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とらつぐみのつぶやき http://blog.livedoor.jp/toratugumitwitter/

月に1回くらいしか更新しません。 いつ終わるかわからないブログです。

DVDを見た感想などを書いています。ハリウッド映画が多いです。時々、アニメなどの紹介もあります。 写真の紹介などもあります。写真は、すべて自分で撮ってきたものです。

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2009/01/11

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  • アニメ感想 アーケイン2

    やっと視聴しましたよ! 傑作フランスアニメ『アーケイン』のシーズン2。配信は2024年11月だから、半年遅れ……まあ私にしては早かったほうです。 初めての人のための基礎情報を載せておきましょう。 『アーケイン』は世界的大ヒットゲーム『リーグ・オブ・

  • 映画感想 ベルサイユのばら

    自由は死して得られるもの。 今回紹介の作品は、名作漫画の50年越しの映画化。吉村愛監督『ベルサイユのばら』。原作は池田理代子による1972~1973年の作品。現在、累計発行部数2000万部をこえて、時代を超えて愛される名作漫画となっている。 監督の

  • 映画感想 ニンジャバットマン対ヤクザリーグ

    誰も突っ込まないが、ついて来いよ。 あのトンチキアニメが戻ってきた! 2018年公開された『ニンジャバットマン』、その続編『ニンジャバットマンVSヤクザリーグ』。2025年3月Netflixをはじめとする動画サイトより配信。 監督は前作から引き続き水崎淳平。

  • 映画感想 ウォレスとグルミット 仕返しなんてコワくない

    今の時代だから感じたい素朴な感触。 今回は楽しい映画。2025年1月よりNetflix配信の『ウォレスとグルミット 仕返しなんてコワくない』。『ウォレスとグルミット』は1989年に始まった人気シリーズ。昔ながらの粘土アニメで制作された作品で、CG全盛の時代を

  • 映画感想 モノノ怪 唐傘

    権力の集まるところに「怨念」も集まる。 今回は怪奇譚『劇場版 モノノ怪 唐傘』。2007年フジテレビ深夜アニメ枠『ノイタミナ』の1本として制作され、好評を得る。和物を取り入れたファンタジー作品で、時流に流されず独自のスタイルを作り出した作品だった。そ

  • 映画感想 窓ぎわのトットちゃん

    あの時代を生きた友人たちに捧げた物語。 名作アニメの紹介です。2023年12月公開作品『窓ぎわのトットちゃん』。原作はご存じ黒柳徹子さん。1981年に出版され、日本国内での累計発行部数は800万部。自叙伝として日本国内戦後最大のベストセラーとしてギネ

  • 映画感想 ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!

    これが本当の“ティーンエイジ”・ミュータントタートルズ。 あの亀たちがアニメで帰ってきた! 『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』は2023年のアメリカ映画。監督は2021年に『ミッチェル家とマシンの反乱』を共同監督を担当したジェフ

  • 読書感想 書いてはいけない/森永卓郎 日航123便墜落事件と日本経済失墜の真実

    1985年8月12日。羽田発-大阪・伊丹空港行 日本航空123便が墜落した。出発は18時12分。墜落は18時56分。乗員乗客524人中、死亡520人。単独機としての事故としては、未だに世界最大の航空機事故である。 出発から墜落まで、わずか44分。この間

  • 読書感想 書いてはいけない/森永卓郎 ジャニーズ問題とテレビという権力

    森永卓郎さんはテレビやラジオの業界に25年以上勤めていたが、その最中にけっして触れてはいけないタブーが3つあった。①ジャニーズの性加害②財務省のカルト的緊縮主義③日本航空123便の墜落事件 テレビの業界人であれば、誰でも知っている話である。しかし

  • 関心領域と財務省 実はよく似ている2つの組織

    前回、森永卓郎さんの『ザイム真理教』を採り上げたけれど、今日はそれにちなんだ話。 2023年『関心領域』という映画が公開された。 舞台は1940年代、アウシュビッツ強制収容所――その手前に住んでいたある一家を描いた物語である。その一家というのがヘス

  • 読書感想 ザイム真理教/森永卓郎

    ザイム真理教。最近、ネット上で頻繁に交わされるようになった言葉だ。ザイム真理教の出自は森永卓郎さんではない。森永卓郎さん自身、あるときこのワードを聞いて、「それはいいな」とそれをネタに一本、本を書いてみた……と話している。本自体はすぐに書き上がったが、

