Closer To Truth:Liad Mudrik - L'IA peut-elle devenir consciente ? 人工知能が「Consciousness(意識)」を持つかどうかを確かめる方法についての議論があるという。 昔の「チューリング・テスト」を、現
自分が日頃思う現代言語学の納得いかない部分を1つ1つ紹介しようと言うサイトです。
言語の謎に興味をもっていろいろ考えていたら、どうしても、今の言語学に疑問がいっぱい出てきてしまいました。自分は、まじめに考えているつもりなのですが、周りは自分とは違う論理で動いているようです。このギャップを解消したいと常々思っています。
Closer To Truth:Liad Mudrik - L'IA peut-elle devenir consciente ? 人工知能が「Consciousness(意識)」を持つかどうかを確かめる方法についての議論があるという。 昔の「チューリング・テスト」を、現
言語学者を筆頭に、哲学者も科学者一般も、言語の謎の解明を既に諦めてしまっている印象を受ける。 私も始めから、言語の謎を解明できると思っていた訳ではない。 ソシュールの「言語には、正の項が無く、差異
カンボジア出身の監督Rithy Panh氏の映画「Le papier ne peut pas envelopper la braise」の中で体を売ったカンボジア女性がお札を数えるのを見て、価値と数との関係について閃きがあった。 価値は、動的な入れ
言語によるコミュニケーションとは、共通の概念に支えられた共通の文脈を共有する事。 ソシュールの記号には、単独で存在可能な概念はあるが、そのままでは、コミュニケーションに不可欠な文脈を構築する事は出来
何年か前、ある友人に「(佐藤さんは)宇宙人👽」と言われた事があるのだが、自分でも、最近そう思う。 言語の本質を知る事で、宇宙の本質も見え隠れするようになってきたのだが、どうもこうも、他の人達とのズレ
今、新しい音韻体系の表記方法を考えている。 それは、音素が単位であるという前提の下に成立している国際音声記号(IPA)とは、全く違うものになる。 候補として挙がっているのは、日本語の五十音表形式であ
Closer To Truth:Deepak Chopra - Pourquoi la philosophie des sciences ? 動画の最後だけを視聴した。 西洋では「主観と客観」という視点で捉えているとし、インドでは「主観と客観は、一つである」とする
宇宙のあらゆる存在を確固たるものにしているのは、自己同一性の維持である。 例えば、元素は電荷によって確立される自己同一性によって種類が分けられている。 自己同一性が元素を作るが、それは、進化する
ソシュールの記号の定義で「二重の価値体系」と言う表現を使ったが、二重と言う用語は、マルチネの「二重分節」と言う用語に使われていて、紛らわしいと思うので「二層の価値体系」に変えようと思う。 特に、二重
私の提唱する「進化する自己記憶の存在論」は、ソシュールの記号のシニフィアン/シニフィエと言う二重構造を基本構造として採用している。 ただし、私の記号の定義は「其々独立した二重の価値体系」であり、其々
西洋哲学の「idealism(唯心論/観念論)」の最大の問題。。。
西洋哲学の「idealism(唯心論/観念論)」の最大の問題は、自己記憶の進化の三層目の離散的な時空、つまり「言語意味的な時空」しかカバーしていない点である。 これは、デカルトの「我思う故に、我あり」を「co
昨日、日本人が何にでも八百万の神を見るのは、そこに価値を見出しているのかもしれないと思ったのだが、価値と言うのは、自己同一性のバリエーションと言えるかもしれない。 自己同一性の正体は、自己同一性を維
「言語には、正の項がなく、差異しかない」と言うソシュールの命題。。。
手話と音声言語が、両方とも「人間が発明し習得している自然言語」であると言う事実に拘って現在に至るが、これ以外にも私が拘って来た事がある。 それは「言語には、正の項がなく、差異しかない」と言うソシュー
チョムスキーが一生かかっても見つけられなかった「普遍文法」が、「動的の入れ子構造を持つ三種類の人称」であると言う結論に達したのだが、どうやら、これで「意味論」が解決出来そうである。 言語的な意味は、
Closer To Truth:Keith Ward - Can Many Religions All Be True? 一人称の主観を、二人称の対象に投影すると、擬人化された神(神々)が生まれる。 これに対して仏教は、二人称の対象として仏陀を置くが、そ
