朝もやが山にかかった。暗い山にぼうっと見えるヤマザクラ。山水画のようだ4月9日朝の山
朝もやが山にかかった。暗い山にぼうっと見えるヤマザクラ。山水画のようだ4月9日朝の山
ヤマザクラが咲き始めた。咲き始めると、山にはこんなにヤマザクラが生えているのか!と毎年思う。写真を撮ったらすぐアップしようと思っていたはずだが、気づけば10日以上経っているって、ふしぎだ右へ視線を移す。じつはちょうどひこうき雲がそこにかかっていたのだが、わたしの使っているデジカメだとヤマザクラと青空を同時に画面におさめることが出来ない。明るさがぜんぜん違うからな。まだ葉の出ていない梢のシルエットもよい。4月7日朝の山
久しぶりにチーズケーキを焼いた。スーパーで衝動的にクリームチーズと生クリームを買い物かごに入れたのだ。普通、クリームチーズならひと箱200gとか226g(8オンス)で、生クリームは200gなんだよね。ベイクドチーズケーキのレシピのクリームチーズと生クリームの割合は、2;1より生クリームが多いのはないよなあ。かといって生クリームを半分余らせても残りを使い切るあてがない。うーんと考えて、そうだ、冷蔵庫にあるプレーンヨーグルトを水切りしてクリームチーズの代用にすればいいじゃないか!と思いついた。検索すると出てくる出てくる。いちばん楽な、パックの上部にキッチンペーパーを被せ輪ゴムで留めたらちょっと斜めの逆さにして、出てくる乳清をためる方法をやってみた。けっこうしっかり6時間ほどかけたので、400gのプレーンヨーグ...水切りヨーグルト入りベイクドチーズケーキ
こりずにまた雪ののった山。前回アップしたときより少しだけ雪が多めだな。今年は2月がびっくりするほど暖かかったけれど、3月に入ってから寒い。でも雨/雪が少なくて、ダムの水がすくなくてびっくりする。雪かきは嫌いだけれど、もっと降らないと困るなあ3月1日朝の山
2月25日の晩に雪が降った。翌朝は快晴。木々に粉砂糖をまぶしつけたようだ。地面の雪はさっさと解けた。寒が戻ったといっても地面は雪が解ける温度より下がらない。やっぱり地球温暖化してるんですかね2月26日朝の山
何年かぶりに子どもたちが帰ってきてせわしくも楽しい年末を過ごし、無事に新年を迎えられた、と思っていたら大ニュースが来た。能登半島で大震災が起きたというのだ。阪神淡路大震災や東日本大地震が起きたときの報道の様子を思い起こすに、大規模で被害が大きいときほど現地で何が起きているのか分からず全体の状況がつかめない。それらを鑑みても、これは相当酷いことになっているようだ、ということだけは伝わってきた。正月早々なんということだ。じつは子どもたちがまだ子どもで家にいたときは、毎夏能登半島のいちばん奥の珠洲市の海に遊びに行っていたのだ。その様子はぽつぽつこのブログにアップしていた。たとえば、2011年、2012年、2013年など、奥能登の素晴らしい景色の写真をアップした。本州側なら鉢ヶ埼、日本海側なら木ノ浦と狼煙によく行...令和6年能登半島地震
クリスマスが過ぎ年の瀬になると、丸鶏って少し手に入りにくくなる。山奥に住んでいて行きつけの肉屋があるわけでもないし、いつ行くからとスーパーの精肉コーナーに取り寄せる予定もたてづらく、入った店にあったのが小ぶりの丸鶏か1.6kgの合鴨だったのだ。この年末年始はちょっと多めの人数だったので、小ぶりの丸鶏だと足りないなあ。となるともう合鴨しかない。不安はあったが、まあなんとかなるだろう、と買って帰ったのだ。合鴨を料理するのは初めてだ。料理された合鴨を食べたことは、あった気もするけれど、これが合鴨か、と認識できるほど食べていない。さりとてホールの合鴨を料理するつもりは毛ほどもなかったから、あわててネットでレシピを探しはしたが、結局もう準備してあったローストチキン用の甘栗やレバーやセロリやパン粉を今までどおり使って...ローストダック
年末年始に帰ってきた子供といっしょに作った。何度も作っているなかしましほ氏のレシピだ。バターを使わずサラダ油(レシピでは菜種油)を使うのが特徴。別にバターをサラダ油に変えたからといって特別カロリーが減るわけではないのだが、風味があっさりする。バターって味も香りもこくがあるからね。バター風味がしない、というのがこうもすっきりした感じになるのか!とこのレシピを知ったときは大きな衝撃だったのだ。全粒粉とかきび砂糖を加えたレシピでも、バターが入らないとその素材の味がよく分かる感じがする。2009年に出版されたからだいたい15年まえなのかー。最近な気がするのが、己の歳を感じるなあ。このレシピの載っている本は大ヒットした。大雑把なことをいえば、さっぱり風味が日本人の感性に合ったんじゃないですかね。もう子供たちが皆うち...カシューナッツクッキーとレーズンサンド
