○1-0 巨人(25回戦) 9月最終日にして今年初の3連戦3連勝、5月以来の月間勝ち越し、そして5年ぶりの巨人戦勝ち越しと、今日の試合が持つ意味はとても多かった。カードが始まる前には優勝が完全消滅の文字も踊っていたところからの3連勝なだけに、中5日でマウンドに登る竜のエースが並べた7つの「0」がもつ意味は、ただの1つの勝利以上の重みがあった。 今日の試合が終わった時点での大野雄大の防御率は2.82。これまでのペースで投げれば次回登板にも規定投球回に到達する。プロ入団から11年目で7回目の規定投球回、そして5度目の防御率2点台以下という偉業も見えてくる。 そんな偉業が見えていながらも今シーズンの…
○5-0巨人(24回戦) 「藤井淳志、引退」 今朝目を覚ますと、秋を強く実感するニュースが流れていた。同一球団で16年。大学、社会人を経て40歳まで奮闘を続けたプロ野球生活に敬意を表したい。 実にプレーが映える選手だった。ルーキーイヤーとなった2006年の開幕2戦目、左中間へのライナーをダイビングキャッチした際には無限の可能性を抱いたものだ。お疲れ様でした。 文句なし 去る人がいれば、必ず誰かが出てくるのがプロ野球。昨日一軍昇格を果たした岡林勇希が8番・レフトで先発起用された。絶対的な存在の大島洋平が約10年君臨し続けるセンターを除き、ドラゴンズの外野陣に不動のレギュラーはいない。 現在は大御…
○5-2巨人(23回戦) 巨人との9月最後の本拠地シリーズGame 1は接戦を制した。先発・柳裕也が投げては8回1失点10奪三振の快投、打ってはチーム31イニングぶりの得点をもたらす犠飛を放った。そして1-1で同点の8回には、福留孝介、木下拓哉の2ラン2発で突き放した。 9月28日のD×G戦 9月28日、本拠地での巨人戦。これにピンとくるのはオールドファンが多いだろう。この日のD×G戦は不思議なことに名場面、印象的な試合がナゴヤ球場時代から度々あった。 まずは1982年。9回4点ビハインドから怪物・江川卓に襲いかかり同点、続く10回に大島康徳がサヨナラ打を放った大逆転劇。この白星で優勝への “…
中日ファンのための読書感想文⑤『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』
「本、読んでますか?」 若者の活字離れが叫ばれて早幾年。町からは書店が消え、電子書籍も今ひとつ定着しているようには思えない。今や一部好事家の嗜みに成り下がった読書だが、かつては映画と並ぶ最高のエンターテイメントだったのだ。楽しいだけでなく、文化的な香りも漂う知的な娯楽。未曾有の事態に見舞われた今だからこそ、持て余した時間を使って良質な本を読もうではないか。5冊目『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』 今年で落合博満がドラゴンズの監督を退いて10年が経つ。その節目だからなのか、「落合本」が相次いで発刊されている。落合本人によるエッセイ集『戦士の食卓』に、落合シンパのねじめ正一氏が綴った…
●0-16ヤクルト(21回戦) 今月2度目の9連戦、ラストゲームは記録的な大敗を喫した。16失点は今季ワースト、同一カード3連戦すべて無得点は1981年以来40年ぶりの屈辱である。 現地ファンの目がほぼ死んでいた 昨日と今日は神宮球場現地で見届けた。ジャリエル・ロドリゲスの熱投に沸いた昨日に対し、今日は途中から周りのファンの目がほぼ死んでいた。ドアラの来場で多少なりとも留められたかもしれないが、途中で投げ出してもおかしくない。それぐらい残念な試合で、冷たい秋風が心身に沁みた。 選手たちにも疲れの色が濃く見えた。木下拓哉のスローイングが何度も乱れたり、京田陽太が珍しく明らかな悪送球をしたり……。…