「Consciousness(意識)」の研究に於ける最大の問題は認知的な意識と人間の自己意識の分離が行われていない事。 この為、一般的にクオリアと言うと、知覚によって誘発される認知の待ち受け状態である意識と言語
いのほた言語学チャンネル:今井むつみさんの研究者として始まり秘話・学生時代-。。。
いのほた言語学チャンネル:今井むつみさんの研究者として始まり秘話・学生時代---今井むつみさん登場!! このチャンネルは、結構面白いので時々視聴しているのだが、今井むつみ先生が直接登場している動画が流
「言語学が人類を救う」と、最近本気で考え始めた。 只、現在、言語学と称されているものは、これには該当しない。 認知言語学も、元々は心理学から派生した認知科学が母体であり、これも除外される。 では
William Dozier:Pourquoi devriez-vous lire NEXUS de Yuval Noah Harari この動画で、ハラリ氏の本「Nexus」の表紙に鳩の絵がある理由を知れたのは面白かった。 でも私は、我々人間が扱う情報や情報網の事
現代言語学は、ソシュール本人が著していない「ソシュールの一般言語学講義」に記載されていた「記号の恣意性」の誤解によって始まった。 当時の言語学者は、音声言語こそが言語学の正当な研究対象であると考えて
いのほた言語学チャンネル:ベストセラー本、今井むつみ・秋田喜美『言語の本質』を語ってみました。【井上逸兵・堀田隆一英語学言語学チャンネル 第141回 】 この動画内で「サピア・ウォーフ的議論=言語が思考
Closer To Truth:Galen Strawson - Anything Non-physical About the Mind? 以前から疑問に思っていたのだが、何故、西洋では「Ideallism(唯心論)」と「Materialism(唯物論)」の二元論に分かれてしまうの
ソシュールの「言語には、正の項が無く、差異しか無い」という命題が私の研究の出発点になっているが、私は、これを単なる観察の結果ではなく、言語的な差異がどうやって成立するのか、その原理を知りたいと思った。
デジタル情報の三段階のアップグレード: 物理化学的な時空が、3+1次元だとすると、4次元だとして、生物知能的な時空と言語意味的な時空を通すと、4x4x 4 で64次元になるのか?
いま、ふと思ったのだが、普通の人が、私の投稿やブログを読んだら、きっと、まるで中世の錬金術師の様だと思われるかも知れない。 自分の中では、全て整合性が取れているのだが、時々、自分でも、突拍子が無いな
知覚は、物理化学的な記憶の蓄積によって生じる混沌から離散化が発動する事によって、新しい離散的な時空が確立される事で成立する。 これは、所謂「クオリア」であるが、この段階では、言語が確立していない「認
概念と文脈は、どちらも同じ動的な入れ子構造によって成立して、意味の確立に貢献する。 文脈は先ず、大きく人称と時間感覚に分けられるが、ただし、ピダハン語の場合、人称だけで時間感覚は無いと考えられる。
デジタル情報とコンプレックス系折り紙のバージョンアップ。。。
意識や言語の研究で脳科学が使えないと、私が考えているのは、脳内で伝達される記憶を物理的なデジタル情報と見做しているからである。 進化する自己記憶の存在論では、自己記憶の進化の過程でデジタル情報は三層
チョムスキーが普遍文法の最後の候補として提唱した「再帰性」は、ピダハン語研究のエヴェレット氏の論文によって否定された。 あなたがチョムスキーの生成文法の信者で、全ての言語に普遍文法が存在すると考えて
対称性バイアスとラデイカルな恣意性は、どちらも、其々独立した二重の価値体系である記号の特徴を表したものであるが、問題は、ここから。 何故、記号の其々の価値体系であるシニフィアンとシニフィエの特定の座
フランス語の「langage」は「言語能力」と訳されているようだが、フランス語で「能力」に該当する単語は結構ある。 Capacité Aptitude Faculté しかし私は、「言語の能力」と言う概念は使わない様にしていた
後、半年弱で、私がフランスに来てから丸々30年が経つ。 ブログをつける様になってから、今月で丸々16年経った。 ソシュールの「言語には、正の項がなく、差異しかない」と言う命題を証明する事を、自分のライ
其々独立した二重の価値体系である記号を、人類の個体であるヒトは認知システム上に確立する。 これで、言語を発明する為の準備が整う。 その後、特定の知覚運動チャンネルに特化する事で、二つのタイプの自然
