ボールや車両、魔法や敵キャラなど ゲームの中で何かを壁面に反射させたいことがある。 水平と垂直の壁しかないような2Dゲームなら 進行方向を表す角度をうまく計算するだけでも大丈夫だが、 いろいろな向きの壁が存在したり 3D空間内を移動動するような場合ではもう少し別の方法を使う。 法線 正しい反射処理を実現するためには 「法線(ほうせん)」を理解しておく必要がある。 法線とは壁面に対して垂直に伸びるベクトルのことで、 3Dプログラミングの場合は ポリゴン面の表側に立っているイメージだ。 簡単に言えば「面の向き」を表しているのだが、 ゲームプログラミングでは 法線をうまく利用した処理がたくさんある。…