しんさんとはnoteで出会った。彼女はraydraの名で詩など投稿していた。どうやら勤め人らしいが万華鏡作家でもあり、釣りを趣味とし、エレクトーン奏者でも...
自作の詩とショートショートを紹介。 YouTube投稿動画の朗読者、募集中。
読み物、曲、絵、動画を制作。 YouTube投稿動画の朗読者、募集中。
わたしは庭師。わたしのおなかの中にはお花畑がある。いまだ見たことないけど色とりどりの花が咲き乱れているのだそうだ。増えすぎてはいけない花がある。少なすぎて...
老いたればまず自覚すべし。愚か者であり、欠陥品であると。間違っても賢いなどと思ってはならぬ。過信は失敗の元である。クルマの運転など以(もっ)ての外(ほか)...
野郎どもが数台のクルマに乗って山の中、窪地のような場所に集合した。何事か行われ、一人の男は逃走した。詳細は思い出せない。落葉入りの透明なポリ袋を処分せねば...
思うところあって歯を磨きながら夜の街を歩いていた。ほとんど街灯りはない。それほど深夜とも思えない。今夜は特別な夜なのではなかろうか。営業を終えた店の屋外テ...
錦鯉の品評会のようだ。しかし、様子がいつもと違う。池の一部を三つに区分して生簀(いけす)とし、それぞれに複数の鯉を入れ、闘わせている。闘魚とでも呼ぶのだろ...
誰かと別れ、町を歩いていた。さほどの体感はないが、風音がすごい。木や家が激しく揺れている。一軒の住宅の屋根が風圧で細かく割れ、その破片が近くに落ちてきた。...
マンション管理組合の理事長としてある業者と会い、打ち合わせをする予定だった。ところが、その担当者は組合員全員を呼ぶと言う。「話しが違うではないか。 予告も...
区画された四つの文章を英訳している。それにより、リングの四辺にロープを張る。過去に張ったロープを修繕しいてるつもり。なぜか、さような思い込みの因果関係にあ...
車中である。ワゴン車のように広い室内。亡くなった親父を若くしたような印象の男。寝起きのようで、彼が運転手らしい。彼が運転しなければクルマは前に進まない。な...
双曲放物面の一部のような壁が立ち塞がる。横縞の溝が幾本も走っている。そこに指先を引っかけてよじ登らんとする。だが、途中で挫折する定め。段階的に別アプローチ...
商店街で友人に会った。彼は一緒に遊びたいようだった。おれは用事があるので断った。彼はひとりでゲーセンに入った。しばらく歩くと別の友人に会った。彼も一緒に遊...
誰かと別れて農道を歩き出す。道端の水田の上に変なものが置いてある。ベッドを大きくしたような直方体のスポンジ。おれの身長よりも高い。上辺にやっと手が届くぐら...
道端の流雪溝が詰まってしまった。雪ならぬゴミを捨てる人がいるからだ。小さなゴミを捨てたつもりでも水にふやけて膨らむ。数倍の体積になって詰まり、迷惑この上な...
ある建物に不法侵入し、不法占拠する男ありけり。ただし、この者なかなか有益なり。建物内部および周辺の清掃を欠かさず、泥棒を捕まえたり、投身自殺を防いだり。社...
元同級生だった男が来訪。「久しぶり。お邪魔するね」白髪だが、真ん中で分けて髪は長い。誰だったかと考えていたら、彼は「その前に」とトイレに入ってしまった。出...
大ホールにて舞台役者の表彰式があった。おれも役者の端くれとして参加。受賞者たちの喜びの表情がまぶしい。と言うか、妬(ねた)ましい。大舞台の主役か準主役が対...
集合場所にはトラックが停車していた。知人が乗っていたので、右のドアから乗る。すぐに発進した。すぐ左の知人が運転手だ。えらく窮屈だな。左を見ると、知人の左に...
市民運動会の障害物競走を見物している。槍(やり)のような長い風船をチョンマゲのように頭に載せ プールに架かる平均台の上を市民らが走っている。ちょっと違うの...
教頭が昨日撮ったらしい写真を見せる。夕焼け空と校舎が映っている。なにやら自慢しているようだ。いやがらせかもしれない。我々生徒が遅くまで勉強するのを揶揄(や...
コマ漫画の原稿を読んでいる。おれはどうやら漫画雑誌の編集者。これには賞金がかかっているらしい。おもしろいだけでは許されない。作者の描き方と読者の読み方との...
いかにもな都会の街。おれたちはグループの一員でありながらてんでばらばらに行動していた。まとめ役の中年男が走りまわる。「どこに隠れても、おれは必ず見つけるか...
窓の外がすぐ岩壁。そんな会計事務所で働いている。なんとも言えない閉塞感。社長が帰社した途端、ぼやき始めた。「あいつは頭が固い。もう二度と会わんぞ」外で会合...
学校のプールほどの大きさの池がある。所有者は別にいるが、私は管理を任されている。この度、政府関係の上層部より行政指導があった。池の水位が高すぎるから流入水...
自動販売機の取り出し口が変な位置にあった。側面の中段奥みたいな場所。そのため、商品を取り出しにくい。そのせいか、未開封の缶詰やプリンなどがすぐそばの棚の上...
天からの啓示があった。天啓である。余(よ)はどこかへ行かねばならぬ。そして、そこで何かをせねばならぬ。少なくとも、このままここにいては駄目だ。それだけは確...
僕は船に乗っている。そして、船は地面の上にある。海はとうの昔に干上がってしまった。だから僕は、外国どころか、どこへも行けない。しかも僕は今、体が動かない。...
