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絵本作家・内田麟太郎 公式ブログ 『広告する日記』 https://blog.goo.ne.jp/rintaro-uchida

「ともだちや」シリーズ等の絵本・童話・児童文学作家であり詩人でもある内田麟太郎のオフィシャルブログ。

このブログは日記です。 講演会予定・近刊情報・掲示板などは、ブログとは別の公式ホームページにあります。 http://www.max.hi-ho.ne.jp/rintaro/default.htm

内田麟太郎
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住所
羽村市
出身
福岡県
ブログ村参加

2010/06/11

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  • はるかちゃん

    はるかちゃんカバのかばやきはありませんゾウのぞうにもありませんキツネのつくねもありませんヒトデのヒトもいませんあざだらけのアザラシもいませんぐちっぽいグチはときどきいますときどきどきどきするわけはいえませんはるかちゃん

  • ごろごろ産

    なんですか。ああたは、ヘビが鼻髭を生やしているのはおかしいとおっしゃるのでございますか。おかしくたっていいじゃございませんか。生えちゃったんですから。絵本館より、高畠純さんとのナンセンス絵本『そうなのよ』の原画(カラーコピー)が届きました。笑えます。土曜日なので、ごろごろしながらこんなものを。かぜほほえみながらてをふりながらみえないひとがとおりすぎていった(おかあさん)おもいでさびしさがいつもそれをみつけたてんじょうにかべにへいになきべそのかおをそれは少年のわたしだったがいまはもうみることもない妻がいて娘がいてなきべそのおまえがたっている──いくか。──うん。ないたカラスがもうわらった。ふたりで坂をのぼっていくつないだ手のぬくもりをおまえにのこしながらとおい星いびきがきこえてくるタヌキもさそわれていびきを...ごろごろ産

  • せみしぐれ

    デザイン一新。サイズも一回り大きくなった改訂版です。8月中旬発売予定。「どうぶつ」もあります。受贈誌を読みながら礼状を書いたり、メールをしたり。こんなものを書きましたが、説明不足なのか、ダンコトシテ説明はしたくないのか。せみしぐれ公園はセミになっていたぼくは歩いて行ったセミの胴体のなかをミンミンになっていく夏になっていくせみしぐれ

  • 一冊本 「金子みすず童謡全集」

    発行・JULA出版発売・フレーベル館3600円+税編者の名前はありません。でも、私はそれに気づかずに矢崎節夫編と読んでいました。それほど金子みすゞと矢崎さんは、私の中でひとつでした。二十歳のみすずは、その優れた投稿作品により、たちまち北原白秋、西條八十に認められます。おなじく投稿仲間である佐藤義美たちにとってもあこがれの星だったそうです。しかし優れた作品を書きながらも、少数の人たちの記憶に残るだけで、忘れられた人に……。その再発見と紹介は、みすゞの一編の詩「大漁」に震えた若き童謡詩人矢崎節夫の地道な調査と、残されていたみすゞの手帳(清書された作品)との奇跡的な出会いでした。手帳は兄に託されていたのです。みすゞが矢崎さんを呼んだとしか思えません。もし矢崎さんがいなかったら、私はみすゞと出会えなかったでしょう...一冊本「金子みすず童謡全集」

  • ほんの きもちです

    昭和17年(1942)の第一映画劇場(福岡市)のチラシです。父内田博の「映画館の片隅で」が掲載されています。父の詩友西原正春は戦争翼賛詩を書かないため、大牟田警察署で拷問をくらい、大牟田を去り福岡でこの映画館の支配人になっていました。父内田博も、大牟田の隣町、荒尾市にある松屋映画館に勤めていました。世は詩人たちが戦争賛歌に流れていく中で、人間の声としての詩を書き続けていく。チラシの隅に詩を載せるという西原の抵抗。応える博の弱者の歯ぎしり。濁流に抗するには、あまりにもささやかな抵抗でしたが、人間の灯がともされています。『内田博全詩集』(青磁社)未収録の作品。チラシは今日、古本屋より届きました。80分待ちの散髪と、歯医者で、へた~ん。ただこのような妄想をしていました。ほんのきもちです

