【シン・仮面ライダーの原点…かもしれない】流星課長【多分チガウ】
《通勤には2種類の人間しかいない。それは、勝って座る人間と、負けて立つ人間である。これは陰気な戦場、通勤電車で常に座り続けた伝説の中間管理職の物語である》 (オープニングナレーションby小林清志)ドアが開くと同時に始まる席取りバトルロワイアル。その流れには決して乗らず、慌てず騒がず、しかし加速装置のような素早さで隙間から隙間を縫って飛ぶ。『あれは?』 『流れ星か?』 『いや…中間管理職だ!』 どんなラッシュでも流れ星の如く流麗な動きで必ず座る伝説の中間管理職、その名は、「流星課長」(2002年/庵野秀明監督)僅か13分。アナログ特撮の玉手箱。流星課長は松尾スズキ、彼に接近する謎の女・自動ドアの…
2022/09/01 11:01