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りかこの乳がん体験記 https://rikako-breast-cancer.blog.jp/

“良性”——。それは視触診だけで簡単に下された診断だった。4年8ヶ月放置した、りかこの乳がん体験記。

30代の時にみつけた左乳房のしこり。「“良性”だからそのままにしておいていいよ」。視触診だけで簡単に下された診断。そして私は医師の言う通り放置した。4年8ヶ月後、大きくなったしこりを切除。“良性”だと思っていたのに、病理検査の結果は悪性——乳がんだった。

りかこ
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北海道
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2012/02/01

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  • 進行を感じる。

    先天性の臼蓋形成不全と変形性股関節症がわかってから7か月が過ぎた“進行性”と考えれば、この7か月、確実に進行はしているのだろう実際、徐々に進行しているのは実感しているこれまで、外で歩くのは痛みがあった速く歩くことはできないし、臀部の重苦しい痛みと足の重さで

  • ≪私の記録 291≫ 大量出血疲れ。

    2010年10月6日(水)やはりきのう、生理は来なかった検査のとき、婦人科の先生は、「もう生理はじまってるね」と云っていたのになんだったのだろう...生理直前過ぎて、子宮の中が充血してあたかもそれが出血しているかのように見えたのだろうか 2010年10月

  • ≪私の記録 290≫ 婦人科検診と生理の前兆。

    2010年9月24日(金)このあいだまであんなに暑かったのに、もうストーブに火を点けたいくらい、朝晩は冷える 2010年9月27日(月)今日は大黒摩季さんのライブチケットを取ってからこの日まで3か月近くもあったので、「まだまだ先」そう思っていたのに、経って

  • 置き土産。

    丸2日、降り続いた雪ようやくきのうの吹雪も去ったようだそんな朝吹雪の置き土産は、窓の外に積もった雪そんな今日は、日中でも氷点下8度までしか上がらないらしい寒さも真冬より真冬であるお蔭でこの数日の寒さで、腋窩リンパ節郭清をしたわきの下もバッキバキに痛んでいる

  • 性被害に思う ~女性として、経験者として~

    きのう、今日と、よく降った今日は吹雪の一日数日前は春がちらついていたというのに、真冬に逆戻りださて...最近なにかと耳にする、“性加害”というワード「同意があったのか、 なかったのか」――その議論は当然だが、被害者からすれば、「なにを以って “同意”とみ

  • ≪私の記録 289≫ 第20回 がんサロン / ホスピタルクラウン

    2010年9月15日(水)今日は、『第20回 がんサロン』の日体調も悪く、また、いろいろとあり、気分も乗らず、行く気になれなかった重~い気持ちと、重~い足を引きずり、“行かなければ...”という思いに後押しされ、なんとなく出席した...が、行ってよかったと

  • これで終わる気がしない ~乳がん再発の思い~

    朝から雪...一日中、降りしきったあしたも一日中、雪らしい陽射しがないことが、こんなにも寒々しい“がん”とは、終わりのない病いつまでも続く不調いつまでも続く再発の不安――ほかの部位のがんは、一応“5年”が区切り「5年を過ぎてなにもなければ、 “完治”といっ

  • ≪私の記録 288≫ デポ終了後、戻った生理の状況と...。

    2010年8月28日(土)今日は、私が通っている病院の市民公開講座、『ここまできた、○○市(私の街)の がん医療 ~早期診断と治療のすすめ~』があったがんサロンで告知があったとき、端から行く気はなかった理由は、開催時間が1時から4時と長丁場なことそれに、が

  • がんになると、楽しみ方が変わるよね。

    乳がんになると、いろいろなものが変わるよね生活、生き方、周囲とのつきあい...中でも、人生との向き合い方や感謝の気持ち、楽しみ方には、本当に大きな違いがあるごはんが食べられるありがたさも、おいしいものを食べたときの感激も、美しい景色を観たときの感動も、人

  • 乳がんを告知されてから、熟睡できたのは何日あるだろう...。

    氷点下19.9度の朝日中も、氷点下5.2度の冷え込み再びダウンコートを引っ張り出してくる先日の日中の気温、+13.2度にも驚いたが、この時期の氷点下20度も異常だそんな朝申し訳なさそうに、うっすらと彩雲が現れていた もう少し太陽と雲が近かったら、 きっときれいな彩

