今年も松本市音楽文化ホールでの桒形亜樹子氏のチェンバロリサイタルに行った。わたしはこれが3回目になる。今年のテーマは「バッハの家族愛」~愛妻アンナ・マグダレーナと天才長男フリーデマンの音楽帳を紐解く~だ。プログラムにはバッハの家族愛~「え、これもあれもバッハでなかったの?」とあるけれど。アンナ・マグダレーナはJ.S.バッハの後妻だ。16歳年上で4人の子連れと結婚かあ。『アンナ・マグダレーナ・バッハのクラヴィーア小曲集』をピアノで練習した人は多いと思う。曲集はやらなくても、ト長調のメヌエットを弾いたことのある人は多いんじゃんいかな。音楽帳は大バッハがソプラノ歌手の妻に贈ったといわれているが、大バッハ自身の曲だけでなく前妻との息子のカール・フィリップ・エマヌエルの小品やクープランやペツォールトのクラヴサン曲が...桒形亜樹子チェンバロリサイタルに行った。