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  • 『時は乱れて』/フィリップ・K・ディック

    ディックの1959年作。かなり初期の作品だけれど、なかなかおもしろく読めた。いかにも普通小説風な描写からスタートしつつも、物語の進行とともに周囲の世界に対する違和感が増大していき、ついには世界そのものが偽りであったことが発覚する…という展開の一作だ。 主人公の中年男、レイグル・ガムは、50年代後半のアメリカ郊外の町で、新聞の懸賞クイズを解き続けることで生活している。物語の序盤では、レイグルや彼が同居する妹夫妻、そのお隣さん一家との交流のようすが淡々と描かれていくのだけれど、この時点では、明らかに特殊に見えるのはレイグルの「懸賞クイズを解き続ける並外れた能力」だけだ。だが、ストーリーが進んでいく…

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