  • 2025年5月まとめ ドラマ版『幽遊白書』とSwitch2発表会の感想

    4月19日 漫画を実写化することの難しさ 『幽遊白書』 さあ、やっと見ましたよ! 実写ドラマ版『幽遊白書』! 話題の実写ドラマ化……えーっとNetflixで配信されたのが2023年12月……あ、もう2年も経ってたのか。相変わらず流行に乗れない。で、視聴したのが

  • 映画感想 新幹線大爆破(2025)

    特撮100点、ドラマ-50点の作品。 1975年版『新幹線大爆破』を観て以来、楽しみで仕方なかった作品。50年の時を経て、あの傑作がリブート。2025年4月公開、樋口真嗣監督『新幹線大爆破』。 監督の樋口真嗣はこの界隈ではおなじみの人。高校時代から

  • 映画感想 新幹線大爆破(1975)

    過去を引きずった男たちの哀しみの物語。 今回の映画はさらに10年遡りましょう。1975年7月公開映画『新幹線大爆破』。 監督は佐藤純弥。1932(昭和7)年生まれ。小学時代に戦争を体験した世代である。1956(昭和31)年に東映に入社し、助監督とし

  • 映画感想 台風クラブ

    思春期は危うい。 たまには昔の映画を見ましょう。今回紹介の作品は1985年8月に公開された青春映画『台風クラブ』。監督は相米慎二。脚本はディレクターズ・カンパニーのシナリオ募集コンクールで準入選に選ばれた加藤裕司の作品。 監督の相米慎二について触れ

  • 映画感想 箱男

    引きこもりが思い描く夢と苦悩。 難題作です。 今回取り上げる映画は石井岳龍監督『箱男』。原作は安部公房。その原作版からしてかなりの難題作。1973年に小説が発表された当時から、あまりにも難解、実験的な内容で議論を巻き起こした。 『箱男』の映画化は1

  • 映画感想 翔んで埼玉2 ~琵琶湖より愛をこめて~

    日本を代表するコメディ映画続編! あのイカレた映画の続編が作られた! 『翔んで埼玉2 ~琵琶湖より愛を込めて~』は2023年公開作品。監督・武内英樹、脚本・徳永友一、音楽・Face 2 fAKE、撮影・谷川創平……前作の座組が再結集して制作された。 第1作目が

  • 読書感想 文明の衝突/サミュエル・ハンチントン

    今回紹介の本は、サミュエル・ハンチントンの『文明の衝突』……なのだけど、内容がよくわからんかった! もともとの難しさに加えて、よく知らない国の情勢の話をされて……しかもそれが1990年代当時の話で、「○○国の○○政権は~」みたいに話をされても「え? 知

  • 3月19日 ちょっとだけ変なSF冒険物語 ドラマ『フォールアウト』感想

    本日はAmazon Prime Video配信ドラマ『フォールアウト』の感想文。 配信開始は2024年4月11日。すでに1年前か……。相変わらず流行に乗れない……😖 まず作品情報から見ていきましょう。 世界的大ヒットゲーム『Fallout』を原作とするドラマ。元々のゲー

  • 3月18日 中つ国に崩壊迫る……『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪 第2章』感想文

    『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪 第2章』ドラマ配信は2024年8月29日……ということは半年も漬け置きしちゃったか……。個人的に忙しくて、なかなか視聴できなかったし、視聴してもブログに書く時間が作れなくて……。何ヶ月もかけて視聴したから、最初の

  • 映画感想 関心領域

    壁で隔てられた“平凡さ”と“邪悪”。 今回の映画はポーランドが舞台。2023年の映画『関心領域』。監督はジョナサン・グレイザー。ジョナサン・グレイザー監督は2000年に『セクシー・ビースト』で映画監督デビューし、本作は4作目。 原作は2014年イギ

  • 映画感想 TAR/ター

    幻聴? それとも……。 今月4本目はアメリカから離れてドイツが舞台。2022年トッド・フィールド監督作品『TAR/ター』。主演ケイト・ブランシェットの演技が絶賛された作品だ。 監督トッド・フィールドを掘り下げると、2001年『イン・ザ・ベッドルーム

  • 3月13日 武装することが我らの権利 ドキュメンタリー『アメリカ・オン・フィアー 分断される国家』

    前回、映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』を採り上げたが、中には「どうせ映画の中のファンタジーでしょ」と思う人も多かろう。日本には銃もないし、現状では内戦が起きそうな気配もない。いきなり『シビル・ウォー』を見ても現実感がわからない。というわけで、

  • 映画感想 シビル・ウォー アメリカ最後の日

    アメリカは再び分断する。 黒いアメリカ第3弾、アレックス・ガーランド監督の2024年の映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』。もしもアメリカが分断したらどうなるか……を描いたSF映画だ。 アレックス・ガーランドはもともと小説家で映画にもなった『ビー

