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  • どうしましょう?

    現在、このブログがお世話になっているサービス、gooブログが、あと半年くらいで終了することになったそうです。さて、どうしましょうかね?最近は滞りがちではあるのですが、この10余年くらいのワタシにとっては、日記のようなモノでもありました。読み返すことはあまり無いのだろうけれども、消え去るのはちょっと寂しい。、諸々あって手放した模型も少なくないですから、その記録が無くなるのも、ちょっと惜しい。他所のサービスに移行するのが妥当な気はしますが、それも永続する保証はありませんから、また繰り返すはめに遭うかもしれません。まあ。つらつら考えています。画像は、今日も走っていたラッピング電車。都内まで乗り入れる機会がある京成本体の車輌と違い、もと新京成の車輌は、東京都の屋外広告条例に制約されません。だからなのか、会社合併か...どうしましょう?

  • さらば、新京成電車

    3月31日をもって、ワタシのふだん使いの新京成電車が消え去ります。京成電鉄に吸収合併されるわけです。ここ最近10年間の新京成といえば、「ジェントルピンク」と称するコーポレートカラー。初めはびっくりしたものの、気がつけば馴染んでいました。合併を前に、このカラーは徐々に姿を消していきました。会社が無くなるというのは、こういうことなのですね。このロゴマークも、好きだったな。なによりも、新京成の路線そのものを想起させてくれます。秀逸だったかと。あちこちに、あったのです。右向いても、左向いても、ジェントルピンク。順不同ですが、日々の通勤途上にスマホに記録したモノを。遠からずでしょうこのピンク色を見かけることは無くなるでしょう。会社が無くなるとはこういうことか、などと思っております。さよなら、新京成電車。さらば、新京成電車

  • KATO10-903「さよなら急行東海」のパンタをどうする?

    冷たい雨の中、判りきった県知事選の投票に行ってきました。結果が見え見えとはいえ、だから行かないというのは違うと思います。さて。さよなら急行「東海」のセットは、当時のK3編成をプロトタイプとしています。この編成には、パンタ付きのモハ164形が2輌あります。普通屋根の0番台と低屋根の800番台が各1輌ですから、バラエティとして、おもしろいです。ところで。この2輌、パンタグラフが作り分けられています。普通屋根のほうはPS23形を載せていて、この製品のために新しく起こされたパーツでした。PS23形パンタグラフは、断面の小さなトンネルでも支障しないように折り畳み高さを低くしたもので、中央本線や身延線の車輌で用いられました。やや小ぶりなのが、外見的な特徴のひとつ。手前の小さく見えるほうが、PS23形パンタグラフです...KATO10-903「さよなら急行東海」のパンタをどうする?

  • 中村精密のC54

    明日の日曜日は、県知事選挙の投票日です。雨の予報が出ています。億劫だなぁ。自宅から投票所までは、歩くと7~8分の距離ですが、この間にポスターの掲示板がありません。なんとなく、不便な気がします。さて。数年間に買った中古の蒸気機関車がありました。ナンバープレートが瞬間接着剤で取り付けられ、その接着剤がはみ出し、しかも脱落して無くなっている箇所もある…。このたび、そのナンバープレートだけを新たに入手できたので、晴れて整備し直しました。中村精密製のC54形です。ロッドに差された赤色が鮮やかです。基本的に、上回りは再塗装しています。ホワイトメタル製ですから、ストーブの前で乾かしても、変形する心配は無いですね。フロントデッキには、KATOのD51用開放テコを追加。ささやかながら、ディテールアップ。テンダー後部のカプ...中村精密のC54

  • KATO10-903「さよなら急行東海」の色差しを始める

    馴染み深かったお店や電車が、この3月で消え去ります。辛いですな。さて。座席をちまちま塗っています。いろいろ落ち着かない日々が続いておりまして、ひと月経っても終わっていません。ボックスシートです。KATOの165系「さよなら急行東海」セットです。20年くらい前に入手したのですが、今日までほぼ手を付けずに置いてありました。特別感溢れるパッケージです。説明書も、実車紹介がカラー写真で添えられた特別仕様。企画にはJR東海も参画していたようで、実車引退当時に発売された記念オレンジカードの台紙と同じ冊子も、添えられています。発売当時はあっという間に売り切れた製品です。手に入れ損ねまして気にしていたら、後日、下諏訪君が手配してくれました。そんなこんなで、なんとなく手を付けかねていたのです。ようやく、座席と屋上機器を塗り...KATO10-903「さよなら急行東海」の色差しを始める

  • 最近の新京成から

    ふだん使いの新京成電車。ロゴマークや社紋入りの番号板も、そろそろ見納めになりそうです。新京成をローマ字表記したときの頭文字は、S。円く図案化した社紋は、今となっては古風にも見えます。最近10年くらいのロゴマーク。同じようにSの文字を使いながらも、まったく異なるイメージになりました。ぐねぐね曲がる新京成の路線をイメージしているようにも見えて、なんとなく好きです。こんなのも、あったねぇ~♪2022年4月です。弱冷房車表示。これも、京成電鉄になると、変わるのでしょうか?千葉線直通列車の案内表示も、変わるのでしょうね。最近の新京成から

  • 青い椅子を塗る

    ふだん使いの新京成電車。ご存じのかたも多いと思いますが、3月末で親会社の京成電鉄に吸収合併されます。この10年くらいイメージカラーをピンク色としてきましたが、だんだん京成カラーの青色に替えられつつあります。いち早く替えられたのは、ホーム足元の乗車位置案内でした。先月あたりから、どんどん取り替えられているのは、番線の表示。ちょっと寂しいのです。で。京成カラーとは関係なく、こちらの色差しを始めました。もちろん、いつものように、2回塗り。はみ出した部分は、カッターナイフの刃先でそぎ落としています。青い椅子を塗る

  • これでひと区切り KATO119系の色差し(その7)

    あれやこれやで、119系の仕上げです。車側灯や半自動ドアの取っ手に、色差し。取っ手は、隅々まで銀色を入れられておりません。視力落ちたなぁ。クモユニの荷物ドアにも、銀色に輝く取っ手があります。こちらのほうが、大きいですね。車体全体にクリヤーを吹きましたので、調子が整ったと思います。わりと、気に入ってます。これにて、119系としてクモユニ147の色差しは、ひとまず完了。ウェザリングしていないので、竣工直後のような雰囲気です。これでひと区切りKATO119系の色差し(その7)

  • 運行番号がわからない KATO119系の色差し(その6)

    わりと、この冬は温い気がします。新たに買ったヒートテックのおかげかもしれませんが。さて。119系です。一部使用済みですが、製品に添付されているステッカーがこちら。左側にある数字は、助手席側窓内に掲げられた運行番号。26、35、51、56、荷1、荷4が収録されています。これが、何輌編成で、どの列車に充てられているか、直ぐにはわかりませんでした。クモユニ147形が飯田線で活躍したのは、1983年7月から1985年3月までの短い期間でした。当時の運用は、この雑誌に載っていまして…。こんな図表がありまして。119系と165系、クモユニの運用は読み取れます。が、運行番号はわからない。また119系では2輌編成と3輌編成があったはずですが、それも区分できない。あちこち探しまして。ありがたや。収録の26運行は2輌編成、5...運行番号がわからないKATO119系の色差し(その6)

  • 純正の室内灯を蛍光灯らしく KATO119系の色差し(その5)

    近所のスーパーマーケットに行ったら、ときどき買ったことのあるレトルトカレーが値引きの山。終売かなぁ…。ちょっと価格帯が高めではありましたが、旨くて充実したカレーだっただけに残念。複数買い込んでおきました。さて。この119系のモデルは中古品として手元にやって来たのですが、前のオーナーの手によって室内灯が組み込まれていました。KATOの純正パーツです。これのチップLEDはもちろん白色なのですが、いささか青みが強いように思います。最近の電車ならともかく、蛍光灯照明ならば、もう少し黄色みがあるのではないか。そこで、導光材の端部にマスキングテープを貼ってみました。光らせてみると、こんな感じです。左側が純正のもの、右側がマスキングテープで補正を図ったものです。わりと蛍光灯らしくなったのではないかと、満足しています。た...純正の室内灯を蛍光灯らしくKATO119系の色差し(その5)

  • 市川さんの個展を見てくる

    土曜日の仕事帰り。寄り道です。山手線の巣鴨です。目的地は、さかつうギャラリー。閉店15分前の到着でした。こちらの展示を観に来たのです。数分間でしたが、市川さんご本人ともお話しできました。ありがとうございました。端正な仕上がりの私鉄電車たくさん。新京成800形。窓のサッシやHゴムの仕上がりが美しい模型です。ご本人曰く、元のキットが良いからだそうですが。こちらも拝見。達人方のコラボレーション作品です。架線柱を建てないのかお聞きしたら、今のところ考えていないそうです。持ち運びなどを考えると、たしかに邪魔ですよねぇ…。市販品で妥協するのも、ちょっと違うでしょうし。富士登山電車。ワタシの手元にも同じ鉄コレがあります。が、化けるなぁ。製品で車体に印刷表現だった前面方向幕が、ちゃんとガラス越しになっていました。これだけ...市川さんの個展を見てくる

  • こまこま KATO119系の色差し(その4)

    仕事始めの1週間は、予測しなかった様々なことに振り回された1週間でした。やれやれ。ありがたいことに連休です。まずは、リフレッシュ。さて。乗務員室のインテリアを、こまこまと色差し。基本的には、成形色の淡緑を活かしています。貫通路の仕切りは「クリーム1号」、運転台は「緑2号」。なんとなく似ている感じの国鉄色から、選んでいます。クモユニ147の乗務員室も、同じように。クモユニ147の郵便室と荷物室の窓には、保護棒があります。窓ガラスパーツに成形されていますので、塗り分け。細めの面相筆を使っています。はみ出したら、生乾きのうちに、爪楊枝で取り去りました。床下機器にも、アクセントを。クモハ119の主抵抗器は、碍子が目立ちます。塗りにくかったですね。断流器には、クリーム色を。だいたい妥当と思われる色で塗ってありますが...こまこまKATO119系の色差し(その4)

  • インテリアを塗る KATO119系の色差し(その3)

    仕事始めです。いつもの通勤電車です。今度のダイヤ改正でも、列車本数は元に戻らないのですよね…。体感としては混雑率は変わらず。辛いものです。さて。インテリアパーツを塗ります。クレオス♯41「レッドブラウン」を使いました。座席を筆塗りするだけですが。少なくとも2回は、塗り重ねています。塗り始めてから気がついたのですが、クハ118とクモハ119で共用のパーツですから、トイレの仕切りは省略されています。追々作るつもりで、とりあえず。動力車用のパーツは、それらしい範囲を塗ります。こんな感じです。はみ出した部分は、カッターの刃先や爪楊枝を使って、こそげ落としておきました。3両分で、1時間少々かかっています。インテリアを塗るKATO119系の色差し(その3)

  • できるときに吹きつけを KATO119系の色差し(その2)

