渋谷の謎めいた美建築物、三基商事ビルが解体へ… 直前に記念撮影!!
渋谷駅近くの路地を入ったところにある、存在感を放っている建物があります。古代遺跡のような変わった形をしていて、謎めいた美建築物。ミキプルーンで知られる三基商事の旧東京支社ビル。(住所:東京都渋谷区渋谷3‑9‑7)この謎めいた建物が、来週から解体される...とのことで、私は現地に出向き、写真に収めてきました。設計は竹中工務店(永田祐三さん)が手がけ、1985年に竣工された建物。1980年代のバブルに向かう時期ですから、余裕のある実験的な建築精神が発揮されたのでしょう。今では、このような実験的な余裕のある建築物を立てる遊び心を持つのは難しい時代なのかもしれません。一方、渋谷では大規模再開発が進んでおり、近代的な高層ビルがどんどん立っており、新たな個性の発揮という意味では、勢いは衰えていなそうです。三基商事の東京支社も、その再開発ビルの一つ、ヒカリエに移転しています。
2025/06/22 17:37