小さい書房午前中は立川で佼成出版社出版社の櫻井友貴さんと絵本の打ち合わせを。絵はこちらの絵本を描かれた、ただあやのさんが引き受けてくださいました。絵を見せて頂ける日が楽しみです。発売前に再版が決まりました。絵本「ぼくはかける」イ・ハジン訳・内田麟太郞フレーベル館売れなかったらイ・ハジンさんに申し訳ないと心配でしたが、すこしほっとしています。応援ありがとうございました。ただあやのさん
「ともだちや」シリーズ等の絵本・童話・児童文学作家であり詩人でもある内田麟太郎のオフィシャルブログ。
このブログは日記です。 講演会予定・近刊情報・掲示板などは、ブログとは別の公式ホームページにあります。 http://www.max.hi-ho.ne.jp/rintaro/default.htm
絵本『おばけのしかえし』(絵・山本孝岩崎書店)は、一枚一枚と仕上がっています。画像はその一場面(部分)です。晩秋をおたのしみに。昨日、今日と座談会用の少年詩集を読んでいます。その隙をねらい?メダカさんと遊んでいました。午後3時。日本男子なれば、日傘をくるくる回しながら、日盛りの町を往復50分ほど歩いてきました。歯医者さんです。明日より、しばらくブログを休みます。日傘で街を歩きました
鈴木出版より月刊絵本『あれあれ』が届きました。ナンセンス絵本で、たごもりのりこさんがのりのりで描いておられます。ま、ご覧のような絵でございますよ。面白かったのでしょう。8月には金の星社より上製本が出ます。金の星社と鈴木出版は上製本化で提携しています。ついに我が家は夫婦の間に冷たい風が吹き始めました。寒さに弱いムジナと、暑さに弱い狸は、昨夜より寝る部屋が別々に。狸は涼しい風に吹かれながらすやすやと。ムジナは……知りません。この軽さが好きなんですねえ。25歳の私はことば遊びの詩に腹を立てていました。(詩は、もっと真剣なもんだ!)と。いまではアホの内田さんと呼ばれています。つまりオノレへの慈悲と寛容が宿ったのでございましょう。かぁるく行きましょう
絵童話『むかしむかし③』(絵・キャビン・カンパニー文溪堂)が届きました。「かぐやひめ」「したきりすずめ」「おむすびころりん」が収められています。書店に出るのは来週の半ば頃でしょうか。これを機に、体の声に従い献本はサインなしの代送にさせて頂くことにしました。ご理解頂ければ助かります。今日の少年詩です。記号のような詩のような、絵のような詩のような。このような作品がいくつかたまってきました。真面目な少年詩界を考え子どもたちにプレゼントしたくなりました。15篇になったら、どこかに相談してみましょう。詩画集というよりも、おしゃれなデザインがいいかもしれません。いまは書体も豊かになっていますから。愉快な詩の絵本を考えていた
朝一番で皮膚科に行ったら「どうなさいました?」「頭のこの辺りが、ときどき痒くなります」「老人性イボですね」。てめえ、ぶっ殺すぞ!こういうときは、心静かに読書すべし。『多層性のレッスン―絵本・幼年童話・児童文学を通して考える』奥山恵/著電子書籍版2022年5月1日刊行・Amazonkindlehttps://www.amazon.co.jp/dp/B09Z1ZRRDCを、タブレットにインストールして、読んでいたら私の絵本のことも書いてありました。奥山恵さんは『日本児童文学』編集長・歌人・評論家で、児童書専門店をなさっています。皮膚科の医者は老人なれば、恩赦を与えることに。気分転換にこんなことをして遊んでました。あめしとしとぽつりぽつりぽたんぽたんざあざあどしゃどしゃだばだばだばだばだばどどどどどどど──もっ...恩赦について考える
「私は絵画と詩を区別しません」ミロさんにあやかり、遊んでみました。びりっかすは、一茶さんと良寬さんの友だちではなかったでしょうか。昨日は録画してあった映画『グッドモーニング,ベトナム』を観ていました。感動しました。ハリウッド人がんばってました。Wikipediaの書き出しです。『グッドモーニング,ベトナム』(英語:GoodMorning,Vietnam)は、1987年製作のアメリカ映画。一人のAFNDJが、兵士達を笑いとロックで癒し、ベトナム人と触れ、戦争の冷酷さに翻弄される5ヶ月を描いたベトナム戦争映画の中でも異色の作品。主演のロビン・ウィリアムズはアカデミー主演男狂言絵本『ぶす』内田麟太郎長谷川義史2022年06月24日配信開始al.dmm.com/?lurl=https%3Aラノベ文芸新着通知@no...遊ぶみみず
散歩しながらクリニックへ。前立腺ガン検査の結果は「疑いなし」「極めて良好」とのことでした。帰宅して「ん」の泥沼にはまり悪戦苦闘。(こんなことに意義はあるのだろうか?)と疑問にとらわれつつもがく己の救いがたさ。これは真面目な詩を書いているときにはありません。君知るや、アンポンタンのホーホケキョ。アホやねえ。
ザ・キャビンカンパニーあかね書房1500円+税ストリーは紹介しません。本年前期の絵本で、私にいちばん創造的刺激を与えてくれた絵本です。熱烈歓迎『がっこうにまにあわない』朝、軽く散歩。一服して市役所と歯科医院へ。計140分歩きました。帰ってきて遅い昼食。そのまま昏々と昼寝。『望星』8月号のマーサ・ナカムラさんとの対談ゲラが届いたので、目を通し返事を。ただただ喋っていただけなのに、きちんとした?対談になっていました。マーサさんの寛容と編集者吉田さんに感謝。少年詩のメモを打ち込み、おわり。足漕ぎが届きました。屋内ずる体操用でしょうか。官能がざわめく絵本