  • 童話「せんたくかごの ないしょのはなし」 小柏香

    こがしわかおりあかね書房1200円+税文章も絵も軽やかな童話です。大きな洗濯かごを抱え、サボンがお母さんの洗濯を手伝っていると、つむじ風が吹いてきて……。あらあら、自分の靴下がありません。どこいったのかな?かぶった洗濯かごの編み目から向こうをのぞくと……。編み目がずんずん広がり、顔が洗濯かごの外へ。いいえ、体も。向こうの世界にはこびとがつむじ風に飛ばされた洗濯物を集め洗濯していました。もちろんアイロンも。「わたしにも手伝わせて」とサボン。絵の軽やかさが、おしゃれな話の軽やかな文章と響き合い、いい本になっています。表紙の鳥。いいでしょ。雑誌を読んだり、句集を読んだり、昼寝したり、こんなものを書いたり。公園カナカナがないている(うれしいのかな)(かなしいのかな)カナカナはおしえてくれないただカナカナとないてい...童話「せんたくかごのないしょのはなし」小柏香

  • 二年ぶり 中野真典展

    中野真典展まってるの8/5~8/30水・木・定休ナノリウム山梨県富士吉田市上吉田4583-6tel0555-24-2938朝の散歩は小公園を三周。ツクツクが鳴いていました。聞き違いでしょうか。句集や俳誌を読み礼状を。なかなかいい句集でした。ほかに数冊の受贈誌を読んでいました。ひと眠りして、こんなものを。山道(しかたがない)シカはしばらくとまってから歩きだした人間がおいていった「一時停止」のかんばんクマはどかどかと歩いていく──もう、二時だ。いきおいよくおちてきた岩は宙でとまっている二年ぶり中野真典展

  • 火を噴く三区の大蛇山

    昨夜はYouTubeの中継で、故郷大牟田の夏祭り大蛇山を観ていました。六山競演の大蛇山祭りが始まって60周年。それを祝い三区の大蛇山は金色でした。私が大牟田に居た頃は、山車は町内は巡幸すれども競演はありませんでした。三池炭鉱が閉山。町の人口も店もぼろぼろに減っていく中で、市や商工会議所が「大牟田に元気を!」と始められたのでしょう。今年はコロナで、山車の競演は三山だけに、あとは町内巡幸となりましたが、来年は六山競演を見たいものです。あるストレッチを始めたら、膝の痛みにとても効き(もしかしたら)とよろこんでいます。昨日、老人健診で診療所に行き、薬局に置いてあったパンフレットに出ていたストレッチです。これなら自分にも出来そうと。明日の朝の効き目が勝負でしょうか。よろろ~ん山のてっぺんでクマが海をながめているとよ...火を噴く三区の大蛇山

  • 大牟田の夏祭り大蛇山 ライブ中継ご案内

    この画像はPR用です。明日からのライブ中継をご覧になりたい方は、パソコンなどから「大蛇山オンライン中継」でお入りください。YouTubeで観ることが出来ます。朝一番で膝のリハビリに。帰宅して本を二冊、詩誌二冊を読み礼状を。岩崎書店の島岡様より、絵本『おばけのしかえし』12場面目が届きました。絵は山本孝さん。来年の夏は『おばけのきもだめし』と合わせて、原画展が引っ張りだこになるでしょう。昨日送らせて頂いた絵本テキストに、担当者より「最高」のご返事を頂きました。あとは編集会議をクリアすれば。こんなものを書いていました。池つりコイがつれましたウナギもつれましたナマズはつれませんでしたフナはつれましたヤマメはいませんでしサケをつりおとしましたうそではありませんカッパがみていました池はつりあげました大牟田の夏祭り大蛇山ライブ中継ご案内

  • ひさびさに

    童心社の「母のひろば」が届きました。内田・西村繁男往復書簡のお返事です。そうだったのかと自分のぼんやりぶりを思い出しています。昨日の未完の少年詩を、大胆に削り落としナントカ。ひさびさに絵本テキストを書きました。ナンセンス絵本です。喜んで頂けるといいのですが。父子遠くに汽船がうかんでいた豆つぶほどの男は見たままを息子にいった──おもちゃの船が、うかんでいるね。──うん。その夜子どもはこびとの船にのったひさびさに

  • 元気ですが

    そのつまりなんとなくやすみです元気ですが

  • 村上康成 『黄色い竜』

    村上康成徳間書店1700円+税自然派絵本作家村上康成さんの初めての児童文学です。物語はおじいさんが釣り損なった大鯉釣りに、孫のクリオが60年後に挑戦します。餌は筆柿。ここに村上さんならではのこだわり、鯉釣りのリアルを感じます。ことさら組み立てた物語はないのですが、村上さんならではの文章(視覚的・触覚的)が魅力です。ロクさんの手は、チョコレート色に光っていた。白鷺が飛んでいく。田んぼに入った足が、じーんとあたたかい。十五センチもあるドジョウがくねる。手にもつと、ウナギの子じゃないかと思うくらいの力づよさで、さらにくねる。両手で光のつぶをつつんだ。ロクさんは農業をしています。光のつぶとは蛍の明かりです。ウナギの子を触ったことのある人には、たまらなく実感できる文章でしょう。ウナギの子は全身これ筋肉という感じがし...村上康成『黄色い竜』