年明けには神戸の方の両親が贈ってくれた焼き鯛をいただく。おろし生姜がよく合う。そしてほぐしてお茶漬けにするのも美味しい。鯛めしは、面倒くさいしそれほど身が残らなかったし、今回はなし。骨は出汁にする。実家から贈られるものの中でこれが一番うれしいです。ありがとう鯛の尾頭付き
年末はみんなでわいわい言いながら餃子を包んだり食べたりするのがうちの決まりだ。皮は強力粉に半量の水を加えて捏ねたもの。餡は白菜、長ネギ、ニラ、しょうが、豚バラ肉。野菜は刻んで塩もみして水分を減らす。肉も刻む。ミンチは使わない。夫がねかしておいた生地を棒状にして切って麺棒で伸して皮を作り、残りの者たちが餡を包む。他愛もないことをおしゃべりしながら作業するのが楽しい。包み終えればすぐさま茹で始める。写真は茹で上がって湯気が出ている水餃子です。タレはいつもの、黒酢、しょう油、ごま油、一味唐辛子を各自でてきとうに調合。今回は香菜も加えた。中華料理だと香菜。パクチーとはあえていわない。コリアンダー、っていうと種っぽいしな。年末年始に久しぶりに家族が集まって、飲み食いするのも楽しいけれど、一緒に作業してそれが美味しい...年末の水餃子
3ヶ月以上まえのネタを連投します。すみません。この年末年始は久しぶりに子供が二人帰ってくる。それでクリスマスと正月をまとめてやる。けれど同日に全部するのはわたしの体力的にもお腹の容量的にもムリなので、連日出していくことにする。第1弾はブッシュドノエル。わたしにしては、まあまあ上手く出来たと思う。2006年10月から始めたこのブログ、じつは検索機能のおかげで自身の備忘録としてとても役に立っている。それなんで、来シーズンのために今回のレシピの原材料をアップしておく。★ジェノワーズ卵3個砂糖70g薄力粉70g水+牛乳30cc★なんちゃってカスタードクリーム卵大1個砂糖40g薄力粉小さじ2牛乳100ccバニラビーンズ莢ごと1cmラム酒大さじ1生クリーム50g※最後に泡立てたものを加える★具レーズン30g※スープボ...年末のブッシュドノエル
2週間ほど前に雪が降った。一時は大雪警報になったけれど、対処出来る程度の積雪量ですんで、本当によかった2月6日朝の山
虎渓山永保寺へ寄って神戸の方の実家に行き、それから群馬の山奥に戻る途中に、桑名にある六華苑に寄った。カメラを忘れて出てきたので、虎渓山につづいてこの六華苑の記事の写真もスマホで撮ったものです。ピントがマシな広角は歪みまくっているし、歪みが少ないズームはレンズに傷がついていてボケボケに撮れているのを強引に修正していて不自然だし、ホントすみません。駐車場に車を置いて最初にたどり着く建物は長屋閣、と長屋閣の手前の看板の地図にある。長屋閣を通り抜け、道を曲がると見えてくるのが、水色の壁が美しい洋館。よく見ると右側には日本家屋がついている。しかし、見事なまでの曇天。外壁が明るい水色じゃなかったらお化け屋敷に見えてもおかしくない。風も強かった。洋館の左側の生垣の向こうは芝生が広がり、地図を見るとかなり広い庭園だ。しか...六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その1(洋館1階その1)
六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その1(洋館1階その1)よりつづくトイレ、電話室につづいて1階。玄関横の塔の1階は応接室だ。応接室は塔の丸に四角い部屋の角がくっついたような形をしている。つまり、上の写真では両側に壁がせまっているけれど、その向こう側だけが応接室なわけではなく、その手前も応接室なのだ。窓の向こうにちらと見えているのは六華苑のレストラン、Rocca。フレンチですって。結婚式も出来るんですって。時間がたっぷりあったなら庭を見てレストランでお茶をしたかった。ペンダントライトのスイッチだろう。スイッチカバーまでおしゃれ。あとで和館を見学してから思ったのだが、もしかしたらこれは菊の花を模しているのかもしれない。キャプション。応接室だけでなくその上階の塔や曲面ガラスについても述べられている。車寄せの内側...六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その2(洋館1階その2)