    お正月休み、お天気に恵まれております。南関東だけですよね、お天気が続くのは。北海道、東北地方や日本海側に住んでいたら、何らかの設備を整えておかない限り、冬の間は塗装などできないのではないかと思います。連休中なので、わりと時間の自由が利きます。道具の手入れを思うとついつい億劫になってしまうので、できるときに吹き付け塗装は済ませておこうと思い立ちました。車体を分解します。貫通ドアは、銀色を吹き付けました。エアーブラシを使うなら、この程度のマスキングでも、なんとかなるのですね。以前どこかで実例を拝見して半信半疑だったのですが、慎重にやればできるものです。窓の断面部分を塗るつもりで進めていくと、いつの間にか必要な範囲は塗り終えていました。車体にはクリヤーを吹くつもりですが、その前にクモユニの室内色を。先ほど銀色を...できるときに吹きつけをKATO119系の色差し(その2)

  • 模型はじめ KATO119系の色差し(その1)

    明けましておめでとうございます。あっという間に、三が日が過ぎました。昨年は、あまり更新できませんでした。今年はもう少し…とは思いますが、どうなることやら。年末に、手元にやってきた119系電車。飯田線用の電車です。先ずは、車体と下回りを分解。パンタグラフや配管などを塗ります。材質によって異なる質感を、統一したいですよね。ヒューズ箱の上辺に残るゲート跡も、処理したい。プライマーを吹いてから、明るいグレーを。灰色9号に明灰白色を少量混ぜてみました。やや青みがかって、シャープに見える、かも?パンタグラフは、スリ板と碍子を塗り分けました。スリ板は、銀色を塗ってからクリヤーオレンジを重ねました。以前、どこかで読んだ、どなたかのアイデアです。ヒューズ箱の碍子も、塗り分けました。この画像ではよく判らないですね。配管は、こ...模型はじめKATO119系の色差し(その1)

  • くりすます

    いやはや。この歳になって、サンタさんからプレゼントをいただけるとは思いませんでした。小学生のとき以来、40有余年ぶりです。飯田線用の119系電車。学生時代を伊那谷で過ごしたワタシにとって、忘れられない電車のひとつ。3連+クモユニですから、ワタシに馴染みがある平成初期よりは数年前の設定のモデルです。いやはや。記念として、自分の記憶に残すべく、投稿。くりすます

  • グリーンマックス製キット組みの客車に座席を(後編)

    親父が近々米寿を迎えることになりました。そこで、兄弟揃って食事会を。気がつけば時間が過ぎていました。お袋も近々誕生日で、共に健在なのはなによりです。さて。きちんと直角に切り出し、きちんと直角に接着できる、そんな技術が無いことを露呈してます。めげたくなるね。めげずに、塗りました。筆塗りです。少なくとも2回は、重ね塗り。車体に接着。シルエットは、座席車らしくなったかな。ひじ掛けや窓際のテーブルなどを作ると、見えるのかなぁ?今回の工作は、イマイチでした。反省点を、次回はこれで。グリーンマックス製キット組みの客車に座席を(後編)

  • グリーンマックス製キット組みの客車に座席を(前編)

    ご無沙汰しております。ちょっと、道楽で模型に打ち込めない日々が続いております。この冬は、賞与が出なかったしね。さて。久々に。グリーンマックス製のキットを組んだ、ナハフ11形です。軽量客車は窓が大きいですね。がらんどう感があり、物足りないです。仕切りは付けたけど。簡単な座席を作ってやりましょう。座席の材料はt0.5プラ板です。座席幅6.5m。背もたれの高さ5.0mmは採寸ミスで、あとで3.5mmに詰めました。客室内側に付けるつもりの側板はt0.3プラ板です。手戻りがあったために、ここまでしか進まず。グリーンマックス製キット組みの客車に座席を(前編)

  • 窓サッシの塗りに失敗する ホビダス京王5000系(その19)

    先ほどまで、プロ野球日本シリーズの中継を見ておりました。ベイスターズが一気に畳みかけましたね。おめでとうございます。シーズン中、あれだけ強かったホークスが脆かったのも、意外でした。なかなか勝てなかったのだけどな。さて。京王電車です。窓サッシを、まだ塗り終えてはいませんでした。というよりも、なかなか満足のできる仕上げが得られず。先の細いマーカーが手近にないかと思いまして、100均へ。結論から言いますと、このマーカーペンは不可です。窓ガラスのプラを侵します。はみ出したときに、修正ができません。パッケージには「油性インク」という表示がありました。「アルコール系塗料」を用いているガンダムマーカーのほうが、安心ですね。窓サッシの塗りに失敗するホビダス京王5000系(その19)

  • むかしの下手なウェザリングを塗り直す(後編)

    明日は総選挙の投票日ですね。最近とみに思うのですが、テレビの開票速報番組は、なんとかならないものですかね。当確が出るのが、早過ぎるように思うのです。ややもすれば、投票締切とほぼ同時に出ますからね。まだ投票箱が運び出されていないでしょ、というタイミングだったりします。ほぼまったく開けてないでしょ、と。自分が投じた票も、投票に行ったことすら、馬鹿にされているような気がしてきます。当確をいち早く報じるほうは、楽しいのだと思います。それをきっかけに、選挙事務所が湧いたり沈んだり。気持ちいいでしょうね。キングメーカーになった気分に浸れそうです。たぶん、この仕事に就いたら、辞められないのだと思っています。せめて、嘘でもいいから、午後10時くらいまで待てませんかね?さて。25年モノの489系「あさま」。いちおう、屋上を...むかしの下手なウェザリングを塗り直す(後編)

  • むかしの下手なウェザリングを塗り直す(中編?)

    日曜日の夕暮れどき。話題の彗星が見えないかと空を見上げましたが、ダメでした。やはり、夜空が明るいですね。半ば予想していたとはいえ、残念。それでも、夏の大三角形は見上げました。お久しぶり~♪さて。国鉄の特急形車輌は、固定窓に青みがかったガラスを採っています。おおむね客室と運転室だけのようです。乗務員室や乗降ドアは、通常の透明ガラス。塗り分けました。乗降ドアなどとの色味の違いが、いちおう出せたかと。そうそう、クーラーとベンチレーターは「灰色9号」を塗っています。厚塗りになってしまったので、墨入れの仕上がりはイマイチ。純正オプションの室内灯を組み込んでいます。点けると、ガラスの色味はわからないですね。車端まで光が届かず暗いのは、今となっては物足りないかなぁ。むかしの下手なウェザリングを塗り直す(中編?)

  • むかしの下手なウェザリングを塗り直す(前編?)

    総選挙が告示されております。なにはともあれ、投票には行きましょうね。白票は、無意味です。カウントしてもらえませんから。白票ではなく、お好きなところへ。なお、ワタクシは、帳簿を誤魔化しているところは支持できません。そこは有能だと言うひともあるかと思います。が。誤魔化しはあるけど有能なひとを再選させるより、誤魔化しがなく有能かも知れないひとを発掘するほうが、将来のためだと思うからです。さて。先だっての連休中に掘り出したもの。25年以上前のTOMIX製489系です。485系1000番台の色替え的な製品で、彼方此方に実車との差異があります。いまの時代だと、叩かれそうなレベルです。窓周りのグリーンの色調が明るすぎる感じで、なんとなく気に入らないまま、ずるずると手元にありました。屋根上も単色で塗られているので、イマイ...むかしの下手なウェザリングを塗り直す(前編?)

  • 純正の電飾パーツ ホビダス京王5000系(その18)

    ひと月くらい、間が空きました。涼しくなりましたねぇ…。ちょっと何かに手を取られていたりすると、あっという間に時間が経っています。京王電車の続きです。別売品の室内灯パーツを確保してありました。先頭車用は、ヘッド・テールライトも付きます。このキット専用のパーツですから、組み込みは簡単です。汎用性の無いパーツですから、在庫管理はたいへんだったのでは…とも思いますが。光らせると、こんな感じです。光漏れがあるおかげで、前面の方向幕も照らされているように見えます。乗務員室の仕切りが無いと、物足りないですね。テールライトも煌々と。標識灯が点いているように見えるのも、光漏れです。あとでふさぎましょう。室内側です。こんな感じです。基本的には、テープ基板を用いたパーツです。車体への固定は、両面テープを使うことになっています。...純正の電飾パーツホビダス京王5000系(その18)

  • フィーダー線路

    再び連日の熱帯夜です。まだ、冷房の効いた空間に逃げ込めるだけ、人間は楽です。その辺の野鳥や昆虫をはじめとするいろいろな生物は、さぞかししんどい日々でありましょう。なんだか申し訳ないような気もしてきます。さて。うちでのNゲージの線路は、長らくTOMIX製を使っています。先日、うっかりフィーダー線を壊してしまいました。これを使いまして、手持ちのパワーパックに接続できるKATOのHO線路をひとつ。穴を開けまして、半田付けしただけです。裏側から見ると、こんな感じです。廃品の再生でした。フィーダー線路

  • 前面窓ガラス ホビダス京王5000系(その17)

    他所ではどうなのかわかりませんが、ワタシの生活圏ではお米を買いづらくなって、だいぶ経ちます。そろそろ出回るかなぁ…とは思えど、なかなか店先に並んでいるところを見かけません。パンや麺類はふつうに在庫しているので、飢える心配はないのですが、手に入らないと落ち着かないという点で、お米は特別な存在なのだと感じました。手に入らないかもしれないという不安感が人びとを覆っている現状は、明らかに失政だと思います。些細な不安感かもしれませんが、それをどう捉えて考えているのか、総裁選やら代表選やらのニュース番組を見ながら、思うのです。さて、京王電車。初代5000系の前面窓ガラスは、青みがかったモノです。室内側から、クリヤーブルーを吹きます。前面方向幕の部分は、マスキングしてあります。窓のHゴムは「クリーム1号」、窓桟は銀色で...前面窓ガラスホビダス京王5000系(その17)

  • 床下機器の仮組み ホビダス京王5000系(その16)

    このたびの台風10号に振り回された方は、多いかと思います。台風予報は、昔からかなり重要視されていまして、それだけ蓄積があるはずなのですが、今回は難しかったんでしょうねぇ…。無茶苦茶な大災害にはならずに済みそうですが、それをもって、予報が大騒ぎし過ぎだと批判するのは、的外れかと思います。むしろ、外れて幸いでした。さて、京王電車。床下機器は、左右振り分けのユニット式になっています。簡略化されて物足りない部分もありますが、わりと実車に忠実です。切り継いで順序を入れ替えたりする必要は無さそうで、それだけでも、気分が楽です。旧いグリーンマックスのキットに慣れていたからこその感想ですね。見ていると、ちょっと奥行き感が足りない気がします。床下機器は基本的にぶら下がっているモノです。埋まっている機器上面を、抜いてみました...床下機器の仮組みホビダス京王5000系(その16)

  • 屋根を塗り分け、車番を貼って ホビダス京王5000系(その15)

