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村雨庵 茶の湯日記 https://blog.goo.ne.jp/tukiduki

日々是茶の湯

ざーっと降ってカラッと上がる通り雨が村雨 まあ 暫し雨宿りにお寄りあれ

その他趣味ブログ / 茶の湯・茶道

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村雨庵
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2009/04/21

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  • 村時雨

    むらしぐれ紅葉ながらにふりくれば心とどくやぬらしけるかな筆者は千種有功【千種有功】チクサアリコト[1797~1854]江戸後期の歌人。京都の人。号は千千廼舎ちぢのや。左近衛権中将に至り、堂上派に属したが、香川景樹らと交わって、新風の和歌を志した。歌集「千千廼舎集」など。(コトバンクより)今日は自画賛を掛ける紅葉に時雨の画賛は有功の和歌京都の時雨を詠ったものだろう村時雨

  • 柿傳知友還暦茶事

    知友の還暦茶事着物姿の熟年女性昨年入門の和服の殿方計六名にて賑やかにJRを移動し新宿柿傳へ到着汲出のあと外待合へ煙草盆、桑の田楽箱席入すると本席床は有馬頼底筆藤原定家の詠花鳥和のうち長月の鶉そして書院に光悦の謠本が三冊荘らる懐石向付は萩焼の木の葉坂倉新兵衛鯛に防風生海苔山葵味噌汁は小蕪に辛子煮物椀は萩真丈におかひじき占地焼物は鰆味噌幽庵廣永窯の松絵炊合せは小泉蔵珍の雲錦鉢里芋に鴨団子と絹鞘柚子小吸物は白木耳梅千鳥の盃はほぼ完璧その八寸は子持鮎煮浸し銀杏松葉香鉢鼠志野に柴漬沢庵初炭は長板に一つ置川邉庄造の角釜に風炉は畠山耕治造炭斗、利休好油竹底四方羽帚、野雁火箸、素張カン、石目捻り灰器、青楽灰匙、南鐐香合、乾漆鼓中川正斉香、佐曽良縁高に金沢吉はし銘菊まがき中立して銅鑼で後入濃茶は中置の点前茶入、絵唐津中里太...柿傳知友還暦茶事

  • 遠州の自然こそ

    遠州の自然こそ赤々と朝日は高くサカチカお茶碗研究会へ今日から遠州七窯赤膚焼(大和)古曽部(摂津)志戸呂焼(遠江:遠州)膳所焼(近江)朝日焼(山城)上野焼(豊前)高取焼(筑前)遠州のきれいさびは江戸時代の茶書の和歌織理屈綺麗キッパは遠江トオトオミお姫宗和にムサイ宗旦遠州はきれいキッパ閑寂や枯淡のなかに、その反対の言葉とも思える華やかさや麗しさのある風情のこときれいさびをネットで調べた結果だが何だろう因みに遠州七窯の覚え方とググると拙ブログがヒットする写真は土曜日の蕎麦懐石一緒に食べた三名八十四歳と八十歳の熊さん姉妹と六十八歳の森金さん皆さん超元気遠州の自然こそ

  • 木の葉うつろふ夕月夜

    式子内親王ながむれば木の葉うつろふ夕月夜ややけしきだつ秋の空かな今日は食事会予約した蕎麦懐石の店へ四人で税サービス料込4,000円のお任せランチはじめての場所恵比寿駅の出る改札口を間違えたまったく地図をみてもわからないスカイウオークから4分とあるけどわからないのでうろちょろ予約の時間も近いからエィッタクシー乗ろう乗ろうよ住所を言うと500円でちゃんと着いたカウンターに四名並んで盛り付ける主人の手元をじっと見る先付は南瓜豆腐にズワイガニ青菜は金時草上にハロウインのカリカリが乗っているたれは紅いろ揚げ物は淡路の玉葱と淡路の鱧の天ぷらお椀は平貝と松茸のシンジョにほうれん草と舞茸お造はもどり鰹もみじ鯛、ホタテ貝山わさび自家製のお醤油とニンニクのつけだれ次はお蕎麦北海道のそば粉を使って打ったとか細目のお蕎麦カウンタ...木の葉うつろふ夕月夜

