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村雨庵 茶の湯日記 https://blog.goo.ne.jp/tukiduki

日々是茶の湯

ざーっと降ってカラッと上がる通り雨が村雨 まあ 暫し雨宿りにお寄りあれ

その他趣味ブログ / 茶の湯・茶道

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村雨庵
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2009/04/21

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  • 東博へ行こう

    今日は火曜日鶯谷で皆さんと待合せ東博特別展へ「蔦屋重三郎コンテンツビジネスの風雲児」吉原大門を入ると吉原大通の桜が出迎えるいい気分出口近くには耕書堂の店大川端から花火も見れるいい気分だ平成館2025年4月22日(火)~2025年6月15日(日)「一目千本」と「写楽」を前期21作品をたっぷり拝見他のは通りすぎるだけだったお昼はホテルオークラガーデンテラスで三時は松坂屋の二階のカフエケーキが凄くフルーツたくさんでも高いけど珈琲SETとお喋り楽しまた行きましょう東博へ東博へ行こう

  • 名にし負はば

    名にし負はばいざ言問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと伊勢物語の9段『東下り』今日は茶会大磯の松月茶会へ薄茶席担当のお道具屋さんからご案内初めて参加す風情がある料亭での茶会雨の予報だったが曇晴れ上等濃茶席は胡銅花入に牡丹薄茶席は竹花入にもみじと木苺写真は今日の点心だ名にし負はば

  • 東美 和美の会

    今日は東美で和美の会へわりと空いていた感じ森金さんと待ち合せエフ先生と合流茶入茶杓を目的にとアッチコッチへうろちょろカタログにはあったが実物は売れてしまったのか姿が無かった江戸初期の茶杓は高い案外、茶入は安く買い時かもでも私は何も買えないけども楽しかった帰りはビールで乾杯しようかビアホールはシニア風な人々で溢れるばかり満員凄いエネルギーが充満してる感じみんな元気でいいね!東美和美の会

  • 咲く花は

    咲く花は八重か一重かおぼつかなおぼろ月夜の山蔭の道自画賛阪正臣筆4月8日火曜日はお釈迦様の誕生日その日は森金さんの水屋4月9日水曜日は大仏の日熊ショウさんちで七時式4月10日は村雨庵の稽古日明日はまた森金さんの水屋土曜日は和美の会日曜日はサカチカさんの水屋4月は何かとあわただしくこの後もずっと予定が詰まっている良いような悪いような突き進むしかないが出来なくなったら自然に止むはず咲く花は

  • タンポポや

    たんぽぽや折々さます蝶の夢加賀千代女土曜日は茶事手伝い昨日の日曜日は倍様と文の会前回は1月なので久しぶり伊勢物語を音読お昼はいつものイタリアンいつもの前菜とワインそれにパスタ2種いつもでも支払い金額はだんだん増えてる新しいエアコンを買ったので午後から取付作業前のエアコンを外す我が家は古い家軒が出ている長押ナゲシの上の壁に穴をあけて一度軒ノキの上に出し軒ノキを下にと穴を開けパイプをとおして外に出す直角に曲げるので古いエアコンを外すときも据えるときもそれが大変電気屋さんはいつもの電気屋さんがお歳でお店を閉じてしまったので同じような方を紹介してもらったどうも私と同年代20キロのエアコン担いで脚立にのって一人で作業するのだが四苦八苦危うく落としそうになるので思わず下からエアコンを支えた順調にはいかない「どうぞ勉...タンポポや

  • 有楽町、銀座から京橋、東京駅

    今日はサカチカさんと銀座谷庄の茶会へ買うものは無いし見るだけだそれでも楽しいお互いどこかでお目にかかったようなと目が合い先日の柿伝の茶飯釜でご一緒だと気がついたまた護国寺で御目文字した竹とんぼさん達ともご縁ですね思いがけぬ場所での遭遇は嬉しいその後は歩いてぜん屋へ雨草履を買うつもりが低反発の草履を買ったそして歩いて「司」へ見るだけそれから歩いて京橋の「婆娑羅」で昼食ここは美味しいオープンキッチンでよくみえるそして歩いて東京駅大丸のイノダへ我慢できずケーキセット今日はよく歩いたらしく足裏に豆ができた有楽町、銀座から京橋、東京駅

  • 花冷えや

    花冷やはるかに燃ゆる花篝草城昨日は火曜日火曜日は南方録のお勉強今回は覚え書二十一飯台は机の如くして2人3人4人も台一つにて食する、これ禅林日用の作法なりしかるを紹鷗、宗易、大徳寺、南宗寺の衆を茶の時、折々飯台を出されしなり2畳3畳4畳別して四畳半によし茶立口の他に今一つ口ある座敷ならでは茶立口より出し入れは好まざることなり亭主まず台を座へかかえだし布巾にて清めさて食の椀に物相の飯を入れ蓋をし下に汁椀を重ねかくの如く客の数次第、引き盆に並べる出て台の上に上げ汁は汁次にて出す菜も鍋にても鉢にても出すその品次第の見合せなり酒は一、二返にてすむべし食椀の蓋にしたるものにて飲むなり客の食いよう別してきれいに喰うべし惣じて飯台の料理は殊更軽くすることなり汁一つ菜一つ、強いて二つ、茶うけのものなど出さざるもよしまた一様...花冷えや

  • 奥田頴川 オクダエイセン

    今日はエイプリルフール4月の冷たい雨が降って懐炉を持っていないことに悔やんだ昨日はお茶碗研究会仁清乾山どの分野でもそうだがわかっているようでまだまだだと思い知らされる古清水は仁清以後~奥田頴川以前とか道具屋筋は明治でも古清水と言うと奥田頴川はトーハクに呉須赤絵の重要美術品色絵飛鳳文隅切膳がある陸方山とも号した建仁寺の南に開窯明の渡来人の子孫中国意匠の作品が多い特に呉須赤絵を得意京焼に磁器を導入,京焼黄金時代の因となった今日は読売カルチャーの南方録へ奥田頴川オクダエイセン

  • おしなべて

    西行おしなべて花のさかりになりにけり山の端ごとにかかる白雲今日は川崎で食事会12名が賑やかにお喋りワイワイとお酒を飲んであっという間にお料理が並んだが誰もがムシャムシャ完食した身体も胃袋も元気帰りにお花見しながら帰ると言う人もみんな元気だねえ明日も元気で出かけようじゃないのおしなべて

  • サカチカサンノ飯後の茶事

    今日はサカチカさんの茶事私は玉ちゃんと水屋担当今日の茶事は飯後の茶事菓子の茶事とも言う茶事は食事をお出しする朝茶正午夜咄の茶事が一般的だが飯後はその言葉どおり食事の合間にする茶なので3時間以内でするすると進めるでないとその後の食事にさわり不都合となる汲み出初炭香合をご覧に入れてその後吸い物八寸菓子椀中立となる後座の床は花となり続き薄茶でお開きだどんな茶でも一献あればそれは茶事になるとエス先生は仰ったお酒ばかりでは宴会と変わらない何事も程ほど写真は待合の床田中訥言筆「猫に蝶図」復興大和絵の祖といわれる江戸後期の画家中国では猫と蝶々の取合せは長寿を表す猫と蝶々の中国語maoとdieは70歳と80歳の発音が似てるそうなと亭主サカチカさんのお話しありサカチカサンノ飯後の茶事

  • 桜狩り

    桜狩り雨は降りきぬ同じくはぬるとも花の陰にかくらむ正二位季忠七十二歳画並書藤浪季忠フジナミスエタダ昨日はうちで茶事だった後期高齢者にしてはオーバーワーク亭主は身体と頭をフルに使うこと・1ヶ月前から手紙を書く・前日までに庭の点検(前日前には蹲や庭をする綺麗に掃除、枝をととのえる)炭を洗っておく・前日には茶事の道具箱から棚に並べる掛軸を掛ける(当日でも可)・当日2時間前に来て水撒き30分前にも水撒きする暑くなると15分前にも水撒きあとはいつものように炭、濃茶、薄茶の準備腰掛と待合の火入を出汲出を用意しておくお客様が挨拶に見えたら→汲出を出して「お腰掛けまでお出ましを」お客様が腰掛けに移られたら迎付け濡れ釜掛けて手掛かりを開ける挨拶→初炭手前炭斗下げたら後炭の用意炭道具はまだ乗せない後座の花を見積る香合をご...桜狩り

  • 春風の吹きにし日より

    藤原良経春風の吹きにし日よりみ吉野の雪間の草ぞ色まさりゆく今日はほの暖かい春風が心地よい明日は自宅で社中の茶事だベテランの御弟子様たちは各自で茶事をひらくがコロナ禍前後に入門した若い御弟子様たちは安居の会という村雨庵の茶会を19回ひらいたがそれは虫養いムシヤシナイと菓子のあと中立濃茶後炭薄茶と続く小寄せの茶会懐石の部分を経験していない招待の手紙を出すところから始まりつくばいの掃除海の石を取り出し底をよく掃除回りの木々を整え庭の掃除わが家の濡れ縁を腰掛代わりにしているので外から窓を拭き網戸を拭きぬれ縁を拭いてもらうとっても助かる家の回りが清められて気持ちが良い炭を洗ったし明日の準備は良いかしらね亭主は暮れちゃんお客様は三名水屋は二名自分のおうちから道具を何回か運んだこの和歌は九条良経くじょうよしつね嘉応元~...春風の吹きにし日より

  • 春来遍是桃花水

    今日は広尾の茶会へ先月も伺ったが結構なお道具が出て勉強今日も尊円法親王の和漢朗詠集の3月3日「春来遍是桃花水不辨仙源何處尋」王維書き下し文は「春来っては遍ねくこれ桃花の水なれば仙源を弁(わきま)へず何れの処にか尋ねむ」王維十九歳陶淵明の影響を受け詠む「桃源の行」の一節尊円法親王は伏見天皇第6皇子。永仁6年8月1日(1298年9月7日)-延文元年/正平11年9月23日(1356年10月17日))は、青蓮院第十七世門跡。茶会は遊びのようで遊びでないかも濃茶のお菓子は富ヶ谷の岬屋金団薄茶のお菓子は伊織春来遍是桃花水

  • 起きよ起きよ

    起きよ起きよ我が友にせん寝る胡蝶芭蕉今日はいつもの茶事水屋手伝いなー朝から春の明るい日射し何年か前は足が大変だったが元気になってよかったですねとご正客の言葉に膝が悪く辛い日々を思い出した喉もとすぎるとすぐ忘れる鈍感力起きよ起きよ