    製品に添付されているインレタから車番を貼って、屋根も塗り分けました。半分、出来上がった気分でいます。屋根色は、手元にあった缶スプレーです。屋根端部の手すりは、黄色く塗り分け。京王電車らしくなります。これがやりたくて、手すりを作り直したようなものです。車番は5723編成としました。最終増備車ですね。自分が育った街、動物園線の専属車だった時期が長い編成なので、個人的にも思い入れが深いのです。まだ、窓サッシや床下機器など、手つかずの部品がたくさんあります。がんばろ。屋根を塗り分け、車番を貼ってホビダス京王5000系(その15)

  • 分散クーラー ホビダス京王5000系(その14)

    夏休みです。5連休の2日め。早くも、曜日感覚が鈍ってきました。夕日を見上げていれば、シアワセな気分になってきます。さて。モデルは分散式クーラーを6基載せた、最終増備車です。キットは2種類のパーツを組み合わせて表現するようになっています。実車のクーラーキセはFRP製のようで、晩年では色褪せたのか車体色より白く見えます。今回は全盛期のイメージで作っていますので、車体と同じ色です。クーラーのルーバー部分は、塗り分けが要ります。まず、車体色。マスキングして、ルーバー部分を。クレオス#331「ダークシーグレー」を使いました。こんな感じになります。車体に載せてみました。早よ、屋根を塗り分けないと。分散クーラーホビダス京王5000系(その14)

  • 車体を塗る ホビダス京王5000系(その13)

    あと数日で、夏休みです。日曜、祝日と合わせて5日間のお休みです。わくわく。とくに用事があるわけでもありませんが。さて。京王電車。帯の塗装を先に済ませました。クレオス#81「あずき色」を使っています。国鉄の「赤2号」の近似色です。ホコリを取りながら、数回に分けて吹き重ねました。透けやすい色なので、吹く回数をすべて同じにすべく注意しています。ここで1週間ほど乾かして…。幅1.0mmで切り出したマスキングテープを貼っていきます。窓枠の凸部からやや離すことを目安に、目見当で貼っていました。1.0mm幅のマスキングテープは市販品があったと思うのですが、買い忘れたためにやむを得ず、自分で切り出しました。前頭部の矢羽根状の部分は迷いまして…。こんな感じでいくつも切り出し、使えそうなものを探します。適当なところで、貼り継...車体を塗るホビダス京王5000系(その13)

  • 下地を塗る ホビダス京王5000系(その12)

    災害級の暑さ、などと報じられています。たしかに、暑い。ワタシなぞ、クーラーの利いたところで仕事できますから、幸せです。屋外で仕事をされる方々はさながら、その辺のカラスなどもたいへんでしょうねぇ…はなにせ、羽毛ですから。さて。サーフェーサーを吹いた京王電車です。何回か塗り重ねては、仕上げています。百均で買ってきたスティックヤスリが大活躍でした。下地として、ライトグレーを吹いておきます。細かいチリやホコリが着いていることが多いので、磨きながら塗り重ね続けます。このあとは、帯色→車体色→屋根色の順で塗るつもりです。下地を塗るホビダス京王5000系(その12)

  • サーフェイサーを吹く ホビダス京王5000系を組む(その11)

    七夕を過ぎて1週間。日が少しづつ短くなっていることを感じます。最も夏はこれからで…。3連休初日、蝉の声を今年初めて聞きました。さて。ホビダスの1/80キットです。室内色を吹いてありますので、内側を目張り。車端など、要所にサーフェイサーを吹きました。植え替えた手すりの根元など、穴が開いていますね。継ぎ目も、隙間があります。仕上げるまで、また時間がかかりそうです。今になって、配管を作り直せばよかったかな…などと。サーフェイサーを吹くホビダス京王5000系を組む(その11)

  • 電らん箱 鉄コレ阪急1010系(その11)

    夕食後、かみさんと話しているときにふと気になりまして。「足を引っ張る」という表現があります。ひとが何かをしようとしているときに邪魔をする、あの慣用句です。で、気になったのは、語句が成立した経緯です。文字どおりに、足を引っ張って邪魔をしたひとがいたからこそ生まれたのかもしれません。だれが、どんな場面で引っ張ったのでしょうね?さて。阪急電車、少し進捗です。先頭車の前頭部の工作を。プラの小片に、φ0.4黄銅線を差し込んで、ジャンパ線を作りました。この車体に付いている箱ですが、「電らん箱」というらしいです。ちょっと古い阪急電車には、よく見られました。これが作りたくて、工作をしていたようなものです。エアーホースは、HOゲージ用のパーツです。荷物車の窓保護棒のエッチングパーツを切り取り、曲げたモノ。なんとなく雰囲気を...電らん箱鉄コレ阪急1010系(その11)

  • 戸袋窓 鉄コレ阪急1010系(その10)

    今年の梅雨入りは、遅めですね。お天気がイマイチな日もありますが、さほど蒸し暑くはなく過ごしやすいので助かります。そろそろですねぇ…汗だくの季節。クーラーが普及している時代ですから、何とかしのげているような気はします。模型だと、冷房無しの旧型車を作っていたりするのですけどね。さてさて。阪急の冷房無し、1010系。戸袋窓がすりガラスだったり、青い熱線吸収ガラスだったりします。この系列、初期車は2扉で、後期車は3扉で竣工しました。2扉の初期車の戸袋窓は、すりガラス。これは、以前からの仕様の踏襲で、汚れやすい箇所に対する目隠しだと聞いたことがあります。1030号車以降の3扉車は、熱線吸収ガラスに仕様変更となりました。で、2扉車を3扉化改造した車輌はというと、両者が混在していたのですから、おもしろい。ぜひ、作り分け...戸袋窓鉄コレ阪急1010系(その10)

  • ようやく4輌揃って塗り直す 鉄コレ阪急1010系(その9)

    日が伸びてきまして。まだ湿度も低くて。過ごしやすい日々が続いています。町中の花々も美しいし。時期に蒸し暑い季節がやって来るはずです。今のうちに、満喫しておきましょう。さてさて。3年前に、塗装を落としていたのでした。→2021年7月11日のブログ記事一覧-鉄道模型・色差し三昧仕掛品を少しでも減らさねば、という思いで再着手。ようやく、4輌編成を揃って塗り直しました。1980年くらいまでの阪急電車の車体色は、今と違って見えるのです。渋い、とでも言えばいいのかな?それを狙いまして、塗料はクレオス#29「艦底色」とGM#26「近鉄マルーン」を混ぜたモノ。すこしは違うかな?屋根色は、クレオス#35「明灰色」と#36「グレーグリーン」、#72「ミディアムブルー」から。床下色も同じです。ルーバー屋根の塗り分け、まあまあ上...ようやく4輌揃って塗り直す鉄コレ阪急1010系(その9)

  • 室内色を塗る

    4連休です。今年は、お天気に恵まれそうです。遠出する予定はありません。しかし、のんびりできるお休みの朝が気持ちよく晴れていると、それだけで幸せな気分になるものです。というわけで。前回は、昨年の9月でした。https://blog.goo.ne.jp/torinosanpo/d/20230918半年ぶりの工作です。承前。このキットは、塗装を考えたのか成型色が明るいのです。そこで、遮光のために車体内側に銀色を吹いていたのでした。このままでは、なんともはや、です。はじめから、室内色を塗るつもりではいました。手始めに、乗務員室を塗ります。いいお天気です。グリーンマックス#41「ブルーC」を使っています。伊豆急の車体色ですね。塗りあがり。続いて、客室です。実車の乗客ドアは、室内側がステンレスの無塗装でした。ですから...室内色を塗る

  • やまのてせん

    新年度になってから、10日ほどが経ちました。みなさまの周りでは、どのような変化が起きたでしょうか?今年の4月は、朝の電車が混むなぁ…という印象をもっております。去年や一昨年に比べて、それが著しいような。いっぽう、列車の本数は完全には元通りになっていませんから、ちょっと辛いのです。山手線外回り電車の朝間4分毎とか、むちゃくちゃ待たされる印象です。さてさて。うちに、むかしからあった山手線の模型です。冷房が載る前の時代、1970年代の103系非冷房車が手元にありました。このたび、それに中間車を足しまして。KATO製の103系です。ご存知のかたも多いでしょうが、非冷房の「一般形」は発売から半世紀以上が経つロングセラー。これに対し、冷房付きで量産され運転台が高くなった「新103系」も、いつしか30余年が経っています...やまのてせん

  • 室内灯を組み込む KATO「サロンエクスプレス東京」の色差し(その5)

    3月10日といえば、東京大空襲のあった日です。空襲に遭ったのはこの日だけではありませんし、東京だけでもありません。それでも、忘れるわけにはいかない日付です。それにしても、ひと晩の民間人の死者が万単位になるのですから、あの時代は、やはり、狂っていたのだと思います。でありながら、未だに戦乱はあちこちで起きているのです。それが人類の本質の一部だと思うと、やるせなくなります。さて。室内灯を組み込みました。KATO製の純正パーツを、使っています。コンパートメントの色差しが、映えました。この製品が出た当時の光源は電球だけでしたから、隔世の感があります。両端の展望室は室内灯を7色に変えられると、登場時の雑誌紹介記事にあります。赤、青、白の3色の蛍光灯を並べ、その組み合わせにより切り替えたそうです。キャバレーみたいなピン...室内灯を組み込むKATO「サロンエクスプレス東京」の色差し(その5)

  • 台車を塗ったり KATOサロンエクスプレス東京の色差し(その4)

    ここのところ、模型工作から遠ざかっております。わりと帰りが遅い日々が続きまして…。言い訳ですがね。さて。台車と車輪の塗装です。ちょっと画像が小さいですが、左側が製品状態、右が車輪の側面を塗ったものです。集電板がわりと目立つので、油性マジックで黒く塗りました。これだけでも大きく違います。もっとも、最近の製品では上手く隠されていますので、不要となりつつある工夫です。ところで。年期物のモデルです。テールライトの光源は、緑色のLED。白色LEDは技術的に不可能とされていた時代の製品です。交換しても構わないのですが、敢えてそのままに。回路構成が、なかなか面白くて記念撮影。ウェイトが、回路の一部を構成しています。床下機器を成形した窪みを活かして、抵抗を挿入しています。しかも、組立工程での半田付けを避けるためでしょう、...台車を塗ったりKATOサロンエクスプレス東京の色差し(その4)

  • 仲ノ町

    調子まで行ってきたときの話しの続きです。間が空いてしまいましたが。銚子電鉄の仲ノ町駅で降りたのは、初めてでした。銚子駅からひとつめ、充分に歩ける距離です。知人で、この駅の見事なジオラマを作ったひとがおりました。銚子電鉄の本社や車両基地がある駅です。プラットホームは狭いですが。折しも留置中の車輌は、伊予鉄を経由してきた元京王5100系。撮れるときに撮っておきましょう。駅を出ますと、公道から車両基地が見えます。南海がいますね。これは、京王時代から変わらぬ台車。もちろん、輪軸は交換されています。南海と京王の並びだ~などと喜んできました。銚子方には、元営団地下鉄銀座線の車輌が。車籍は無いはずですが、入換用に活用されているようです。京王と南海と営団と。このように眺めると、銀座線の車輌は小さいですね。京王時代を彷彿と...仲ノ町

