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2024年5月まとめ
5月19日 水原一平野球賭博事件ハリウッドでドラマ化(?)という話を聞いて思ったこと。 水原一平による野球賭博事件がハリウッドでドラマ化するそうな……。 といっても、私は野球のことなんかな~んにも知らない。興味もまったくない。どうやらそういう事件があ
2024/06/01 11:49
映画感想 女神の継承
嘘か本当かわからなくなる、ホラー映画の秀作! 『女神の継承』は2021年制作公開、タイ・韓国合作の映画。映画の舞台はタイ、出演者はすべてタイ人で構成されているが、カメラの後ろ側にいるスタッフはタイ人と韓国人混成部隊……という構成になっている。 監督
2024/06/01 11:41
映画感想 シェイプ・オブ・ウォーター
クリーチャーとの性愛を本気で考えた作品。 『シェイプ・オブ・ウォーター』は2017年のアメリカ映画。この作品でギレルモ・デル・トロ監督は第90回アカデミー賞作品賞・監督賞・作曲賞・美術賞を受賞。他にも第74回ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞、第75回
2024/06/01 11:12
映画感想 ゴジラ-1.0
あの戦争を忘れるな! 『ゴジラ-1.0』は2023年11月公開の映画。監督はVFXクリエイター出身の山崎貴。初代『ゴジラ』よりもさらに前の時代である、「終戦直後」を舞台にした初めてのゴジラ映画だ。戦争が終わり、いよいよ復興……という時代にゴジラが出現し
2024/06/01 10:49
映画感想 ミッション・インポッシブル7 デッドレコニングPART ONE
今回もイーサン・ハントは飛んだ! 2023年公開『ミッション・インポッシブル』シリーズ7作目。タイトルは『デッドレコニング PART ONE』。原題は8作目のタイトルが変更になるらしく、劇場公開時に付いていた「PART ONE」が消えてしまうらしい。ただでさえ何作目
2024/06/01 09:54
5月20日 Splatoonサイドオーダーにもう飽きちゃった。サイドオーダーに必要なモノってなんだったんだろう?
……一ヶ月もやらないうちに飽きちゃった。 『Splatoon』がローグライト型ゲームになる! と聞いた時、「ああ、それは面白そう」と率直に思った。オンライン対戦型ゲームとして発表された『Splatoon』だが、その以前にシューティングゲームとして面白い。毎回、チュー
2024/06/01 09:27
5月7日 任天堂が公式に次世代機の存在を明らかに! 発表は今期中。発売はいつ?
ついに来た! やっと来た! 任天堂が公式にNintendo Switch後継機について言及した! いや、ハードメーカーなんだから、作っているのは当たり前。ハード制作部門にとっては、一つ前のゲーム機が出た直後から、次のゲーム機についての目標作りが始まるわけだから。(
2024/06/01 09:14
2024年4月まとめ 後編
4月16日 クリエイターに直接お金を振り込む仕組みがあったらいいんじゃない?「買ったゲームに追加でお金払えるチップシステムはどうか」と、Blizzardの元社長が提案し議論白熱。いいゲームへのお礼を開発者に贈る提案の実現可否 ……と、いう議論がアメリカであ
2024/05/01 13:59
2024年4月まとめ 前編
3月23日 気になるテクノロジー ChatGPTを組み込んだヒューマノイドロボットと、脳にチップを埋め込んでゲームを遊ぶ未来。 今回は気になったテクノロジーを2本紹介。 「ChatGPT」で知られるOpenAIのパートナー企業である、Figureが開発したヒューマノイドロボ
2024/05/01 13:32
映画感想 すずめの戸締まり
あの時の心残りを辿って。 2022年は大作アニメが次々に公開された年だった。2月に『鹿の王 ユナと約束の旅』、4月にヒットシリーズ『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』、8月に『ONE PIECE FILM RED』、そして12月に『THE FIRST SLAM DUNK』。そんな年の11
2024/05/01 11:47
映画感想 アリスとテレスのまぼろし工場
「臭い」は生きていることの証。 岡田麿里監督第2回作品『アリスとテレスのまぼろし工場』。2013年9月に劇場公開。制作は前作『さよならの朝に約束の花をおくろう』に惚れ込んだ制作会社MAAPAが岡田麿里を監督として招聘。岡田麿里はその当時執筆中だった小説を
2024/05/01 11:09
映画感想 さよならの朝に約束の花をおくろう
アニメ史上もっとも美しいエンディング。 『さよならの朝に約束の花をかざろう』はPAWORKS制作による2018年の作品。監督・脚本・原案は岡田麿里。岡田麿里といえば、アニメ界隈では知らぬ者はいない大ベテランの脚本家。『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らな
2024/05/01 10:54
映画感想 ゆるキャン△
もう一度自分を見つめ直すために。 『ゆるキャン△』は2015年から『まんがタイムきららフォワード』で連載がスタートし、2019年からは『COMIC FUZ』に移籍して現在も連載が継続。現時点で600万部を超える大人気漫画である。『ゆるキャン△』がアニメになっ
