静岡の渡辺先生の研究によると、 感情の演技での反応の強弱は、セラピストの側の意識によって大きく違うようになるようです。 反応の強弱は、セラピーの効果に大きく影響してきます。 そうすると、例えば
静岡の渡辺先生の研究によると、 感情の演技での反応の強弱は、セラピストの側の意識によって大きく違うようになるようです。 反応の強弱は、セラピーの効果に大きく影響してきます。 そうすると、例えば
感情を伴わせたポジティヴなイメージ療法は、結局、感情の演技療法と同じですから、 やはり極めて強力な反応(抵抗)が現れない限り、 いくら続けても大きな効果はないということになりましょう。 5年10年と
イメージ療法、感情療法、ポジティヴ療法というものがあると思います。 感情の演技療法は、それらを発展させたものと考えた方が良さそうです。 この場合、課題が本人が意識で望んでいることにしか適用できないので
友ら去りにしこの部屋に、今夏花の 新よそほひや、楽しみてさざめく我等
感情の演技を一人で行うのは、危険です。 しばらく行って、おそらく半年ほど、 かなり強い反応(抵抗)が現れても、 寝落ちしたり、すっかりやるのを忘れてしまったりと 極めて強い反応が現れない限り、 その
味わい療法とは、症状をじっくりと味わうことによって、改善に導く療法です。 痛みや不快感、不安などを、おいしい料理のように楽しく味わい続けるわけです。 「痛みを感じてうれしい」という感情の演技をするのに
ハートセラピーは、感情の演技を3ヶ月から6ヶ月継続しないと効果が現れないわけですが、 継続できる方は3割程度です。 感情の演技は多くの方にとってとても辛いものです。 短期間のうちに、寝落ちしてし
人は自分のために生きるべきであるとのことです。 それは義務だと言えるでしょう。
彼の場合6年半ほども経って初めて寝落ちするという極めて強い反応が現れ、しばらくして中止になりましたから、速断するのは躊躇われます。 本人には自宅で感情の演技を続けるよう進言しているので、 も
ハートセラピーを最後の手段のように考えて長く継続される方がいますが、それは禁物です。 ハートセラピーにそこまでの力はありません。 1年ほど続けて効果が見られない時は、速やかに中止して、他の療法を試して
幸福否定理論や感情の演技療法を理解できる人は、ハートセラピーが合わない可能性が高いです。
ハートセラピーは「感情の演技」療法と同義ではありません。 抵抗の強い課題を見つけて、いくら「感情の演技」をしつこく続けても ツボに嵌まっていないと(病気の原因かそれに近い課題でないと) 病気は治りませ
しかしごく限られた例だとは言え、7年間もセラピーを受け続けて効果が1ミリたりともなかったというのは、一体どうした事でしょうか。 感情の演技をするのは、かなり苦しそうだったですが、その苦しみはまったく
「無職でも暢気にしていられること」に極めて大きな抵抗が見られ、その方向で治療を進めることにしていたのですが、 事情が変わり暢気にしていられなくなり仕事をしなくてはならなくなったそうです。 しかし
ハートセラピーで効果がほぼ現れない人の割合は、7割程度なわけですが、 その原因として考えられるのは、 1,病気の原因が幸福否定ではなかった。 2,治療者と患者が合わなかった。 3,治療者の能力不足
わが草木とならん日に たれかは知らむ敗亡の 歴史を墓に刻むべき われは飢ゑたりとこしへに 過失を人も許せかし 過失を父も許せかし これが萩原朔太郎の白鳥の歌です。 無惨というほかありません。 本当に
幸福否定により病気になるわけですが、 その時、病気になるかならないかは、偶然によって決まるようです。
一般的に言えば、努力するのは、幸福になりたいため、と言えるでしょう。 しかし実は、努力しているのは幸福否定の現れの場合があるようです。 つまり、努力するのが辛い場合は、努力すると幸福から遠ざかるという
