカット。身は柔らかくなったが「肝を潰してしまった」とは文字通りで、むしろ鮑からの旨み汁に肝を溶かしたような美味しさは嬉しい誤算だった。思っていたよりも柔らかくなった鮑は、磯の香り抜群で肝で濃厚さを感じる酒蒸し汁が最高に美味しい。ご飯のオカズにはならなかったが、焼酎で作ったレモンサワーには相性が良かった。包丁でスイスイスーと切ったひと口サイズ...鮑と牛のステーキ~三重産あわびと、アンガス牛~

  • 餃子の王将 ~餃子の焼き加減とスープの味付け~

    お昼にはまだ少々時間があるのに、餃子の王将はお客で一杯で、思わず帰ってしまおうかと思えば、一人ならスンナリはいれるみたいに店員さんが目配りをくれたので待つ(15秒だった)ことに。久々に王将の天津飯が食べたくて‥‥‥しかし天津飯を注文すると麺類は捨てる方向で、餃子@319円(税込)を2人前付けてみたが値上げ価格にビビった。運ばれてくると、以前と違って何も言わなかったのに、コンガリ焼かれた餃子がきつね色にやってきた。以前から、京都王将の餃子の焼き方に疑問を持っていたワシは、このくらいの焼き具合で出して貰ったら、王将餃子も55点くらいで追試験を受けなくても良い感じだ。オバサンから、年季の入ったオジサンに焼き手が変わっていた。もう一つ疑問だったのは、この人畜無害な超ウス口の中華スープだが、お料理を食べる前にお味見...餃子の王将~餃子の焼き加減とスープの味付け~

  • 和牛のユッケ ~黒毛和牛500gからつくったユッケ400g~

    新鮮な牛肉は空気に触れないと、スーパーで見るような赤っぽいワインのような奇麗な色にはならない。切った直後は、むしろ黒っぽい牛肉は新鮮な場合のものもあると、ユッケの安全な戴き方のルールから知った事実だった。しかし、特別な状況を除いて普通は一般的にワイン色で間違いないだろう。黒毛和牛500gを買って、もしお肉屋さんがずさんな包丁管理の上、お構いなしに切ったと仮定して、お肉の表面をクルリと剥いで行くかのように表面を削ぎ落していく。一本の包丁なら際どい場面もあるので、ワシは包丁3本で対応している。勿論切り取った表面肉は、しゃぶしゃぶには厚すぎる感があるも美味しく戴く。今回のタレは、旭ポンズ・焼き肉のタレ黄金の味・レモン果汁・ごま油・塩タタキ専用の塩などは、高知の海洋深層水から作ったもので、タタキは不要で「塩」だけ...和牛のユッケ~黒毛和牛500gからつくったユッケ400g~

  • 鶏手羽中の煮もの ~大根とサヤエンドウと田舎煮込み~

    鶏の手羽の下処理は、手羽先と手羽中に分けるのが最初の作業で、手羽先の関節部に包丁を入れることから始める。手羽から切り離した手羽中は、太い骨と細い骨が通っているので、太い骨の両横に包丁を入れることで、鶏手羽中の下処理となる。下処理が終わると、お味が沁み込みやすいし、骨離れが良くなって食べやすくなるので、面倒でも処理しておくべきだ。臭みが残らないように日本酒を煮切って、昆布・味醂・砂糖などで煮込んで、最後に醤油を入れたら落し蓋をして中火以下で15分くらい煮詰めていく。▲手羽を手羽元・手羽中・手羽先に分けて行く▲煮汁を利用して半熟卵を仕込んでみた鶏を上げた煮汁を伸ばして、下茹でした大根とサヤエンドウを入れて、沸いてくると火を消して冷めるまで浸透圧でお味を沁み込ませたら手羽中煮物の田舎盛りが完成。手羽中はから揚げ...鶏手羽中の煮もの~大根とサヤエンドウと田舎煮込み~