2024/05/01 10:04
映画感想 スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース
アメリカのアニメーター達の意地! マイルス・スパイダーマンがニューヨークへ戻ってきた! 2018年に第91回アカデミー賞長編アニメ映画賞受賞した『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編。2023年に劇場公開された本作は、アメリカが制作したアニメーシ
2024/05/01 09:55
ゲーム感想 十三騎兵防衛圏
思い出は再編集される。 『十三騎兵防衛圏』が発売されたのは2019年11月28日。最初はプレイステイーション4でのみ発売し、初週販売数は3万4200本。売り上げチャート5位に入るものの、いまいちパッとしない成績だった。 しかしここからがこの作品の“
2024/05/01 09:34
2024年3月まとめ
3月12日 手首に巻いた振動で、触感を与える技術。次世代ゲーム機にも搭載される?薄型フィルムで握手などの触覚をリアルに再現 産総研ら総研、東北大学、筑波大学、Adansonsの4者は、極薄ハプティックMEMSによるハプティックデバイスを活用した「双方向リモート触覚
2024/04/01 11:41
映画感想 MEN 同じ顔の男たち
だいたいの男は同じ顔をしている。 久しぶりにちょっと「クセものホラー」です。『MEN 同じ顔の男たち』は2022年公開のホラー映画。アメリカ映画だが、舞台となっているのはイギリス。監督・脚本はアレックス・ガーランド。アレックスは小説家としてキャリアをス
2024/04/01 11:33
映画感想 ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちの誇り
どこか懐かしい、ファンタジー・エンタメ作品。 『ダンジョンズ&ドラゴンズ(D&D)』の歴史は長く、今もって現代の創作史において重要な位置づけにある。 私たちが「ファンタジー」と呼ぶものの元素的イメージは、第1にはJ・R・R・トールキンによる偉大なる創作『
2024/04/01 11:20
映画感想 ジョン・ウィック4:コンセクエンス
犬を連れている奴に慈悲を! 『ジョン・ウィック:コンセクエンス』は2023年に劇場公開された。2014年に『ジョン・ウィック』シリーズが始まって実に9年。前作の後、パンデミックの影響でしばし休止期間を挟んだが、第4作まで一気に駆け抜けた、という感があ
2024/04/01 11:12
映画感想 ヴァチカンのエクソシスト
エクソシストは語る。悪魔は実在する――と。 2023年、日本でもなかなかのヒットとなったホラー映画『ヴァチカンのエクソシスト』が早くもAmazon Prime Videoに登場! あのアクション俳優・ラッセル・クロウがエクソシストを演じる。この配役からすでに面白いのだ
2024/04/01 10:56
ゲーム感想 INSCRYPTION
えー今回の感想文ですが……残念ながらクリアできなかったゲームです。クリアを断念しちゃった理由を含めて、話を進めていきます。 まずゲームの概要から。 その前作である2018年の『The Hex』からお話しは始まる。制作者のダニエル・マリンズはゲームクリエイタ
2024/04/01 10:43
読書感想 夜這いの民俗学・夜這いの性愛論/赤松 啓介
かつての「性の営み」とはどんなものだったのか。そこに日本人の本当の姿あったのかもしれない。 「村」はその開発者と子孫が中心になって運営される。後に移住してきた人や、その子供は「村入り」しないと村人とは認められなかった。子供は宮参りすると村人として認め
2024/04/01 10:05
読書感想 裸はいつから恥ずかしくなったのか――「裸体」の日本近代史/中野明
歴史家すら忘れていた、かつてあった日本人の風習。 それはとある1枚の絵から始まった。その絵とはこちらの作品である。 『下田公衆浴場図』という作品で、描いたのはドイツ人画家のヴィルヘルム・ハイネ。描かれた年代は1854(安政元)年である。歴史に詳し
2024/04/01 10:00
読書感想 天狗にさらわれた少年
少年の語る物語は真実か、ホラ話か? 近代以前の日本には“変な話”が一杯あった(いや、日本以外にも変な話は一杯あったが)。例えば村から人が行方不明になり、どこを探してもいない。なのに1ヶ月や2ヶ月がすぎて、突然屋根の上に現れる。今までいったいどこへ行っ
2024/04/01 09:52
2024年2月まとめ 後編
2月5日 コナミがアニメスタジオを作るそうです。その話を聞いて思ったこと。KONAMIの自社アニメスタジオ「KONAMI animation」が設立 同スタジオ制作の遊戯王カードゲーム25周年特別映像が公開コナミデジタルエンタテインメントは、自社アニメーションスタジオの「K
2024/03/01 16:30
2024年2月まとめ 前編
1月8日 AIがストーリーテラーになる日は? AI関係の面白い記事を見つけたので紹介。『ドラクエ』堀井雄二×『倉庫番』今林宏行×『かまいたちの夜』我孫子武丸:鼎談<未来展望編>人工知能時代へ向けて「NLPアドベンチャー」の可能性を探索する 詳しい話は、元