  • 映画感想 オッペンハイマー

    その力は人類には早すぎた。 黒いアメリカ特集第2弾。クリストファー・ノーラン監督の2023年の作品『オッペンハイマー』。「原爆の父」として歴史に名を残すオッペンハイマーを描く。 原作は『オッペンハイマー 「原爆の父」と呼ばれた男の栄光と悲劇』(原題

  • 映画感想 ウルフ・オブ・ウォールストリート

    人間のクズを見たければ、金融街へ行くがよい。 今月は「黒いアメリカ」特集。1本目はマーティン・スコセッシ監督『ウルフ・オブ・ウォールストリート』。本作は1990年代に実際にあった事件を描いた回想録『ウォール街狂乱日記 「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人

  • 2025年2月まとめ

    2月8日 成長のためにどんどん売れ! Netflixドキュメンタリー『今すぐ購入』 Netflixドキュメンタリー『今すぐ購入 購買意欲はこうして操られる』を見てきたので内容紹介と感想文。Netflixこういうドキュメンタリーよく作るよね。 こちらのおばちゃんはマレン・

  • 映画感想 猿の惑星3:聖戦記

    世界は再び神話の時代に戻る……。 前回から続き『猿の惑星』です。もともとこっちの作品を見る予定だったけど、一応念のため前作見てみるか……あ、見てなかった……と気づいて2作目と3作目を続けて見ることになった。意図せず2作続けて見ることになったけど、かえ

  • 映画感想 猿の惑星2:新世紀

    人類と猿の戦いが始まる……。 この映画、もう見たはずだよね……。あらすじを思い出すために10分くらい再生してみるか……。あ、まだ見てなかった。 シリーズが長くなるとよくある現象です。なんとなく見たつもりになってたけど、まだ見てなかった現象。私、『猿

  • 映画感想 バービー

    人形は人を映し続ける。 今回紹介映画は、2023年公開の大ヒット作『バービー』。 監督はグレタ・ガーウィグ。キャリアはちょっと複雑で、元々脚本家志望だったが、本が売れず、女優として活動をするようになる。2010年『ベン・ステイラー 人生は最悪だ!』

  • 映画感想 バック・イン・アクション

    おかえりキャメロン・ディアス! 世界のキャメロン・ディアスファンのみなさま、彼女が帰ってきました! 『バック・イン・アクション』は2025年1月Netflix公開作品。タイトルには「活動再開」や「現役復帰」といった意味があるので、この作品にぴったりのタイト

  • 映画感想 マッシブ・タレント

    おかえり、ニコラス・ケイジ! 世界のニコラス・ケイジファンのみなさま、ついに復活です! トム・ゴーミカン監督『マッシブ・タレント』は2022年公開。原題は『The Unbearable Weight of Massive Talent』――直訳すると「巨大な才能の耐えがたい重み」という意

  • 1月28日 かつてあったかもしれない、アメリカ超古代文明の謎 『太古からの啓示 シーズン2』

    グラハム・ハンコックがホストを務めるトンデモ考古学ドキュメンタリー第2シーズンが公開された。……第2シーズン作ってたんだ。 第1シーズンは今から1万2800年前、地球に隕石が落下し、それが氷河期を終了させた……という説を披露した。第2シーズンは「アメリ

  • 1月27日 嘘と虚構の呪いのビデオ 劇場版『ほんとうにあった!呪いのビデオ100』

    おわかりいただけたであろうか? この名文句を生み出したことで知られている『ほんとうにあった! 呪いのビデオ』シリーズ(略称『ほん呪』)。1999年(平成11年)から続くホラービデオシリーズだが、2023年、ついに通算100本を達成! これを記念して作ら

  • 映画感想 ハロウィン THE END

    伝説のホラー映画の完結編。 はい、これを書いている私の時間は、1月3日です。世間的にはまだお正月のはず。 ハッピーニューイヤー&ハッピーハローウィン! ……こんな言葉、こういう機会でない限り、もう使うことはないだろうな。このひとネタのために、この時

  • 映画感想 ハロウィン KILLS

    恐怖の本質とは? え?? 今ってお正月なのか?(※映画の視聴は12月31日で、これを執筆しているのは1月1日)なんでこんな日に私はスラッシャー映画の感想文なんぞを書いているんだ……。ブログへの掲載は2月頃だけど。 まあそんな話ししたって仕方ないか。

  • 映画感想 Pearlパール

    その真珠は歪んでいる。 2022年、スマッシュヒットを飛ばしたホラー『X エックス』その続編となるのが本作『Pearl パール』。60年前、あの老婆の若い頃がどんなふうだったかを描く。主演はミア・ゴス。第1作目で主演と老婆の二人を演じた女優が、ふたたび主人

