chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
  • ウェイン・ショーターの「Withiout A Net」は80歳とは思えない!

    先日、市立図書館でウェイン・ショーターのCDを借りました。「WithioutANet」-(安全ネットなしに)というチャレンジ精神満載のジャズです。この作品は2013年、ショーターさんは80歳になるという!80歳の爺さんとは思えないパワフルで新しい音でビックリしたでごわす。ウェイン・ショーターを意識したのはウェザー・リポートの中心的なメンバーであったからです。もっともウェザー・リポートの「ヘヴィーウエザー」しか聴いていませんが、この作品はショーターさんよりもベースのジャコ・パストリアスに感動しておりました。しかし知人のベーシストは「お前のしるし」という曲の主旋律を弾くジャコのバースが「気色悪い」とけなしておりました!?そして僕はショーター氏がソプラノサックスをピーピー吹いてた記憶しかないのです?酷いね・・・...ウェイン・ショーターの「WithioutANet」は80歳とは思えない!

  • 「春の珍事? 中日ドラゴンズが強い、優勝か!?タイガースはBクラスじゃろ・・・」

    全国のプロ野球ファンの皆様、いかがお過ごしでしょうか?球春を迎える前に、大谷君のヘンテコな事件があり、ちょっと暗い日本のプロ野球開幕となりました・・・。がしかし、あの中日ドラゴンズが覚醒した竜のごとく大活躍して、4月13日現在セリーグの首位を快走して野球界の話題を独占しております。誰が、現状を予想したでありましょうか?野球評論家はもとより、一番驚いているのはドラゴンズファンでありましょうか?いや、やはり一番ビックリしているのは立浪カントクではないでしょうか!それとも片岡ヘッドコーチ?我が阪神タイガースは現在下位に低迷しております。巷では「タイガース連覇じゃあ」―とか、そういう野球雑誌が多いんです。しかし真のタイガースファンはそんなことを思っているはずはございません。わたくしのように半世紀近くもタイガースフ...「春の珍事?中日ドラゴンズが強い、優勝か!?タイガースはBクラスじゃろ・・・」

  • 黒曜石のトイレと横転するスポーツカー、そして水位が上昇しているクッキー工場

    「お客様、そこはトイレではございません」ホテルのボーイは丁寧に言った。なるほど、ボーイの指摘した場所はレストランから見えてしまうのだ。このトイレは広大で黒曜石が敷き詰められている。畑の畝のような凹凸があり、その凹んだところに向けて放尿するのだが、みんな気分よく大量に放尿している。さすが一流ホテルである。ふと見ると礼服を着た兄貴が設計士と何やら話している。兄貴は優しい性格だが不愛想なのだ。それに兄貴はチャラチャラした奴が嫌いである。だから不機嫌な顔をしている。僕は高校に戻り靴箱に置いてある鞄を取りに行った。途中でセーラー服を着たチャーミングな同級生に会う。一人は清楚な感じで、もう一人は健康的なボディで二人とも颯爽と歩いている。僕は友人のコバヤシの鞄を探したが見つからない。彼は自分のぺったんこの鞄を見つけてそ...黒曜石のトイレと横転するスポーツカー、そして水位が上昇しているクッキー工場

  • 「大騒ぎになってる水原通訳解雇に関する違和感」

    わたくしは大谷翔平選手の通訳者の水原氏は通訳というよりもマネージャー的な感じをいだいておりました。大谷選手の身の回りのお世話をする人って感じ。大谷翔平選手はスーパースターなので野球に専念できる環境を維持することは、とても難しいと思うにゃ。ちょっとでも変なことを言えば、今は大炎上になるしねぇ。こういうことを言うと「陰謀論?おぬし変なこと言うなよ!」とか非難されるかもしれないけど、水原氏は大谷選手を守る人だったように思うのですよ。ボディーガードというよりは大谷選手の身辺にヘンテコなことがあったら、それに気づいて大谷選手にアドバイスするとか・・・・・・MLBの顔となった大谷選手の活躍をアジア人・日本人だから憎々しく思っている人もいるのであるか?そういう人が大谷選手を貶めることを考えて実行するということはないので...「大騒ぎになってる水原通訳解雇に関する違和感」