文法的な人称は、所謂、文法と言う具体的な語の組み合わせの為の規則とは違うが、先ず、これが無いと概念自体、つまり「言語的な意味」が成立しない。 私は「其々独立した二重の価値体系である記号」が、言語の胚
さっき「認知主義」と言う言葉が浮かんだ。 これは、デカルトの「我思う故に、我有り」と言う命題が出発点になっている。 この命題が、真だとする事で、我々の一人称の視点が、この世界を観察する際のデフォル
文法的な人称の持つ「動的な入れ子構造」の拡張について考察しよう。 拡張と言っても、動的な入れ子構造が二つ重なるイメージである。 これが、新しい「上位概念」を誕生させるメカニズムであると思う。 時
私が提唱する「進化する自己記憶の存在論」は同時に情報理論である。 この宇宙で情報と言うのは、三層の離散的な時空: 物理化学的な時空、 生物知能的な時空、 言語意味的な時空を形成し、其々の時空で進化
世間の言語学に対する期待は、多分、ゼロかもしれない。 言語の謎を解明出来るとは、誰も思っていないのだろう。 それに、多くの言語学者は、既に言語学を諦めて、文法学に鞍替えしている。 こう言う状況で
ハラリ氏が「NEXUS 情報の人類史」でカバーしていない情報の起源。。。
ユヴァル・ノア・ハラリ 他1名 :NEXUS 情報の人類史 上: 人間のネットワーク 最近、ネットでよく見かける本。 本は高価なので、ネットで紹介動画を視聴しているのだが、人類が情報を獲得した具体的な方法には
私は、チョムスキーの普遍文法の信者ではないが、もしも、全ての言語に共通する普遍文法というものが存在するのであれば、文法的な人称であると考えている。 チョムスキーは、普遍文法の最後の候補として「再帰性
意識の科学でも、一般的な科学の分野でも、情報というものは「初めから存在するもの」という前提の下に全ての議論が進んでいる。 私は、そうは思わない。 情報は、進化する自己記憶によって生み出されると考え
Closer To Truth:Bernardo Kastrup - 汎心論:賛否両論。。。
Closer To Truth:Bernardo Kastrup - 汎心論:賛否両論 私は Kastrup 氏と議論できる気がしない。 この動画で彼は「汎心論は一貫していない」と批判しているが、全ては彼の頭の中にある論理の中で整合性を持
最近、「意識の問題」への科学者達の関心が高まっているが、現在の西洋的な科学の枠組みでは、この問題の解明は出来ない。 西洋で、普通「Consciousness」と呼ばれるものは、人類と言う生物の種の個体であるヒト
一神教を信じる西洋人には「Consciousness(意識)」の問題を解決する糸口は絶対に見えない。 彼らが「一人称の自己意識」と言う視点を、デフォルトの意識として定義している限り無理である。 この元凶は、デ
イタリア語には、初心者には変に見える語形変化がある。 lo が il になったり、 in が nel になったりと、母音と子音が逆になったりする。 でも、逆に、これが普通になる音韻体系を構想したら全てが丸く収ま
実は、数年前から知覚とは何かをずっと考えてきた。 我々が知覚している世界というのは、どういう形で存在しているのかという事である。 視覚と触覚に関しては、物理的な平面上にマッピングが可能で、嗅覚と味
数日前、知覚自体が物質が進化して生命になった時に生まれた新しい宇宙であるという事を知った。 こういう重要な発見をすると、大抵、数日間は何も考えずにほっておく。 そのまま忘れてしまうのであれば、思い
「consciousness(意識)」に関する考察で、よく出てくる議論に、意識は「現実か幻想」かと言うのがあるが、これは「物質世界が宇宙の根底にある」と言う前提があるためだと思う。 現実にせよ幻想にせよ、意識の
今なら、あなたも、新しい言語学の第一人者になれる可能性があります。 今の言語学理論(生成文法と認知言語学と言う二大理論による対立)が、完全な袋小路に入っていると、もしも、あなたが感じているなら、今が
今、ちょっとネタ切れで、何の投稿も出来なくなっていたら、昔、言語の能力と言う表現を、自分で使わない様にしていた時期があったのを思い出した。 その理由は、我々人類には、言語を発明したり習得出来る様にな
イタリア語の前置詞の「in 」に、定冠詞の「il」が付くと「nel」になるのは、子音の「n」が核になっているから。 こう言う発想で、イタリア語の音韻体系を考察中である。 音素を個別の単位として見ると、おか
