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外乱に対する歩行の安定性と受動歩行:多賀厳太郎『脳と身体の動的デザイン 運動・知覚の非線形力学と発達』第2章メモ2
前回は神経系に引き込みによる自己組織性を与えて実験してみた、というところまででした。今回はそれに続いて、外乱に対する歩行の安定性や受動歩行を、非線形科学の用語を使って説明しよう、という内容です。以下、だいたいの要約ですが、今回も図は省略します。「グローバルエントレインメント」モデルでのシミュレーション実験をいくつか行いました。体の一部をおしても何歩かよろけたあともとに戻ることや、斜面の傾斜に合わせ...