  • 図書館は庶民の味方なのだーオペラと文楽の日々

    今日は日経平均株価が史上最高値を記録したそうな・・・。「ふーん?」と思いつつ、実はわたくしは投資信託をしとるのだ。確かにこの間配当のいい銘柄もあるが、ダメなときは駄目なのだ。「NISA、NISA」とメディアはうるさいが、株や投資信託は損をする場合も当然ある。そんなことは当然メディアは言わない。小っちゃくテロップで一瞬流れるだけでズルいです。閑話休題、わたくしは今、オペラと文楽のDVDを某市立図書館で借りまっくている。高尚な趣味だと思わないでいただきたい。わたくしは品性下劣な人間である。他の人がどうかはしらないし・・・。文楽はとても人間の負の部分を描いているしーまあ何でも芸術作品は負の部分が無いと話にならないがーとても感情的な場面も多い。あんまり時代背景が分かんなくても楽しめるのだ。そして何故か文楽は生首が...図書館は庶民の味方なのだーオペラと文楽の日々

  • オーボエ独奏を聴いて、何故かコルトレーンのフリー演奏を聴きたくなった

    先日オーボエとハープのディオのコンサートに行きました。わたくしは意外にも某クラシックコンサート鑑賞団体の会員なのです。と言ってもクラシックに詳しいわけでもなく、せいぜいモーツァルトやベートーヴェンが好きなだけで、指揮者は誰がいいとか言うことが出来ないレベルです。(無茶苦茶、指揮者いるしピアニストもいるし)さてオーボエ奏者である。ハンスイェルク・シュレンベルガーというドイツの人で1948年生まれ、後期高齢者である。1980年から2001年までベルリンフィルに在籍。凄い人みたい。今76歳だけど日本に来て2時間近くのコンサートで演奏するってことは頑健な爺さんである。彼がコンサート前半、J.S.バッハの「無伴奏オーボエのためのパルティータト短調BWM1013」―(わたくしは勿論この曲は知らない)を演奏しました。オ...オーボエ独奏を聴いて、何故かコルトレーンのフリー演奏を聴きたくなった

  • お好み焼き屋の憂鬱

    「てめぇ、ぶっとばすぞ!」「だって」そう言い終らないうちに、黒い制服を着た中学生が吹っ飛ばされた。彼の座っていた椅子も「ガターン!」という激しい音とともにひっくり返った。「ムカつく!」カミソリのような目つきの男の子が「ダン!ダン!ダン!」と足音を故意に響かせ、そのお好み焼き屋から出て行った。「痛ーっ」頬を押さえながら吹っ飛ばされた中学生が起き上がった。「だから村井に逆らったらダメって言ったじゃん」同じ制服を着た小柄な男の子がお好み焼きをパクつきながら、平然と言った。「あいつ先月もサッカーの試合で木村っちの鼻の骨を折っただろ」隣に座っている長身でやせぎすの少年は少し嬉しそうに話題に加わった。「あーっ、いっててて。顔の骨は折れてないみたい。村井のバカ、俺が『だけどっ』て言っただけでキレやがって」殴られた中学生...お好み焼き屋の憂鬱

  • タクシードライバーのボヘミアン・ラプソディ

    気がつくとイタリアン・レストランの店内にいた。白いテーブルの前に座っている。ちょうど茹で上がったパスタがテーブルに置かれたところだ。しかしその瞬間、店内は暗闇に包まれた。店内に流れていたバロック音楽も聴こえなくなった。「火事だ!」どこからともなく、その声は聞こえた。私は慌てて出口を捜す。だが闇に包まれた空間は迷路のようで、自分が今どこにいて、出口がどこにあるのかまったくわからない。暗闇の中いくつもの黒い影がうろうろと彷徨っている。しかし、火事だと聞こえたが火の手はいっこうに確認できないし煙の嫌な匂いもない。あるのはただ暗闇だけだ。その暗闇もまったくの暗闇ではなく、どこからか明かりが漏れているようで人が動く姿が確認できる。私は壁伝いに歩いていると突然駐輪場に出た。スラックスのポケットには自転車のキーと自動車...タクシードライバーのボヘミアン・ラプソディ