  • 映画感想 ボーはおそれている

    この映画は、アリ・アスター監督の素顔。 今回は難解映画。基本情報を確認しましょう。『ボーはおそれている』は2023年公開の映画。原題は『Beau Is Afraid』=『ボーは怖い』なのでほぼ直訳のタイトルだ。監督・脚本・製作アリ・アスター。主演はホアキン・フェニ

  • 映画感想 死霊館のシスター2 呪いの秘密

    呪いは継承される……。 2013年から始まった『死霊館』シリーズの現時点での最新作『死霊館のシスター2 呪いの秘密』(本来はタイトルに『2』は付かないが、ここではわかりやすくするために付けます)。あの謎のシスターの正体は何者なのか……そこを掘り下げた

  • 2024年 映画、アニメのベスト作品

    12月31日 2024年とらつぐみの映画アニメまとめ 今年ももう少しで終わりなので、私が個人的に2024年に見た映画&アニメ&ドラマのベスト作品を挙げていきます。 まずはリストアップ2月 ナショナル・ギャラリー 英国の至宝 レンブラントは誰の手

  • 2024年12月まとめ 1年のゲームまとめと、ソニー&KADOKAWA業務提携について

    12月19日 とらつぐみが2024年Switchでもっとも遊んだソフトは? 任天堂恒例の、「今年の振り返り」です。 毎年デザインが少しずつ違うけど、よくこんなの作る余裕があるなぁ……。 とらつぐみが2024年に遊んだゲーム本数は? 14本! 去年と比較

  • 2024年12月まとめ MinecraftAIの話しと、ソニーの面白ディスプレイの話しと、ティアキンクリア後の感想

    12月17日 もしもMinecraftに自立AIを搭載させたら……そこから未来のRPGを妄想してみる。「マインクラフト」で最大1000人のAIエージェントが共同生活する社会実験で宗教や文化的ミームが広まったと判明 Minecraftのキャラクターに自立的なAIを搭載させて、どのよ

  • 映画感想 忘れられし愛

    束の間の愛と平和の物語。 今回視聴映画は、Netflix配信、2023年の映画『忘れられし愛』。界隈でちょっと話題になっていた作品なので、見ちゃいました。 制作はポーランド。映画の原題は『Forgotten Love』。「忘れられた愛」という意味になるが、原作は『Znacho

  • 映画感想 ザ・キラー

    とある殺し屋の日常。 犯罪映画に異様な執着を見せる、デヴィッド・フィンチャー監督が選んだ題材はとある「殺し屋」の物語。原作はフランスのコミック『The Killer』。2007年にデヴィッド・フィンチャーが監督することが発表された。映画の制作はブラッド・ピット

  • 映画感想 フェイブルマンズ

    伝記映画の中の嘘と本当。 エンタメ映画の巨匠、スティーブン・スピルバーグはどんな少年期を過ごしたのか……? 2022年の映画『フェイブルマンズ』。タイトルの『Fabal』はドイツ語で「寓話」を意味する。スピルバーグの名前はドイツ語で芝居(スピル)+山(バ

  • 映画感想 戦火の馬

    馬と少年と戦争の物語。 今回はスピルバーグの名作映画。2011年12月公開『戦火の馬』。すでに名匠と呼ばれるようになった65歳のスティーブン・スピルバーグが監督する。同じ年にはスティーブン・スピルバーグ監督のアニメ映画『タンタンの冒険 ユニコーン号の

  • 2024年11月まとめ 報道の敗北と有害性

    11月7日 トランプ再び大統領に選出 日本のマスコミが最後まで潮目を読めなかった理由 昨日、11月6日の夜、ドナルド・トランプが大統領選に勝利した。 ……早かったね。アメリカは開票に時間がかかるって話だったけど、すぐに結果が出たねぇ。 トランプ再び

  • 11月24日 終わりなき絶望の中国 Netflixドラマ『三体』

    いやー、面白かった! 見ましたよ、Netflixドラマ『三体』。感想文の前に、作品の基本概要を見てきましょう。 『三体』作者は劉慈欣(りゅう・じきん)。本業はエンジニアなので、作家は副業。1999年、中国のSF誌『科幻世界』でデビュー。映画にもなった『流転の

  • 映画感想 エクス・マキナ

    それはかつて人類が経験したかも知れない、神話の再現。 SF映画の秀作『エクス・マキナ』。監督はアレックス・ガーランド。アレックス・ガーランドはもともとは小説家で、映画にもなった『ビーチ』で知られている。その後、脚本家として『28日後…』を執筆し、『わた

