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絵本、児童書、一般書、色んなジャンルの本の感想、評価。☆☆☆以上はオススメ本!

小さな図書館に勤めています。読んだ本の記録、感想、評価が主な内容ですが、子ども達への読み聞かせや、ブックトークのプログラム、図書館で人気の本なども、紹介していきたいと思います。

morinokaori
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2008/11/13

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  • 『小さなことばたちの辞書』ピップ・ウィリアムズ

    ☆☆☆☆ことばに生涯を捧げた女性を描く珠玉の一篇。「生きるということは、ことばを集めることだ――べつに辞書編纂者でなくても。エズメがそれを教えてくれる」――国語辞典編纂者・飯間浩明 19世紀末の英国。母を亡くした幼いエズメは、『オックスフォード英語大辞典』編纂者の父とともに、編集主幹・マレー博士の自宅敷地内に建てられた写字室に通っている。ことばに魅せられ、編纂者たちが落とした「見出しカード」をこっそりポケッ...

  • 『ぼくたちはまだ出逢っていない』八束澄子

    ☆☆☆☆ブックトークするなら テーマは傷 好きを見つける 出会い 家族イギリス人の父親と日本人の母親を持つ中3の陸は、バスケ部の豪大から何かと絡まれ、暴力を受けている。一方、母親の再婚を機に岡山から京都に引っ越してきた中2の美雨は、学校にも、家にも、居場所がなく、京都の町をさまよい歩いては時間をつぶす毎日。いつものようにさまよい歩いていたとき、ショーウインドウに飾られた器が月明かりに一瞬きらめくのを見た...

  • 『キミョウな人(?)たち』森川成美

    ☆☆☆☆ブックトークするなら テーマはまさかな… 驚きの…豪華作家陣が1冊に自身の世界観を描いていく本格児童文学の短編集シリーズ。森川成美による第3弾は、あっと驚く意外な結末や不思議な読後感を楽しめる物語ばかり6編を収録。本を読む経験が少ない小学生でも、休み時間にサクッと読書の奥深さを味わえます。...

  • 『レッドクローバー』まさきとしか

    ☆☆☆☆『あの日、君は何をした』『彼女が最後に見たものは』シリーズ累計40万部突破の著者、最高傑作ミステリ。まさきとしかが……いよいよ、くる!家族が毒殺された居間で寛ぎラーメンを啜っていた一人の少女。彼女が──家族を殺したのではないか。東京のバーベキュー場でヒ素を使った大量殺人が起こった。記者の勝木は、十数年前に北海道で起こった家族毒殺事件の、ただ一人の生き残りの少女――赤井三葉を思い出す。あの日、薄汚れたゴ...

  • 『保健委員は恋してる』小松原宏子

    ☆☆☆☆青空小学校4年1組にはうさわの「スーパー保健委員」がいる。何がすごいって…! ?さあ、あなたはどのタイプ? 新シリーズ第1巻。4年生の新学期。クラスがえもなく、たんにんの先生も去年といっしょ。じゃあ何が新しいかといえば、4年生になると「委員会活動」がはじまること! 学級委員に図書委員、保健委員に体育委員……ところが、いざ委員決めの学級会が始まると、だれも立候補するひとがいません。岡崎先生がこまっているのを見...

  • [ 祝宴」温又柔

    ☆☆☆+我最愛的家人。娘を誰よりも理解したい、けれど――。気鋭の新たな代表作。「私は、彼女のことを、秘密にしたくないの」。長女が同性の恋人の存在を告白したのは、次女の結婚式の夜だった。戸惑う父は、娘にふつうでいて欲しいと願ってしまう――。日本で外国人として育った娘、外省人の祖父、日本、台湾、中国で生きる父。いくつもの境界を抱えた家族を、小籠包からたちのぼる湯気で柔らかく包み込む感動長編。...

  • 『おいしいごはんが食べられますように』高瀬隼子

    ☆☆☆+第167回芥川賞受賞!「二谷さん、わたしと一緒に、芦川さんにいじわるしませんか」心をざわつかせる、仕事+食べもの+恋愛小説。職場でそこそこうまくやっている二谷と、皆が守りたくなる存在で料理上手な芦川と、仕事ができてがんばり屋の押尾。ままならない微妙な人間関係を「食べること」を通して描く傑作。...