  • 茶通箱

    19日と20日は村雨庵の稽古日釣釜と透木釜どちらでも炭手前を出来るように稽古二碗物の茶通箱に続き薄茶教える方も習う方も能がよく働く茶通箱に利休好み薬籠蓋に仙翁好み桟蓋と玄々斎好み出会い桟蓋がある出会い桟蓋は持ってないので桟蓋の茶通箱で稽古茶通箱は焼物の茶入と棗を袋に入れた茶入を入れ薄器は棗と形の違うものを稽古では四滴の中から選んで使うはじめの濃茶を飲み茶名を伺うまではよいがそのあと正客はのんびりとしてるわけにはいかないよく言う茶巾袱紗で「今一種」塵打ち聞いたら出会いで返す二碗目の加減を問われて水が入ると「後の茶名」「前の茶入お仕服拝見」茶碗返しつ茶入に仕服を引く茶筅清めば拝見をする水指の蓋で拝見かけてそれを引くとき茶入仕服を返すというわけで気を抜く暇はない茶通箱

  • 森金さんの飯台茶事

    寄付は短冊森金さんが福田行雄先生より頂戴したもの待合は狩野派の桜に霞本席はお公家の桜の懐紙春永のひねもすをのたりとすごされてらっしゃるご様子楽しそうなお声が途切れない今日は4時半に起きたそろそろ眠たし昨日の茶事先生がそれでは春永ハルナガにお目にかかりませうと春分がすぎ日が長くなったらとのことだ是非とも森金さんの飯台茶事

  • 茶飯釜の茶事

    今日は柿伝の茶飯釜の茶事初炭は管炭と枝炭は残し増やしたぎっちょと割りを丸くつぐサラサラと釜にお米を入れ炊ける間に香合の拝見あっという間にご飯は炊き上がり香ばしい良い香りが広がるまず一口の嬉しい時間だ今日は彼岸の入り生きてる生かされていることに感謝した一日写真は新宿のホームお茶らしい写真を撮れず茶飯釜の茶事

  • 五島美術館 美の友茶会

    朝から雨だ今日は五島美術館美の友の茶会早めに行ったので44番三席目に入れた濃茶席は高野切の二の手水指はノンコウの桐紋薄作だそうだがこの茶会では何度も拝見する茶入は住吉茶碗は井戸九重茶杓は空中作釜はあられ釜五島の美の友には20代に入った昔のこの茶会は道具にたいして敬意をひょうし紋付きでと先輩にご指導あったが時代ともに色々変わる現在も全てが変更中振り落とされないようにしっかり五島美術館美の友茶会

  • 京橋~銀座

    今日は昔の友人と食事会お互いに誕生会を開いて60年今回は京橋の婆娑羅ランチ3,410円トマトすき焼が有名とか私は魚ゆっくり贈り物交換などは出来ないが美味予算内で友人の一人が肉が全てダメで場所を探すのも大変年に三回だから次からは金額はほどほどなら良い何でも値上がりこのご時世三千四千円ではなかなか難しいお昼のあとは銀座五丁目のトリコロールのケーキセット1,670円すごく良いのだがすごく混んでるそして外人が多い階段でならんで待つひたすら待つ次は山の誕生会六月予算が上がってどこになるかな楽しみ京橋~銀座

  • 春雨や

    春雨や蓬をのばす艸の道芭蕉今日は小熊の会春の雨が降っている何でも名前をつけるのが好きらしく村雨庵の七事式の会のことお宿のクマショウさんクマアッコさんの姉妹が実に良いのだお二人とは二十数年前にお香の教室でご一緒してからのご縁明るく素直で気持ちの良い人物二人とも八十路だが背が高く体格も良く年齢にしては頗る元気だいつものお稽古は時間に二名ずつだが七事式は最低五名なのでビジターも入れると大勢になりとても賑やかで楽しい古筆切の「愛知切」は平安時代の写経の名筆伝承筆者は小野道風丁子吹きに金砂子金泥の界道風が現在の愛知県春日井市に生まれたとの説による覚えられると良いが春雨や

  • 東博~根津美術館へ

    今日は朝一番で東博の前で並ぶ9時少し前開館は9時半切符はスマホのアートパスで買った2,100円開創1150年記念特別展「旧嵯峨御所大覚寺-百花繚乱御所ゆかりの絵画-」その後は根津美術館招待券で参加なので予約せずとも入れるお昼は法隆寺館の横のオークラの喫茶室ハヤシライスを食べた根津の帰りは原宿までタクシー駅近くの原宿どら焼の店寿…にて写真は大覚寺のウサギの書いてある障子東博~根津美術館へ

  • ごきげんよう

    3月に入ったいつもはブログの文をスマホでを書いてアップするのだがスムーズに出来ない「メール投稿機能の終了」のご案内当機能、携帯・スマホからメールを利用して投稿が可能な「メール投稿機能」につきまして、2025年3月3日(月)に機能の提供を終了いたしました。とあっただから出来なかったようだ他の方法もあるようだが説明文を読みたくない2008年からブログを書いているアップの回数が減るかいつもお寄り頂き感謝申し上げます村雨庵インスタグラム少しやってますごきげんよう

  • 逢坂山の霞めるは

    西行わきて今日逢坂山の霞めるはたち遅れたる春や越ゆらん今日は帝国ホテルレ、セゾン倍様にご馳走になった恐縮この上ないお料理のあとのデザートが実に美味しい胃の具合を心配したが完全に別腹で完食したニットのワンピースのお腹が気になるタクシーで新しくなった畠山美術館へ直行若い時にはお茶会でよく参加した懐かしい場所展示は冬季展開館記念展Ⅱ琳派から近代洋画へ―数寄者と芸術パトロン即翁、酒井億尋~3月16日(日)「次郎左衛門雛」光悦の茶碗乾山の色々抱一も数々当館が誇る、琳派の歴史を彩る名品が勢ぞろいとホームページにあったお腹も喜び眼も喜ぶこれでは痩せるはずはない逢坂山の霞めるは

  • 早春のたび

    宮沢賢治ひるもなほ星みるひとの眼にも似るさびしきつかれ早春のたび今日は恵比寿で食事会昨年一度行ったことのあるお蕎麦屋さんお昼は四千円前菜は鴨とネギとお豆腐に煮凝り揚げ物蕗の薹コロッケとアスパラの天婦羅お椀平貝のシンジョにワカメお造りは鯛と他で五切れその後に湯で立てのお蕎麦大中小盛りを選べる昨日の夜食べすぎたせいで胃の具合がわるく夜中に目が覚めた揚げ餅の食べ過ぎ今日の食事会へ無事に行けるか本気で心配したが朝目を覚ますとまあまあの調子朝ごはん抜きで出掛けたお蕎麦は中盛にして隣の倍様にお分けしようすると後で良いですよと仰るのでたべ始めるとスルスルと完食おすそわけの事はすっかり忘れて注意されたごめんなさいと言うことは胃は元気になったということ体調が悪いと楽しくないから馬鹿食いは止めよう食事のあとは珈琲タイム恵比寿...早春のたび

  • 春や鏡のうらの梅

    人も見ぬ春や鏡のうらの梅芭蕉今日は社中のお茶事安居の会亭主は雪さん正客は秋さん数先生と熊姉妹の四名水屋はサカチカさんとタイさん初心者用の茶事なので私は席中での指導と打ち水をする久しぶりの茶事少しでものんびりすると打ち水のタイミングが遅れる亭主の雪さんはお点前も挨拶もいつも以上に堂々と落ち着いてる初炭から懐石菓子で腰掛けに中立今日は2月にしては春めいて気持ちがよいだろう銅鑼で席入社中の会なので和気藹々濃茶の最中はお昼寝時間と化した半刻以内に茶事は終えた茶事を終えるとお菓子を食べるそれも異常に食べてしまった夕御飯はブリと鯛の焼魚をペロっとたべ竹の子とウルイの酢味噌和二人前くらいを完食そこで止めておけばよいが揚げ餅あられ一袋を一気に行ってしまったやめられない困り者だ春や鏡のうらの梅

  • 下もえをうらからのぞく土橋かな

    下もえをうらからのぞく土橋かな千代女昨日の茶会の菓子は末富の銘下萌え美味しく美しかった今日は火曜日明日は社中の小さな茶事をひらくのでその支度九時にサカチカさんがきてチェックリストから台所の調理道具をチェックそれと料理の材料と調味料のチェック家で茶事をしなくなってからどのくらい経ったかかつては懐石の料理教室をひらいていたので道具も色々あったが2020年の1月が最後その後は自宅で料理することはほとんど無いサカチカさんはチェックをしながらそれらの道具を大きなかごにまとめた頭がいいね感心した10時になったのでお茶でも飲まないと言うと叱られたそうねゆっくりしていたのでは仕事は終わらないお昼前まで頑張ってその後は魚屋に頼んだ魚をとりにいきサカチカさんは下拵えをするため家に帰った後は私はするべき事がんばるボーッとしてる...下もえをうらからのぞく土橋かな

  • 紅梅や

    紅梅や文箱差出す高蒔絵漱石今日は広尾にて茶会濃茶薄茶ともにとても良かった茶会記を近くのハンバーガーのお店で仕上げて満足その後は根津美術館「武家の正統片桐石州の茶」わりと空いていたのでゆっくり拝見係の人がお静かにと言いたげに私たちのそばを行き来してその時だけ静か茶杓がたくさん展示され拝見するも見ごたえありこれも満足紅梅や

  • 百千鳥さへづる春は

    読み人知らず百千鳥さへづる春はものごとに改アラタマれども我ぞふり行く(古今和歌集)たくさんの鳥が楽しげにさえずる春は、見るもの聞くものすべて新しくなるけれど、私だけが春が来るたびに古くなっていく。と解釈がネットに出てた今日は何もない昨日の茶会の会記など眺めてる薄茶席の寄付一白庵茶杓が飾ってあった尾張徳川家伝来三鳥之茶杓の内とあり八代小堀宗中作共筒歌銘百千鳥これは古今伝授の切り紙三木三鳥の三鳥の一つ他に小堀宗本作の「呼子鳥ヨブコドリ」宗中の次男で後の権十郎と呼ばれた蓬露は「稲負鳥イナオオセドリ」…だったと思うが写真は三友居の点心お菓子は美濃忠の「折挿頭オリカザシ」百千鳥さへづる春は