  • 映画感想 トランスフォーマー/ビースト覚醒

    ビーストはゲストキャラ。 『トランスフォーマー/ビースト覚醒』はトランスフォーマーシリーズ7作目。物語の舞台は1994年だから、前作『バンブルビー』の後、第1作目『トランスフォーマー』の前の物語となる。 監督はスティーヴン・ケイプル・ジュニア。学生

  • 映画感想 REBEL MOON1・2

    ザック・スナイダーのオタク性炸裂映画!! いやー大変だった! 今回の映画は『REBEL MOON』。ザック・スナイダー監督オリジナルのNetflix映画。2024年4月に公開され、同じ年の8月には完全版が公開。 着想は1997年頃まで遡る。ザック・スナイダーが大学生

  • 映画感想 オデッセイ

    火星サバイバルガイドブック! 『オデッセイ』は2015年のアメリカ映画。イギリスの名監督リドリー・スコット78歳の時の作品だ。 原題は『The Martian』。直訳すると『火星の人』で原作小説はこちらのタイトルで出版されている。映画版はホメロスの神話になぞ

  • 2024年10月まとめ ティアキンはじめました

    10月7日 ティアーズ・オブ・ザ・キングダムはじめました はい、『ティアーズ・オブ・ザ・キングダム』始めました。 ちょっと前に『スカイウォードソード』を終えて、「しばらくいいかな」と書いていたのに、なぜ急に『ティアーズ・オブ・ザ・キングダム』を始め

  • 映画感想 碁盤斬り

    武士道と碁盤の物語。 久しぶりに時代劇映画の秀作が出ました。2024年の映画『碁盤斬り』。監督は白石和彌。白石和彌は2010年映画監督としてデビューし、2017年『彼女がその名を知らない鳥たち』、2018年『孤狼の血』『とめられるか、俺たちを』『サニ

  • 映画感想 ベネデッタ

    聖女と魔女の区別は難しい。 今回紹介の映画は。2021年にフランス・オランダ・ベルギー合作映画『ベネデッタ』。監督はオランダが恥じる変態監督ポール・バーホーベン。お話しの元になったのは、17世紀頃に実在した修道女ベネデッタ・カルリーニ。その生涯を研究

  • 映画感想 首

    殺し合いの時代に美学なんてあるわけないだろ。 北野武監督『首』。2019年に出版された自身の小説『首』を自ら脚本を起こし、主演し、監督を務めた。編集も自身で務める。KADOKAWA一社製作で、制作費15億円。日本映画としては大予算だが、実際作品を見ると、「1

  • 映画感想 ノースマン

    略奪者の歴史と伝説。 クセモノ映画を撮り続けているロバート・エガース監督長編映画3作目。これまで低予算の個性的な映画を指向してきたロバート・エガース監督だが、本作『ノースマン』で始めて予算をかけた大規模映画に挑戦する。 劇場公開は2022年。制作費は

  • 2024年9月まとめ

    9月9日 変わったキーボード【Forge Keyboard】の画像を見て思ったこと 変わった形のキーボードを見つけたので、共有しましょう。 Forge Keyboardを取り扱っているサイトはこちら↓Forge Keyboard Forge Keyboardのクラウドファンディングサイトはこちら。細

  • 2024年夏アニメ感想 逃げ上手の若君

    変態だらけの室町活劇! 今期夏アニメ文句なしのベスト作品『逃げ上手の若君』。私はこの作品があまりにも好きになりすぎて、毎週の配信が楽しみで仕方なかった。『逃げ上手の若君』の時代背景 まずは時代物なので、時代背景を見ていきましょう。 私のブログ

  • 2024年夏アニメ感想 ターミネーター0

    あの大ヒットシリーズ『ターミネーター』がアニメ化する! しかもProductionIGが制作! おお、それは面白そう。ぜひ見たい! と期待して、配信されてすぐに視聴を始めたのだけど……。 明らかに出来の悪い作品への対処は、「取り上げない」と決めている。なぜなら

  • 2024年夏アニメ感想 小市民

    真実は甘いものとは限らない。 『小市民』シリーズの原作は2004年12月に発表された。時期的には原作・米澤穂信の代表作『氷菓 愚者のエンドロール』『クドリャフカの順番』の間に入ってくる。もともとは『春季限定いちごタルト事件』単発を予定していたが、「春

  • 2024年夏アニメ感想 天穂のサクナヒメ

    夏が舞台というわけじゃないけど、夏に見たい作品『天穂のサクナヒメ』。 『天穂のサクナヒメ』の原作は2020年発売のインディーズゲーム。えーでるわいす制作の本作は発売2週目でパッケージ版売り上げが50万本達成。日本国内だけで60万本、世界累計で150万本

