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ゼウスが開いたぺレウスとテティスの結婚の祝宴にほとんどの神様が招待されたのですが、争いの女神、エリスだけは招待されませんでした。 怒ったエリスは披露宴の会場に、黄金のリンゴを投げ入れます。ただし、黄金のリンゴには「もっとも美しい女神様へ」と書かれていました。 さすが争いの女神。案の定、そのリンゴには三つの手が伸びました。女神たちの名は、ゼウスの妻である「神々の女王」ヘラ、「知恵の女神」アテネ、「愛と美の女神」アフロディーテです。みなさん、ご自分の美貌に自信満々の方々ばかりです。三人とも、「わたくしが一番美しい女神よ!」と言って、譲ろうとしません。 そこでヘラが提案します。「それでは、ゼウス様に…