  • ほのぼのと

    柿本人麿ほのぼのと明石の浦の朝霧に島隠れゆく舟をしぞ思う今日はお茶会熱海のMOA美術館にての光琳茶会品川から新幹線こだまで向かう昨年は自由席で行ったが間違えてひかりに乗ってしまい大慌て間違えないように今年はちゃんと指定席をとった寒気が来てると言うが熱海は寒さが少し和らいでいるようだ濃茶から続けて薄茶席に入りお昼少し前にお昼三友居の点心最後にもう一席薄茶席この頃ちらほらと風花が舞ってきたなんと風雅な景色ほのぼのと

  • 雪の色を奪ひて咲ける梅の花

    大伴旅人雪の色を奪ひて咲ける梅の花今盛りなり見む人もがも今日は水曜稽古寒波がやってきて寒い来週茶事の亭主をする雪の輪さんが露地つくばい腰掛の掃除をしてる村雨庵での茶事茶会はしばらく開催してないので庭は自然のまま掃除は大変だ寒いから適当に休んで適当に終えてねと言っても庭仕事はやり始めると止まらない結構楽しく結構達成感寒さも忘れたと…お粗末な狭い庭だが掃除のあとは清々しい写真の掛けものは竹に雀筆者は晴川院養信セイセンインオサノブ狩野養信カノウオサノブ1796-1846江戸時代後期の絵師。木挽町家狩野派9代目。通称は庄三郎。号は玉川、晴川院、会心斎。雪の色を奪ひて咲ける梅の花

  • 中々に谷の細道埋め雪

    西行中々に谷の細道埋め雪ありとて人の通ふべきかは今日は茶会お酒とお料理その後でお濃茶とお薄六本木から徒歩11分前回はタクシーだったので歩いて向かうはちょっと心配地下鉄の出口もたくさんあるタクシーで行くには余計に時間がかかるかも急ぎ足早足10分前には到着楽しい茶会だったまた行きたい中国の唐末から五代の禅僧五家七宗の一つ雲門宗の開祖雲門文偃ウンモンブンエンが修行僧から「仏とは何か」問われて言った答えが「乾屎橛」カンシケツ今日の茶杓の銘雲門文偃ウンモンブンエン諡は大慈雲匡聖宏明大師「乾屎橛」カンシケツ…とは字の通り橛ケツとは杭、棒のことあとは想像されたし浄不浄や優劣、貴賎等の区別を認めない姿勢。乾屎橛を不浄とみなして嫌悪してはならず。と言う意味らしい禅問答は難しい中々に谷の細道埋め雪

  • 八重の紅梅さきにけり

    源実朝わが宿の八重の紅梅さきにけり知るも知らぬもなべてとはなむ今日は淡交会へ久しぶりださて何年前か自分のブログで調べると2010年11月中野サンプラザの淡交会へ行ったとある開催の会場が変わって三軒茶屋の人見講堂になったが行ったことがないので私目と古志ちゃん森金さんに連れていってもらった駅から歩くとにかく真っ直ぐ行くと言われても行ったことなければ心配一度行くとなんと言うことはない皆さんの後をついていけばたどり着くが初めては何でも心細い先達がいてこそと徒然草にもあるではないか52段少しのことにも、先達はあらまほしきことなり森金さん有難う帰りは写真のお店でピザセットを食べた場違いな感じ八重の紅梅さきにけり

  • 軒端の梅や盛りなるらむ

    旅宿梅基弘草まくらかりねの床のにおふかな軒端の梅や盛りなるらむ基弘とは二条基弘ニジョウモトヒロ安政6年10月25日〈1859年11月19日〉-昭和3年〈1928年〉4月4日)日本の華族。宮中顧問官、正二位勲二等公爵となる。九条尚忠の八男で、従兄・二条斉敬の養子となる。1890年(明治23年)9月から1920年(大正9年)1月まで貴族院議員を務める。斉敬の実子である二条正麿男爵は義弟。(ウィキペディアより)今日は木曜稽古二月は大炉初炭と後炭が面白い軒端の梅や盛りなるらむ

  • まづ咲やどの梅の花

    山上憶良春さればまづ咲やどの梅の花ひとり見つつや春日暮らさむ写真は名所江戸百景蒲田の梅園歌川広重安政4年(1857)刊歌川広重は「名所江戸百景」で、2つの梅園を描いている。「亀戸の梅屋舗」と「蒲田の梅園」だ。京浜急行の梅屋敷駅(東京都大田区蒲田)の近くに、聖蹟蒲田梅屋敷公園という和風庭園がある。文政年間(1818〜1831)に、道中の常備薬「和中散」を商っていた山本久三郎が、売薬所の敷地に沢山の梅の木を植え、茶屋を開いたのが始まりとされている。広重の時代、梅が咲く頃には多くの見物客が訪れたらしく、その賑わいの様子が描かれている。絵の中に幾つかの石碑が見られるが、俳句好きの久三郎が多くの句碑や里程標を置いたのだそうだこの絵が描かれた約10年後、明治天皇が行幸の際に立ち寄り、お気に召され、以後も幾度か訪れたの...まづ咲やどの梅の花

  • あかねさし出づる 光には

    菅原道真天の原あかねさし出づる光にはいづれの沼かさえ残るべき今日は建国記念日で祭日思ったより風が強く寒いサカチさんちでお茶事がある水屋は私とタマちゃんタマちゃんは二回目で汲出し待合のタバコ盆の火入薄茶の火入をつくり飯椀のご飯の一文字にチャレンジ案外難しい花は山茱萸曙椿花入は大橋秋二の旅枕大橋秋二オオハシシュウジ1795-1857江戸時代後期寛政7年生まれ安政4年10月20日没62歳医者だったが尾形周平に陶法をまなび晩年は美濃養老山に窯をひらき,養老焼とも秋二焼とも言った写真は佐賀県の尾崎人形で堂内天神と呼ばれるものだあかねさし出づる光には

  • 水の白波

    西行降りつみし高根のみ雪とけにけり清瀧川の水の白波今日は森金さんとふたり予約してあった東京港区の茶会へ2時の席ゆえすぐに点心お料理は綺麗お腹も満足金団の菓子を食べて濃茶席へ輪無二重切に紅梅と加茂本阿弥濃茶を頂き薄茶席へ点出しの薄茶をゆっくり味わう帰りは地元で一休みケーキセットでもと思いつつサンドイッチにスイーツとサラダあとで紅茶が来るこれでは痩せない食べ過ぎなのは否めない水の白波

  • まづ咲やどの梅の花

    山上憶良春さればまづ咲やどの梅の花ひとり見つつや春日暮らさむ水曜日にアイテラ氏が持ってきた梅の花いまだに馥郁と香ってる今日は朝日カルチャーその帰りは髪をカットする短いので寒い風邪を引きそうだカルチャーはお昼に終わるのでそのままカットの予約した美容院へお昼を食べる時間を考えてなかったのでお腹がすいた朝はチンするスープだけ(お腹がすいた)「お腹がすいた」と頭はこの言葉でいっぱいだカットの後は急いで駅前の喫茶店でランチ茄子となんやらのトマトスパゲティサラダと珈琲がついて千円カウンターの席だったがもっとゆっくり食べたかったお昼の食事も大切滋賀県のミホミュージアムにて古筆の展覧会が開かれると3月15日(土)-6月8日(日)うつくしきかな―平安の美と王朝文化へのあこがれ―行ったことがないので行ってみたい写真は頂いたチ...まづ咲やどの梅の花

  • 猶ふる雪の寒ければ

    源実朝かきくらし猶ふる雪の寒ければ春ともしらぬ谷のうぐひすかきくらし→掻き暗す(読み)カキクラス1空を曇らし、暗くする。雨や雪が、空が暗くなるほど強く降る。2心を暗くする。悲しみにくれる。今日は木曜稽古わが家は寒いエアコンだけでは寒い寒い一尺八寸の大炉を開けてもうひとつ一尺四寸の炉を開けるそれでも寒いが炭が入るとほんのりじんわり温かくなる大炉の方が空気の流通がよいらしく炭が早く燃えるようだポカポカとなるには時間がかかるが炭手前は欠かせない逆勝手の稽古はいつでも可能だが大炉は二月のみだ初炭濃茶後炭薄茶一通り稽古しよう炭斗の炭の組み方は炉の右に置くときは常と同じように組む大炉は右炉の左に置くときは左右逆に炭斗に組む八炉すべてに置いて共通羽根カン箸香合かまの蓋羽根カン箸は近い手で取り置くが香合のみ必ず右手で取り...猶ふる雪の寒ければ

  • 池田より

    池田より炭くれし春の寒さ哉蕪村今日から大炉初炭濃茶薄茶の稽古後炭は今日は誰もしてないもうひとつは逆勝手の稽古裏千家は客付の足で敷合せを越すことになっているので茶道口にて挨拶行く方の足を立てる大炉、逆勝手は左足を立て後ろの右足を敷居まで進め客付左足で入る帰りは壁付の足をたて立ち立てた左足の踵を壁の方に動かし右足を進めて客付左足で敷合わせを越える初めの足を間違えなければあとは大丈夫大炉も逆勝手も右か左かと常より考える集中して考えると寒さのことは忘れるそうだそう習ったので二月八月は逆勝手の稽古だ池田より

  • 花とや見らむ 白雪の

    素性法師春たてば花とや見らむ白雪のかかれる枝にうぐひすの鳴く今日は読売カルチャー南方録雪の会十四易云うに雪の会は何とぞ足あと多くならぬよう心得べし飛び石の上は水にてそっと消し手水鉢の水は入れないわけにはいかないので見よきように水をかけて消すべしただし手水鉢の石やその回りの木々などに景色おもしろく降り積もればそのままにして手水は腰掛けにて片口にて出すもよしとある露地の手水鉢を使えないときは腰掛で片口を使ってもよいよということか片口とはそそぎ口のついた鉢とあるが大きなものでないと用をなさない懐石に使うような想像している鉢とは違うのか花とや見らむ白雪の

