世界中に言語ほど、身近な存在でありながら、その本質が全く理解されていないものもないと思う。 その第一の原因は、誰でも特別な訓練を受けなくても言語を習得出来るからである。 だから、言語学者が各々、勝
自分が日頃思う現代言語学の納得いかない部分を1つ1つ紹介しようと言うサイトです。
言語の謎に興味をもっていろいろ考えていたら、どうしても、今の言語学に疑問がいっぱい出てきてしまいました。自分は、まじめに考えているつもりなのですが、周りは自分とは違う論理で動いているようです。このギャップを解消したいと常々思っています。
昨日、イタリア語の聞き流しをしている時、具体的にどの単語かは忘れたのだが、「st-」で始まる女性名詞に複数形の定冠詞が付く時、「le」の「e」が二回繰り返される様に聞こえた。 Le studentesse レエシュツ
前から考えていたのだが「心の三元論」と言う用語が浮かんできた。 我々人間の心と言うのは、三重構造である。 先ず、物理化学的な意識が、互いに認識し合う事で自己存在を確立し、生物認知的な意識により、自
「音韻体系とはデジタル化された価値体系である」に関する考察。。。
昨日の投稿、 「音韻体系と言うには、デジタル化されている価値体系であるから、この点に関しては、自由度が低いと言えるが、そこに、自分の個性をどうやって付けるかと言う自由度はある。」 この「音韻体系と
イタリア語を話す人の声には、結構、癖がある。 何故かは、わからないのだが、女性で声が非常に低い人が結構いる。 かなり若い女性でも、声が低くて驚くことがある。 フランス人は、老若男女を問わず声が高
今、全く注目されていない状態であるからこそ、自由な発想が出来るのだと実感している。 同じ目的を共有できる同志が欲しいとも、勿論、思うが、独りの方が気楽だと言う自分ものいる。 こう言う事は、焦っても
Closer To Truth:What is Mathematics? 「数学とは何か」、或いは「数とは何か」という問いの答えを私は知っている。 それは「進化する自己記憶」の「離散分裂(再)融合更新循環サイクル」という動的メカニ
私は、言語や意識の問題を考えるときに「脳」や「脳細胞」という生物学的な器官を機能をもつモジュールとして考慮しない。 その理由は、言語も意識も、更に遡って、知能も物質も全て「進化する自己記憶」の持つ「
私の言語学の大きな転換点は「我々は言語を思い出しながら使っている」と認識した事。。。
私の言語学の大きな転換点は「我々は言語を思い出しながら使っている」と認識した事である。 これに至った経緯であるが、視覚に特化した言語と聴覚に特化した言語の共通点を探そうと思ったのがきっかけだった。
私はチョムスキーの生成文法の信者ではないが、彼が主張する様に普遍文法と言うのがあるとすれば、それは「人称」だと思う。 これは、西洋言語に見られる文法的なカテゴリーであり、形態論的に見ると、三種類の人
ここ数日、言語理論と科学哲学をテーマとして、生成文法か認知科学かの二択しかない議論ばかりを聞いて少々疲れた。 どちらも、自分達の方が「言語を正しく科学している」と主張している様に私の目には映るのだが
最近、意味は直接意識出来なくてもイタリア語の聞き流しをしながら、小さな意味の塊のシンタグマに分節出来る様になって、イタリア語と言うのは「動詞+主語」、より正確に言うと「述語+主語」と言う展開をする言語
気が早いが「言語の本質」の終章とあとがきを読んで著者のお二人と私の共通点を見いだす事ができた。 私も「記号の恣意性」が言語の原則として間違っている事をフランスでの手話言語学を通して主張しようとしたの
講師の今井邦彦先生は、画面から察すると御著書の「言語理論としての語用論」の解説から始めているようなので、早速アマゾンで注文した。 フランスにつくのは、今月末予定。 先生は、どうやらチョムスキーの専
私のチョムスキーの生成文法の食わず嫌いのせいなのだが、言語理論と科学哲学関係の動画を最近試聴して「I-言語(アイ・言語)」という概念を知って驚いている。 というのも、どう考えてもチョムスキーの生成文法
「言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか」の第3章「オノマトペは言語か」という章に「言語の十大原則とオノマトペ」という項目がある。。。
今井むつみ・秋田喜美共著「言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか」の第3章「オノマトペは言語か」という章に「言語の十大原則とオノマトペ」という項目がある。 これに関して別の投稿で批判をし始めたのだ