2024/03/01 16:07
映画感想 アリータ:バトル・エンジェル
未完成のSF大作。 木城ゆきと原作の『銃夢』がハリウッド映画化する! ……というニュースが最初に出てきたのは2000年代初頭の頃。当時は「漫画・アニメの実写化は失敗する」と言われていた(その実例が大量に生産されていた頃だった)が、しかし監督はあのジェイ
2024/03/01 15:31
映画感想 M3GAN/ミーガン
人間がロボットに依存するかも知れない……その危機を描いた作品。 2022年公開で話題になったホラーといえば本作『M3GAN/ミーガン』だ。製作はホラー専門映画スタジオ・ブラムハウス、プロデューサーはジェームズ・ワン。この2つの名前を聞いただけで、もう信
2024/03/01 14:41
2月6日 映画『スーパーマリオ』を見ながら、ゲームの映画化の歴史に想いを馳せる。
→映画感想 ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー この記事を書く前日、『映画感想 ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を書いたのだけど、そこでの書き漏れ、というか作品の外枠の話をするので、別の章を設けることにした。 長くなりそうだったしね。
2024/03/01 14:06
映画感想 ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
こんにちわ、こんにちわ、映画のマリオの国から。 とうとう視聴しましたとも! 『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』! 本作は2023年劇場公開。公開してから記録的な大ヒットとなり、公開9日間で全世界で3億8000万ドルの興行収入を獲得。『アナと
2024/03/01 12:54
ゲーム感想 ヴァンパイアサバイバー
とあるYouTube番組で、「よゐこ」の2人があまりにも楽しそうに遊んでいたので、買っちゃいましたよ、『ヴァンパイアサバイバー』。500円だったしね。 すでに色んな媒体で紹介されている作品だから、もう知られているかと思うけど、本作の基本的な仕組みを説明しよ
2024/03/01 12:06
読書感想 コンテナ物語/マイク・レビンソン
物流革命を起こしたのは、ただの「箱」だった。 今回紹介の本は『コンテナ物語』。世界的に話題になった本なので、名前だけでも聞いた人は多いでしょう(でもあんまりにも分厚い本なので諦めちゃった人も多いでしょう)。コンテナが物流の世界に登場したのは1950年
2024/03/01 11:39
読書感想 実力も運のうち 能力主義は正義か?/マイケル・サンデル
「正論」であれば「差別」は許されるのか? ハーバード大学のマイケル・サンデル先生といえば、NHKで放送された「トロッコ問題」の授業で知られている。現代人が当たり前だと思っている道徳意識にはどんな“欠陥”があるのか……それを一方的に語るのではなく、生徒と
2024/03/01 11:06
1月14日 美術館見学に行こう! ドキュメンタリー『ナショナル・ギャラリー 英国の至宝』の感想文
私の映画感想文は無駄に長い。あれは書くほうも読むほうも疲れる。バイト期間中であんな長い感想文を書く余裕もないから、ちょっと気楽な感覚でドキュメンタリーを見て、その感想文でも書こう。 ……と見始めたドキュメンタリー『ナショナル・ギャラリー 英国の至宝』だ
2024/02/06 08:25
1月3日 『レンブラントは誰の手に』 名画の秘めたる魔力――それに狂わされる人、踊らされる人。
映画感想文も休止していることだし、たまには気楽な気持ちでドキュメンタリーでも観ましょう。……というわけで、今回視聴作品はオランダのドキュメンタリー映画『レンブラントは誰の手に』。原題は『MY REMBRANDT』なので、『私のレンブラント』という意味になるのかな。
2024/02/06 08:14
ゲーム感想 トーエム
今回紹介するのはスウェーデン生まれの小さなゲーム。 『トーエム』。スウェーデンのインディーズゲームスタジオ・Something We Madeが制作した作品だ。Steamに初登場したのが2021年9月17日。発表されてからは圧倒的高評価。現在確認すると3299件のレビューが
2024/02/02 09:48
AI革命以降社会を考えてみよう 後編
11月28日 AI革命以後社会を考える⑤ 核家族が終わる時 いわゆる「就職氷河期」がやってきた頃、仕事を獲得できなかった若者が、その親から罵倒され、そのまま家を追い出される……というような話がぽつぽつとあった。就職氷河期の親……というのは団塊世代か、それ
2024/02/01 12:34
AI革命以降社会を考えてみよう 前編
11月26日 AI革命以後社会を考える① 産業革命以後の社会のはじまり これを書いているのはまだ11月……。12月からバイトが始まってしまうので、それまでに書き溜めをやっています。日付も11月になっているのは、そのためです。読む側にとっては、いつ書いたか
2024/02/01 12:26
12月17日 2023年 今年、Nintendo Switchで一番遊んだゲームは?
