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村雨庵 茶の湯日記 https://blog.goo.ne.jp/tukiduki

日々是茶の湯

ざーっと降ってカラッと上がる通り雨が村雨 まあ 暫し雨宿りにお寄りあれ

その他趣味ブログ / 茶の湯・茶道

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村雨庵
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2009/04/21

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  • 逢坂山の霞めるは

    西行わきて今日逢坂山の霞めるはたち遅れたる春や越ゆらん今日は帝国ホテルレ、セゾン倍様にご馳走になった恐縮この上ないお料理のあとのデザートが実に美味しい胃の具合を心配したが完全に別腹で完食したニットのワンピースのお腹が気になるタクシーで新しくなった畠山美術館へ直行若い時にはお茶会でよく参加した懐かしい場所展示は冬季展開館記念展Ⅱ琳派から近代洋画へ―数寄者と芸術パトロン即翁、酒井億尋~3月16日(日)「次郎左衛門雛」光悦の茶碗乾山の色々抱一も数々当館が誇る、琳派の歴史を彩る名品が勢ぞろいとホームページにあったお腹も喜び眼も喜ぶこれでは痩せるはずはない逢坂山の霞めるは

  • 早春のたび

    宮沢賢治ひるもなほ星みるひとの眼にも似るさびしきつかれ早春のたび今日は恵比寿で食事会昨年一度行ったことのあるお蕎麦屋さんお昼は四千円前菜は鴨とネギとお豆腐に煮凝り揚げ物蕗の薹コロッケとアスパラの天婦羅お椀平貝のシンジョにワカメお造りは鯛と他で五切れその後に湯で立てのお蕎麦大中小盛りを選べる昨日の夜食べすぎたせいで胃の具合がわるく夜中に目が覚めた揚げ餅の食べ過ぎ今日の食事会へ無事に行けるか本気で心配したが朝目を覚ますとまあまあの調子朝ごはん抜きで出掛けたお蕎麦は中盛にして隣の倍様にお分けしようすると後で良いですよと仰るのでたべ始めるとスルスルと完食おすそわけの事はすっかり忘れて注意されたごめんなさいと言うことは胃は元気になったということ体調が悪いと楽しくないから馬鹿食いは止めよう食事のあとは珈琲タイム恵比寿...早春のたび

  • 春や鏡のうらの梅

    人も見ぬ春や鏡のうらの梅芭蕉今日は社中のお茶事安居の会亭主は雪さん正客は秋さん数先生と熊姉妹の四名水屋はサカチカさんとタイさん初心者用の茶事なので私は席中での指導と打ち水をする久しぶりの茶事少しでものんびりすると打ち水のタイミングが遅れる亭主の雪さんはお点前も挨拶もいつも以上に堂々と落ち着いてる初炭から懐石菓子で腰掛けに中立今日は2月にしては春めいて気持ちがよいだろう銅鑼で席入社中の会なので和気藹々濃茶の最中はお昼寝時間と化した半刻以内に茶事は終えた茶事を終えるとお菓子を食べるそれも異常に食べてしまった夕御飯はブリと鯛の焼魚をペロっとたべ竹の子とウルイの酢味噌和二人前くらいを完食そこで止めておけばよいが揚げ餅あられ一袋を一気に行ってしまったやめられない困り者だ春や鏡のうらの梅

  • 下もえをうらからのぞく土橋かな

    下もえをうらからのぞく土橋かな千代女昨日の茶会の菓子は末富の銘下萌え美味しく美しかった今日は火曜日明日は社中の小さな茶事をひらくのでその支度九時にサカチカさんがきてチェックリストから台所の調理道具をチェックそれと料理の材料と調味料のチェック家で茶事をしなくなってからどのくらい経ったかかつては懐石の料理教室をひらいていたので道具も色々あったが2020年の1月が最後その後は自宅で料理することはほとんど無いサカチカさんはチェックをしながらそれらの道具を大きなかごにまとめた頭がいいね感心した10時になったのでお茶でも飲まないと言うと叱られたそうねゆっくりしていたのでは仕事は終わらないお昼前まで頑張ってその後は魚屋に頼んだ魚をとりにいきサカチカさんは下拵えをするため家に帰った後は私はするべき事がんばるボーッとしてる...下もえをうらからのぞく土橋かな

  • 紅梅や

    紅梅や文箱差出す高蒔絵漱石今日は広尾にて茶会濃茶薄茶ともにとても良かった茶会記を近くのハンバーガーのお店で仕上げて満足その後は根津美術館「武家の正統片桐石州の茶」わりと空いていたのでゆっくり拝見係の人がお静かにと言いたげに私たちのそばを行き来してその時だけ静か茶杓がたくさん展示され拝見するも見ごたえありこれも満足紅梅や