チョムスキーの生成文法も認知言語学も、どちらも科学哲学の枠で語られている事を知り、驚愕している。 まあ、私のリサーチ不足なのであるが、まさか、そんなことになっているとは思ってもみなかった。 ショッ
京都大学 2012年度 退職教員最終講義「科学哲学から見た言語理論の批判的検討 -言語科学の未来に向けて-」山梨正明。。。
京都大学 2012年度 退職教員最終講義「科学哲学から見た言語理論の批判的検討 -言語科学の未来に向けて-」山梨正明(人間・環境学研究科教授)2013年3月29日 先生は、構造言語学>生成文法>認知言語学という一
国立国語研究所 [NINJAL]:講義「言語理論はどうあるべきか? 」。。。
国立国語研究所 [NINJAL]:講義「言語理論はどうあるべきか? 」(窪田悠介、インタビュアー:落合哉人、対談者:井戸美里)/言語学レクチャーシリーズVol.33 自分にとってタイムリーな話題で視聴してみたのだが
Kurosio Publishersくろしお出版:関西言語学会シンポジウム「言語理論と科学哲学」(2014/6/14)_1/4 「言語理論と科学哲学」という題名に引かれて視聴してみたのだが、どうやらチョムスキーの生成文法 vs 認知科
DMC KeioUniversity:生成文法理論:その総括と課題_今井 邦彦 2/2。。。
DMC KeioUniversity:生成文法理論:その総括と課題_今井 邦彦 2/2 今、第二部を視聴し始めたのだが、突っ込みどころ満載である。 しかし、私は今井邦彦先生の批判をしている訳ではない。 先生が参照してい
DMC KeioUniversity:生成文法理論:その総括と課題_今井 邦彦 1/2。。。
DMC KeioUniversity:生成文法理論:その総括と課題_今井 邦彦 1/2 「言語理論」で検索したら、この動画がヒットした。 講演の日付は2019年9月28日なのだが、これがアップされたのは約一か月前。 チョムスキ
詳しい調査をしていないので私の憶測にすぎないのだが、科学史の対象に言語学は入っていないと思う。 しかし、言語学者達は、言語を科学したいと熱望している。 その先頭に立ったのが生成文法のチョムスキーで
今井むつみ先生の講義「言語習得を可能にするのは何か―記号接地、アブダクション、ブートストラッピング。。。
国立国語研究所 [NINJAL]:講義「言語習得を可能にするのは何か―記号接地、アブダクション、ブートストラッピング」(今井むつみ)/総研大日本語言語科学特別講義・第145回NINJALコロキウム 丁度いいタイミング
「人称」が普遍文法であるとすると、一つ大きく変わるものがある。 それは「言語はコミュニケーションの道具である」という命題は表面的なものであって、実際は「言語は我々の自己同一性を確立し、我々を主観を持
国立国語研究所 [NINJAL]:講義「言語習得を可能にするのは何か―記号接地、アブダクション、ブートストラッピング」(今井むつみ)/総研大日本語言語科学特別講義・第145回NINJALコロキウム 丁度いいタイミング
今井むつみ先生の講演会を聴いた時のメモ: 自分の身体の様に感じる 記号接地とシニフィアン 記号の恣意性 赤ん坊の認知能力 オノマトペ 言葉と意味の関係 名付け 一般化 同じ 価値体系 1は見られない
Rupert Sheldrake 氏の BAN された TEDx 講演と異常科学。。。
Captain AT Channel:【BANされた】やはり世界には触れてはいけないタブーがあるのか? この動画に出てくる Rupert Sheldrake 氏の事は結構前から注目しているが私とは視点が違うので少々距離を置いている。
言語学者は、音素が言語の最小単位であると定義する事で、紙の上に文字で記述された発話を研究する事で、言語を科学的に分析出来ると勘違いした。 これに加えて、言語はコミュニケーションの道具であると言う前提
最近、言語に関する英語圏の動画をよく観るのだが、ソシュールの「signe」という用語が、英語圏では直訳の「sign」ではなく「symbol」という用語で置き換えられているのをよく目にする。 いや、彼らはソシュール
「言語はコミュニケーションの道具である」と「音素は言語の最小単位である」という二つの命題の密接な関係。。。
私は「言語はコミュニケーションの道具である」という命題は、一見、正しいが、言語の本質を表わしているものではないと考えている。 というのも、私にとって言語というのは、我々自身であるという認識を持ってい
「Consciousness is fundamental.(意識とは根源的なものだ)」。。。
Closer To Truth Chats:Annaka Harris Explores Consciousness and the Cosmos 意識科学に関して西洋的な視点の最大の問題点は、物理的な世界が根本的であると前提している事。 「物理を超えて」と命名され