毎年恒例、任天堂による「1年のまとめ」です。任天堂は毎回このためにデザインやら集計方法やら作り直しているんだなぁ……。よくやるよね。 はい、とらつぐみの2023年のゲームライフはどうだったのか、見ていきましょう。 2023年最初に遊んだゲームタ
2024/02/01 10:47
1月25日 バイト終了しました note有料化するべきか……
短期バイトが終了しました すこし早いですが、バイト終了しました。2ヶ月短期契約のバイトだったけど、月末までみっちり働くわけではなく、1週間前くらいに一ヶ月の作業全部終わって、休みになる……というところでした。先月も月末前に仕事が全部片付いちゃったし。
2024/02/01 09:40
2023年12月まとめ 2 衰退するヨーロッパと、それについて行こうとする日本。
11月22日 ヨーロッパ白人はそこまで優秀ではない。ヨーロッパ白人が世界の覇者になれた理由と、衰退している理由。 現代は「ヨーロッパ文明」の時代である。 ……ヨーロッパ文明ってなに? だよね。 人類史的に見て、メソポタミア文明があって、ギリシア文明が
2024/01/01 12:25
2023年12月まとめ 1 私たちは貴族ではない、と文明と人口の関係性の話。
11月19日 私たちは貴族ではない。何でもどこから買えばいい……という幻想は捨てた方がいい はい、ここから11月執筆物だけど12月発表ですよ。個人的にバイトが始まって、来月分のネタがなくなってしまうので、11月に書いたものを1月に発表しますよ。読む方に
2024/01/01 12:12
読書感想 世界で最初に飢えるのは日本 鈴木宣弘
「飽食」という虚構世界に生きる日本人へ。 いま、世界中でかつてない規模の食糧危機が迫っている。 WEP(国連世界食糧計画)とFAO(国連食糧農業機関)は2022年6月に「ハンガーホットスポット~急性食料不安に対する早期警告」という報告書を発表した。新型コ
2024/01/01 10:27
ゲーム感想 RPGタイム ライトの冒険
少年の頃に置き忘れていたもの。 ゲーム業界を揺るがすほどの話題になった……かなぁ? あのゲームでついに遊んできましたとも! そのタイトルは『RPGタイム!~ライトの伝説~』。 本作の発売は2022年だが、2018年のインディーズイベント「BitSummit」で
2024/01/01 08:46
2023年11月まとめ
11月1日 なぜアニメはブラックになるのか? それは儲からないから アニメの労働環境に関する興味深い記事が出てきたの紹介。Gigazine:アニメ業界は本当にブラックなのか? 20年以上アニメ業界を走り続けるTRIGGER取締役・舛本和也さんがマチ★アソビ Vol.27でたっ
2023/12/03 09:59
11月17日 映画感想文休止のお知らせ
映画感想文の公開をしばらく休止します。 理由はパソコンが壊れたから。いや、正確には壊れかけなので、今すぐに次のパソコンを買わねば……という状態になったから。頻繁にフリーズやクラッシュするようになって、いつこのパソコンがダメになるのか……毎日ビビりなが
2023/12/02 16:21
読書感想 日本とユダヤの古代史&世界史 田中英道 茂木誠
矛盾はないように感じられるが……?? まずこんなお話しから。 日本の伝統的文化とユダヤの伝統的文化はよく似ている。具体的な例で見ていこう。 関東地方の古墳から出土する「武人埴輪」は、正統派ユダヤ教徒のいでたちによく似ている。ちなみに埴輪が多く作
2023/12/02 15:53
映画感想 山椒大夫
すべてを喪っても、気高き魂は砕けぬ。 今回の映画は1954年の大映映画『山椒大夫』。溝口健二監督作品で、『西鶴一代女』『雨月物語』に続いて3作連続でヴェネツィア国際映画祭で銀獅子賞受賞。名作を数多く世に放ってきた溝口健二作品の中でも最高傑作と呼ばれ
2023/12/02 14:36
映画感想 雨に唄えば
あったかも知れない、もう一つのハリウッド史。 1952年のアメリカ映画『雨に唄えば』は今でも伝説的なミュージカル映画として知られている。公開された当時から批評家から「もっとも良くできたミュージカル・コメディの1本」と称賛され、現在までその評価はほぼ変
2023/12/02 14:12
映画感想 バビロン
映画の世界の住人になること、それは「夢の住人」になるということ。 映画『バビロン』は2022年のアメリカ映画。監督・脚本はデイミアン・チャゼル。デイミアン・チャゼルは2014年『セッション』で注目を浴び、『ラ・ラ・ランド』が世界的大ヒットとなり、アカ