六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その2(洋館1階その2)よりつづく階段。キャプションはその1の電話室と同じ札に書かれている。コンドルは階段の手すりに凝ったそうだ。なるほど、シンプルなラインで出来た透かしだが、むしろ効果的でそれが温かみになっている。2階に上って左の応接室に一歩入ったところ。変わった形の部屋だ。応接室は1階と同じ形だが、開口部のある壁が違う。この部屋は窓だらけで採光も見晴らしもよいが、ちょっと使いにくいかも。というか、そもそもその考え方がそぐわないのかも。洋館は2階建てだが、応接室のある塔屋だけは4階まであるので、階段が上へ続いている。応接室の奥。1階の応接室と同じ感じ。上へ続く階段を見上げて、覗いたところ。ああ、上りたい。そして4階から揖斐川を眺めてみたい。1階と2階をつなぐ階段より勾配が...六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その3(洋館2階その1)
六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その3(洋館2階その1)よりつづく書斎。見渡せる景色のよいこと。よすぎてむしろ気が散って仕事しづらいんじゃないか?わたしだけ?書斎の暖炉。上の写真とは部屋の反対側の壁にある。寝室との壁をはさんで背中合わせに書斎と寝室に暖炉がある、と寝室のキャプションにあったね(その3)。寝室への扉は暖炉の右側、写真の外にある。左側にちらりと見える扉は階段を上がったホールに通じている。濃い緑のタイルが落ち着いた雰囲気を出している。このタイルは1階客間のものと同じだろうか。キャプション。書斎と居間の窓の向こうはサンルーム。1階のベランダの上にあたる。サンルームが面しているのは前庭。サンルームの直線ではない壁が視線を誘う。白い壁やサッシが明るい。窓の上部がカマボコ型に丸められているのも楽しげな雰...六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その4(洋館2階その2)
六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その4(洋館2階その2)よりつづく廊下の左側が居間で右側が女中室。サンルームやサンルームに面した書斎と居間があんなに開放的で明るかっただけに、廊下の圧迫感が強い。見づらいが、女中室との壁には可愛らしい小さな窓がある。上部がカマボコ型に丸められているのがサンルームの窓などとおそろいだ。実は電話室の階段に面している壁にはこれと同じような小窓がある。廊下の先に和室が見えるんですけど!左に折れれば居間。和室は少し低いところにある。洋館と和館で天井の高さが違うからだろう。そのような洋館の2階と和館の2階が違う高さでつながっているのを明治村の学習院長官舎で見たな。写真を撮っていなかったのでブログにもアップしていない(それというのもカメラをホテルに忘れたからだった)。和室の右側を覗き込む...六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その5(洋館2階その3)
六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その5(洋館2階その3)よりつづく洋館1階ホールを玄関から入ってまっすぐ行って扉を抜けると和館に入る。和館は奥行きが深い。見よ、この廊下の先を(じつは便所です)。廊下は畳敷きなのだが、さらにその右側に板張りの縁側がある。なんだか廊下が2重みたいに見える。上の写真の外側の左には洋館の食堂があり、右には洋館のトイレがある。上の写真の方角のまま少し進み、赤い絨毯から畳に入ったところで右を見ると、お手洗いがある。廊下をはさんでお手洗いの反対側。把手に札の下がった扉がある。もしや、これは!と思い内玄関棟にいるもぎりの人に尋ねたら教えてくれました。これは和館の2階に上がるための階段の扉だそうだ。開けて見せてもらった。写真は撮れませんでした。その5で洋館の2階の和室を覗き込んだとき畳の手...六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その6(和館その1)