  • 渋柿や

    渋柿やあかの他人であるからは漱石明治三十一年の作だがどういう意味だろう茶事に招かれた御礼に手紙をしたためるが最後に私は「かしこ」または「かしく」と書く恐れ多い、もったいないという意味畏れ多いので謹んで申し上げますそれが形式化して室町時代におんな文ブミに使われているとか「かしこ」は女性用男性用の結語は「恐惶謹言」今日は金曜日いつものクリニック月に一度は診察を受けているのだが今日はインフルエンザ予防ワクチンを接種新型コロナの八回目のワクチンは打たない写真は木曜の稽古の花サカチカさんがいれた花瓢にススキ、ヨメナ、ホトトギス渋柿や

  • 花すすき

    花すすき露を冷たくへだて住む花朝女自画賛生田花朝女いくたかちょうじょ、1889年(明治22年)11月22日~1978年(昭和53年)3月29日、明治時代から昭和時代にかけての日本画家。菅楯彦と北野恒富の門人。父は国学者の生田南水。父に俳句、藤沢黄波に漢学、近藤尺天に国学を学ぶ。大阪第一師範学校附属小学校を卒業後、喜多暉月に四条派を教わる。1912年、菅楯彦に師事大和絵と有職故実を学ぶ1921年に北野恒富に預けられ、白耀社にも所属した。今日は水曜稽古雨が降ったりやんだりそして暑い掛けものは写真の画賛花すすき

  • 秋の日は さびし切なし

    与謝野晶子秋の日はさびし切なし部屋の棚あらゆる花をもて飾れども今日はケイコチャンと映画「スオミのはなしをしよう」ネットで席を取ったシルバー割引1,300円2名開始時間は10:45終わってからお昼時間は早めだけどちょっと映画館に行ってみよう川崎駅を出てラゾーナ川崎プラザの映画館109シネマズ川崎ホールには機械ばかりで人がいないポップコーンやコーラーの売場には売る人も何人かみえるが他には誰も見えない見るはずの「スオミのはなしをしよう」を探すと開場時間が違うのだたまたま入場口に人が居たのでスマホを見せて聞いてみたところ「それはTOHOシネマズ川崎でここは109シネマズ川崎です」なんと違ってるって早めに来たので時間はまだあるけどそれはどこなの駅の反対側というので人に聞きながら行ってやっと正しい映画館に着いたがまた...秋の日はさびし切なし

  • 朝寒の

    朝寒の鳥居をくぐる一人哉漱石今日は月曜日従姉妹のケイコチャンが来てまったりとした一日過ごす昨日は日曜日予約した根津美術館へ企画展の最終日10時の予約をしてあったので15分前に着く予約の人とそうでないひとを分けてずらっと信号の近くまで並んでいる観光客らしい外人も大勢そう最終日だから尚更だ夏と秋の美学鈴木其一と伊年印の優品とともに2024年9月14日(土)~10月20日(日)次の根津美術館は重要文化財指定記念特別展百草蒔絵薬箪笥と飯塚桃葉2024年11月2日(土)~12月8日(日)休館日毎週月曜日、11月5日(火)。ただし11月4日(月・振休)は開館。開館時間午前10時~午後5時(入館は閉館30分前まで)入場料オンライン日時指定予約一般1500円学生1200円根津美術館を空腹で出る集中するとお腹が空くのださて...朝寒の

  • 根来法師

    栗飯や根来法師の五器折敷蕪村今日はサカチカさんちの茶事水屋担当助手付だお客様は四名10月なごりの茶中置大板のお点前秋だねぇ写真は今日の後座の花最後に撮ったので少しくたびれてる私も少しくたびれて根来法師

  • 花すすき

    道命法師花すすきまねくはさがと知りながらとどまるものは心なりけり筆者は中院通躬ナカノインミチミ江戸時代前期から中期にかけての公卿・歌人。内大臣・中院通茂の長男。官位は従一位・右大臣。中院家18代当主。今日は水曜稽古10月とは思えないほど暑い明日もお稽古だ花すすき

