文科省統計をどう読むか(その1)~不登校34万6482人(2023年度)が語るもの
「不登校統計」が示す「不登校」と、そこから見えてくる学校の現状 「年間欠席日数が30日以上」という基準 「不登校」は、文科省の調査で「年間の欠席日数が30日を超える」ことで統計の対象になるという一定の基準があります。 遅刻早退が多くあったとしても。出席日数は少しでも多くカウントしてあげたいのが教員側の心情でしょう。(部活動だけの参加や、SC(スクールカウンセラー)の面接だけに登校するなどを頑なに「出席」認めない一部の教員はいますが)そういう意味でも子どもが登校した日数がほぼ正確に記録されていると考えられます。 したがって「不登校」は、年間200日ほどの要出席日数のうち30日以上、約15%以上の…
2024/12/11 09:34