作・たごもりのりこBL出版1400円+税サラさんはズボンを部屋干しにしたまま出かけました。お天気なのに。マキさんに会いに出かけたのです。いっしょにランチを楽しみます。ズボンはもちろん不満です。ところがラジオから「ひるすぎから、ふたたびあめになるもようです」と天気予報が流れてきました。ズボンはサラさんへ傘を持って出かけます。傘の中に、アジサイやカエルやチョウチョなどが「あめがふるまえにあまやどり」と入ってきます。子ネコはズボンの先に……。まあ、おかしい展開ではありますが、わたしに楽しかったのはその絵です。たごもりさんは絵本作家になる前に骨董業、チンドン屋をなさっています。むろん、経歴と仕事は関係ありません。そのはずなのですが、わたしはたごもりさんの中に流れている、ある嗜好を感じました。郷愁と様式化に宿る悦び...ゆるい愉快
午前中は散歩と少年詩を。午後、詩人の菊永謙さんと、詩誌『詩と思想』(土曜美術社)特集〈少年詩の世界〉の打ち合わせを。2022年11月号です。対談インタビュー「童謡の魅力」矢崎節夫──小川英晴座談会「少年詩の新たな可能性を求めて」内田麟太郞菊永謙鈴木茂夫司会・小川英晴そのほか評論・エッセイ・少年詩アンソロジーと充実した企画になっています。帰宅したら西村繁男さんからイラストが届いていました。内田麟太郞エッセイ集『絵本のことば詩のことば』表紙装画です。「えっ、ほんとうに西村さんの絵ですか!?」と思わず言葉が出る新世界です。でも、やっぱり西村さんの世界です。お楽しみに。だからカバはカバだからみずのなかがすきトリはトリだからそらをとぶのがすきキリンはキリンだからくもとはなすのがすきぼくはぼくだからかおりちゃんがすき...だから
午前中は散歩の後、少年詩を書いていました。やっとアンポンタンな詩が書けて喜んでいます。こころを幼児の方へ、幼児の方へと運んでいく日々でした。経験的には、少年詩で一番書きやすいのは小学5,6年生向けのものです。詩人たちも褒めてくれます。でも、それではいつまでたっても、まど・みちおさんにはあった永遠の幼児性にはたどり着けません。詩人に褒められるよりも、幼児に笑ってもらいたい。それが願いです。午後は、石居尚郎さんの車で矢部優子さんの家へ。矢部さんは音楽家です。私の詩画集『ともだち』(絵・南塚直子・小峰書店)の詩に曲を付けてくださいました。こまやかな表現。懐かしくて新しい曲でした。いまの音を聴いていました。ほんまかいなだんごむしはむしだんごがすきである(ほんまかいなそうかいな)かぶとがにはかぶとむしのおじいさんで...やや接近
画像はある絵本の部分です。秋には出ることでしょう。昨日。人間はもうこれ以上は眠られない、という限界があるのを知った。画家さんから「この詩を絵本にさせてください」と、うれしいメールを頂いた。今日。ユニクロでペットボトルからこしらえたというTシャッを見た。石井聖岳さんとの絵本『つれたつれた』(解放出版社・絶版)が、古本の最高値で3万円を超えていた。空雲とはなしをしているばばしゃんとはなしをしている○セミが生きている夏を!○メダカはクジラのこえがきこえるクジラもメダカのこえがきこえる月のはなしをしている○かなしみの色とほほえみの色をまぜたら空の色になる○空気がうごく風になる○夏がツバメからおりてきた○空に書いてあるなくされたこころあずかっています空の色
BL出版社から出る絵本のある場面(左部分のみ)です。絵は松成真理子さん。抒情的で色がきれいでしょ。ひかりのくにから、写真絵本『ことばどんどん』の新デザインが届きました。私のことば遊びが面白いと依頼されたものです。これまで表紙が二度変わっていますが、三度目の表紙デザイン変更になります。本文の写真もすべて入れ替え、ぐっと物語性が増しています。はるぽかぽかしてきてむずむずしてきてくすぐったくて地球はとうとうわらいだしてしまったもぞもぞとあなからはいだしてくるクマもぞもぞとあなからはいだしてくるカメもぞもぞとあなからはいだしてくるカエルもぞもぞとつちからはいだしてくるムシもぞもぞとつちからでてくるスイセンあちらでもこちらでも地球をくすぐりながらいのちがでてくる──ありがとう。地球さん。──ありがとう。おひさま。あ...三輪車
相生森林美術館は徳島県那賀郡那賀町にあります。脚の具合が少し良くなったので、ちょっと長い散歩をしてきました。童心社より詩の絵本『たんぽぽになりたくて』のダミーが届きました。絵は南塚直子さんです。鈴木出版社より月刊絵本『あれあれ』(8月号絵・たごもりのりこ)が、金の星社より上製本で8月に出るとのうれしい報せがありました。即、上製本化です。たごもりさんありがとう。ひかりのくにより電話が。25年ほど前に出てロングセラーを続けている赤ちゃん絵本『ことばどんどん』の新デザイン(判型も一回り大きくなります)を「明日、届けます」と。おなじく関西のBL出版より「絵本のデザインを、明日、届けます」と。少年詩やエッセイを書いていました。なくうるうるなくめそめそなくくどくどなくうらみがましくなくあてつけになくうれしくてなくくや...あれあれ