  • 銚子駅の線路の話し

    銚子電鉄に乗りに行ったときのこと。列車を待つ間、なんとなく線路を見下ろすことがありますよね。そのときに思ったのです。これだけ使われていない線路に出会うのも、久しぶりだなぁ。枕木が、かさかさです。プレートを挟まず、犬釘だけで直にレールを固定している例も、久しぶり。さて、レールの継ぎ目部分は強度的に弱くなるというのは、想像しやすいところ。ここを枕木でどのように支えるか、よく見かけるのは幅の広い枕木を使う手法ですね。このほかに、2本の枕木を近づけて、半々で支えるのような手法もあります。2つの手法がほぼ同じ地点から見ることができます。教科書みたいで面白いですね。こちらは、銚子電鉄の電車が入る線路の車止め直前。太さの違うレールをつないでいる部分です。金具を切り継いでいるのは、初めて見ました。ふだんは車両が通らない区...銚子駅の線路の話し

  • お出かけ 銚子電鉄まで

    お出かけしてきました。暖かい一日でした。総武本線の終着駅、銚子です。ご存じの方も多いであろう銚子電鉄に乗ってきました。年度内に引退が決まっている2001編成が、今日は運用に入っていました。元の京王帝都2010系、再会までに30有余年の月日が経っていました。連結面のあたり、こんなに丸みがあったっけ?記憶とは当てにならないものです。上段窓は、引っ掛け式で開けられました。サッシに小穴があります。今では固定されているようですけど、これは記憶どおり。小学校に上がるころ、ステンレス磨きだし無塗装処理の網棚が、とても新しく見えました。色褪せたな。製造以来60年以上、よく頑張ってきました。もういちど乗る機会があって、なにより。がらがら開くドアも、また佳し。春キャベツを眺めつつ。終点の外川まで。春だよりと保存車801。この...お出かけ銚子電鉄まで

  • 座席を塗り分ける KATO「サロンエクスプレス東京」の色差し(その3)

    20日間ほど、更新の間が空きました。その間にも、世の中はいろいろなコトが起きていますね。被災地への視察は渋滞の原因になるから行かないと申し合わせていた連中は、裏帳簿のもみ消しに躍起になる時間を稼ぎたかっただけ、というのは、さすがに下種の勘繰りだと思いたいところです。さて。座席を塗り分けました。室内灯を入れれば、映えるはずです。奇数号車は、暖色系です。こちらは、偶数号車。テーブルは大理石調のようなので、上面だけ。サロンルームのソファーを塗り分けます。カウンター席。後生大事に使っている廃番塗料です。カウンターは、木目調としました。ざっとしか塗り分けていませんが、走らせれば目を楽しませてくれるはずです。座席を塗り分けるKATO「サロンエクスプレス東京」の色差し(その3)

  • クリヤーを塗り損なって KATO「サロンエクスプレス東京」の色差し(その2)

    30年くらい前になりますが、能登半島をぐるりと回ろうと思って出かけたことがあります。自家用車でひとりですから、行き当たりばったり。かんたんに一巡り…と思っていたら、甘かったです。辟易するくらいに、広い。予定を立てていなかったから、よけいに広く感じました。未だに道路網が寸断されていると聞くと、気が気でありません。さて。車体に傷が散見されるので、クリヤーを吹いてごまかそうと思いました。甘かったです。車体色の調色することになるのかなぁ…、とりあえず、思い切って諦めます。迷い始めたら、そこで手が止まってしまいます。分解したままの仕掛品が増えるのは、一年の計として幸先が良くない。インテリアパーツを塗ることにしました。一体成型の座席と床面を塗り分けます。実車登場時の雑誌を見つけられず、きちんと調べられませんでした。雰...クリヤーを塗り損なってKATO「サロンエクスプレス東京」の色差し(その2)

  • 本年もよろしくお願いします KATO「サロンエクスプレス東京」を(その1)

    三が日、いかがお過ごしだったでしょうか?まさか、連日のように、暗闇に燃え上がる炎の画像を見ることになるとは思いませんでした。世の中が平穏を取り戻せるようになってほしいと、切に願います。さて。部屋の奥のほうから、出てきました。KATO製の14系700番台客車「サロンエクスプレス東京」編成です。じつは、高校時代に仲間内で走らせていたもの。縁あって、今はワタシの手元にあります。傷だらけではあります。再初期ロットです。伸縮カプラーを装備した、画期的な製品でした。昭和のおわりのころの話しです。この連結面間隔の狭さに、当時感激したものです。台車を分解すると、こんな部品構成になっています。ちょっと、パーツ点数が多めですね。摺動部分が多いことがこの製品の泣き所でした。伸縮カプラーの動きが悪くなることがあり、脱線しやすいの...本年もよろしくお願いしますKATO「サロンエクスプレス東京」を(その1)

  • 一年のおわりに

    気がつけば、大晦日です。去年も今年も、いろいろな事情があって、模型に打ち込めない日も多かった一年間でした。だからこそ「気がつけば…」という思いがするのです。仕上がった模型は、そう多くありません。それでも、一年の納めに振り返っておきます。1月。昨年からの続きで、グリーンマックス製キット組みの客車が増えました。阪急は、今年は仕上がりませんでした。塗り直してばかりです。3月、サロ75形が仕上がりました。元々は、新潟色の70系編成を作るつもりで組んでいたものです。2等車もいいなぁ…などと思いまして。帯色は自家調合ですが、なんとなく違うような気もします。4月。新潟色のクハ76形が仕上がりました。編成仲間は、まだいません。5月。高校時代に作った古い模型を、塗り直しました。当時、書籍で見た横須賀線時代の再現ができそうで...一年のおわりに

  • 旧型国電の箱サボ

    勤務先では管理職の端くれを拝命しているのですが、今年の冬は、管理職の賞与は全額カットという事態となりました。手当なぞ僅かなものですから、わりと影響が大きいです。仕事の進め方が…ということになるんだろうなぁ…。とりあえず、手元のものを手放すことになりますね。ま、模型は食えません。ええと。気分転換。こんなパーツを手に入れました。を、これは前サボの入れ替えができるやつ。ちょうど、立体感が乏しいので物足りなく感じていた車輛がありました。削ります。元はウグイス色だった車輌ですよ。100均で買ってきたスポンジやすりが、大活躍。車体色を吹いてから磨き直すつもりで、マスキング。前面だけを、塗るつもりです。2000番の耐水ペーパーで仕上げてから、もういちど塗りました。パーツは、カッターで切り出しました。曲げは、ピンセットで...旧型国電の箱サボ

  • 快速「みすず」

    先日のことですが、今年度末で松本~長野間の高速バスが廃止されるそうです。ワタシは学生時代を長野県内で過ごしたのですが、ちょうど長野道が延長されつつあった時期でした。都市間バスが国道経由から高速道経由となり、増便を重ねた時代です。引き換えのように、県内を南北に結んでいた快速列車「みすず」は、ダイヤ改正ごとに停車駅を増やし、運転区間を短縮していきます。松本や伊那で4年間を過ごし、飯田を拠点にするサークル活動に首を突っ込んでいたこともあり、なんども利用した愛着のある列車でした。それだけに、歯がゆく…。そんなわけで、Tomix製品です。10年くらい前に入手したものですから、目新しくはありません。室内灯を組み込み、ウェザリングも施しましたが、イマイチのめり込めないモデルでした。びみょーに、違うのです。どこかイメージ...快速「みすず」

  • 車体の断面を塗り潰したり キハ55系初期急行色で遊ぶ(その7)

    自宅のPCが壊れたみたいです。ふだん、このブログの投稿などはそれを使っていますので、ちょっと痛手。とりあえず、スマホで入力します。使いづらいのは、慣れの問題でしょうか?車体の断面を塗り潰したり、ドア取っ手に銀色を差してみました。右手が、色を差したもの。車体の朱色は、印刷などで仕上げられています。スッキリ仕上がっているのは申し分ないのです。しかし、ちょっと奥まった部分には、クリーム色が見え隠れ。例えば、窓柱の隅ですとか、雨樋の際ですとか。これを塗り潰すと、見た目が落ち着きます。煩雑さ、といったモノが無くなるとでも言うか。こんな感じで塗っています。車体下部も。なんとなく重量感が違うように思うのです。車体の断面を塗り潰したりキハ55系初期急行色で遊ぶ(その7)

  • 遮光として銀を吹く ホビダス京王5000系を組む(その9)

    3連休は、あっという間に過ぎました。無為に過ごしたわけではないと思うのですが、気がついたら、いつもの月曜日。ふだんの平日には、なかなか時間の余裕がとれないので、休みの日でも気忙しいまま過ぎていくような気がしています。通勤に時間がかかるのは、長い目で見ると、よくありません。さておき。京王5000系プラキットの続きです。お天気に恵まれた連休でしたので、外に出て塗装を。暖かかったしね。車体の裏側に、銀色を吹きました。車体の成形色が、アイボリー色のキットです。どうしても、光が透けます。室内灯などを組み込んだらそれが顕著になるわけで、キットの説明書にも、あらかじめ銀色や黒色を塗っておくよう指示があります。塗ってみて、天井の灯りにかざしてみました。一目瞭然ですね。実際には、かざしながら吹きました。とくに、床留めリブの...遮光として銀を吹くホビダス京王5000系を組む(その9)

  • 名古屋行き キハ55系初期急行色で遊ぶ(その6)

    日曜日。夕日がきれいだったのですよ。古いステッカーを探し出してきました。40年近く前のモノです。行先表示サボはかろうじて読めますが、列車種別サボの解像度はこれくらいで。キロハ25形初期車の配置が多かったのは、名古屋区です。それに因みまして、「名古屋行」としました。列車名は読めますか?「はと」です。感じが出ているので、これでいいや、と。名古屋行きキハ55系初期急行色で遊ぶ(その6)

  • 床板を塗る キハ55系初期急行色で遊ぶ(その5)

    満月です。つい先日が満月だったような気がしますし、新月だったような気もします。三日月を見上げて「上弦だっけ」と思いながら仕事から帰ってきたのも、つい先日。月の満ち欠けは、おもしろいです。日々、出る時刻も違いますからね。さて。いつものように、床板と台車を塗りました。質感を、整えるためです。とくに記すほどのことは無いのですが、モーター車では、いちばん外側寄りの機器だけを塗り分けています。GMカラー「ねずみ色1号」と、クレオス「ジャーマングレー」の組み合わせ。模型として、このくらいの角度から見下ろすと、だいたい同じような見え隠れとなりました。右が、モーター車です。客窓が1枚ガラスになったキハ26形100番台が、仲間入り。4輌編成になりました。中桟が無いので、車内インテリアがよく見えます。実車でも、それだけ窓が大...床板を塗るキハ55系初期急行色で遊ぶ(その5)

  • 塗り分けを続ける キハ55系初期急行色で遊ぶ(その4)