「単位の言語学」から「差異の言語学」への移行は、これからである。。。
最後に、一つ補足しておく。 「チ。-地球の運動について-」という作品は、天動説から地動説に移行して長い年月が経った現在の世界で、過去を振り返って作られたものであるが、私が現在、格闘している「単位の言語
コーパスと言う言語の死体を継ぎはぎして人工知能として起動するということは、実体はないが、フランケンシュタイン博士の怪物と同じなのかもしれない。 コーパスは、一人の人間の発話だけではなく、無数の人の残
ヒトの赤ん坊と人工知能の言語の獲得の過程に於ける決定的な違い。。。
ヒトの赤ん坊と人工知能の言語の獲得の過程に於ける決定的な違いは、赤ん坊は自分自身の人生での経験を通して、自分に固有の言語を育んで行くが、人工知能は不特定多数の人間が文章として残したコーパスを継ぎはぎし
二重の価値体系である記号が認知システム発動の待ち受け状態である認知的な意識の上に構築される事で、ヒトの赤ん坊は、その後の人生で経験する事を全て自らの身体全体の知覚運動チャンネルを通して意味を構築する記
言語とは、人間が自然に授かった思考ツールであるという事の意味。。。
私は言語の研究を始めた頃から「言語はコミュニケーションの道具である」と言う命題は正しいが言語の本質を反映してはいないと考えている。 もし「(人間が使う)道具」と言う概念だけ残すとすると「言語は人間の
実は、仕事と帰省を兼ねて二週間ほど、日本に一時帰国していた。 実家で過ごす最後の夜に、たまたまつけたNHKのチャンネルで「チ。-地球の運動について-」の最終回の、最後の数分を視聴した。 この作品はフィ
ソシュールの一般言語学の説明を始める前に、先ず「言語には、正の項がなく、差異しかない」と言う命題の解釈から始めようと思う。 この命題の正しい理解なくしては、ソシュールの一般言語学の新しい解釈を理解す
ソシュールは「言語には、正の項がなく、差異しかない」と言う命題は、「宇宙には、単位がなく、価値体系の座標しかない」と言い換えることが出来る。 これが、「進化する自己記憶の存在論の出発点になるが、これ
「人類が今までずっと語って来た言語学が、全て幻想だった」。。。
「consciousness(自己意識)は、幻想だ」と考える学者は結構いるが、「人類が今までずっと語って来た言語学が、全て幻想だった」と言う事を、言語学者達は受け入れる事が出来るだろうか。 そんなことを考えるよ
言語学を文法学にしてしまったチョムスキーに、長年、批判的であったが、彼が探し求めていた普遍文法というのが「人称」であると理解できたことで、文法という概念が私の中で、今、大きく変わりつつある。 これが
音声学で「調音(articulation)」と言うと、普通は発音上のチューニングを指すのだが、今、私が、イタリア語の独学を通してやっている事は、聴き取りの為のチューニングであると言えると思う。 ただ、この場合の
宇宙のあらゆる存在の媒介である自己記憶の三段階に渡る進化は、入れ子構造を成す三つの視点を確立する。 先ずは、三人称の視点、 次は、二人称の視点、 そして最後に、一人称の視点が確立される。 これらの
デジタルと言うと、コンピュータが「イチゼロ」のビットで構成されている事から、単位で構成されていると考えてしまいがちだが、それは幻想である。 デジタル情報と言うのは、特定の価値体系の内部で、その構成員
言語学というか、現在、科学をしようとすると必ず通るであろうパラダイムがある。 それが、単位の言語学、あるいは単位の科学であり、別名、還元主義という。 のっけから私は、これから離れた。 そのきっか
Closer To Truth:David Shatz - What is Free Will? 自由意志というのは、西洋の哲学、更に科学の分野においても熱いテーマであるが、かなり早い時期に私は、これは「神の意志 vs 人間の意志」という図式に要約
「言語とは何か」という問いから少し離れて「文法とは何か」という問いに答えようと考察を始めたら、結構、早く成果が出た。 どうやら、普遍文法が存在するとするなら、それは「人称」であるという事になる。
「人称」に関しては考察は、大方済んでいるので、語順に関してもう一つ重要な文法カテゴリーである「品詞」について考察してみよう。 一番基本的な品詞は、名詞と動詞だろう。 名詞が「もの」の名前だとすると
音素の離散性と言語のデジタル性であるが、これは、音素と言う言語の構成要素が独立した単位であると言う事を指すのではない。 それは、離散性もデジタル性も、記号の二重の価値体系の座標によって保証されている
