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風太郎のPな日々 http://futaro1980.blog.fc2.com/

昔の国鉄ローカル線、地方私鉄や最近のローカル線など、旅の写真と思い出で綴るブログです。

1980年代、「鉄道のある風景」を求めて全国を旅した風太郎が写真と文章で綴る、ローカル線紀行。バリ鉄ではありませんが、自然溢れる沿線や、出会った人々など、しばし「鉄路の叙情」を感じて頂ければ、と思っています。しばらく「鉄」から遠ざかっていましたが、最近復活、ローカル線の「今」も綴っています。その他自然風景、日々雑感諸々まで。なるべく頻繁に更新したいと思っています。よろしくお願いいたします。

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2011/12/18

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  • 飯山線花暦 その2 早咲き

    飯山線 蓮 2023年4月異常な早さでやって来た今年の春。今年の桜の季節は「北陸」にターゲットを置いていて、越美北線とか未見の地を含め、頃合いを見計らっていたのだが、茫然するのを尻目に彼の地の桜は満開。 何を今更の事態だ。慌てて間に合いそうなところを探したら毎度の感はあるが、沿線各地にロケハンフラグが林立している飯山線で急遽収拾をつけようかと。飯山線沿線の桜は標高差というより、新緑と残雪が同...

  • 飯山線花暦 その1 信濃の国

    飯山線 蓮 2023年4月長野県民なら誰でも歌えるという、県歌「信濃の国」。一体どんな歌なのかと調べたら、明治時代の作詞だけに荘重華麗というか、その美しき山河の讃えから始まり、産業、観光、食料生産の拠点は言うに及ばず、数々の偉人も輩出し、全てにおいて長野こそ日本の中心であり、国の礎と言わずにいられようかとする、いささか気負いまくった歌である。信濃の国は十州に境連ぬる国にして聳ゆる山はいや高く...

  • Chat GPT やってみた。

    山手線 高輪ゲートウェイ 2022年最近何かと話題の「Chat GPT」。 あらゆる質問にAIが瞬時に答える他、論文まで書いてくれるとか。どれ程のものかとやってみた。 特定のアプリとかは必要なく、アメリカの開発企業サイトに登録するとフリーで使える。質問したのは、「中日ドラゴンズはどうしたら強くなれますか?」。 AIが間髪おかずに答えるのは「有能な選手を集めることです」。それじゃあ実も蓋もないと改めて質...

  • Project 「 写真集 旅のたまゆら 1981-1988 」 組版進む

    「組版」とは伝統的な書籍の制作過程を示すもので、大昔の活版印刷の時代は職人が活字の一つ一つを拾い上げ、文章になるように整列させて、文字通り印刷用の原版を「組む」という、気の遠くなるような作業を指したらしい。「男はつらいよ」に出て来るタコ社長が経営するのはまさに活版印刷の工場であり、「博」は組版職人なのだろう。やがてオフセット印刷時代の到来により、その作業は一気に近代化したわけだが、風太郎の若かりし...

  • うららの春のプチトリップ その10 発車時刻

    小湊鉄道 里見 2023年3月キャリアに納められた通券の列車番号の確認が終わると、発車時間が迫る。間際に再び点灯されたライトが、満開の花を赤く染めて浮かび上がらせた。( うららの春のプチトリップ おわり )© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村ビルマ従軍記者がその豊富な人脈を使い、奇跡的な生還者から執念の取材を重ねた名著。ビルマ中央部の激戦地マンダレー、餓死してゆく兵...

  • うららの春のプチトリップ その9 夕陽色

    小湊鉄道 里見 2023年3月ロングショットはハナから諦める曇天の一日だったが、夕刻になって申し訳のように西の空の雲が切れ、空が紅く染まり始めた。さしもの花見客も大分引いたのだろうか、人影もまばらになった窓も、夕陽色。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村ビルマ従軍記者がその豊富な人脈を使い、奇跡的な生還者から執念の取材を重ねた名著。ビルマ中央部の激戦地マンダレー、餓死...

  • うららの春のプチトリップ その8 ワフ

    小湊鉄道 里見 2023年3月里見駅構内に珍客というか、何が目的か分からないワフが鎮座していた。 多分何かの倉庫代わりなのだろうが、無神経なプレハブ小屋など建てなかったのは、最近の小湊鉄道、粋が分かってるねえと勝手に解釈している。もう倒壊しかけたようなオンボロだけれど、この一両だけで鉄道が重ねた歳月の重みが出るというものだ。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村ビルマ従軍...