Matt vs Japan:The Language School That Teaches Adults like Babies。。。
Matt vs Japan:The Language School That Teaches Adults like Babies 「大人に赤ちゃんの様に言語を教える学校」というタイトルに惹かれて視聴してみた。 私も外国語を学ぶとき、基本的に自分を意識的に赤ち
「ソシュールの一般言語学講義」も、「葬送のフリーレン」に出てくる「フランメの魔導書のよく出来た偽物」と同じだと思って、検索してみたら、Xのこの投稿に出会った。 この本も、ソシュールの弟子二人によって
tekumuse:ソシュールの言語の迷宮とフランメの魔導書のよく出来た偽物。。。
tekumuse:ソシュールの言語の迷宮 私が、ソシュールの言語理論の解釈に関して、唯一、核心を突いていると認める動画。 久しぶりに視聴してみたのだが、「ソシュールの一般言語学講義」の第四章以外にも、リ
「ソシュールの一般言語学講義」と言う本で、私が正しくないと考える事が、大きく二つある。 一つは「記号の恣意性」であるが、この本には、別の章に「記号のラディカルな恣意性」も載っており、私は、こちらの方が
言語学界隈の人と交流する事が無いので、私が唯一、師と仰ぐソシュールについて考察したいと思う。 彼の弟子達が編纂した「ソシュールの一般言語学講義」には、彼が言いたかったことが、どれだけ反映されている
今さっき、ふと思ったのだが、私が「進化する自己記憶」呼んでいるのは、日本の神道の「八百万の神」と同じものかもしれない。 私はいつも、この様に、「一見、全く関係ない様に見える似たもの同士」を探し出し。そ
記憶というのは、時間的な差を置いて、過去に起きた事を、思い出すという「知能を発揮する為の認知システムの一部」であるが、なぜ、過去に起きた事を、そのまま同じ形で思い出せるのだろうかという疑問を私は持った
偉人の教え:天才数学者が語る「情緒を磨くこと」の重要性 岡潔 数学者 情緒 「情緒」と聞いて思い出したことがある。日本で手話法による聾児教育を守ろうとした高橋潔先生である。先生は、手話による教
「記憶」と言うのは、本来、我々、人類を含めた生物、所謂、認知主体の能力ではない。また「記憶」と言うのは、それ自体が「主体」であり、宇宙のあらゆる存在(物理化学/生物知能/言語意味的な存在)を支える媒介
私は、最初から「Consciousness(意識/自己意識)」について考察をしようと思っていたわけではない。 言語の考察を進めた結果、意識の問題に辿り着いたのである。 今日も、また、「意識」に関する動画を幾つ
「ソシュールの一般言語学講義」と言う題名の本がある。 これは、ソシュールの死後に、彼の二人の弟子たちによって編纂されたものである。 本人によって直接書かれた訳ではないので、どうしても想像になってし
私は、一応、折り紙作家である。 子供の頃は、紙を捏ねくり回して出来た形を何かに見立て、新しい作品の創作をしていたのだが、二十歳の頃「コンプレックス系折り紙」と呼ばれる「領域と角を設計する新しい創作手
私は、言語を発明し習得することの出来る人間の起源を探究しているのだが、どうしても、その先に、認知・知能の起源が一時的なラスボスとして君臨している。 しばらくの間、棚上げにしておいたのだが、改めて、認
私は哲学と並んで、論理学が大の苦手である。 大学の教養過程で論理学の授業を取った記憶があるのだが、単位を取れたかどうか全く覚えていない。 何故、私が論理学に興味を持っているかと言うと、「言語の本質
ソシュールの「言語には、正の項が無く、差異しか無い」という命題の研究を始めた時から、私は、心理学とそこから派生した認知科学は自分の研究には使えないと判断して、常に批判的な目で見てきた。 しかし、特に
昨日、イタリア語の聞き流しをしている時、具体的にどの単語かは忘れたのだが、「st-」で始まる女性名詞に複数形の定冠詞が付く時、「le」の「e」が二回繰り返される様に聞こえた。 Le studentesse レエシュツ
前から考えていたのだが「心の三元論」と言う用語が浮かんできた。 我々人間の心と言うのは、三重構造である。 先ず、物理化学的な意識が、互いに認識し合う事で自己存在を確立し、生物認知的な意識により、自
「音韻体系とはデジタル化された価値体系である」に関する考察。。。
昨日の投稿、 「音韻体系と言うには、デジタル化されている価値体系であるから、この点に関しては、自由度が低いと言えるが、そこに、自分の個性をどうやって付けるかと言う自由度はある。」 この「音韻体系と