まだ忘れていた記憶が出てきたわけではないので原因は不明なままですが、 もし暢気になれたことが病気の原因だとすると、 6年以上の長きに渡る治療の効果がなかったことの説明がつきます。 一応「本心では
これまでの自分も、これからの自分も、愛されなくてはならない。ぼくはぼく自身に、加担しなくてはならないのだ。
進歩・向上・成長したり愛情を認めたりすることと、暢気になることは、重なることも多いですが、全く反対になることも多いと思います。 例えば40代になって親の脛をかじっているのに暢気な人は、ふつうの価値観で言
福永武彦の「草の花」には、幸福否定により固定観念を捨てきれない人物の苦闘するさまが、優れた造形をもってリアルに表現されています。固定観念を捨てようとしてある程度捨てられると病気になるみたいです。
例の人ですが、「暢気になれたこと」が、今までで一番強い抵抗が現れます。 演技の途中で寝落ちするようになりました。 7年近くやっていてこれまで一度もなかったことです。 もしかしたら治療が一気に進むので
幸福否定理論では進歩向上することが一番幸福(本心でうれしいこと)という前提に立っているような気がしますが、 それよりも一番の幸福は、暢気であることという気がします。 進歩向上することより、暢気であ
●ストレス説と幸福否定説病気の原因として、心理的なものでは、ストレス説と幸福否定説があります。一見まるで逆なわけです。二通りの原因がある可能性もないわけではないですが、やはりどこか不自然です。しかし、
やはり病気の原因は、幸福否定やストレスや身体的なものや様々なことが複合していると考えた方が良いですね。
複雑な人や変わり者(一見それほど変わていない)の人は、ハートセラピーが合わない可能性が高いです。 こうした特徴を持つ人は、2年3年と続けてもほとんど効果が現れない可能性が高いです。(場合によっては6年7
アンダーソン『ワインズバーグ、オハイオ』の中の言葉です。 人をいびつ(グロテスク、滑稽)にするのは真実である。真実に従って生きようとすると、その人はいびつになる。そして、その真実は偽物になる。 真
「ふつうの生き方・考え方をすること」の方が、「独自な」より強い抵抗が現れるようになりました。 こうなってくると症状の原因はいったいどちらなのか? 両方とも強い抵抗が現れていますが、もしかしたら両方とも
独自な生き方考え方をすることが、病気の原因だとしても、 本人も具体的にはどういうことか全然分からないそうです。 なので、独自な生き方考え方を薄めるように説得しようと思っても術無しです。 感情の演
「ふつうの生き方・考え方をすること」の方が、強い抵抗が現れるようになりました。 こうなってくると症状の原因はいったいどちらなのか? 両方とも強い抵抗が現れていますが、もしかしたら両方とも原因とは関係
以前、継続的に経過を報告していた方ですが、 病気の原因を隠そうとする無意識の意志の強さ (1)~(7) ハートセラピーを始めてそろそろ6年になります。 ご本人の言葉によれば、症状はほとんど改善
一般的に言えば、病気の原因として考えられるのは、次の3つのものがあるでしょう。 ①心理的なもの ②身体的なもの(遺伝も含む) ③社会的なもの そしてそれぞれその考えに基づいて治療が行われるわけですが、①
独自な生き方考え方をしたことの(本心の)うれしさの否定は、 反感と卑屈と劣等意識となるようです。 他に、得意になる感じ、はしゃぐ感じ。 現実的な治療としては、できるだけ独自な生き方を薄めるように説得
なぜ彼は症状が良くならないにもかかわらず、6年以上もセラピーを続けているのか? その理由は、セラピーを続けていて、この3年あまりは、どん底の状態だったから。 人は、どん底の状態の時に、そばにいる人を信頼
彼の場合「独自な生き方・考え方をすること」が病気の原因の可能性が高いわけですが、 じゃあ具体的にそれはどんなことなのかが、さっぱりわかりません。 まさか、大して重い病気ではないのに仕事もせずに親の脛