文法の代表格の語順に品詞と人称と言う陰の文法カテゴリーがある事が分かったので、このアプローチを「音素は言語の最小単位である」と言う命題の裏に働くメカニズムの解明にも使えるかなと考えている。 実は大体
私の言語学は、知覚運動チャンネルによる特徴を排除した所から始まった。 つまり、音声に関する特徴を研究しても、絶対に言語の本質を理解できない事を認識している。 言語の研究をやめて、人間の研究をすべき
私は、きっと「言語学のバグ」なのだろうと思う。
二連するアクセントを中心としたイタリア語の新しい記述方法。。。
数日間、何故か、イタリア語の動画を聴いていなかったのだが、先ほど、少し簡単なものを聞いてみて、自分の意識上に、アクセントの位置を軸として、単語やシンタグマが整列し始めているのを感じた。 動詞の活用の
Consciousness is reducible.(意識を還元する事は可能である)。。。
Is Consciousness irreducible? (意識は還元できないのか?)という問いへの私の答えは、 No. Consciousness is reducible. いいえ、意識を還元する事は可能である.。 西洋の学者達が「Consciousness is i
Fidias Podcast:Language, from the Amazonian Jungle to ChatGPT - Daniel Everett この動画の、言語の再規性に関するエヴェレット氏の「我々は自然な発話では、特に再帰性のある表現を使うことがない」という
言語学に関する思い込みは、結構ある。 例えば、 自然言語の代表格は音声言語である。 手話は音声言語の身振りバージョンである。 言語はコミュニケーションの道具である。 動物の知能が高度に発達した事で
最近、言語の起源に関するYouTube動画で、未視聴のものが幾つか流れてきた。 私に言わせると、どれも的外れな推測に過ぎない。 チョムスキーは、もう論外だが、最近、注目されているピダハン語研究のエヴェレ
Big Think:Sam Harris: The Self is an Illusion(自己は幻想である) 日本で禅宗が発達した理由を考えてみた。 これこそ、日本の神道の八百万の神々の視点である「三人称の意識」と舶来の仏教の空の思想に
言語学は、どうやら宗教とあまり変わらないと思う。 そこには幾つか神話があって、それを信じる事で言語学者になる。 「人間の自然言語を代表するのは音声言語である。」 「音素は、言語の最小単位である。」
チョムスキーとエヴェレットは、同じく文法を言語と考える学者である。。。
Fidias Podcast:Language, from the Amazonian Jungle to ChatGPT - Daniel Everett 注:これは、数年前に日本で犯罪を犯したユーチューバーのYouTubeチャンネル。 ピダハン語には、現在しか無いと言うエヴ
「音素は言語の最小単位である」と言う言語学の神話は、どうやって成立したのか、考察を始めた。 私は、音素は単位であるという批判を長年、繰り広げてきたが、逆に、何故、音素が、単位という体裁を取ったのかを
Huberman Lab Clips:Meditation & Searching for The Self Dr. Sam Harris & Dr. Andrew Huberman 学者達は「self(自己)」の考察をするのに、人間の認知主体としての視点を捨てるという発想が無い。 もう
好奇心を持ち続けよう — TED-Ed:全ての言語に共通するものとは? ー Cameron Morin 氏によるレッスン チョムスキーの普遍文法の理論を解説するという点では、よくできている動画だと思う。 普遍文法が存在す
私は、今、音韻体系が価値体系であると言う前提に立って、国際音声記号表を超えた具体的な座標系を記述しようとしている。 同時に、素粒子論も同様に書き換えることが可能になるかも知れないと考えているが つ
ロボマインド:550.文を理解する脳。動詞ニューロンと助動詞ニューロンがみつかった! 『脳の本質』乾敏郎 ロボマインドの田方さんは、認知的な意味と言語的な意味の区別が出来ていないのだが、これは、殆ど全
ソシュールの「言語には、正の項がなく、差異しかない」という思考メソッドを採用すると、自分の思い込みを排除する事で、自然の声に耳を傾ける事ができるのだと思う。 差異を考察するということは、差異が成立す
Lex Clips:The self is an illusion Annaka Harris and Lex Fridman この動画で一つ、気になるのは、この人は「真実は」という枕詞を連発している事。 自己同一性が幻想だと言いつつ、自分が自分である事が