断言章のようなものを書いてみたくなり「ある日」を書きました。断言と独断は似ていますが、詩があるのが断言。詩がないのが独断と思っています。独断は他者には伝わりませんが、断言はそこに詩を感じてもらったときに、他者のいる世界になります。詩は断言の美しさに満ちていなければならない、と考えています。詩の断言に不安を感じ、なにもかも説明するとき、文体はだらしなく裾を引きずり散文になります。読者の想像力を信じてない文体です。詩における余韻(いい了えてなにかある)とは、読者の想像力を信じている文体ではないでしょうか。ある日空があまりにもひろすぎるから雲はすみっこにいる○トンボは空からの手紙だ少年のかたにとまった○ねころぶとアリの話がきこえる○風がおしてくるおしかえすまたおしてくるおしかえす風とともだちになる○バッタは少年...余韻
とりとりとりみだしてとんだたかたかくひくくおったたかとりとりにがした(とりかえしのつかないことは……)(ない)たかねずみをとったねずみうまかったたかとりとめもなくつぶやいた──ねずみとり。退院こころがころころころがっていくおかのうえからぼくのいえまでぼくよりもはやくおかあさんがかえってくるか~るくか~るく
お詫び絵本『おばけのしかえし』(岩崎書店)発売を夏とお知らせいたしましたが、晩秋になりそうです。理由は、ただひとつ。ご覧のように山本孝さんが渾身の絵を描かれているからです。「これならば無理もなからん」とご寛容の上、ご期待くださるよう伏してお願い申し上げます。狸里庵亭主敬白午前中は立川で某社のHさんんと絵本の打ち合わせを。車中で読んでいた『正岡子規』(ドナルド・キーン新潮文庫)に、かなりの重複するところが(たぶん印刷ミスか校正こぼれ)。「へー」。取り替えてなどとはもうしません。面白いじゃないですか。帰宅して(影にも影があるとしたら)とぼんやり考えていたことが、影は一つきりということに気づき(私には重大発見です)、少年詩「ぼくの影」を書きました。どこかでぽぅぽぅろぅぽぅぽぅろぅハトがないているぽぅぽぅろぅぽぅ...乞うご期待秋場所
山本孝さん、いよいよ佳境に。絵本『おばけのきもだめし』(文・内田麟太郞岩崎書店)は、この夏発売です。朝の散歩おじいさんは身もこころも手ぶらで歩いていくぶらりぶらりライオンが歩いてくるキリンもカバも歩いてくる──おはよう。──おはようございます。手ぶらなこころにみえてくる景色──ただいま。──おかえりみんな。園長さんはライオンのせなかをなでるおれはオオカミ1オオカミがいただれともあそばなかった(一ぴきオオカミだからな)目をさますととなりにオオカミがいたオオカミとオオカミは口をきかなかった(一ぴきオオカミだからな)オオカミはつぎつぎとふえていった山はオオカミだらけになったでもだれも口をきかなかった(一ぴきオオカミだからな)満月が出たオオカミどもは月にむかっていっせいにほえた声がそろうとうれしくてなんどもほえた...もうすぐですよ
朝一番で散髪へ。待たされずにすぐにやってもらえました。絵本は平行して複数冊が進行しているので、少年詩を書いていました。だれもかなしくなると虎はウグイスのこえでないたほーほけきょ。ほーほけきょ。鬼もなきたくなるとカッコウのこえでないたかっこー。かっこー。だからだれも虎と鬼がなくのはしらない虎と鬼もなくのをしらないひと少年はこえをたてずになきつづけたなみだをみせずになきつづけた(なにをしているのだろう)かみさまはくびをかしげるかみさまはしらないこえにだせないかなしみとなみだをみせられないかなしみがあるのをひとにはかおりちゃん空はお空日はお日さま月はお月さま星はお星さまみんな「お」をつけてよばれる──ぐれてやる!雲は雨になりあばれくるうダダダダダダダザザザザザザザドドドドドドドかおりちゃんがよんであげる──お雲...3×4=12
午前中は体のメンテナンスへ。今日はもみもみだけで鍼はありませんでした。講演や会議の疲れとちがい、遊び疲れなので見抜かれたのでしょう。お昼を頂き5通ほど郵便物に返事を。それから遅い昼寝をして、三時のおやつ。少年詩を書きましたが、いまひとつ決まらないので未完に。というわけで力を抜いてこんなものを、なんとか。手品河童は水の流れるままに流されていくいくつもの橋をくぐり月夜の海に浮かぶひとがねしずまった深夜河童は空へのぼるねむれなかった少年だけにみられながら少年はおとなになったいまもおもいだす河童がふってくれていた緑色のハンカチを(……お父さん)少年は机に緑色のハンカチをひろげる月の光がおりてくる♪未完の花が咲いている~
8日のこと。ミロさんに会いたくて会いたくて、名古屋へ行ってきました。同行者はムジナ。15歳の私はそのユーモアと自由の虜になったのでした。シュルレアリスム運動は、様々な芸術運動の中でも自覚的に笑いを持ち込んだと言われますが……。ミロおじさんに励まされ帰ってきました。前日は、童話『むかしむかし①』でスサノウノミコトとヤマタノオロチ、そして草薙剣草由来を書いたばかりでしたので、その草薙剣を祀る熱田神宮に寄ってきました。草薙剣は三種の神器で「じんぎ」とも読みますが、熱田神宮では「しんき」と濁らずに読ませていました。ミロおじさん
雨が降っているので雨の詩を書いていました。ブログ、しばらくお休みします。ねむる雨がふってくるカエルはうれしくてうたいだすケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロあんまりなんどもくりかえすものだからたんぼもウシもうつらうつらとねむりはじめた──たすけてー。ねむりこけた池がおぼれている豪雨川が流されていく雨の日は雨のうた
