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村雨庵 茶の湯日記 https://blog.goo.ne.jp/tukiduki

日々是茶の湯

ざーっと降ってカラッと上がる通り雨が村雨 まあ 暫し雨宿りにお寄りあれ

その他趣味ブログ / 茶の湯・茶道

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村雨庵
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2009/04/21

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  • 露にやつるる藤袴

    源氏物語・藤袴おなじ野の露にやつるる藤袴哀れはかけよかごとばかりも今日はお茶碗研究会八月は夏休みだったので久しぶりだ先生ともお話しできて嬉しい手帳を出そうと思ったらぎゅうぎゅうのバックの中からテレビのリモコンが出てきた探していたのだが見つからなかったのでビデオのリモコンで操作していたがなんとなんと今日は備前伊賀信楽を勉強信楽に耳なし伊賀に耳ありわからんものは丹波と思え写真は今日の山葡萄のバック茜さんからのプレゼント露にやつるる藤袴

  • 悲しき頃の蟲の聲かな

    赤染衛門有明の月は袂タモトになかれつつ悲しき頃の蟲の聲かな今日は日曜日茶室を掃除して掛軸を変えて花をいけた急に寒くなったのに足を布団から出していたからかふくらはぎがつってしまい目が覚めた横の『大和言葉使い方図鑑』にふくらはぎを「腓」コムラというらしい他に「盆の窪」ボンノクボは首の後ろ側の中央のくぼんだところ「膕」ヒカガミは膝の後ろのくぼんだところ膝の裏、よぼろとも言う「胛」カイガネは肩甲骨のこと貝殻骨とも言う肩甲骨の甲はもともと胛と書いてあったその胛を訓読みするとカイガネ「踝」クルブシは足首の関節の両側の骨がでてるところ「頤」オトガイは下あごのこと頤オトガイが落ちるは寒さに震える、とても美味しい、口数が多いという意味おとがいを吐くとは悪口を言うと言う意味いずれも使ったことはないが「項」ウナ...悲しき頃の蟲の聲かな

  • かたぶく月の惜しきのみ

    藤原定家明けば又秋のなかばも過ぎぬべしかたぶく月の惜しきのみかは今日はサカチカさんの茶事マンションのひと部屋を茶室にして茶事を披らき今回で五十回め社中にその記念の茶事の誘いがあった今日はそのサカチカさんちの茶事私めは正客主菓子はとらやの金団銘は栗粉餅クリコモチ干菓子は亀屋良永の月あかり亀屋友永の松露の栗菓子器は砂張掛子盆茶事はいいね!かたぶく月の惜しきのみ

  • 山鳥の

    山鳥の枝踏かゆる夜長哉蕪村今日は食事会予報は大雨だったがほぼ小雨のみ9月は菊月菊黄交趾に鮭の酢の物汁までのむ八寸どれも良し鱧と松茸の土瓶蒸し出汁の至福お造りは美麗飛騨牛と南京饅頭あつあつ銀だらと松茸のカリカリ揚げフワフワ松茸ご飯ナメコ汁香の物満腹だが完食お菓子は栗きんとん今日は六名にて賑やかな食事会山鳥の

  • 篠のをすすき

    寂蓮秋の色も野辺のみどりにこもるらむ結びな果てそ篠のをすすき今日は一年に一度手術した整形外科の病院へ行く水曜稽古はお休みさせてもらって久しぶりに病院へ診察カードをいれると検査項目が書いてあり先にレントゲンを撮りに向かうどこでも生年月日を言わされて確認確認名前で呼ばれずずっと最後まで受付の番号今日は388番病院だから仕方ないが具合の悪い人が、沢山いてちょっと辛いやっと呼ばれて先生にご挨拶診察では異常無し緊張が解けたまた来年同じ頃の予約篠のをすすき

  • 秋の色

    藤原定家いこま山あらしも秋の色にふく手染のいとのよるぞかなしき今日は夕去りの茶事へ汲出のあと腰掛けで迎付席入床は花挨拶が済みすぐ懐石終えると初炭風炉中拝見縁高に主菓子は葛焼席を出ると足元に手燭客ら仲良く腰掛に戻る中立のあと迎付手燭の交換席入は灯りとともに後座は別世界掛物手燭の灯りで拝見灯りは短檠濃茶続き薄茶にじり口にはご亭主のお見送りまたも気づかず帰ろうとすは幽玄の世界を堪能するも瞬時に途切れる集中力あとはこれから手紙を書かねば寝られない秋の色

  • トウモロコシの焼けるにほひ

    石川啄木しんとして幅広き街の秋の夜の玉蜀黍の焼くるにほひよ今日は27年間使った冷蔵庫が壊れたので新しい冷蔵庫が届く冷蔵庫の中身は昨日のうち冷凍庫は今朝みんな出した玄関から階段にある邪魔者額とか飾ってある露地笠も邪魔そうなお札や飾り物昨日のうち片付けた朝の9時半木戸の戸が半分空かない冷蔵庫が通るかしらはじめに古いのを下ろそうと言うので手伝いの人と電気屋のおじさん二人とも私と同じくらいだろうか戸をはずさないと冷蔵庫が部屋から出ない二人がかりで階段をひとつづつ下ろす三十分くらいかかったが何とか外に出た次は新しい冷蔵庫と冷凍庫を運んで十時半くらいには皆終わった木戸や階段を壊さず家も壊れないですんだので安心したほっとして下の座敷に締め切りにしたミーちゃんなんと襖が少し開いているものの出し入れで玄関は開けっ放しその間...トウモロコシの焼けるにほひ