私の言語学の研究の原点は、スイスの言語学者ソシュールが遺した「言語には、正の項がなく、差異しかない」という命題であるが、この命題の重要性を私に認識させてくれたのが、音声言語の音韻体系の音素を弁別(特定
差異の言語学を実践する為の、特殊な「mindsets(精神性)」。。。
「文法的な人称」が、チョムスキーが探し求めていた普遍文法だとして、この文法的カテゴリーをどのように定義する事が出来るだろうか。 先ず、これは必ずしも、言語の形、つまりシニフィアンに直接反映されること
「Panpsychism(汎心論)」と「進化する自己記憶の存在論」の大きな違い。。。
「Panpsychism(汎心論)」と「進化する自己記憶の存在論」の大きな違い。 前者は、人間の主観、つまり一人称の意識がデフォルトであるのに対し、 後者は、物質の持つ三人称の意識が進化して、認知主体の二人
言語と言うのは、デジタルであると考えているが、先ず、デジタル化する前の状態である認知主体が知能を発揮する為の認知システムを明確に定義したら上で、そこに何が起きてデジタルなシステムである言語が誕生したの
ここ、一、二日ほど、イギリスの放送局の動画ばかり視ているのだが「訛り」について考察してみた。 訛りが成立する為には、同じ音声言語である必要があり、更に、同じ音韻体系を共有している必要がある。 音韻
現在の言語学を端的に表しているのが「音素は言語の最小単位である」という命題である。 これは言語学の対象が、手話を排除した音声言語であるだけでなく、音声言語を物理的且つ静的な文字で記述したコーパスが言
Closer To Truth:Why is there something rather than nothing? 「なぜ、何もないのではなく、何かがあるのか?」という問いに対する私の答えは、この「何か」というものを支えている媒介が「進化する自己記憶」
ミニマルペアが動的な入れ子構造を持っているとすると、これは二元論ではなく三元論になる筈である。 要素が三つになると、pair に対応する用語としては以下のものがあるとChatGPTが提案してきた。 triplet, t
私の言語学のアプローチは完全に異次元だと思っているが、それは、ソシュールの「言語には差異しか無い」という命題に注目したのが切っ掛けだった。 ある意味、最初から道を踏み外したと言えるかも知れない。
音素を単位として考えてしまうと、外国語学習をする際、どうしても自分の知っている音素のリストから一つ一つ、該当するものを無意識的に探そうとすると思う。 少なくとも、私はそうだった。 これを、無意識に
従来の言語学は「単位の言語学」であり、私が提唱する言語学は「差異の言語学」。。。
私の言語学研究の出発点は、ソシュールの「言語には差異しか無い」という命題である。 私は、このアプローチを取る事により、ソシュールが定義した「二重の価値体系である記号」が、特定の知覚運動チャンネルに特
音素が単位であると言うのは、言語学者のでっち上げだと思うが、では、音素の正体は何か? 価値体系の座標であるのは確かだと思うが、これを、例えば、数学的に記述出来るのだろうか? 座標という事は、多分、
チョムスキーの普遍文法という概念によって、文法自体の概念が歪められていた可能性がある。 文法には、二重の価値体系である記号の二つの側面、シニフィアンとシニフィエという両方の側面があるのだが、チョムス
今、ふと思ったのだが、 太陽の周りを回る惑星としての地球に、 地球の周りを回る衛星としての月がある事により、 太陽、地球、月の存在が三元論を構成する。 これが、地球上に生命が生まれる為に必要だった
「人称(Grammatical person)」をネット検索してみた。。。
ネットで「人称(Grammatical person)」について検索してみたのだが、この文法カテゴリーは、音韻論における「子音と母音という音素の二大カテゴリー」と同様に、言語学においては研究をする上の大前提となっている
私は今まで、チョムスキーのシンタックス理論が普遍文法として扱われている事に気を取られてしまい、文法全般のの定義に関して真剣に考えていなかった。 そこに、文法的な人称がある事が大前提であり、言語学の研
「音素と言う単位は。言語学者がでっち上げた概念である」と言う前提で議論出来る人がいるのだろうか。 これは「電子と言うのは、粒であると同時に波でもある」と言う命題と共通点がある。 何故なら、物質も言
ミニマルペアと文法的な人称との間に共通点があるなんて、始めは全く考えていなかったが、ミニマルペアに関する考察を始めてから数年後に、三種類の人称について少しずつ注目をし始めたのを思い出す。 今、やっと
進化する自己記憶の存在論を提唱している私だが、宇宙の全ての存在が、自己記憶の更新によって循環しながら繋がっていると言う感覚を、自分でも信じられないと思ってしまう事がある。 理屈ではわかっていても、実