私のタブレットの電子書籍。今日は日曜日でしたが、お昼に2時間ほど会議に出ていました。会議と言っても楽しき雑談です。むかし?みんなが雑談を楽しんでいると「つまり」「ようするに」「早い話が」とすぐに結論を口にする馬鹿がいました。雑談を楽しめない悲しい男でした。悲しいまま亡くなりました。はるのうみのたりのたりのたりのたりのたりちゃぽんのたりのたりのたりのたりのたりはれる算数が31点もとれたからぼくはこころがはれる父さんは休みだからかべがみがはれる兄ちゃんは坂でころび足がはれるでもじぶんでしっぷがはれる教会からうたがきこえてくるハレルヤハレルヤぼくはケンちゃんにでんわをする──あそびにいこ。──うん。空がはれる詩人はアホがちょうどいい
二ヶ月ほど中断していた公園までの散歩を、昨日から復活しました。歩くテンポはずいぶんと落ちていますが、二ヶ月頑張れば戻れることでしょう。あれやこれやの雑事の後は、BL出版Tさんより届いた絵本原画のコピーを眺めながら、文章の最終調整を。OKが出ました。あとはデザインを経て印刷へ。絵は画像の絵本を描かれた松成真理子さんです。いいですよ。なんとも抒情的で。松成さんは絵を描かれるときに偶然を大切にされているそうです。某年某日。長新太さんとの雑談を思い出します。長さん曰く「偶然を大切にしない芸術家はだめですね」。トッテンカントンビかなあスルメだろスルメかあひげはえたかひげ?もやしだあははははははぺちゃくちゃペチャクチャ雲は四角にカエルは空にてつがくか?俳句だよ(トンビがくるりと輪をかく)いいなあタヌキいいねえイノシシ...松成真理子さんの絵に酔いながら
福岡県八女郡矢部村が世界に向かって、木の大切さを語りかけてきた、世界子ども愛樹祭子どもコンクールの受賞作品集が出ました。長野ヒデ子さんに誘われ審査委員を引き受け25年ほど経ったでしょうか。工藤直子さんの後継ぎでした。昨日、絵本テキストに集中しすぎたせいか、今日は頭がぼんやり。仕方がないので、なんとなく置いた言葉で、どこまでかあ~るく詩が書けるか試みました。といっても「ああでもない」「こうでもない」と自分の言いたいことを探す、ことば旅になりましたが。わくわくあの世からメールの案内状がとどいた「恐竜の骨ごろごろ転がっています」「お化けさわれます。悪さしません」「卑弥呼さんと話せます」「忠犬ハチ公に会えます」ぼくはあの世へ行くのが楽しみになった「お元気なうちにどうぞ」(そうだ、そうだ)ぼくはいそいで予約した登録...少年詩4ヶ
作・プレディみかこ絵・中田いくみ岩崎書店編集・筒井大介1700円+税この絵本の良さを伝えることは、私の能力を超えているように感じます。物語を順に紹介してもそれは叶わないでしょう。ぼくはお姉さんに、ホームレスの人をたすけるボランティアに誘われます。教会がシェルターになっています。「おねえちゃんこんなゆきのなかでかけるの?」「ゆきだからでかけるんだよ。ボランティア。ホームレスのひとたちをたすけるの。あんたもいく?どうせひまでしょ?」「うん……」どうせひまでしょ?にはむっときたけどやることもないのでついていこうかな。やることもないので。このひびきがこの物語の宝のように思えます。登場者は一切名前が付けられていません。ひとが居るのです。ホームレスのおじさんに温かいスープをはこんだぼくは、おじさんに「ありがとう」とあめ玉を...絵本『スープとあめだま』
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小さい書房午前中は立川で佼成出版社出版社の櫻井友貴さんと絵本の打ち合わせを。絵はこちらの絵本を描かれた、ただあやのさんが引き受けてくださいました。絵を見せて頂ける日が楽しみです。発売前に再版が決まりました。絵本「ぼくはかける」イ・ハジン訳・内田麟太郞フレーベル館売れなかったらイ・ハジンさんに申し訳ないと心配でしたが、すこしほっとしています。応援ありがとうございました。ただあやのさん
韓国版の絵童話『ねこの手かします④』の校正が届きました。タイトルは「無敵の猫の手怪盗ゼロを捕まえろ」となっています。日本版は文研出版。絵は川端理絵さんです。午前中は絵本『ひとのなみだ』のことで地方紙の取材を。なぜか疲れました。で、たっぷり昼寝し、こんなものを。つまりつまりそのなんともうしますかはなはだもうしあげにくいのですがなにしろことがことですからこちらのたちばというものもありましてなるべくうちわのひとだけでおんびんにすませればもうこれにこしたことはありませんのでおおさわぎになりましてはあのかたもせけんがせまくなりましょうからできますればひそかにともうしますかひとめにつかぬようにおはこびいただければそれはもうわたくしどもといたしましてはただただありがたいことではやいはなしがおつうじが三月もつまりむにゃむ...ご~ん
信長貴富さん作曲の合唱曲集『今日はこのままおうちにいて』(音楽之友社)が5刷になりました。五ヶ月に一度の増刷です。私の詩「ひばりに」も入っています。初出は『日本児童文学』。つづいてアリス館から植田真さんの絵で絵本に。むろん詩集にも。台湾版(中国語繁体字)の絵本『なきすぎてはいけない』(絵・たかすかずみ岩崎書店)の契約が十年延長になりました。よろこんでいます。ささやくひとにはきこえないこえがあるとおいほしからいつもとどいていたのだけれどもそれがふときこえるときがあるひとりぽっちでいるときやだまっているときに──こんにちは。ひとはそのこえがまたききたくなりひとりになるとおくまでこころをとどけたくてひとりになるそれからそっとささやく──こ、ん、に、ち、は。はるかとおくからとどいたこえはこころできいていたからはる...「ひばりに」