  • 春立つけふの風やとくらん

    紀貫之袖ひちてむすびし水のこぼれるを春立つけふの風やとくらん今日は柿伝にて日本陶磁協会のお茶と酒器を楽しむ会席主は加藤亮太郎さん加藤卓夫さんのお孫さん掛けもの茶杓は荒川豊三の銘は福寿草茶碗がたくさん登場しあとで手にとって拝見できる加藤亮太郎の四碗私が飲んだ茶碗は加藤清之作他に鈴木五郎黒織部宮永東山青磁鎬文鈴木三成青磁原清天目釉中里隆原田拾六小池頌子前田正博林邦佳金重有邦中島晴美三輪休雪滝口和男前田昭博神農巌三原研市野雅彦今泉今右衛門伊藤秀人伊勢崎晃一郎新里明士桑田卓郎現代の陶芸家の茶碗が並ぶ知ってる名前知らない名前勉強になるお茶のあとは柿伝の点心これも良し春立つけふの風やとくらん

  • 節分か

    節分や八百八町月の辻野村喜舟今日は根津美術館へ天気予報は東京も雪かでも冷たい雨の中九時半に到着予約は十時だが予約しなくても並べば入れるようだ開くまで待とう企画展は2月9日まで「古筆切-わかちあう名筆の美」【仮名の頂点】「高野切」行成の「大字朗詠集切」「伊予切」宗尊親王の「上東門院彰子菊合残巻(十巻本歌合)」小野道風の「小島切(斎宮女御集断簡)」「本阿弥切(古今集切巻第十八断簡)」最近眼がわるく展示の文字が見えない後でカタログを買おう表具のきれの凄いこと軸の象牙の美しさ古筆の名品に粗末な裂を使うことは皆無あとでカタログと思ったがない鑑賞シリーズの古筆を勧められたが家にあるはずなので鑑賞シリーズ3金蘭・緞子を買った美術館に行ったら復習すると良いのだけどまずはお昼を食べてお喋りケーキセットを頼んでお喋りこれが楽...節分か

  • 父の猫背

    豆を撒く父の猫背を夢に見て太田鴻村今日は節分茶会虎ノ門のながさか今日と明日と2日間明日は雪かもとか今日で良かった第一席は六名御正客は東京の著名なお坊様点心は招福楼早く行けば早く帰る帰りは新橋いつもの喫茶店これも早めに帰るが楽だ父の猫背

  • 弓師が店や福寿草

    朝日さす弓師が店や福寿草蕪村今日はお弟子様のレッドさんと食事会横浜スカイビル29階の梅の花にて湯葉懐石コースを御馳走になった嬉しい窓際の席を予約してくれたので景色もよろしまずはビールで乾杯小鉢の色々やってくるどれでもパクパク幸いここに嫌いなものはない四角い湯葉を取る鍋がきてはじめの一回だけ担当の女性が取ってくれた後は頃合いを見て自分で掬う箸で流し缶の縁を剥がすようにし膜を掬うそれを蕎麦猪口に入れ出汁醤油と好みで切り柚子で食べる湯葉は好きなので沢山食べた湯葉刺身蟹シュウマイ蓮根餅など蒸しご飯と香のものと味噌汁アイスクリーム写真は湯葉田楽弓師が店や福寿草

  • 寒き都のここかしこ

    水仙や寒き都のこゝかしこ蕪村今日は木曜稽古お家元から宅急便が届いた干支扇子盃干菓子写真は干支扇子流水走青蛇読みは流水せいだを走らす谷川の流れる様は青い蛇を走らせるかのようだ一溪金・段繼昌一溪流水走靑蛇,春在江邊漁父家。竹外寒梅看欲盡,淸香移入小桃花。寒き都のここかしこ

  • 伎芸天女や寒牡丹

    御仏は伎芸天女や寒牡丹虚子今日は食事会場所は今年初めての綱島の「ふくもと」席は予約で満員だった一月をことほぐお目出度い御料理まずは白魚もう白魚か春ですね白魚の玉子蒸し京南蛮の器に梅干がのって綺麗だ八寸は猪口にはフグの白子の酢の物アワビの柔か煮と鴨ロースシンジョに金柑甘煮サーモンと新空豆チーズの博多山桃と菜の花お椀は花びら椀鶏丸に牛蒡と人参鴬菜と松葉柚子お造りは鶴の器に鯛鮪トロ烏賊車海老雲丹ムラ芽と山葵鰆のかぶら蒸し早松茸に梅麩山葵華やかな交趾の菊椀も良い焼物は鼠志野太刀魚の塩焼蕗の薹の天婦羅ふきのとうは別名款冬花カントウカと言うね最後は蟹雑炊に香のものお菓子は花びら餅今日も堪能した伎芸天女や寒牡丹

  • 咲きそる花や寒椿

    下むきに咲きそる花や寒椿星野立子今日は文の会イタリアンで待ち合わせて伊勢物語の音読を少しだけでも勉強した気分イタリアンのランチいつものランチにはサラダが付いていたのだが今回からなし残念何でも高くなって困るワインにおつまみサラダとパスタ二種類をシエアするで四千円くらいまた行こう咲きそる花や寒椿

  • 古風ののこる

    寒菊や古風ののこる硯箱其角今日はサカエチさんの茶事水谷園さんと二人で担当お客様は五名様二月堂の芳名帳にお名前をご記入待合にお移動願います正月のお目出度い取合せお客様も華やかにお出ましなさる床は江戸初期の梅の懐紙カリロクに正月飾り日蔭の葛も緑鮮やか一月の茶事いいね!古風ののこる

  • 水仙や

    水仙や白き障子のとも移り芭蕉今日は時子さんとお食事会予約してくれた川崎京町のお店は友人の青い様のお弟子様そこでお昼を食べるまず汲出を頂いて折敷が運ばれる飯椀に炊きたての一文字ご飯汁椀には蓬白玉に辛子の味噌汁織部の向付に鮪のお刺身お酒は1合だけ頼む飯器にご飯もあり次は大徳寺弁当に色々盛付その後に鯛の煮物椀時子さん食べられないのはお持ち帰り食事が終わると生菓子にお薄お菓子は花びら餅と以上でお値段1,980円とのこと予約のみだそうだがとにかく安い川崎京町のえん想こんどは従姉妹と行こうかな水仙や

  • 冬の梅

    鶯の逢ふて帰るや冬の梅蕪村今日は水曜稽古お菓子は練切の紅梅別名に好文木コンブンボク、春告草ハルツゲグサ、木の花コノハマ、初名草ハツナグサ、香散見草カザミグサ、風待草カゼマチグサ、匂草ニオイグサ花の兄とも言う梅は奈良平城京の美しさと文化郷愁の花とされ和歌や能に登場する天平2年(730年)1月13日、大宰帥・大伴旅人の邸宅にて梅花を題材に32首の歌が詠まれた。この宴会を「梅花の宴」と呼び、これら32首の歌は『万葉集』巻五に収録。これを基に、元号『令和』が制定されている。と有名な話し「桜伐(き)る馬鹿、梅伐らぬ馬鹿」「東風(こち)吹かばにほひおこせよ梅の花主なしとて春な忘れそ」「桃栗三年、柿八年、柚の馬鹿野郎十八年、梅はすいすい十六年」などと聞いたり言ったりするが「梅の木学問」とは何=梅の木...冬の梅

  • 大寒や

    大寒や羊羹残る皿の底龍之介今日は大寒しかし三月のようきとか朝方は小雨だったが日中は陽射し指しはじめ青空が清々しい今日は宗和流の初釜11:40の席六名にて申込んだがうち一人がスキーで骨折急にキャンセルとなったで代わりといってもそうそう参加できるはずもなく残念寄付で待つとお一人様の男性がご一緒に回られるなに流かと伺うと道具屋でしてお店は○○ですとのことびっくり道理でどこかでお目にかかったようなそれではご正客をと勧めるもお断りなさるではそうですかと厚かましく指名されてもいないのにではではと高上がりしたこの六名にて移動する寄付から待合へ膳燭の灯りでお雑煮に一献頂戴し主菓子頂き二階の濃茶席へ入口が分からず迷ってると自動で次々と戸がひらき及台子にての濃茶を堪能移動して点心席大徳寺弁当にお酒と肴の色々最後はお鮨露地に出...大寒や

  • けさ山里の雪をながめて

    赤染衛門春やくる人やとふとも待たれけりけさ山里の雪をながめて赤染衛門アカゾメエモン天暦10年(956年)ごろ?~長久2年(1041年)以後)平安時代中期の女流歌人。大隅守・赤染時用の娘。中古三十六歌仙・女房三十六歌仙の一人。昨年の大河ドラマで赤染衛門が身近になった藤原道隆が蔵人少将だった天延2年(974年)から貞元2年(977年)頃に赤染衛門の妹と良い仲となり、赤染衛門が妹の代わりに詠んだのが「やすらはで寝なましものを小夜ふけて傾くまでの月を見しかな」百人一首のひとつだ今日は日曜日先週の木曜日に今日庵の初稽古の招待があったが生憎稽古があり欠席したが明日は宗和流の初釜天気が気になるそとは小雨が降ってたらしく庭が濡れていたけさ山里の雪をながめて

  • つばらつばら

    見て行くやつばらつばらに寒の梅漱石つばらつばら=「しみじみ、心ゆくまで」鶴屋吉信のお菓子の銘にもあり今日は木曜稽古薄茶茶碗の棚にはお正月らしいものを選んだ右から楽富士山中色絵海老左色絵紅白梅粟田焼中の海老の茶碗は京焼だが海老で有名なのは眠平焼民平とも書く淡路島の焼物で淡路焼とも言うウィキペディアによると賀集珉平(かしゅう/かしおみんぺい、1796年2月23日(寛政8年1月15日)~1871年8月27日(明治4年7月12日))は、幕末から明治時代前期の陶芸家である。名は惟一。号は勝瑞。姓は加集とも表記される。淡路に生まれ、後に上洛して初代尾形周平に師事し陶芸を学ぶ。その後故郷の伊賀野村に周平を招聘し庄屋を開き、黄南京写や京焼風を元に釉薬を発明し新しい作風の陶器を製作した。この焼風は現在の南あわじ市で制作され...つばらつばら

  • 門の春

    返り咲く小米花あり門の春たかし松本たかし[1906~1956]俳人。東京の生まれ。能楽師松本長ながしの長男。病弱のため能を断念、高浜虚子に俳句を学び「ホトトギス」同人となる。俳誌「笛」を主宰。著「鷹」「石魂せきこん」など。(コトバンク)今日はクマショウさんちで今年初の七事式八畳の茶室お宿のくま家ではまず掃除朝比奈宗源の掛軸を掛け染付高砂花入に花を入れ用意してあった道具ならべる正月のため長板に祥瑞蜜柑水指蓋置は色絵の羽子板の羽根香合は琵琶お菓子は巳年の焼き印あり朝比奈宗源アサヒナソウゲン1891年(明治24年)1月9日~1979年(昭和54年)8月25日)は、臨済宗の禅僧。臨済宗円覚寺派管長、円覚寺住職。日本を守る会代表委員、スパイ防止法制定促進国民会議呼びかけ人なども務めた。水戸黄門、大岡越前の題字でも...門の春