  • 坊ちゃん電車の猿

    赤いバラの飾りの付いた黒い帽子をかぶった老婆は、車内に響き渡る声で喋っていた。彼女の顎はたるみ、瞳は黒目しかないように小さい。笑うと線を引いたように、顔中にしわが浮き出る。赤地の白玉模様のネッカチーフを首に巻きつけ、両手の中指にはくすんだ銀の指輪が食い込んでいる。コートは春の到来に合わせたのか、落ち着きのない緑色だ。僕は離れた席からぼんやりと、その老婆を見ていた。ふと、その老婆と目が合った。彼女は上唇をにっと吊り上げた。黄色い汚れた牙が見えた。「猿?」(猿と目を合わさないでください。襲ってきますよ!)周防猿回しの人が言った言葉を思い出し、あわてて目をそらした。しかしその老婆の姿を真似た猿は、すでに空中を舞い1秒後には僕の首筋に食いつこうとした。僕は恐怖のあまり目をつぶり体は硬直した。「キーキーッ!」僕の頭...坊ちゃん電車の猿

  • 街で遭遇した3つの出来事-パグ・三毛猫・黒ぶち猫

    隣町から愛車のニッサンSRVで街に帰ってきたときのことである。国道を南下して市内に入ってきた。左に「TUTAYA」右に「牛角」が見える交差点で停車した。(信号が赤だから)右手を見ると横断歩道を渡ろうとしている老人がいた。かなり高齢のおじいさんだ。しかしグレーのスラックスは折り目がきちんとついており、辛子色のブレザーに紺色の紐タイも決まっている。帽子もイタリア製かと思われるほどお洒落で、白い口ひげは思慮深そうな印象を与えている。(なんとなく名探偵といった感じだ)そのおじいさんの右手には茶色いリードが握られており、その先にはパグが大人しく座っている。上品なおじいさんに賢そうなパグ──なかなか絵になる光景だ。横断歩道の信号が青になりおじいさんは歩き始めた。けれどもかなり高齢なので足元がおぼつかない。ゆっくりとし...街で遭遇した3つの出来事-パグ・三毛猫・黒ぶち猫

  • 飼い猫シロの目線

    本文編集天井が低い。いや床が浮き上がったのか?仏壇のある空間がやけに狭く感じる。空気も薄く息苦しい。この家自体も細かく仕切られていて、いたるところにドアや襖、ガラス障子がある。いちいちそれらを開け閉めするのは面倒くさい。以前は屋根裏にねずみがいて、私が来る前まで夜中には奴らの走る音が聞こえていたそうだ。下の部屋に続くドアは開け閉めすると、いつも「ギャー」というささくれ立った音を発する。2階は激しく歪んでいて、廊下を歩くとき少々やっかいだ。2階も私がちゃんと見回りをしているが、ときどき変な奴がやってくる。そいつらは白い服を着て体がぼやけている。家族の奴らはどうして彼らに気づかないのだろう。2番目の孫娘は何となく気づいているようだが。彼女はぼんくらばかりの家族の中で一番まともだからな・・・・・・。2階の廊下と...飼い猫シロの目線

  • ワルキューレ猫族が風船にぶら下がって、やって来た!

    赤色の風船にぶら下がり、ワーグナーの「ワルキューレの騎行」の旋律にのって猫族がやってきた。ワルキューレ猫族と人類の命運を賭けた最終決戦の始まりだ。猫たちは青い鈴をつけて首とお腹に風船の紐を巻き付けて空を飛んで僕の部屋にやって来た。彼らは物凄いスピードでガラス窓をぶち破って部屋の中に入ってきた。そして壁や天井を猫パンチ、猫キックでボコボコに破壊した。彼らの最も恐ろしい攻撃は、口の中で鉄球を作りそれをミサイルのように発射するものなのだ!これでは人類は太刀打ちできない!そう言えば以前、猫は壁の中から出てきたと聞いたことがある。猫の体はとても硬いのだ。猫族のメンバーは白いちゃんちゃんこを着ている「白太郎」、首から黒いネクタイ模様のある「リーマン」、巨躯で怪力の茶猫「ドラ」。そして手足は短いが不屈の闘魂を持つキジ猫...ワルキューレ猫族が風船にぶら下がって、やって来た!