どんなことにも、よろこびを感じられたら、病気になります。 仕事がうまく行かなくても、失恋しても、 家族関係がうまく行かなくても、何があっても、 よろこびを感じるようになる、それは病気の原因となります
「独自な生き方をすること」が病気の原因の可能性が高いわけですが、 15年近く以前の記憶が出てきたわけではないので、確証できません。 さらに厄介なことに、他のことで演技をしても、同じ程度大きい抵抗が出て
考えてみれば、心理的な原因説も身体的(遺伝も含む)な原因説も 結局は同じことで、整合性があります。 心と体の関係は全然と言っていいほどわかっていないわけで、 なんとでも理屈はつくわけです。 遺伝的
彼の治療に希望がみえてきました。 彼の場合、病気の原因は、「独自な生き方をすること」です。 確かに彼はかなり独自な人です。
①ストレスに打ち克てるようにする。ストレス耐性をつけるようにする。 この点では両説に共通しています。
病気の原因として、心理的なものでは、ストレス説と幸福否定説があります。 一見まるで逆なわけです。 二通りの原因がある可能性もないわけではないですが、やはりどこか不自然です。 しかし、以下の場合には、こ
病気の原因として、心理的なものでは、ストレス説と幸福否定説があります。
もしかしたら完全に見誤っていたのかも知れないという気がしています。 経済的に自立することに大きな抵抗のある人と推測して治療していましたが、 もちろん、それなりの反応は出るので、それもあるかもしれません
「おのれ」を抱えたまま堂々と生き幸せになるのは、 これまでの6年間の経過および現在の状況を考えて、 不可能もしくは極めて困難という結論に達しました。 このまま継続して今以上に不幸せな状況が続くと
人は人生のどこかで多かれ少なかれ分裂した心を持つようになります。 透谷はその分裂の度合いが相当激しかったようです。 劇詩「蓬莱曲」において、「我」と「おのれ」の分裂として表現しています。 我とは現
ハートセラピーというのは、どちらかといえば、治療法というより 受けることに生きがい、やりがい(受けがい)を感じて 長期に渡って継続する趣味のようなものと思います。 その過程で治れば嬉しいことですが
生きる理由をなくしたとき 生き 死にちかく 死ぬ理由をもとめてえられない ぼくはこれから 異数の世界へおりていくところ
ドストエフスキーの罪と罰 一読しただけでは、ラスコルニコフの罪は殺人で罰は流刑と見誤りますが、よく読んでみると、そうではなく、 罪は孤立していること、つまり愛情否定で、その罰が殺人とその後の彼の心理
小説「アメリカの夜」は阿部和重という現代作家の処女作です。 この小説には心の実相についての深い認識が披露されています。 驚くことに作者25才の作です。 中原中也などもそうですが、一流の文芸家は若年
ハートセラピーは、疾患の治療法としては、かなり劣っているわけですが、 では他に優れた治療法があるのかと言われれば、それもまた疑問です。 その疾患が軽い場合は、薬やカウンセリングのようなもので、とり
考えてみると心の問題で一番の問題は、気が弱いことですね。 一見気が弱くなさそうな人でも、ここぞというときに気が弱くなるようです。 気が弱くなくなれば、だいたいのことは解決しそうです。 ハートセラピ
春譚 この小さな胸の裡を かぎりなく染めてゆく 茜色の憂鬱 ほの暗い過去の森から 流れ出す、療しようのない もの哀しさ 草笛を吹くように 細々と営まれる呼吸は 銀色の粉末となり とおく
ハートセラピーは、疾患の治療法としては、かなり劣っていると思います。 その理由は、 ① 患者さんの自主性がどの程度あるかによって左右される。 実際に好転を主観的に確認できるまで続けることができる人は
小説家の島尾敏雄に「贋学生」という作品があります。 この小説は、ハートセラピーの実態をよく表しています。 私(語り手)がクライアントで木乃伊之吉がセラピストになります。 講談社文芸文庫の解説で柄
路上の屈託 路上の水たまりのひろがり、世界を映す 白壁のうえを 光が風に吹かれる 空のうえで 亡者たちの浮薄なざわめき、跳梁 すっかりうわのそらの生涯に 絶えまなく 白い花弁が 落ちて
