彼女が好きすぎる!彼女の写真!!この瞬間が、いつか宝物になる:過去日記番外編
「はあ〜、今日はもう何もしたくないって日、正式に認定しまーす」 そう言ってマユミは、ソファにダイブした。くたっと横向きに寝転んで、足を伸ばして寛いでいる。 「だらしないの禁止とか言わないでよ、ヒロ」 「……言わないよ。むしろ、好き」 「何それ。へんなの」 そう言いながらも、嬉しそうに鼻の頭をちょっとだけ指で掻いた。 家では完璧じゃないマユミが、なんだか一番かわいい。そんな風に思えるのは、きっと結婚したからなんだろう。 ふと、ボクはカメラを手に取った。昔から使ってるコンデジ、RICOHGRDigital、マユミの写真はコレで2,000枚は撮った、ほとんど会社で。 結婚してからは家の中のがほとんど…
2025/05/14 07:51