  • 光琳の屏風に咲くや

    光琳の屏風に咲くや福寿草漱石先日の三井記念美術館『唐このみ』に行った年末年初恒例の円山応挙筆国宝「雪松図屏風」が正面展示されてる応挙の作品で唯一の国宝だ中国南宋の画家梁楷リョウカイの掛けものがあった13世紀初の嘉泰年間に宮廷画家の最高位である画院待詔となった。金帯を賜与されたものの関心を示さず柱に掛けて帰ったといわれる。酒を好み、画院画家としては型破りな性格で、狂人を意味する梁風子と号した。細密な院体画を描く一方で、減筆体と称される粗放な人物画をよくした。牧谿・玉澗とともに日本の水墨画に大きな影響を与えた。(ウィキペディア)「六祖破経図」が展示されていたが東京国立博物館蔵の「六祖截竹図」と対だとか「六祖破経図」をもう一度みてみたい19日までなのでたぶん無理写真は今だかつて見たことのない電車光琳の屏風に咲くや

  • すみれつみにとこしわれぞ

    山部赤人はるののにすみれつみにとこしわれぞのをなつかしみ一夜ねにける今日は朝日カルチャーへ午前中10時半からと午後1時から二つの講座をとっている第1土曜日と第2土曜日なのだがお正月のため第1土曜日が第2土曜日に移動くずし字と古筆頭がごちゃごちゃ結果眠くなったくずし字は元永本古今和歌集げんえいぼんこきんわかしゅう国宝。『古今和歌集』が完本胡蝶装上下2冊に書写,料紙は唐紙,金銀の切箔,金の野毛をまいた華美なもの書は構図の変化に富んだ散らし書きで,流麗な筆致のうちにも一種の典雅さがある。奥書に「元永3年7月24日」とあり,書写の日付の明らかな古筆の珍しい例。(ウィキペディアより)元永3年は1120すみれつみにとこしわれぞ

  • 蓬莱に

    蓬莱に初日さし込む書院哉漱石「蓬莱」とは、中国の神仙思想に説かれる三神山の一で山東半島の東方海上にあり、不老不死の薬を持つ仙人が住む山朝七時頃ゴミを出した四つ角の真ん中に立つと東の空の日の出が光ってまぶしい今日は予約した病院へ薬をもらって髪の毛をカットするシャンプーは炭酸シャンプー金額は6,480円かな来月も予約した髪が薄く白くなってく順調に年をとってるっつことよ写真は初めて一人で入ったいつものイタリアンランチのパスタ肉が入ってる平べったいパスタ肉は好きではないけどこのくらいだと食べられるパスタも美味しかった蓬莱に

  • ときわなる

    ときわなる松にも春のめぐりきて今ひとしおの色まさりけり松尾宗吾松尾流初代は宗旦の門人松尾宗二宗旦から「楽只軒」の書、「楽只」銘の茶杓と花入を贈られている。初代松尾宗二(楽只斎)は元は近江の生まれで松尾家の養子に入り、始めは町田秋波に茶を学び表千家6代覚々斎のもとで奥儀を極めた。享保のころまで名古屋の町衆の間では宗和流が盛んだったが、このころ覚々斎は依頼によって町田秋波を名古屋に遣わして稽古をみさせていた。秋波はまもなく亡くなり、その代わりに享保9年(1724年)楽只斎宗二が名古屋へ派遣されるようになった。京都においては近衛家・鷹司家より殊遇を得るとネットよりこれは松尾流10代松尾宗吾不染斎今日は木曜稽古台子に皆具西村徳泉の染付帯赤字金蘭手久しぶりに嶋台を取り出し小習いの重茶碗今年も初釜はしないのでお弟子様...ときわなる

  • 日出乾坤輝

    日出乾坤輝ひいでてけんこんかがやく「日出乾坤輝、雲収山岳青」乾坤ケンコンとは天地。易 の卦 。陰陽いぬい(北西)の方角ひつじさる(南西)の方角。ここでは天地のこと宇宙のすべてという意味と解釈した清浄なる日の出が刻々と明るみを増してくる生気に満ちた日の出を目の前にすると思わず手を合わせたくなる。新しい年を迎える新鮮な気持ちにふさわしい。今日は村雨庵の初稽古去年と同じように炉を整え掃除して茶室はしばらく使ってないので早くから釜をかけるこうして動くのも久しぶりだお弟子たちがやって来てお互いお喋りを始めるのだがこれも久しぶりなんとなく身体が楽で気分も晴々しい血の巡り良し令和七年が始まった無理しないでそれなりに頑張ろうと思った明日もお稽古日出乾坤輝

  • 花入に入ざる花は

    花入に入ざる花は沈丁花みやましきみに鶏頭の花せんれい花をも嫌うなりけり(南方録)今日は読売カルチャー南方録覚書七小座敷の花は必ず一色を(一種類)一枝か二枝かろくいけたるがよしもちろん花によりてふさふさといけたるもよけれど本意は景気(はなやかさ)をのみ好む心なり四畳半にもなりては花により二色(二種類)も許すべしとぞ覚書八花入に入ざる花は沈丁花みやましきみに鶏頭の花せんれい花をも嫌うなりけり花もたくさん入れると多少技術が必要となるが一枝であればそれを整えればまずはなんとかなるはず写真は若いお友だちが送ってくれた浜離宮には江戸の風情が残っている花入に入ざる花は

  • 門松や

    門松やひとりし聞は夜の雨一茶新年初の茶事お招きを受けていそいそと五名うち揃いて参上水が打ち済みており案内を乞うことなく玄関から寄付そして待合へどこも正月の目出度いしつらえに眼が喜ぶ長い垂れ柳の飾られた本席の床は見事今どきのわが正月は木戸や玄関に小さなお飾りは飾るがほかは日常と同じく代わり映えしないでもいったん茶事に入ると晴れの正月を目の前にする鶴亀、海老、富士山、四君子宝尽目出度い初炭から懐石、花びら餅中立銅鑼で後入濃茶後炭薄茶となり久しぶりの雨のなか名残惜しくも帰路についた写真は渋谷の忠犬ハチ公いつもは観光客で人だかりでとても写真など撮れないのに今日はちょっとした隙間ありハチ公が撮れた今年のスマホの待受け決定だ門松や

  • ほうらいの

    ほうらいの山まつりせむ老の春蕪村今日は一月四日土曜日年末から三日までは親戚のkeikoちゃんが居るもう五十年くらい続いている若いときはとにかく外出したが昨今は年越しそばを食べてお雑煮とおせちを食べるそして箱根駅伝を見るのがお正月だ今日は美術館へ行こうと倍様を誘って丸の内の静嘉堂文庫美術館へ待合せは東京駅家を出たらスマホを忘れたことに気がついたでも引き返す時間はない困ったことにお昼はネットで予約を入れてあるが場所はだいたいわかるのだがお店の名前を覚えてないまあ仕方ない出たとこ勝負静嘉堂文庫美術館は「平安文学いとおかし」第1章平安文学の世界へようこそ古今和歌集、蜻蛉日記、更級日記、伊勢物語、平中物語、うつぼ物語、狭衣物語、今昔物語集、栄花物語、無名草子たくさん展示されてる写真も自由に撮ってよいとかスマホを忘れ...ほうらいの

  • 元朝や

    与謝野晶子元朝や経の声する大寺にかげろふもゆる軒下の土令和七年元旦風もなく快晴餅つきの回覧板を隣のポストに回して戻るとお日様が建物の向こうから昇ってきたなんと神々しいことか午前中は初もうで近くの氏神さまに寄ってそれからタクシーで総持寺へ山門のところの屋台珍しく並んでないから今こそ買わなくてはね以前は250円の時もあったのに今日は600円高い高いでも七枚買った帰って一枚ずつお昼ごはん美味しかった餡餅シャーピン中華料理の一つ(シェンービン、シャーピン、シャービン、拼音:Xiànbǐng)中国料理の一つ。肉と野菜の餡を小麦粉で出来た生地で包み平たく伸ばし油で焼いた餅。日本においては縁日の屋台で登場する(Wikipediaより)まさにこれだにんにくが効いて美味しい写真は勅使門空は青いが下手だった元朝や

  • 惜しめども過ぎ行く年の

    鴨長明惜しめども過ぎ行年のいかにまた思ひかへりて身にとまるらむ今日は12月の30日あと1日で今年も終る朝九時少し過ぎサカチカさんの茶飯釜の水屋に入る八時半タクシーを呼んで暫し走るとガスストーブの元栓を閉めたかどうか気になったスイッチは消したのだがミーちゃんがストーブの上に乗って押してしまうこともあったから心配気になるなら戻ろうと一度家までかえって確認戻ると元栓はちゃんと閉めてあった良かった今年最後の茶事水屋は何とか無事に終えた1日おきに三日体調を気にして緊張していたからか結構達成感があった写真は今日の干菓子サハリ盆に味噌最中と和三盆の「巳の玉」二条駿河屋製来年の干支ヘビはパワーを持っていてそれも干支の中でマックスだそう今日の主菓子は虎屋の「花びら餅」菓子器のサハリは砂張佐波理響銅沙羅胡銅器みなサハリ「さふ...惜しめども過ぎ行く年の

  • 冬ごもりせる草も木も

    紀貫之雪ふれば冬ごもりせる草も木も春に知られぬ花ぞさきけるかつて師事していたエス先生の茶会月毎に道具は全て変わり本になって出版された『澄心庵茶の湯歳時記おもてなしの工夫』淡交社1995『澄心庵茶道具の取り合わせ』淡交社2003ある時濃茶の菓子器に石州好みの銘々皿を使った先生のお気に入りの塗師の近藤道恵喜寿の先生の茶会のその引出物は前端春斎作のこの道恵写し手元にお持ちの方もたくさんいるはずちょうど干菓子盆に使えるサイズ私は大事に終い込んでいるが老い先短いこんど探して見よう茶道具にはそれを手にした時の回りの人々とか空気と景色教えて貰った作家のことなどみんな一緒に添付されて脳のシナプスがよく働くこれ脳トレ近藤道恵は江戸期の塗師満田道志と並んで名工とされた近藤家は前田家の塗師として出発し四代近藤道恵は山本春正二代...冬ごもりせる草も木も