  • ひさびさに筆文字

    エッセイ集の題字を書いていました。線の細いイラストなので文字も細身に。ワクチン接種2日目。びみょ~にだるいです。こんなものを書きました。とまるとまととまとはとまどいつついった──とまってください。JALは静岡上空でぴたりととまった──もういいですか。──はい。JALは30分おくれ福岡飛行場についたその夜とまとは福岡にとまったかたばみなみだはほしにならなかったどんなにねがってもただむなしくつちにすわれていったきょうはこべになみだをこぼすしょうねんよきのうありになみだをおとしていたしょうねんよきみはきづくだろうちきゅうもほしであったときみがなみだをこぼしたところからかたばみのはながさいてくるうすいももいろのうつくしいはながひさびさに筆文字

  • 絶筆の悶絶

    実家コロナのワクチンを接種してきました。4度目です。3回まではファイザー、今回はモデルナでした。で、帰宅してごろごろしていたら、おかしくなって笑い出しました。(もし副作用で亡くなったら、「ふともも」が絶筆かあ)。明日あるとおもふ心のゆだんかな円丈手品たぬきはたぬきうどんをたべたきつねはきつねそばをたべたいかはいかめしをたべた(おつきあいとはいえ)たぬきもきつねもいかのつらさをおもいなみだをうかべた(……名月や)いかは月をみあげながらうんちをしたうんちのなかに月にひかるものがあったひとつぶふたつぶみつぶすいかのたねみたいともだちももももももももたろうのふとももかきかきかきかきえもんのかきかけのかきともともともともだちのともだちのみなもとのためとも絶筆の悶絶

  • 雨天 とぼとぼ

    町田理樹さんが「詩と思想」7月号に、詩画集『ひばりに』(うえだまこと・絵アリス館)の書評を書いてくださいました。午前中は礼状やメールの返事を。午後、13時30分に某院に行ったら3時からでした。てくてく戻り、10分ほど仮眠し、まずは2時30分に眼科へ。それから某院へ。つまり二往復。本日は雨天の町を120分歩きました。アホです。BL出版より絵本『ふっと』の最終色校が届きました。絵は松成真理子さん。詩は書いてないけど詩を感じる絵本です。雨天とぼとぼ

  • 那須正幹さんを偲ぶ会

    東京會舘で那須正幹さんを偲ぶ会がありました。テレビカメは15台以上あったのではないでしょうか。祭壇の中央には笑顔の那須さんの写真。それを取り囲むように、お江戸の百太郎やズッコケのモーくんたち。色とりどりの花に飾られた祭壇は、僅かに白い花を真ん中に配置した、いかにも子どもが好きだった(子供たちに好かれた)那須さんらしいいいものでした。式が終わり、高橋秀雄さん、いずみたかひろさん、木村研さん、村上しいこさんの五人でお茶を。アホな話がいつまでも。会場に行く前に出光美術館へ。板谷波山展。その端正さは私には不向きなようでした。光悦、長次郎にはには釘付けになった私ですが。たぶん、ひょうげや脱臼を感じなかったからでしょう。帰宅すると、もう帰っていると思っていた森のタヌキが、お母さんのカワウソと待っていてくれました。感謝...那須正幹さんを偲ぶ会

  • 「望星」8月号

    『望星』8月号(発行・東海教育研究所)が届きました。若い詩人のマーサー・ナカムラさんとの対談「詩味礼賛好詩家たちの対話④」が掲載されています。マーサーさんと私の年齢差は、ほぼ半世紀。マーサーさんは萩原朔太郎賞、中原中也賞を受賞されています。でも、その年齢差を感じさせない楽しき対談になっている……のではないでしょうか。定価660円岩崎書店の島岡様より、山本孝さんの絵本原画が電送されてきました。絵本『おばけのしかえし』の11場面目です。その京劇を思わせる場面の演劇性と色彩。この絵本が売れなくて、どの絵本が売れると思いました。山本家・内田家にどっさどっさとお金を運んできてほしいものです。エッセイ集『絵本のことば詩のことば』を校正し、皓星社へ返送。それから少年詩二つ書いていました。そのひとつです。いのちなんどもよ...「望星」8月号

