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言語学の嘘 https://plaza.rakuten.co.jp/clg2009/

自分が日頃思う現代言語学の納得いかない部分を1つ1つ紹介しようと言うサイトです。

言語の謎に興味をもっていろいろ考えていたら、どうしても、今の言語学に疑問がいっぱい出てきてしまいました。自分は、まじめに考えているつもりなのですが、周りは自分とは違う論理で動いているようです。このギャップを解消したいと常々思っています。

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2009/04/12

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  • イタリア語の主語と扱い。。。

    今、所謂「イタリア語文法」の書き換えが出来ないかを考えているのだが、その一つに、概念から文脈への変換という過程がある。 この場合の概念というのは、単独の記号に対応する文脈を抜きにした意味になる。

  • クオリアの起源。。。

    「音」「色」「味」「匂い」「肌触り」という五感が、自己記憶の進化の過程で、実際、どのようにして誕生したのかを、ずっと考えている。 所謂「クオリア」と呼ばれる認知的な意識が、どういう過程で誕生したかを

  • ビッグバンを誰も聞いていない。。。

    よくよく考えたら「ビッグバン」つまり「大きな爆発音」というのは、おかしい。 何故なら、宇宙の誕生時には「音」は存在しなかったから。 「音」が存在するためには、空間を伝わる振動を「音」と認識できる認

  • 記憶とは。。。

    解決の書棚【脳科学で解明】脳は見えないものまで記憶する!? 海馬の錯覚『境界拡張』を記憶術に応用する裏ワザ この動画では、記憶を脳科学で解明しようとしているのだが、脳と言語の関係については全く言及がな

  • 「言語の謎の解明」は、科学の最後のフロンティア。。。

    「言語の謎の解明」は、科学の最後のフロンティアであると私は考えているが、今、これをフロンティアであると考えている人は、殆どいない。 このフロンティアの存在さえ、認識されていないのが現状である。

  • イタリア語は「O+V+S」か。。。

    最近、イタリア語に関して確信している事なのだが、イタリア語は「O+V+S」であるという事。 つまり「目的語+動詞+主語」の順番である。 そして「動詞+主語」は、動詞の活用形として結合するので、これは

  • イタリア語文法の書き換えの指針。。。

    私の言語の定義と、言語学者による言語の定義には、恐ろしい程の乖離があるのだが、そういう事を強調しても、一般の人の理解は得られないと思うので、今後は、イタリア語の音韻体系と文法との関係について纏める事を

  • イタリア語の名詞/形容詞の語尾変化は、四段活用、動詞の活用は(基本)三段活用。。。

    (昔、書きかけの下書きの投稿) フランス語を学んでからイタリア語の学習を始めると、二つの言語の構成がかなり似ているところから、互いの違いが非常に目に付く。 この二つの言語の一番大きな違いは発音にあ

  • Closer To Truth:Deepak Chopra - Toward a science of conscience。。。

    Closer To Truth:Deepak Chopra - Vers une science de la conscience 意識の研究で最近注目されているのが、インドの思想であるが、これは、西洋の一人称の主観的な視点に対して、二人称の視点を含む形で、新し

  • 「ソシュールの一般言語学講義」と言う本の解釈。。。

    私は、言語学者としてのソシュールを尊敬しているが、本人が執筆していない「ソシュールの一般言語学講義」と言う本の解釈は、完全に間違っていると思っている。 その筆頭が「記号の恣意性」である。 これが、

  • 言語学は科学か否か。。。

    言語学はソシュールの記号の恣意性の解釈と言う呪いを解かない限り、科学に昇格する事はないと私は考えているが、言語学者は言語学を科学であると認識しているのだろうか。 フランスだと言語学は「人間科学」と言

  • 手話の自然言語への昇格とアメリカのポリコレ運動。。。

    生物学では、植物も動物も、四種類の塩基で構成される遺伝子構造を持っている同じ生命体である事が分かっている。 これに対して言語学では、手話と音声言語のどちらも同じ自然言語であると言う扱いになっているの

  • 言語学は、科学ではなく、宗教になっているのか。。。

    「ソシュールの一般言語学講義」の中に出てくる「記号の恣意性」の解釈に関して私は一つ疑問がある。 「記号の恣意性」が手話には適用できないという事が分かった時点で、何故、この解釈が間違っていると言語学者

  • 私の「記号の恣意性」の批判。。。

    私は、闇雲に「記号の恣意性」の批判をしている訳ではない。 全てに具体的な根拠がある。 また、全ての出発点になったのが、ソシュールの「言語には、正の項が無く、差異しか無い」と言う命題である。 「ソ