内田麟太郎講演会会場・ちひろ美術館・東京9月28日(日)14時~15時30分定員:40名/参加費:1000円(入館料別)オンライン/定員100名/参加費700円申し込み:要事前予約/8月28日(木)より公式サイト・TELにて佼成出版社より絵本『きこえないこえ』(絵・竹上妙)の重版通知を頂きました。クジラとゾウの話です。えがおおとこはどなっただいじゃがにげたすぐさがせどこじゃあっちじゃこっちじゃそっちじゃむこうじゃうえじゃしたじゃみぎじゃひだりじゃおとこはじいさまにもどなっただいじゃはどこじゃ!うしろじゃ。ふりむけばえがおおしまいじゃ秋のお知らせ
編集・日本児童文学者協会発売・小峰書店定価・1100円最上一平さんの「天神の大輔」と小手鞠るいさんのエッセイ「児童文学作家を目指すあなたへ」を面白く読みました。小手鞠さんはこう書いています。「絶対に作家だけで食べていけるようになってやる!(中略)そのガッツが作家にならせてくれたのです」。じんめいきゅうじょかなしくてかなしくてつらくてつらくてバッタはたにそこへみをなげたそうなんだけどはねがかってにひらきぱたぱたぱたとんでいく──しにたいんですけど。──いきたいんですが。バッタはしにたがりバッタのいのちはいきたがりきがつくとむこうぎしにちゃくりく──これってじんめいきゅうじょ?──まあそんなもんでしょ。バッタはたすけられたようなひとだすけしたようなバッタはいびきをかいてねむっているバッタのいびきなのかバッタの...はなくそまんちん
絵本「ぼくはかける」イ・ハジンフレーベル館韓国の絵本作家イ・ハジンさんの日本デビューに参加させて頂きました。この絵本は韓国でもイ・ハジンさんのデビュー作だそうです。それがどれだけ大切なことか。緊張させられた日々でした。下旬、発売です。だれにもだれにおしえられたのでもないおさなごはたちつくすしずみゆくゆうひのかがやきにだれにおしえられたのでもないおさなごはたちつくすあおいみずうみのそのあおさにおしえられなくてもうつくしさはわかるうまれたままでうつくしさはわかるうつくしいとだからわすれていったうつくしさがあるのはらにたつかぜにふかれながらあかあかとしずむゆうひにわたしがわたしになっていくうまれたときのわたしにわすれていったうつくしさがあるみえなくなっていったうつくしさがあるおさなごがゆうひをみているあかあかと...絵本「ぼくはかける」イ・ハジン
故郷大牟田市の広報課より大蛇山まつりのTシャツを頂きました。しゃれてるでしょ。少年詩を書いたり,葉書を書いたり、メールをしたり、昼寝をしていました。たんこぶたんたんたんたんこぶ三つたんたんたんたんたんこぶ四つたんたんたんたんたんたんこぶあちこちたん単たんたんこぶ一つ大蛇山まつりTシャツ発売
https://www.google.com/url?rct=j&sa=t&url=https://www.shimotsuke.co.jp/list/select/ehon2025&ct=ga&cd=CAEYACoUMTc2MjczNDY0MTI3NTA4MDUwODcyHGZmOTY0MzQyZjhiMmZkNDg6Y28uanA6amE6SlA&usg=AOvVaw2bvPr3X2TfzU2vNJO7T84bもうすぐ、もうすぐ、17日より。栃木で「ぐるんぱのようちえん」「からすのパンやさん」「ともだちや」など絵本原画が見られます。わくわく。某社のSさんより嬉しいメールが。お預かりしている絵本テキスト、企画会議を通りました。まだ、84歳かしら?夏つかれた風が河原でやすんでいる川風にふかれながら少年は足...栃木県さくら市に『ともだちや』の絵本原画が
絵・山本孝暑いんだよ。文句あっか。コノヤロウ、バカヤロー、あの野郎。ガリガリ君を、買ってこい!このすこたん!森タヌキがほほえみかけるイノシシははなにしわをよせるミミズクがわらいながらおりてくるキツネはおっぽをふる岩はおだやかにわらいかける風はみみをくすぐっていくヘビはあしにじゃれていくみんなやさしくわたしにわらいかけるきっと木のせいねガリガリ君
公園には草刈り機が。このヘビイチゴもなくなったことでしょう。絵本テキストを書いていました。冷水を飲み飲み散歩
松本猛さんの日本絵本賞選考評です(部分)その絵本のことばが浮かんでいます。「ぼくにはわからない。なぜいきていなければならないのか。こんなにくるしいのに」。どうなっていくのでしょうか。書きながら考えていくことになります。そらをむろんぞうがそらをとんでいたというのはうそであるきりんがとんでいたというのはほんとうだけどいうまでもないことだがきりんがそらをとんでいたというのもうそにきまっているかばはとんでいたけどすぐにばれることだがかばがそらをとんでいたというのもおおうそであるうそはたしかにとんでいたがうまほどうまくはなかったけれどウソ書きながら考える
二宮由紀子・文井上コトリ・絵BL出版定価1760円(税込)おしゃれなおしゃれなおしゃれなおしゃれなナンセンス絵本です。おしゃれなおしゃれなおしゃれなおしゃれなことばのナンセンス絵本です。おしゃれなおしゃれなおしゃれなおしゃれな絵のナンセンス絵本です。扉ね、しってた?このきんぎょのおとうさんはね第一見開きぞうなんだよ。だから、ぞうはきんぎょのことたべないんだ。どんなにおなかがすいていても、ね。すごいでしょ、この書きだし。この先は書きません。おしゃれで奇想天外なお話がかろやかにかろやかに展開します。絵もかろやかなかろやかなナンセンス絵本の傑作です。絵本『ひとのなみだ』がNHKラジオで朗読されます。海外邦人向けの国際放送でも。近くなりましたら改めて。いうまでもなくたかがたかではないか。からすはからからとわらった...絵本『しってた?』