  • 2024年8月まとめ

    8月23日 子供に財産を残すべきか?子どもに財産を残す気がない、12人のものすごい富豪たち これはまた……すごいタイトルだな……。 えー、子供に財産を残す気のない富豪たちというのは……。ナイジェラ・ローソン イギリスのシェフゴードン・ライゼイ イ

  • 映画感想 好きでも嫌いなあまのじゃく

    孤独を乗り越えるための戦い。 今月はアニメ月間だ……と、決めたものの最後の1本なんにしようか。そこにちょうどよくNetflixオリジナルアニメがあったので、こちらをネタに。『好きでも嫌いなあまのじゃく』2024年5月よりNetflixにて独占配信。劇場公開は、作品

  • 映画感想 鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎

    鬼太郎誕生物語はこれで良かったのだろうか……? 2023年11月に公開された映画鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』は、妖怪作家で知られる水木しげるの生誕100周年を記念して制作された作品である。鬼太郎誕生物語については、その原点である『墓場鬼太郎』でも描かれた

  • 映画感想 THE FIRST SLUM DUNK

    バスケ映画史上最高の名作! 2022年はアニメの当たり年だった。年の初めである2月に『鹿の王 ユナとの約束の旅』『劇場版 地球外少年少女』、5月に『犬王』、6月に『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』、7月に『映画 ゆるキャン』『神々の山嶺』、9

  • 映画感想 屋根裏のラジャー

    イマジナリーフレンドは、どこかに実在するかも知れない……。 スタジオジブリ解散後、残されたスタッフたちで立ち上げたアニメーション制作会社スタジオポノック。その現時点での最新作が本作。2023年12月公開の映画『屋根裏のラジャー』。 原作はイギリスの

  • 2024年7月まとめ 鬼武者・PLUTO・鬼滅の刃の感想

    6月27日 アニメ『鬼武者』で三船敏郎復活!! 2023年11月に配信されていた『鬼武者』……やっと視聴! 主人公は今でも「世界一有名な侍俳優」として知られる三船敏郎! 1997年にこの世を去った三船敏郎をCGアニメとして復活。声を大塚明夫が吹き替え

  • 2024年春アニメ 響け!ユーフォニアム3

    アニメ放送開始から実に9年……いよいよシリーズ完結。第3期では黄前久美子3年生進学から卒業までが描かれた。その最後の1年間がどんなものだったのか――その内容を深掘りしていこう。 3年生編を見る前に、2年生編の後半『アンサンブルコンテスト』編を見てい

  • 映画感想 メイズランナー 1~3

    今回は簡単感想文。 2014年から2018年にかけて劇場公開された『メイズランナー』シリーズ3作一挙視聴! もともとは2009年に発表されたヤングアダルト小説『The Maze Runner』が原作。こちらがベストセラーとなり、映画化したのが本作『メイズランナー』

  • 映画感想 シャザム2 神々の怒り

    あのダサくて可愛いシャザムはどこへ行ったの? 大ヒット映画『シャザム』の続編が配信に登場したので見ていきましょう。『シャザム』シリーズ第2作目『シャザム! 神々の怒り』は2023年公開。前作で大ヒットに導いた監督、脚本は本作に続投。出演者もほぼそのま

  • 映画感想 シャザム!

    懐かしい気持ちになるクリスマス映画 『シャザム!』の歴史は実は結構長く、奥深い。 シャザムはもともとは「キャプテン・マーベル」という名前で、1940年2月に発売された『Whiz Comics #2』の中で初登場した。当時の新興・フォーセット・コミック社の作品である

  • 映画感想 ザ・フラッシュ

    DCコミックによるタイムトラベル映画。 2023年『ザ・フラッシュ』はDCコミックのヒーロー、フラッシュを主人公にした映画。ただし、すでに物語がDCエクステンデッド・ユニバースの一部となっているので、ザック・スナイダー監督『ジャスティス・ヒーロー』の後の物語と

  • 映画感想 モービウス

    マーベルのバットマン……ではない。でも、だいたいバットマン。 『モービウス』はダニエル・エスピノーサ監督、ジャレッド・レト主演の2022年の映画だ。モービウス初登場は1971年の『アメイジング・スパイダーマン』において。当時はコミック倫理規定委員会とい

  • 2024年6月まとめ 『ブルーアイ・サムライ』と『T.Pぼん』の感想文

    5月30日 年を取ってくるとゲームプレイに粘りがなくなってきて、しんどい……という話 ちょうど昨日、『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』の感想文を書き終えた。私の場合、1本のゲームをプレイして、感想文を書き終えて、それでやっと終わり……ということにな