    定期的なメンテナンスの一環として、いま住んでいるマンションに、塗装工事が入っています。玄関のドア枠も、塗ります。ペイントが乾くまでドアは閉じられませんので、わずかに開けておきます。この季節だから、なんとかなりますね。さて。模型の筆塗りです。キロハ25の1等室のインテリアですが、座席と床面が同じ色でした。床面を、明るめのグレーで塗ります。筆塗りで、ムラを残さないために2回塗り重ねました。こんな感じですね。全体的に明るくなったようです。室内灯を支える壁が、やや目立つ気もします。まぁ、これは、いずれの日にか。そうそう、車番も入れました。名古屋区に配置されて10年近く活躍し、格下げ後は小海線に移動した車番です。塗り分けを続けるキハ55系初期急行色で遊ぶ(その4)

  • 座席を塗り分ける キハ55系初期急行色で遊ぶ(その3)

    ひと雨ごとに、秋が来ますね。身体がついていかない気がします。睡眠時間を確保するのが大事だとは、聞きますね。さて。承前。白々しい車内など、興ざめなのです。塗ります。筆塗りです。最低でも2回は重ね塗りします。1等室のほうは着色してありましたので、枕カバーだけ塗りました。窓越しに白いアクセントとなれば、と考えました。床面と同色なので、どこまで映えるかは判りません。室内灯支えが成形されています。本来は無いものですが、高さを揃えて塗り分けました。モーター車のほうは、座面の範囲もマスキングして、塗り分けてあります。こんな感じで仕上げました。組み戻して、室内灯を点けると、こんな感じです。キハ26M車を比較になるよう、塗り分ける前と並べました。キハ26T車は、こんな感じ。キロハ25は、1等室と2等室の差は出せました。もっ...座席を塗り分けるキハ55系初期急行色で遊ぶ(その3)

  • 室内灯を組み込む キハ55系初期急行色で遊ぶ(その2)

    3連休です。ありがたいなぁ。でも、夏は終わっちゃいましたね。さて。気楽に遊んでいます。純正オプションの室内灯を組み込んだだけです。室内灯についてはいろいろ好みがあると思いますが、ワタシは、できれば組み込んで点灯させたい方です。窓が明るいほうが、模型車輌の表情が明るいような気がするのです。とはいえ、これでは白々しい感じもしますね。半室1等のキロハ25形に室内灯を組み込むと、こんな感じになります。1等室と2等室で、ちょっと変化があります。製品のインテリアパーツを、このように塗り分けてあるからですね。量産品としては、一定の効果を上げていると思います。まぁ、えんじ色単色もどうかとは思うのですが。というわけで、次回室内を塗り分けます。室内灯を組み込むキハ55系初期急行色で遊ぶ(その2)

  • 初期急行色

    ご無沙汰しております。半月ほど前に、あるお買い物をしてからずっと、調べものをしておりました。ある中古屋さんで、見つけました。2両セットのほうは、箱違いでしたので格安品。のちの塗り分けに比べると、鈍重さを感じる「初期急行色」です。キロハ25形とキハ26形による、3輌編成が手元に来ました。いずれも「バス窓」と呼ばれる上段固定式の2段窓仕様の、若番車です。キロハ25形は、半室1等半室2等の合造車です。窓の形が大きく異なるところに、興味津々。運転室の直後に便洗面所が位置するのも、キロハ25形特有です。実車を見たことは無いのですが、どこかで写真を見てから印象に残っていました。キハ26は、エンジンを1基載せた形式です。2基搭載した姉妹形式は、キハ55。よくできているな。TOMIX製のキハ55系を手にしたのは、初めてで...初期急行色

  • 箱にする ホビダス1/80京王5000系を組む(その8)

    呆れたことに、この夏2回目の風邪をひきました。先月のときと違って、ちょっと喉に痛みがあります。今まで、ひと夏に2回も風邪をひいたことなどなかったので、身体の抵抗力が落ちているのでしょうね。記録的な暑さもありましょうが、それに加えて齢をとったのかなぁ。そんなわけで。箱組みまではできました。各部品の位置合わせが正確に決まるので、組みやすかったですね。パーツの合わせ目には、サーフェィサーを筆塗りしておきました。乾燥待ちです。前面の印象把握は良いキットだと思います。箱にするホビダス1/80京王5000系を組む(その8)

  • 号車札差し ホビダス1/80京王5000系を組む(その7)

    関東地方の大地震は60年周期で起きるという説があります。ワタシが中学生のころ、関東大震災からちょうど60年経ちました。ですから、いつか起こる…と待ち構えたまま、気がついたら、あれから40年。もっとも、水の備蓄と本棚の補強くらいしか、していませんねぇ。さて。片づけていたら、正体不明ですがエッチングパーツが出てきました。号車札差しです。実車は、1982(昭和57)年ごろに撤去されました。このころから編成の組み換えが多くなり、修正が追いつかなかったからではないかと思っています。5000系4連を2本つないだ8連ですと、1~4・1~4号車などと、実態を表さないものになっていました。なお、車内の表示までは手を付けなかったようです。ともあれ。立派な号車札がついていると、なんとなく格上な感じがします。パーツを取り付ける部...号車札差しホビダス1/80京王5000系を組む(その7)

  • 屋根板の下ごしらえが終わった ホビダス1/80京王5000系を組む(その6)

    土曜、日曜と自宅で過ごしました。天気がころころ変わる二日間。雨雲レーダーばかり、見ておりました。あれ、おもしろいです。さて。ランボードの脚は、余分な部分を切り落として整形しました。ヒューズ箱の固定は、屋根板の裏側からパンタのビスと碍子を通します。このあと、先日加工したヒューズ箱の裏側に、ネジで留めました。引き出し線は、少し長さが足りなかったので作り直す羽目に。焼きなましておいてから、形を整えます。最後に、瞬間接着剤で固定しました。前面も、手すりを加工します。成型された元の手すりを削り取ると、のっぺりしますね。屋根板の手すりと同じように、取り付けました。こっちは、ちょっと精度が怪しいです。ようやく、車体の箱組みができるはずです。屋根板の下ごしらえが終わったホビダス1/80京王5000系を組む(その6)

  • 接着剤を乾かしながら ホビダス1/80京王5000系を組む(その5)

    夏風邪はだいたい治りましたが、咳だけが続いています。エアコンが効いた室内に入ったりすると、咳が出ます。軽くお酒を飲んでも、咳が出ます。たぶん、塗料のシンナーを扱っても、咳が出ます。咳止めを飲みながら、おとなしくしています。さて。組立途中のランボードです。屋根のRに合わせて、脚の片側に下駄をはかせています。接着剤が乾いたら成形するつもりで、1~2日くらい、時間を稼いでいます。まだ一部ですが、屋根端部の手すりの接着を始めました。思ったよりも、自分の工作精度が良いので、驚いているところ。接着剤を乾かしながらホビダス1/80京王5000系を組む(その5)

  • 床板を組立てた ホビダス1/80京王5000系を組む(その4)

    台風の影響もあり、晴れたり降ったりの15日でした。この日に雨が降るのは珍しい気もするのですが、ただの思い込みかもしれません。さて。パンタグラフ脇のランボードは、作りかけです。なぜ、脚が等間隔でないのかが不思議です。接着剤を乾かしたいので、もうしばらくかかります。二重構造になっている床板は、上板を塗りました。先日、台車と一緒に塗ればよかったのですが、見落としていました。プライマーを吹いたのち、クレオス#44「タン」を吹いています。下板は、よく見ると配線のエッチングパターンが読み取れます。余分そうに見えるのもありますが、果たして。汎用性に乏しそうな製品だなぁ…という感想を持ちました。材質はガラスエポキシだそうで、ワタシには未知の素材ですから面白いです。組立は、説明書に従うだけです。車輪の側面を塗ってありました...床板を組立てたホビダス1/80京王5000系を組む(その4)

  • パンタ台を加工する ホビダス1/80京王5000系を組む(その3)

    日が暮れると、虫の声が聞こえるようになりました。先週の木曜日あたりは、まだでした。暗くなってセミが鳴き止むとすっかり静かだったのです。数日で、様変わりしました。台風が過ぎたら、秋の気配がもっと濃くなるのでしょうね。さて。手すりを植え替えるつもりでいました。パンタグラフ脇のランボードも、表現が残念な気がしてきます。脚が欲しいな。削りました。あとで、作ります。ヒューズ箱はそのまま活かすつもりでいたのですが、高さが足りないことが見えてきました。育った家が、京王線の屋根が見下ろせる高台にありました。だからか、気になります。1mmくらい、かさ上げしたい。引き出し線とともに、ユーズ箱の台座も、削ります。パンタ台は、ダミーのパンタを載せる前提で成形されています。碍子を取付ネジで共締めするHOゲージでは一般的な方法で使え...パンタ台を加工するホビダス1/80京王5000系を組む(その3)

  • 手すりを作る ホビダス1/80京王5000系を作る(その2)

    夏休み、残りの日々はお天気が悪そうです。お出かけ日和ではありませんね。では模型工作向き化というと、塗装はしづらいですなぁ…。ときおり降る大粒の雨に、バルコニーの鉢植えが喜んでいるような気がします。さて。車輪は、いつものように筆塗りで塗っておきました。裏側は、省略していますが。軸受けに油を差しておいてから、台車を組み立てました。ネジが鉄ネジではなかったので、やや組みにくいです。このキット、細かいところでケチったなぁ。前面と連結面の妻板です。わりとよく印象を掴んでいると思います。手すりは、一体成型です。せっかくの1/80スケールですから、きちんと手すりの形をしたモノにしたくなってきました。φ0.3真鍮線を探し出しまして、曲げます。揃った形のものを量産することに一抹の不安があったのですが、ひとつひとつ形を整えて...手すりを作るホビダス1/80京王5000系を作る(その2)

  • 下回りから始めよう ホビダス1/80京王5000系を組む(その1)

    1週間ほど、熱を出して休んでおりました。医者に行って検査を受け、コロナでもインフルエンザでもないと判定されたのですが、かといってすぐに軽くもならず…。結局、数日仕事を休むことになりました。治ったころに、勤務先な夏休みに突入。図らずしも、長めの連休となりました。ようやく熱が納まりましたよ。さて。飯田線の旧型国電のつぎのネタは、諸々収集中。事情あって、新しいものに手を付けることにしました。数年前に、抱え込んだものです。乗客ドアーの窓の大きさが印象と違うんだよなぁ…などと言って、後回しにしてありました。別売パーツも揃っているのにね。四の五の言っていると、永遠に放置することになります。素組で構わないと割り切る気になりました。きちんと塗装すれば、それだけでも十分な気がしてきたのです。最後まで、先を急がずに、組んでみ...下回りから始めようホビダス1/80京王5000系を組む(その1)

  • 掘り出してきた仕掛品 GM#156クハユニ56形を組む(後篇)