2023/12/02 11:58
映画感想 長靴をはいた猫と9つの命
アメリカのアニメーションがアップデートされた瞬間。 『長靴をはいた猫と9つの命』はドリームワークス・アニメーション製作の『シュレック』シリーズのスピンオフ作品。実は2011年に『長靴をはいた猫』を主役にしたスピンオフ映画は制作されていた……知らなかっ
2023/12/02 10:24
2023年10月まとめ Splatoon3に対する苦言
10月28日 Splatoon3への苦言1 サーモンランをクソゲーにしている憎いあいつら→カタパット、タワー、テッキュウ 私は毎日のように『Splatoon』を楽しんでいるのだが、特に遊んでいるのは『サーモンラン』。しかしサーモンランには引っ掛かる要素が一つある。 そ
2023/11/02 09:44
2023年10月まとめ 氷河期の終焉は彗星落下によるものかも、AIキャラクターはいかにして…、人間の想像力には限りがある、台湾映画『無聲』感想文
10月9日 氷河期が彗星落下によって終わった……というのは本当だったかも知れない新説が出てくる。先史時代の彗星衝突が狩猟採集社会から農業への移行をもたらしたという研究結果が報告されるかつて、あらゆる人類は動植物の狩猟や採集を生活基盤とする狩猟採集社
2023/11/02 09:36
2023年10月まとめ 人間の自由意志と変わったキーボードとAIアバターの話。
9月28日 私たちに「自分の意思」なんてものはほとんど存在しない。 先日、ふと思いつきで『プラダを着た悪魔』という映画を観た。2006年公開映画で、当時の大ヒット映画だ。映画はアメリカファッション雑誌『ランウェイ』の内実を掘り下げられており、その編集長
2023/11/02 09:10
読書感想文 銃・病原菌・鉄/ジャレド・ダイアモンド
イントロダクション 問いーなぜ地域による文明の格差は起きたのか? はじまりは1972年7月のことだった。この当時、鳥好きおじさんで知られるジャレド・ダイアモンドは鳥類研究のフィールドワークとしてニューギニアを訪れていた。そこで仲良くなった地元の人たちと
2023/11/01 14:20
映画感想 雨月物語
身の丈に合わない幸福は、一時の夢かも知れない。 『雨月物語』。1953年に劇場公開された溝口健二監督のこの作品は、今も「映画史上に残る最高の映画だ」と誰もが語る1本である。第13回ヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞受賞。フランス映画雑誌の『カイエ・デュ・
2023/11/01 12:06
映画感想 コーダ あいのうた
耳が聞こえなくても、聞こえるもの。 2021年のアメリカ映画『CODA あいのうた』は、2014年のフランス映画『エール!』のリメイク作品だ。オリジナル版は農場であるのに対し、『コーダ あいのうた』は漁場が舞台となっている。ストーリーの大枠は一緒だけど、
2023/11/01 11:21
映画感想 ラストナイト・イン・ソーホー
その思い出は美しくない。 『ラストナイト・イン・ソーホー』は2021年エドガー・ライト監督作品。エドガー・ライトは監督であり、脚本家であり、俳優でもある。2004年『ショーン・オブ・ザ・デッド』で監督として脚本家として俳優としてデビューする。監督・脚
2023/11/01 10:27
映画感想 ブラックアダム
シャザム! その呪文を唱えると――ドウェイン・ジョンソンになれる! 『ブラックアダム』はDCコミック原作の2022年公開映画。監督はジャウム・コレット=セラ。2009年に『エスター』を監督したあの人だ。2021年にドウェイン・ジョンソン主演『ジャングル
2023/11/01 09:33
2023年10月まとめ 3 怪しいオーガニック食品と、『農業聖典』のアルバート・ハワード卿の話。
9月24日 アメリカのオーガニック食品のジレンマ 読書感想文の発表からちょっと時間が経ってしまったが、マイケル・ポーランの『雑食動物のジレンマ』から気になった部分を取り上げよう。 第9章「ビッグ・オーガニック」はアメリカのスーパーマーケット「ホールフ
2023/10/01 17:52
2023年9月まとめ 2 キーボード配列問題とサーモンランに対する疑問
9月1日 キーボード配列はQWERTY配列だけではない。実はいろいろあるキー配列の世界。 キーボードってなんでこんなに使いにくいんだろう……。 そう思っていたのは私だけではなく、世界中で同じように思っている人々がいるんだとか。 そもそもどうしてキーボード配