△0-0ヤクルト(20回戦) この時期の神宮球場は乙なものだ。夏の日差しが和らぎ、週末は秋晴れの下、東京六大学野球秋季リーグ戦が開催されている。本日のようなプロ併用日は、大学野球の第二試合終了とともに球場の外が再び騒がしくなる。 段々と早まる夕暮れ時、日中とは別の表情を見せ始める “学生野球のメッカ” には唯一無二の趣を感じるものだ。 ミッションインポッシブル? 「8番・捕手 桂依央利」。 首脳陣はここ2試合ノックアウトとなっていたジャリエル・ロドリゲスの女房役を代えてきた。正捕手・木下拓哉でもなく、同郷のアリエル・マルティネスでもない。敢えて背番号68を起用したのは、これまでとは異なるゲーム…
●0-3ヤクルト(19回戦) 2時間26分。映画としては少し長めの上映時間だが、つまらない映画をダラダラと観ることほど退屈なものはない。抑揚のない展開。ハラハラするシーンも、予想外のことも何ひとつ起こらず、淡々とエンドロールを迎える。今季のドラゴンズは評価の低い駄作を延々と垂れ流す、マニア向けの名画座のような趣さえある。 ただ一方で、こんな至言もある。 「どんなつまらない映画でも、よかったシーンが一個でもあれば “いい作品だった” と呼べる」 誰が言ったかは失念したが、聞いたときは「なるほど」と膝を打ったものだ。年に何十本と映画を観ていても、おもしろい作品に出会える機会はそう多くはない。多少な…
△3-3阪神(20回戦) 1死満塁、サヨナラの場面で木下拓哉がダブルプレーで引き分けと、何ヶ月か前にも同じような展開でガックリしながらブログを書いたなあ……と振り返りつつ筆を執っている訳だが、前回と大きく違うのは追いつかれての引き分けではないことだ。しかも相手は抑えのスアレスから安打を集めて奪っただけに、速い球を苦手とする中日打者陣の意地を見せてもらったようにも思える。 試合消化も120試合に到達し、昨年の貯金5に並ぶには残り23試合で20勝を必要とするが、一つでも多く勝ち星を積み重ねてシーズンを終えてほしい。 2番高松起用に見える采配の裏側 相手先発はルーキー伊藤将司。左打者を苦手とする青柳…
○2-1阪神(19回戦) 竜の4番・ビシエドが球団史にその名を刻んだ。初回2死一塁の第1打席に青柳晃洋から適時二塁打を放ち、これが球団外国人安打数記録のタイに並ぶ通算765安打目となった。これまでトップに君臨していたはアロンゾ・パウエルといえば1994〜96年に3シーズン連続で首位打者に輝いた球史に残るヒットマンだ。そのパウエルの眼前で達成した記念すべき一打は、低い弾道で右中間を襲うビシエドらしい打球だった。 来日6年目、積み重ねた765本のヒットは、誰よりも名古屋を愛した助っ人の努力の航跡に他ならない。試合後におこなわれたパウエルコーチを伴ってのツーショット撮影は古参ファン垂涎のシーンであり…
●2-3阪神(18回戦) 首位・阪神を迎えての本拠地シリーズGame 1は、接戦をモノにできず競り負けた。先発・柳裕也は6回までに2点を失うも、同期入団の京田陽太が黒星を消す同点打。このまま引き分け、もしくは今季初のサヨナラ勝ちの可能性もチラついた9回表、守護神ライデル・マルティネスが勝ち越しを許した。 1週間前と全く違うチームに 5連勝の後の5連敗。まるで8連勝から8連敗を喫した2年前の夏のよう。精神を保つのが大変だ。 野球も遊園地も「ジェットコースター」が苦手である。一度浮いたなら浮いたままが良いに決まっているし、落ちるにしても少しずつ落ちてほしい。急上昇・急落下して寿命が縮み上がるぐらい…
●0-6DeNA(20回戦) まるで昨日の悪夢を見ているかのような試合内容。2試合連続で桑原将志に先頭打者ホームランを浴び、その後も失点を重ねて序盤で大勢が決まってしまった。 先発・小笠原慎之介はストレートも変化球もからっきし。立ち上がりから苦しむ左腕に対して、DeNA打線は容赦なく “マシンガン” を連射した。 「栄光に向かって走る~♪」の陰で 今シーズン途中、ロッテに移籍した加藤匠馬が新天地で居場所を掴んでいる。昨日は3年目左腕・小島和哉の完封をアシスト。本日は4投手の継投によるシャットアウトゲームを演出した。 パ・リーグ首位のチームで、ここ最近は主戦捕手として存在感を増している。名古屋で…