六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その6(和館その1)よりつづく左の板襖が半分塞いでいるのが畳敷きの廊下で、その廊下を左に行けば洋館に至る。その畳敷きの廊下を半分塞いだ板襖の上の欄間は交差する斜めのバッテンで、ほかの欄間と明らかに違う。右の薄紫の絨毯敷きの部分が鞘の間だ。鞘の間の左側が二の間で右が一の間に属する次の間だ。その6で前庭に面した縁側がクランク状に曲がっている写真をアップしたが、上の写真の突き当りがその曲がっている箇所だ。ちなみに前庭に面した縁側がクランク状に曲がっているのは、一の間のが二の間よりも広いからだ。二の間の幅は2間半だが一の間の幅は3間ある。しかし、鞆の間の二の間側に襖があるのが解せない。だってその向こうは二の間の床の間なんじゃないのか?ん?洋館にあった間取図を見るとスペースがあるよう...六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その7(和館その2)
六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その7(和館その2)よりつづく和館の板張りの廊下が便所の脇から更に先に続いている。廊下の先の左側の開口部から便所の方を振り返る。便所の裏ってこんな感じか。一番蔵が見えてきた。蔵の出入口は直接外に面しておらず、小部屋になっている。その5で瓦屋根を差し掛けられてあるのが小さく見えたやつである。小部屋は、桑名市観光サイト名市観光サイト映画『わたしの幸せな結婚』ロケ地紹介をスクロールして斎森家・蔵の項目を見ると、内側と外側の両方がよく分かる写真がある。ごつい扉だこと!お宝が保管されていたのだろう。蔵の手前の小部屋の窓から洋館の方角を見る。塔屋が遠いよ。左側は内庭だ。前庭に面した和館の縁側にはガラス戸が何枚もあるが、時にはそれを覆う雨戸をしまってある戸袋が分厚い。何枚も必要だからな。...六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その8(一番蔵、二番蔵、番蔵棟)
昨年12月に浜松市楽器博物館に行きヤマハイノベーションロードを見学したあと、博物館明治村に行った。その9まであります。2019年に行った話はこちら。博物館明治村へ行った。帝国ホテル中央玄関編その1から始まり、全部で10本ある。今回の帝国ホテル中央玄関についての記事はこれ1本のみだ。前回アップした方が熱いな。★←明治村HP帝国ホテル中央玄関↑玄関から入り、左に折れて2階に上がる途中の踊り場。2023年12月に行ったのだが、正月を意識してか着物姿で箏の生演奏が見れた。大きな窓からの光や隅のテラコッタの隙間からの光が美しい。↓こちらは玄関から入って右に折れた方の踊り場。白い天井に入る茶色いラインが目を惹く。2回から吹き抜けを見下ろしたところ。モールの飾りやクリスマスツリーが華やかだ。往時もきっとこのように華やか...博物館明治村へまた行った。その1(帝国ホテル中央玄関)
博物館明治村へまた行った。その1(帝国ホテル中央玄関)よりつづく帝国ホテル中央玄関のある明治村5丁目のSL東京駅で蒸気機関車に乗って、明治村4丁目のSL名古屋駅で降りた。★←明治村HPSL乗車体験古いSLをちゃんと運行させるのはたいへん苦労があるだろう。偉いな。かわいらしい駅から入鹿池を臨む。博物館明治村へまた行った。その3(鉄道寮新橋工場(機械館))へつづく博物館明治村へまた行った。その2(SL名古屋駅)