  • ゲーム感想 ゼルダの伝説 スカイウォードソード

    伝説はすでに始まっていた。 Wii時代にとうとう触れずに過ぎてしまったあのゲームをプレイしましたよ。『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』NintendoSwitch版。もともとはWii対応ソフトとして制作され、発売されたのが2011年11月。Wiiリモコンを剣に見立てて

  • 映画感想 エクソシスト 信じるもの(2023)

    悪魔憑きの物語は再び動き始める……か? 『エクソシスト 信じる者』は2023年のアメリカ映画。『エクソシスト』シリーズは本作を含めて6作品あるが、本作は第1作目以後のストーリーはなかったことにして、第1作目の続編……ということになっている。『ターミネ

  • 映画感想 スクリーム6

    レガシークエルの新しい教科書。 『スクリーム』シリーズ6作目。前作は『スクリーム(2022)』とナンバリングが入ってなかったためにわかりづらかったが、今作は改めて『スクリーム6』となっている。ちゃんと前作もシリーズの中の1本に加えられている(だったら

  • 映画感想 インシディアス5 赤い扉

    あれから9年……悪夢は再び目を覚ます。 『インシディアス 赤い扉』はシリーズ5作目。時系列としては、第2作目の後となっている。『インシディアス』は時系列がバラバラに作られてしまったので、整理すると3→4→1→2→5というのが正しい順番。ただし、その前

  • 映画感想 牛首村

    駄目映画とは、どういう映画のことなのか? 今回は、和製ホラーを視聴しましょう。『牛首村』は2022年公開。ホラー映画のベテラン、清水崇監督。『犬鳴村』『樹海村』に続く村シリーズ第3弾……ということは、2作目を見逃しているのか。北陸地方に実在する坪野鉱

  • 映画感想 SMILE/スマイル

    青田買いしておきたいホラークリエイター。 今回は掘り出し物ホラー映画。Netflix配信映画『SMILE/スマイル』は2022年に米国劇場公開。日本では劇場公開もビデオ販売もされず、ネット配信だけされた作品。 監督のパーカー・フィンは1987年生まれだから、『SM

  • 2024年5月まとめ

    5月19日 水原一平野球賭博事件ハリウッドでドラマ化(?)という話を聞いて思ったこと。 水原一平による野球賭博事件がハリウッドでドラマ化するそうな……。 といっても、私は野球のことなんかな~んにも知らない。興味もまったくない。どうやらそういう事件があ

  • 映画感想 女神の継承

    嘘か本当かわからなくなる、ホラー映画の秀作! 『女神の継承』は2021年制作公開、タイ・韓国合作の映画。映画の舞台はタイ、出演者はすべてタイ人で構成されているが、カメラの後ろ側にいるスタッフはタイ人と韓国人混成部隊……という構成になっている。 監督

  • 映画感想 シェイプ・オブ・ウォーター

    クリーチャーとの性愛を本気で考えた作品。 『シェイプ・オブ・ウォーター』は2017年のアメリカ映画。この作品でギレルモ・デル・トロ監督は第90回アカデミー賞作品賞・監督賞・作曲賞・美術賞を受賞。他にも第74回ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞、第75回

  • 映画感想 ゴジラ-1.0

    あの戦争を忘れるな! 『ゴジラ-1.0』は2023年11月公開の映画。監督はVFXクリエイター出身の山崎貴。初代『ゴジラ』よりもさらに前の時代である、「終戦直後」を舞台にした初めてのゴジラ映画だ。戦争が終わり、いよいよ復興……という時代にゴジラが出現し

  • 映画感想 ミッション・インポッシブル7 デッドレコニングPART ONE

    今回もイーサン・ハントは飛んだ! 2023年公開『ミッション・インポッシブル』シリーズ7作目。タイトルは『デッドレコニング PART ONE』。原題は8作目のタイトルが変更になるらしく、劇場公開時に付いていた「PART ONE」が消えてしまうらしい。ただでさえ何作目

  • 5月20日 Splatoonサイドオーダーにもう飽きちゃった。サイドオーダーに必要なモノってなんだったんだろう?

    ……一ヶ月もやらないうちに飽きちゃった。 『Splatoon』がローグライト型ゲームになる! と聞いた時、「ああ、それは面白そう」と率直に思った。オンライン対戦型ゲームとして発表された『Splatoon』だが、その以前にシューティングゲームとして面白い。毎回、チュー

  • 5月7日 任天堂が公式に次世代機の存在を明らかに! 発表は今期中。発売はいつ?