2023/10/01 15:36
2023年9月まとめ 1 欧米白人の社会動物ぶりと、一族安泰の夢。
8月26日 ドキュメンタリー『デップVSハード』に見る、欧米白人たちの「社会動物」度 Netflix配信ドキュメンタリー『デップVSハード』……視聴したのは8月だけど、8月はトピックスが多かったので、9月の感想文として出すことにした。 ジョニー・デップとアンバー
2023/10/01 15:18
6月×日 世界の戦争を終わらせる方法――それは世界中の人が腹一杯食べられるようになること
本当は6月に書いていたものだけど……発表は10月になってしまった。 ここ何ヶ月か食をテーマにした本を読んでいて、唐突に思いついたことがある。それは「世界の戦争を終わらせる方法」だ。 その方法は実にシンプルだ。世界中の人々が悩むことなく腹一杯食べられる
2023/10/01 15:01
映画感想 最後の決闘裁判
真実の行方は? 『最後の決闘裁判』は2021年に公開されたイギリスとアメリカ合作による歴史映画だ。ただし、作品の舞台や撮影はフランス……。まあこれも映画にありがちなこと。ちなみに全編英語作品だ。 監督は偉大なる巨匠リドリー・スコット。やっぱり歴史映画
2023/10/01 11:41
映画感想 エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
選択しなかった人生に幸福はあるかも知れない。 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』……何度聞いても覚えられそうにないので、『エブエブ』でいいでしょう。 2022年3月に劇場公開されたこの作品は、劇場公開中にも大絶賛され、世界で1億
2023/10/01 11:07
映画感想 ザ・ライト エクソシストの真実
悪魔――その正体は何なのか? 『ザ・ライト -エクソシストの真実-』は2011年公開のアメリカ映画。原題になっている『The Rite』は「儀式」という意味。この辺りの意味はおいおい。アメリカ映画でアメリカ人が主役だが、舞台の大部分はイタリアだ。監督はスウェー
2023/10/01 10:37
映画感想 ブレット・トレイン
この作品をご覧になるときは、シートベルトを締めて、IQを充分に下げたうえでお楽しみください。 映画界隈で一時話題となっていた作品『ブレット・トレイン』。原作は伊坂幸太郎の小説『マリアビートル』であるが、この作品になにか妙な魔改造が施され、トンチキ映画『
2023/10/01 10:12
映画感想 ハート・オブ・ストーン
新たなるヒーロー誕生か! 『ハート・オブ・ストーン』は2023年のNetflix公開作品だ。ガル・ガドットが主演兼製作を担当。『ワンダー・ウーマン』に続く新しいシリーズ、新しいヒーローを生みだそうとかなり気合いの入った作品だ。監督はイギリス出身のトム・ハー
2023/10/01 09:56
2023年8月まとめ 後編
8月10日 最近よく見かけるNintendo Switch後継機の噂話 ウソ? ホント? ここ数日、ゲームメディア界隈で「Nintendo Switch2開発中か?」という記事をかなりたくさん見かけるようになった。 とりあえずまとめてみましょう。 まずアメリカでMicrosoftがアク
2023/09/02 09:55
2023年8月まとめ 前編
8月1日 YouTube見たらなんかやってた 『響け!ユーフォニアム《総集編》』 7月の終わり頃、YouTubeを見たら京アニチャンネルから『響けユーフォニアム』が特別配信されていた。8月1日現在は……あ、もう配信終了しているのか。 配信されていたのは第1期の総集
2023/09/02 09:31
読書感想 ルポ・食が壊れる/ 堤 未果
今回は「怖い話」である。 かつてMicrosoftを創業し、引退してからは慈善活動家となったビル・ゲイツは2021年に出版した『地球の未来のために僕が決断したこと』という本の中で、増え続ける人口問題、化石燃料の枯渇、森林破壊などの諸問題を解決するために、人間
2023/09/01 13:27
読書感想 雑食動物のジレンマ/マイケル・ポーラン
ChatGPTに「アメリカの主食は何だ?」と質問すると、次の答えが返ってくる。1、ハンバーガー2、ピザ3、フライドチキン4、ホットドッグ 「主食」といえば、日本でいえば「米」。西洋では「小麦」。ジャガイモが主食というところも結構ある。主食といえば特定の