なにもありません。詩は未完。お知らせしたいニュースもなし。メダカも元気です。只今無事
小泉今日子さんの会社、株式会社明後日の読み聞かせイベントで、小泉さんが「あのねあのね」(絵・山﨑おしるこ303BOOKS)を、朗読してくださいました。https://303books.jp/reports/20351/全国学校図書館協議会より依頼された「日本絵本賞30周年パンフレット」の原稿を書いていました。社名が明後日おしゃれだなぁ
講談社1400円+税とうとう日曜日シリーズも最終巻になりました。30巻だそうです。おめでとうございます。そしてお疲れ様でした。このグレードでこのような作りのお化けシリーズはほかにもあるでしょうが、子供たちに村上しいこさんの名前と田中六大さんの名前は、あたたかさといっしょにこころに残ったことでしょう。この「あたたかさ」が類書とちがうところではないでしょうか。三重の方言のあたたかさ。そしてなによりも脇役はいても、その他大勢がいない物語に流れているぬくもりです。しいこさんは迷惑を掛けるお化けも、わがままを叫ぶおばけも、「ええやん」とつつんでくれます。それは読者にも「ええやん」と聞こえていたことでしょう。終わっても、ええやん。まだ蝉の声は聞こえません。はねるうさぎはねるはねるはねるはねるうさぎはねるはねてはねてく...ええやん
先日、画家の中川一政の本を読んでいたら、この本のことが出てきました。懐かしい本でした。父の本箱にこの本(単行本)がありました。茂吉の『赤光』などと一緒に。単行本にはとても手が届かない値が付いています。岩波文庫もありましたが、これは旺文社文庫です。旺文社版には受験生相手の作者年譜が付いています。これが私は好きでした。とても得したようで。買うに買いましたが残念ながら読めません。文字が小さすぎます。青年老いやすくアーモンドミルク。民話たぬきはくさくはなかったうんこがくさかっただからうんこをするとしらんふりをしたあめがふりゆきがふりはるがくるとうんこをしたところからしろいはながさいたそれはそれはうつくしいはなだったたぬきはうんこがしたくなるとおじぞうさまのまわりにしたはるをおもいながらおじぞうさまはみがわりじぞう...アーモンド効果
故郷・大牟田市立ともだちや絵本美術館で故郷を離れた者には相反する感情があるようです。啄木の、ふるさとの山に向ひて言ふことなしふるさとの山はありがたきかな石をもて追わるるごとくふるさとを出でしかなしみ消ゆる時なしにも、私生児として生まれた室生犀星の、ふるさとは遠きにありて思ふものにもそれを感じます。そしてその筆名が故郷の犀川よりであれば。手放しの故郷絶賛よりも、深く感じるものがあるのはこの悲しみがあったればこそでしょう。足音むなしくてさびしくてマーケットにいったけど靴もブローチもほしくなかったなにもほしくはなかったけれどなんとなく空きビンをかってきたテーブルにおくと足音がきこえたこれからいれるものが歩いてくるすがたはみえなかったけれどちいさな足音がきこえてきた遠くからわたしのところへ歩いてくるこれから故郷は
森くま堂・作カワダクニコ・え国土社1300円+税いかなることでありましょうか。くまはパンツをはくことになります。世界でただひとりパンツをはくくまです。ところが、ぎっちょん、すてれこてん。ひもは風に乗り、あちらへふわふわ、そちらへふわふわ。見えなくなりました。さて、話は変わりまして、こちらは鎮守の森のお祭り。浪人者かと思わせる奇態な香具師(やし)が、口上もあざやかに、さすがは舌先三寸が商売。不思議なゴムひもの物語をのべております。いまや、パンツにひもなどないご時世でございますが(ユニクロも無印も)、そこが実に面白い、いまどきのSNS少年少女に朗々と啖呵売の口上を聞かせてしまう。なんとも珍奇にしておかしい講釈師森くま堂。さあさあ、おひまな坊ちゃんも、おいそがしい嬢ちゃんも手に取ってご覧アレ~。たまたまたまたま...パンツのひもでござる
本年度の流行語大賞を狙う「ばさらかよか~」です。お休みしていた絵本がすこし動き出しました。下山ひとはたすけをもとめてさけぶうごけなくなった山のなかで──おーい、おーい。だれでもなくひとへしらないひとへでもみえないひとへでも──おーい、おーい。ひとはさけびかえすしらないひとへひとのこえでほそいこえがふとくなりとおいこえがちかくなりひとはひとへむかってかけていく山に死にに行った男もおもわずこたえるおおきなこえでちからいっぱいのこえで──おーい、おーい。男はひとをせおって下りてくる自分をたすけて下りてくるつなぐつなぐきみとてをつなぐつなぐあなたとてをつなぐつなぐみけとてをつなぐつなぐくろとてをつなぐつなぐかばとてをつなぐつなぐかさおばけとてをつなぐつなぐどらきゅらとてをつなぐつなぐうたうひととてをつなぐつなぐお...つなぐ
部分文芸社の塚田紗都美さんから企画絵本『かおりちゃん』の絵本原画(カラーコピー)が送られてきました。絵は楓真知子さんです。少年の初恋物語。元気と抒情がひとつにとけあい秋にはお目見えです。あいののしありあいなぐりあいとっくみあいふんづけあいつばかけあいにらみあいあいあいあいあいあいあいせかいはあいでいっぱいだあいにくかさはいっぽんだったけどあいあいがさでかえってきたあいにくかさはいっぽんだったけど初恋の絵本