  • 環境整備課・有村孝一の秘密

    「おい有村君、例の書類はできたかい?」「アッ、す、す、すいません。もう少しかかります」有村考一は、か細い声で答えた。「あーっ、いいよ、いいよ。まだ会議には時間があるし」課長は投げやりにそう言った。「有村さん、私、何か手伝うことないですか?」先週からパート職員としてこの職場に入ってきた越智菜々子が明るく言った。有村は彼女の元気さに気圧されるように「いや、別にないです」と黒縁メガネの中の小さな眼を見開きながら答えた。「有村君。見神町二丁目三番地のゴミ収集でまたクレームがきてますわよ。あなた、ちゃんと対応したの?」係長は赤い眼鏡のフレームを動かしながら早く現場に行きなさい!と無言の圧力を有村にかけてきた。「じゃあ、あたしも同行していいですか?仕事を覚えるために、ねえ課長さん?」「あっ、あああっ」課長は菜々子の若...環境整備課・有村孝一の秘密

  • 超高速でキーボードを叩くトラ猫

    久しぶりの休日なので、ネットカフェに行く。アイスカフェラテをつくり、オープン席につく。「龍狼伝」と「修羅の門」の単行本と、「キングダム」の最新話が載っておるヤング・ジャンプを持ってくる。パソコンのインターネットからキース・ジャレットの音源を引っ張ってくる。ヘッドフォンをしてキース・ジャレット・トリオの演奏を聴く。「俺は真のジャズ・ファンだぁ!」とうんちくを垂れる奴はどうしてキースが嫌いなのだろう?マイルス・デイビスだってキースを認めているのに。「修羅の門」の最新刊を読んでいると、派手な格好をした婆さんが身体を傾げながら、ゼイゼイ言いながら歩いてきた。僕が優雅に漫画本を読んでいると、婆さんが偉そうに手招きしている。携帯電話を充電するのにプラグの差込口がわからんと言うのだ。それだけしか話していないのに、ヒュー...超高速でキーボードを叩くトラ猫

  • 壁に掛かっている時計と白い猫

    男は灰色の医師から余命数ヶ月と告げられた。彼はそのことに対して心が揺れ動くことはなかった。男の体に痛みはなかった。ただ体内のエネルギーが不足している感覚はあった。「これからは、好きなことをして過ごして下さい」灰色の医師は申し訳なさそうに言った。「・・・はい」男はそう答えたが、自分がやりたいことが思い浮かばなかった。壁に掛かっている丸い時計の秒針がいつもより早く進んでいた。病室の窓から外の景色を見たり、屋上で爽やかな風に吹かれたりして男の時間は過ぎていく。屋上のベンチに座っていると白い少女が話しかけてきた。「おじさん、楽しそうだね」「僕はもうすぐ死ぬんだ」「フーン」白い少女の反応は何の感興もなかった。「おじさん、あたしはずっと病院で暮らしているんだよ」「学校は行ってないの?」「病院で授業を受けてる。ほら今は...壁に掛かっている時計と白い猫

  • 敷布団に別れを言ったのだ

    今日、敷布団をバラしました。といっても怖いことではないのです。敷布団が古くなったので解体したのだ。解体・・・はいまいち正確な表現ではないが、ともかくバラバラにしてゴミ袋に入れたのだ。なんだか書けば書くほどヤバイことをしているようなだが違うのでありんす。なぜ解体したかというと敷布団と布のところが破れて見た目が悪いからです。読者諸兄もご存知の通り晴れの日に敷布団を干すのは気持ちいい。しかしわたくしの愛用していた敷布団はいつから使ったか分からないくらい使ってきました。さすがによる年波には勝てず布が擦り切れて破れてしましました。しかも両面!人間の寝返りの継続は恐ろしいものです?わたくしの愛用している敷布団は綿布団であります。さて破れた個所からはさみでジョキジョキと切りました。すると三か所糸で縫い込んでいるところが...敷布団に別れを言ったのだ