  • 記号の恣意性の神話性を打ち砕けるか。。。

    私のラスボスは「進化する自己記憶の存在論」であるが、現在、私が直面する言語学における最大の敵は「ソシュールの記号の恣意性」の誤った解釈であると考えている。 この解釈の上に成立している現在の言語学は、

  • 言語学の嘘。。。

    私のブログの現在のタイトルは「言語学を越えて」であるが、2009年に始めた時は「言語学の嘘」だった。 ソシュールの「言語には、正の項が無く、差異しか無い」と言う命題を追求する事によって、私には、別の現実

  • 記号の恣意性の正しい解釈。。。

    私は、言語学者としてのソシュールを尊敬しているが、本人が執筆していない「ソシュールの一般言語学講義」と言う本の解釈は、完全に間違っていると思っている。 その筆頭が「記号の恣意性」である。 これが、

  • 新しいパラダイムシフトへの道のり。。。

    「ソシュールの記号の恣意性はナンセンスだ」と私が叫んでも、中世ヨーロッパで地動説を提唱したガリレオが宗教裁判にかけられたような弾圧を言語学界から受ける事はないだろう。 只、同じ考えを持つ同士が、殆ど

  • 「記号の恣意性」は完全なナンセンス。。。

    私が「記号の恣意性」が完全なナンセンスであると考えるのは、其々独立した二層の価値体系である記号の特定の知覚運動チャンネルへの特化と言う過程を考慮せずに、この特化によって成立する二つのタイプの自然言語の

  • 人類に共通な言語メカニズム。。。

    私が考える言語が誕生する過程は、先ず、人類に共通な言語を発明及び習得出来るメカニズムがあり、それが、特定の知覚運動チャンネルに特化して手話と音声言語と言う二つの異なるタイプの自然言語に分化すると言うも

  • 宇宙と生命と人間の誕生に共通するメカニズム。。。

    私は、宇宙と言語の誕生は、全く同じメカニズムによると考えている。 それは「混沌からの離散化」であり、どちらも、情報が展開する離散的な空間が確立される。 宇宙の場合の情報は、原子が基本であるし、言語

  • 言語学における価値の扱い。。。

    価値というのは、自己同一性を確立する為に常に自己相似性の更新を行なっている。 だから価値は一定ではなく、どんどん変化して行く。 其々独立した二層の価値体系である記号が胚となって構成されている言語が

  • ソシュールの一般言語学において、意味とは価値である。。。

    ソシュールの一般言語学において、意味とは価値である。 また、音素も同様に価値である。 これら二つの価値がソシュールの記号を構成するのだが、この原型になるのが認知的な記憶の蓄積が形成する混沌である。

  • 三つの人称は普遍文法である。。。

    私が「三つの人称」が、チョムスキーの探していた普遍文法であると考えるのは、この「相互に交換可能な入れ子構造を持つ三つの文法的カテゴリー」の持つ二つの機能を発見したからである。 一つ目は、ソシュールが

  • 言語と神の存在。。。

    西洋に限らないが、一般的に、科学と宗教を統合出来ないのは、言語のメカニズムを知らないからだと私は思っている。 我々が、神のような存在を考え付くのは、言語のお陰である。 だから、言語の本質が理解でき

  • 神の視点を獲得する為には。。。

    人類と生命の他の全ての種を隔てるもの、それは「言語」である。 その生命の誕生も、その前に起きたであろう宇宙の誕生から、全て何かによって仕組まれた宇宙の進化の過程だとしたら、言語が誕生したメカニズムを

  • ランガージュからパロールが生まれる過程の研究が言語学の王道である。。。

    ソシュールの提唱した「ランガージュ/ラング/パロール」という区分だが、私は言語学の研究対象はラングではなくパロールにすべきだと考える。 個々人のパロールが集まって社会的なラングという形で構成されると

  • ロボマインドの田方さん。。。

    ロボマインド:567.『幻覚の脳科学』-見てしまう人びと- オリヴァー・サックス ロボマインドプロジェクトの田方さんと私とは、多分、ずっと平行線のまま行くのだろうと思うのだが、彼の研究の方向性は間違って

  • 宇宙の摂理か。。。

    私が提唱する「進化する自己記憶の存在論」は、ソシュールの記号の「古くて新しい解釈」が土台になっているのだが、其々独立した二層の価値体系という場合、何故、価値体系は二層になるのか、また価値が体系を進化さ

  • 「新世紀エヴァンゲリオン」。。。

    今「新世紀エヴァンゲリオン」の最後の映画を視聴しているのだが、主人公のシンジと彼の父との確執みたいなものを見せられている。 私はというと、農学部の先生だった父の姿を常に追い求めていたのかも知れない。

