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有沢翔治のlivedoorブログ https://shoji-arisawa.blog.jp/

哲学や小説を独学で勉強しています。誤読・勘違いもありますが、指摘して下さるとありがたいです。

ミステリから出発し、文学を経て哲学を独学で勉強しました。

有沢翔治
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愛知県
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板橋区
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2010/04/04

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  • ジュリア・アナス、ジョナサン・バーンズ『古代懐疑主義入門』(岩波書店)

    概要 古代懐疑主義の創始者はピュロンであるが、セクストス『ピュロン主義哲学の概要』しか体系的に述べられていない。しかもピュロンからセクストスまでは百年以上の隔たりがあるのである。どのように変遷していったかは、他の哲学者たちの記述に頼るほかない。特にアイネ

  • 橋本多佳子、三橋鷹女『橋本多佳子 三橋鷹女集』(朝日新聞社)

    概要 俳句は自然を客観的に描写するべきだと高浜虚子は考えた。もちろん橋本多佳子、三橋鷹女にも客観写生の句はあるが、ともに哀しさなどを俳句にしている。例えば橋本多佳子は「霧はさびし海の燕がゐて飛ばず」「押しならぶ海燕さへ霧はさびし」などと詠んでいるし、三横

  • フーゴ・フォン・ホーフマンスタール『ホーフマンスタール詩集』(思潮社)

    概要 十九世紀末のドイツ・オーストリアでは、それまでの写実主義に異を唱える文学運動が起こった。写実性にとらわれずに、感情のおもむくまま、詩を書こうとしたのである。これを新ロマン主義と呼ぶが、ホフマンスタールもその一人。寡作ながらも例えば「詩集」では多くの

  • レイ・ブラッドベリ『さよなら、コンスタンス』(文藝春秋)

    あらすじ 往年の女優、コンスタンス・ラティガンの家に百年前の電話帳が置かれていた。しかも十字架などの落書きがしてあったという。いたずらの主を探ってほしいと探偵作家の〈私〉へ頼む。しかし、彼女の廻りで不審な死が相次ぎ、ついにはコンスタンスも行方不明に……。

  • 高浜年尾、大野林火『高浜年尾 大野林火集』(朝日新聞社)

    概要 高浜年尾は虚子の長男であり、中学ごろから虚子の手ほどきを受けた。句誌「俳諧」を主宰していたが、戦時下の物質不足で虚子の『ホトトギス』と合併する。一方、大野林火も『ホトトギス』と縁が深い。『ホトトギス』を批判しながらも、あるいは批判しているからこそ、

  • レイ・ブラッドベリ『万華鏡』(東京創元社)

    あらすじ 事故でロケットが破壊され、ホリスたち乗組員たちは宇宙空間へ投げ出された。次第に交信は途絶え……。ブラッドベリ特有の孤独は「やさしく雨ぞ降りしきる」などにも見られる。全自動の家は人間がいないにもかかわらず、動いているのである。しかしブラッドベリは

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