    勤務先で、久しぶりに強い大雨が降りました。おかげで、窓ガラスがすっかりきれいになりました。年末に降ってくれればいいのにね、と。さて。クハユニ56形です。ベンチレーターは、更新後ですからグロベンです。きちんと精度の出た良いパーツを使いたいと思っていました。ストック品を発掘。レタリングを入れました。郵便マークが映えます。30年ほど前、学生時代を伊那谷で過ごしました。1990年代、すでに鉄道は伊那谷の交通の主役ではありません。ここで作っている模型は、それより前の1960年ごろを意識しています。伊那谷を縦貫する国道153の完全舗装化がなされるよりも、10年くらい前です。こんな小さな郵便室が、よその地域とのつながりを支えていたのですね。荷物室も、雑誌や新聞などを積んでいたかもしれません。文化や通信インフラを鉄道が担...掘り出してきた仕掛品GM#156クハユニ56形を組む(後篇)

  • 掘り出してきた仕掛品 GM#156クハユニ56を組む(前篇)

    この時期の黄昏時は、ついつい空を見上げたくなります。昼間の暑さを忘れさせてくれるひとときが、好きなのです。もっとも、ことしはそんな呑気なことを言ってられませんね。さて。このキットをひとつ、組みました。1輌づつ作れる気楽さが、旧型国電のいいところです。じつは、そうとう前に組んだものの、塗装に失敗してお蔵入りしていたモノ。さいごまで組む気になったのです。実車は、飯田線専用の形式です。飯田線の旧型国電との出会いは、この本でした。1977(昭和52)年、日本交通公社からの刊行です。このあたりの写真が、子ども心にとても格好良く見えたのでした。半流線形の雨樋の曲線美に、魅了されたのだと思います。しかしながら、とうとう飯田線には乗りに行くことは叶いませんでした。西浜松に留置されている車輌群を、新幹線の車窓から辛うじて遠...掘り出してきた仕掛品GM#156クハユニ56を組む(前篇)

  • むかしのキット組みを再生する サハ48029(その14)竣工させました

    夏の夕焼けは、見ていていいモノです。今日は撮りませんでしたが、見ていて、飽きません。空の色、忘れ難し。さて。サハ48029を仕上げます。床板も、再生品です。一部の機器を並べ直しましたが、概ねでたらめです。いちどすべてを削り去った妻板には、貫通幌を接着しました。客車用を流用していますが、ちょっと形状に不満があります。画像は……ピンぼけですね。レタリングを済ませまして、竣工としました。インテリアなどは、作っていません。それでも、「レイル1982年秋号」に載っていたこの車輌を、手元に置くことができました。横須賀線編成に組み込むつもりです。クモハ53形と連結してみました。同じキットが出自ですが、違いが出せ同時進行たようです。次回はたぶん、ほぼ同時進行のクハユニ56形です。むかしのキット組みを再生するサハ48029(その14)竣工させました

  • むかしのキット組みを再生する サハ48029(その13) 塗る!

    梅雨明けしたのだそうです。ウチのあたりは、空梅雨でした。半月くらい、降っていません。まんべんなく降ってくれれば楽なのですが、どうしようもありません。さて。塗りました。車体と屋根との塗り分け、なかでも妻板のキャンバス留めの部分で、どう確実にマスキングできるかを考えました。そして、屋根色を最後に吹くことにしました。車体色のクリーム色から、吹き始めます。つづいて、紺色。横須賀線の車体色は、1962(昭和37)年までは「青2号」と「クリーム2号」が指定色です。旧スカ色などと言いますね。サハ48029や先日作ったクモハ53003は、新色が制定されて間もなく3ドア改造されています。ですから、旧色で塗ったほうが正しいのだとは思います。とはいえ、塗料の入手しやすさを考えました。グリーンマックス製の「青15号」と「クリーム...むかしのキット組みを再生するサハ48029(その13)塗る!

  • キットの台紙のこと

    小林信夫氏の訃報を聞きました。わくわくするイラストを手掛けられた方でした。ワタシは、あまりジオラマやストラクチャーキットを作ることがないので、どちらかというと、車両キットの説明書イラストで、わくわくさせてもらいました。中学校に上がった4月に発売されたキットです。これを見ているだけで、スマートな私鉄電車が目の前を駆け抜けてゆくのです。まぁ、当然のように地元の京王2000系を作りましたね。おこずかいは多くはなかったので、ほとんどのキットは、店頭で眺めるだけでした。食い入るように見ていたのだと思います。なんとなく、イラストの雰囲気や文言は覚えていますね。買って、組むことができたキットは、ごくわずかでした。今でも、欲しくなるときがあります。旧型国電は、1輌づつ買えるので、ありがたかったのでした。嬉しくて、ちゃんと...キットの台紙のこと

  • むかしのキット組みを再生する サハ48029(その12)キャンバス押えを作りたい

    無茶苦茶暑い、休日でした。家にクーラーがあって、助かります。あとあとの電気代の支払いが、怖いですが。さて。妻板のキャンバス押えは省略してしまおうかとも、思っていました。妻板の上部にある、半円形の帯板ですね。作り方が、見当つかなかったのです。でも、これでは間が抜けています。とりあえず、t0.3プラ板を、屋根のカーブに沿わせるように接着してみます。あとで、薄く削ることで、それらしく見せようという魂胆。細く切り出したプラ板の断面を、キャンバス押えの厚みに見立てます。ひと晩以上乾かして、削ります。なんとなく、それらしくなりそうです。縦樋の位置もおかしいので、直しておきました。むかしのキット組みを再生するサハ48029(その12)キャンバス押えを作りたい

  • むかしのキット組みを再生する 雨樋どうする? サハ48029(その11)

    遅々として進みませんが、基本的には、元気です。ただ、気忙しいだけ。平面性が足りなかった妻板を、削り直しました。こんなに削れるとは、思わなかったな。反対側の車端面も、もういちど削ります。いくぶんなりと云えども、車体の形が整ってきたような気がします。妻板に回り込む雨樋を、どうするかねぇ…?雨樋を作り直すことにしました。今さらながら、ですね。サーフェイサーを吹いたら、つんつるてんになりました。狭窓流電ですから、原形では雨樋はありませんでした。そのスタイルも捨てがたいのですが、肩Rにルーバーがあるのですよね。あれは、きれいに作れそうにない。プラ板を細く切り出して、雨樋を作り直しました。まだつづきます。むかしのキット組みを再生する雨樋どうする?サハ48029(その11)

  • むかしのキット組みを再生する(その10)サハ48029にサーフェイサーを吹く

    気がついたら、夏至を過ぎていました。毎年のことですが、これから日が短くなるなぁ…と思うと残念な気がするのです。夏の本番は、これからですけどね。さて。サハ48029です。車体全体に、サーフェーサーを吹きました。必ずしも吹くとは限らないのですが、今回は、車体が古いキットの再生です。傷だらけです。それを、きちんとしておきたいのです。とはいえ。直せそうもないかな?自分のモノですから、妥協はできますけどね。塗って、編成に組み込んでしまえば…。妻板の形状も、仕上がっていませんでした。修正したいポイントが見えてきました。むかしのキット組みを再生する(その10)サハ48029にサーフェイサーを吹く

  • 2023/06/21 むかしのキット組みを再生する(その9)サハ48029

    今まで試したことがなかったのですが、スマホアプリから記事を入力してみようと思い立ちました。画像が何枚載せられるか、そのレイアウトはどうなるか。使いこなせるまで、ちょっとかかりそうです。で。狭窓流電のサハ48。車体を組み、屋根板を接着してありました。これをペーパーがけしまして、こんな按配。こんど、サーフェイサーを吹くつもりでいます。2023/06/21むかしのキット組みを再生する(その9)サハ48029

  • むかしのキット組みを再生する(その8)サハ48029

    きれいな夕焼けに出会えると、得をした気分になります。とくに、雲が照らされているときなどには。遠くの低い雲が山並みにも見えて、ちょっと印象的でした。さて。流電を出自とするサハ48029は、切妻屋根です。切り継いで、接着して、乾かしてありました。おおよそで、形を整えます。妻板は、旧車からの流用です。雨樋などはあとで作るつもりで、削り去りました。細かいディテールが違うのですが、これは種車に起因します。まぁ、むかしのキットですから。で、上部を作り直すのです。屋根板は、長めに作ってありました。側板と妻板を接着しまして、それから屋根板を現物合わせで調整します。裏返すと、中学生のころに書き込んだ表記があったりします。屋根板を接着し終えました。充分に接着剤を流してから、乾かします。つづきます。むかしのキット組みを再生する(その8)サハ48029

  • むかしのキット組みを再生する モハ43系のサハを作る(その7)

    プロ野球の交流戦が始まりました。もう、そんな季節なのですね。未だに賛否両論を聞く交流戦ですが、ワタシはお祭り気分が感じられて好きです。さて。承前。ノーシル・ノーヘッダーに磨いた側板です。このように、切断。組み合わせて継ぎますと、旧型国電ファンの方ならご存知のあの車両ができるはずです。狭窓流電のサハ48029ですね。実車は切妻車体ですから、端部の屋根もかまぼこ形です。そこで、屋根板も切り継ぎます。種車の都合で、ひとつは低屋根車のもの。ベンチレーターの配列を調べると、クハ47用で開けてあった元の孔が、そのまま活かせそうです。クハ47用の端部を切り取り、クモハ43800用の屋根板の中央部を継ぎ足すことにします。つづきます。むかしのキット組みを再生するモハ43系のサハを作る(その7)

  • むかしのキット組みを再生する(その6) クモハ43とクハ47から…

    日曜日のお昼は、冷や麦にしました。今年初めてです。ちょっとだけ、季節を先取り気分。さて。横須賀線6輌編成の先頭に立つクモハ53形を、中学生のときに組んだキットから再生したわけですが、同じように剥離した車体が、まだ残っています。同じころに組んだ、身延線用クモハ43800+クハ47100です。技術も小遣いもないころで、接着剤もいろいろ試した跡があります。黄色いゴム系接着剤は、これ以来使わなくなったかな。ともかく、裏側の惨状を何とかしないと、車体は再生できません。ガラスをきれいに接着できると、最終的な見栄えが違ってきます。平刃の彫刻刀やペーパーを駆使しまして、片面につき30分くらい費やします。中学~高校生のころに自分が組んだ車体です。長い付き合いがあるから、再生しようという気力が保てるのです。正気なら、新しいキ...むかしのキット組みを再生する(その6)クモハ43とクハ47から…

  • むかしのキット組みを再生する(その5) 60余年前の横須賀線編成ができた

    毎朝、「逗子」や「大船」を行先表示に掲げた電車に乗って通勤しているのですが、そのわりには、横須賀線に乗る機会はないものです。現代の横須賀線は15輌あるいは11輌編成という電車が走っています。模型で手元に揃ったのは、朝晩が12輌、日中閑散時間帯が6輌編成だったころの横須賀線電車。1959(昭和34)年からの4年間、2扉車の3扉化工事が行われるまでの姿です。35年前の学生時代に買った本がありまして。このイメージは、強烈でした。キハ10系気動車が知りたくて、当時の自分としては大枚をはたいた1冊です。ここに、横須賀線のお話しも載っていまして、それが興味を持ったきっかけでした。久里浜方の先頭は、2扉車のクモハ53003。奇数向き車を方向転換した車輌です。キットで成形されている配管を活かしましたが、ドア窓の形などが異...むかしのキット組みを再生する(その5)60余年前の横須賀線編成ができた

