しんさんとはnoteで出会った。彼女はraydraの名で詩など投稿していた。どうやら勤め人らしいが万華鏡作家でもあり、釣りを趣味とし、エレクトーン奏者でも...
自作の詩とショートショートを紹介。 YouTube投稿動画の朗読者、募集中。
読み物、曲、絵、動画を制作。 YouTube投稿動画の朗読者、募集中。
目の前に大きな木箱がある。採れたてのリンゴがたくさん入っている。それは私のものではない。人物は特定できないものの、他人のものだ。この中に私のリンゴが一個、...
箪笥(たんす)のような手提(さ)げバッグのようなものを買う。下半分を交換できるタイプ。下半分はどうせ外すことになる。あらかじめそうするとわかっているなら最...
物をぞんざいに扱う人は人もぞんざいに扱うと思ってまずまちがいない。物や人に限らず、おそらく考え方やイメージやルールに対してもそうだろう。ゴミの出し方ひとつ...
変な本を読んでいる。正確には、ページを折って切り欠いたような本。飛び出す絵本が飛び出さずに我慢してる感じ。それを作っているのか、読もうとしているのか。とに...
山道を平らにしたような細くて曲がりくねった道を歩いていた。ところどころに物置小屋が建っている。あふれんばかりに詰め込まれたぬいぐるみ。着ぐるみを着た女の子...
若きお笑い芸人が修行している。修行しながら彼は考える。ああ言えばこう言う。ああすればこうする。これではせせこましい格闘技だ。同じことばかり喋っていたら飽き...
我が国が他国と戦争を始めたようなのだ。ただし、これから始まるのか、すでに始まっているのか、微妙なところ。寄宿舎の着替え室のロッカーの前でそれについて同僚た...
デパートのような高校だ。デパートなのに高校だ、と言うべきか。近所の女子中学生が数名パンケーキを食べにやって来た。「ここ、おいしいのよね」なんとも誇らしい気...
ペットショップだろうか。たくさんの犬がいる。それらを丸くして背を撫でる。犬どもの毛が手に移る。人の手への犬の毛の移植だ。これを集団でやっている。おれの後ろ...
放課後の校舎にて。小学生、またはせいぜい中学生の気分。近く、無料コンサートが開催されるそうな。それで同級生から声をかけられる。「おまえ、ひとりで行くのか?...
文章によるバトルがあるそうだ。二人の対戦者は一枚の原稿用紙を挟んで向き合う。深く礼をして共同制作が始まる。一方が原稿用紙に万年筆で一行書き込む。続いて他方...
なにやら人形を集める催(もよお)しに参加している。運動会の借り物競走みたいな感じ。特技を見せ、その対価として人形を受け取る。手品とかアクロバットとか話芸と...
寄宿舎の階段の途中で変なものを拾った。片手で持てるほどの骨格標本の部品みたいなもの。それを通りかかった先輩に見せると「どうしたんだ、これは」と驚いた様子。...
仲間のひとりが不良グループに殺された。足の悪い男で、ふくらはぎにピンポン玉が通るほどの穴。その穴に紐と棒をくぐらせて知恵の輪にしていた。仲間の悲しみと怒り...
地球にやさしいエコ商品とかいうのを見ると いかにも永久機関のように見えるエセ装置を思い出す。不自然でしょ。自然の法則に反してるでしょ。手間暇かけた太陽光発...
大河流れる大峡谷を見下ろしている。「これがグランドキャニオンか」なんとなく違う気がする。少なくとも地質年代は違うだろう。帰宅してからテレビを観る。ある有名...
ある競技がバスの中で行われていた。未知の何かを言い当てるゲームのようだ。その少年は鬼神のごとく勝ち続ける。取り巻きどもが天才、神童とほめそやす。そこへ運送...
駅のホームで電車を待っていた。ところが、問題発生。ここから発車する電車は途中で乗り換えがある。今回、事情により通常の乗り換えができなくなった。車両を四つに...
なにもないところに下りの山道が現れた。なので、これは夢だとわかった。それで、久しぶりに滑空してみようと思った。迷わず前方の空中へ飛び込む。実際、少しだけ滑...
等間隔に小さな穴のあいた壁の前で記念撮影。私の他に有名人の姿がちらほら。彼らは壁の穴に紐(ひも)を通して自(みずか)らを縛り 壁に展示された商品に見せよう...
雑貨店でガラスのコップを眺めていた。日本人に成りすました中国人の女が言う。「これは商品ではありません」女の手がコップを覆い隠す。その時、コッブが抜型になっ...
できたての写真を丹念に眺めていた。風景、鳥獣、草木、虫、その他。なかなかうまく撮れているもの。ピンボケでわけのわからないもの。全部で200枚以上はあるだろ...
わけのわからないもの、得体の知れないものが自分の内にある。自分のものではないものの存在をはっきりと自分の内に感じる。異物としか言いようがない。感じたことの...
郵便局で宛名を書いている。伯父から現金を預かり、それを見知らぬ親類へ書留で郵送するため。相手は病気かなにかで現金が必要らしい。伯父から預かった現金を実家へ...
村のはずれも吹雪である。石の地蔵が二つ並んで立っていた。どちらも布を巻きつけただけの青紫の衣。腰あたりまで積雪に埋もれている。ふたつの地蔵はよく似ている。...