記憶を考察しようとするとき、三つの入れ子構造を成す視点がある。 一つは、人間の主観であり、記憶を操る。 もう一つは、認知主体としての動物の視点であるが、記憶を自ら操るのではなく、外界の知覚に相似し
今朝方「文法的な人称」が、二重の価値体系であるソシュール記号の、シニフィエ側の「動的な入れ子構造」であると言う考えに至ったのだが、これは、記号のシニフィエ自体のテンプレートみたいなものだと思う。 二
二重の価値体系であるソシュールの記号には、音素の弁別を可能にするミニマルペアと人間の主観を確立する三つの人称を可能にする動的な入れ子構造が備わっている。 前者がシニフィアン、後者がシニフィエに対応す
日本の「いろは歌」というのは、世界でも類を見ない美しい音韻体系の記述方法なのかもしれない。 しかも、歌だから、文字で書かなくても問題無いと言うのも凄い。 完璧な記号と言えるかもしれない。
ソシュールの「言語には、正の項が無く、差異しか無い」という命題の新解釈。。。
最近、時々、見かけるのが「偽のポリグロット(多言語話者)を暴け」という動画。 相当数の言語を使えると主張する YouTuber の中には、嘘つきがいるという事らしい。 私にはどうでもいい事なので視聴しないの
言語学で、科学をしようとした人がいる。 生成文法や普遍文法を唱えたチョムスキーである。 彼は、数学的な手法を導入する事で言語を科学出来ると考えたが、音素を単位として物理的に文字で記述されたコーパス
最近、言語とは何かという問いではなく、文法とは何かという問いに切り替えたのだが、これが少しずつだが、形になってきている。 一つの発見は、文法的な人称というのが、実は、有形無形を問わないのであれば真の
私がソシュールの「言語には差異しかない」と言う命題の考察を始めて出した結論は、言語を通して、我々は哲学をする事が出来ると言う事である。 それは、哲学というか科学に近いと思う。 つまり、それはファク
この三つの人称は、混沌からの離散化を経て実践される「自己記憶の三段階の進化の過程」を反映している。 先ずは、物理化学的な時空間に存在する三人称の意識、次に、生物認知的な時空間に意志を持って働きかける
私は、最初の頃は、言語の考察のみをしてきた。 意識に最初から興味があった訳ではなく、いつの間にか自分の研究とシンクロする事を認識する様になった。 こうして西洋の意識には一人称の意識、東洋一般の意識
Closer To Truth:Victoria Harrison - Alternative Concepts of God? この動画だけで判断する事は出来ないが、この人の場合、東洋の神と言うとインドの神だけの様である。 日本の八百万の神々は、少しずつ西
「神の意志」というのが、「己を知り、己を進化させる事」だとしたら、神は、我々にも宿っているはずである。 私の考案した折り紙のバラを皆さん折ってくださるのだが、その時、お互いに掛け合う励ましの言葉が
連続的な発話を分節しながら一つの文脈を構築していく「生きた文法」では、単語の覚え方も重要になっていく。 例えば、母音が多い言語の場合、どの単語とどの単語が同じ母音を共有しているかを感覚で知っているの
私が「進化する自己記憶の存在論」に辿り着いたのは、ここ数年のことだが、これに関して、今まで誰ともまともな議論をしたことがない。 ソシュールの記号の考察から始めた私の研究において、自分の中では整合性は
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世界中に言語ほど、身近な存在でありながら、その本質が全く理解されていないものもないと思う。 その第一の原因は、誰でも特別な訓練を受けなくても言語を習得出来るからである。 だから、言語学者が各々、勝
ChatGPT4 says: This is a profound and ambitious question—and it opens a door to a bold philosophical move. Here's a structured answer: ✦ Can the Ontology of Evolving Self-Memory Be More Fundamen
Can we say that the time itself is generated by evolving self-memory? Yes — and in a philosophical framework, that’s not only a powerful idea, but one with deep precedent and rich implications.