  • 百千鳥さへづる春は

    読み人知らず百千鳥さへづる春はものごとに改アラタマれども我ぞふり行く(古今和歌集)たくさんの鳥が楽しげにさえずる春は、見るもの聞くものすべて新しくなるけれど、私だけが春が来るたびに古くなっていく。と解釈がネットに出てた今日は何もない昨日の茶会の会記など眺めてる薄茶席の寄付一白庵茶杓が飾ってあった尾張徳川家伝来三鳥之茶杓の内とあり八代小堀宗中作共筒歌銘百千鳥これは古今伝授の切り紙三木三鳥の三鳥の一つ他に小堀宗本作の「呼子鳥ヨブコドリ」宗中の次男で後の権十郎と呼ばれた蓬露は「稲負鳥イナオオセドリ」…だったと思うが写真は三友居の点心お菓子は美濃忠の「折挿頭オリカザシ」百千鳥さへづる春は

  • ほのぼのと

    柿本人麿ほのぼのと明石の浦の朝霧に島隠れゆく舟をしぞ思う今日はお茶会熱海のMOA美術館にての光琳茶会品川から新幹線こだまで向かう昨年は自由席で行ったが間違えてひかりに乗ってしまい大慌て間違えないように今年はちゃんと指定席をとった寒気が来てると言うが熱海は寒さが少し和らいでいるようだ濃茶から続けて薄茶席に入りお昼少し前にお昼三友居の点心最後にもう一席薄茶席この頃ちらほらと風花が舞ってきたなんと風雅な景色ほのぼのと

  • 雪の色を奪ひて咲ける梅の花

    大伴旅人雪の色を奪ひて咲ける梅の花今盛りなり見む人もがも今日は水曜稽古寒波がやってきて寒い来週茶事の亭主をする雪の輪さんが露地つくばい腰掛の掃除をしてる村雨庵での茶事茶会はしばらく開催してないので庭は自然のまま掃除は大変だ寒いから適当に休んで適当に終えてねと言っても庭仕事はやり始めると止まらない結構楽しく結構達成感寒さも忘れたと…お粗末な狭い庭だが掃除のあとは清々しい写真の掛けものは竹に雀筆者は晴川院養信セイセンインオサノブ狩野養信カノウオサノブ1796-1846江戸時代後期の絵師。木挽町家狩野派9代目。通称は庄三郎。号は玉川、晴川院、会心斎。雪の色を奪ひて咲ける梅の花

  • 中々に谷の細道埋め雪

    西行中々に谷の細道埋め雪ありとて人の通ふべきかは今日は茶会お酒とお料理その後でお濃茶とお薄六本木から徒歩11分前回はタクシーだったので歩いて向かうはちょっと心配地下鉄の出口もたくさんあるタクシーで行くには余計に時間がかかるかも急ぎ足早足10分前には到着楽しい茶会だったまた行きたい中国の唐末から五代の禅僧五家七宗の一つ雲門宗の開祖雲門文偃ウンモンブンエンが修行僧から「仏とは何か」問われて言った答えが「乾屎橛」カンシケツ今日の茶杓の銘雲門文偃ウンモンブンエン諡は大慈雲匡聖宏明大師「乾屎橛」カンシケツ…とは字の通り橛ケツとは杭、棒のことあとは想像されたし浄不浄や優劣、貴賎等の区別を認めない姿勢。乾屎橛を不浄とみなして嫌悪してはならず。と言う意味らしい禅問答は難しい中々に谷の細道埋め雪

  • 八重の紅梅さきにけり

    源実朝わが宿の八重の紅梅さきにけり知るも知らぬもなべてとはなむ今日は淡交会へ久しぶりださて何年前か自分のブログで調べると2010年11月中野サンプラザの淡交会へ行ったとある開催の会場が変わって三軒茶屋の人見講堂になったが行ったことがないので私目と古志ちゃん森金さんに連れていってもらった駅から歩くとにかく真っ直ぐ行くと言われても行ったことなければ心配一度行くとなんと言うことはない皆さんの後をついていけばたどり着くが初めては何でも心細い先達がいてこそと徒然草にもあるではないか52段少しのことにも、先達はあらまほしきことなり森金さん有難う帰りは写真のお店でピザセットを食べた場違いな感じ八重の紅梅さきにけり