イタリア語を話す人の声には、結構、癖がある。 何故かは、わからないのだが、女性で声が非常に低い人が結構いる。 かなり若い女性でも、声が低くて驚くことがある。 フランス人は、老若男女を問わず声が高
今、全く注目されていない状態であるからこそ、自由な発想が出来るのだと実感している。 同じ目的を共有できる同志が欲しいとも、勿論、思うが、独りの方が気楽だと言う自分ものいる。 こう言う事は、焦っても
Closer To Truth:What is Mathematics? 「数学とは何か」、或いは「数とは何か」という問いの答えを私は知っている。 それは「進化する自己記憶」の「離散分裂(再)融合更新循環サイクル」という動的メカニ
私は、言語や意識の問題を考えるときに「脳」や「脳細胞」という生物学的な器官を機能をもつモジュールとして考慮しない。 その理由は、言語も意識も、更に遡って、知能も物質も全て「進化する自己記憶」の持つ「
私の言語学の大きな転換点は「我々は言語を思い出しながら使っている」と認識した事。。。
私の言語学の大きな転換点は「我々は言語を思い出しながら使っている」と認識した事である。 これに至った経緯であるが、視覚に特化した言語と聴覚に特化した言語の共通点を探そうと思ったのがきっかけだった。
私はチョムスキーの生成文法の信者ではないが、彼が主張する様に普遍文法と言うのがあるとすれば、それは「人称」だと思う。 これは、西洋言語に見られる文法的なカテゴリーであり、形態論的に見ると、三種類の人
ここ数日、言語理論と科学哲学をテーマとして、生成文法か認知科学かの二択しかない議論ばかりを聞いて少々疲れた。 どちらも、自分達の方が「言語を正しく科学している」と主張している様に私の目には映るのだが
最近、意味は直接意識出来なくてもイタリア語の聞き流しをしながら、小さな意味の塊のシンタグマに分節出来る様になって、イタリア語と言うのは「動詞+主語」、より正確に言うと「述語+主語」と言う展開をする言語
気が早いが「言語の本質」の終章とあとがきを読んで著者のお二人と私の共通点を見いだす事ができた。 私も「記号の恣意性」が言語の原則として間違っている事をフランスでの手話言語学を通して主張しようとしたの
講師の今井邦彦先生は、画面から察すると御著書の「言語理論としての語用論」の解説から始めているようなので、早速アマゾンで注文した。 フランスにつくのは、今月末予定。 先生は、どうやらチョムスキーの専
私のチョムスキーの生成文法の食わず嫌いのせいなのだが、言語理論と科学哲学関係の動画を最近試聴して「I-言語(アイ・言語)」という概念を知って驚いている。 というのも、どう考えてもチョムスキーの生成文法
「言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか」の第3章「オノマトペは言語か」という章に「言語の十大原則とオノマトペ」という項目がある。。。
今井むつみ・秋田喜美共著「言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか」の第3章「オノマトペは言語か」という章に「言語の十大原則とオノマトペ」という項目がある。 これに関して別の投稿で批判をし始めたのだ
チョムスキーの生成文法も認知言語学も、どちらも科学哲学の枠で語られている事を知り、驚愕している。 まあ、私のリサーチ不足なのであるが、まさか、そんなことになっているとは思ってもみなかった。 ショッ
京都大学 2012年度 退職教員最終講義「科学哲学から見た言語理論の批判的検討 -言語科学の未来に向けて-」山梨正明。。。
京都大学 2012年度 退職教員最終講義「科学哲学から見た言語理論の批判的検討 -言語科学の未来に向けて-」山梨正明(人間・環境学研究科教授)2013年3月29日 先生は、構造言語学>生成文法>認知言語学という一
国立国語研究所 [NINJAL]:講義「言語理論はどうあるべきか? 」。。。
国立国語研究所 [NINJAL]:講義「言語理論はどうあるべきか? 」(窪田悠介、インタビュアー:落合哉人、対談者:井戸美里)/言語学レクチャーシリーズVol.33 自分にとってタイムリーな話題で視聴してみたのだが
Kurosio Publishersくろしお出版:関西言語学会シンポジウム「言語理論と科学哲学」(2014/6/14)_1/4 「言語理論と科学哲学」という題名に引かれて視聴してみたのだが、どうやらチョムスキーの生成文法 vs 認知科