  • 着々と、想い出づくり。

    氷点下17.5度日中も氷点下5度と真冬が戻ってきたそんな中、きのうに引き続き、今日も道の駅へ今日は温泉のある町ここは、母の生まれ故郷でもあるこの道の駅は、大きな鳩時計が迎えてくれる氷点下5度ダウンコートから少し薄めのコートに着替えた身体には沁みる寒さだ小走りで

  • 歩けなくなる前に、もう一度行きたかった場所。

    股関節の病気が進行していく前に...歩けなくなる前に...どうしてももう一度、しかも“冬の間”に行きたかった場所がある...ということで、本日、“美幌峠”へ過去に何度か行ったことがある美幌峠いつも観光客で賑わっている場所だ夏には...こんな絶景が人気で.

  • “がん”はやっぱりしんどい ~第169回 がんサロン~

    氷点下9.6度若干、暖かめの朝だ日中も氷点下2.2度ではあるが、陽射しが温もっているそんな今日は『がんサロン』169回目そして今月から15年目突入であるサロンへ行く途中のこの公園も、単純に考えても130回は通っていることになる ※冬場は通れないこと、 風邪をひい

  • “がん”って不思議な病気だ...。

    考えれば考えるほど、「“がん”って不思議な病気だ」と思うそもそもがん細胞も自分の細胞しかもはじまりは正常な細胞だなのに、なぜ、自分の肉体を蝕む細胞に変わらなければならないのか...乳がんのホルモン受容体陽性に至っては、女性の身体に必要な女性ホルモンが悪さ

  • 空が忙しい日。冬の名残り。

    -10.2℃の朝さすがに-10℃は暖かいさらに日中は+13.4℃と2月としては異常な高温となった 4日後には、-21℃予報... 身体がどうにかなりそうだそんな日の空は、目まぐるしく...晴れたと思ったら、空一面の雲かと思えばまた青空が覗き...かと思えば、再び白

  • ≪私の記録 287≫ “女性”として... / 市広報に体験記掲載。

    2010年8月25日(水)今日、 『大黒摩季、活動休止』という報道があったどうやら2006年頃から子宮の病気で悩んでいたらしいしかも4つの病を併発しているとか...去年、おととしと、2年連続でこんな田舎のこの街にライブに来てくれたけれど...私も観に行ったけ

  • 痛みが強くなると不安が募る / 哀しみの午後3時の月

    ここのところ、ちょっと痛みが強め痛み止めが減る一方だそして募るのは、“進行しているのではないか”という不安確実に進行していく病その現実に、ついていけるだろうか 午後3時 東の空に、真っ白な月が浮かんでいた 今日は、先日亡くなった先生の葬儀 あれから

  • ≪私の記録 286≫ 検査結果。乳がん治療の進歩。

    2010年8月24日(火)先週受けた、胸のレントゲンと採血結果は、“問題なし”“異常なし”が当たり前になって突然、“なにか”が起きたら、私の心は対処できるのだろうか...最近、本当に具合が悪い“最近”というより、もうずーっと...か...でもここのところ

  • またひとつ、宝物が増えた。

    氷点下20.6度の朝も、日中は氷点下2.2度と春めいた気候になり...今日はダウンを脱いで街へそろそろ心も身体も春仕様だそんな今日は、嬉しい遭遇センターに着くと、練習をしている人がいる同じ道産子の女子プロボウラーだ「写真撮ってもいいですか?」と、投球フォームの撮

  • 深夜の月。痛みが強めな朝。

    -20.6℃の朝ここに来てこの気温...そしてあしたの日中は+15℃とか...もうすでに体調がついていかないそんな昨夜遅く、上弦の月が観られた昨夜の気温、-16℃パジャマ一枚、白い息を吐きながらカメラ片手に空を見上げる、どう見ても怪しいオンナご近所さんが見ていな

  • 「先生、逝くのまだ早いよ」

    朝は-14℃だと思えば、日中は+11.5℃そして今日は吹雪さらにあしたの朝は、-20℃の予報あさっての最高気温は+15℃...まぁ、“春が近い”ということだろうかいや、すでにおとついから体調不良であるそんな朝いつものように朝刊に目を通す「え!?」それは、お悔やみ欄

  • 自分を責めるの、やめよう。

    「私がなにか悪いことした?」「まともな人生を歩いてこなかったから バチが当たったんだ」「私がくよくよする性格だから駄目なんだ」...と、がんになって自分を責める人が多いある専門家が言っていた「がんになるかならないかなんて、“運”だよ」と――お酒を飲んでい