詠眠 休息の時だ。海は疲れている。波打際で、待ちかねた石がごろ んごろんと鳴る。あの深い海ぞこのくらい水藻の間で、人間等 の白骨もまどろみの時刻だ。 海鳥よ、おまえも迎えられてはい
ドゥルーズ&ガタリ「千のプラトー」をゆっくり読んでいく読書会を開きます。 予定では、3年間で。 週1回か隔週1回開催で、1回3時間くらい? 週1だと1回につき7~8ページ分になります。 自由に読んでいきたい
朝(窪地で) ほどかれる髪 火のように延びて 艶やかな流砂に白磁の円柱を夢みる まだ揺れている水草 その溺愛の理由をかき鳴らす 不穏な翳りよ。仮初の欲望からもなお遠く 曇った鏡の内側で どんな
今回のコロナ禍によって、現代科学や現代医学の間違いがあぶり出された感があります。 トンデモ科学と言われる分野は、フィクッションの世界であることはつとに知られていましたが、 現代科学や現代医学もま
病気になると人柄のレベルは下がります。 人柄のレベルが上がって病気になった時でも、例外ではありません。 この人の場合、10段階評価で、病気中ですが、6くらいと思われます。 すると発症以前は7は
人柄のレベルを上げると病気になることがあります。 誰しも、人柄のレベルは、上げないよりは上げる方が良いと思うでしょう。 しかし病気になるよりはならない方が良いと誰しも思うわけです。 病気の人
何か後悔するようなことが起こった場合、 いつまでも後悔していることはとても大切なことです。 徹底的に後悔しないとダメなのです。 しかし、「いつまでも過去のことを悔やんでいてもしょーがない」 と
ドゥルーズ+ガタリ「千のプラトー」をゆっくり読んでいく読書会を開きます。予定では、3年間で。週1回か隔週1回開催で、1回3時間くらい?週1だと1回につき7~8ページ分になります。 自由に読んでいきたいと思いま
学校や職場や家庭で、なかなかできない人は、 やる気がない人と考えがちですが、 実はそうではないのです。 うつ病の人は、やる気があるのに、何もできないわけですし、 発達障害の人も、やる気があるの
病気や不運の原因として、 愛情や好意や親切心を素直に受け入れられない というのが多いようです。 病気にならないまでも、 生きずらく感じているとか、 物事がうまく行かないとか、 そうした
私どもはこれまで、感染予防対策には是々非々の立場を取ってきましたが、 研究の結果、コロナは心因性疾患と確信することができました。 心因性疾患の予防にマスク着用することは無意味な行いです。 私
人間の心を治療するにあたって一番参考になるのは、セルバンテスの小説「ドン・キホーテ」と思われます。
人はそう簡単には変わらない。 ハートセラピーで言いますと、 所期の目標が十分に達成されるのに 平均または中央値で2年数ヶ月かかっています。 また人によっても大幅に違く、 4,5ヶ月から4,
夢 かすかな肉体の名残りの裡に 春風にふるえる住み去られた 蜘蛛の巣のような 荒み果てた精神が在る 暗い墓石の部屋で おまえはなお 昆虫の羽叩きを止めようとするのか 緋色の欲情を掻
世の中には、心の病の他に、さまざまな身体的な疾患・疾病があります。 それらの疾患・疾病のかなり、あるいは多くは、心因性の可能性があります。 ハートセラピーでは、そうした心因性の疾患に対応しておりま
大きな好転が起きても幸福否定のため、それを認めません。 それどころか「好転の否定」のため一見悪化しているような具合になります。 そうすると間をおかず、どんどんと好転していったとすると、 しかしな
幸福否定理論によると、 ある感情は幸福否定しているからそう感じるので、本心ではそう感じてないということになります。 つまり、大事な局面では、嘘の感情や思いということになります。 しかし一般に
君と世界の戦いでは、世界に支援せよ。(カフカ) 負け続けよ。 負けることは良いことだ。 ひとに侮られるのは良いことだ。 ひとから拒絶されるのは良いことだ。 希望も理想もなくなることは良いこと