  • バラエティー番組の存在意義

    わたくしはテレビのバラエティー番組というものをほとんど見ない。なぜかというと偉そうだが「くだらない」と感じているからである。くだらない人間のわたくしが「くだらない」と感じているのは同類相憐れむからかもしれぬが・・・。そしてバラエティー番組というのは100%騒がしい。うるさいのである。耳の聞こえが悪くなっているわたくしがそう感じるのであるので、耳の聞こえの良い方々はいかばかりであろうか?そして不思議に思うのは「ギャハハハー」という笑い声がやたら回数が多くて不自然なのだ。こんなところで何故笑うというところが多い。以前コラムニストの小田嶋隆さんが無音でバラエティー番組を見たら、笑い声は編集したものであることに気づいたと仰っていた。なるほど、バラエティー番組の笑い声はつくられていたものなのであるのか。そう言うこと...バラエティー番組の存在意義

  • タラバガニが安いのはアメリカがロシアからタラバガニを輸入しないから!?

    今朝テレビを観ていたら、年の瀬レポートで「タラバガニが安い!」ということで市場とか飲食店で景気の良い場面が映し出された。「ふーん」わたくしは特にカニが好きなわけでもなくボーッを観ていた。(タラバガニは高いと思っているので買わないのだ)相当前に旅行したとき、バイキングでカニが沢山あったので山盛りにして食べて食傷気味になり、家族に笑われた記憶はある・・・・・・。閑話休題、なぜタラバガニが安いのであるか!ロシア産のタラバガニをアメリカが買わないから供給過多になり、日本に入ってくるタラバガニが安くなったそうな。「ふーん」アメリカはロシアにちゃんと経済制裁しとるんだねー。そのおかげで日本は安くタラバガニが手に入ると。「うーん・・・・・・」ロシアのウクライナへの軍事侵攻を止めるため、タラバガニを喰わん!とは言えないで...タラバガニが安いのはアメリカがロシアからタラバガニを輸入しないから!?

  • 何故か三島由紀夫さんの「金閣寺」を読む?!

    今日、初めて三島由紀夫氏の「金閣寺」を読み終えた。なかなか考えさせてくれるのだ。なぜ今、三島由紀夫なのか!それは某地方新聞の書評欄で平野啓一郎さんが三島由紀氏の作品の評論をしたからだ。といってもわたくしは平野啓一郎さんの本をまだ読んでいない!だが先日、県立図書館で彼の作品「日蝕」をゲットした。これから読むのである。平野啓一郎氏は前からその発言の鋭さに敬意を持ちつつ共感している作家なのだ。さて「金閣寺」である。金閣寺は京都に居たとき観たような観てないような、おぼろげな印象がある。しかし三島由紀夫の「金閣寺」はそれはもう大変でございます。これほどまで建造物に愛を注ぐ人がいるのですねぇー変態です!ところでこの作品の登場人物で例によってややこしい人が出てきますが、このややこしい人が性的関係する相手が60代の女性な...何故か三島由紀夫さんの「金閣寺」を読む?!

  • 沢木耕太郎「深夜特急」の独断的読み方について

    わたくしは読書会に入っておる。同じ本でも人によってかなり違った読み方をするのに、最近ようやく気づいたのだ。遅すぎるし鈍いのだ!わたくしは沢木耕太郎さんの作品を読んだことがない。それで「深夜特急」って勝手に推理小説だと思い込んでしまった。何故か沢木耕太郎さんを推理小説作家だと勘違いしていたのだ。この作品は大ヒットしたらしい。1973年頃に沢木耕太郎さんは日本を抜け出して香港からマカオ、マレーシア、シンガポールへと貧乏旅行をする。でも貧乏くさくないのだ。最後はロンドンに着くらしい・・・。沢木耕太郎さんの旅行の仕方がさすが高度経済成長期の影響なのか適当というか鷹揚というか豪快である。何の情報もなく香港の真ん中で「一番安い宿はどこデスカ?」と現地人に訊いて怪しげなラブホテルに一定期間滞在する。そこで街をウロウロし...沢木耕太郎「深夜特急」の独断的読み方について