DMC KeioUniversity:生成文法理論:その総括と課題_今井 邦彦 2/2。。。
DMC KeioUniversity:生成文法理論:その総括と課題_今井 邦彦 2/2 今、第二部を視聴し始めたのだが、突っ込みどころ満載である。 しかし、私は今井邦彦先生の批判をしている訳ではない。 先生が参照してい
DMC KeioUniversity:生成文法理論:その総括と課題_今井 邦彦 1/2。。。
DMC KeioUniversity:生成文法理論:その総括と課題_今井 邦彦 1/2 「言語理論」で検索したら、この動画がヒットした。 講演の日付は2019年9月28日なのだが、これがアップされたのは約一か月前。 チョムスキ
詳しい調査をしていないので私の憶測にすぎないのだが、科学史の対象に言語学は入っていないと思う。 しかし、言語学者達は、言語を科学したいと熱望している。 その先頭に立ったのが生成文法のチョムスキーで
今井むつみ先生の講義「言語習得を可能にするのは何か―記号接地、アブダクション、ブートストラッピング。。。
国立国語研究所 [NINJAL]:講義「言語習得を可能にするのは何か―記号接地、アブダクション、ブートストラッピング」(今井むつみ)/総研大日本語言語科学特別講義・第145回NINJALコロキウム 丁度いいタイミング
「人称」が普遍文法であるとすると、一つ大きく変わるものがある。 それは「言語はコミュニケーションの道具である」という命題は表面的なものであって、実際は「言語は我々の自己同一性を確立し、我々を主観を持
国立国語研究所 [NINJAL]:講義「言語習得を可能にするのは何か―記号接地、アブダクション、ブートストラッピング」(今井むつみ)/総研大日本語言語科学特別講義・第145回NINJALコロキウム 丁度いいタイミング
今井むつみ先生の講演会を聴いた時のメモ: 自分の身体の様に感じる 記号接地とシニフィアン 記号の恣意性 赤ん坊の認知能力 オノマトペ 言葉と意味の関係 名付け 一般化 同じ 価値体系 1は見られない
Rupert Sheldrake 氏の BAN された TEDx 講演と異常科学。。。
Captain AT Channel:【BANされた】やはり世界には触れてはいけないタブーがあるのか? この動画に出てくる Rupert Sheldrake 氏の事は結構前から注目しているが私とは視点が違うので少々距離を置いている。
言語学者は、音素が言語の最小単位であると定義する事で、紙の上に文字で記述された発話を研究する事で、言語を科学的に分析出来ると勘違いした。 これに加えて、言語はコミュニケーションの道具であると言う前提
最近、言語に関する英語圏の動画をよく観るのだが、ソシュールの「signe」という用語が、英語圏では直訳の「sign」ではなく「symbol」という用語で置き換えられているのをよく目にする。 いや、彼らはソシュール
「言語はコミュニケーションの道具である」と「音素は言語の最小単位である」という二つの命題の密接な関係。。。
私は「言語はコミュニケーションの道具である」という命題は、一見、正しいが、言語の本質を表わしているものではないと考えている。 というのも、私にとって言語というのは、我々自身であるという認識を持ってい
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Closer To Truth:Liad Mudrik - L'IA peut-elle devenir consciente ? 人工知能が「Consciousness(意識)」を持つかどうかを確かめる方法についての議論があるという。 昔の「チューリング・テスト」を、現
言語学者を筆頭に、哲学者も科学者一般も、言語の謎の解明を既に諦めてしまっている印象を受ける。 私も始めから、言語の謎を解明できると思っていた訳ではない。 ソシュールの「言語には、正の項が無く、差異
カンボジア出身の監督Rithy Panh氏の映画「Le papier ne peut pas envelopper la braise」の中で体を売ったカンボジア女性がお札を数えるのを見て、価値と数との関係について閃きがあった。 価値は、動的な入れ
言語によるコミュニケーションとは、共通の概念に支えられた共通の文脈を共有する事。 ソシュールの記号には、単独で存在可能な概念はあるが、そのままでは、コミュニケーションに不可欠な文脈を構築する事は出来