博物館明治村へまた行った。その2(SL名古屋駅)よりつづく見晴らしのよいSL名古屋駅から出て下りてすぐのところは鉄道寮新橋工場(機械館)だ。外観は撮り忘れた、すみません。ちゃんと建物にも注目するんだった。★←明治村HP鉄道寮新橋工場(機械館)もともとは鉄道整備工場だったが、今は明治期の機械が展示されている。鋳物の重厚な雰囲気がたまらない。トヨタ産業技術記念館で見たG型自動織機を思い出した。↑↓活版印刷機。キャプション。製造年:明治42(1909)年製造者:株式会社東京築地活版製造所寄贈者:日本国有鉄道札幌印刷場型式:四六半裁段車式、能力:30枚/分乗車券印刷機。乗車券用なだけあって、通し番号をふるために1枚1枚違う数字を印刷できるらしい。ちなみにさっきから背景にちらちら写っているごついのは蒸気槌(1881...博物館明治村へまた行った。その3(鉄道寮新橋工場(機械館))
博物館明治村へまた行った。その3(鉄道寮新橋工場(機械館))よりつづくまえに明治村を訪れたときは修理中で見ることが出来なかったので、期待が高まる。約4年にわたる修理工事を終えて2022年11月3日より一般公開だそうだ。オープンしてまだひと月くらいで見ることが出来た。シンメトリーな姿が印象的だ。★←明治村HP宇治山田郵便局舎明治42(1909)年に伊勢神宮外宮前に建てられたそうだ。右手前のアカマツがなんとなく伊勢神宮っぽい。伊勢神宮なら数カ月前に行ったぞ!伊勢市駅から外宮にまっすぐつづく参道を歩いて外宮手前まで来ると、おしゃれな建物とその隣に郵便局があるのが見えた。そのおしゃれな建物はコの字型に配され、フランス料理レストランとチョコレート専門店と旅行会社が入っているようだ。敷地入口には背の高いアイアンの門扉...博物館明治村へまた行った。その4(宇治山田郵便局舎)
博物館明治村へまた行った。その4(宇治山田郵便局舎)よりつづくなんかちょっと茂りすぎている気もしなくもない。★←明治村HP六郷川鉄橋向こうにかすんで見える白い壁に赤い三角屋根はハワイ移民集会所だ。★←明治村HPハワイ移民集会所アップ。もともとは日本初の複線用鉄橋で、明治10(1877)年に多摩川下流の六郷川に掛けられたが、明治45年に東海道線の複々線化に際して外され、単線用に改造されて御殿場線の酒匂川に架けられたらしい。複線→複々線→単線→本橋部のトラス1連のみ移築、という経緯だ。列車用の鉄橋を歩いて渡る、って『スタンド・バイ・ミー』みたいだな。鉄橋を渡った先には蒸気機関車。★←明治村HP尾西鉄道蒸気機関車1号明治村にはSL乗車体験で走らせている蒸気機関車2台のほかに、動かさないSLもあるんだな。そして、...博物館明治村へまた行った。その5(六郷川鉄橋、他)
博物館明治村へまた行った。その5(六郷川鉄橋、他)よりつづく前回はスルーしていた明治村の2丁目をチェックする。まずはとっつきの石造りの四角い建物だ。★←明治村HP(札幌電話交換局)入口の庇の緑青の色がアクセントになっている。花型のレリーフ(花紋)が素敵だ。1階と2階の境に帯状に突出した飾りを胴蛇腹というらしい。花紋の上のちょっと突き出している部分とセットなのか。キャプション。高価な交換機を火災から守るために地元産のを石材を用いて建てられたのだそうだ。そういえば、宇治山田郵便局舎の切手倉庫も防火対策がしっかりしていたなあ。中の展示。電話交換局らしく古い電話交換機や電話機が展示されている。これがかかってきた通話を電話交換手が手動で繋ぐ交換機。これはまだかわいいタイプで、もっと大きくなった。その後、自動になる。...博物館明治村へまた行った。その6(札幌電話交換局)
博物館明治村へまた行った。その6(札幌電話交換局)よりつづく明治村の2丁目、入口の札幌電話交換局から2軒奥の和風の黒い3階建てが東松家住宅だ。★←明治村HP東松家住宅キャプション、左側。創建以来、何度も増改築を繰り返したらしいです。もともと江戸末期には平屋だった建物を、明治28(1895)年に後方へ曳いて移動させたうえ、2階の前半分を増築して現在の店構えにし、さらに明治34(1901)年に3階より上の部分を増築したとされている。HPの説明を読みつつ見取り図を読み解くと面白い。じつは鰻の寝床のように間口より奥行きの長い建物なのだ。見取り図アップ。上階に行くにしたがって奥の面積が狭まっている。キャプション、右側。左の戸から中に入ると奥行きの長い土間があり、少し先では3階までの吹き抜けが高い。入って進み、一枚戸...博物館明治村へまた行った。その7(東松家住宅)
