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Tome文芸館 https://poetome.exblog.jp/

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2011/03/26

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  • 腐ったリンゴ

    目の前に大きな木箱がある。採れたてのリンゴがたくさん入っている。それは私のものではない。人物は特定できないものの、他人のものだ。この中に私のリンゴが一個、...

  • 賢い買い物

    箪笥(たんす)のような手提(さ)げバッグのようなものを買う。下半分を交換できるタイプ。下半分はどうせ外すことになる。あらかじめそうするとわかっているなら最...

  • 物と人

    物をぞんざいに扱う人は人もぞんざいに扱うと思ってまずまちがいない。物や人に限らず、おそらく考え方やイメージやルールに対してもそうだろう。ゴミの出し方ひとつ...

  • 変な本

    変な本を読んでいる。正確には、ページを折って切り欠いたような本。飛び出す絵本が飛び出さずに我慢してる感じ。それを作っているのか、読もうとしているのか。とに...

  • ぬいぐるみ小屋

    山道を平らにしたような細くて曲がりくねった道を歩いていた。ところどころに物置小屋が建っている。あふれんばかりに詰め込まれたぬいぐるみ。着ぐるみを着た女の子...

  • お笑いの限界

    若きお笑い芸人が修行している。修行しながら彼は考える。ああ言えばこう言う。ああすればこうする。これではせせこましい格闘技だ。同じことばかり喋っていたら飽き...

  • 戦争が始まる

    我が国が他国と戦争を始めたようなのだ。ただし、これから始まるのか、すでに始まっているのか、微妙なところ。寄宿舎の着替え室のロッカーの前でそれについて同僚た...

  • 罠に用心

    デパートのような高校だ。デパートなのに高校だ、と言うべきか。近所の女子中学生が数名パンケーキを食べにやって来た。「ここ、おいしいのよね」なんとも誇らしい気...

  • 犬毛の手

    ペットショップだろうか。たくさんの犬がいる。それらを丸くして背を撫でる。犬どもの毛が手に移る。人の手への犬の毛の移植だ。これを集団でやっている。おれの後ろ...

  • コンサートへの誘い

    放課後の校舎にて。小学生、またはせいぜい中学生の気分。近く、無料コンサートが開催されるそうな。それで同級生から声をかけられる。「おまえ、ひとりで行くのか?...

  • タイトル戦

    文章によるバトルがあるそうだ。二人の対戦者は一枚の原稿用紙を挟んで向き合う。深く礼をして共同制作が始まる。一方が原稿用紙に万年筆で一行書き込む。続いて他方...

  • 人形集め

    なにやら人形を集める催(もよお)しに参加している。運動会の借り物競走みたいな感じ。特技を見せ、その対価として人形を受け取る。手品とかアクロバットとか話芸と...

  • 油絵を描く

    寄宿舎の階段の途中で変なものを拾った。片手で持てるほどの骨格標本の部品みたいなもの。それを通りかかった先輩に見せると「どうしたんだ、これは」と驚いた様子。...

  • 九連環

    仲間のひとりが不良グループに殺された。足の悪い男で、ふくらはぎにピンポン玉が通るほどの穴。その穴に紐と棒をくぐらせて知恵の輪にしていた。仲間の悲しみと怒り...

  • エゴ商品

    地球にやさしいエコ商品とかいうのを見ると いかにも永久機関のように見えるエセ装置を思い出す。不自然でしょ。自然の法則に反してるでしょ。手間暇かけた太陽光発...

  • グランドキャニオン

    大河流れる大峡谷を見下ろしている。「これがグランドキャニオンか」なんとなく違う気がする。少なくとも地質年代は違うだろう。帰宅してからテレビを観る。ある有名...

  • なんの競技だ

    ある競技がバスの中で行われていた。未知の何かを言い当てるゲームのようだ。その少年は鬼神のごとく勝ち続ける。取り巻きどもが天才、神童とほめそやす。そこへ運送...

  • 乗り換え電車

    駅のホームで電車を待っていた。ところが、問題発生。ここから発車する電車は途中で乗り換えがある。今回、事情により通常の乗り換えができなくなった。車両を四つに...

  • 赤い吹き出物

    なにもないところに下りの山道が現れた。なので、これは夢だとわかった。それで、久しぶりに滑空してみようと思った。迷わず前方の空中へ飛び込む。実際、少しだけ滑...

  • 壁の展示

    等間隔に小さな穴のあいた壁の前で記念撮影。私の他に有名人の姿がちらほら。彼らは壁の穴に紐(ひも)を通して自(みずか)らを縛り 壁に展示された商品に見せよう...

  • コップの抜型

    雑貨店でガラスのコップを眺めていた。日本人に成りすました中国人の女が言う。「これは商品ではありません」女の手がコップを覆い隠す。その時、コッブが抜型になっ...

  • 一枚の写真

    できたての写真を丹念に眺めていた。風景、鳥獣、草木、虫、その他。なかなかうまく撮れているもの。ピンボケでわけのわからないもの。全部で200枚以上はあるだろ...

  • 内なる異物

    わけのわからないもの、得体の知れないものが自分の内にある。自分のものではないものの存在をはっきりと自分の内に感じる。異物としか言いようがない。感じたことの...

  • 宛名書き

    郵便局で宛名を書いている。伯父から現金を預かり、それを見知らぬ親類へ書留で郵送するため。相手は病気かなにかで現金が必要らしい。伯父から預かった現金を実家へ...

  • 石の地蔵

    村のはずれも吹雪である。石の地蔵が二つ並んで立っていた。どちらも布を巻きつけただけの青紫の衣。腰あたりまで積雪に埋もれている。ふたつの地蔵はよく似ている。...

  • 輪投げ

    「ほら、棒が立ってるでしょ」「うん。長くて太い棒ね」「そして、ここに輪があるでしょ」「うん。軽くて小さな輪ね」「この輪をあの棒に投げるの」「どうやって?」...

  • 悪い夢

    まるで悪い夢のようね、と女は思った。眠っていたところを男に襲われたのだ。寝室は暗く、男の顔さえ見えなかった。あるいは寝室ではなかったのかもしれない。寝室に...

  • レーティング

    武道系の養成機関において訓練の日々。投げ技を主体としたグループに所属している。模擬試合において先輩との対戦。丁々発止の組み手争い。たまたま技が決まる。伝説...

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