  • むかしのキット組みを再生する GMクモハ53・モハ70(その4)

    あっという間に、1週間が経つのです。マメにブログを更新したいと思っているのだけどなぁ。さて。横須賀色のクモハ53形です。元々は、1982年に作ったもの。塗装はすべて剥離して塗り直したわけですが、パンタグラフなども再生しました。ヘッドライトは、銀河モデルのパーツです。このパーツを取り付けたときには、嬉しかったな。パンタグラフは、KATO製PS14。いまなら、PS11形も発売されていますが、当時はこれがいちばんでした。ヘッドライトは、車体中心線上に取り付けます。前後から確認しましたが、なかなか難しいものです。避雷器の向きを間違った気がするな。床板は、ダイカスト製床下機器仕様だったこともあり、イチから作り直します。仕切板は、再利用。もしかしたら、ここには窓が無いのかもしれませんが、当時は調べきれませんでした。せ...むかしのキット組みを再生するGMクモハ53・モハ70(その4)

  • むかしのキット組みを再生する GMクモハ53・モハ70(その3)

    連休も終わりです。じつは、ある内職を抱えていたので、それに追われていました。ずっと手を動かしていたので、やや筋肉痛ですよ。筋肉痛を抱えたまま、また日々の仕事が始まりそうです。それはさておき。モハ70形を、先行して仕上げました。DT20台車を履いたタイプとしたかったので、戸袋窓はHゴム支持になります。工作精度が悪くて、あまりそれらしくはなりませんでした。ちょっと大きめだったかな。回送運転台もついていたというので、テールライトをそれらしく。あとで調べたら、妻板の窓は両側ともHゴム支持の固定窓だったようです。パンタ回りに配管は、キットの成型をそのまま活かして色差ししてあります。高さが妙に低い避雷器も、そのまま。遠目に見れば、ドア窓2段でDT16台車を履いた初期型とは別物に見えます。粗は多いのですけどね。むかし作...むかしのキット組みを再生するGMクモハ53・モハ70(その3)

  • むかしのキット組みを再生する GMクモハ53・モハ70(その2)

    2日続けて、風が強い日となりました。四六時中、びゅうびゅう風が鳴っています。毎年、こんなときが何日かあります。さて。風がないときに、塗れました。屋根板をマスキングしてから、車体色を塗ります。今回は、迷ったのですが紺色を先に塗りました。窓周りのクリーム色は、この上から塗り重ねることになります。旧型車輌は、車体に凹凸が多いものです。塗装のまわり込みを防ぐため、マスキングには時間をかけました。連休だからこそ、できることのような気がします。クリームは、やや厚塗りになります。とはいえ、塗料が本来持っている質感を考慮すると、厚塗りは悪いことではないように思います。修正箇所は、最小限で済みそうです。自分でも丁寧なマスキングはできるんだな、と思ったひとコマでした。つづきます。むかしのキット組みを再生するGMクモハ53・モハ70(その2)

  • むかしのキット組みを再生する GMクモハ53・モハ70(その1)

    5連休です。ありがたや。遠出する余裕はなくとも、時間や仕事に追われずに済むのは助かります。これで生活が楽だといいんだけどな。で。以前に塗装を落とした車体を持ち出してきました。もとはといえば、高校生のころに作ったキットです。3年ほど前に、塗装を落としていたのでした。2019年11月14日のブログ記事一覧-鉄道模型・色差し三昧筆塗りですよ。自分にとっては記念碑的なモデルですが、最近では仕舞いっぱなしでした。こちらは、戸袋窓をHゴム化して、関西風に仕立てようとしたモハ70。先だって、サロ75形を仕上げました。そこで、この中からモハ43形とモハ70形を再生すれば、横須賀線の編成が仕立てられそうです。ということで。モハ70形の戸袋窓は、あらためて開け直すことにしました。一度埋めます。1週間くらい接着剤を乾かしてから...むかしのキット組みを再生するGMクモハ53・モハ70(その1)

  • 新潟色のクハ76が仕上がりました GM#164クハ76形を組む(その7)

    勤務先近くの保育所が、今月に入ってから移転したようです。毎日、おさんぽに出るおしゃべりが聞こえていたのですが、回数が減りました。定番のコースからは外されたようです。道幅狭いわりに車が通り抜けるからなぁ…。さて。ひと月くらい間が空きましたが、仕上がりました。基本的に、キットの素組ですからね。ヘッドライトのレンズは、木工用ボンドを盛りました。乾くと半透明になるという、旧い技法です。あんがい、いい感じになります。キット付属の仕切り板は、細かく色差しして遊べます。赤く塗った成形は、消火器。実車の写真を調べていくと、確かにこのあたりに設置している車輌もあるようです。乗務員室内だけですが、内壁を淡緑色で塗っておきました。仕上がれば、嬉しいものです。消火器も、それらしく見えます。もっとも、運転士用の座席が無いので、ディ...新潟色のクハ76が仕上がりましたGM#164クハ76形を組む(その7)

  • 新潟色を塗る GM#164クハ76形を組む(その6)

    勤務先の近所で、年末にガソリンスタンドがひとつ廃業しました。春になって、解体工事が始まっております。ガソリンスタンドの建築は、安全性を確保するために非常に丈夫に作ってあるそうです。都市部ですから、さすがに地響きはしません。それでも、とくに先週1週間は、ときどき揺れました。今週は、どうでしょうね。さて。これも仕掛品です。3年半、工作が停まっていました。https://blog.goo.ne.jp/torinosanpo/d/20191007サロ75形に続いて、これを片づけましょう。まず屋根色を塗りまして、これをマスキングして車体の赤色を。好みで、クレオス#81「あずき色」を使っています。ひと晩乾かしてから、マスキングを続けます。カッターナイフで切れ込みを入れて、密着させます。貼り重ねます。前面は、ステップを...新潟色を塗るGM#164クハ76形を組む(その6)

  • できあがりました GM#181サハ75形を組む(その4?)

    菜種梅雨です。季節が感じられて、いい言葉だねなどとかみさんと話しております。肌寒いですけど。さて。サロ75形が完成しました。60年くらい前の横須賀線の2等車です。組み始めたのは2019年の秋https://blog.goo.ne.jp/torinosanpo/d/20191010でした。こんな世の中になると、まったく想像できませんでしたね。組み始めたときは、長岡区に転出したあとの晩年スタイルで組むつもりでした。車体中央部の切り継ぎの仕上げが気に入らなかったので、帯入りの塗装というすこし面倒な横須賀線時代を選び直し。塗り分けが単純だと、それだけで粗が目立ちやすくなりますから、という不純な動機です。2等表記は、40年くらい前のグリーンマックス製ステッカーに収録されていたもの。じっさいの文字色は、車体色の紺色の...できあがりましたGM#181サハ75形を組む(その4?)

  • 唐突ですが、塗り終えました GM#181サハ75形を組む(その3?)

    野球の国際大会、WBCが終わりました。決勝戦の日は仕事でしたので、中継を見ることは叶いませんでしたが、予選のリーグ戦から始まって、また日本戦に限らずいろいろと愉しみました。折しも、プロ野球のオープン戦もたけなわですが各国の代表チームによる試合中継を見たあとでは、どこかの地方大会を見ているような気がしてきます。さて。準決勝戦を見たあとのこと。お天気でしたので、前々から仕掛かりだったものをひとつ、塗り終えました。前回の記事は、たぶんこれです。2019年11月10日のブログ記事一覧-鉄道模型・色差し三昧屋根色を塗ったところで、終わっています。このあと…気になった歪を修正しようとして悪戦苦闘し…面倒くさくなってきて放置し…新潟色で組むつもりだったのが目移りし…2等車の等級帯を自家調合したあとで、クリーム、青色の順...唐突ですが、塗り終えましたGM#181サハ75形を組む(その3?)

  • 車体を塗る GM#407阪急通勤電車(その14)

    今年の花粉症は、例年になく激しいと聞きます。幸いなことに、ワタシは発症していないので助かります。とはいえ、気がつくと目がかゆかったりします。対岸の火事ではありませんね。さて。2か月前に塗装を落とした、阪急電車です。車体のヒケを消したかったのですが、道半ば。こうも手がかかってばかりだと、永久に完成できないような感じです。どこかでキリをつけて、塗ることにしました。ワタシのばあい、エアーブラシを使うときは屋外で塗るしかないので、真冬の間は、なかなか取り掛かる気になれません。ようやく、取り掛かる気になれたという事情もあります。前回同様、「西武ラズベリー」を下塗りにしました。ホコリの除去ができていなかったので、塗装面の研ぎ直し。下塗りは、3回ほど重ねました。さぞ丁寧に、と聞こえるかもしれません。実態は、ちりやほこり...車体を塗るGM#407阪急通勤電車(その14)

  • パンタは銀色 マイクロエース#A7070京王6000系増結2両の色差し(その3)

    このところ、朝の通勤で2回ほど振り替え輸送のお世話になることがありました。いろいろとたいへんなことではあるのですが、ふだん乗らない路線ですと、ちょっと新鮮です。おまけに、有難いことに2回とも途中駅から座ることができました。会社までは10分くらい、よけいに時間がかかっています。さて。京王電車です。パンタグラフを塗りました。銀色で全体を塗って…。あまり、珍しいことはしていません。それでも、塗ることで見栄えが違ってくるものですね。パンタは銀色マイクロエース#A7070京王6000系増結2両の色差し(その3)

  • 前幌の軽加工 マイクロエース#A7070京王6000系新塗装増結2輌(その2)

    給湯器が壊れてお風呂が使えないので、仕事帰りに銭湯に寄ります。会社から歩いて20分ちょい。ネットで調べてたどり着いたその銭湯は、ときどき社用車で通り過ぎる道沿いにありました。運転していると、気がつかないものですねぇ。さて。京王6000系の2輌編成です。増結車は、京王本線系統では新宿方、相模原線系統では橋本方に連結されていました。製品は乗入仕様車、すなわち相模原線系統ですから、橋本方に立つべくカプラーがセットされています。デハ6400形にアーノルド型、クハ6850形にダミーカプラーです。ワタシになじみ深いのは、本線系統です。新宿方に連結したい。そこで、デハ6400形にダミーカプラーをセットしました。前幌凛々しい、増結車です。本線系統と相模原線系統で共通の予備車がありまして、その車輌が本線系統に充当されたとき...前幌の軽加工マイクロエース#A7070京王6000系新塗装増結2輌(その2)

  • 増結車 マイクロエース#7070京王6000系乗入仕様車新塗装増結2輌の色差し(その1)