  • ≪私の記録 285≫ 外科外来 / 気が思い『がんサロン』 19回目

    2010年8月17日(火)今日は病院の日新患と再来では順番の桁数が違うものの、今回の待ち番号が“16番”と、異常な少なさお盆の影響だろうかお蔭で数分で呼ばれた前回と前々回の採血の結果をプリントアウトしてもらったが、やはりどんどん貧血になっていっているきっと

  • ちょっとだけ軽く―― / “乳がん”をつきつけられる日

    -9.3℃の朝なんとも生温い日中も+11.5℃と異常な暖かさこの時期の気温は-3℃もう、“暑い”というレベルお蔭で寒暖差アレルギー気味であるそんな今日は、カラーリングしてみた少し重くなっていたので、ちょっとだけ軽く...なんとなく春めいてきたことだし、気持ちも明

  • ≪私の記録 284≫ 母のPET検査の結果(肺転移の懸念)と、“子”としての思い。

    2010年8月6日(金)暑い!!今日はなんと、37.1度観測史上初らしい今日は2週間前に受けた、母のPET検査の結果が出る日この街では受けられない検査のため、180kmほど離れた旭川で受けてきたCTで肺に写っていた腫瘍が転移かどうか調べるのだ肺の腫瘍は、術後すぐに確認

  • 痛み止め、いつまで効いてくれるだろう...。

    -14.5℃この時期の、平均的な寒さの朝それでも空気がやわらかく感じられるのは、きっと春が近づいてきたせいそんな朝の空には、なみなみとした雲屋根から伸びているつららが朝陽を浴びてきらきらと輝いていたが、このつららも、4月並みの+8.2℃という暖かさに耐えきれずす

  • 満たし。

    流氷に逢いにオホーツク海まで出かけたきのう ☆きのうの記事は下記へ帰りは、毎年この日になると行っているカフェへこのカフェ、なんとも独特な雰囲気があるが、料理もデザートもおいしく、昔から人気の老舗のカフェだ...ということで、今年も悩みに悩んで、これをオ

  • リベンジの――。

    先日、観ることができなかった流氷 ☆そのときの記事は下記へ...というより、この数年、なかなか観られていないこのオホーツクに住みながら、なんだか悔しい...ということで、車を1時間ほど走らせ再びオホーツク海へ――前回の反省を踏まえ、少し南の漁港へ直行3連

  • そろそろ限界が近いかな...。

    そろそろ限界が近いかな...本当は、“限界”なんて決めたくはないけれどでも、こればかりは仕方がない25年と4か月のボウリング人生肩を傷めたり、足首を捻挫したり下腹部を10㎝切る手術をしたり、乳がんの摘出手術をしたり何度か休まなければならないこともあった乳がんが

  • ≪私の記録 283≫ 『がんサロン』は、“そういう場” ② / 転移への意識の変化

    2010年7月30日(金)また、『がんサロン』の仲間が亡くなった......2日前に亡くなられたようだ一番気になっていた人だった素人目から見ても、進行しているような感じはしていたこれで3人目か......実際には、サロンに来たくても来られない人もいるだから

  • 本日の仕込み。

    本日の仕込み――2日分のカレー残った分は、カレーうどんや焼きカレーにしてもおいしい ちなみに、 過去に作った“焼きカレー” ⇩寒いこの季節は、このあつあつがたまらない股関節の病気がわかってから、長時間立っているのがちょっとつらくなってきたので

  • ≪私の記録 282≫ 『がんサロン』は、“そういう場” ① / 出版への光

    2010年7月23日(金)がんサロンに来ていたひとが亡くなった...きのう亡くなられたようだ3か月前、娘さんと初めて参加されて、「また来たい」そう云っていた私もまた会えることを楽しみにしていたが、あれから姿が見えなかったので気になってはいたのだが...「

  • “がん”はそんなに甘くない。

    「がんです」――その告知はあまりに衝撃的だ「なんで私が?」「私、なにか悪いことでもした?」と、突然のがん告知に頭が真っ白になり、「バチがあたったのだろうか」「私の性格が駄目なのだろうか」と、自分を責める人も少なくないそして頭の中が混乱したまま、治療の選択

