エースの矜持
○1-0 巨人(25回戦) 9月最終日にして今年初の3連戦3連勝、5月以来の月間勝ち越し、そして5年ぶりの巨人戦勝ち越しと、今日の試合が持つ意味はとても多かった。カードが始まる前には優勝が完全消滅の文字も踊っていたところからの3連勝なだけに、中5日でマウンドに登る竜のエースが並べた7つの「0」がもつ意味は、ただの1つの勝利以上の重みがあった。 今日の試合が終わった時点での大野雄大の防御率は2.82。これまでのペースで投げれば次回登板にも規定投球回に到達する。プロ入団から11年目で7回目の規定投球回、そして5度目の防御率2点台以下という偉業も見えてくる。 そんな偉業が見えていながらも今シーズンの…
2021/09/30 22:14