夏の暑さにも負け、加齢にも負け、娘女房にも負けた、そういうひとにわたしはなっちゃった。絵本『ともだちのなまえ』(教育画劇)をご一緒してくださった、彫刻家のはしもとみおさんが、情報番組内にて特集されました。https://youtu.be/t7vNDB0-XE0?si=BRElR7--_4Jl-DfAともだちや絵本美術館でも、展示が企画されています。三鷹のよもぎBOOKSさんで、はしもとさんの小さな展示があります。https://www.instagram.com/p/C8lvssqyLrj/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==はないかだはなびらひらひらひらひらひらひらいけのみなもにひらくはなひらひらはなひらYouTubeアトリエのはしもとみおさん
絵・伊藤秀男いつ見ても、伊藤さんの絵はいいなあ。散歩しながら郵便局や銀行に寄ったり、昼寝したり、取材してくださる方と打ち合わせをしたり、こんなのを書いたり。のはらタンポポタンポポタンポポタンタンポポポポタンポポれっしゃがとおりますタタンタタンポポポポタンタン水郷蟹江
「母のひろば」7月15日号童心社小雨の中を左膝の電気ビリビリと散歩に。公園は蝉がよく鳴いていました。ミンミンの抜け殻が落ちていましたが、連日の雨を吸ったのでしょ。しなしなでした。本日のトドは、こんなものを書いていました。魔法はるか入道雲のおくからヤンマはとんでくるあまりにもちいさくあまりにもとおくだれにもみえないけれど少年にはみえているゾウよりもおおきくなりクジラよりもおおきくなりとんでくるものが──こんにちは。バイカモのはなびらにすわり少年はヤンマとはなすドジョウのおならであそぶモエビのことをひげをそってしまったナマズのことを──いいねえ。ヤンマはからだをゆすってわらう少年はみえなかったものがみえているちっちゃないのちがみえているけしの実を食べたあの日からモエビ
児童書専門店メルヘンハウス(名古屋)の三輪さんが絵本『ともだちのなまえ』(絵・彫刻/はしもとみお教育画劇)を紹介してくださいました。昨日の中日新聞です。村上しいこさんよりいただきました。いつの日か横文字の書評を読みたいものです。もちろん翻訳で。沼河童は草ぶえをふくざわめく葦の音にかくれてともだちのいないさびしさをひとりぼっちのさびしさをきくひともいないうたきかせたいひともいないうた河童よりももっとひとりぼっちのうたうたいつかれ河童は遠くをみる葦にふく風はやみ沼はしずかにホテイアオイをさかせている(…………)河童はゆっくりと立ち上がり頭をさげるさびしい歌をきいてくれていたひとたちにさびしい歌をきいてくれていたさびしいこころにホテイアオイ
昨日13日は公明党・羽村市議会議員石居尚郎さんのご紹介で、MIN-ON主催のグループSANTROFIを楽しんできました。同行者はピアニスト・作曲家の矢部優子さん。会場へ着くと漆工芸家の並木恒延さん(日本芸術院賞受賞)もお隣に。喇叭(トランペット・トロンボーン)と太鼓(ドラム)の大好きな私は、ギターなどを加え、さらにアフリカの踊りと雄叫び?(ボーカル)のサウンドに大興奮(行儀良く座りながら(^_^)。帰るとぐったり疲れていました。つまり、今日もトドをしながら、こんなものを。化石はる石の種をうめたなつ白い花がさいたあき青い実がみのった耳にあてるとトンボのいびきがきこえたガーナが来た
水内喜久夫・編集小柏香・装丁/挿絵PHP研究所雨の中を散歩がてらに不動産屋まで。マンションの大規模修繕工事期間中の駐車場確保です。ご近所に確保できました。NHKのラジオ深夜便(再放送)を聴いていました。自分が真面目に話しているのにビックリしました。村上里和さんが上手に聞き出してくださったからでしょう。インタビューは相手を「待つ」というのがよく分かりました。番組の中で紹介してくださった、絵本『ひとのなみだ』、詩集『ぼくたちはなく』がAmazonでいい位置になっていました。感謝。散歩がてらに
小雨の中を散髪へ。あとは手紙を書いたり、こんなものを書いていました。ばかわらいAIがあるからかみもほとけもいらなかったAIがあるからだいとうりょうもそうりだいじんもいらなかったAIがあるからぎかいもコンペもいらなかったAIがあるからてんさいもしゅうさいもいらなかったにんげんはさびしくなってばかわらいをしたわらうたびになみだがこぼれたうれしくてうれしくてばかなじぶんをだきしたばかなにんげんをだきしめたばかはえらいのだ
第62回おおむた「大蛇山」まつり7月27日・28日公園で初蝉を聴きました。ニイニイ蝉だったのでしょうか。Xで絵本『ひとのなみだ』をUPしてくださる書店さんが増えてきて喜んでいます。自分で選書し仕入れられる小さな本屋さんなのが嬉しいです。絵本テキストを推敲していました。それからこんなものを。らてん語なみだはらはらはなびらひらひらあかりちらちらおもいつらつらあっちへらへらそっちふらふらてんからてんぷらそらからぱらぱら大蛇山が来る
nakaban絵本原画展『ひとのなみだ』日時:2024年7月23日(火)〜8月5日(月)12:00〜20:00[水曜定休]場所:フラヌール書店〒141-0031東京都品川区西五反田5-6-31※東急目黒線不動前駅より徒歩3分内田麟太郞へのインタビュー再放送、今週です。12日(金)午前4時台です。7月8日(月)から14日(日)までの放送内容-ラジオ深夜便-NHK絵本が一つ。前に動きました。ナンセンス詩を書いていましたがザ折。その中のウミウシに絞りこんなものを。うみとうみうしうみうしはうみをひっぱっていくうみがほんとうのうみをみたいといったからもっとひろいうみをみたいといったからあれかなんじゅうねんたったのだろうさらにのろくはなつたけどうみうしはまだうみをひっぱっているうみがいった──もう、やめよう。──あき...うみうしの詩