  • 『クロコダイル・ティアーズ』雫井修介

    ☆☆☆☆【第168回 直木賞候補作】ベストセラー作家、雫井脩介による「究極のサスペンス」この美しき妻は、夫の殺害を企んだのか。息子を殺害した犯人は、嫁である想代子のかつての恋人。被告となった男は、裁判で「想代子から『夫殺し』を依頼された」と主張する。犯人の一言で、残された家族の間に、疑念が広がってしまう。「息子を殺したのは、あの子よ」「馬鹿を言うな。俺たちは家族じゃないか」未亡人となった想代子を疑う母親と...

  • 『にわか魔女のタマユラさん』伊藤充子

    ☆☆☆+ブックトークするなら テーマは「魔法」「魔女」「ふしぎ」「あずかり」「お店」「お悩み解決」「喫茶たまゆら」は、並木通り商店街にある、町でひょうばんの喫茶店です。ある日、店主のタマユラさんは、お客のヨルさんというおばあさんから黒いカバンをあずかりました。おそるおそる開けてみると、はいっていたのは、なんと “魔女の持ちものセット

  • 『わたしはスペクトラム』リビー・スコット レベッカ・ウエストコット

    ☆☆☆+ブックトークするなら テーマは「装う」「偽る」でもいけそうみんなとちがっている自分を好きになる方法 「どうして何もかもがこんなにたいへんで、傷つくことばかりなんだろう・・・・・・」 10歳の女の子タリーは、ときどき感情がコントロールできなくなって爆発したり、場ちがいなことを言ってトラブルを起こしてしまう。周りの人には「みんなと違ってる子」と見なされて、理解されないこともしばしば。 みんなと同じ「ふ...

  • 『鈴の音が聞こえる 伝えるということ』辻みゆき

    ☆☆☆ブックトークするなら テーマは「伝える」朝生美空は、この春、中学に入学した。聖白鳩学園には、いわゆる一般的な学校と、盲学校、聾学校が併設されている。美空が入学したのは、盲学校。美空は、弱視だったのだ。登校一日目、学校の敷地内を歩いていると、かすかに「シャラ……ン」という音が。これは、あのとき聞いた鈴の音? 美空にとって、忘れられない記憶がよみがえる──。小学上級・中学から...

  • 『考えたことなかった』魚住直子

    ☆☆☆☆ある日、ネコに声をかけられた。「わたしは、未来のおまえなのにょー。」このままだと、おれの将来、たいへんなことになるらしい。いったい、どうして?知らないうちにさせられてる競争。「ふつう」は男子がおごるもの?おばあちゃんがなんでもやってくれる祖父母の家の「居心地の良さ」。どこかでつながりあった社会のしくみに気づいて考えはじめる男の子の物語。...

  • 『恋ふらむ鳥は」澤田瞳子

    ☆☆☆+見た。愛した。闘った。 すべては歌だけが知っている――。 飛鳥の動乱を生き抜いた万葉の歌人、額田王の激動の半生。 時は7世紀。飛鳥の世に生きた一人の女、額田王(ぬかたのおおきみ)は子まで成した大海人王子(おおあまのみこ)と別れ、その兄、葛城王子(かつらぎのみこ)の仕切る宮城で宮人として勤めに邁進する。誰かの妻や母としてではなく、一人の人間、歌詠みとして生きる道を模索するも、葛城の死、大海人の挙兵で運命は...

  • 『うさぎ玉ほろほろ』西条奈加

    ☆☆☆武士から菓子職人に転身した変わり種の主、治兵衛。父を助ける出戻り娘、お永。看板娘の孫、お君。親子三代で切り盛りする江戸麹町の評判の菓子舗「南星屋」には、味と人情に惹かれやって来るお客が列をなす。麹町を大火が襲った夜以来、姿を見せなくなった気のいい渡り中間を案ずる一家だったが、ある日、思わぬところから消息が届き……。「誰だって、石の衣は着ているもんさ。中の黒い餡を、見せねえようにな」ほろりとやさし...