  • 乃が美 生食パン ~サンドイッチに使うには~

    生高級食パンで有名な「乃が美」は、卵を使わずカナダ産の小麦を100%使って、焼かずとも美味しく戴けると言うことだ。ならばサンドイッチ専用に作ったような食パンではないか?それならと、ロースハムも最高のものをと、ヨネキュウさんの肩ロースホワイトハムを買い足した。キャベツのコールスロー・玉子焼きなどを挟んでみれば、和辛子とマヨネーズを混ぜ混ぜして、薄く伸ばして隠し味にした。生食用との触れ込みだったが、ワシの大好きなWソフトの薄切り1/2にして挟む方が美味しく感じたが、これも好みの差だろうと‥‥‥しかし原材料代を比較すれば大きく違ってくる。数ミリずつずらして、パッケージングしてあるヨネキュウの肩ロースハムは、このかさね幅の間隔を少し大きく広げて、重ねたまんまの状態でパンに乗っけて、コールスローも乗っけてみた。もう...乃が美生食パン~サンドイッチに使うには~

  • 冷し豚骨 ~ずんどう屋さんからの夏メニュー~

    以前から気になっていた、ずんどう屋さんの夏メニューに「冷し豚骨つけ麺@980円」が登場した。量的に思い切って、2玉まで無料のPRを見て思わず注文したが、今年の冷やし中華の販売は無いようだ。この冷し豚骨つけ麺が「涼」を求める唯一の商品で、今年はこれで推すとのことだった。さらに2周年祭のプレゼントを貰っていたんで、お目当てのチャーハン(小)も注文した。▲冷し豚骨つけ麺には鶏ハムでアッサリさせていた▲冷し豚骨つけダレはぷるぷる豚骨の和風味冷し豚骨つけ麺は、つけダレにキンキンに冷たい濃厚豚骨スープ+昆布・かつおなどの和風テーストを加え、豚骨コラーゲンがぷるんぷるんと、旨みを含んだゼリーのようなイメージで、麺への具合いはたっぷり纏わり付いてきた。ピリッと辛いスパイスを始め、ニンニクチップ・ゴマ・ラー油などが表面に浮...冷し豚骨~ずんどう屋さんからの夏メニュー~

  • ポークソテー ~豚テキと、クジラの珍味と竜田揚げ~

    豚テキとポークソテーとでは、85%くらいまで同じ感じなので、どこが違っているのか調べてみた。豚テキは豚ロース肉を焼いて、お野菜も追加して味付けしたものを盛り付けるとあるが、ポークソテーは焼いて味付けした豚ロース・ヒレ肉などを、付け合わせのお野菜と一緒に盛るとある。その定義から言うと、本日はポークソテーってことになるが、黒コショウでかなりスパイシーに仕上げてみた。ポテサラも付け合わせに使ったが、豚肉とポテトは相性が良くて正解だろう。そう言えば子供の頃は、クジラのお肉を生姜醤油味で浸け置き、クジラの竜田揚げとして食卓にあがっていた。その後は、給食で出されたスジっぽいクジラ肉しか食べられず、随分アトのことになるが、クジラの珍味盛合わせなども、辛口の日本酒で戴くとオツなもので、日本が食料自給率を上げて行くには、ク...ポークソテー~豚テキと、クジラの珍味と竜田揚げ~

  • 煮込みハンバーグ ~トマトソースのタレで舞茸と煮込む~

    歳の離れた姉がワシにはおり、嫁入り前にお料理教室に通うことになった。教室で作ったお惣菜をお弁当箱に詰めて、お土産に持って帰ってくるので、それは常に狙っていた記憶がある。姉が家でつくるものは、そんなに美味しいと思ったことはないが、何故か教室のお土産は美味しかった。ハンバーグと餃子どちらが食べたい?こんな風に聞かれて「餃子」と答えたワシは、以前に勘弁して欲しいと思いながら完食した事件があって、そう大して時間が経っていなかった。今回は間髪を入れずにハンバーグをチョイスしてみれば、これはオカンが当時凝っていたマルシンのハンバーグと比べても勝っていた。そんなハンバーグとは全然違う作り方で、今回は煮込みハンバーグにしてみた。トマトソースをベースに、あれこれ加えて美味しくなった頃、一緒にハンバーグと舞茸も煮込むことにし...煮込みハンバーグ~トマトソースのタレで舞茸と煮込む~