  • 宴たけなわではございますが

    絵本『おばけのしかえし』(岩崎書店)は順調に進んでいます。絵はいうまでもなく山本孝さんです。昨日。武蔵境で、南塚直子さん、小峰書店の小林美香子さんと詩の絵本の打ち合わせを。来年、刊行の予定です。武蔵境駅前で菊永謙さんと落ち合いバスで田無へ。そこで詩人の鈴木茂夫と合流し、詩人の小川英晴さん宅へ。『詩と思想』11月号・特集「少年詩と童謡」の座談会です。司会は小川さん。写真は森潮さん。少年詩を巡る鈴木、菊永、内田のビミョーな異見同見にご期待ください。架空社の前田さんなども参加され、たけなわになっていく酒宴。鈴木さんと私はそろりと帰ってきました。ああ、くたびれた。今日。散歩しながら膝の治療を。帰宅し、まずは礼状書き。午後は皓星社から出る私のエッセイ集『絵本のことば詩のことば』の校正を。編集者は「間違いを見つけるも...宴たけなわではございますが

  • 夢見るシャンソン爺

    くろねこマリーンこがしわかおり展8:24~9:19水曜日定休Cat,sMeowBooks東京都世田谷区若林1-6-15tel03-6326-3638昨日九日は、たまには言葉だけで詩を書いてみようかと、少年詩「あかり」を一篇。夕方寝のあと、愚夫の会へ。再婚し百歳まで生きるという八十のおじいさん。めでたし、めでたし。今日は投票し、そのまま散歩。明日は、朝からお出かけです。あかりまばゆい光ではなかったおだやかなあかりだったとおくまでとどく光ではなかったちいさくよわいあかりだった天からそそぐ光ではなかった地上からわいてきたあかりだった六月ははがわたしの手のなかにそっとつつませてくれたあかりはさびしい夜いまもこころにともるあかりは夢見るシャンソン爺

  • やまやまなれど

    散歩しながら、膝のお手当てを。帰宅し雑用と、こんなものを。タイトルは「夏」「帰郷」「山国」など転々。「山国」になりました。やまやまなれど

  • おどま凡人 凡人

    この国の子供たちに素晴らしいモダンをプレゼントしてくださった、堀内誠一さん。少年詩集を読みながら昼に。昼食をいただき、そのまま昼寝。起きててくてくと歯医者さんまで。帰ってきてそのまま夕方寝。我が輩は凡人である。おどま凡人凡人

  • 池のカエル

    朝一番で散髪に行きました。いい男になりました。座談会のための少年詩集を読んでいました。その間に、ぷかーん、について考えていました。天気は、曇り、晴れ、曇りと、あっちゃこっちゃしました。池のカエル

  • 猫町でお待ちしております

    山口マオ作品展35th記念gallery猫町7月7日~17日東京都台東区2-6-24tel03-5815-2293今日は終日礼状を書いたり、すやすや昼寝と夕方寝を。黒柳徹子さんも10時間眠られるそうです。わたしは9時間30分ほど。似たようなものといえばそうですが……。こんなツイッターがありました。童話作家の内田麟太郎と哲学者テオドール・W・アドルノについて、書評をかかせていただきました『詩と思想』という文芸雑誌の7月号にpic.twitter.com/eOc4sfZGYfマチダ理樹@Riki666Machida内田麟太郎が詩誌に採り上げられらる日がくるとは……!藤一紀@mazurow猫町でお待ちしております

  • 福岡も猛暑だった

    太宰府天満宮の大楠7月1日老婦人に絵の説明をしてるらしい老人7月2日世界産業遺産三池炭鉱宮原坑跡7月2日次女の企画で次女夫婦、ムジナと私の4人で「福岡お忍びの旅」をしてきました。初日(7月1日)は太宰府天満宮へ。学業成就?の祈願をして国立九州博物館を眺め大牟田へ。2日。レンタカーで、まずは、ともだちや絵本美術館へ。猛暑の太宰府と同じで来館者はちらほらと。お昼を頂き、世界産業遺産の宮原坑跡へ。こちらも私たちだけ。万田坑や三池港を眺め、石炭産業科学博物館へ。こちらは冷房ありで幾組かのお客さんの姿が。夜の街では、大牟田の夏祭り・大蛇山のお囃子の練習が聞こえました。ジャン、ジャン、ジャン。ジャジャンコ、ジャン。子供たちが鉦や太鼓、横笛の練習をしています。3日。機内の人になり夕刻の東京へ。4日。体をもみもみしていた...福岡も猛暑だった

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