何年か前、ある友人に「(佐藤さんは)宇宙人👽」と言われた事があるのだが、自分でも、最近そう思う。 言語の本質を知る事で、宇宙の本質も見え隠れするようになってきたのだが、どうもこうも、他の人達とのズレ
今、新しい音韻体系の表記方法を考えている。 それは、音素が単位であるという前提の下に成立している国際音声記号(IPA)とは、全く違うものになる。 候補として挙がっているのは、日本語の五十音表形式であ
Closer To Truth:Deepak Chopra - Pourquoi la philosophie des sciences ? 動画の最後だけを視聴した。 西洋では「主観と客観」という視点で捉えているとし、インドでは「主観と客観は、一つである」とする
宇宙のあらゆる存在を確固たるものにしているのは、自己同一性の維持である。 例えば、元素は電荷によって確立される自己同一性によって種類が分けられている。 自己同一性が元素を作るが、それは、進化する
ソシュールの記号の定義で「二重の価値体系」と言う表現を使ったが、二重と言う用語は、マルチネの「二重分節」と言う用語に使われていて、紛らわしいと思うので「二層の価値体系」に変えようと思う。 特に、二重
私の提唱する「進化する自己記憶の存在論」は、ソシュールの記号のシニフィアン/シニフィエと言う二重構造を基本構造として採用している。 ただし、私の記号の定義は「其々独立した二重の価値体系」であり、其々
西洋哲学の「idealism(唯心論/観念論)」の最大の問題は、自己記憶の進化の三層目の離散的な時空、つまり「言語意味的な時空」しかカバーしていない点である。 これは、デカルトの「我思う故に、我あり」を「co
昨日、日本人が何にでも八百万の神を見るのは、そこに価値を見出しているのかもしれないと思ったのだが、価値と言うのは、自己同一性のバリエーションと言えるかもしれない。 自己同一性の正体は、自己同一性を維
手話と音声言語が、両方とも「人間が発明し習得している自然言語」であると言う事実に拘って現在に至るが、これ以外にも私が拘って来た事がある。 それは「言語には、正の項がなく、差異しかない」と言うソシュー
チョムスキーが一生かかっても見つけられなかった「普遍文法」が、「動的の入れ子構造を持つ三種類の人称」であると言う結論に達したのだが、どうやら、これで「意味論」が解決出来そうである。 言語的な意味は、
Closer To Truth:Keith Ward - Can Many Religions All Be True? 一人称の主観を、二人称の対象に投影すると、擬人化された神(神々)が生まれる。 これに対して仏教は、二人称の対象として仏陀を置くが、そ
「Consciousness(意識)」の研究に於ける最大の問題は認知的な意識と人間の自己意識の分離が行われていない事。 この為、一般的にクオリアと言うと、知覚によって誘発される認知の待ち受け状態である意識と言語
いのほた言語学チャンネル:今井むつみさんの研究者として始まり秘話・学生時代---今井むつみさん登場!! このチャンネルは、結構面白いので時々視聴しているのだが、今井むつみ先生が直接登場している動画が流
「言語学が人類を救う」と、最近本気で考え始めた。 只、現在、言語学と称されているものは、これには該当しない。 認知言語学も、元々は心理学から派生した認知科学が母体であり、これも除外される。 では
William Dozier:Pourquoi devriez-vous lire NEXUS de Yuval Noah Harari この動画で、ハラリ氏の本「Nexus」の表紙に鳩の絵がある理由を知れたのは面白かった。 でも私は、我々人間が扱う情報や情報網の事
現代言語学は、ソシュール本人が著していない「ソシュールの一般言語学講義」に記載されていた「記号の恣意性」の誤解によって始まった。 当時の言語学者は、音声言語こそが言語学の正当な研究対象であると考えて
数学は、ノーベル賞にはないカテゴリーだが、世界的に名を知られたフィールズ賞があり、しかも懸賞金付きの問題もある。 これに比べて言語学には賞金付きの賞など無いし、言語の謎を解いても、誰も褒めてくれそう
量子力学の「波動関数の収縮」について、考え始めている。 私が提唱する「離散分裂(再)融合更新循環サイクル」とシンクロする可能性があるからで、この考察は、離散化のベースとなる混沌が波動によって成立して
今、クオリアの起源について考えているのだが、「Consciousness」の研究が、生物認知的な時空間上に形成される知覚的なクオリアと言語意味的な時空間に形成される人間の自己意識とを分離することなく「知覚的、且つ