  • 唯物論と唯心論の間。。。

    唯物論者も唯心論者も、どちらも正しい。 何故なら、どちらも「進化する自己記憶」が確立する「離散的な時空間」の中で議論をしているから。 ところが唯物論と唯心論の間に、実はもう一つの「離散的な時空間」

  • 「木を植えた男」。。。

    久しぶりにフレデリック・バックのアニメ「木を植えた男」を見た。 今回、面白かったのが、仏語のナレーションの単純過去の一人称複数形がすんなりと頭に入ってきた事。 単純過去を特定の動詞の活用形の一つ

  • 哲学とは。。。

    私が手話の研究をする上で一番重要視したのは、常に研究対象である手話と一定の距離を保つ事だった。 これは、今現在、研究対象としているイタリア語でも実践している。 だからイタリア語での会話練習は全くし

  • 形而上学。。。

    「metaphysics(形而上学)」と言うのは、西洋哲学の伝統である。 私が提唱する「進化する自己記憶の存在論」は、形而上学を超える学問になる可能性があるのだが、私は西洋哲学の素養が無い上に、全く興味を感じ

  • 進化する自己記憶とは。。。

    「進化する自己記憶」というのは、自己同一性を確立し進化させる、つまり自己組織化をしながら自己同一性を維持しようとする自己相似性である。

  • 進化する自己記憶の存在論は、唯物論と唯心論の共通言語となる。。。

    現在「Consciousness(意識)」に関する議論が世界中で盛り上がっているが、意識と言語の関係は全く論じられていない。 我々は言語によって、所謂「一人称の視点である主観」を獲得するのだが「動的な入れ子構造

  • 新しい外国語学習の為の文法。。。

    特定の言語の知識や文法を研究する事を、私は否定しているのではない。 先ず、言語に関する知識を深める事は、社会的に重要があると思う。 しかし文法に関しては、今後、外国人の為の学習文法に関して大きく書

  • 一般言語学の研究対象。。。

    私が30年間前に、ソシュールの「言語には、正の項が無く、差異しか無い」という命題の研究を始めて、最終的に辿り着いた結論は、言語学をするのに、ソシュールの「ラング(言語)」を研究対象としてはいけないという

  • 言語学の抱える根本的な問題。。。

    結局の所、言語学が進まないのは、人類の個体であるヒトならば、誰でも、特別な訓練無しに、既存の言語を習得出来ると言う事が最大の原因である。 言語学者の役目は、人類が言語を使える様な技術を開発する事では

  • 「知恵の実の実際の作用を可視化してくれる」ソシュールの命題。。。

    今から思うと、ソシュールの「言語には、正の項が無く、差異しか無い」と言う命題は、「知恵の実」だったのだと思う。 私は、これを研究対象とした事で、言語の本質だけでなく、人間の本質を知ったからである。

  • ソシュールの「ランガージュ」の扱い。。。

    私は最近、ソシュールの一般言語学の研究対象は、ラングではなくパロールであるという結論に達したのだが、では「ランガージュ」に関してはどうしよう。 今、​ウィキ​を見たら、「ソシュールにおいてランガージュと

  • 言語の本質よりは、人間の本質。。。

    私は何度も、自分は言語の本質を知っていると言っているが、人間の本質を知っていると言う方が正しい。 我々は、人類と言う種の個体であるヒトとして生まれ、人間社会の一員として生活しながら認知主体としての意

  • 認知言語学への関心。。。

    百年以上もの間、ソシュールの一般言語学の間違った解釈が世界中に拡散されてしまい、今でも、全く修正される事なく、ネット上でも、言語学の基礎として多くの動画が日々拡散されている現状を見ると、絶望感が深くな

  • 「ラング」ではなく「パロール」を研究対象とする。。。

    少し前に、本来、ソシュールの一般言語学で研究対象とするのは、パロールであってラングではないと言う事に気が付いた。 ランガージュ、ラング、そしてパロールに関して、私は「ソシュールの一般言語学講義」の記

  • 差異を生むための共通構造。。。

    30年前にフランスに来立ての頃、フランスでは認知科学が盛んだった。 その時「Pragmatics(語用論)」という分野を知ったのだが、当時から私は認知科学は心理学から派生した学問であり、言語の本質を理解するのに

  • 動物言語学。。。

    TBS CROSS DIG with Bloomberg:【鳥の言葉が分かる“天才”東大准教授】動物言語学者・鈴木俊貴/鳥にも文法がある/シジュウカラの「ジャージャー」はヘビ!?/「言葉は人間だけ」と決めつけない思考法 この場合