  • チーズフォカッチャ ~外側カリッカリ、なかはモッチモチ~

    イタリアの一般家庭では、日常の定番ランチとして「フォカッチャ」が食べられることが多いようだ。簡単に言えばパンのようなもので、生地を作るのに材料を全部ぶっ込み、ぬるま湯を入れて全体を捏ねるだけ。気温が30℃くらいあるので、このまま膨らむまで自然発酵させる。生地が一次発酵で、ぷっく~と膨らむとオイルを塗ったオーブンシートをパッドにひろげ、生地を四角形に詰め込んで、上からもミックスチーズとオリーブオイルをぶっ掛ける。10本の指さきが底までつくくらい、指圧のように生地の底までミックスチーズを押し込んでいく。その後少し休めるのが二次発酵となるが、さらに上部から追いミックスチーズ。オーブン250℃で15分~20分焼きあげる。外側カリッカリ中はモッチモチ食感で、香ばしくてチーズの香り豊かなので思わず手が伸びる。朝食~ラ...チーズフォカッチャ~外側カリッカリ、なかはモッチモチ~

  • うな重 ~夏バテ防止の水分補給とウナギ補給~

    江戸時代の学者であり、発明家でもある平賀源内が、ウナギ屋さんから販促に知恵を貸して欲しいと依頼を受けたところ「土用の丑の日にウナギを食べると夏バテ防止になる」と考え出したアイデアは、今では誰もが知るところとなっている。しかし当時の夏場のウナギは、時期的に褒められたお味ではなかった。ところが最近になって、ウナギの養殖ならば土用の丑の日に「旬」が来るように、水温管理や室温管理まで逆算して、今年なら7月24日に一年中を通してウナギが一番美味しくなるよう調整できていると聞く。例えば苺ならば、クリスマスの時期とお雛祭りの年二回に照準を合わせているらしい。人類は己のために、動植物の具合いさえも調整して、人間にとって都合のよいものに変えてしまった。従ってお魚類は冬場の寒い時期に旬を迎えると言うのは、一概に言えなくなって...うな重~夏バテ防止の水分補給とウナギ補給~

  • 禁じられたレバ刺し ~〆麺には韓国風のカムジャ麺~

    焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」で、牛の生肉を食べた客5人が死亡する集団食中毒事件があった。ずさんな生肉の扱いで起きた事件であるが、過剰反応した厚労省が厳しい条件を設けたため、ほとんどの飲食店が提供を断念する結果となった。対象部位は生レバーで、腸管出血性大腸菌O157が検出され、今も全国的に禁止の方向となっている。▲禁止と言われると、むしろ食べたくなる牛レバ刺ししかしマニアックなお店では、まだまだ食べることができるし、仕入れ業者を始め調理側も取り扱いには慣れておられて、守るべきことはシッカリ抑えると安全だとも聞いた。理由あってお店のご紹介は出来ないが、久々に食べた「レバ刺し」は超美味しいし、熱を通した牛レバーとは一線を画した別物のように旨みがある。▼韓国ラーメンのベスト3をご紹介日本のインスタント麺を真...禁じられたレバ刺し~〆麺には韓国風のカムジャ麺~

  • 帆立卵とじ丼 ~半熟卵仕上げは、ウデの見せ所~

    焼くと強烈な良い香りが漂うホタテ貝だが、お寿司屋さんでは刺身で出してくれることが多い。ワシの好みでは、サッと炙って貰うと旨みが増すので、お試し頂くと納得されるだろう。栄養面では、ボイルや加熱などによって栄養価が損われることはないそうだ。加熱した方が、うま味成分のグルタミン酸(昆布系)・イノシン酸(鰹系)などが旨みを感じさせてくれる。またコハク酸・タウリンが含まれていて、コレステロール値・中性脂肪値・血圧正常化の働きがあって、水溶性なので加熱によって出てくる汁も残さず摂り切ることが、無駄なくホタテを食べるポイントかも知れない。そこでホタテをグラっと煮立て、日本酒・砂糖・醤油をバランスよく追加して、味付けしたところに溶き卵を2度に分けて流し込む。半熟で丼シャリの上に滑らし入れると、刻みネギ・紅生姜を乗っけて出...帆立卵とじ丼~半熟卵仕上げは、ウデの見せ所~