2023/09/01 13:09
映画感想 鹿の王 ユナと約束の旅
日本最高アニメーター・安藤雅司第1回監督作品! 『鹿の王 ユナと約束の旅』は2022年公開のアニメーション映画だ。原作は上橋菜穂子による小説『鹿の王』。監督はジブリきっての実力アニメーター安藤雅司。『もののけ姫』をはじめとして『千と千尋の神隠し』『思
2023/09/01 11:52
映画感想 犬王
室町時代にいたかもしれないロックスター。その名は犬王! 『犬王』は室町時代を舞台とした湯浅政明監督による5本目の劇場アニメーション作品だ。タイトルにもなっている「犬王」は15世紀頃、世阿弥と同時代に実在した猿楽の名手であるが、奇妙なことにほとんど記録
2023/09/01 11:12
映画感想 ソニック・ザ・ムービー2/ソニックVSナックルズ
青いネズミが超音速で戻ってきた! セガのシンボル的キャラクターである「ソニック」を主人公にした映画『ソニック・ザ・ムービー』は2020年に公開され、ゲーム原作映画史上最高の全米興行記録を達成。その続編が2022年に公開された本作『ソニック・ザ・ムービ
2023/09/01 10:45
映画感想 シン・仮面ライダー
庵野秀明、道楽映画第2弾! 今年3月に公開された『シン・仮面ライダー』が早くもAmazon Prime Videoに登場! 公開から4ヶ月で配信だからものすごく早い。庵野秀明監督『シン・エヴァンゲリオン』『シン・ゴジラ』『シン・ウルトラマン』に続く「シン」シリーズ4作
2023/09/01 10:27
映画感想 バーフバリ1&2
バーフバリ! バーフバリ! バーフバリ! バーフバリ! バーフバリ! バーフバリ! バーフバリ! バーフバリ! バーフバリ! この映画の監督を務めるのはコドゥリ・スリサイラ・スリ・ラージャマウリ(監督名義としてはS・S・ラージャマウリ)。2001年から
2023/09/01 10:03
2023年7月まとめ
7月2日 ChatGPTに宇宙人について尋ねてみた。 急な思いつきでChatGPTに「地球外知的生命体がいる可能性について」尋ねてみた。 おお~答えてくれた。ありがたいよね。人間だったら「知らんがな」で話は終わっちゃう。こういう訳のわからない質問に付き合ってくれ
2023/08/01 13:57
2023年春アニメ感想 鬼滅の刃&水星の魔女
鬼滅の刃 刀鍛冶の里編 本編の感想文に入る前に、ちょっとその周辺の話。 『無限列車編』から気になっていたことだけど、予告編の編集……あまりにも下手すぎないか? 予告編動画を見ても、テロップと回想シーンばかり。テロップはワンフレーズ出てくるたびに「バー
2023/08/01 13:08
映画感想 エスター2 ファースト・キル
メイキングが見たい。 先月、たまたま『エスター』の第1作目を見たのだけど、その1ヶ月後に続編『エスター ファースト・キル』がまさかのAmazon Prime Video無料配信! まさかのBlu-ray化より先に配信決定である。別にそうなることを予期していたわけではないが、
2023/08/01 11:42
映画感想 新感染半島 ファイナル・ステージ
あれ? どうしてこうなった? あの悪夢のような列車旅行から4年後……。韓国はゾンビによって崩壊していた。『新感染半島 ファイナル・ステージ』は『新感染 ファイナル・エクスプレス』の続編。劇中の時間と同じように、前作から4年後の2020年7月に公開され
2023/08/01 11:11
映画感想 新感染 ファイナル・エクスプレス
韓国発、ゾンビ映画の傑作! 『新感染 ファイナル・エクスプレス』は2016年制作の韓国映画。監督はヨン・サンホ。ヨンだけどあの「ヨン様」ではなく、アニメ監督のヨン。2011年『豚の王』でアニメーション監督としてデビューし、2013年『フェイク~我は神
2023/08/01 10:50
映画感想 カラダ探し
橋本環奈ちゃんはかわいい。でもそれだけ。 『カラダ探し』は小説投稿サイト『E★エブリスタ』に2011年に投稿された作品。これが評判を集め、書籍化し、漫画となり、2022年には実写映画となった。監督は羽住英一郎。『踊る大捜査線』でチーフ助監督を務め、2
2023/08/01 10:21
映画感想 Xエックス
若い時間は今だけ。 エグいスラッシャーホラーです。 『Xエックス』は2022年に公開されたアメリカのホラー映画。舞台はテキサス州の田舎……ということになっているが、撮影されたのはニュージーランド。そういうわけでニュージーランド俳優が脇を固めている。