●1-9DeNA(19回戦) 敵地でのDeNA戦Game 1は大敗。今月2度目の9連戦は連敗スタートとなった。 極上のエンタメと「なりえる」素質 ジャリエル・ロドリゲスは、極上のエンターテイメントになりえる投球の素質を持つ。あくまで極上に「なりえる」なので、今は発展途上。毎回ハラハラする、という意味ではエンタメの一種なのかもしれない。 常時150km/h超を計測かつ不規則に動く速球、縦変化の大きいスライダーは、ドラゴンズ投手陣の中でもトップクラスの質を誇る。状況に応じてオーバースロー、サイドスローを投げ分ける投球術もなかなかのものだ。 ただ、気性の荒さが現れるのが玉に瑕。乱調癖もあるため、一度…
●0-1阪神(17回戦) 台風接近に伴い、中止となった昨日の阪神戦。試合がなかった翌日の中日スポーツにはドラフト会議の話題が上った。本塁打数がリーグ最下位に沈む球団の関心は、大学球界を代表する強打者にあるようだ。 だがシーズンが終わったわけではない。選手たちは目の前の試合に集中するだけだ。 圧巻 10連戦改め、9連戦の初戦はドラゴンズ・大野雄大と阪神・高橋遥人、両左腕の先発で始まった。大黒柱が登板するだけに、ドラゴンズとしては是が非でも落としたくない試合。しかし対戦相手の投手を聞いた瞬間、嫌な予感がした。 実のところ、高橋とドラゴンズには浅からぬ因縁がある。きっかけとなったのは、2017年3月…
「宏斗、目指せ10.14 1軍デビュー!」 8月31日付の中日スポーツでは、1面でドラフト1位ルーキー・高橋宏斗の特集が組まれた。チームが振るわないシーズンの終盤になると、若手の抜擢を期待するのはいつの時代も同じだ。 歴史を遡ると2001年、5位に終わったシーズンで、ドラゴンズは一人の投手に光を見出している。本日9月16日は、その投手が一軍デビューを飾った日。多くの野球ファンから伝説の投手として語り継がれている男の初登板直前までの足跡を辿っていこう。 偶然の産物 時は2000年。ドラフト会議の主役は、同年のシドニー五輪に出場した山田秋親(立命館大)だった。スリークォーターから150キロ超えのス…
●3-5広島(22回戦) 長かった9連戦が終わった。敵地広島での初戦を大逆転負けで落とした時は、先が思いやられたが、気が付いたら5連勝。昨年同様、“反撃の秋” になりつつある。 本日も序盤から主導権を握る横綱相撲で6連勝を飾り、大型連戦を締めくくるはずだった。ところがどっこい、そうそう都合よく事は運ばない。伏兵・正随優弥の打球はあっという間にレフトスタンドへ到達。3番手・福敬登は1球に泣いた。 浦島太郎にはならないで 本日のトピックは何といっても先発・笠原祥太郎だ。昨シーズンは一軍登板なしに終わり、今シーズンも開幕から二軍暮らし。先発の駒が足りなくなるこの時期にやっとお声がかかる格好となった。…
○10-1 広島(21回戦) 9連戦の8連戦目。打線が繋がり5連勝。これほどゲームに内容がある試合ともなると、何を書いて良いのか逆に困ってしまうという嬉しい悲鳴が心の中であがっている。 光る松葉の好投 このブログでも何度かスポットライトが当たっている、昨年7月の松葉貴大の初登板。ボロボロだった投手陣が一気に立て直すキッカケを作った、8年ぶりAクラスの影の立役者だ。今年は開幕からローテーション入りを果たしたが、3巡目に捕まるという悪い意味で昨年と変わらないピッチングが続き交流戦前に二軍調整となった。 そして1ヶ月余りの二軍生活を経て戻ってきた松葉は……相変わらず3巡目に捕まっていた。だが、開幕直…