年たけてまた越ゆべしと思ひきや命なりけり小夜の中山(西行) この年になってまで、再びまた、 この難所(小夜の中山)を越えることになろうとは 思ってもみなかったが、 越えることが出来るじゃない
病気の原因や症状悪化の原因は、うれしいことなわけですが、 たいした病気がない人の場合は、以下のような反応がでる時に うれしい気持ちを感じていると言えます。 ・相手の話が聞き取れなくなる。(対話中、講
君と世界の戦いでは、世界に支援せよ(カフカ) 現在コロナ禍で、世界と戦っている人が沢山いると思いますが、 そうすると、コロナの猛威の方に支援するか、 緊急事態宣言の中で廃業・失業の危機に見舞わ
とても素晴らし本なのでご紹介します。 「感染症は実在しない: 構造構成的感染症学」岩田 健太郎(北大路書房)
自分の死も他人の死も喜ばしきものではないでしょうか? 死ぬのを愉しみに待つくらいが良いと思います。 理想的に言えば、死に対する恐怖・忌避は強迫神経症です。
何かコロナの影響で不況になり 能力の低い人は切り捨てられるだろう というような記事をよく見かけますが 能力を高めていけば大丈夫。 ハートセラピーを続けて、能力を高めましょう!
とり返しのつかない思いに首を振る 頭割られた柘榴の屈託 (杉本啓一「暮色と偏倚」)
恋愛において発達障害的になる人は、かなりいるのではないでしょうか? そして真剣であればあるほど、その確率が高くなるのでは?と思います。 すると発達障害の人はすべての人と恋愛してるのと同じって
当室では、 消毒・除菌・手洗い・マスク着用・換気・検温を徹底しています。
もう一つの日木の主張は、 周りの人々の心の成長を促し、 また現在の社会が抱える問題点を明確にするために、 自分は脳障害になったということです。
病気の意味と価値を考える場合、参考になる本があります。 日木流奈「ひとが否定されないルール」 この人は産まれてすぐ重度の脳障害になった人です。 日木は自分の脳障害は、自分の心が成長するために起こった
ドゥルーズ+ガタリ「千のプラトー」をゆっくり読んでいく 読書会を開きます。 予定では、3年間で。 週1回か隔週1回開催で、1回3時間くらい? 週1だと1回につき7~8ページ分になります。 個人的な課題として
コロナ感染防止のため東京都より休業要請が出ています。 要請を受けて5月6日まで休業いたします。 スカイプ等の使用をご希望の方はご連絡ください。
愛は まなざしの言葉 a だせなかった声を かわりに俯向いてさしだした いっぱいに泡だっている コップを受けとる腕の うぶ毛がやわらかくひかっていたから そこに目が凝ってしまった
詩を書いてみました。 幼稚園は楽しいよ 弟はまだ言葉をちゃんと喋れないから 目とか指とかをつかって からだ全部で何かを言おうとしているんだよね あたしの自転車によじ登ろうとしている弟をみて
「何があったとしても、命を奪われずにすんだのなら、 そのできごとは人をより強くするだけ。」 幼い頃に実の母親に凄まじい虐待を受けた体験を赤裸々に綴った著書 『"It(それ)"と呼ばれた子』で知られるデイ
以前、「通常の価値観や、社会的な常識や権威にとらわれず、事実にもとづいて自らの判断で決め、行動し、結果に責任を持つという生き方をしたり、しそうになったりすると、病気になります。」と書きましが、 灯台も
これはハートセラピーとは関係ないのですが、 困難なことにぶち当たれば、それを嬉しがったら良いとわかりました。 困難なこと、面倒くさいこと、煩わしいこと、嫌なこと、鬱陶しいこと、たいへんなこと、やる気
以前「43才でフリーターをしていて将来仕事や結婚がうまくいくと思っているのは、単なる妄想・甘すぎる希望的観測では?」と書きましたが、 女性は恋愛や結婚の相手を選ぶとき、 相手がチビやハゲであろうがどう
さて、毎度毎度の人ですが、 彼のように苦悶に耐えて感情の演技を2分間やり続けた場合、 し始めて12秒で眠ってしまう人とを比較したら、 単純に数字でいえば、10倍長い間しているのだから、 抵抗は10分の1の強さ