    10日ほど前から、自宅の給湯機が故障しております。なかなか厳しい日々でして。学生時代も、湯沸かし器の無い下宿で過ごしていました。しかも、部屋の中で氷が張るような寒冷地です。ストーブの上に載せたやかんのお湯だけが頼りでしたね。それでも、そのときは独り暮らしですし、何より若かったのだなと思います。手配中です。半導体不足の影響だそうで、日取りが読めないのですけどね。さて。阪急は、ひと休みです。まだ仕上げが終わっていない。しばらく前に入手したものです。京王6000系の増結車です。2輌編成ですから、なんとなくかわいいですね。製品のプロトタイプは地下鉄新宿線乗入仕様の晩年だそうです。デハ6400形には幌が取り付けられ、8輌編成の橋本方に増結されます。晩年のスタイルですので、パンタグラフはシングルアーム形。列車無線アン...増結車マイクロエース#7070京王6000系乗入仕様車新塗装増結2輌の色差し(その1)

  • 車体をのヒケを消したい GM#407阪急通勤電車(その13)

    日中のひだまりは、いいモノです。ガラス窓越しだと、なおさらいいモノです。おひさま、ありがとう。晴れて嬉しい日曜日でした。さて。塗装を落とした阪急電車。車体の成型時に生じた引けを消すべく、スポンジやすりをかけました。百均で買ってきたものです。800番から2000番をかけました。このように撮って、判りますかねぇ…?右側が仕上げたものです。これで、塗って効果があるといいのだけど。窓枠だけを残し、表示幕の枠や車側灯、靴ズリなどはすべて削り落としたほうが、おそらく仕上げやすいと思います。雨樋も、削ってしまってもいいかも知れない。貧乏性で度胸がないので、存置していますが。そんなこんなで、オハフ61形が先にでき上りました。今年最初の竣工です。台車は、手持ちがなかったので代用品です。車体をのヒケを消したいGM#407阪急通勤電車(その13)

  • 塗装は落としました GM#407阪急通勤電車(その12)

    何の気なしに、窓から外を眺めておりました。青空をバックに、バルコニーの柵。そこにとまる、一羽のカラス。そういえば、昨日も同じような時間にとまっておりました。居心地がいい場所なのかもしれません。見晴らしが効くからかな?さて。阪急電車です。穏やかな日でしたので、塗装を落としました。外に出て、シンナープールに漬けながら洗い落とすのは、楽ではないですから。サーフェーサーも、あらかた落とせました。せっかく仕上げた屋根の加工ミス跡を、ふたたび目の当たりにするのはがっかりですが。まあ、これで出直すことができるというものです。昨夏に上手く塗れなかった客車を1輌、仕上げなおすことができましたので、きょうは、それで、よし。塗装は落としましたGM#407阪急通勤電車(その12)

  • 塗り直すかね? GM#407阪急通勤電車(その11)

    住んでいる市の情報メールを登録しています。そこでは、新型コロナウィルスに関連して、市内の感染者数などが毎日配信されてきます。年末あたりから、「市内で〇人の方が亡くなりました」という文面が目立ちようになりました。それまでは、せいぜい月に1人くらいでしたので、その急増ぶりには驚きます。今までにない感じですね。気をつけましょう。さて。阪急電車の下塗り。下地が荒れてしまって、どうにもならないようです。いちど、塗装を落としたほうがよさそうです。今日は、放置。塗り直すかね?GM#407阪急通勤電車(その11)

  • なんとか下地を整えたい GM#407阪急通勤電車(その10)

    あけましておめでとうございます。毎年のことながら、寝正月であります。年末から咳がときどき出るので、なるべく養生することを心がけたのでした。年末など、気分的にも体力的にも、ろくに休めなかったですからね。仕事始めは5日です。4日からの方も、多いようですね。ワタシのばあい、年末は29日まででしたから、特別長いわけではありません。それでも、連休です。ありがたいことです。で、せっかくの連休だから工作が進むかというと…寝正月だったり、その前は大掃除だったり、言い訳は山のようにありまして。少しだけ、手を動かしました。阪急電車の続きです。下塗りしたところで、車体の成型時の引けなどが気になたのでした。サーフェーサーを吹いたときには気にならなかったのです。艶のある塗料で塗ると、違うのだな。100円ショップで買ってきたスティッ...なんとか下地を整えたいGM#407阪急通勤電車(その10)

  • 良い年をお迎えください

    今年も押し詰まってきました。例年のことながら、早いものです。この2~3年くらい、日々の暮らしから余裕がまったくなくなって、なかなか模型を作って遊ぶことができずにいます。それは来年も変わらないかな…?とはいえ。それでも振り返ればいろいろと作っているものです。1月。頂きモノの73形電車を仕上げておりました。南武線や総武線あたりに見立てるのも愉しいのですが、とりあえず子どものころの記憶に残る青梅線のサボを取り付けてあります。床下機器を並べ替えて遊ぶ、ということもしました。このあと、グリーンマックスから新しい仕様の床下機器が発売されました。でも、調べるのは愉しかったですよ。2月。頂きモノの旧型国電から、サハ48形を仕上げました。特に変わったことはしていません。KATO製103系の旧製品には、色差しを。この工作、何...良い年をお迎えください

  • 下塗りまで GM#407阪急通勤電車(その9)

    先週、親父とお袋が相次いで誕生日を迎えました。それぞれ86と80になります。お袋も、傘寿かぁ。聞いたら、未知の領域に踏み入れる気分だそうです。70を迎えたときとは、体調に差があるからだとのことでした。調べたら、「天寿」は250歳だそうです。80の3倍もの時を生きなければなりませんね。さて。板キットの阪急電車。非冷房のモニター屋根は、車体中心線を出してから、前後均等になるように位置決めして接着。基本的には、目見当です。パンタの位置は、現物合わせでずらすことにしました。試しに、手元にあったKATOの古くて大柄なPS16形を載せたら、あんがい似合うような気がします。グリーンマックス#20「西武ラズベリー」を下塗りとして吹きました。サーフェイサーを吹いていたはずなのですが、見落としていた傷があちこち出てきてびっく...下塗りまでGM#407阪急通勤電車(その9)

  • 掘り出してきた仕掛品 GM#407阪急通勤電車(その8)

    12月ですね。毎年のことながら、時が経つ速さを感じる季節です。さて。片づけていまして。サーフェーサーを吹いた車体が7輌分。放置状態だった阪急通勤型電車のキットです。京都線5300系とすることを考えていて、https://blog.goo.ne.jp/torinosanpo/d/20160923パンタ台の形状がちょっと異なることを教えられ、https://blog.goo.ne.jp/torinosanpo/d/20160926改造を試みたものの上手くいかず、https://blog.goo.ne.jp/torinosanpo/d/20161001とりあえず屋根上をまっさらに,https://blog.goo.ne.jp/torinosanpo/d/20161013したのでした。https://blog.g...掘り出してきた仕掛品GM#407阪急通勤電車(その8)

  • 電車をひとつ

    この秋は、わりと紅葉がきれいな気がします。うちの近所、住宅地での感想ですが、この数年の中では発色が良いように思うのです。なかなか出かけることができないのですが、ちょっと嬉しいです。さて。手元で半端な車輌をひとつ、適当に塗ってみました。現実には存在しない、自由形です。初期の鉄コレで、琴電73号として製品化されていたモノ。もとの塗装が良くないので、剥離したまま放置していたのでした。塗り替えただけです。自由形ですので、車番は適当に付けました。やや高めに記したら地方私鉄っぽくなるかなぁ…と思ったのですが、なんとなく奇異です。社紋とサボは欲しいな。元の製品のプロトタイプとなった琴電73号は、片運転台化されているのですね。幌を付けておきました。今のところ、相棒はいません。屋根上にゲート処理の跡があって、これが消せてい...電車をひとつ

  • 鉄コレ 近鉄820系の色差し(付け足し)

    今月に入ってから、仕事場にパートさんがひとり増えました。緊張感がひしひしと伝わってきます。仕事の要領がつかめるまで、もうしばらくはそんな日々が続きそうです。さて。色差しを終えたつもりだった近鉄電車。いろいろ雑誌などを見ているうちに、付け足したくなってきました。前面の床下にあるATS車上子です。t0.5のプラ板から作ってあります。厚めの材料ですが、ここは丈夫にしようと考えた次第。エアーホースも追加。HOゲージ用の荷物室窓保護棒から切り出し折り曲げたものです。ゴム系接着剤で取り付けました。パンタグラフの周りには、軽くウェザリングを。ベンチレーターの通風孔には、墨入れをしました。ふむ。台車や床下の抵抗器にも墨入れをしています。製品のままよりは良くなったでしょう、と自賛中。ATS車上子が、あんがいそれらしくなりま...鉄コレ近鉄820系の色差し(付け足し)

  • あるセットのこと

    11月3日も、晴れの特異日です。きれいな夕焼けでした。夜になって、叔父の訃報が入ってきまして。母方の長兄です。20年くらいは賀状のやり取りだけになっていたのですが、寂しいことです。1980年の夏だったと思いますが、その叔父が買ってくれたセットがあります。何かの用事でおじが上京した折のこと、帰りの飛行機の直前だっけ。Nゲージを手にして半年経たないころ。6輌で整った編成は、いちばん長い編成でした。ものすごく格好良く見えて、走らせない日でもケースを開けて眺めていたことを思い出します。まだ、手元にあります。もちろん、走ります。純一おじさんの冥福を祈りながら。あるセットのこと

  • 鉄コレ 近鉄820系の色差し(後篇)

    今週の週末の休みは、日曜日だけでした。勤務先は週休二日制ではないのです。ちょっと、疲れるときもあります。で。その貴重な日曜日、晴れてよかったなぁ。さて。近鉄電車です。手元のストックから、旧いキットのステッカーを取り出してきました。白抜き文字がきれいに抜けないためか、銀色で代用していたりするステッカーです。銀文字のものは、さすがに使う気になれません。さて、どこ行きにしようかなぁ。田原本線にしました。乗ったことも、見たこともないので、申し訳ない気もします。ずっとむかしは「たわらほんせん」と読んでいたことも白状しておきます。t0.3プラ板にで裏打ちしています。裏側には両面テープも貼っておきました。モ820形には、前面に幌を付けておきました。手元のパーツを使って、それらしく塗り分け。連結面の幌も、同じように塗り分...鉄コレ近鉄820系の色差し(後篇)

  • 鉄コレ 近鉄820系の色差し(中篇)

    暖かかったり、肌寒かったり。季節の変わり目で、調子が狂います。みなさまも、ご無理なさらないように。さて。小柄な近鉄電車820系。鉄コレの屋根は、ベンチレーターが一体成型です。色を塗り分けて、メリハリをつけようと思いました。ヒレのように前後に伸びる脚の形状も独特なので、マスキングして吹き付けることにします。なお、実車はの屋根板とベンチレーターはほぼ同じ色のように見えます。屋根板全体をマスキングして、ベンチレーターを吹き付けます。数多く同じ形のものをマスキングするときは、同じ個所を同じように貼り進めていくと、リズムがいいように思います。頭がいちいち考えなくて済むからでしょうね。小さな部分から、大きな範囲へ。貼り終えました。パンタグラフがあろうと無かろうと、ベンチレーターの間隔は同じだということが、判ります。車...鉄コレ近鉄820系の色差し(中篇)

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