町内の空地には神社もないのに鳥居があった。その鳥居をなんとなくくぐってみる。すると、なかったはずの神社が建っていた。それで、鈴を鳴らしてみた。ガラガラとそ...
人家の屋根伝いに港の造船所の屋上まで来た。高い建物なので、崖の上に立っているかのよう。空は灰色の雲で覆われている。海面は黒いアスファルトのようだ。ここでは...
自宅を出て友人宅に着いた。友人は留守で、友人の家族もいない。なのに施錠されておらず、家宅不法侵入。友人宅の固定電話で電話帳の番号にかけてみた。「はい、もし...
小学校の遠足のようだ。集団で山道を下っている。それならばと滑空を試みる。前のめりにジャンプするのだ。だが、うまくいかない。すぐに足が地面に着いてしまう。そ...
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しんさんとはnoteで出会った。彼女はraydraの名で詩など投稿していた。どうやら勤め人らしいが万華鏡作家でもあり、釣りを趣味とし、エレクトーン奏者でも...
yayaさんとの出会いの場所は今はなき伝説の音声投稿サイトあのkoebuだった。yayaさんはおいらが書いたお題、つまり脚本をいくつもお声にして、つまり朗...
えへん もぐもぐおいらはもぐら もぐらだぜ悟っているやら いないやらさとる文庫たぁ これいかに昔懐かし ケロログや2号館 3号館 まだまだ続く月曜から土曜...
桜散る散る 牡丹は落ちる 背中(せな)で咲いてる緋牡丹(ひぼたん)ひとつ あんた あたいの花弁を見たんかい? そいつぁ 命あっての物種(ものだね)だぜ 万...
桃の節句は過ぎたれど 桜の咲くのはまだまだ先ね ちょっとそこゆく おあにいさん このふとももの桜吹雪が 目に入らねえかい ってね泣く子も微笑む 桜吹雪のy...
夜中に訪問客があった。懐かしい声。ヒラノさんだ。世話になったので、もてなさなければなるまい。「腹はすいてないか。何か食べるかね」「納豆を食べたい」それで家...
てがら てがら 手柄の話は オラオラよ にやにや にったり なあ みんな 耳の穴 かっぽじっておいらの自慢を 聞きやがれ Credit StoryCred...
コロコロ転がる心の形 坂道だらけの通学路 あの子が欲しい あの子じゃわからん この子が欲しい この子じゃわからん まあるくなってアルマジロ コロコロ コロ...
赤いちょうちん 紺のれん いらしゃいの声聞けば ここは地鶏屋 信玄よ 焼き鳥 つくね 手羽先 かしら まずは一杯 栄町 お座敷それとも カウンター こちら...
二酸化炭素は地球温暖化の原因ではない。熱エネルギーを運ぶ媒体の一つに過ぎずない。最大の問題は熱源である。発電所、工場、冷暖房装置、家電製品、自動車。熱源な...
二酸化炭素は地球温暖化の原因ではない。熱エネルギーを運ぶ媒体の一つに過ぎずない。最大の問題は熱源である。発電所、工場、冷暖房設備、家電製品、自動車。熱源な...
二酸化炭素は地球温暖化の原因ではない。熱エネルギーを運ぶ媒体の一つに過ぎずない。最大の問題は熱源である。発電所、工場、冷暖房装置、家電製品、自動車。熱源な...
二酸化炭素は地球温暖化の原因ではない。熱エネルギーを運ぶ媒体の一つに過ぎずない。最大の問題は熱源である。発電所、工場、冷暖房装置、家電製品、自動車。熱源な...
屋外でなにかを集めていたのだ。小石とか木片みたいな小物を。そして、それらを誰かに差し出す。すると、野球のボールが一個こぼれ落ちた。それは傾いた地面を転がり...
図書館みたいな場所。棚の上に山積みされた本の中から一冊だけ持ち帰ることが許されているらしい。物色するものの、欲しい本が見つからない。とりあえず英文の小さな...
そこそこ高い建物の上から見下ろしている。この建物の住人であろう人々と一頭の犬の姿がある。ある制定されたばかりのルールによってこの犬を殺さなければならなくな...
なんとなくホテルの一室。思い出せない何かを探していた。水に濡れたクモの寄せ集めみたいな塊がある。黒い脚みたいなのがもぞもぞ動く。それをよく見ようと近づく。...
粘土でこしらえた共同住宅の模型がある。これを囲んで住人たちが相談している。「これはまずいですよね」地下部分に水で浸食された空洞がある。その部分を住人の代表...
夜中に屋外で深呼吸をしている。暑いのか、上半身は裸。なぜか両手首にシールが貼ってある。バーコードやキャッシュカードみたいな感じ。違和感はない。生活する上で...
つまらんは罪 おろかなるは罰 人間関係 ほとんど信用がすべて 規則や法律 最低限にとどめておけ 探し物は 要らなくなった頃に見つかる やりたいことと やれ...
桜散る散る 牡丹は落ちる 背中(せな)で咲いてる緋牡丹(ひぼたん)ひとつ あんた あたいの花弁を見たんかい? そいつぁ 命あっての物種(ものだね)だぜ 万...
桃の節句は過ぎたれど 桜の咲くのはまだまだ先ね ちょっとそこゆく おあにいさん このふとももの桜吹雪が 目に入らねえかい ってね泣く子も微笑む 桜吹雪のy...
夜中に訪問客があった。懐かしい声。ヒラノさんだ。世話になったので、もてなさなければなるまい。「腹はすいてないか。何か食べるかね」「納豆を食べたい」それで家...