  • うららの春のプチトリップ その7 長く使うこと

    小湊鉄道 里見 2023年3月小湊にJRから大挙してヨンマル軍団がやってきたのはしばらく前になったが、ようやくお目に掛ることになった。全くの新造車導入の選択肢もあったようだが、ハイブリッドやら蓄電池やら今後の技術革新の予測も難しい中、「長く使うこと」に最大の重きを置き、社内修車技術の蓄積まで考慮した結果、既存技術に軍配を上げたとは、鉄道の世界から「無限に長い償却期間」の経営戦略が急速に失われ...

  • うららの春のプチトリップ その6 一本桜

    小湊鉄道 上総大久保 2023年3月上総大久保駅上り方に一本の桜がある。竹林を背景にした佇まいが一枚の襖絵のようで、あまり撮る人は見かけないが小湊鉄道の名景のひとつと思っている。何度も試している構図だが、大分以前に主要な枝が折れ、どうも枝振りが悪いと残念だった。久々に見る姿は自然修復が進んだのか、美しい。 そろそろ本命を撮れよと誘われているようで。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reserved...

  • うららの春のプチトリップ その5 花の宴

    小湊鉄道 里見 2023年3月まだ帰らない。春の野を気ままに流れ流れて、結局鉄道の写真をロクに撮ってないとなるとブログのネタにも困るから、花の宴もたけなわの小湊を最終日に当てて、帳尻を合わせることにする。平日なのに立ち客まで出る混雑ぶりは、小湊も稼ぎ時だ。思えば小湊に来るのは2019年の春以来、実に4年振りとはびっくり。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村ビルマ従軍記者がそ...

  • うららの春のプチトリップ その4 一日ごとに

    鹿島線 延方 2023年3月帰りの駄賃というか、二か月前のおさらい。前回この列車は、闇に沈もうとする霞ケ浦にテールランプの紅を引くばかりだった。まん丸の夕陽は通過時刻とピタリのタイミングは、貰ったと思いきや。地平線を覆う雲に隠れて「半月」に。 おのれ、あと一分早ければ。 まあこのサイズの夕陽だからどっちでも大して変わらないか。動かぬ大鉄橋と、一日ごとに巡る、天地の営み。© 2011 風太郎のPな日々...

  • うららの春のプチトリップ その3 震災遺構

    浪江町立請戸小学校跡 2023年3月停まった時計が示すのは、津波襲来時刻。しばし線路から離れる。 いや離れてはいない。 近くを走る常磐線が2011年3月11日以降廃墟に変わったまま、10年近く放置された末に運転再開されたのも記憶にまだ新しい。東日本大震災の遺構については数年前に三陸で見たことがある。 しかしいかんせん、おのぼり的な団体見学ツアーの一員だったから時間にも追われ、ほとんど印象に残っていない。...

  • うららの春のプチトリップ その2 日本の片隅

    磐越東線 小川郷 2023年3月西の空が紅い。まばらではあっても2両編成にまだ人影があるのは救われる想い。結局磐越東線は、予定通りではあるが一夜を挟み朝夕だけ撮って撤収。 夏井まで足を延ばして沿線の偵察はしたが、標高が高くなるほど桜も減り、色に乏しい季節とあって写材に乏しかった。それより驚いたのは沿線中央部を並行する県道41号線だ。大型車のすれ違いなど絶対不可能、乗用車だって難儀する道幅が連...

  • うららの春のプチトリップ その1 バントー初見参

    磐越東線 赤井 2023年3月異常な足の速さでやって来た今年の春。線路際の桜模様の撮影はもちろん目論んでいたけれど、大幅な軌道修正が必要になってパニックだ。と言うより本当にターゲットにしていたところはもう、間に合わないかもしれない。ならば今こそ旬の場所へ、暇人の特権で急遽間に合わせようかと。まだ3月というのに、東北の入り口まで満開らしい。バンサイは散々行ったけれど、バントーは初見参。 赤...

  • 華とスチーム

    大井川鐡道 家山 2018年華の宵に、スチームの吐息。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村ビルマ従軍記者がその豊富な人脈を使い、奇跡的な生還者から執念の取材を重ねた名著。ビルマ中央部の激戦地マンダレー、餓死してゆく兵を尻目に牟田口軍司令官が芸者遊びに呆けたという、高原の避暑地メイミョウ、幽霊の如く敗走する兵が彷徨ったパコック。それとも知らぬまま線路伝いに足跡を付けた土...

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