  • 極月の

    極月の人の温味のある紙幣桃史片山桃史カタヤマトウシ昭和期の俳人大正1(1912)年8月~昭和19(1944)年1月21日兵庫県氷上郡本名片山隆夫三和銀行に勤務しながら句作をし、ホトトギスを経て日野草城に師事する。新興俳句運動に励み、昭和15年「北方兵団」を刊行。その間12年から15年にかけて日華事変に応召するが、16年再応召され、ニューギニアで戦死した。(コトバンクより)今日は今年最後の食事会はじめに織部の筒向に湯葉の卵蒸し美味しいのなんのイクラと細かく切った軸三葉の青が綺麗次の八寸は木箱に入ってる猪口にはフグの刺身と煮こごり右回りにチーズの博多寄山桃金柑蕪のあちゃら漬け鴨ロース酢蓮サーモン鮑やわらか煮蟹シンジョウ煮物椀は菊のお椀蟹しんじょ鴬菜松葉柚子紅葉人参茸お造りは鼠志野鯛鰤鮪甘海老烏賊雲丹山葵色絵...極月の

  • 星一つ

    星一つ見えて寐られぬ霜夜哉夏目漱石今日はサカエチさんちの茶事の水屋年末には続けて三回ひらく今年は茶飯釜裏千家は三月にひらくことが多いが今年は12月に忙しき年末に炉辺に寄ってご飯の炊けるのを眺めると言うのも案外いいんじゃないかしら亭主は無事にご飯を炊けた水屋は私とお弟子様のヤチコ様の二名で楽だったしはじめは我ながら大丈夫か一日勤まるかと心配していたが集中しているうちに段々元気になってきた茶事は薬この分だと明日の食事会の体調は絶好調写真は後座の花臘梅と本白玉花入は伊賀星一つ

  • 年ごとに若返りつつ幾千代か

    大田垣蓮月年ごとに若返りつつ幾千代か世に住之江の岸の姫松今日はひさびさやましたの茶会カヨコ様とダイ様との三名10時の席入古朝日の茶碗が出た朝日焼は宇治市の陶器遠州七窯のひとつ慶長年間に奥村次郎右衛門が創始したという正保年間には遠州の指導により奥村藤作が茶陶をつくったとも伝えられるこの時代のものを古朝日と言うが宇治焼も古朝日のことだと茶碗は御本風が多く土は褐色釉肌に黒班多くは刷毛目の櫛描きがある朝日の印は卜朝日卓朝日車朝日鍋蓋朝日また無印のものもあるその字形は遠州、権十郎とも金森宗和のものとも伝えられている各服点なのでお茶碗がたくさん拝見できて良かった茶会の後は予約して頂いた写真の神楽坂のお店でお昼お造り茶碗蒸し天婦羅味噌汁サラダご飯サラダと茶碗蒸し味噌汁は食べなかった食べたのはお刺身の縞鯵と鮪甘海老天婦羅...年ごとに若返りつつ幾千代か

  • 極月や心惹かるる

    極月や心惹かるる新書古書草城日野草城ヒノソウジョウ1901~1956俳人。東京生れ。新興俳句運動の中心として無季を主張、連作を実践した句集「花氷」「青芝」今日は12/26月曜日久しぶりに外へ出かけた喉が痛かったので12/16月曜日に病院に行きコロナの検査陰性今週の水曜日12/18喉が痛く熱が出てくる結果はコロナ陽性節々が痛く熱は七度から八度五分ふらふらして体が熱い眠っても横になっても身の置き所が無い薬を飲んで安静にせざるを得ない新型コロナずっと寝てた金曜日土曜日当たりから起きてテレビを観ていても疲れなくなり療養期間の五日間がすぎたずっとどこへも出かけずうちに居てテレビ見て歩きもせずいるとどんどん筋肉が落ちる頭の能力も落ちる胃の具合も悪くなるやる気がなくなる困ったものだ写真はミーちゃん私が寝てるときずっと...極月や心惹かるる

  • らふそく の

    らふそくの燃えゆくはたのしクリスマス青邨【山口青邨】ヤマグチセイソン[1892~1988]俳人。岩手の生まれ。高浜虚子に師事。「夏草」を主宰。写生に根ざした清純・高雅な句風で知られた。句集「雑草園」「露団々」など。今日はお弟子さまのクリスマス茶事に招かれて参上する参加者三名は最寄駅のタクシー乗り場にて待合せ改札口当たりで三名一緒になりタクシーで向かう緑の木々と空が青く広いのか印象的だ建物も洒落て天井がとても高い我が家の二階くらいは優にある汲み出し頂いて席入挨拶のあと四つ椀にて懐石だが献立はクリスマスにちなみ洋風献立だ向付はカルパッチョ汁は蕪の擦り流し煮物椀はアクアパッァ焼物はローストビーフパイ包み預けは鶏とトマトのオリーブソテー強肴は自家製野菜の和え物小吸物は柚千切八寸はホタテ貝のアヒージョと干無花果の...らふそくの

  • 月のひかりしきよければ

    よみ人しらず大空の月のひかりしきよければ影みし水ぞまづこほりける(古今集冬)巻子本古今和歌集カンスボンコキンワカシュウ平安時代後期に書写された『古今和歌集』の古写本。巻子装。伝称筆者は源俊頼だが、書風などから藤原定実を筆者とするのがほぼ定説である。平安古筆の代表的遺品の一つ。(Wikipediaヨリ)大倉集古館に仮名序の完本が収蔵されている33枚の色鮮やかな唐紙胡粉が剥がれ修復されたその後に展覧会があり招待券で想望庵さまと観に行ったずいぶん前のこと…色が美しく綺麗だったことのみ記憶してる今週は忙しかった火曜日は親戚の敏子ちゃんと会ったし水曜日と木曜日と金曜日はお茶のお稽古今日の土曜日は朝日カルチャー出かけてばかりで家のことは何も出来ないまあ今までもずっとそうだったからこれからもそうだ写真はタダさんから頂...月のひかりしきよければ

  • 極月の薔薇の

    極月の薔薇の一輪買ひもどる悌二郎【中原悌二郎】ナカハラテイジロウ[1888~1921]彫刻家。北海道の生まれ。荻原守衛オギワラモリエに傾倒し、強い影響を受けた。大正期の彫刻界の代表的存在。作「若きカフカス人」など。今日は古筆の研究会常信から探幽そして雪舟のお話しその後は宋元画わかったようなわからないような結局わからない難しい以前に聞いたお話しでも覚えていないことが多い予習も復習もせず何でもその日のみ講義に向き合う勉強の仕方は幼い頃から変わらないだからダメなのだが今さら改められない帰り際に辛子さんと歩きながら「お互いのご縁は凛さんが紹介して辛子さんと業躰稽古でご一緒になったのよね」と話していたところビリビリと電話が鳴った凛さんからの電話びっくりこういうの嬉しい写真は渋谷駅ちかく人が溢れてるのでしっかりし...極月の薔薇の

  • 師走の月夜

    炭出しに行けば師走の月夜哉子規今日は新席披露の茶事に招かれていつものメンバーでいそいそと参加するがまたしても時間の勘違い待合せに一時間早く着いた気を付けたのにまた思い込み早い時間はまあいいかこの近くのカフェと探してちょっと洒落たお店に入った浅煎りにしますか深煎りにしますかと尋ねられて浅い方の珈琲をゆっくり味わう待合せ時間になると揃って向かうピカピカの新居キラキラの茶室待合から露地に降り本席へと進むまあ賑やか喧しい逞しい私も含めての客連中定石の茶事の二ときをしばし過ぎた写真はお土産に頂いた師走の月夜

  • 都には忘られにける

    源俊頼都には忘られにける身なれども寒さばかりは訪ね来にけり今日は思いの外寒い日差しは明るいが風が冷たい予定どおり正札会へいくのだがその前にいつものように銀座谷庄へ私はモールの出袱紗を買ったお昼はそば所銀座よし田へ明治18年創業コロッケ蕎麦が有名らしい次はそれを食べようタクシーで東京美術倶楽部へ正札会では同行の二人はそれぞれ買いものした私はなし早めに終わったので忘年会でもと銀座ライオンビアホールへ写真がそれだ混んではいたがすぐ席は取れたビールで乾杯ワイワイがやがや賑やかであるが案外その中はすこぶる心地よいお疲れ様もう一度乾杯都には忘られにける

  • 足音

    待人の足音遠き落葉哉蕪村今日は髪をカットしてそれから出光美術館へ2時の待合せだが1時半頃「今どこ?」と電話があった間違えたのだ待合せは1時まったくよくあるのだこの手の間違いが「日本・トルコ外交関係樹立100周年記念トプカプ宮殿博物館・出光美術館所蔵名宝の競演」12/25(水)まで見たことないような装飾品元の青磁染付類混んでるのでさっーと見たそれからお堀端を歩いて皇居三の丸尚蔵館「公家の書-古筆・絵巻・古文書/皇室の美術振興-日本近代の絵画・彫刻・工芸」会期令和6年(2024)10月29日(火)~12月22日(日)この秋、皇居三の丸尚蔵館で“書の優品"と“御買上"の近代美術が競演!シルバーは無料だその後はパレスホテルへ行ったが混んでるので東京駅までタクシー八重洲のみどりの窓口近くビストロで夕食3,800円の...足音

  • 摺師は知らぬ

    短日や摺師は知らぬ絵の心万太郎【久保田万太郎】クボタマンタロウ[1889~1963]小説家・劇作家・俳人。東京の生まれ。俳号、暮雨・傘雨。東京の下町を舞台に、市井の人々の生活と情緒を描いた。文化勲章受章。小説「末枯うらがれ」「寂しければ」「春泥」、戯曲「大寺学校」、句集「流寓抄」など。今日はクマショウさんちで七事式皆クマショウさんのお道具軸は無事師走だねぇ玄関に掛かる錦絵は名所江戸百景虎の門外あふひ坂あふひ坂は葵坂月と犬と堰がキーワードと出ていた滝のように流れているのは赤坂どんどんと呼ばれていたところで溜池の余った水が石堰を越えて外濠にながれてくるところ大きな水音がするので赤坂どんどんだそうだその滝の上部にある辻番所から「松平肥前守」中屋敷に添って下る坂が「葵坂」辻番所の傍らに葵が植えられていたことに因...摺師は知らぬ