さて、いつもの人ですが、 本当にちゃんと宿題をしているのだとしたら、 精神力は相当に凄いものがあります。 セラピーの場でも感情の演技をするのですが、 苦悶の表情を浮かべ、辛さに悶えまくっているという
さて、いつもの人ですが、今度は、 「仕事に前向きに取り組もうと思ったこと」 「仕事がうまくいく(教員に正式採用される)と思ったこと」 などが病気の原因として浮上しています。 実際の出来事ではなく、頭
ほとんどの人は、自分の病気の原因として 何か高尚なこと、複雑なことだと考えたがります。 しかしほとんどの場合、原因は些細なこと、日常茶飯なこと、単純なことです。 前回の人ですが、彼の場合も、原因を何か
さて前回の人ですが、 https://plaza.rakuten.co.jp/senrisaya/diary/201909210000/ https://plaza.rakuten.co.jp/senrisaya/diary/201909030000/ 政党をやめようと思うこと又はやめたことが、 病気の原因だ
ムイシュキンは、恋愛で二人の女性の間で迷って、 どちらか一人を選べないので不幸になります。 なのでこれを克服しないと幸せになれないわけです。 選べないというのは、幼児性の現れで、そして未開・古代共同
さて前回の人ですが、 https://plaza.rakuten.co.jp/senrisaya/diary/201909030000/ 彼は30歳ころの数年間、労働の解放を目指す革命運動をしていたとのこと。 それでちょうど33歳頃からその政党をやめようと考
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静岡の渡辺先生の研究によると、 感情の演技での反応の強弱は、セラピストの側の意識によって大きく違うようになるようです。 反応の強弱は、セラピーの効果に大きく影響してきます。 そうすると、例えば
感情を伴わせたポジティヴなイメージ療法は、結局、感情の演技療法と同じですから、 やはり極めて強力な反応(抵抗)が現れない限り、 いくら続けても大きな効果はないということになりましょう。 5年10年と
イメージ療法、感情療法、ポジティヴ療法というものがあると思います。 感情の演技療法は、それらを発展させたものと考えた方が良さそうです。 この場合、課題が本人が意識で望んでいることにしか適用できないので
友ら去りにしこの部屋に、今夏花の 新よそほひや、楽しみてさざめく我等
感情の演技を一人で行うのは、危険です。 しばらく行って、おそらく半年ほど、 かなり強い反応(抵抗)が現れても、 寝落ちしたり、すっかりやるのを忘れてしまったりと 極めて強い反応が現れない限り、 その
味わい療法とは、症状をじっくりと味わうことによって、改善に導く療法です。 痛みや不快感、不安などを、おいしい料理のように楽しく味わい続けるわけです。 「痛みを感じてうれしい」という感情の演技をするのに
ハートセラピーは、感情の演技を3ヶ月から6ヶ月継続しないと効果が現れないわけですが、 継続できる方は3割程度です。 感情の演技は多くの方にとってとても辛いものです。 短期間のうちに、寝落ちしてし
人は自分のために生きるべきであるとのことです。 それは義務だと言えるでしょう。
彼の場合6年半ほども経って初めて寝落ちするという極めて強い反応が現れ、しばらくして中止になりましたから、速断するのは躊躇われます。 本人には自宅で感情の演技を続けるよう進言しているので、 も
ハートセラピーを最後の手段のように考えて長く継続される方がいますが、それは禁物です。 ハートセラピーにそこまでの力はありません。 1年ほど続けて効果が見られない時は、速やかに中止して、他の療法を試して
幸福否定理論や感情の演技療法を理解できる人は、ハートセラピーが合わない可能性が高いです。