  • 久しぶりにクラシックコンサートに行く

    松山市民コンサートというクラシック鑑賞団体というものに入会した。一定の会費を払って年に数回の演奏会を鑑賞できるのだ。昨日、トリオ・アコードというトリオを聴きに行った。このトリオは知らない。わたくしはクラシックは好きだけど詳しくない。最近はジャズ関係のセッションとかシャンソン関係の音楽を諸般の事情で聴いていたが、何となく演奏者とオーディエンスが和気あいあいが嫌になってきた。仲良すぎでベタベタするんじゃない!と偏屈オヤジである。まあプロのジャズやシャンソンの人達は営業も大変だからね。さて最初はモーツァルトピアノ三重奏曲変ロ長調K.502、知らない。しかしモーツァルトは優しいのうと聴きました。次にシューマンのピアノ三重奏曲第3番ト短調op.110,、知らない。しかしシューマンは幻聴とか聞こえたヤバイ人だというの...久しぶりにクラシックコンサートに行く

  • 砂喰い嘔吐し毛を抜く老猫

    全国の猫ファンの皆様、こんにちは。相変わらずの暑さでわが老猫もへたっております。この老猫はいつ頃からかトイレの砂を「グニョグニョ」と食べ出しました。「止めれー!」と人間が言っても完全無視して食べております。トイレ砂は美味しいのでしょうか?さてこの老猫は最近毛がゴワゴワと束なっており、ブラッシングをしても不快なのか「シャー」と怒るんです。まあ丁寧かつソフトにブラッシングをすれば「ン~」と恍惚の表情を浮かべておりますが。ゴワゴワ毛の束は特に下半身に多くて、不格好なので次女っがあるとき「エイ!」とはさみで切ると、思いのほか深く切れてしまいピンクの地肌が薄っすらと見えてしまいました。「ぎゃはははー、ブサイク」と笑われておりました。ところでわが老猫は抜け毛がひどくトイレ後にも砂とかパルプが部屋に散乱します。「もぉー...砂喰い嘔吐し毛を抜く老猫

  • 美味いものを用意すると、ますます増長して切れ痔になった老猫なのだ、ニャン!

    全国の猫ファンの皆様、ご無沙汰しております。まるで夏のような暑さが続きますが、いったい日本は、そして世界はどうなっておるのでしょうか?これはわたくしが常々申し上げているように、政府閣僚に猫を数人任命すれば、未曾有の気候変動や東アジアを巡る安全保障問題も解決するのではないでしょうか?猫は喧嘩嫌いだから・・・。さてわたくしの同居人の老猫は齢16歳と6か月生きながらえておりますが、最近は特に食欲が増しております。というか食事メニューに対してうるさいのであります。若かりし頃は世間知らずで、安価なキャットフードをがりがりと貪り食っておました。まあ外で狩りもしていたので何を食っていたかわかりませんが。もともと体格が良くて(デカい)一番重いときは7㎏を超えて「デブ猫」と周囲から言われておりました。しかし新型コロナウイル...美味いものを用意すると、ますます増長して切れ痔になった老猫なのだ、ニャン!

  • かかりつけ医の引退とながら〇✖ができなくなった訳

    わたくしはいろいろと薬を飲んでおり、多くの男性と同じく前立腺が不調である。どいうふうに不調かというと、尿で排出がだらしないのだ。尿きれも悪い。だから排尿に時間がかかってしまう。(尿漏れ商品が売れるわけでございます)前立腺肥大なのでお薬を処方してくれる、かかりつけ医に通っている。静かな先生で患者の立場を分かってくれて、余計なことは言わない。紳士です。ところが老齢のためか体調不良のためか、この度お医者さんを引退されることとなりました。ふーん。お医者さんも年をとれば離職するのは当然なのだが、自分のかかりつけ医が辞めるという事態は初めてである。2ヶ月に一度お薬をもらいに行っておりました。自転車で10分のところにその先生の病院はあった。日常の決まりが事が変わるのはよくあることだが、かかりつけ医が変わることは意外と動...かかりつけ医の引退とながら〇✖ができなくなった訳