「ほら、棒が立ってるでしょ」「うん。長くて太い棒ね」「そして、ここに輪があるでしょ」「うん。軽くて小さな輪ね」「この輪をあの棒に投げるの」「どうやって?」...
まるで悪い夢のようね、と女は思った。眠っていたところを男に襲われたのだ。寝室は暗く、男の顔さえ見えなかった。あるいは寝室ではなかったのかもしれない。寝室に...
武道系の養成機関において訓練の日々。投げ技を主体としたグループに所属している。模擬試合において先輩との対戦。丁々発止の組み手争い。たまたま技が決まる。伝説...
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しんさんとはnoteで出会った。彼女はraydraの名で詩など投稿していた。どうやら勤め人らしいが万華鏡作家でもあり、釣りを趣味とし、エレクトーン奏者でも...
yayaさんとの出会いの場所は今はなき伝説の音声投稿サイトあのkoebuだった。yayaさんはおいらが書いたお題、つまり脚本をいくつもお声にして、つまり朗...
えへん もぐもぐおいらはもぐら もぐらだぜ悟っているやら いないやらさとる文庫たぁ これいかに昔懐かし ケロログや2号館 3号館 まだまだ続く月曜から土曜...
桜散る散る 牡丹は落ちる 背中(せな)で咲いてる緋牡丹(ひぼたん)ひとつ あんた あたいの花弁を見たんかい? そいつぁ 命あっての物種(ものだね)だぜ 万...
桃の節句は過ぎたれど 桜の咲くのはまだまだ先ね ちょっとそこゆく おあにいさん このふとももの桜吹雪が 目に入らねえかい ってね泣く子も微笑む 桜吹雪のy...
夜中に訪問客があった。懐かしい声。ヒラノさんだ。世話になったので、もてなさなければなるまい。「腹はすいてないか。何か食べるかね」「納豆を食べたい」それで家...
てがら てがら 手柄の話は オラオラよ にやにや にったり なあ みんな 耳の穴 かっぽじっておいらの自慢を 聞きやがれ Credit StoryCred...
コロコロ転がる心の形 坂道だらけの通学路 あの子が欲しい あの子じゃわからん この子が欲しい この子じゃわからん まあるくなってアルマジロ コロコロ コロ...
赤いちょうちん 紺のれん いらしゃいの声聞けば ここは地鶏屋 信玄よ 焼き鳥 つくね 手羽先 かしら まずは一杯 栄町 お座敷それとも カウンター こちら...
二酸化炭素は地球温暖化の原因ではない。熱エネルギーを運ぶ媒体の一つに過ぎずない。最大の問題は熱源である。発電所、工場、冷暖房装置、家電製品、自動車。熱源な...
二酸化炭素は地球温暖化の原因ではない。熱エネルギーを運ぶ媒体の一つに過ぎずない。最大の問題は熱源である。発電所、工場、冷暖房設備、家電製品、自動車。熱源な...
二酸化炭素は地球温暖化の原因ではない。熱エネルギーを運ぶ媒体の一つに過ぎずない。最大の問題は熱源である。発電所、工場、冷暖房装置、家電製品、自動車。熱源な...
二酸化炭素は地球温暖化の原因ではない。熱エネルギーを運ぶ媒体の一つに過ぎずない。最大の問題は熱源である。発電所、工場、冷暖房装置、家電製品、自動車。熱源な...
屋外でなにかを集めていたのだ。小石とか木片みたいな小物を。そして、それらを誰かに差し出す。すると、野球のボールが一個こぼれ落ちた。それは傾いた地面を転がり...
図書館みたいな場所。棚の上に山積みされた本の中から一冊だけ持ち帰ることが許されているらしい。物色するものの、欲しい本が見つからない。とりあえず英文の小さな...
そこそこ高い建物の上から見下ろしている。この建物の住人であろう人々と一頭の犬の姿がある。ある制定されたばかりのルールによってこの犬を殺さなければならなくな...
なんとなくホテルの一室。思い出せない何かを探していた。水に濡れたクモの寄せ集めみたいな塊がある。黒い脚みたいなのがもぞもぞ動く。それをよく見ようと近づく。...
粘土でこしらえた共同住宅の模型がある。これを囲んで住人たちが相談している。「これはまずいですよね」地下部分に水で浸食された空洞がある。その部分を住人の代表...
夜中に屋外で深呼吸をしている。暑いのか、上半身は裸。なぜか両手首にシールが貼ってある。バーコードやキャッシュカードみたいな感じ。違和感はない。生活する上で...
つまらんは罪 おろかなるは罰 人間関係 ほとんど信用がすべて 規則や法律 最低限にとどめておけ 探し物は 要らなくなった頃に見つかる やりたいことと やれ...
桜散る散る 牡丹は落ちる 背中(せな)で咲いてる緋牡丹(ひぼたん)ひとつ あんた あたいの花弁を見たんかい? そいつぁ 命あっての物種(ものだね)だぜ 万...
桃の節句は過ぎたれど 桜の咲くのはまだまだ先ね ちょっとそこゆく おあにいさん このふとももの桜吹雪が 目に入らねえかい ってね泣く子も微笑む 桜吹雪のy...
夜中に訪問客があった。懐かしい声。ヒラノさんだ。世話になったので、もてなさなければなるまい。「腹はすいてないか。何か食べるかね」「納豆を食べたい」それで家...