ハートセラピーは「感情の演技」療法と同義ではありません。 抵抗の強い課題を見つけて、いくら「感情の演技」をしつこく続けても ツボに嵌まっていないと(病気の原因かそれに近い課題でないと) 病気は治りませ
しかしごく限られた例だとは言え、7年間もセラピーを受け続けて効果が1ミリたりともなかったというのは、一体どうした事でしょうか。 感情の演技をするのは、かなり苦しそうだったですが、その苦しみはまったく
「無職でも暢気にしていられること」に極めて大きな抵抗が見られ、その方向で治療を進めることにしていたのですが、 事情が変わり暢気にしていられなくなり仕事をしなくてはならなくなったそうです。 しかし
ハートセラピーで効果がほぼ現れない人の割合は、7割程度なわけですが、 その原因として考えられるのは、 1,病気の原因が幸福否定ではなかった。 2,治療者と患者が合わなかった。 3,治療者の能力不足
わが草木とならん日に たれかは知らむ敗亡の 歴史を墓に刻むべき われは飢ゑたりとこしへに 過失を人も許せかし 過失を父も許せかし これが萩原朔太郎の白鳥の歌です。 無惨というほかありません。 本当に
幸福否定により病気になるわけですが、 その時、病気になるかならないかは、偶然によって決まるようです。
一般的に言えば、努力するのは、幸福になりたいため、と言えるでしょう。 しかし実は、努力しているのは幸福否定の現れの場合があるようです。 つまり、努力するのが辛い場合は、努力すると幸福から遠ざかるという
まだ忘れていた記憶が出てきたわけではないので原因は不明なままですが、 もし暢気になれたことが病気の原因だとすると、 6年以上の長きに渡る治療の効果がなかったことの説明がつきます。 一応「本心では
これまでの自分も、これからの自分も、愛されなくてはならない。ぼくはぼく自身に、加担しなくてはならないのだ。
彼の治療に希望がみえてきました。 彼の場合、病気の原因は、「独自な生き方をすること」です。 確かに彼はかなり独自な人です。
①ストレスに打ち克てるようにする。ストレス耐性をつけるようにする。 この点では両説に共通しています。
病気の原因として、心理的なものでは、ストレス説と幸福否定説があります。 一見まるで逆なわけです。 二通りの原因がある可能性もないわけではないですが、やはりどこか不自然です。 しかし、以下の場合には、こ
病気の原因として、心理的なものでは、ストレス説と幸福否定説があります。
もしかしたら完全に見誤っていたのかも知れないという気がしています。 経済的に自立することに大きな抵抗のある人と推測して治療していましたが、 もちろん、それなりの反応は出るので、それもあるかもしれません
「おのれ」を抱えたまま堂々と生き幸せになるのは、 これまでの6年間の経過および現在の状況を考えて、 不可能もしくは極めて困難という結論に達しました。 このまま継続して今以上に不幸せな状況が続くと
人は人生のどこかで多かれ少なかれ分裂した心を持つようになります。 透谷はその分裂の度合いが相当激しかったようです。 劇詩「蓬莱曲」において、「我」と「おのれ」の分裂として表現しています。 我とは現
ハートセラピーというのは、どちらかといえば、治療法というより 受けることに生きがい、やりがい(受けがい)を感じて 長期に渡って継続する趣味のようなものと思います。 その過程で治れば嬉しいことですが
生きる理由をなくしたとき 生き 死にちかく 死ぬ理由をもとめてえられない ぼくはこれから 異数の世界へおりていくところ
ドストエフスキーの罪と罰 一読しただけでは、ラスコルニコフの罪は殺人で罰は流刑と見誤りますが、よく読んでみると、そうではなく、 罪は孤立していること、つまり愛情否定で、その罰が殺人とその後の彼の心理
小説「アメリカの夜」は阿部和重という現代作家の処女作です。 この小説には心の実相についての深い認識が披露されています。 驚くことに作者25才の作です。 中原中也などもそうですが、一流の文芸家は若年