上野千鶴子「最期まで在宅おひとりさまで機嫌よく」 本書では至る所で介護保険の活用が説かれている。ボクの母親も利用中なので、この制度が整ったことは本当にありがたいと思う。 またボクは父親があっという間に旅立ってしまったので「老いて弱っていく姿を子どもたちに見せる」という発言は、ボク自身も老いの入り口に差し掛かっているので、結果的にそのような状況になれば親として子どもに残す最後のしつけ(教育)になるのかもしれない。 本書に登場する方は全員女性であり、結婚歴・離婚歴がある方から、生涯独身を貫いている方まで様々。ボクは男であり妻より少しだけ年長だから、自分が先に旅立ってしまう可能性が高い気がしています…