  • まぐろのユッケ ~切り落とし・中落ち、何でも混ぜまぜ~

    最近は、牛のユッケからとんとご無沙汰で、機会を見て食べられるお店へ出掛けたいものだ。そんな折、マグロの骨部分が、捨てるようなお値段で並んでいたので、懐かしい想いから思わず手が出てしまった。これだけなら愛想が無いので、マグロの切り落としも一緒に。マグロ一匹買いならば、当然骨だらけの部位はあるわけで、骨の間の赤身を本来ならハマグリの貝殻で削ぎ落していくのだが、今回は代用のスプーンで削ぎ始めた。このマグロの中落ちと呼ばれる部位は、普通の赤身ともまた違う要素があって、牛バラ肉の骨ぎわが美味しい法則とよく似ている。切り落とし・中落ち、何でも混ぜまぜして、長芋を小さく切って土台にし、こんもりとマグロの半端な赤身を盛っていく。タレは、醤油プラスコチュジャンに、焼き肉のタレ黄金の味・味醂を少々加えて混ぜておく。普通はマグ...まぐろのユッケ~切り落とし・中落ち、何でも混ぜまぜ~

  • 祇園祭あと祭は24日巡行 ~豪華なタペストリーを見逃した人へ~

    祇園祭りは、まえ祭りとして先日の17日に山鉾巡行があって、動く博物館と言うことで、それぞれの鉾・山・船などが装飾品としているタペストリーがある。それには国宝級のものもあり、巡行の瞬間しか見られない博物館なみの鑑賞物として、芸術性の高いものばかりなのをご紹介したい。なお、あと祭巡行は24日に執り行われる予定だ。▲菊水鉾はワシが大好きなセンスを持っている▲あと祭に登場する鯉山のタペストリー▲あと祭に登場する橋弁慶山のタペストリーワシ自身が特に見事だと思う、菊水鉾・鯉山などを装飾する豪華絢爛な芸術品のタペストリーを見てみよう。シルクロードを伝わってきた、当時の人々がまだ見ぬ動物の姿を伝えるのに、ライオン→スフィンクス→マーライオン→シーサー→狛犬と伝わってしまったような、お粗末な伝言ゲームだった。▲菊水鉾のタペ...祇園祭あと祭は24日巡行~豪華なタペストリーを見逃した人へ~

  • ピカタと粉吹き芋 ~愛着を込めて親子焼きと呼ぶ~

    焼いた鶏をまろやかに食べる「ピカタ」は、自分の好みでスパイシーにするのもよしで、チーズで濃厚にするもアリと言うことで、卵液と一緒に焼くことでマイルドな仕上がりが期待できるのがいい。こういう料理が昔からあると、オカン弁当のおかずにも幅ができただろう。豚肉や鶏肉が対称だが今回は鶏もも肉を使っていく。付け合わせには、ピカタよりもシンプルかつ素朴な一品と言うことで、粉吹き芋を抜擢。これは小学校の家庭科授業で、粉吹き芋・ほうれん草のソテー・目玉焼きだったかな?あの時以来の粉吹き芋づくりは、粉が吹くまで丁寧に水分を飛ばすのが、ホッコホッコに仕上げるためのポイントだったと記憶している。ピカタを簡単に説明しておくと、高タンパク質で低脂肪の「鶏肉」は、安価で手にはいりやすい優良な食材で、さらにヘルシーに行くならば、胸肉の皮...ピカタと粉吹き芋~愛着を込めて親子焼きと呼ぶ~

  • 冷やし中華 ~豆苗が育ってきたのでトッピング~

    ここんとこは全国的に「冷やし中華」で、呼び名が統一された感があるが、かつては関西では「冷麺」と呼んでいた人が多かった。そしたら韓国風の弾力性の強い麺の方はどう呼ぶの?と聞かれそうだが、ワシの場合は「焼肉屋の冷麺」と呼んでいた。焼肉屋の冷麺は、これはこれで美味しいのだが、3日間続けて食べられるのか?と聞かれると、冷やし中華に軍配が挙がり国民的と言うことだ。これらの呼び名は、コンビニの全国展開の犠牲になり、地方の呼び方は一つずつ潰され、関東煮(おでん)・ぼっけ(牛スジ煮)・モダン焼き(焼きそばのお好み焼き)なども犠牲者となっている。豆苗の2回目が充分伸びたので、お昼は冷やし中華にすることにした。冷やし中華は、自分なりに考えたトッピングでも、無茶苦茶合わないものは無いだろうし、キリっとした辛さは和辛子で酢醤油系...冷やし中華~豆苗が育ってきたのでトッピング~

