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#4293 ぬばたまの夜霧に隠り遠くとも妹が伝へは早く告げこそ
令和6年7月7日(日) 【旧 六月二日 先勝】・小暑 温風至(あつかぜいたる)一本の細書キを購ふ小暑かな ~勝又一透(1907-?) 最近はあまり出さなくなった暑中見舞いですが、本来これを送るのは「小暑」と次の「大暑」の間。一本の細筆を買われたのも暑中見舞いを書くた
令和4年7月8日(金) 【旧 六月一〇日 先負】・小暑・温風至(あつかぜいたる)あつき夜をのゝしりいそぐ女かな ~石橋秀野(1909-1947)『桜濃く』 奈良県出身の俳人、石橋秀野《いしばしひでの》は文芸評論家山本健吉(本名は石橋貞吉)の妻。中学時代に俳句を高浜虚子に、