○1-0ヤクルト(18回戦) 自チームのアウト判定を確定させるためにリクエストを行い、結果として「4-3-6-3-6-3-2」という奇妙なダブルプレーをもって試合終了……。だが、ヤクルトの高津臣吾監督の抗議は収まらなかった。帰らないランナーにバットを振り続ける打者。判定は変わらなくとも、現場の責任者として敢えてファイティングポーズを「見せる」ことで連敗したチームを奮い立たせることも必要なのだろうな、と考えてしまった。 小笠原、大人のピッチング 先発の小笠原慎之介は6月のロッテ戦でも最終回にリクエストによるプレーで勝利の瞬間が失われ、前回登板も5点差をひっくり返されるなどゲームセットの瞬間に度々…
○9-5ヤクルト(17回戦) 昨夜、遠く離れた英国・マンチェスターでの「王の帰還」の知らせは、瞬く間に全世界を駆け巡った。マンチェスター・ユナイテッドに2008-2009年シーズン以来の復帰を果たしたクリスティアーノ・ロナウドが早速の2ゴール。クラブの絶対的エースとして君臨したサッカー界のスーパースターは、再びファンの期待に応えたのだった。 この日は極東の島国で同様の事が起こった。場所はバンテリンドーム。王の名は福留孝介という。プロ野球界で一時代を築いた男は、7回裏に起死回生の同点ツーランを放った。 感情を爆発させたロナウドとは対照的に、福留は顔色を一切変えることなくダイヤモンドを一周した。「…
○5-4巨人(22回戦) 「911」から20年。ちょうどあの時期に荒木雅博と井端弘和の二遊間が1、2番でスタメンに座ることが増えだしたのを思い出す。まだ「アライバ」という呼称は付いていなかったが、それまでのドラゴンズの無骨なイメージとは違ったスタイリッシュな二人のプレースタイルに新時代の到来を感じたものだ。 時代はひと回り、いやふた回りして、今ファンを久しぶりに心底ワクワクさせている若者がいる。背番号「45」、土田龍空だ。まだ18歳ながら今月3日に一軍合流。溝脇隼人の故障に伴う緊急昇格という意味合いが強かったものの、昨夜の攻守にわたる衝撃的な活躍を見てしまえば、スタメン起用を期待せずにはいられ…
○10-1巨人(21回戦) 9連戦の4試合目、巨人とのシリーズGame 1は快勝。打線は今季初の2ケタ得点、1試合4本塁打をマーク。京田陽太が2ホーマー、ルーキー土田龍空はプロ初打点となる2点タイムリー二塁打とお祭り状態だ。投手陣もソロアーチの1失点に抑え、シーズンベストゲームのひとつと言えよう。 アンニュイな苦笑い 芸術点の高い跪き(ひざまずき)だった。 ドラゴンズ3点リードの4回裏、先発・大野雄大が岡本和真に36号ソロを浴びた。渾身の直球を捉えられた瞬間、左膝から崩れ落ちて跪く姿はショッキングなものだった。一方で、あまりにも綺麗な崩れっぷりに心なしかスッキリもした。 立ち上がりから、大野の…
●5-12広島(20回戦) 実に便利な時代になった。動画配信サービスが充実したことによって、見逃した番組も往年の名作ドラマも容易く視聴できる。最近は『恋ノチカラ』をお供に帰りの電車に揺られる日々を過ごしている。初めて味わう作品ではないが、主演の深津絵里と堤真一のキャラクターは何度見ても魅力的だ。大手広告代理店から独立したクリエイター貫井功太郎(堤)が、人違いで本宮籐子(深津)を雇ってしまうことから始まる物語はいつの時代も眩しく映る。 隣の芝は青く見える フィクションであるドラマとは異なり、ドラゴンズは厳しい現実を突きつけられている。本日の敗戦で同率最下位に転落。火曜日からの3連戦で光っていたの…
○4-1広島(19回戦) 「ぼくはなにも言うことがない。頭の中が真っ白になったというか、今のこの状態ではなにか書くとかしゃべれというのは酷というものだ。きょうは勘弁してほしい。こういう負け方はぼくも初めてなんだから。いったいなにが起きたんだ」 25年前の1996年6月27日、ドラゴンズは4点リードの9回に一挙5点を失って逆転負けを喫していた。奇しくも同じ広島戦。違うのはサヨナラ負けでは無かったことだけだ。上の嘆きのようなコメントは、星野仙一監督が試合後に自身のホームページ「HOSHINO★EXPRESS」に投稿した一文である。ちなみにこの試合の最後を締めたのは何を隠そう現広島監督・佐々岡真司だ…
