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田舎好みと20に80着物②-1 和裁士さんのお店の色彩感覚 母の嫁入り道具の色と年齢
今回は、和裁士さんのお店の色と年齢や色彩感覚、20に80着物のお話です。 前記事に書いたように、田舎の呉服屋さんの嫁入り支度では、一生買い替えないで済むように最初から地味なものを誂えるという「20に80着物」という基準があります。 また、田舎の色彩感覚には農村文化が強く影響しており、農村では江戸時代に衣服の色彩が紺・黒・茶しか色がなかったたため、とても地味な色彩感覚を持っているようで、田舎の呉服屋さんは...
田舎好みと20に80着物②-2 和裁士さんのお店の色彩感覚 伝統芸能の色と年齢
(前回からの続き) 次に、ネットで東京・京都・大阪のブロガーさんの着物の色柄を見たり、テレビや着物雑誌で見ていると、やはり和裁士さんのお店の基準は、全国的な基準とは違うようだわかってきました。 私自身も色々な呉服屋さんで色と年齢の話を聞くうちに違和感を感じるようになりましたし、テレビや雑誌で他の女性の着こなしを見ていても、和裁士さんのお店のような着こなしはしていないのです。 例えば、江戸時代から...