  • わびしき声に松虫ぞなく

    紀貫之秋風のややふきしけば野をさむみわびしき声に松虫ぞなくさむみ秋は何処へいったか今日も暑いお彼岸の二日目午後からお坊さんが棚経にみえる仏壇の電気のろうそくをたくさん灯して過去帳の日付を二十日に変えるお布施の支度薄茶を差し上げるのでお菓子の用意お膳にのせて布巾を掛けておく母も祖母もお彼岸やお盆になると仏壇を清めて金属の仏具は金属磨きでピカピカにしていた今はくすんだままだ蝋燭の火をつけお線香を焚く2時頃お坊さんがいらした多分有難いお経を上げてくださり終わるとお菓子を召し上がるその間に薄茶の用意ティファール80度でシャカシャカ釈迦釈迦お彼岸だ写真は京都迎賓館わびしき声に松虫ぞなく

  • 秋の夕暮れ

    寂蓮法師村雨の露もまだひぬ槇の葉に霧立ちのぼる秋の夕暮れ今日は木曜日稽古掛けものは三夕の歌の画賛賛は大国隆正オオクニタカマサ1793~1871江戸末期の国学者。石見の津和野藩士。江戸の生まれ。姓は今井、のち野之口。平田篤胤に国学、昌平坂学問所で古賀精里に儒学を学んだ後、文人墨客と交わる。また、村田春門に音韻学を学び、長崎に遊学し洋学を修めた。著「六句歌体弁」「古伝通解」など。(コトバンク)寂蓮さびしさはその色としもなかりけり槙まき立つ山の秋の夕暮れ西行心なき身にもあはれは知られけりしぎ立つ沢の秋の夕暮れ定家見渡せば花も紅葉もなかりけり浦の苫屋の秋の夕暮れ秋になると毎年何となく思いだし口ずさむ秋の夕暮れ所々忘れてたどたどしいが年相当だろう秋の夕暮れ

  • 心の色も変りけり

    西行思ひそむる心の色も変りけり今朝秋になる夕暮の空今日は茶会京都の桐陰席着物を着て7時に朝食ホテルの朝食バイキング普段とらないタンパク質を多めに取ってタクシーで向かう二席目に入れた流石桐陰席伝来のお道具は素晴らしく言葉は交わさずとも道具が語ってくれる感服眼福満足したすこぶる気分はよいまだ午前中時間があったので野村美術館へまだ時間がある京都はまだ暑いそぞろ歩いてかき氷のあるカフェへ小倉抹茶かき氷美味しかったし涼しくなった帰りの新幹線の時間を早め夕方には家に着いた夜は雷かなったり雨が降ったりはじめの予定だったらキット降られていた心の色も変りけり

  • 雲がくれにし 夜半の 月かな

    紫式部巡りあひて見しやそれともわかぬ間に雲がくれにし夜半の月かな今日は朝九時十分の新幹線で京都へお昼前に到着荷物を預けてから頼んであったハイヤーで樂美術館次は相国寺承天閣美術館それから予約してあった京都迎賓館一度ホテルに戻って予約してあったお店で夕食京やさい料理接方来京都駅ビル店美味しかった品川からの新幹線は冷房が効きすぎ寒いくらい京都駅は熱かった頼んだハイヤーは涼しく樂美術館ものんびり拝見相国寺承天閣美術館は車だと奥まで入れて楽チン大きなドアの前に立つと大きな自動ドアがガッーと開く中にあるは唐物さすがの名品揃いだ眼福眼福見ごたえありまた必ず来たい今日は満月京都駅八条口から見る月満月美しかった写真は今日石山寺で行われた名月茶会参加した友人が送ってくれた雲がくれにし夜半の月かな

  • 照れる月夜の

    大伴坂上郎女ぬばたまの夜霧の立ちておほほしく照れる月夜の見れば悲しさ今日は有楽町の出光美術館へそれからお昼を食べて丸の内の静嘉堂美術館セイカドウビジュツカン東京都千代田区丸の内2-1-1明治生命館1F東京メトロ千代田線「二重橋前駅」3番出口直結JR「東京駅」丸の内南口より徒歩5分JR「有楽町駅」国際フォーラム口より徒歩5分特別展「眼福―大名家旧蔵、静嘉堂茶道具の粋」11月4日まで出光美術館から徒歩お昼は丸の内スペイン料理のADRIFTbyDAVIDMYERSアドリフトバイディビッド日比谷駅・二重橋駅から徒歩2分。照れる月夜の