  • 阪神タイガースが優勝したけれど・・・

    全国のタイガースファンの皆様、おめでとうございます。かく言うわたくしも47年間タイガースファンで我がタイガースが18年ぶりにセ・リーグペナントレースを制したことは嬉しい限りでごじゃる。しかし岡田監督が現役で5番で掛布が4番、バースが3番で日本一になった年の1985年だったとは!岡田監督が老けても仕方がないと思われますが、平田ヘッドコーチは現役時代とあまり雰囲気が変わっていないような・・・。しかし賢明なプロ野球ファンの方はご存知だと思いますが、表のプロ野球の話題をさらったのは我が阪神タイガースでありますが、裏のペナントレースを制したのはあの中日ドラゴンズであることには異論がないでしょう。暗黒期にいるドラゴンズを更に破壊した立浪カントクの手腕は評価されてしかるべきです。立浪ドラゴンズはネットの話題を独占!「玲...阪神タイガースが優勝したけれど・・・

  • 何故、わたくしは夏目漱石を読むのであるか?

    わたくしはしばらく前から夏目漱石の読書会に参加している。某カルチャースクールの源氏物語の先生からお誘いを受けたのだ。わたくしは夏目漱石・宮沢賢治・村上春樹氏たちは何度も読み返す価値のある作家だと思っている。しかし漱石を特に面白いと感じているわけではない。村上春樹、椎名誠、ドストエフスキーのような中毒性は感じていない。しかし何故か漱石は読まねばならないと自分の深いところが命令するのだ。漱石が生きた時代はわたくしが一番分からない日本の時代である。明治維新を経て日本が帝国主義的膨張政策をとり始めた時代だ。この時代のことが知りたくて最近いろんな本を読んでいる。そして一番面白くて興味深い文献を提供してくれているのが、保守思想家の中島岳志氏である。中島氏のアジア主義に関する本を読むと1900年頃に東京には1000人く...何故、わたくしは夏目漱石を読むのであるか?

  • 世にも恐ろしい中日ドベゴンズの「米騒動」とヤクルトを改名した「(死球)アテルゾスワローズ」

    プロ野球ファンの皆様、お変わりありませんか?さてペナントレースもそろそろ終盤に差し掛かって、わたくしの愛する阪神タイガースの「あれ」も現実味をおびてきました。国連のぐてーれす事務総長が地球温暖化ではなく地球沸騰じゃ!と言ったのもタイガースの渋ちん勝ち試合が続いてしるからでしょうか?しかし現在プロ野球を賑やかにしているのはわがタイガースの「あれ」ではありません。まずヤクルトを改名した「当てるぞスワローズ」の死球禍でございます。なみいる主力選手に剛速球を当てまくり、タイガースの梅ちゃん(梅野選手)も今期絶望となり、先日は中日のヘラヘラ男石川選手をノックアウト!高津監督は中日ドベゴンズと熾烈な最下位争いをしたいるために、どこか頭のねじが数本、スワローのように飛んで行ってしまったのでしょうか?こうなったらヤクルト...世にも恐ろしい中日ドベゴンズの「米騒動」とヤクルトを改名した「(死球)アテルゾスワローズ」

  • 噛む猫・切れ猫が菩薩猫になった、ニャン!

    猛暑が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?某国営放送は熱中症に気を付けようと言いつつ、酷暑の中、全国高校野球選手権を平然と放送し続けております。さてわたくしの飼っておる老猫ですが、エアコンの風が嫌いらしく、蒸し暑い部屋でゴロゴロしております。この猫は以前も語りましたが、若いころはすぐキレて「嚙む猫」と言われておりました。保護した次女は「癒しにならーん!」と泣いておりました。しかし年を重ねるとは素晴らしいことです。このキレ猫も16歳になると悟りを開いたような仏陀猫となりました。夏休み、わたくしの孫が我が家にやってまいります。ご存知でしょうが、猫は子どもが嫌いです。私の孫は5歳8歳の言うこと聞かない、いわゆる「クソガキ」です。老猫が食事中でもベタベタ触るし「ワッ!」と脅かしてみたりして、勝手に喜んでおり...噛む猫・切れ猫が菩薩猫になった、ニャン!

ブログリーダー」を活用して、ninoさんをフォローしませんか?

ハンドル名
ninoさん
ブログタイトル
詩・エッセイ・短編小説「世界」
フォロー
詩・エッセイ・短編小説「世界」

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用