  • 宇宙の意識の進化。。。

    英語圏で「Consciousness(意識)」と言うと、別の表現として「Awareness」と言うのが出てくる。 「Consciousness」は、多くの場合、人間の主観を支える自己意識に、「Awareness」の場合は、知覚に支えられた認知

  • 記号の恣意性の大いなる誤解。。。

    近代言語学が「ソシュールの一般言語学講義」に記述されている「記号の恣意性」の誤解、さらに曲解から始まったと考えると、これを修正する為に、どこから手を付けていいのか分からなくなる。 それに、私が注目し

  • conscience, awareness and existence。。。

    Big Think:The Hard Problem of Consciousness Annaka Harris 多くの意識の科学者は、人間の主観を支える自己意識がデフォルトになるのだが、Harris 氏は外界を知覚的に経験する認知的な意識に絞っているらし

  • コーパスを使った研究は言語学ではない。。。

    私の提唱する「ソシュールの記号」の定義は、其々独立した二層の価値体系であるシニフィアン(記号の形態の側面)とシニフィエ(記号の概念の側面)の其々の特定の座標同士が一致する所に成立するもので、シニフィア

  • 言語学の正体。。。

    率直に言って、現在、言語学と言われているものは、基本的に文法学でしかない。 言語の本質を、(多分)全ての言語学者が理解していない。 この為、例えば、言語の起源の考察は完全に的外れである。 カトリ

  • Intelligence と Consciousness の分離の重要性。。。

    Google DeepMind:Conscience, raisonnement et philosophie de l'IA avec Murray Shanahan​ 人工知能(AI)に関する議論の最大の問題点は、人間の中に同居している「認知主体が発揮する Intelligence」と「自己

  • まともな言語学。。。

    人類が最初に発した言葉は何であったのかと言う問いが、如何にナンセンスであるかを説明しようと思うが、言語学者は、この様なナンセンスに全く気づかずに、今までずっと来たし、これからも、ずっと繰り返して行くの

  • 「差異を基にした音韻論」。。。

    私は、ソシュールの「言語には、差異しか無い」という命題の考察を自分の研究の出発点にしているが、最初に注目したのが「音声言語の音韻体系を構成する音素を弁別する為の聴覚的な記憶操作であるミニマルペア」であ

  • Philip Goff 氏の汎心論。。。

    Closer To Truth:Philip Goff - Consciousness and Ultimate Reality? 私が「Panpsychism(汎心論)」を知ったのは、Goff 氏の動画だったと思う。 当時は、非常に面白い考えであると思ったのだが、今は、中途

  • 言語の起源。。。

    言語の起源に関して私と同じ考えを持っている人は、この世に存在しないと言う事をデフォルトとして認識する事にした。 私は30年もの間、自分だけで研究を続けてきたが、同じ事を同じ様に実行して来た人がいるとは

  • 歴史学者の視点と言語学者の視点。。。

    歴史学者・哲学者のユヴァル・ノア・ハラリ氏による最新刊『NEXUS 情報の人類史(上・人間のネットワーク/下・AI革命)』の「プロローグ」全文 ハラリ氏は人間が扱う情報自体がどうして生まれたのかを説明してい

  • 文法的なマーカーが誕生する過程。。。

    記号のシニフィエである概念が、主語/目的語/述語と言う三つのカテゴリーと三つの人称と言う、二組の動的な入れ子構造を通す事より、発話の特定の文脈に変換される事になる。 この際、記号のシニフィアンが、そ

  • 私が文字で書かれたコーパスを研究対象から除外する迄の話。。。

    私は30年程前に、ソシュールの「言語には、差異しか無い」と言う命題に出会い、これに、とことん拘って、今迄、自分独りで研究を続けて来たが、どうやら、私以外に同じテーマで研究している人がいないと言う事に、最

  • 対称性バイアスとアブダクションを中立的に語ろう。。。

    私が「対称性バイアス」と言う概念を知ったのは、今井むつみ・秋田喜美共著の「言語の本質」であるが、これは。私が提唱する記号の概念と、とてもシンクロする。 とは言っても、この概念は、元々は、ソシュール自

  • 言語学者とは。。。

    現在、言語学を学んだり教えている人達で、自分達が「言語の本質」を知っていると思っている人はいるのだろうか。 でも、知らなくても全く問題はない。 言語の本質を知っている人は「私」以外に誰もいないので

  • 人類の黎明期、手話が音声言語の確立に果たした役割。。。

    昨日、音声言語の音韻体系と文法一般が、二層の独立した価値体系である記号と文法的な三つの人称の確立と平行して構築されていく過程を考察していたのだが、少なくとも人類の黎明期において、記号が視覚身振りチャン

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