  • 日向ぼこ

    眼の前に脱がれし下駄や日向ぼこ蛇笏飯田蛇笏山梨生まれ明治昭和の俳人今日は読売カルチャーで南方録の講義を受ける覚書四客亭主互いの心持ちいかように得心して然るべきやと問う易の曰くいかにも互いの心にかなうがよししかれどもかないたがるは悪しし得道の客亭主なればおのずから心よきものなり未煉の人互いに心にかなおうとのみすれば一方道に違えばともどもに過ちするなりさればこそかなうはよしかないたがるは悪ししかなう→適う[適]あてはまる。ちょうど合う。ふさわしい。かないたがる→迎合する未煉の人→未熟者有名な言葉だ写真はミーちゃんミーちゃんは最近痩せてしまって背中もガリガリ元気がない日曜日に犬猫病院へ血液検査などしたが内蔵はそれほど悪くないらしい結局歯石がたまって思うように食べられないらしい柔らかい食べ物をあげてるのだけど好き...日向ぼこ

  • 星かゞやける聖樹かな

    雪かゝり星かゞやける聖樹かな青邨山口青邨ヤマグチセイソン[1892~1988]俳人。岩手の生まれ。本名、吉郎。高浜虚子に師事。「夏草」を主宰。写生に根ざした清純・高雅な句風で知られた。句集「雑草園」「露団々」など。(コトバンクより)今日は晴れとても師走とは思えないほど暖かい明るい陽射しを浴びて招かれたお茶事へとウキウキいそいそ待合には大きなクリスマスツリーにたくさんのオーナメント我が家とは程遠い景色どこか外国のお宅のようでと言っても一度も外国に行ったことはないがとてもいい感じ華やぐ嬉しいクリスマス茶会ホワイトクリスマスの白やクリスマスカラーキラキラ光るものなど華やかなお取合せお友達と並んでお客様に座るも楽し癒された茶事の醍醐味を堪能星かゞやける聖樹かな

  • 待人の

    待人の足音遠き落葉哉蕪村今日は食事会で渋谷へ電車が遅れているので山手線の混んでいること夥しい一つ乗り過ごし次ので行ったが日曜日のお昼の品川駅ホームいっぱいに大勢の人それに観光客の荷物や背中のバックの大きいこと恐ろしい圧迫感だ渋谷へ到着まだあちこち工事中渋谷駅南口を出て信号の前で待ち合わせだが待ち合わせ時間にはすでに遅れている焦りながら早足で進むと中央口改札口から出しまった人の流れにのって井の頭線の方向へどんどん進む南口に行きたかったが結局行けずに着いたのは東急プラザの二階電話をしてようやく出会うことができた待合せも楽ではない師走の渋谷は大にぎわいだ今日から12月予約をしてあるイタリアンランチのコースワンドリンク付なのでワインで乾杯前菜に大きめのサラダニンニクとカラスミのパスタ豚肉と野菜の何かケーキと珈琲写...待人の

  • 冬日和

    馳けてゐる少年少女冬日和星野立子いい天気だ小春日和とでも言う日だろう今日はちょっと出掛けて帰りには新橋ビル1号館の地下の焼鳥屋へたどり着く生ビール一杯他の方は生ビール二杯お通しは温泉卵チーズ餃子焼鳥盛り合わせ銀杏二皿ポテトサラダ鶏唐揚げいい気分でバイバイした冬日和

  • あまりにも

    今日は木曜稽古掛けものは大口周魚和歌をよむと虫の音とあるからもっと早い時期に掛けるべきだった11月ではあまりにも遅すぎる失敗したあまりにもにわのむしのねほどちかしまくら移して明日の夜はねむ大口周魚オオグチシュウギョ元治元年4月7日(1864年5月12日)-大正9年(1920年)10月13日)名古屋生まれの歌人、書家、古筆研究家、宮内省御歌所寄人。本名は鯛二タイジ明治から大正時代を代表する歌人明治29年(1896年)8月、京都西本願寺の庫裡の古書の中から後奈良天皇下賜の『西本願寺本三十六人家集』を発見して世に紹介したことは、学界・書道界への一大功績であった。古筆の研究に励み、阪正臣や田中親美らと古筆やその情報を交換しあった。門弟の尾上柴舟も古筆第一主義をとり、周魚の古筆研究への貢献は甚大であった。とウ...あまりにも

  • 森金さんの蕎麦懐石茶事

    今日は森金さんの茶事の水屋ナコさんと二人で担当新蕎麦の頃だ11月12月と蕎麦懐石をすることにした過去の自分のブログを探して発見2018年に経験した蕎麦懐石順なども書いてあるその時を思い出しながら献立や順を検討結果下記の順とは少し異なるが当時の拙ブログを以下に張付けた歳暮蕎麦懐石の茶事年の暮れらしい取り合わせの道具に蕎麦懐石ウコンの風呂敷にお椀をくるみ利休箸を差し込んで客前に運ぶ膳はない風呂敷をひろげる温かいつゆに蕎麦が入っている蕎麦椀を手前に右向に薬味皿左向に蓋を置き懐紙を折って箸置にするまずは薬味を入れて蕎麦を啜る御酒とやきものの盃で一献そのお酒の美味しいこと唸る大皿に蕎麦二度目は冷たいつゆで食べる織部の角皿にだし巻き玉子と染め卸し染め卸しとは普段から自宅でもするが大根卸しの水気をとり醤油をかけたもの蕎...森金さんの蕎麦懐石茶事

  • よしさらば

    藤原定家よしさらば四方の木枯し吹きはらへ一葉くもらぬ月をだに見むよしさらば→仕方がない、それならば。今日は月に一度病院へ薬を貰いに行こうタクシーでサッと到着受付には人が並んでるどうやらワクチンの接種日だったよう普通の診療はお休みで仕方ないこの後は五島美術館の講座に予約をしてるので駅へ向かう空は透きとおる青色上着は着ていたが薄着で出掛けたので寒いピユーピユー風が吹いて寒いまだ時間もあるしユニクロのダウンでも買おうか駅付近は人でいっぱいユニクロのお店も賑やかだ老若男女の大勢の人があちこち元気に動いてる慣れないお店でダウンコートをあれこれ探すけどどうも家にあるのと変わりがない中に着るベストなら良いかなと会計へと向かうがずらっと20名位並んでるとてもとても並ぶ余裕はない止めたみんな外へ出掛けてる元気なんだね早めだ...よしさらば

  • 時雨るか夜の

    草枕犬も時雨るかよるのこゑ芭蕉「山花開以錦」ネットで見たAIによる概要には「山花開いて錦に似たり」は、山々の花が錦のように咲き誇る様子を指し、その花も必ず散ることを知ることも大切であるという意味が含まれています。この言葉は、大龍禅師が「お前は、一刻一刻遷ウツり変わりながら、一瞬の輝きを放ち、そして散っていくこの花たちの素晴らしさがわからぬか?」と問いかけたことに由来しています。大龍禅師は、この花々のように輝き、そして散っていく姿こそが尊い「法身」であると説いています。なるほど今日は木曜稽古昨日より暖かいと聞いたが寒い茶事の案内が届くとぽっと温かくなる時雨るか夜の

  • 菊花令人寿

    菊花令人寿キッカレイジンノコトブキ陶淵明今日は鶴見総持寺にての能の会に行った【奉納總持寺能-能登總持寺祖院復興支援-】番組は仕舞江口江口の君藤波重彦狂言萩大名大名野村萬斎能菊慈童慈童下平克宏懐炉を着けてはいたが寒波が来たとかで寒いコートは脱げないA席だったが舞台が平面で除いても全く見えない回りに立っている大勢のお坊さん達の方がまだ見えたことだろうまあ復興支援だからと普段なら必ず眠るのにずっと目が覚めていたやはり能楽堂で鑑賞するに限る復興支援だからね菊慈童の伝説のあらすじ周の穆王に仕えていた美少年の慈童が、人々から妬まれて流罪となった。流罪の土地で、仏徳をたたえる「偈(げ)」を唱え、菊の葉に書くと、葉に溜まった露が川に流れ、不老不死の霊水になった。それを飲んだ慈童は700年の長寿を保った。この伝説にちな...菊花令人寿

  • 冬日和

    馳けてゐる少年少女冬日和星野立子今日は護国寺の音羽茶会へ濃茶席と薄茶席二席吉兆の食事それにみつ豆席朝の八時には受付の一番前にいたのだが八時半開始とのことでずっと待っていたやっと受付が始まり会記を受け取り茶席へどの席も格調高く立派な道具で濃茶席では正客に軒軒が座り私目は続いて次客になったお陰で瀬戸黒の「大原女」で濃茶を頂戴薄茶席も次客で次茶碗の黒織部にて茶を頂戴した頗るよい日だ写真は吉兆の点心冬日和

  • 茶の花や

    茶の花や利休の像を床の上正岡子規今日は幼なじみの誕生日会ネットで見つけて初めて行く銀座のお店地下一階にあるが知ってる人でないと無理通りすがりではとても入れないシェフドミニク・ブシェが手掛ける隠れ家的な至極のフレンチビストロランチの安いコースを予約コースの最後にはケーキと紅茶満足喋り足りないので銀座5丁目の「喫茶店トリコロールGINZA」珈琲が美味しいいやすいので長居した反省つぎは来年三月写真はランチの二皿目の前菜茶の花や

  • 岡紅葉

    岡紅葉陸奥介平景恒岡辺なる奥手の色はかりあげてほすかとばかり薄紅葉なり香川景恒カガワカゲツネ1823-1866幕末の歌人。文政6年3月21日生まれ。香川景樹の子。公卿徳大寺家につかえる。父の創始した桂園派をつぐ。書にもすぐれた。慶応元年11月16日死去。43歳。初名は景周。通称は式部。号は桂園,東塢亭。家集に「景恒翁歌集」。(コトバンクヨリ)今日は木曜稽古写真は今日の掛けもの和歌を読んで見たが意味不明どこか違ってる読めないのはずっと掛けておくといつか読めるようになりますと先生が仰ってたが岡紅葉