博物館明治村へまた行った。その7(東松家住宅)よりつづくこんどは1丁目の奥へ。明治村へバスで行くと1丁目から入村するが自家用車用の駐車場は5丁目側にあり、今回はそちらから入村したので聖ヨハネ教会堂は最も遠い建物かもしれない。★←明治村HP聖ヨハネ教会堂靴を脱いで入り、左右の階段から2階へ上がる。両階段の上は塔になっていて、壁に梯子が掛かっているのが気になるが、写真は撮らなかった。ちなみに1階は「つみきひろばGabe」といって、「子どもの可能性を豊かに育み、大人に気づきの喜びをお届けする「共育」空間」なんだそうだ。★見学する建物に直接関係あるわけではなさそう。明治村の見学に飽きた小さい子向け、という感じか。階段を上って扉の向こうが礼拝堂。奥の扉は反対側の階段に通じている。屋根の内側に竹のすだれが使われていて...博物館明治村へまた行った。その8(聖ヨハネ教会堂)
博物館明治村へまた行った。その8(聖ヨハネ教会堂)よりつづく天井のアーチのラインに目が惹きつけられる。★←明治村HP大明寺聖パウロ教会堂祭壇の右側には、黒いゴツゴツした壁に手を合わせたマリア像。ルルドの洞窟なんだそうだ。ルルドはピレネー山脈のふもとにあるフランス南西部の町で、世界的に有名なカトリックの巡礼地。1858年に地元の少女がここで薪拾いをしているとき聖母マリアが出現したといわれる。巡礼地を系列のあちこちの教会に作っちゃうのか。近寄りすぎないように柵がある。柵も素敵。アップ。下からの光でちょっと不気味な演出というか神秘的というか。祭壇アップ。まるで天から星が降ってきているかのようなラインの天井だ。窓は麻の葉模様。窓と上方のアーチ。祭壇近くから振り返り入口を見る。入口の上の段。ロフトっぽい。外観。内と...博物館明治村へまた行った。その9(大明寺聖パウロ教会堂)
だいぶん葉が伸びてきた。パッチワークのようだ。4月11日朝の山
日に日に芽が伸びて、梢の色が変わる。いろいろな色がある。3月26日の写真と同じ場所です。てっぺん付近の岩陰のピンクはアカヤシオつつじかな?この時期の山がいちばん好き4月3日朝の山
山桜が咲きだした。曇天のもやの中カラスが飛んでいた3月26日朝の山
浜松市楽器博物館へまた行ったあと、ヤマハイノベーションロードを見学した。HPに企業ミュージアムとある通り、本社にある。コロナ禍のあおりで、区切られた時間ごとの入場制限があり、予約した者しか入れない。扉が開くのを待っている間に撮った写真。イノベーションロードはサイト上でバーチャル見学が出来る。要所要所では音声解説も聞ける。もしかしてそちらを見てもらえばこんな記事を書くこともなかったかも....、と思ったりするが、まあ、書く。入口入ってすぐのところの目立つ場所にバイオリンが3本さげられている。エレクトリックバイオリンYEV1052016ステージ上で映える斬新なデザインと高い演奏性を兼ね備えたエレクトリックバイオリンとキャプション。★←ヤマハHPイノベーションロード展示コレクションより5弦だ。横から見ると、ぐっ...ヤマハイノベーションロードに行った。その1
ヤマハイノベーションロードに行った。その1よりつづくグランドピアノのカットモデル。ヤマハ掛川工場のハーモニープラザにもあったなあ。アクション部分をアップ。キーを押す動作をハンマーに伝え弦を打つ動作にする。微妙なタッチの差も弾き分けられるようにする為にこんなにたくさんの部品が必要なのだなあ。響板部分をアップ。弦の響きを増幅させるとても大事なパーツが響板だ。その振動を止めないように、響板の下側は支柱に触れていない。響板の下側をアップ。響板の裏に何本か貼られている桟のような部品は響棒という。ヤマハイノベーションロードに行った。その3へつづくヤマハイノベーションロードに行った。その2
ヤマハイノベーションロードに行った。その2よりつづくものづくりウォークという展示のなかのピアノコーナー。響棒の貼り付けられた響板↑キャプション↓響板はとても重要なパーツです。響板の表側に、弦のとまる駒が貼られている。低音の弦は長くなるので、省スペースと共鳴をねらって交差させて張るため、駒が部分的に2列になる。アップ。駒はブリッジともいう。キャプション。支柱と側板。がっちり作られている。キャプション。フレームと弦。これぞピアノ、っていう。低音の弦が上に交差している。キー(鍵)の一揃いを鍵盤という。白黒はのちに貼られるけれど、貼られる木材は一枚から切り出される。ポルタティーフオルガンを作ったときにはじめて知ったが、これは重要なポイント。キーの中ほどの孔をピンに通し、支点で支え、正しい位置に留めるパーツを筬(お...ヤマハイノベーションロードに行った。その3