how do you define evolving self-memory? ChatGPT said: Evolving self-memory can be defined as: A dynamic, autonomous mechanism through which identity is continuously recorded, modified, an
This definition was formulated through an extended dialogue with ChatGPT-4. Evolving self-memory can be defined as:A dynamic, autonomous mechanism through which identity is continuously recorded, m
今、ChatGPT4を使って、自分の投稿の英訳をしているのだが、学術的な文体で、しかも勝手に文脈を補完しながら、さらに要約までこなすという離れ業をやってのけてくれる。 折角なので、一応、内容の確認はしなが
The following is a translation of my previous article in Japanese, generated with the assistance of ChatGPT-4. While it may not fully capture the entirety of my intended nuances, it nonetheless provid
私の目指している言語学は、「ソシュールの一般言語学講義」という本の中にある「言語には差異しか無い」という命題からインスピレーションを得た「差異の言語学」である。 これに対し、従来の言語学を「単位の言
私の言語の概念は、普通の人とは、根本的に異なる。 例えると、近代化学と中世ヨーロッパの錬金術くらいの差があると思っている。 我々は既に21世紀に生きているが、だからと言って、全ての学問分野が近代化さ
二人の異なる人間は、生活に支障の無い相互コミュニケーションが取れるとしても、全く同じ「言語」を使っている訳ではない。 例え、異なる言語を使っていたとしても、共同生活に支障の無い範囲で「文脈」を互いに
私が会社を辞めてフランスに来て、言語学を本格的に始めた時、伝統的な言語学を完全に否定する決断を下した。 それは「言語はコミュニケーションの道具である」という命題は正しいが、コミュニケーションが成立す
私は、言語と意識というのは密接な関係にあると考えている。 だから、現時点で、言語学と意識の研究の接点を語る人が、私が見た限り、一人もいないのは、由々しき事態だと思う。 では何故、言語学者は、意識に
最近は「Consciousness(意識)」が宇宙の根本を成しているという視点を持つ人も多くなっているが、私は意識を知るためには、先ず言語の研究をすべきだと思っている。 しかし、それは、文法学としての言語学では
Closer To Truth:Alex Gómez-Marín - Le domaine des études de la conscience 私の印象では、西洋での「Consciousness」の研究は、神の存在を議論する神学のような様相を呈している。 つまり、それは、科学
今から、大学等で言語学を専攻しようと思っている若い人は、現在、世界中で教えられている言語学は、あなたの目指そうとしている言語学ではないと言う事を知った上で、その選択をして欲しいと思う。 只、もしかし
自然言語を新しく発明したり、既に存在しているものを習得したりする仕組みが人類には遺伝的に備わっており、これこそが我々を人間たらしめているのだが、我々は、この仕組みを具体的に知っている必要性がない事も手
Closer To Truth:Donald Hoffman - What is Consciousness? 最近「Consciousness」が、脳の活動から生み出されるのではなく、宇宙そのものの根本を成すものだという考えが学者の間でも広がっている様な気がする
言語と言う概念程、学者全般に誤解されて来たものはないと思う。 そして現在も、誰も言語の正しい概念を知らずに生活している。 最大の問題は、言語の正しい理解がなくても、誰でも言語を習得する事が出来ると
ソシュールの一般言語学を、私は独自の解釈で再構築しようと考えている。 先ず、一般言語学と言うのは、記号が特定の知覚運動チャンネルに特化して成立する手話と音声言語と言う二つのタイプの自然言語についての
私は哲学が嫌いだが私の言語や人間の自己同一性に関する考察は哲学的な思索であると言えると思う。 私が哲学が嫌いな理由は道徳的であったり説教がましいから。 私は密かに言語を科学すると言う目的を持って研