  • まつちの山の女郎花

    小野小町たれをかもまつちの山の女郎花秋をちぎれる人ぞあるらし冷蔵庫が壊れてるらしいバターが柔らかい冷凍庫は冷えてるけど買い換えないとだめだろうでも家がせまいので家の階段を降りれない家から出られない考えると頭が痛い忘れて寝よう取り敢えずアイスクリームを食べておこう冷凍庫も空にしないとまつちの山の女郎花

  • 秋の色も

    寂蓮秋の色も野辺のみどりにこもるらむ結びな果てそ篠のをすすき今日は水曜稽古一日ずっと暑かったね稽古は朝は九時から夜は九時まで各自生徒の稽古時間は2時間~3時間で入れ替わる稽古時間割りは年末まですでに入ってるなんとまあ時の過ぎるのが早い早い今日の掛けものは清風万里の秋昨夜一声雁清風万里秋(禅林句集)のように対句になっている写真は有楽町秋の色も

  • 夜半の秋

    甲賀衆のしのびの賭や夜半の秋蕪村今日は自宅でお習字教室午前中にサクラさん午後には園さんと古志ちゃんが来た昨日九州から帰った森金先生の優しい添削を受けてた三色紙の一つ寸松庵色紙は堺南宗寺の襖に貼られていたものの一部を佐久間将監真勝が入手し、大徳寺に寸松庵という茶室を建て収めたという。つれの全てをも寸松庵色紙と呼ぶ。寸松庵色紙は力強く勢いのある運筆、豊かで美しい線、すっきりと洗練された余白と連綿。だそうだ昨日は月曜日渋谷を通ってお勉強に出かける行きも帰りも凄く混んでるので早足でどんどん歩くのだがスムーズに歩けない写真は渋谷の信号向こうにスクランブル交差点が見える夜半の秋

  • 月みで寝べき 心ちこそせね

    和泉式部たのめなる人はなけれど秋の夜は月みで寝べき心ちこそせね今日は茶道具屋さんへ開店と同時一番に入って展示のお道具を拝見お茶席でゆっくり薄茶を頂いた使われた道具が回って拝見するお昼頃にはお店を出て新橋亭で昼食終えると二時すぎまだ早いので出光美術館へ出光美術館の軌跡ここから、さきへ物、ものを呼ぶ─伴大納言絵巻から若冲へ開催期間2024年9月7日(土)~10月20日(日)出光美術館は、帝劇ビルの建替計画にともない、令和6年(2024)12月をもって、しばらくのあいだ休館することとなりました。物、ものを呼ぶ―このタイトルは、陶芸家・板谷波山(1872-1963)が当館の創設者・出光佐三(1885-1981)に対して語った言葉に由来します。それは、「なんらかの理由で別れ別れになっている作品でも、そのうちのひとつ...月みで寝べき心ちこそせね

  • 行きかふ空の通ひ路は

    凡河内躬恒オウシコウチミツネ夏と秋と行きかふ空の通ひ路はかたへ涼しく風や吹くらむついつい口ずさみたくなる季節になったようだ今日は九月四日9月4日は、心を注ぐ急須の日、供養の日、くじらの日、串の日、くしの日、クラシック音楽の日、関西国際空港開港記念日。水曜稽古一行物を掛けみな四ケ伝の稽古をしているさて薄茶は何をするかしら流し点か茶箱のどれか暑さが今日は少し凌げたせいか点前もゆったりと優雅に見える茶の稽古は秋に相応しい写真は八月のトーハク行きかふ空の通ひ路は

  • 獨やねなむながきこの夜を

    源実朝秋風はやや肌寒くなりにけり獨やねなむながきこの夜を今日は読売カルチャー侘び道具の定義村田珠光は山上宗二記にて「わら屋に名馬をつなぎたるがよし」利休は茶話指月集で「数寄に出す道具は、栗に芥子をまぜたるように組み合わするが巧者也」とのことだ禅茶録では禅茶に用いる器物は美器・珍器・宝器・旧器ではなく、円虚清浄の一心を現した器を扱う。のだとあるがあまり意味がわからないただ因は必ず果に至るもの悪に染まれば、悪所におもむき、善を好めば、善所へ導かれるのが道理である。ゆえに、ひたすら勇猛心を奮い立て、熱心に禅茶の工夫を尽くせば、現世では牢獄に繋がれることを免れ、死しては三途の門を閉じ、昇天得道は疑いもなし。かくのごとく、成就したものが天地同一円照清浄の宝器なり。こっちは解るようなわからないような勉強したぞという気...獨やねなむながきこの夜を

  • 三日月見れば

    大伴家持振り放サけて三日月見れば一目見し人の眉引き思ほゆるかも空を仰いで三日月を見ると、一目見たあの女(ひと)の眉を思い出します。今日の「ダーウィンが来た」走る惑星地球画面には時速50キロ以上最速の猿ハタスモンキー走る走るうちの猫ミーちゃんが釘付けでテレビを見ている珍しい今日は文の会ワインとおつまみパスタ2種類丁度いい読書会は夏休み集中力は全くなくお喋りばかりでグダクダ三日月見れば

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