『ハリウッド映画の終焉』(宇野維正)

『ハリウッド映画の終焉』(宇野維正)

『ハリウッド映画の終焉』(宇野維正)配信プラットフォームの普及、コロナ禍の余波、北米文化の世界的な影響力の低下などが重なって、製作本数も観客動員数も減少が止まらない。メジャースタジオは、人気シリーズ作品への依存度をますます高めていて、オリジナル脚本や監督主導の作品は足場を失いつつある。「ハリウッド映画は、このまま歴史的役割を終えることになるのか?」をテーマに、16本の映画から読み解く。うなずけるところとそうではないと思うところが混在するが、教えられることも多々あり、好奇心を刺激された。()は自分が付けた見出し。第一章#MeTooとキャンセルカルチャーの余波『プロミシング・ヤング・ウーマン』─復讐の天使が教えてくれること(男性には考えつかないようなユニークな視点で描かれた)『ラストナイト・イン・ソーホー』─...『ハリウッド映画の終焉』(宇野維正)

2023/12/24 21:11