生命に共有している認知システムの一部である記憶のメカニズムは、正しく理解されていないと思う。 例えば、心理学や言語学では、生命に記憶と言う機能が備わっている事は、当たり前な事の様に捉えられていて、記
PIVOT 公式チャンネル:【宇宙物理学最後の謎に迫る】東京大学教授・戸谷友則/宇宙になぜ生命があるのか/「戸谷論文」の衝撃/宇宙論の現在/宇宙はクリーム色?【EXTREME SCIENCE】 「宇宙には何故生命がある
記憶するという事は、自らの実体を保存し、それを後から再現するという過程であり、これは、我々がインターネット等を通して、プログラムやファイルを共有できるのと似ている。 これが可能になるのは、それが情報
Closer To Truth:Roy Baumeister - How are Humans Unique? この動画で、Robert Lawrence Kuhn 氏が「動物と比較して人間に固有なものは何か」と心理学者に質問しているのだが、彼の答えはどれも的外れである。
記憶と言うのは生命の持つ認知システムを構成する一つの重要な機能であると言う理解がなされているが、記憶に特殊な構造があり、情報伝達の視点から、形式的なアプローチを取る事が出来る。 記憶とは自己同一性を
波から粒に変わる離散分裂には、反動が伴う。 それが、粒同士を引き寄せる重力である。 粒同士が(再び)出会うと、粒が波に戻り、二つが融合し、新しい自己同一性を確立する。 でも、これは本当に「波」な
生命の形を記録する遺伝子は、同時に生命の行動のシーケンスを記録していると考えている。 認知システムの基本となる自己意志は、遺伝子によって確立されている。 これを解明するには、ソシュールの記号の発展
Daily Dose Of Wisdom:Scientists Are Changing Their Minds (EVIDENCE For God!) 私の強みは、認知システムからの言語の誕生のメカニズムを知っている事であるが、これが、量子力学及び、生命の起源と進化を司
自己記憶という、この宇宙のあらゆる存在を支える動的なメカニズムは、連続した波動の蓄積によって形成される混沌からの離散化という過程を通るが、これは更に、離散分裂(再)融合更新循環サイクルという、離散的な
Klee Irwin 氏が提唱する自己シュミレーション仮説では、物理主義からの脱却を図り、物質を情報で置き換える事を主張しているが、これは不完全。 何故なら、物質も情報のどちらも、単位として成立した段階をデフ
私の「自己記憶進化論」は、言語の観察を通して得たものであるが、数学の素養の無い私が、量子力学とどうやったらシンクロ出来るのか考えてしまう。 いや、そういう事をあまり気にしないで、自分のペースで進むし
「三人称単数現在の『s』」と言うのは中学で学んだ。 これは、多くの西洋語に人称や数(更に性)があり、「He likes」と動詞の「like」の現在の活用形の語尾には「s」がつくと言う文法的な規則があるからである。
くろ丸 さんが4か月前に投稿した「自己シュミレーション仮説」に関する動画。 【新説】この宇宙の正体がわかりました。全ては「わたし」という宇宙思考が生んだ壮大な『自己シミュレーション』かもしれません。【
人類が生まれた事により、自己記憶が進化して到達した自己意識を、長い人類の歴史上で人類の個体であるヒトの数だけ持つ事になった。 其々の自己意識は、全く個人的なものであるが、それが言語という自己記憶を進
我々は、生きていく上で、名前の付いた対象、つまり言語による単位を認識しているのだが、我々が実際に知覚しているのは、あくまで知覚上の差異でしかない。 そして、この「差異」の認識が、科学知識を向上させる
Closer To Truth:John Searle - Why Philosophy of Science? 少し前になるが、西洋で哲学が発達したのは、西洋科学が言語のメカニズムを解明していない事による穴を埋める為であるという結論に達した。 つま
記憶は、離散的な差異によって成立し、複製可能である。 一番重要なのは、記憶がどの様にして複製されるかである。 物質が生まれたビッグバンが、記憶の複製メカニズムが発動して生まれたと考えると、その後の
私はフランスに来た当初から一貫して、言語学と言うのは、言語の観察を通して言語を発明出来る人間の条件を解明する事であると考えていた。 人間には、言語を発明出来る特殊な認知メカニズムが備わっていて、それ
くろ丸。ミステリー:【衝撃】現実は『場』による幻想でした。量子論の進化系『場の量子論』による宇宙の法則がヤバすぎた。【場の量子論 量子力学 都市伝説】 くろ丸さんの YouTube 動画「現実は『場』による幻
宇宙のあらゆる存在の媒体となる自己記憶は、自己存在、自己意志、自己意識と言う過程で進化をする。 自己組織と言う過程が、自己意志と同時に生まれているはず。 自己記憶の進化の三段階の過程。 物理化学