工業簿記2級(34)財務諸表3
問題17-3.4.5 引き続き、製造原価報告書の作成ですが、製造間接費が予定配賦になっているだけです。 問題が簡単なのと、キリが良いので、17-3~17-5まで進めました。 昨日までは、T勘定を描いて金額を求めていましたが、慣れてきたら、上から順に必要な数字を使って、分かるところから埋めていくという手法を使うと良いと思います。 使った金額にチェックを入れるとか線で消すとかすると、使用漏れが無くなりますね。 例として、労務費の消費額を計算する場合、本来は仕訳をイメージしながら考える訳ですが、慣れてくると無意識で手が動くようになるかと思います。 以下の3つの仕訳が、無意識で頭に浮かんで、「労務費」のT勘定が無意識でイメージできて、無意識で手が計算を始めるという感じですね。 前月未払:未払労務費 150 / 労務費 150 当月支払:労務費 1,000 / 〇〇〇 1,000 当月未払:労務費 100 / 未払労務費 100 当月支払1,000+当月未払100-前月未払150=当月消費950 製造間接費の配賦は、 問題17-3:不利差異70,000なので、最終的には売上原価に加算することになります。 C/Rでは、減算することになりますが、予定配賦額を先に記載すれば、分かるかと思います。 問題17-4:有利差異47,500なので、売上原価から控除することになります。 問題17-5:不利差異500なので、最終的には売上原価に加算することになります。 仕訳は、指定科目に従えば、特に難しいことはないと思います。 第〇章が苦手だと思ったら、その章が一とおり終わってから、再度、同じ問題で良いので、スラスラ解けるまで繰り返してみてください。 再度というか、何度でもです。 それでも難しいという方は、基本の3級が完全でないということになるので、3級に戻って、学習をし直されたほうが、合格への近道です。 3級の模擬問題は、いつやっても満点取れるという状態にしてから、2級の学習をされたほうが良いです。 2級は、必ず努力の量に比例します。 諦めかけている方も、頑張ってくださいね。 (#^.^#)
2023/05/15 01:24