  • 橘の小島の色

    橘の小島の色は変はらじをこの浮舟ぞ行方知られぬ浮舟(源氏物語)今日は古筆の研究会帰りの渋谷はラッシュの時間だが祭日なので観光客が多い日曜日に帰ってきたのにまたどこかへ行きたくなった古経のお話し紫紙金字金光明最勝王経長いお名前だ他にも色々写真はお団子が食べたくて京都の帰り際に買ったお土産ギリギリ最後賞味期限12/10と11/23真ん中の串わらびを今食べてみたお醤油のみたらし団子と全然違う橘の小島の色

  • 衣に秋はきたるなりけり

    よみ人しらずうちつけにたもとすずしくおぼゆるは衣に秋はきたるなりけり今日は三年ぶりの東美特別展出展してるそれぞれの店が大切にしている美術品が並ぶ勉強に目の保養に目についた朱色の天目台丈が低く裏は緑色奥伝に使えるかもとちょっと値段を伺うとなんとなんとなんと五千萬円恐れ入りました写真は昨日の朝の散歩京都の東寺の荘厳衣に秋はきたるなりけり

  • 無花果や

    無花果や竿に草紙を縁の先漱石無花果の岸へ着きたる渡舟かな泊雲今日は京都のホテルで起床朝早く東寺へ散歩に行くゆっくり朝食11時チエックアウト福田美術館開館5周年記念「京都の嵐山に舞い降りた奇跡!!伊藤若冲の激レアな巻物が世界初公開されるってマジ?!」という展覧会一度行きたかったので良かったカフエで珈琲注文した写真はその窓からの渡月橋の景色絶景その後嵐山吉兆での茶会好奇心満々至福の料理に満足無花果や

  • 茶の湯には

    茶の湯には梅寒菊に黄葉み落ち青竹枯木暁の霜茶道資料館の淡々斎の茶杓の筒にこの和歌が書いてあった今日は京都へ大徳寺前の一久で大徳寺納豆買って泉仙紫野店で湯葉懐石食べる美味し茶道資料館展示は「茶と歌」歌に託された茶の心とある楽焼玉水美術館へ寄る入場料は三百円松露で有名な二条駿河屋亀末廣へも寄る錦市場は外国の観光客で凄い込み合いタクシーで宿へ明日は茶会だ写真は二条駿河屋の生菓子こなし製予約しないと買えないのですが今ありますよとのことひとつずつ買って食後に食べた茶の湯には

  • 月にはつらき小倉山

    掛けものは菅楯彦曲舞々月にはつらき小倉山その名はかくれざりけり曲舞クセマイの絵である曲舞(くせまい)とは、南北朝時代から室町時代にかけて流行した芸能。鼓に合わせて謡い、扇を持って舞う男装した女性または男性の演者が、叙事的な歌謡をリズミカルに歌い、簡単な所作が伴う白拍子舞が母体といわれ、その音曲は謡曲に入って曲(くせ)となった東京国立博物館所蔵の職人尽歌合(七十一番職人歌合)にこの曲舞の絵と同じようなものがあるというよりそちらの方が本歌だろう職人歌合というものがある職人を題材とした日本中世の歌合。歌、判詞のみでなく職人の姿絵も描かれていることから職人歌合絵巻、職人尽絵、職人歌合絵草子とも呼ばれる。鎌倉時代、室町時代のもの各2種計5作品が知られている。曲舞々の相手は白拍子月にはつらき小倉山

  • 菊のした水

    水曜稽古今日の掛物百首歌の中に式子内親王むすぶべき末もかぎらじ君がよにつゆのつもれる菊のした水式子内親王ショクシナイシンノウシキシナイシンノウ[?~1201]平安末期・鎌倉初期の女流歌人。新三十六歌仙、女房三十六歌仙の一人。後白河天皇の第3皇女。賀茂の斎院になり、のち出家。和歌を藤原俊成に学んだ。萱斎院、大炊御門斎院とも呼ばれた。法号承如法。新古今集に49首入集。家集「式子内親王集」。お菓子は練切梢の錦菊のした水