●7-8広島(18回戦) 広島とのビジターシリーズGame 1は9回4点リードをひっくり返され、逆転サヨナラ負け。打線は16安打を重ねて7得点を挙げるも、守護神ライデル・マルティネスが崩れた。 9連戦の最初からタフ過ぎる結末 坂倉将吾が振り抜いた打球はそのままライトスタンドへ消えた。逆転サヨナラ3ランだ。ほぼ手中に収めていたはずの勝利はカープへと渡っていた。 マツダスタジアムは興奮の坩堝。真っ赤に染まったカープナインが歓喜の輪を作る。傍らで三塁側ベンチに戻る選手たちを、目を充血させながら迎える与田剛監督。コントラストが強すぎて、見ていられなかった。 木下雄介さんの追悼試合を経て、本日から始まっ…
○2-0DeNA(18回戦) 先月3日に亡くなった木下雄介さんの追悼試合として開催された今日のゲーム。現役選手の訃報というあまりにも悲しいニュースから一ヶ月。未だに気持ちの整理が付かない中でおこなわれたセレモニーには故人のご家族も出席されていた。大型ビジョンに映し出されたありし日の木下さんの勇姿に人目もはばからず号泣する選手達。セレモニーの終盤には、二人の幼いお子さんによる見事なセレモニアルピッチも披露された。 その後木下さんの登場曲である『黄金魂』が流れる中、チームメイトにハイタッチで迎えられる「98」を付けた小さな背中を見ていたら、いつまでも泣いてちゃいかんなとようやく前向きな気持ちになる…
●1-3DeNA(17回戦) DeNAとの9月最初の本拠地シリーズGame 2は逆転負け。「ウノゼロ勝利」を収めた昨日に続き初回に先制したものの、虎の子の1点を守り切ることができなかった。 藤井風に魅了されてから、試合へ突入 試合開始30分前、Twitterのトレンド1位は「#藤井風」だった。今や日本のミュージックシーンを語る上で外せないアーティストの一人である。 この日、彼の無観客ライブが日産スタジアムで行われ、その模様がYou Tubeで生配信されていた。『中日スポーツ』によると同時視聴者数は17万にものぼり、反響の大きさは相当なものだったようだ。 筆者も視聴していたが、グランドピアノ1台…
○1-0 DeNA (16回戦) 守護神、R.マルティネスが危なげない投球でゲームを締めくくり、スミ1での勝利を手にした中日ドラゴンズ。チーム防御率はリーグでもダントツの3点台前半で、2点台も視野に入るようになってきた。 これが俺たちのエースだ! 先発の大野雄大。ここまで4勝8敗と乗り切れずにシーズンを過ごしてきている。去年、一昨年は影を潜めていた大野の悪癖でもある勝負球が甘く入る場面が今年は多く、8敗のうち4敗はQSを達成していながらも負けがついている。 だが、今日のピッチングは昨年の沢村賞投手・大野雄大そのものだった。序盤のストレートは150キロに迫り、右打者には変化量の大きいツーシームを…
●1-2阪神(16回戦) 目を疑うような光景だった。同点に追いつかれた直後の6回1死一塁。サンズの打った打球はショート正面を突くなんでもないゴロ。誰もがゲッツーだと思った。MBSラジオの八木裕解説員も「プロだから。草野球じゃないからゲッツーだと思うよネ」とタメ口で振り返った、おあつらえ向きのゲッツーコースだ。おそらくマウンドの松葉貴大も内心ガッツポーズしたことだろう。 ところが、である。打球は京田陽太の差し出したグラブには収まらず、レフト前へと転々。ファンブルや取り損ねならともかく、年に一度あるかどうかの珍プレー・トンネルがここで出てしまった。チェンジのはずが一転してピンチ拡大となり、あとを受…
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