  • 軒端の梅や盛りなるらむ

    旅宿梅基弘草まくらかりねの床のにおふかな軒端の梅や盛りなるらむ基弘とは二条基弘ニジョウモトヒロ安政6年10月25日〈1859年11月19日〉-昭和3年〈1928年〉4月4日)日本の華族。宮中顧問官、正二位勲二等公爵となる。九条尚忠の八男で、従兄・二条斉敬の養子となる。1890年(明治23年)9月から1920年(大正9年)1月まで貴族院議員を務める。斉敬の実子である二条正麿男爵は義弟。(ウィキペディアより)今日は木曜稽古二月は大炉初炭と後炭が面白い軒端の梅や盛りなるらむ

  • まづ咲やどの梅の花

    山上憶良春さればまづ咲やどの梅の花ひとり見つつや春日暮らさむ写真は名所江戸百景蒲田の梅園歌川広重安政4年(1857)刊歌川広重は「名所江戸百景」で、2つの梅園を描いている。「亀戸の梅屋舗」と「蒲田の梅園」だ。京浜急行の梅屋敷駅(東京都大田区蒲田)の近くに、聖蹟蒲田梅屋敷公園という和風庭園がある。文政年間(1818〜1831)に、道中の常備薬「和中散」を商っていた山本久三郎が、売薬所の敷地に沢山の梅の木を植え、茶屋を開いたのが始まりとされている。広重の時代、梅が咲く頃には多くの見物客が訪れたらしく、その賑わいの様子が描かれている。絵の中に幾つかの石碑が見られるが、俳句好きの久三郎が多くの句碑や里程標を置いたのだそうだこの絵が描かれた約10年後、明治天皇が行幸の際に立ち寄り、お気に召され、以後も幾度か訪れたの...まづ咲やどの梅の花

  • あかねさし出づる 光には

    菅原道真天の原あかねさし出づる光にはいづれの沼かさえ残るべき今日は建国記念日で祭日思ったより風が強く寒いサカチさんちでお茶事がある水屋は私とタマちゃんタマちゃんは二回目で汲出し待合のタバコ盆の火入薄茶の火入をつくり飯椀のご飯の一文字にチャレンジ案外難しい花は山茱萸曙椿花入は大橋秋二の旅枕大橋秋二オオハシシュウジ1795-1857江戸時代後期寛政7年生まれ安政4年10月20日没62歳医者だったが尾形周平に陶法をまなび晩年は美濃養老山に窯をひらき,養老焼とも秋二焼とも言った写真は佐賀県の尾崎人形で堂内天神と呼ばれるものだあかねさし出づる光には

  • 水の白波

    西行降りつみし高根のみ雪とけにけり清瀧川の水の白波今日は森金さんとふたり予約してあった東京港区の茶会へ2時の席ゆえすぐに点心お料理は綺麗お腹も満足金団の菓子を食べて濃茶席へ輪無二重切に紅梅と加茂本阿弥濃茶を頂き薄茶席へ点出しの薄茶をゆっくり味わう帰りは地元で一休みケーキセットでもと思いつつサンドイッチにスイーツとサラダあとで紅茶が来るこれでは痩せない食べ過ぎなのは否めない水の白波

  • まづ咲やどの梅の花

    山上憶良春さればまづ咲やどの梅の花ひとり見つつや春日暮らさむ水曜日にアイテラ氏が持ってきた梅の花いまだに馥郁と香ってる今日は朝日カルチャーその帰りは髪をカットする短いので寒い風邪を引きそうだカルチャーはお昼に終わるのでそのままカットの予約した美容院へお昼を食べる時間を考えてなかったのでお腹がすいた朝はチンするスープだけ(お腹がすいた)「お腹がすいた」と頭はこの言葉でいっぱいだカットの後は急いで駅前の喫茶店でランチ茄子となんやらのトマトスパゲティサラダと珈琲がついて千円カウンターの席だったがもっとゆっくり食べたかったお昼の食事も大切滋賀県のミホミュージアムにて古筆の展覧会が開かれると3月15日(土)-6月8日(日)うつくしきかな―平安の美と王朝文化へのあこがれ―行ったことがないので行ってみたい写真は頂いたチ...まづ咲やどの梅の花