物質が物理化学的な時空間を通して発信している波動が混沌を形成し、それが生物認知的な時空間に入る時、この混沌から「離散化」が起きてクオリアが確立されるとして、この場合の離散化とは具体的に何であるのか。
今、私がしている思考実験を理解出来る人が多分いないと言う事は、少し寂しい事だが、それで良いのだと思う。 数学者が数式を考えだす様に、誰にでも分かる何かを示す事が重要であり、それに至るまでの道筋は、私
また、寝ていた間ずっと夢の中でクオリアの事を考えていた。 そして、一つの結論が出た。 先ず、視覚に関して言うと、我々の脳は自分の周りの物質に対して「塗り絵」をしているのだと言う事。 物質同士が出
今、ふと思ったのだが、私は三枚のジグソーパズルを一度にしている。 一枚目は、物理化学的な時空間、 二枚目は、生物認知的な時空間、 三枚目は、言語意味的な時空間である。 実はこれは、私が言語の研究
Rupert Sheldrake:The Speed of Gravity: Sheldrake-Vernon Dialogue 84 昨日からSheldrake 氏の、この動画を見ているのだが、重力の速度は、光の速度以上というか、速度として測れないと言うか、同時に起きる。
クオリアの誕生に関して少し整理してみよう。 物理化学的な時空間には、そのベースとなる波動状の意識が形成する混沌から「始まりの意識」が発動した事によって生まれた「物質と言う進化する自己同一性」が拡散し
Dr. Paul M. Sutter:Will Emergent Gravity Rewrite Physics? Paul Matt Sutter 氏の動画と私が考える宇宙を創造するメカニズム「離散分裂(再)融合更新循環サイクル」には共通点がある。 後半部分の「融合
人間の自己意識のベースとなっている認知主体が持っているクオリアがどうやって生まれたのか、この疑問に答えるきっかけが分かった。 宇宙を生んだ意識は、それを生んだ混沌の中に始めからいた。 と言うより、
Closer To Truth:Martin Rees - Why Is There Anything At All? CloserToTruth の「何故、何もないのか」というテーマのインタビュー動画。 この人は、今後の科学の進歩について非常に悲観的であるが、それは
日本語と神道の話は少し置いておいて、現在の意識の研究に於ける最大の問題点だと私が思うのは、一般的に「Consciousness」と言う場合、知覚によって形成される認知システムの一部のクオリアと私は私だと言う主観的
Closer To Truth:Andrew Loke - The Nature of the Human Person 東洋思想というと、往々にして、インドや中国の思想を指すのだが、日本思想は範疇に入っていない。 これは、日本の神道には教義が無いからだ
21世紀を迎えた人類だが、言語のメカニズムに関しては、私を除いて、全く無知であると言うのは、本当に悲しい。 でも、言語のメカニズムの理解に至る迄の道筋を示すのが私の役目だと思う。 今までずっと自分だ
Geo Origin【ジオ・オリジン】 :人類が初めて言語を手にした時 この動画の冒頭部で、人類が何時、どの様に言語を手に入れたとのかとあるが、人類が言語を獲得した事によって、人類の個体としてのヒトから、個体
Rupert Sheldrake :Matter is Frozen Light: Sheldrake-Vernon Dialogue 86 私が「離散分裂(再)融合更新循環サイクル」を考えた切っ掛けの一つに、化学で習った「親和性」があるのを思い出した。 これで、
James Dearden Bush :Rupert Sheldrake - The Science Delusion BANNED TED TALK Rupert Sheldrake 氏の存在は、前から知ってはいたが、彼の理論には賛同出来なかった。 でも、まさか彼の TEDx の講演が TED
昔、哲学の学生に「哲学は思想史だよ」と言われた事がある。 当時は、まだ哲学という学問に対して社会的な価値を見ていたので、この一言は衝撃だった。 哲学をする場合、古代ギリシャの哲学者アリストテレスと
「Philosophy of biology」が「language」を扱っているのを知ってネットで探していたら「Philosophy of language」と言うのに出会した。 「philosophy」と「language」の組み合わせは、私にはパロディーにしか見