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輸送係数論と魔法瓶の原理 http://kakuyuugou-mahoubin.at.webry.info/

核融合発電炉の設計に不可欠な輸送係数を魔法瓶の原理と併せて解説。トカマクに代わる発想になる事を願う。

原発事故以来、発電方式が様々検討されているが、地球温暖化など人類の未来も見据えた方式としては核融合炉が最高である。しかし、核融合の取り組みは、原点であるプラズマの輸送係数論を究明しないままで進んでおり、不安である。原点に返り、輸送係数を検討し、新たな「等圧法核融合炉」の原理と基本設計をし、「太陽を地上に作ろう」のブログで公表している。しかし、現在は理論だけであり、若き技術者に期待するのみである。

太陽作太郎
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2011/11/22

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  • パリ協定批准遅れの本質

    京都議定書のホスト国の日本がCOP21の批准に遅れ、COP22はオブザーバー参加になってしまった。あまり注目されないが、これほど残念な事はない。環境後進国と言われても反論できない。そもそも福島事故でもそうだが、事件が起こると驚き、事件が無いと本質から遠ざかる、これが日本の環境意識の現実といえる。 私共が「あらたな核融合・等圧法」を提案しても何の反応もないことは、環境意識が表面的であり、日本人の本質にな…

  • 本当に水爆ですか?との質問

    核融合発電を研究していると雑音も多い。 北朝鮮の核実験は本当に水爆ですか? なんで、マスコミに聞かないのか、専門家?がたくさん居るのにもかかわらず。 発電は研究しても爆発なんか興味はないのだが。 でも、中学生から聞かれたら答えないわけにもいかないか。 「水素爆弾は50年前から実験され5カ国以上で作られていることから、技術的には解決済み。 作る条件としては、①小型の原子爆弾を作る技術があること②原…

  • 原子力と核融合

    このブログを書き始めたのが5年前、もう昔のようだ。 日本人として原子力と核融合に取り組むべき、と具体的な発電方法も含めて書いたが、日本では全く相手にされなかったようだ。 1月6日の北朝鮮の水爆報道に接して、がっくりきたのは当然だ。 核融合の原理は簡単で、応用方法にこそ課題があるのだが、一番簡単な水素爆弾に使われたのは当然かもしれない。原爆の製造の難しさに比べたら問題にはならないだろう。 それにして…

  • MRJ初飛行に感激

    MRJの初飛行の映像を見て、21世紀になり最大の感動を受けた。 技術者として定年を終えた者として、日本が再び航空機を作ることを願っていたがやっと緒に就いた。 それに反して原子力の研究が遅れているのが嘆かわしい。 特に「核融合」に関しては、ロッキードなど外国の情報は聞くが、日本での新情報が少ない。 我々が提唱した「等圧核融合」に匹敵する具体的な提案も聞かない。 今もって、真空中にプラズマを閉じ込める…

  • 小泉劇場再開について

    1年半、ご無沙汰したが日本人の原子力に対する考え、取り組みがあまり変わらないのが情けなく思ってたが 小泉元首相が突然「脱原発」で動き出した。瞬間、ドイツでのヒットラーの台頭が頭をよぎった。 原子力という巨大な怪物を「悪魔」呼ばわりしているのと同じだ。 我々は、原子力の真の平和利用のため、今こそ「核融合」の研究をと呼びかけたが、全く反応がなかった。 もちろん、一般の方々には難しいのはわかるが、少し…

  • トカマク炉における形状不安定性と乱流の発生原因について-19

    にほんブログ村 6 おわりに 核融合の実用化は長年の人類の悲願ともいうべきテーマである。 そしてトカマクはその最も有望な方法として巨額の費用を投じて装置の巨大化が計られて…

  • トカマク炉における形状不安定性と乱流の発生原因について-18

    にほんブログ村 5. まとめ 以上をまとめればつぎのようになる。 1) トカマクには, 粒子の衝突を原因とする流体力学的な「乱流」を伴った閉じ込めは発生しない。 2) 磁力線を…

  • トカマク炉における形状不安定性と乱流の発生原因について-17

    にほんブログ村 4. 「偽閉じ込め」と「偽乱流」発生の原因(続きー10) <4.8>プラズマの密度が低い場合 従来理論によれば、輸送係数は常に軽い粒子すなわち電子が輸送係数を支配…

  • トカマク炉における形状不安定性と乱流の発生原因について-16

    にほんブログ村 4. 「偽閉じ込め」と「偽乱流」発生の原因(続きー9) <4.7>プラズマ温度が数100万度以下の場合 我々の式によれば 電子に対する磁界に直角方向の輸送係数は数100万…

  • トカマク炉における形状不安定性と乱流の発生原因について-15

    にほんブログ村 4. 「偽閉じ込め」と「偽乱流」発生の原因(続きー8) <4.6>「偽閉じ込め○B」の放電方向 この遠心力と拡散力がバランスすることによる「偽閉じ込め○B」も、電荷…

  • トカマク炉における形状不安定性と乱流の発生原因について-14

    にほんブログ村 4. 「偽閉じ込め」と「偽乱流」発生の原因(続きー7) <4.5>遠心力と拡散力のバランスによるプラズマの「偽閉じ込め○B」と「偽乱流○B」 遠心力は既述のように…

  • トカマク炉における形状不安定性と乱流の発生原因について-13

    にほんブログ村 4. 「偽閉じ込め」と「偽乱流」発生の原因(続きー6) <4.4> 拡散力ドリフト運動による「偽閉じ込め○K」と「偽乱流○K」 トカマクプラズマは真空中に浮遊する。 …

  • トカマク炉における形状不安定性と乱流の発生原因について-12

    にほんブログ村 4. 「偽閉じ込め」と「偽乱流」発生の原因(続きー5) <4.3.1> Spitzerの式を適用した場合 この場合、導電率は磁界強さやプラズマ密度に関係なく温度だけで決…

  • トカマク炉における形状不安定性と乱流の発生原因について-11

    にほんブログ村 4. 「偽閉じ込め」と「偽乱流」発生の原因(続き-4) ここで滞留という言葉を使ったが、これは同じ荷電粒子が同じ場所に停滞するという意味で無く、 荷電粒子は主…

  • トカマク炉における形状不安定性と乱流の発生原因について-10

    にほんブログ村 4. 「偽閉じ込め」と「偽乱流」発生の原因(続きー3) <4.3>遠心力ドリフト運動による「偽閉じ込め」と「偽乱流」 一般に磁場内にある荷電粒子…

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