2023/08/01 10:01
映画感想 スクリーム(2022)
映画は映画を自己分析し始める。 今回の映画は『スクリーム』。タイトルにナンバリングがなく、『スクリーム(2022)』としかないから、まず探すのが大変。自分が見ようと思っている作品が本当にこれなのかがわかりづらい。 整理すると、シリーズ第1作目が『ス
2023/08/01 09:28
6月18日 イギリス戦国時代の覇者 ラスト・キングダム
Netflixでなんとなくオススメに入っていた作品『ラスト・キングダム』。いつもの調子で「じゃあ見てみようか……」と見始めてから全5クール+劇場版があることに気付いた。長い! でも見て良かった! めちゃくちゃに面白かった! イギリス戦国時代を描いた英雄叙事詩。
2023/07/02 13:22
2023年6月Twitterまとめ
6月1日 コンテンツを終焉させないために、作り続ける必要性価値観の幹と枝先 【仕事の姿勢】 現代は「多様性の時代」と言われるけれども、子供の頃はだいたいみんな同じもので遊んでいる……。 これは大事な要素で、子供の頃に感動したもの……というものはその
2023/07/02 12:42
読書感想 現代文明ふたつの源流/中尾佐助
民俗植物学者であり、探検家でもある中尾佐助先生が「照葉樹林文化論」を思いついたのは、ネパール・ヒマラヤの探検が始まりだった。 1952年、日本山岳会マナスル踏破隊は今西錦司博士を隊長に、同行者5名で現地へと旅だった。中尾佐助先生はその探検隊のマネージャ
2023/07/02 09:46
読書感想 照葉樹林文化とは何か/佐々木 高明
「照葉樹林」とは葉が分厚く、ツヤツヤと輝かせるところからそう呼ばれている。主に温帯地域を中心に群生し、日本の本州から中国南部、ブータンやネパールといった同緯度の広範囲のエリアを含む。ただ、日本は南北に長いという特徴を持っているので、東北部は「ブナ林帯」
2023/07/02 09:32
映画感想 TOVE/トーベ
名作の裏に、複雑すぎる事情。 『ムーミン』といえば世界中で凄まじい人気を誇るキャラクターであるが、そのなかでも際立っているのが日本だ。『ムーミン』の原作小説はすべて文庫で揃っているし、漫画版、絵本版、手書きによるアニメ版が制作されたのは日本のみで、キ
2023/07/01 15:30
映画感想 キャプテン・フィリップス
今回視聴映画は『キャプテン・フィリップス』。マット・ディモン主演のスパイ映画『ボーン』シリーズでお馴染みのイギリス出身ポール・グリーングラス監督作品。2013年の映画だ。ポール・グリーングラス監督作品には『ユナイテッド93』『7月22日』といった実話
2023/07/01 15:00
映画感想 NOPE/ノープ
人よ、神を軽んじるなかれ。 『NOPE/ノープ』は2022年のアメリカ映画。ジャンルは「ホラー」と区分されているけれど、実際に見るとなんとも言いがたい味わいの作品だ。簡単にジャンル分けがしづらい作品だ。タイトルになる『NOPE』は「ありえない」「嘘だろ」とい
2023/07/01 14:11
映画感想 エスター
難しい映画を観た後は、気楽なホラーを見たくなるものです。そんなふうに見はじめたホラーは……エグいやつでした。 『エスター』は2009年のアメリカ映画。原題は『Orphan』。直訳すると『孤児』となる。邦題は主人公の名前をタイトルに持ってきている。 『エス
2023/07/01 13:46
映画感想 バルド、偽りの記憶と一握りの真実
嘘の向こうにある本当。 タイトルの『バルド』という言葉は、チベットの仏教典のなかに出てくる言葉だ。チベットでは人は死んだ後も「耳」だけは機能し続けていて、生者の言葉を聞いている……と考えられ、死者の耳元で49日間経典を語り聞かせる……という習慣があっ
2023/07/01 13:29
映画感想 ヴェノム2 レット・ゼア・ビー・カーネイジ
アメコミが描く『ジキルとハイド』。 『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』……どういう意味なのかと翻訳機に放り込むと「大虐殺をしましょう」。なぜに敬語? 本作は2018年『ヴェノム』の続編。2021年にアメリカで劇場公開された。監督はモーショ
2023/07/01 12:58
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