  • 猶ふる雪の寒ければ

    源実朝かきくらし猶ふる雪の寒ければ春ともしらぬ谷のうぐひすかきくらし→掻き暗す(読み)カキクラス1空を曇らし、暗くする。雨や雪が、空が暗くなるほど強く降る。2心を暗くする。悲しみにくれる。今日は木曜稽古わが家は寒いエアコンだけでは寒い寒い一尺八寸の大炉を開けてもうひとつ一尺四寸の炉を開けるそれでも寒いが炭が入るとほんのりじんわり温かくなる大炉の方が空気の流通がよいらしく炭が早く燃えるようだポカポカとなるには時間がかかるが炭手前は欠かせない逆勝手の稽古はいつでも可能だが大炉は二月のみだ初炭濃茶後炭薄茶一通り稽古しよう炭斗の炭の組み方は炉の右に置くときは常と同じように組む大炉は右炉の左に置くときは左右逆に炭斗に組む八炉すべてに置いて共通羽根カン箸香合かまの蓋羽根カン箸は近い手で取り置くが香合のみ必ず右手で取り...猶ふる雪の寒ければ

  • 池田より

    池田より炭くれし春の寒さ哉蕪村今日から大炉初炭濃茶薄茶の稽古後炭は今日は誰もしてないもうひとつは逆勝手の稽古裏千家は客付の足で敷合せを越すことになっているので茶道口にて挨拶行く方の足を立てる大炉、逆勝手は左足を立て後ろの右足を敷居まで進め客付左足で入る帰りは壁付の足をたて立ち立てた左足の踵を壁の方に動かし右足を進めて客付左足で敷合わせを越える初めの足を間違えなければあとは大丈夫大炉も逆勝手も右か左かと常より考える集中して考えると寒さのことは忘れるそうだそう習ったので二月八月は逆勝手の稽古だ池田より

  • 花とや見らむ 白雪の

    素性法師春たてば花とや見らむ白雪のかかれる枝にうぐひすの鳴く今日は読売カルチャー南方録雪の会十四易云うに雪の会は何とぞ足あと多くならぬよう心得べし飛び石の上は水にてそっと消し手水鉢の水は入れないわけにはいかないので見よきように水をかけて消すべしただし手水鉢の石やその回りの木々などに景色おもしろく降り積もればそのままにして手水は腰掛けにて片口にて出すもよしとある露地の手水鉢を使えないときは腰掛で片口を使ってもよいよということか片口とはそそぎ口のついた鉢とあるが大きなものでないと用をなさない懐石に使うような想像している鉢とは違うのか花とや見らむ白雪の

  • 春立つけふの風やとくらん

    紀貫之袖ひちてむすびし水のこぼれるを春立つけふの風やとくらん今日は柿伝にて日本陶磁協会のお茶と酒器を楽しむ会席主は加藤亮太郎さん加藤卓夫さんのお孫さん掛けもの茶杓は荒川豊三の銘は福寿草茶碗がたくさん登場しあとで手にとって拝見できる加藤亮太郎の四碗私が飲んだ茶碗は加藤清之作他に鈴木五郎黒織部宮永東山青磁鎬文鈴木三成青磁原清天目釉中里隆原田拾六小池頌子前田正博林邦佳金重有邦中島晴美三輪休雪滝口和男前田昭博神農巌三原研市野雅彦今泉今右衛門伊藤秀人伊勢崎晃一郎新里明士桑田卓郎現代の陶芸家の茶碗が並ぶ知ってる名前知らない名前勉強になるお茶のあとは柿伝の点心これも良し春立つけふの風やとくらん

  • 節分か

    節分や八百八町月の辻野村喜舟今日は根津美術館へ天気予報は東京も雪かでも冷たい雨の中九時半に到着予約は十時だが予約しなくても並べば入れるようだ開くまで待とう企画展は2月9日まで「古筆切-わかちあう名筆の美」【仮名の頂点】「高野切」行成の「大字朗詠集切」「伊予切」宗尊親王の「上東門院彰子菊合残巻(十巻本歌合)」小野道風の「小島切(斎宮女御集断簡)」「本阿弥切(古今集切巻第十八断簡)」最近眼がわるく展示の文字が見えない後でカタログを買おう表具のきれの凄いこと軸の象牙の美しさ古筆の名品に粗末な裂を使うことは皆無あとでカタログと思ったがない鑑賞シリーズの古筆を勧められたが家にあるはずなので鑑賞シリーズ3金蘭・緞子を買った美術館に行ったら復習すると良いのだけどまずはお昼を食べてお喋りケーキセットを頼んでお喋りこれが楽...節分か

  • 父の猫背

    豆を撒く父の猫背を夢に見て太田鴻村今日は節分茶会虎ノ門のながさか今日と明日と2日間明日は雪かもとか今日で良かった第一席は六名御正客は東京の著名なお坊様点心は招福楼早く行けば早く帰る帰りは新橋いつもの喫茶店これも早めに帰るが楽だ父の猫背

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