  • 『神と王 謀りの玉座』浅葉なつ

    ☆☆☆☆『神様の御用人』浅葉なつ による新シリーズ『神と王』第二巻!丈国の建国十年を祝う式典への招待状が斯城国王・琉劔のもとに届いた。名代として丈国へ赴いたのは、琉劔の若き叔母・飛揚。記念日に沸く民の様子を目にした彼女は、ふと違和感を抱く。「世界のはじまり」の謎を追う琉劔は、歴史学者の慈空とともに畏怖の森「闇戸」へ。そこに暮らす一族・日樹の祖父母から、杜人に伝わる不思議な物語を聞かせてもらう。だがそん...

  • 『ぼくらに嘘がひとつだけ】綾崎隼

    ☆☆☆☆才能を決めるのは、遺伝子か環境か?エリート棋士の父を持つ京介と、落ちこぼれ女流棋士の息子・千明。二人の〝天才〟少年は、またたく間に奨励会の階段を駆け上がる。期待を背負い、プロ棋士を目指す彼らに、出生時に取り違えられていたかもしれない疑惑が持ち上がる。才能を決めるのは、遺伝子か環境か?運命と闘う勝負師たちの物語。...

  • 『若葉荘の暮らし』畑野智美

    ☆☆☆+40歳以上独身女性限定のシェアハウス 畑野智美作家デビュー10周年記念作品。感染症の影響を受け、望月ミチルのアルバイト先の飲食店の売上が激減。バイト代が減ってしまったミチルは家賃の安い家に移ることを余儀なくされる。そんな彼女に友人が紹介してくれたのが、40歳以上独身女性限定のシェアハウス「若葉荘」だった。不安を抱えながら若葉荘の門を叩いたミチルだったが、温かく迎えてくれた管理人・トキ子さんに出会い、...

  • 『優等生は探偵に剥かない』ホリー・ジャクソン

    ☆☆☆☆2023 このミステリーがすごい海外編5位2023 このミステリが読みたい海外 3位2023 本格ミステリ・ベスト10 7位わたしは名探偵なんかじゃない。――でも、解くべき謎がある。〈ハヤカワ・ミステリマガジン〉2022年1月号「ミステリが読みたい!」第1位『自由研究には向かない殺人』続編!高校生のピップは、友人のコナーから失踪した兄の行方を探してくれと依頼される。兄のジェイミーは、2週間ほど前から...

  • 『横浜中華街!桃源郷飯店へようこそ』夏目桐緒

    ☆☆+横浜の大学生・安藤サトシは「腹ペコの人の心が読める」という特技を持ち、空腹な人を放っておけずついお節介を焼いてしまう。その日も余計な一言でフラれ、向かった中華街で、緑の肌をした老人が白い着物を来た美人・月楽に襲い掛かっているのに遭遇。助けようとするも老人に噛まれ、月楽に「ついて来なければキョンシーになって死ぬ」と桃源郷飯店へ連れていかれて――? 読めば中華が食べたくなる、グルメあやかしミステリー...

  • 2022年本マイベストセレクション YA/児童書

    2022年は2021年に比べると衝撃的なものは少なかったように思うとにかく2021年は差別、難民問題、格差社会、居所不明児童、自殺、多様性、ヘイト、生きづらさ、育児放棄、虐待、そういった社会問題が子供たちに及んだ状況を描いたものが多くて心に残ったけど22年は、戦争、平和問題への関心が高かったかもしれない印象に残った作品は 17作品もう少し↓...

  • 『夏休みの空欄探し』似鳥鶏

    中高生にもおすすめブックトークするならテーマは「暗号」「秘密」「夏」「姉妹」「夏休み」「冒険」本に挟まれた暗号。謎解きに挑む姉妹。忘れられない夏が始まる。 会員が2名しかいないクイズ研究会会長の高校2年生・成田頼伸(ライ)は、クラス内で「じゃない方」と呼ばれている。ライと同じ姓で、ダンス同好会に所属する人気者・成田清春(キヨ)がいるからだ。クラスで「成田君」といえば、キヨのこと。「役立たたない」ことが好...

  • 2022年本マイベストセレクション

    192冊、私が記録している分の読了本冊数だ。さっと読んじゃう絵本は特に良かったものとか、お話会で使えると思ったものしか記録しないので記録外の絵本も含めるともっと多い幼児から中学生までの子どもたちに本を紹介する事が多いから自然児童書、YA作品を優先して読む。だから純粋に自分の趣味の本は後回しになったりして積読本が増える今30冊程読みたいリストにたまっているのだけどその本が今年読めるかと言うと、読みたい...

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