リラ咲けり妻の満面笑み添へて待ち人や後ろ姿の春の愁四月尽
旧作写真の写真短歌を発表します。(その2)旧作写真短歌その3
行く春や辿る浪花の今昔忍び寄る影は現か春昼夢行く春
旧作写真の写真短歌を発表します。(その2)38年間勤務していた学校を退職した日の作品です。三十ハ年(みそやとし)旧作写真短歌その2
社会的距離てふ自粛野に遊ぶ野遊びや団塊世代てふ元気野遊びやサックス奏す少女いて野遊び
葱坊主我も歌はむ青春歌春唱歌同じ顔して咲きにけり春の歌
旧作写真の写真短歌を久しぶりに発表します。(その1)勤務していた学校の想い出旧作写真短歌その1
さよならも言へぬ踊子送る春散るあらば盛る花あり四方の春春盛る
つくしんぼ苦労も今は語り草ホトケノザ地の囁きを聴きたくて春野
流れ敢へず水面を埋む落花かな花疲れならぬ自粛の疲れかな野蒜味噌大地の若き味を知り落花、野蒜
笑へる日やがて来るはず桜草鳥曇地には耕す農夫かな鳥曇り
亡き母の夢に漂ふ落花かなうらめしき別れの夢や桜散る落花
時止まる如きひと月花は葉に桜蕊栄華の名残る紅ほのと花は葉に
少年が青年になる四月かなフリーズの心解きてチュウリップチューリップ
花疲れ未だせぬうちの自粛かな馬耳東風然として佇ち葱坊主花疲れ
入学や詰襟服の凛としてアイドルのもう五十路とや春盛り春盛り
宮杜に満つる力や木の芽時幼顔のけふは凛々しく入学児木の芽時、入学
歌姫に寄る年波や貌の鳥貌の鳥我が紅顔の遥かかな貌鳥
野遊びやあなたの姿だけを追ひ野遊びやあなた見つけて私ここふらここの揺れ残されて昼餉時野遊び
なだれこむ児らの笑顔や桜園かげろうや変幻自在の忍者劇桜園
白刃のちやんばら劇や風光るわんぱくのちやんばらごつこ青き踏むちゃんばら劇
暮れなずむ丹波の里や鐘霞む全山に響く読経や鐘霞万愚節自粛知らない総理妻鐘霞む
こんな世をせめて笑って万愚節かまびすしき改憲論や万愚節長寿国の嬉し悲しや万愚節四月馬鹿
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