  • ステーキ丼 ~意表を突くゴリラ飯、安全策のステーキ丼~

    先日の京都肉食道は、ひとつ思い残すことを作って帰ってしまったのは、メニューで見た「ステーキ丼肉2倍盛り@1960円」に気持ちを少しだけ持って行かれたからだ。あの見映えはワシの中ではローストビーフのようにうつっていたのだが、意外と早く食べる機会が巡って来たので早速オーダーした。今回は、ゴリラ飯の時のように当初のオリジナルと、自分で加えたトッピング済みのものと、画像が混ざってグダグダにならないように気を配った。オリジナルのステーキ丼は、和風のタレがベースで大根おろしを刻んで青紫蘇を乗っけてあった。確かにイメージから丁寧な扱いまで、何もかもゴリラ飯とは違っている。そんな時に、テレビドラマの西園寺さんに「胃袋どろぼう飯」と映ったのを見て、こんなラフなネーミングのほうが良いと感じた。肉食道さんも片やゴリラ飯なら、も...ステーキ丼~意表を突くゴリラ飯、安全策のステーキ丼~

  • 食からの祇園祭り ~骨切りした鱧を買って、つけ焼きに

    ▲大船鉾は「あと祭り」のトリをとる大型で豪華な鉾となっている祇園祭りの山鉾巡行は、本日17日におこなわれているかと思うが、京都の街は蒸し暑く汗が噴き出るような体感だろう。先日から冒頭の画像で、大船鉾の舳先を飾る龍頭をご紹介しているが、豪華になったのは江戸時代で、一番華やかだった元禄期で、豪華なタペストリーや鉾の大型化が成されたようだ。この時期の京都では、丸々太った「つの字」に見える鱧(はも)が、食卓を飾るのだが、大丸百貨店で買って帰ろうと吟味するも、お高くて懐と相談となる。京都で鱧がモテモテなのは、生きた各種お魚を大阪から京都へ運ぶと、殆どが死滅するなか、鱧だけは噛みかかってきたので、京都で食べる活け魚はこれしかないと言うことで重宝されている。鱧落とし・鱧のつけ焼き・鱧の炙り・鱧の皮などが揃っているが、生...食からの祇園祭り~骨切りした鱧を買って、つけ焼きに

  • ゴリラ飯 ~京都肉食道さんのバズった丼ぶり~

    以前から気になっている食べものがあって、祇園祭りの撮影で数百メートルまで接近したので寄ってみた。その食べものの名前は「ゴリラ飯@780円」で、牛スジ肉を甘辛く煮込んだものが、ご飯にぶっかけて卵黄が乗っかる丼ぶりで、ネーミングのドッキリ効果もバズった要因かも知れない。定食屋「京都肉食堂」さんは、焼肉家「益市」がプロデュースのお店だった。▲ひと口食べたゴリラ飯にオニオンフライ・にんにくチップで味変▲お味は濃いのは細かい牛スジになったせい?言ってしまえば、大阪では昔からあった「ぼっかけ丼」のことで、牛スジ煮込みの中にはコンニャクも時々混ざっている程度で、そんなに気になるほどの量ではなく、牛スジ煮込みが圧倒的に多くなっている。トッピングとして、オニオンフライ・にんにくチップ・唐辛子・ブラックペッパーはお願いすると...ゴリラ飯~京都肉食道さんのバズった丼ぶり~

  • ズイキのお浸しすり胡麻和え ~里芋の茎がズイキ~

    里芋の一種である八つ頭の茎部分の皮を剥いたものを「芋茎(ずいき)」といって、実は故郷奈良の郷土料理となっている。そう言えば、子供の頃から食べたくもないズイキの煮浸しが、旬の7月頃には頻繁に食卓にのぼっていた記憶がある。また、ズイキを天日乾燥させ、保存食にしたものを「芋がら」と呼んで、ワシの中では精進料理のイメージが強い。奈良は高野山や無数の有名寺院などもあって、高僧から修行僧の方々まで多くおられ、従って茶粥・吉野葛・芋がら・山芋などの料理が有名なのかも知れない。調理法として、ズイキには強いアクが含まれているため、酢水に浸してアク抜きをしてから茹でると美味しく戴ける。特徴として、味が染みこみやすく、煮物・お浸し・酢の物・酢味噌和えなどがあげられる。大人になってからは味覚が変わり、何とも美味しく感じるようにな...ズイキのお浸しすり胡麻和え~里芋の茎がズイキ~

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