猛暑でモカトロ~ンしています。夏の海蛙の泳ぐ日曜日海に来て海の蒼さに五円玉モカトロ~ン
私の極楽園暑くなる前にムジナと都知事選の投票へ。やはり若い方の暮らしを考え、東京の緑を守ってくれる人に。夜はマンション管理組合の理事会へ。金曜日ヤンマと遊ぶ栗最中天ノ川銀河鉄道梅田から天ノ川電車で渡る日曜日狸里庵私の好きな場所
暑いので公園に人影はなく、椋鳥の群れだけが餌をついばんでいました。ただ、礼状を書いていました。自分はどんな詩を求めているのだろうと考えたら、ジョアン・ミロや元永定正さんの絵のような無条件に楽しい笑いを宿した作品だと思えました。哄笑や、苦い笑いや、さびしい微笑みなど、何かの物語に凭れた笑いではなく。むつかしいなあ。全国高校生大作書道展(独立書人団主催/毎日新聞社など後援)で、鳥取城北高校書道部3年生の矢崎心悠(こはる)さんが、私の「なみ」を88個の「へ」の字で表現され、3位準大賞を受賞されたそうです。お目出度うございます。そして、ありがとうございました。じいさんは杖に凭れて善光寺
というわけで、ひねもすごろごろしていました。昨日送らせて頂いた絵本テキスト、画家さんにも編集者にも「おもしろい」といっていただきました。あとはよき日を待ちましょう。猛暑だって
絵本『はるがもぞもぞ』の一場面。エッチングは南塚直子さんです。お中元の配達と重なっているのでしょうか。絵本『ひとのなみだ』(絵・nakaban童心社)は、まだ献本先に届いていないようです。絵本テキストを仕上げ、Hさんへ送らせて頂きました。高校同期会の写真が届きました。同封の手紙に「一人一人の円熟した表情」とありましたが、来年は完熟までいきそうです。完熟物語
詩集「日めくり暦」藤井則行紫陽社2200円+税九十歳の詩人の詩集です。ともすれば過ぎし日の思い出詩は、詩精神の衰弱である場合が多いのですが、感性はとてもみずみずしく、またその上質なユーモアとひとつになり、時代へのしなやかな異議申し立てになっています。すみずみまで慈愛の宿る詩集です。左膝の電気ビリビリや散歩のあとは、いつものように礼状を。それから昼寝なんぞをいたしまして、依頼されている絵本の新作テキストを書いていました。下書きから離陸し快調になってきたので、9見開き目でストップを。あぶない、あぶない。文研出版の生田さんから嬉しいメールが。ナンセンス絵本「とりはとりでも」の絵は高畠那生さんが引き受けてくださいました。刊行は2026年4月。生きましょう→強欲じじい。(^_^)絵本『おばけにょうぼう』を、またNH...藤井則行さんの詩集
散歩に行く公園は草刈り中でした。丸坊主になりますが、この季節です。すぐに青々と草が伸びきれいな花が咲いてくれます。今日、はこんなことやあんなことをしていました。つきキリンがぽつんサイがぽつんワニがぽつんつきにてらされぽつんひとりぽっちのぽつんぽつんぽつんよぞらでぽつんやさしいひかりのぽつん東京新聞月光のそなた。
NHKTVの日曜美術館で渡辺省亭を紹介していました。(上手い日本画家はごちゃごちゃ書かないんだよなぁ)。その余白に感心しながら観ていました。絵は余白を観る者の想像力に委ねる。詩は余白を読む者の想像力に委ねる。というわけで余白の詩を試みてみました。それから、こんなものも。いきがいあかんにんげんつづかんどぼーんすいめんぷか~んどざえもんぶつだんプリンメロンワインようかんしにんくえんのめんうまかもんざんねん──もどりました。余は白である
絵本『はるがもぞもぞ』の一場面です。エッチングは南塚直子さん。版元は……。左膝の電気ビリビリに。そのまま散歩の予定でしたが雨が激しくなり中止に。詩集を読みながら礼状を書いたり、頼まれた小学校へサイン本を送ったり、こんなものを書いていました。絵本『ひとのなみだ』はクロネコメール便がなくなったので、献本先へ届くのが遅れているようです。月曜日までには届くのではないでしょうか。雨はビルの谷間にふる雨は四角な形になっていく海の上にふっていた雨は楕円形だったけれど少年の上にふる雨は………………雨のなかをつめたくなった少年をだきフクロウは飛んでいく町からきえた王国へ時間のない土地へ裸足の少年がかけてくるどろんこの河童といっしょに雨は花になってふる雨が降るので雨の詩を書いていた
とくますひろこ展「少年の目」7月15日~7月20日12:00~19:00maya東京都港区北青山2-1026tel03-3402-9849散歩をしたり、詩誌の礼状を書いたり、昼寝をしたり、こんなものを書いていました。宣言エリちゃんにいいました──いちばんすきです。アヤちゃんにもいいました──いちばんすきです。ミキちゃんにもいいました──いちばんすきです。カヨちゃんにもいいました──いちばんすきですふられてもふられてもこれからもだからぼくはぜったいにいちばんすきなひととけっこんできる男です宣言ひとつ
午前中はひたすら手紙を書いていました。昼寝から起き、自主的に(^_^)絵本テキストの改稿を。それからこんなアホなものを書いていました。昨夜からアイスノンの枕をしています。恋文横町