ヤマハイノベーションロードに行った。その3よりつづくものづくりウォークという展示のなかのギターコーナー。バズ・ライトイヤーのあごみたいだが、そこをマレットでコンと鳴らしてみる展示。響棒の改良を体験させてくれる。キャプション。楽器というものは感性にうったえるものなので、感性の違いによって善し悪しは変わってしまう、とても主観的なものだ。微妙な差が分かる人とそうでない人もいるし。それで得てしてオカルトが跋扈するのだが、科学的に、客観的に差を見つけるヤマハの手法はよいと思う。塗装も大事。キャプション。工程を経ることによる変化。ヤマハイノベーションロードに行った。その5へつづくヤマハイノベーションロードに行った。その4
ヤマハイノベーションロードに行った。その4よりつづくものづくりウォークという展示のなかのバイオリンコーナー。バイオリンは見るからに木から出来ているな。ピアノに比べるとパーツが少ないなあ。その1でアップしたエレクトリックバイオリン。あれは5弦だったが、これは4弦。色々な楽器に使われる木の種類。軽くてよく響く響板用とか、硬くて緻密な指板やキーの表面用とか、文字通り適材適所です。その例。ピアノなどの響板にはアカエゾマツ。クラリネットにはグラナディラ。ものづくりウォークという展示のなかのマリンバコーナー。木を削ると音が低くなる。にわかには信じられない。弦や管は太く長くなるほど低くなるからね。叩くと分かる。キャプション。まず基音を削り出し、それから倍音を加える。YM-5100A★これはものづくりウォークコーナーじゃ...ヤマハイノベーションロードに行った。その5
ヤマハイノベーションロードに行った。その5よりつづくものづくりウォークという展示のなかの金管楽器コーナー。トランペットのベル製造工程(1枚取り)↑、トランペットのベル製造工程(2枚取り)↓サックス。キャプション。ただ叩くだけの一見シンプルな道具に見えるが、こういうものこそ技術の奥が深い。キャプション。ヘラ絞り。ろくろで回してヘラを当てると絞れる。魔法のようだ。キャプション。管を曲げるのに、いちど潰してから、っていうのにびっくりした。ヤマハイノベーションロードに行った。その7へつづくヤマハイノベーションロードに行った。その6
ヤマハイノベーションロードに行った。その6よりつづくエレクトーンE-701977PASSystem(パルス・アナログ・シンセサイザーシステム)を搭載したエレクトーンとキャプション。★その6では目についた楽器をアップする。サイレントブラスSB11995楽器音を会話程度の音量にまで抑え、いつでもチューバの演奏が楽しめるサイレントブラスとキャプション。★コンサートグランドピアノCFⅢS製造番号5021000199420世紀最大のピアニスト、リヒテルはヤマハピアノを愛用した。本機は1994年最後の来日公演の際に使用したピアノとキャプション。★譜面台が優雅。キャプション。掛川工場のハーモニープラザにもリヒテルピアノがあったが、あれは製造番号が違う個体なのかしら?コンボオルガンYC-101969★デザインに心惹かれる...ヤマハイノベーションロードに行った。その7
2021年12月に浜松市楽器博物館に行って大いに刺激を受けたのだが、1年経ってまた行く機会が出来た。今回は鍵盤楽器の中でも特に興味のあるものだけに絞って写真を撮ってきた。ちなみに前回行ったときのチェンバロ等の記事→★このチェンバロ↑↓は、アブラハム&ジョセフ(Ⅰ世)・カークマンAbraham&Joseph(1)Kirckman1791ロンドン★←浜松市楽器博物館のHP内の所蔵資料データベースペダルがついているのがちょっと変わっているチェンバロだ。↓チェンバロのジャック。わたしが勝手に博物館のチェンバロのジャックを抜いたわけではない。浜松市楽器博物館は毎日ギャラリートークという時間が3、4回設けられていて、学芸員が博物館にある色々な楽器を実際に演奏して説明してくれるのである。すごく気軽な感じでわたしが見た限...浜松市楽器博物館へまた行った。その1(チェンバロその1)