    ついに来た! やっと来た! 任天堂が公式にNintendo Switch後継機について言及した! いや、ハードメーカーなんだから、作っているのは当たり前。ハード制作部門にとっては、一つ前のゲーム機が出た直後から、次のゲーム機についての目標作りが始まるわけだから。(

  • 2024年4月まとめ 後編

    4月16日 クリエイターに直接お金を振り込む仕組みがあったらいいんじゃない?「買ったゲームに追加でお金払えるチップシステムはどうか」と、Blizzardの元社長が提案し議論白熱。いいゲームへのお礼を開発者に贈る提案の実現可否 ……と、いう議論がアメリカであ

  • 2024年4月まとめ 前編

    3月23日 気になるテクノロジー ChatGPTを組み込んだヒューマノイドロボットと、脳にチップを埋め込んでゲームを遊ぶ未来。 今回は気になったテクノロジーを2本紹介。 「ChatGPT」で知られるOpenAIのパートナー企業である、Figureが開発したヒューマノイドロボ

  • 映画感想 すずめの戸締まり

    あの時の心残りを辿って。 2022年は大作アニメが次々に公開された年だった。2月に『鹿の王 ユナと約束の旅』、4月にヒットシリーズ『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』、8月に『ONE PIECE FILM RED』、そして12月に『THE FIRST SLAM DUNK』。そんな年の11

  • 映画感想 アリスとテレスのまぼろし工場

    「臭い」は生きていることの証。 岡田麿里監督第2回作品『アリスとテレスのまぼろし工場』。2013年9月に劇場公開。制作は前作『さよならの朝に約束の花をおくろう』に惚れ込んだ制作会社MAAPAが岡田麿里を監督として招聘。岡田麿里はその当時執筆中だった小説を

  • 映画感想 さよならの朝に約束の花をおくろう

    アニメ史上もっとも美しいエンディング。 『さよならの朝に約束の花をかざろう』はPAWORKS制作による2018年の作品。監督・脚本・原案は岡田麿里。岡田麿里といえば、アニメ界隈では知らぬ者はいない大ベテランの脚本家。『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らな

  • 映画感想 ゆるキャン△

    もう一度自分を見つめ直すために。 『ゆるキャン△』は2015年から『まんがタイムきららフォワード』で連載がスタートし、2019年からは『COMIC FUZ』に移籍して現在も連載が継続。現時点で600万部を超える大人気漫画である。『ゆるキャン△』がアニメになっ

  • 映画感想 スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース

    アメリカのアニメーター達の意地! マイルス・スパイダーマンがニューヨークへ戻ってきた! 2018年に第91回アカデミー賞長編アニメ映画賞受賞した『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編。2023年に劇場公開された本作は、アメリカが制作したアニメーシ

  • ゲーム感想 十三騎兵防衛圏

    思い出は再編集される。 『十三騎兵防衛圏』が発売されたのは2019年11月28日。最初はプレイステイーション4でのみ発売し、初週販売数は3万4200本。売り上げチャート5位に入るものの、いまいちパッとしない成績だった。 しかしここからがこの作品の“

  • 2024年3月まとめ

    3月12日 手首に巻いた振動で、触感を与える技術。次世代ゲーム機にも搭載される?薄型フィルムで握手などの触覚をリアルに再現 産総研ら総研、東北大学、筑波大学、Adansonsの4者は、極薄ハプティックMEMSによるハプティックデバイスを活用した「双方向リモート触覚

  • 映画感想 MEN 同じ顔の男たち

    だいたいの男は同じ顔をしている。 久しぶりにちょっと「クセものホラー」です。『MEN 同じ顔の男たち』は2022年公開のホラー映画。アメリカ映画だが、舞台となっているのはイギリス。監督・脚本はアレックス・ガーランド。アレックスは小説家としてキャリアをス

  • 映画感想 ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちの誇り

    どこか懐かしい、ファンタジー・エンタメ作品。 『ダンジョンズ&ドラゴンズ(D&D)』の歴史は長く、今もって現代の創作史において重要な位置づけにある。 私たちが「ファンタジー」と呼ぶものの元素的イメージは、第1にはJ・R・R・トールキンによる偉大なる創作『

  • 映画感想 ジョン・ウィック4:コンセクエンス

    犬を連れている奴に慈悲を! 『ジョン・ウィック:コンセクエンス』は2023年に劇場公開された。2014年に『ジョン・ウィック』シリーズが始まって実に9年。前作の後、パンデミックの影響でしばし休止期間を挟んだが、第4作まで一気に駆け抜けた、という感があ

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