  • 宵月夜

    水仙に狐あそぶや宵月夜蕪村出掛けに木戸の所で水仙の葉が伸びてるのを見つけた花はまだまだ先だろうがまっすぐふっくらと延びた葉っぱ十枚くらいが固まってる水仙は毒だけど葉は先端が丸くて可愛らしい今日はクマショウさんの所で炉になって初めての七事式だ掛けものは「関」花は照葉とまだ小さな椿織部はじきの香合に備前の灰器フクベは生憎無いとのことクマショウさんの茶道具今日はお休みが四名もいて午前午後ともに足りないクマショウさん姉妹も参加してようやく定員の五名になった炭付花月は炭が得意のカズ子さんが月に当たったが灰を撒くのを忘れた濃茶花月は中蓋中終いを忘れた折据の扱いや札のとるタイミング足の運びなど古い人は何十年もやってるのだから初心者にはなかなか難しいもの何でも急には入らない写真はクマショウさんちの細葉ヒイラギ南天黄色い花...宵月夜

  • 冬は来にけり

    藤原定家ふるさとのしのぶの露も霜ふかくながめし軒に冬は来にけりそういえば昨日は立冬今日は綱島のふくもとで食事会先月はお休みしたので久しぶり香り高い松茸がお料理にいくつも出てくるその幸せを堪能したそれから予定にはなかったが五島美術館へ行くことにした特別展古裂賞玩―舶来染織がつむぐ物語展覧会は12/1(日)まで午後四時過ぎ上野毛のお屋敷まわりは人通りもなく静か寒くも暑くもない木々の緑のフィトンチッドの香りに包まれ散歩すると小旅行をしてるかのような解放感その帰りは近くの店でバナナケーキと珈琲で一日は終わり美術館へは行けなかったサクラさん又ね冬は来にけり

  • 海辺紅葉 千種有功

    今日は木曜稽古掛けものは和歌の短冊筆者は千種有功千種有功ちぐさ-ありこと1797-1854江戸時代後期の公卿,歌人。寛政9年11月9日生まれ。正三位,左近衛権中将。歌を一条忠良タダヨシ,飛鳥井家にまなび,香川景樹,賀茂季鷹らとまじわる。嘉永7年8月28日死去。58歳。通称は橘蔭道。号は鶯蛙園,在琴,千々迺舎(ちぢのや)。歌集に「和漢草」「日枝の百枝」など。(日本人名大辞典ヨリ)題は「海辺紅葉」しぐれつる海の笠松・・・・・むこの山辺はうつろいにけり有功ムムムよめないと2015.11.18このブログで書いていた9年経っても読めないところが読めないトホホ海辺紅葉千種有功

  • 炉ひらきに

    炉ひらきに這出たまへきりぎりす許六今日は水曜稽古村雨庵の炉開きだかつては私自身が点前をしたり炉開きの茶事だったり茶会だったり何かしらの行事をしたものだがだんだんエネルギー乏トボしくなって昨今サッコンはなにもしなくなった残念だけどともあれ炉の初めての稽古日香合を炉用に変え香は練香になる炭手前は炭が大きく手前も新鮮だ濃茶点前は中仕舞いがあり気分がガラッと変わる掛けものは「満山紅葉錦」読んだそのままだ実際の風景はまだまだだろう結構寒い一日だった炉ひらきに

  • 炉開き

    炉開きや仏間に隣る四畳半漱石11月になって明日から炉の稽古午前中のカルチャーを戻ってから炉を開いた掛軸を掛け炉ぶちは真塗炉中を清めて五徳を入れる炉の釜をとり出して五徳と合わす風炉は仕舞えるように灰をふるって五徳を外し前瓦に底瓦もまとめておく結構時間がかかったがまだ蓋置や、炭道具など変えなければならないものがあるが、まだできてない何でも変えるのは面倒だが変わると新鮮な気分になる今日は読売カルチャー南方録を勉強順番に南方録を音読する今日は二名ほどだったがボーッと聞いていると進んでしまいどこを読んでるのがわからなくなった利休は村田珠光の草庵小座敷の茶と能阿弥からの書院台子の茶その二つの系統から茶を学んだとのことちゃんと聞いてないと先生から質問が飛ぶので必至で聞いたちょっと目が覚めた写真は横浜そごう九階炉開き

  • 炉開きや

    炉開きやまだ新宅のみなと紙許六森川許六モリカワキョロク[1656~1715]江戸前期・中期の俳人。蕉門十哲の一人。彦根藩士。名は、百仲モモナカ。別号、五老井ゴロウセイ・菊阿仏キクアブツ。漢詩・絵画に親しみ、北村季吟系の俳諧を学んだが、のち芭蕉に師事。編著「風俗文選」「歴代滑稽伝」。(コトバンクより)今日はサカチカさんちの開炉の茶事水屋の仕事を終えて帰る時の西の空美しいので思わず撮った写真サカチカさんの茶室はマンションの一室なんちゃって茶室と本人は言ってる風炉の時は炭手前もちゃんとするが炉は電気だったそれが炭が出きるように直して今日の開炉になったのだ炉開おめでとう開炉の寄付は四条派の通天橋待合は松花堂の和歌本席は江戸初期の大徳寺夢伴子の「関」の偈菓子はとらやの亥の子餅に柿と栗を添える茶事に参加すると客...炉開きや

  • 秋霧の

    大弐三位秋霧の晴れせぬみねに立つ鹿は聲ばかりこそ人にしらるれ紫式部の娘の大弐三位の和歌今日は朝日カルチャーで崩し字の勉強その帰りにいつもの美容院でカット前回はパーマをかけたシャンプーして乾かして調整のカットしたりバリカンで襟足をさらっと整えてヘアワックスみたいなので完成したその間ずっと店長と気持ちよくお話しをしていたのだが家に帰るとふと考えたシャンプーのあとタオルで拭いたがさてドライヤーをかけてくれたのかしら今は乾いてはいるもののとても気になったそうなるとすぐ電話する「今日のパーマのあとドライヤーかけてくれたのかしら記憶がないんですけど」「いえいえちゃんとドライヤーかけましたよ大丈夫ですよ」「はいそうですかわかりました」と切って又よくよく考えたドライヤーを持ってる美容師さんの姿を思い出した私めの間違いなの...秋霧の

  • 村時雨

    むらしぐれ紅葉ながらにふりくれば心とどくやぬらしけるかな筆者は千種有功【千種有功】チクサアリコト[1797~1854]江戸後期の歌人。京都の人。号は千千廼舎ちぢのや。左近衛権中将に至り、堂上派に属したが、香川景樹らと交わって、新風の和歌を志した。歌集「千千廼舎集」など。(コトバンクより)今日は自画賛を掛ける紅葉に時雨の画賛は有功の和歌京都の時雨を詠ったものだろう村時雨

  • 柿傳知友還暦茶事

    知友の還暦茶事着物姿の熟年女性昨年入門の和服の殿方計六名にて賑やかにJRを移動し新宿柿傳へ到着汲出のあと外待合へ煙草盆、桑の田楽箱席入すると本席床は有馬頼底筆藤原定家の詠花鳥和のうち長月の鶉そして書院に光悦の謠本が三冊荘らる懐石向付は萩焼の木の葉坂倉新兵衛鯛に防風生海苔山葵味噌汁は小蕪に辛子煮物椀は萩真丈におかひじき占地焼物は鰆味噌幽庵廣永窯の松絵炊合せは小泉蔵珍の雲錦鉢里芋に鴨団子と絹鞘柚子小吸物は白木耳梅千鳥の盃はほぼ完璧その八寸は子持鮎煮浸し銀杏松葉香鉢鼠志野に柴漬沢庵初炭は長板に一つ置川邉庄造の角釜に風炉は畠山耕治造炭斗、利休好油竹底四方羽帚、野雁火箸、素張カン、石目捻り灰器、青楽灰匙、南鐐香合、乾漆鼓中川正斉香、佐曽良縁高に金沢吉はし銘菊まがき中立して銅鑼で後入濃茶は中置の点前茶入、絵唐津中里太...柿傳知友還暦茶事

  • 遠州の自然こそ

    遠州の自然こそ赤々と朝日は高くサカチカお茶碗研究会へ今日から遠州七窯赤膚焼(大和)古曽部(摂津)志戸呂焼(遠江:遠州)膳所焼(近江)朝日焼(山城)上野焼(豊前)高取焼(筑前)遠州のきれいさびは江戸時代の茶書の和歌織理屈綺麗キッパは遠江トオトオミお姫宗和にムサイ宗旦遠州はきれいキッパ閑寂や枯淡のなかに、その反対の言葉とも思える華やかさや麗しさのある風情のこときれいさびをネットで調べた結果だが何だろう因みに遠州七窯の覚え方とググると拙ブログがヒットする写真は土曜日の蕎麦懐石一緒に食べた三名八十四歳と八十歳の熊さん姉妹と六十八歳の森金さん皆さん超元気遠州の自然こそ

  • 木の葉うつろふ夕月夜

    式子内親王ながむれば木の葉うつろふ夕月夜ややけしきだつ秋の空かな今日は食事会予約した蕎麦懐石の店へ四人で税サービス料込4,000円のお任せランチはじめての場所恵比寿駅の出る改札口を間違えたまったく地図をみてもわからないスカイウオークから4分とあるけどわからないのでうろちょろ予約の時間も近いからエィッタクシー乗ろう乗ろうよ住所を言うと500円でちゃんと着いたカウンターに四名並んで盛り付ける主人の手元をじっと見る先付は南瓜豆腐にズワイガニ青菜は金時草上にハロウインのカリカリが乗っているたれは紅いろ揚げ物は淡路の玉葱と淡路の鱧の天ぷらお椀は平貝と松茸のシンジョにほうれん草と舞茸お造はもどり鰹もみじ鯛、ホタテ貝山わさび自家製のお醤油とニンニクのつけだれ次はお蕎麦北海道のそば粉を使って打ったとか細目のお蕎麦カウンタ...木の葉うつろふ夕月夜

  • 渋柿や

    渋柿やあかの他人であるからは漱石明治三十一年の作だがどういう意味だろう茶事に招かれた御礼に手紙をしたためるが最後に私は「かしこ」または「かしく」と書く恐れ多い、もったいないという意味畏れ多いので謹んで申し上げますそれが形式化して室町時代におんな文ブミに使われているとか「かしこ」は女性用男性用の結語は「恐惶謹言」今日は金曜日いつものクリニック月に一度は診察を受けているのだが今日はインフルエンザ予防ワクチンを接種新型コロナの八回目のワクチンは打たない写真は木曜の稽古の花サカチカさんがいれた花瓢にススキ、ヨメナ、ホトトギス渋柿や

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