  • “頑張らない”なんて、無理。

    「あまり無理しないでね」「頑張りすぎないでね」――乳がんになってから、よく耳にする「がんのひとは頑張りすぎだから」そうも言われる「ときどき“頑張らない日”をつくってね」そんなふうに言われるとありがたいでも、どうだろう実際は難しい頑張らなければ生きていけな

  • きれいごと。

    誰もがんになんてなりたくない誰も病気になんてなりたくないがんになるために生まれてきたわけでもないでも、病気になってわかったことがたくさんある病気が教えてくれたことがたくさんある『がんになってよかった』――その言葉には、がん患者ひとりひとりに思うことはある

  • 最後の週。

    極寒の週、第1日目は、氷点下20.8度からのはじまり今週は氷点下30度まで下がる地域もあるようで...子どもの頃、何度か経験したことのある氷点下30度の世界学校は1時間遅れバスも凍てつくらしく、バス停で待っていてもなかなか来ない足の先は冷たさで感覚もなく、鼻毛も凍

  • 生きているから。

    生きているから、よろこびがある生きているから、なみだがでる生きているから、いかりがうまれる生きているから、おなかがすく生きているから、いたみをかんじる生きているから、今、しあわせだ このあいだ行ったオホーツク海 遠くに、 雪を被った斜里岳(向かって

  • 痛み止めが効かない朝は――。

    -15.8℃今季は暖かい冬ではあるが、さすがに寒さが堪えるようになってきたそろそろ春が待ち遠しいそんな朝群青から青に染まりはじめた南の空には、淡い黄金色に輝く、細くなりはじめた月 ㊟写真撮ってないけど陽射しが昇る頃には、たくさんのうろこ雲――朝からきれいな

  • 無駄な願い ~「進行が止まってほしい」~

    氷点下20度今朝もほんわかと、彩雲――なにをするにも時間がかかる仕方がない、病気になってしまったのだから治らないのだから歩き方もおかしい姿勢も悪い誰かに見られたら嫌だな...知っている人に会ったら嫌だな...滅多に会うことはないけれど、父に会うのも気になる

  • 母の夢。厄祓い。

    午前6時携帯のアラームで目覚める朝「あ、今、母の夢を見ていた...」夢の中の母は、病気をする前の元気な母その懐かしさに、暫し余韻に浸る――そんな朝は、気温、氷点下12.6度「え? こんなもん?」20度はいっていると思っていた(予報も19度だった)なのに実際の気温よ

  • “カロリー”はもう古い ~その常識、すでに非常識~

    -22℃久し振りの冷え込み20℃を下回ると、さすがに寒さの質が違うそんな今日は、日中でも-9℃という寒さ最近暖かかったので、「あ、これが本当の冬だった...」と、この時期の厳寒を実感この地方の寒さ、侮ってはいけない先日、テレビを点けていると、久し振りに、「油を

  • ≪私の記録 281≫ 市広報の原稿 / どうなる? 出版への道

    2010年7月14日(水)市の広報に載せる乳がん体験記の原稿ができあがって送られてきた少し校正をして、提出今はメールですぐに送受信できるので便利だ私自身の乳がん体験談なので、本当は私がまとめなければならないのかもしれないが、市の担当のかたに、「こちらで書

  • ≪私の記録 280≫ 母の甲状腺がん、再発の疑い ~がん患者として、がん患者の家族として~ ③

    私だってホルモン剤の影響で体調がよくないのに、母にわかってはもらえない娘が苦しんでいることに気づいてすらいないのかもしれない私も胸がモヤモヤして最近また咳が出ているのに、なんの気遣いの言葉もないきっと、咳にも気づいていないのかもしれないそしてその咳は、“

  • ≪私の記録 279≫ 母の甲状腺がん、再発の疑い ~がん患者として、がん患者の家族として~ ②

    2010年7月10日(土)母が旭川で受ける検査は、PET検査だということがわかったこんな日常の中でほんのちっぽけな喜び事が起こっても、そのあとは必ず悪いことが起きてしまうせっかくの喜びがたちまち曇って総てを帳消しにしてしまういや、帳消しどころか、逆に悪いこ

  • 1月最後の月。1日得した気分の2月。

    ゆうべの月1月最後の月だそんな今日は、氷点下9度という暖かさが、これ、夜中の2時過ぎの気温朝6時には氷点下3度まで上がった今季、氷点下20度を下回ったのは、ほんの数回なんとも気持ちが悪い暖かい冬であるさ、新しい1か月がはじまった今年は閏年なんだか1日、得したような

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