  • 荻の葉のそよぐ音こそ秋風の

    紀貫之荻の葉のそよぐ音こそ秋風の人に知らるゝ始なりけれ今日は茶会着物は単でと思ったが朝は寒い合わせにしたもののまだ暑いどうすれば良いのだ場所は水天宮のロイヤルパークホテル五階風情ある庭に濃茶席と薄茶席知人のお誘いで参加した茶席が終わってお祝いの挨拶をしたが知人の姿が見えない帰りに受付でおみやを貰ってと小さな札を受け取ったところが露地を歩いているとその知人が別の茶席にいるではないか大変挨拶を渡す茶室を間違えてしまったらしいさて困ったさて茶会は宗旦の茶杓や掛物あり特別のお菓子あり濃茶と薄茶席と立礼点心代の補助が出ていたが和食も洋食もホテルゆえ高いちょっと考えて一階のパン屋でのテイクアウトにした洋風温野菜、ビーフシチュー、食パンとオリーブ入りパンその紙袋を手に人形町に向かう四つ角の重盛人形焼は休み壽堂京菓子司玉...荻の葉のそよぐ音こそ秋風の

  • 尾上の鹿

    藤原敏行秋萩の花さきにけり高砂のをのへの鹿は今やなくらん今日は朝日カルチャー崩し字の読み方10月からの新規の方も増えて教室はほぼ満員朝からずっと小雨が降ってるそのせいか講義を聞いてると眠くなるとなりの人もそんな感じのどかな教室文字は時代によって異なる紙、墨、筆が異なる平安時代の細く流麗な仮名文字は鎌倉時代になると筆が変わって文字に太い細い箇所が出来る昨日は病院泌尿器科と内科と二件寄ったら疲れてしまった写真はクマショウさんちの時代の裂地尾上の鹿

  • 野路の玉川萩越えて

    源俊頼明日も来む野路の玉川萩越えて色なる波に月宿りけり写真は六玉川のひとつ野路の玉川の和歌の意筆者は菅楯彦浪速の絵師と呼ばれた日本画家日本三名妓の東京赤坂の万竜、京都祇園の千賀勇大阪南地の富田屋の八千代その八千代が「手鍋さげて押し掛けた男」として一躍有名になった絵の内容は和歌を表すと言うが箱がないので不明であるが私は六玉川の野路の玉川(萩の玉川)と思っている野路の玉川は、平安時代末(12世紀)から有名になった歌所で、萩の玉川とも言われ、日本六玉川のひとつ野路の玉川は、平安、鎌倉時代の東山道沿いに位置し、往来の旅人たちも、秋には一面になみいる萩の花の景観を堪能したか【源俊頼】は[1055~1129]平安後期の歌人。経信の子。俊恵の父。自由清新な和歌によって高く評価され、保守派の藤原基俊と対立した。金葉集を撰...野路の玉川萩越えて

  • わがまつ秋ぞ

    よみ人しらずなでしこの花ちりかたになりにけりわがまつ秋ぞ近くなるらし今日は久しぶりに七事式クマショウさんちで濃茶付花月と雪月花雪月花の順①八畳に席入5名以上今日は七名②迎付客は袱紗つける③主は莨盆と菓子器続けて折据正客に運ぶ④茶碗の置合せ⑤建水を踏込畳に置き仮座に座る⑥「どうぞ折据おまわしを」折据え回し花のみ名乗る折据は茶巾で回し雪は菓子月は茶花は点前雪月花が揃ったら札を外の畳に出すその次は折据をスミカケで回しもう一度点前後は常の通り正客は菓子器の上に折据のせて逆に向けておく主は水次して下がり改めて正客のところへ総礼して菓子器をさげ送り礼写真はクマショウさんちのわがまつ秋ぞ

  • 秋きぬと

    藤原敏行あききぬとめにはさやかにみえねどもかぜのおとにぞおどろかれぬる今日は読売カルチャー教室だったが先生がおやすみになり再来週に振替になったそうなると出られず今度は私がおやすみか今日は家でお習字教室なにもせず何となく片付け何となくおしゃべりした少し過ごしやすくなった穏やかな一日秋きぬと

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